JP2535916B2 - 遠隔制御信号発生装置 - Google Patents

遠隔制御信号発生装置

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JP2535916B2
JP2535916B2 JP62139594A JP13959487A JP2535916B2 JP 2535916 B2 JP2535916 B2 JP 2535916B2 JP 62139594 A JP62139594 A JP 62139594A JP 13959487 A JP13959487 A JP 13959487A JP 2535916 B2 JP2535916 B2 JP 2535916B2
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和人 長沼
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明遠隔制御信号発生装置を以下の項目に従って説
明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術 a.一般的背景 b.1つの共通操作釦の多様化 c.1つの共通操作釦が複数の選択機能を有したリモート
コントローラの一例[第13図] D.発明が解決しようとする問題点[第13図] E.問題点を解決するための手段 F.実施例 F−1.第1の実施例[第1図乃至第6図] a.ケース[第1図乃至第6図] b.押釦[第1図乃至第6図] b−1.構造 b−2.操作機能[第1図乃至第3図] c.操作面上の表示要素 d.モード切換板[第1図、第2図、第4図乃至第6図] d−1.構成 d−2.ケースへの支持及び動作 e.接点、モード切換スイッチ [第5図、第6図] e−1.接点 e−2.モード切換スイッチ f.操作[第1図、第2図] f−1.マニュアル操作[第1図] f−2.プログラム操作[第2図] F−2.第2の実施例[第7図、第8図] a.構成 b.動作 F−3.第3の実施例[第9図、第10図] a.構成 b.動作 F−4.第4の実施例[第11図、第12図] a.構成 b.動作 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な遠隔制御信号発生装置に関する。詳し
くは、制御信号を発生せしめるための複数の操作子を有
すると共に該操作子が配置された操作面の操作子に各別
に対応した位置に前記制御信号の内容を表象する表示要
素が設けられており、複数の操作子のいずれかを操作す
ることによってその表示要素に対応した内容の制御信号
が発生する遠隔制御信号発生装置、所謂リモートコント
ローラに関するものであり、1つの操作子がそれぞれに
異なる制御内容を有する複数の制御信号を選択的に発生
せしめることができるようにして必要な制御信号の数の
割には操作子の数が少なくて済み、しかも、操作面に現
われている表示要素の内容と発生する制御信号の内容と
を常に一致させることができるようにして誤動作が生じ
ないようにした新規な遠隔制御信号発生装置を提供しよ
うとするものである。
(B.発明の概要) 本発明遠隔制御信号発生装置は、制御信号を発生せし
めるための複数の操作子を有すると共に操作子に各別に
対応した位置に前記制御信号の内容を表象する表示要素
が設けられており、複数の操作子のいずれかを操作する
ことによってその表示要素に対応した内容の制御信号が
発生する遠隔制御信号発生装置において、全部又は一部
の操作子にそれぞれに異なる2つの制御信号を一つづつ
選択的に発生せしめる機能を持たせると共に操作子が配
置された面の上記操作子と格別に対応した部分の互いに
所定の方向へ離間した2つの位置に上記2つの制御信号
の内容を表象する2つの表示要素を各別に設けかつ操作
子の操作によって発せられる制御信号を選択するための
切換スイッチの切換動作が前記2つの表示要素を選択的
に現出せしめる表示切換部材によって行なわれるように
し、それによって、必要な制御信号の数の割には操作子
の数が少なくて済み、しかも、操作子に対応して現われ
ている表示要素の内容と発生する制御信号の内容とを常
に一致させることができるようにしたものである。
(C.従来技術) (a.一般的背景) 今日、電子機器、特に、テレビジョン受像機(以下、
「TV」と言う。)やビデオテープレコーダ(以下、「VT
R」と言う。)等の映像機器あるいはオーディオテープ
レコーダやコンパクトディスクプレーヤ等の音響機器等
の電子機器の多くは、これら電子機器の操作面に設けら
れている操作子を操作することによって所定の動作を行
なわせることができると共に当該電子機器とは別体の操
作手段を備えた遠隔制御信号発生装置、所謂リモートコ
ントローラを操作するこによっても所定の動作を行なわ
せることができるようになっている。
そして、前記した映像機器等が有する動作機能の数
は、その基本的なものだけでもかなりの数に上り、更
に、近時においては、その機能の多様化が加速度的に進
んで来ている。
そして、この種の電子機器の操作面やそのリモートコ
ントローラの操作面に設けられる操作子、例えば、押釦
の数は、通常、当該電子機器が有する動作機能のうち操
作する物が選択することができる機能(以下、「選択的
機能」と言う。)の数と同じ数だけ必要になる。
また、単一のリモートコントローラで複数の電子機器
を操作できるようにするためには、そのリモートコント
ローラの操作面に、複数の電子機器がそれぞれ有する前
記選択的機能の数の総数と同じ数の種類の信号を選択的
に出力する回路を設ける必要があると共に、その操作子
の数も基本的には上記総数と同じ数必要になる。
このため、電子機器の選択的機能が多くなるに従って
リモートコントローラに設けられる押釦等の操作子の数
が増え、また、複数の電子機器を操作するリモートコン
トローラにおいてもその操作子の数が非常に多く必要に
なり、場合によっては数10個あるいはそれ以上の数の操
作子を設けなければならないことになり、そして、操作
子の数がこのように多くなって来るとリモートコントロ
ーラの形状が大型化し、かつ、重量が増え、また、操作
ミスを起し易くなるという問題がある。
(b.1つの共通操作釦の多様化) そこで、当該リモートコントローラが選択すべき機能
の数が多くても、その選択を行なう操作子の数が少なく
