JP3016267B2 - シフトレバー位置制御装置 - Google Patents

シフトレバー位置制御装置

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JP3016267B2 JP3077576A JP7757691A JP3016267B2 JP 3016267 B2 JP3016267 B2 JP 3016267B2 JP 3077576 A JP3077576 A JP 3077576A JP 7757691 A JP7757691 A JP 7757691A JP 3016267 B2 JP3016267 B2 JP 3016267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスミッションの
シフトレバー位置制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランスミッションのシフトレバ
ー位置制御装置の構成を示す。この装置のアクチュエー
タのストローク調整方法を、図4について説明する。先
ず、運転,調整切換スイッチSW1を調整側に入れ、人
間が手でシフトレバー1を操作して、調整時フリーとな
っているアクチュエータにおけるサーボモータ2を動か
す。サーボモータ2にはアクチュエータのストロークを
検出するストローク検出器3が設けられており、検出さ
れたストロークはA/D変換器4で変換されてCPU5
に入力する。
【0003】シフトレバー1をシフトイン完了位置にて
止め、セット釦スイッチSW2を押し、このときのスト
ロークをメモリー部51に記憶させる。
【0004】しかして、運転時は、スイッチS1を運転
側に切換え、位置指令スイッチSW3をオンすることに
より、メモリー部に記憶されているストロークが取出さ
れ、D/A変換器6からストローク指令として出力さ
れ、このストローク指令によりストローク制御アンプ
8,サーボドライバー9を介してサーボモータを駆動
し、アクチュエータを前記調整時のストローク分動くよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在のシフトレバー位
置制御装置は、人間が手でシフトレバーを操作してアク
チュエータのストロークの位置決めをしているため、ス
トローク調整に個人差が生ずる。
【0006】このため、押し付け気味にアクチュエータ
のストロークをセットすると、シフトレバーに余分な力
が掛かりストレスを与える。また、手前にセットする
と、シフトインできない場合がある。シフトインできな
い場合は再セットしなければならない。またこの方法で
は人間が介在しないでアクチュエータのストロークを自
動調整することは不可能である。
【0007】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、シフ
トレバーのストレス,シフトミスが防止できるシフトレ
バー位置制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため
に、本発明におけるシフトレバー位置制御装置は、調整
時速設定からの速度信号によって制御部を介してサーボ
モータに印加し、該サーボモータによってトランスミッ
ションのシフトレバーを制御する制御装置において、
記シフトレバーの操作力センサーよりシフト操作力信号
をシフトイン判定部へ入力し、該入力値とまえもって設
定されたシフトイン検出レベル値を比較し、(シフト操
作力)<(シフトイン検出レベル値)の条件を満たし、
かつ、シフト操作力の値が減少から増加へ転じたとき
に、シフトイン判定部よりシフトイン信号をストローク
メモリー部へ出力するとともに、前記サーボモータのス
トロークを検出してストロークメモリーに入力し、該入
力信号を前記ストローク信号の入力を条件として、スト
ロークメモリーに記憶させ、該記憶信号をストローク指
令値として制御させることを特徴とする。
【0009】また、前記シフトレバー位置制御装置にお
いて、シフトイン判定部に操作力リミットを設定し、
(操作力センサーより得られるシフト操作力)>(操作
力リミット設定)の場合はサーボモータの速度を零とす
ることを特徴とする。また、前記シフトレバー位置制御
装置において、シフトイン判定部に、シフト操作力がシ
フトイン検出レベルより小さくなる回数をあらかじめ設
定することを特徴とする。
【0010】
【作用】アクチュエータを微速で動かしてアクチュエー
タのストロークを増加させると操作力は増加し、ピーク
点を過ぎると操作力は減少してシフトイン検出レベルに
達する。この操作力のピーク乃至低下の数はレンジの切
換、例えば、“N”→“1st”,“N”→“2nd”
…等により異なる。しかして、操作力が減少することを
確認し設定されたシフトイン検出レベルとの比較でレベ
ル低下を検出するレベル低下検出を、設定されたレベル
低下回数に達するまで行なえば、シフトインストローク
に近い点が検出できる。従って、前記レベル低下検出が
所定回転検出された後、操作力の増加することを検出す
ることにより、シフトイン最適時を判定することができ
る。
【0011】したがってアクチュエータのストロークを
検出しながら上記シフトインの判定を行いその判定直前
のストロークをシフトインストロークとして記憶してお
けば、動作時にこのストロークをストローク指令として
アクチュエータを制御することができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明方法を実施例するシフトレバー位置制御装
置の一例を示す回路図である。
【0013】図1において、11はシフトレバー、12
はアクチュエータにおけるサーボモータ、13はサーボ
モータに設けたポテンショメータを用いたアクチュエー
タのストローク検出器、14はサーボモータに設けたロ
ータリーエンコーダ、15はエンコーダの信号が入力す
るF/V変換器、16はシフトレバーに設けた圧力セン
サを用いた操作力センサ、17,18は操作力センサ,
ストローク検出器の出力が入力するA/D変換器。
【0014】20はA/D変換器の信号が入力するCP
Uで、21はA/D変換器18からの操作力Tと操作力
リミット設定値A1,レベル低下回数値N、シフトイン
検出レベルB1からシフトイン判定を行うシフトイン判
定部、25はシフトイン判定部のシフトイン出力と調整
中信号が入力するアンド回路、22はA/D変換器17
からのストロークLとアンド回路25からの出力が入力
するストロークメモリー部、23は運転信号,位置選択
信号によりストロークメモリーの記憶値を選択するメモ
リー値出力選択部、24は調整時速度設定部。
【0015】31,32はCPUのメモリー値出力選択
部23及び調整時速度設定部24の出力が入力するD/
A変換器、33はD/A変換器31からのストローク指
令とストローク検出器13からのストローク信号との偏
差を増幅するストローク制御アンプ、SW11はストロー
ク制御アンプ33の出力とD/A変換器32の出力を切
換える切換スイッチ、34は切換スイッチSW1で選択
された信号とF/V変換器15からの速度信号の偏差が
入力する速度制御アンプ、35は速度制御アンプの出力
が入力しサーボモータ12を駆動するサーボドライバー
である。
【0016】この装置を用いたシフトイン検出及びスト
ローク調整について、図2の操作力特性及び図3のシフ
トストローク調整フローを参照して説明する。
【0017】先ず、切換スイッチSW1を調整側に入
れ、調整時速度設定部24の設定速度を速度指令として
出力し(図3のステップS2)(以下図3におけるステ
ップS1,S2…を単にS1,S2…という)、サーボモー
タ12を微速で回転させ、アクチュエータをニュートラ
ル“N”からファースト“1st”位置方向に微速で動
かす。これにより図2に示すように操作力Tは増加す
る。ストロークL及び操作力Tはストローク検出器13
及び操作力センサ16により検出され、ストロークメモ
リー部22及びシフトイン判定部21に入力する。
【0018】操作力Tはシンクロギヤのシンクロ点(図
2のb点)でピークとなる。シンクロギヤの噛み合