て済むようにするために、所定の操作子が操作されるこ
とによって所定の制御信号を出力する回路を複数種のモ
ード回路、例えば、TV用の制御信号を出力する1つのモ
ード回路とVTR用の制御信号を出力するもう1つのモー
ド回路、あるいは、1つの電子機器に対する操作を所謂
マニュアル操作によって行なうマニュアルモード用の回
路と予めプログラムした内容に従って動作させるプログ
ラムモード用の回路に分けると共に上記複数のモード回
路のいずれか1つを働かせるモード切換スイッチを設
け、同じ操作子を操作してもそのとき選択されているモ
ード回路の違いによって、出力される制御信号の種類が
異なるようにした、即ち、1つの操作子に複数種の選択
機能を持たせるようにしたリモートコントローラが提案
されている。
(c.1つの共通操作釦が複数の選択機能を有したリモー
トコントローラの一例)[第13図] 第13図は1つの押釦が複数の選択機能を有したリモー
トコントローラの一例aを示すものである。
同図において、bはリモートコントローラaのケース
であり、該ケースbの上面cのうち他の部分より稍低い
部分dがVTRを操作するとき使用するVTR操作面になって
いる。
e、e、・・・及びf、f、・・・は押釦であり、こ
れら押釦e、e、・・・及びf、f、・・・はその下端
部がケース内に設けられた図示しない回路基板に支持さ
れると共にその上端寄りの部分が前記VTR操作面dに形
成された孔g、g、・・・から上方へ突出せしめられて
いる。
尚、押釦e、e、・・・及びf、f、・・・の1のグ
ループを成す押釦e、e、・・・がVTRの操作のみに機
能する押釦(以下、「VTR専用押釦」と言う。)であ
り、もう1つのグループを成す押釦f、f、・・・がVT
Rの操作とTVの操作のいずれにも選択的に機能する押釦
(以下、「兼用押釦」と言う。)であり、これら押釦
e、e、・・・及びf、f、・・・のVTR操作面dから
突出した部分の高さは兼用押釦f、f、・・・の方がVT
R専用押釦e、e、・・・より稍高くなっている。
hはケースbに回動自在に支持された可動表示板であ
り、該可動表示板hはVTR操作面dを開放する開放位置
と該VTR操作面dを覆う被覆位置との間を移動されると
共に、その外面、即ち、被覆位置に来たとき上方を向く
面がTVの操作に使用する操作面(以下、「TV操作面」と
言う。)になっており、また、前記兼用押釦f、f、・
・・と対応した位置に押釦挿通孔i、i、・・・が形成
されており、被覆位置に来ることによってその押釦挿通
孔i、i、・・・から兼用押釦f、f、・・・の上端部
が突出するようになっている。
そして、図示を省略してあるが、VTR操作面dの押釦
e、e、・・・及びf、f、・・・に各別に近接した位
置にはVTRの動作機能を表示する文字や記録内容のイン
デックス番号等を指定するための数字等から成る表示要
素が設けられており、また、TV操作面の押釦挿通孔i、
i、・・・に各別に近接した位置にはTVの動作機能やチ
ャンネルを表示する所定の表示要素が設けられている。
jは電源釦、kは図示しないモード切換スイッチを操
作するモード切換釦である。
そして、図示しない信号出力回路、即ち、押釦e、
e、・・・、f、f、・・・のいずれかが押されること
によって当該押釦に応じた所定の制御信号を出力する回
路はVTR操作用の制御信号を出力するVTR用回路とTV操作
用の制御信号を出力するTV用回路とに分けて構成される
と共にこれらVTR用回路及びTV用回路は図示しないモー
ド切換スイッチを介して並列に接続されており、前記モ
ード切換釦kが「VTR」の表示がある側へ移動されたと
きはVTR用回路が働き、モード切換釦kが「TV」の表示
がある側へ移動されたときはTV用回路が働くようになっ
ている。
そこで、リモートコントローラaによってTVを操作す
るときはモード切換釦kを表示「TV」側へ移動させると
共に可動表示板hを被覆位置へ移動させる。これによっ
て、TV用回路が働く状態になると共に、VTR操作面が可
動表示板hによって隠され、かつ、兼用押釦f、f、・
・・の上端部がTV操作面に位置されるので、該TV操作面
に設けられている表示要素のうち選択する機能を表示し
たものと対応した押釦を押すことによって、上記機能に
対応した制御信号がTV用回路から出力されることにな
る。
また、リモートコントローラaによってVTRを操作す
るときはモード切換釦kを表示「VTR」側へ移動させる
と共に可動表示板hを開放位置へ移動させる。これによ
って、VTR用回路が働く状態となると共に、VTR操作面d
が現われるので、該VTR操作面dに設けられている表示
要素のうち選択する機能を表示した表示要素と対応した
押釦e、e、・・・、f、f、・・・を押すことによっ
て、上記機能に対応した制御信号がVTR用回路から出力
されることになる。
(D.発明が解決しようとする問題点)[第13図] このように、多数の押釦の全部又は一部に複数の機能
を持たせることによって、その複数の機能を持つ押釦の
数の分だけ押釦の数を少なくすることができる。
ところが、前記したリモートコントローラaにあって
は、使用する操作面の選択と回路の選択とをそれぞれ別
個の手段によって行なうようになっているので、その操
作が面倒であり、かつ、操作ミスを生じ易いという問題
がある。
即ち、可動表示板hが被覆位置に来ている状態からVT
Rの操作をしようとするときは、可動表示板hを開放位
置へ移動させると共に、モード切換釦kを表示「VTR」
側へ移動させる必要があり、また、その状態からTVの操
作をしようとするときは、可動表示板hを被覆位置へ移
動させると共にモード切換釦kを表示「TV」側へ移動さ
せる必要があり、従って、その操作が案外面倒であると
いう問題がある。
また、VTRの操作をしようとするとき、可動表示板h
を開放位置へ移動させただけでモード切換釦kを表示
「VTR」側へ移動させるのを忘れていると、操作面はVTR
操作面dが現われているにも拘らず信号出力回路はTV用
回路が働く状態となっているため、押釦e、e、・・
・、f、f、・・・を操作してもVTRが全く動作するこ
と無く、場合によってはTVが動作を開始してしまうこと
にもなる。そして、これとは逆に、TVの操作をしようと
して可動表示板hを被覆位置へと移動させただけでモー
ド切換釦kを表示「TV」側に移動する操作を忘れている
と、操作面はTV操作面が使用可能状態になっているにも
拘らず信号出力回路はVTR用回路が働く状態になってい
るため、TVが全く動作しないばかりかVTRが何らかの動
作を開始してしまうことも起り得る。
即ち、前記したリモートコントローラaによると、操
作面の種類と回路の働きとが一致しない場合が容易に起
り得るという問題がある。
(E.問題点を解決するための手段) そこで、本発明遠隔制御信号発生装置は、上記した問
題点を解決するために、制御信号を発生せしめるための
複数の操作子と、該操作子の全部又は一部についてそれ
らが操作されたときに発生する制御信号を切り換える切
換スイッチとを備え、上記操作子が配置されると共に、
上記切換スイッチの切換に応じて一の操作子の操作時の
制御信号について異なる制御内容を表象する第1及び第
2の表示要素が該操作子を挟んで互いに反対側の位置に
付与された本体と、該本体の表示要素に接触することな
く本体に摺動自在な状態で支持され、上記操作子と一方
の表示要素とを外部に臨ませる表示孔が形成されると共
に、操作子及び第1の表示要素が上記表示孔を通して外
部に臨まされる第1の位置と、操作子及び第2の表示要
素が上記表示孔を通して外部に臨まされる第2の位置と
の間を摺動され、この間に上記切換スイッチを切換える
切換子が設けられた表示切換部材とを備えたものであ
る。
従って、本発明遠隔制御信号発生装置によれば、全部
又は一部の操作子がそれぞれ異なる2つの制御信号を選
択的に発生しせめる機能を持つので、必要な制御信号の
数の割に操作子の数が少なくて済むと共に、表示切換部
材が第1の位置に来たときは第1の表示要素のみが現出
されると共に切換スイッチが上記表示切換部材により切
り換えられて2つの制御信号のうちの一方、即ち、第1
の表示要素と対応した内容の制御信号が発生する状態と
なり、また、表示切換部材が第2の位置に来たときは第
2の表示要素のみが現出されると共に切換スイッチが表
示切換部材により切り換えられて2つの制御信号の他
方、即ち、第2の表示要素と対応した内容の制御信号が
発生する状態となるので、2つの操作機能を持つ操作子
の該操作機能の選択と該選択された操作機能に応じた表
示要素の現出とを表示切換部材の移動1つで行なうこと
ができ、従って、操作が容易であると共に、操作子の選
択された機能と現出されている表示要素とが常に一致さ
れるので誤操作を生じることが無い。
(F.実施例) 以下に、本発明遠隔制御信号発生装置の詳細を添附図
面に示した各実施例に従って説明する。
尚、図面に示した各実施例は、本発明遠隔制御信号発
生装置を、その動作をマニュアル操作による動作とプロ
グラム操作による動作のいずれでも選択的に行なわせる
ことができるレーザーディスクプレーヤを遠隔操作する
リモートコントローラに適用したものである。
(F−1.第1の実施例)[第1図乃至第6図] 第1図乃至第6図は第1の実施例1を示すものであ
る。
(a.ケース)[第1図乃至第6図] 2はリモートコントローラ1の本体、3はそのケース
である。該ケース3は下面が開口した上側ケースハーフ
4と上面が開口した下側ケースハーフ4′とが結合され
ることによって、前後方向(第1図における上方へ向う
方向を前側とし、下方へ向う方向を後側とする。また、
同図において左方へ向う方向を左側とし、右方へ向う方
向を右側とする。以下の説明において向きを示すときは
この方向によるものとする。)に長い略長方形状を為す
比較的薄い箱形に形成されている。
そして、上側ケースハーフ4の左右両側壁5、5′の
前後方向における中間の位置から前端の稍手前の位置と
の間に凹部6、6′が形成されている。
また、上側ケースハーフ4の側壁5、5′の上記凹部
6、6′の下端部にガイド溝7、7′が形成され、更
に、左側壁5の凹部6の前後方向における略中間の位置
にはコ字形の切溝を設けることによって撓み弾性を有す
るストッパー片8が形成されており、該ストッパー片8
の先端部に左側へ突出した係合突部8aが形成されてい
る。
9は上側ケースハーフ4の天板4aの前端部の左側寄り
の位置に形成された開口部であり、該開口部9aは前後方
向に長い長方形状を為し、天板4aの下面の上記開口部9
の開口縁に沿って突条10が形成されると共に天板4aの上
面のうち開口部9の前後両側縁に沿って浅い凹部11、11
が形成されている。
12は化粧板であり、該化粧板12はその前後両端部が上
記浅い凹部11、11内に嵌め込み状に位置した状態で天板
4aに固定されると共にその後端部側へ偏倚した3分の2
程度の部分に開口12aが設けられており、従って、上記
開口部9の前端寄りも略3分の1の部分がこの化粧板12
によって塞がれている。
そして、天板4aの前寄りの略3分の2の部分が後述す
る押釦の上端部が配置される操作面13になっており、該
操作面13に押釦挿通孔14、14、・・・が多数形成されて
いる。
尚、これら多数の押釦挿通孔14、14、・・・のうち天
板4aの右前の隅角部に位置した1つ14以外のものは左右
方向に3個乃至5個づつ並んで1つの列を為すと共にそ
の列が前後方向へ所定の間隔を置いて多数配置された状
態で形成されると共に、上記列の後側の2列以外の列、
即ち、操作面13のうち前記凹部6、6′と対応する部分
(以下、「2モード兼用操作面」と言う。)13aに位置
した5つの列には、それぞれ、押釦挿通孔14、14、・・
・が左右方向に一定の間隔を置いて5個づつ配列される
と共に前後方向へも一定の間隔を置いて配列されてい
る。従って、2モード兼用操作面13aには全部で25個の
押釦挿通孔14、14、・・・が形成されている。
15は天板14aの前縁と2モード兼用操作面13aとの間の
部分に設けられた、例えば、液晶表示板等から成る表示
板である。
(b.押釦)[第1図乃至第6図] 16、17、17、・・・及び18、18、・・・は押釦であ
る。
(b−1.構造) 押釦16、17、17、・・・及び18、18、・・・はその各
部がゴム材料により一体に成形されると共に押釦16、1
7、17、・・・及び18、18、・・・の全部又は互いに異
なる群を為す複数個がシート状のベース部材を介して一
体に形成されている。
尚、押釦16、17、17、・・・及び18、18、・・・の構
造については押釦17、17、・・・の一部のものについて
のみ第5図及び第6図に示してあるがこれ以外の押釦も
同図に示した押釦の構造と略同じ構造を有している。
即ち、押釦16、17、17、・・・及び18、18、・・・は
略角ブロック状を為す釦部19、19、・・・と、該釦部1
9、19、・・・の下端外周縁から下端へ行くに従って次
第に外側へ広がる略スカート状に突出した弾発部20、2
0、・・・と、押部19、19、・・・の下端面の中央部か
ら下方へ突出した接触部21、21、・・・とが一体に形成
されて成り、上記接触部21、21、・・・の下面に導電膜
22、22、・・・がコーティングされている。
また、23は略シート状に形成された押釦ベースであ
り、該押釦ベース23の所定の位置に孔24、24、・・・が
形成され、押釦ベース23の上面の上記孔24、24、・・・
の開口縁に前記弾発部21、21、・・・の下端が一体に連
設されている。
そして、押釦ベース23はケース3内の天板4a寄りの位
置に配置された回路基板25の上面に配置されており、ま
た、釦部19、19、・・・の上部略半分が天板4aに形成さ
れている前記押釦挿通孔14、14、・・・を通して操作面
13から上方へ突出するように位置している。
しかして、操作面13のうち前記表示板15の右側の位置
に押釦16の釦部19の上部が位置し、2モード兼用操作面
13aに25個の押釦17、17、・・・の釦部19、19、・・・
が配置され、また、2モード兼用操作面13aより後側の
部分に押釦18、18、・・・の釦部19、19、・・・が配置
されることになる。
(b−2.操作機能)[第1図乃至第3図] 押釦16、17、17、・・・及び18、18、・・・はそれぞ
れ次のような操作機能を有する。
押釦16はリモートコントローラ1の回路の電源をON−
OFFする押釦、即ち、電源釦である。
また、押釦18、18、・・・はレーザーディスクプレー
ヤの動作のうちその基本的なもの、即ち、レーザーディ
スクの記録内容の再生、該再生の停止及び一時停止、再
生内容のチャプター(章)単位の昇順又は降順による選
択等レーザーディスクプレーヤに対する操作が後述する
2種類の操作方式のいずれであるかに拘らず共通して行
なわれるべき動作を行なわせるとき操作する押釦(以
下、「共通操作釦」と言う。)である。
そして、押釦17、17、・・・はレーザーディスクプレ
ーヤの上記基本的な動作についての具体的な内容、特
に、主として再生内容の指定や再生速度の指定を行なう
ときあるいは画像の静止もしくは静止画像のコマ送り等
を行なわせるとき使用する押釦であり、これら押釦17、
17、・・・の大部分は上記したような操作機能のいずれ
か2つを兼ね備えており、後述するモード切換スイッチ
により選択された操作モードに応じてその2つの操作機
能のいずれか一つが選択的に働くようになっている。
尚、押釦17、17、・・・を以下、「兼用操作釦」と言
う。
(c.操作面上の表示要素) 操作面13のうち電源釦16に前側から近接した位置には
電源を意味する「POWER」の文字が設けられ、共通操作
釦18、18、・・・に後側から各別に近接した位置にはこ
れら共通操作釦18、18、・・・が有する前記したような
操作機能を意味する表示要素、例えば、再生を意味する
「PLAY」の文字、再生動作の停止を意味する「STOP」の
文字、再生画像をチャプター単位で昇順又は降順に選択
することを意味する「ACS」や「AMS」の文字、再生画像
を個々のフレーム単位で送ることを意味する「SCAN」の
文字等の表示要素が設けられている。
尚、共通操作釦18、18、・・・の上端面には上記した
表示要素が有する意味をシンボル化した記号が設けられ
ている。
また、2モード兼用操作面13aのうち兼用操作釦17、1
7、・・・に各別に前後両側から近接した位置の大部分
にはこれら兼用操作釦17、17、・・・が有する前記した
ような操作機能を意味する表示要素が設けられている。
即ち、例えば、これら兼用操作釦17、17、・・・の左右
方向の列のうち一番前の列から数えて第4列目の一番左
側の兼用操作釦17についてはその前側に再生速度を通常
の速度の30分の1の速度とすることを意味する「X1/3
0」の表示が、また、その後側に再生順をプログラムす
る場合のテンキーのうち「7」を意味する「7」の数字
が設けられている。また、例えば、第4列目の左から4
つ目の兼用操作釦17についてはその前側に再生速度を通
常の速度とすることを意味する「X1」の表示が、後側に
は再生順をランダムに指定せしめることを意味する「SH
UFFLE」の文字が設けられている。
尚、兼用操作釦17、17、・・・について設けられてい
るこれら表示要素のうち兼用操作釦17、17、・・・の前
側に位置している表示要素、例えば、前記した「X1/3
0」や「X1」あるいは「VIDEO」、「AUDIO」、「RECA
L」、「DIGITAL PLAY OFF」等の文字もしくは記号は
レーザーディスクプレーヤに対する操作をマニュアル操
作により行なうモード、即ち、再生すべきチャプターや
フレームの指定あるいは再生速度の指定等をその都度所
定の押釦を操作することによって行なうモード(以下、
「マニュアルモード」と言う。)における機能を示す表
示要素(以下、「第1グループの表示要素」と言う。)
であり、また、兼用操作釦17、17、・・・の後側に位置
してる表示要素、例えば、前記した「7」や「SHUFFL
E」あるいは「PGM」、「FLAME/TIME」、「CLEAR」、「R
EPEAT」、「CX」等の文字もしくは記号はユーザーディ
スクプレーヤに対する操作をプログラム操作により行な
うモード、即ち、主として再生すべきチャプターやフレ
ームの順序等の指定を予めメモリにプログラムしたり、
また、該プログラムに従って再生を行なわせるモード
(以下、「プログラムモード」と言う。)における機能
を示す表示要素(以下、「第2グループの表示要素」と
言う。)である。
(d.モード切換板)[第1図、第2図、第4図乃至第6
図] 26はモード切換板である。
(d−1.構成) 該モード切換板26は前後方向における長さがケース3
の側面に形成された前記凹部6、6′の長さより稍短
く、かつ、左右方向における長さがケース3の幅よりほ
んの少し大きい長方形の板状を為す主部27と該主部27の
左右両側縁のうち前端部を除く部分から前記凹部6、
6′の高さと略同じ高さを有して下方へ突出した側片2
8、28′と主部27の前端縁の左寄りの位置から前方へ向
って突出した突片29とが一体に形成されていると共に、
主部27に左右方向に沿って細長く延びる5つ表示孔30、
30、・・・が前後方向へ一定の間隔を置いて配置されて
いる。
尚、これら表示孔30、30、・・・の幅は兼用操作釦1
7、17、・・・の釦部19、19、・・・の前後方向におけ
る厚みの略2倍の長さになっており、また、その左右方
向における長さは兼用操作釦17、17、・・・が左右方向
に成す列の長さと略同じ長さになっており、そして、こ
れら表示孔30、30、・・・の列の配列ピッチは兼用操作
釦17、17、・・・の前後方向における配列ピッチと略等
しくなっている。
また、側片28、28′の下端部に内側に向って突出した
係合突条31、31′が形成されると共に、左側の側片28の
内面の前後方向における略中央部に互いに前後方向へ所
定の間隔を置いて離間した係合凹部32、32′が形成され
ている。
33は前記突片29の主部27寄りの位置から下方へ向けて
突設された押圧突起である。
(d−2.ケースへの支持及び動作) そして、このように構成されたモード切換板26は、各
表示孔30、30、・・・に兼用操作釦17、17、・・・のう
ち左右方向に列を成す5つのものの釦部19、19、・・・
の操作面13から突出している部分が各別に位置し、か
つ、その押圧突起33が前記化粧板12の開口12a及び上側
ケースハーフ3の開口部9を通してケース2内に突出し
た状態で、側片28、28′がケース2の左右両側面に形成
された凹部6、6′内に位置し、かつ、該側片28、28′
に形成された係合突条31、31′が上記凹部6、6′の下
縁に沿って形成されたガイド溝7、7′に摺動自在に係
合されることによって、ケース2に前後方向へ一定の範
囲内で移動自在なるように支持されると共に、その左側
の側片28の内面に形成された係合凹部32、32′のいずれ
か一方に上側ケースハーフ3に設けられた前記ストッパ
ー片8の係合突部8aが係合されることによってクリック
ストップがかかるようにされている。
そこで、モード切換板26が、第1図に示すように、そ
の側片28、28′の前端縁が凹部6、6′の前端面に当接
する位置に来ると、2つの係合凹部32、32′の後側のも
の32′にストッパー片8の係合突部8aが係合されてその
位置に保持されると共に、この状態において、兼用操作
釦17、17、・・・の釦部19、19、・・・がモード切換板
26の表示孔30、30、・・・の後縁寄りに位置し、かつ、
2モード兼用操作面13aに設けられた表示要素は第1グ
ループの表示要素、即ち、兼用操作釦17、17、・・・に
前側から近接して位置した表示要素が表示孔30、30、・
・・を通して現出し、第2グループの表示要素、即ち、
兼用操作釦17、17、・・・に後側から近接して位置した
表示要素はモード切換板26によって覆い隠されることに
なる。
尚、この状態におけるモード切換板26の位置を、以
下、「マニュアルモード位置」と言う。
また、モード切換板26が、第2図に示すように、その
側片28、28′の後端縁が凹部6、6′の後端面に当接す
る位置に来ると、その係合凹部32、32′の前側のもの32
にストッパー片8の係合突部8aが係合されてその位置に
保持されると共に、この状態において、兼用操作釦17、
17、・・・の釦部19、19、・・・がモード切換板26の表
示孔30、30、・・・の前縁寄りに位置し、かつ、2モー
ド兼用操作面13aに設けられた表示要素は今度はその第
2グループの表示要素が表示孔30、30、・・・を通して
現出され第1グループの表示要素はモード切換板26によ
って覆い隠されることになる。
尚、この状態におけるモード切換板26の位置を、以
下、「プログラムモード位置」と言う。
そして、突片29に設けられた押圧突起33はモード切換
板26がマニュアルモード位置に来たときは上側ケースハ
ーフ3の開口部9の略中央部に位置し、モード切換板26
がプログラムモード位置に来たときは上記開口部9の後
端縁寄りに位置することになる。
(e.接点、モード切換スイッチ)[第5図、第6図] (e−1.接点) 34は回路基板25の上面に形成された導体であり、誘導
体34のうち前記押釦ベース23に形成された孔24、24、・
・・内に位置した部分に互いに稍離間した一対を成す接
点35、35、・・・、35′、35′、・・・が形成されてお
り、押釦16、17、17、・・・及び18、18、・・・の釦部
19、19、・・・が下方へ押圧されていない状態において
その接触部21、21、・・・は上記接点35、35、・・・、
35′、35′、・・・と上方へ稍離間して対向しており、
釦部19、19、・・・が下方へ押圧されることによってそ
の接触部21、21、・・・の導電膜22、22、・・・が一対
を成す接点35、35、・・・と35′、35′、・・・との間
を橋絡することになる。
そして、回路基板25及びその他の図示しない回路基板
には制御信号出力回路、即ち、前記各一対を成す接点3
5、35、・・・と35′、35′、・・・との間のいずれか
が橋絡されたときこれら接点を橋絡した押釦が有する前
記操作機能に応じた制御信号を出力する回路が設けられ
ており、この制御信号出力回路のうち兼用操作釦17、1
7、・・・に関する部分はこれら兼用操作釦17、17、・
・・がそれぞれに有する2つの操作機能のうち前記第1
グループの表示要素に各別に対応した制御信号を出力す
る回路(以下、「マニュアルモード回路」と言う。)と
第2のグループの表示要素のそれぞれに各別に対応した
制御信号を出力する回路(以下、「プログラムモード回
路」と言う。)とに分けて構成されており、これらマニ
ュアルモード回路とプログラムモード回路は後述するモ
ード切換スイッチによってそのいずれか一方が選択的に
働くようになっている。
(e−2.モード切換スイッチ) 36はモード切換スイッチである。37はモード切換スイ
ッチ36の被押圧部、38は前記押釦ベース23のうち上側ケ
ースハーフ4の天板4aに形成された開口部9の略中央部
と対応した位置に形成された孔39の開口縁から上方へ向
けて略スカート状に突出した弾発部であり、該弾発部38
の上端部が被押圧部37の下面外周縁と一体に連設されて
いる。そして、被押圧部37の下面から接触部40が下方へ
向けて突設されると共に該接触部40の下面に導電膜41が
コーティングされており、また、回路基板25の上面のう
ち押釦ベース23に形成された上記孔39内に対応した部分
に接点42、42′が設けられており、被押圧部37が下方へ
押圧されていない状態において上記接触部40はこれら接
点42、42′と上方に稍間隔を置いて対向している。
43は合成樹脂から成るキートップであり、該キートッ
プ43はその前端部を除く大部分が、側方から見て上方へ
突出した略円弧状を為す板状に形成され、かつ、その下
面の略中央部に押圧突部44が一体に形成されている。
45は押釦ベース23の前記孔39より稍後方へ離間した位
置に突設された支持突部であり、キートップ43は、その
押圧突部44がモード切換スイッチ36の被押圧部37の上面
に軽く接触した状態で、その後端部43aが上位支持突部4
5の上面に接着等の固定手段により固定されている。
尚、キートップ43の上面の一番高い部分はプログラム
モード位置に来ているモード切換板26の押圧突起33の下
端より稍高いところに位置している。
そこで、モード切換板26がプログラムモード位置に来
ているときは、第6図に実線で示すように、その押圧突
起33がキートップ43を押圧しない位置に来ているので、
モード切換スイッチ36は接点42、42′を橋絡することは
無く、この状態において前記プログラムモード回路が働
くことになる。
また、モード切換板26がマニュアルモード位置に来る
と、第6図に2点鎖線で示すように、その押圧突起33が
キートップ43の上面の一番高い部分に接触する位置へと
移動されるため、キートップ43が上記押圧突起33によっ
て下方へ向けて押圧され、それにより、被押圧部37が下
方へ向けて押圧されて接触部40が接点42、42′にこれら
を橋絡するように接触することになる。これによって、
所定の信号が出力されて前記マニュアルモード回路が働
く状態となる。
しかして、モード切換板26がマニュアルモード位置に
来ているときは操作面13の2モード兼用操作面13aには
第1グループの表示要素が現われると共に制御信号出力
回路のうち兼用操作釦17、17、・・・に関する部分は上
記第1グループの表示要素と対応したマニュアルモード
回路が働く状態となり、また、モード切換板26がプログ
ラムモード位置に来ているときは操作面13の2モード兼
用操作面13aには第2グループの表示要素が現われると
共に制御信号出力回路のうち兼用操作釦17、17、・・・
に関する部分は上記第2グループの表示要素と対応した
プログラムモード回路が働く状態となる。
(f.操作)[第1図、第2図] そこで、このように構成されたリモートコントローラ
1を使用してのレーザーディスクプレーヤの操作は、例
えば、次のように行なわれる。
(f−1.マニュアル操作)[第1図] レーザーディスクプレーヤをマニュアル操作するとき
は、モード切換板26をマニュアルモード位置へと移動す
る。
これによって、モード切換板26の表示孔30、30、・・
・に操作面13の2モード兼用操作面13aに設けられた表
示要素のうち第1グループの表示要素が現われると共に
制御信号出力回路のうち兼用操作釦17、17、・・・に関
する部分はマニュアルモード回路が働く状態になる。即
ち、リモートコントローラ1のモードがマニュアルモー
ドになる。
従って、この状態において兼用操作釦17、17、・・・
は第1グループの表示要素のそれぞれが意味する操作機
能を持つことになる。
即ち、この状態においては、例えば、第4列の一番左
端に位置している兼用操作釦17は再生速度を通常の再生
速度の30分の1の速度とする指令を行なう押釦として機
能し、また、例えば、上記した列の左から4番目の兼用
操作釦17は再生速度を通常の再生速度とする指令を行な
う押釦として機能することになる。
尚、再生動作の開始や停止あるいは再生すべきチャプ
ターの選択等は共通操作釦18、18、・・・を操作するこ
とにより行なう。
(f−2.プログラム操作)[第2図] レーザーディスクプレーヤをプログラム操作するとき
は、モード切換板26をプログラムモード位置へと移動す
る。
これによって、モード切換板26の表示孔30、30、・・
・に操作面13の2モード兼用操作面13aに設けられてい
る表示要素のうち第2グループの表示要素が現われると
共に、制御信号出力回路のうち兼用操作釦17、17、・・
・に関する部分はプログラムモード回路が働く状態にな
る。即ち、リモートコントローラ1のモードがプログラ
ムモードになる。
従って、この状態において兼用操作釦17、17、・・・
は第2グループの表示要素のそれぞれが意味する操作機
能を持つことになる。
即ち、この状態においては、例えば、第4列の一番左
側に位置している兼用操作釦17はプログラム作成時に使
用するテンキーのうち「7」を示す押釦として機能し、
また、例えば、上記した列の左側から4番目の兼用操作
釦17は再生すべきチャプターの選択をランダムに行なう
べき指令を為す押釦として機能することになる。
(F−2.第2の実施例)[第7図、第8図] 第7図及び第8図は本発明遠隔制御信号発生装置の第
2の実施例1Aを示すものである。
尚、この第2の実施例に係るリモートコントローラ1A
が前記第1の実施例に示したリモートコントローラ1と
相違する点はモード切換スイッチの構造及びモード切換
板のモード切換スイッチを操作する操作部の構造のみで
ある。
従って、図面には要部のみを示してあり、また、説明
は上記相違点についてのみ行ない、相違しない点につい
ては、その各部に、第1の実施例において使用した符号
と同じ符号を付することによって説明を省略する。尚、
このような符号の使い方と説明の省略との関係は後述す
る第3の実施例及び第4の実施例においても同様とす
る。
(a.構成) 46は上側ケースハーフ4の天板4aのうち前記開口部9
が形成された位置と略同じ位置に形成された押圧片であ
り、該押圧片46は天板4aの上記した位置に上方から見て
略形の切溝を設けることによって形成されると共に、
側方から見て上方へ突出した略円弧状を為す板状に形成
されており、その下面の略中央部から押圧突条47が下方
へ向けて突設されている。
そして、押圧片46の後端部は他の部分より幅狭に形成
されると共に、上下方向への撓み弾性を有しており、上
面の一番高い部分はモード切換板48の主部27の下面より
稍高いところに位置している。
尚、押圧片46の押圧突起47は押圧片46が下方へ押圧さ
れていない状態において前記モード切換スイッチ36の被
押圧部37の上面に軽く接触している。
尚、モード切換板48はその大部分が前記第1の実施例
におけるモード切換板26と同じ構造を有しているが、上
記モード切換板26が有している突片29のような部分は備
えていない。
(b.動作) そこで、モード切換板48がマニュアルモード位置に来
ているときは、第8図に2点鎖線で示すように、モード
切換板48の主部27の前端部が押圧片46の上面の一番高い
部分に接触するので、押圧片46が下方へ撓まされてモー
ド切換スイッチ36の被押圧部37を下方へ向けて押圧する
ことになり、これによって、接点42、42′が橋絡され、
制御信号出力回路はマニュアルモード回路が働く状態と
なる。
また、モード切換板48がプログラムモード位置へと移
動されると、該モード切換板48の主部27の前端部が第8
図に実線で示すように押圧片46と接触しない位置へ逃げ
るので、押圧片46が下方へ押圧されることが無く、従っ
て、接点42、42′間が開放されており、これにより、制
御信号出力回路はプログラムモード回路が働く状態とな
る。
(F−3.第3の実施例)[第9図、第10図] 第9図及び第10図は本発明遠隔制御信号発生装置の第
3の実施例1Bを示すものであり、この第3の実施例に係
るリモートコントローラ1Bが第1の実施例におけるリモ
ートコントローラ1と相違する点はモード切換スイッチ
の構造のみである。
(a.構成) 49は上側ケースハーフ4の天板4aのうち前記第1の実
施例における開口部9が形成された位置と略同じ位置に
形成された開口部であり、この開口部49は上記第1の実
施例における開口部9より稍小さく形成されている。
50はモード切換スイッチであり、該モード切換スイッ
チ50は、回路基板25の上面のうち前記開口部49と対向す
る位置に設けられた板バネ材料からなる一対の固定接点
51、51′とモード切換板26の突片29の下面に設けられた
可動接点52とから成り、固定接点51、51′の上端部は側
方から見て上方へ突出した略円弧状に湾曲されると共に
該上端部の上面がモード切換板26の突片29の下面に常時
弾接している。
(b.動作) そこで、モード切換板26がマニュアルモード位置に来
ているときは、第10図に2点鎖線で示すように、その可
動接点52が固定接点51、51′に接触する位置に来てお
り、これによって、制御信号出力回路のうち兼用操作釦
17、17、・・・に関する部分はマニュアルモード回路が
働くことになる。
また、モード切換板26がプログラムモード位置へと移
動されると、第10図に実線で示すように、その可動接点
52が固定接点51、51′から後方へ離間した位置へ移動さ
れるので、固定接点51、51′間が開放され、これによっ
て、制御信号出力回路のうち兼用操作釦17、17、・・・
に関する部分はプログラムモード回路が働くことにな
る。
(F−4.第4の実施例)[第11図、第12図] 第11図及び第12図は本発明遠隔制御信号発生装置の第
4の実施例1Cを示すものであり、この第4の実施例に係
るリモートコントローラ1Cが第1の実施例におけるリモ
ートコントローラ1と相違する点もそのモード切換スイ
ッチの構造及びモード切換板のモード切換スイッチを操
作する手段のみである。
(a.構成) 53は所謂スライド式のスイッチであり、該スイッチ53
は回路基板25のうち上側ケースハーフ4の点板4aに形成
された開口部9と対向する位置に設けられている。54は
スイッチ53のケース、55は摺動軸であり、該摺動軸55は
第12図に実線で示す第1の位置と2点鎖線で示す第2の
位置との間を移動され、第1の位置に来ることによって
制御信号出力回路のうち兼用操作釦17、17、・・・に関
する部分のプログラムモード回路が働く状態とし、第2
の位置に来ることによってマニュアルモード回路が働く
状態とするようになっている。
56はスイッチ操作部であり、該スイッチ操作部56は、
前後方向へある程度の撓み弾性を有する可撓部56aを介
して連結されている取付部56bと連結部56cのうち取付部
56bがモード切換板26の突片29の下面に固定されると共
に連結部56cがスイッチ53の摺動軸55と連結されてお
り、モード切換板26がプログラムモード位置に来ている
状態において摺動軸55を前記第1の位置に保持し、モー
ド切換板26がマニュアルモード位置に来ている状態にお
いて摺動軸55を前記第2の位置に保持するようになって
いる。
(b.動作) そこで、上記したように、モード切換板26がプログラ
ムモード位置に来ているときはスイッチ53の摺動軸55が
第1の位置に保持されているので、この状態において制
御信号出力回路のうち兼用操作釦17、17、・・・に関す
る部分はプログラムモード回路が働く状態になり、ま
た、モード切換板26がマニュアルモード位置へと移動さ
れると、スイッチ53の摺動軸55が前記第2の位置へと移
動されるので、制御信号出力回路のうち兼用操作釦17、
17、・・・に関する部分はマニュアルモード回路が働く
状態となる。
尚、モード切換板26のプログラムモード位置とマニュ
アルモード位置との間の移動ストロークはスイッチ53の
摺動軸55の第1の位置と第2の位置との間の移動ストロ
ークより大きいが、このストローク差はスイッチ操作部
材56の可撓部56aが撓むことによって吸収される。
即ち、モード切換板26がプログラムモード位置からマ
ニュアルモード位置へと移動するときは、スイッチの摺
動軸55が第2の位置に到達するまでは該摺動軸55とスイ
ッチ操作部材56とが共に前方へ移動されると共に、摺動
軸55が第2の位置に到達した後モード切換板26がマニュ
アルモード位置に到達するまでの間はスイッチ操作部材
56の可撓部56aが撓むことによってその取付部56bが連結
部56cに対して前方へ移動することになる。また、モー
ド切換板26がマニュアルモード位置からプログラムモー
ド位置へと移動するときは、先ず、可撓部56aに蓄えら
れている弾発力が無くなるまでその取付部56bが連結部5
6cに対して後方へ移動され、上記弾発力が無くなったと
ころで連結部56cに後方への移動力が加えられるためス
イッチ53の摺動軸55が第1の位置へと移動されることに
なる。そして、摺動軸55が第1の位置に到達するまでの
間は摺動軸55とスイッチ操作部材56とが共に移動され、
摺動軸55が第1の位置に到達した後モード切換板26がプ
ログラムモード位置に到達するまでの間は可撓部56aが
撓むことになる。これらによって、摺動軸55が確実に第
1の位置又は第2の位置に保持されるようになってい
る。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明遠
隔制御信号発生回路は、制御信号を発生せしめるための
複数の操作子と、該操作子の全部又は一部についてそれ
らが操作されたときに発生する制御信号を切り換える切
換スイッチとを備え、上記操作子が配置されると共に、
上記切換スイッチの切換に応じて一の操作子の操作時の
制御信号について異なる制御内容を表象する第1及び第
2の表示要素が該操作子を挟んで互いに反対側の位置に
付与された本体と、該本体の表示要素に接触することな
く本体に摺動自在な状態で支持され、上記操作子と一方
の表示要素とを外部に臨ませる表示孔が形成されると共
に、操作子及び第1の表示要素が上記表示孔を通して外
部に臨まされる第1の位置と、操作子及び第2の表示要
素が上記表示孔を通して外部に臨まされる第2の位置と
の間を摺動され、この間に上記切換スイッチを切換える
切換子が設けられた表示切換部材とを備えたことを特徴
とする。
従って、本発明によれば、1つの操作子がそれぞれ異
なる制御内容を有する2つの制御信号を選択的に発生せ
しめる機能を持つので、必要な制御信号の数の割に操作
子の数が少なくて済む。
そして、表示切換部材が第1の位置に来たときは第1
の表示要素のみが現出されると共に切換スイッチが上記
表示切換部材により切り換えられて2つの制御信号のう
ちの一方、即ち、第1の表示要素と対応した内容の制御
信号が発生する状態となり、また、表示切換部材が第2
の位置に来たときは第2の表示要素のみが現出されると
共に切換スイッチが表示切換部材により切り換えられて
2つの制御信号のうちの他方、即ち、第2の表示要素と
対応した内容の制御信号が発生する状態となるので、2
つの操作機能を持つ操作子の該操作機能の選択と該選択
された操作機能に応じた表示要素の現出とを表示切換部
材の移動1つで行なうことができ、従って、操作が容易
であると共に、操作子の選択された機能と現出されてい
る表示要素とが常に一致するので誤操作を生じることが
無い。そして、表示切換部材の摺動時の変化量が、摺動
方向における表示要素の幅分で済むため当該方向におけ
る装置幅が著しく増大することがなく、表示切換部材を
手早く操作することができる。
尚、前記各実施例においては操作子の一部についてだ
け2つの操作機能を持たせるようにしたが、操作子の全
部について2つの操作機能を持たせるようにしても良
い。
また、前記実施例においては、本発明を単一の電子機
器を操作する遠隔制御信号発生装置に適用したものを示
したが、本発明は2つの電子機器を操作する遠隔制御信
号発生装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明遠隔制御信号発生装置をレー
ザーディスクプレーヤを遠隔操作するリモートコントロ
ーラに適用した第1の実施例を示すものであり、第1図
はマニュアルモードになっている状態の平面図、第2図
はプログラムモードになっている状態の平面図、第3図
はモード切換板を取り外した状態の平面図、第4図はモ
ード切換板とケースを分離した状態で示す斜視図、第5
図は第1図のV−V線に沿う断面図、第6図は第2図の
VI−VI線に沿う拡大断面図、第7図及び第8図は本発明
遠隔制御信号発生装置をレーザーディスクプレーヤを遠
隔操作するリモートコントローラに適用した第2の実施
例を示すものであり、第7図は要部の拡大平面図、第8
図は第7図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9図及び第
10図は本発明遠隔制御信号発生装置をレーザーディスク
プレーヤを遠隔操作するリモートコントローラに適用し
た第3の実施例を示すものであり、第9図は要部の拡大
平面図、第10図は第9図のX−X線に沿う断面図、第11
図及び第12図は本発明遠隔制御信号発生装置をレーザー
ディスクプレーヤを遠隔操作するリモートコントローラ
に適用した第4の実施例を示すものであり、第11図は要
部の拡大平面図、第12図は第11図のXII−XII線に沿う断
面図、第13図は従来の遠隔制御信号発生装置の一例を示
す斜視図である。 符号の説明 1……遠隔制御信号発生装置、 2……本体、 16、17、18……操作子、 26……表示切換部材、 29、33……切換子、 30……表示孔、 36、43……切換スイッチ、 1A……遠隔制御信号発生装置、 27……切換子、 36、46……切換スイッチ、 48……表示切換部材、 1B……遠隔制御信号発生装置、 27……切換子、 50……切換スイッチ、 1C……遠隔制御信号発生装置、 53……切換スイッチ、56……切換子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号を発生せしめるための複数の操作
    子と、該操作子の全部又は一部についてそれらが操作さ
    れたときに発生する制御信号を切り換える切換スイッチ
    とを備え、 上記操作子が配置されると共に、上記切換スイッチの切
    換に応じて一の操作子の操作時の制御信号について異な
    る制御内容を表象する第1及び第2の表示要素が該操作
    子を挟んで互いに反対側の位置に付与された本体と、 該本体の表示要素に接触することなく本体に摺動自在な
    状態で支持され、上記操作子と一方の表示要素とを外部
    に臨ませる表示孔が形成されると共に、操作子及び第1
    の表示要素が上記表示孔を通して外部に臨まされる第1
    の位置と、操作子及び第2の表示要素が上記表示孔を通
    して外部に臨まされる第2の位置との間を摺動され、こ
    の間に上記切換スイッチを切換える切換子が設けられた
    表示切換部材とを備えた ことを特徴とする遠隔制御信号発生装置。
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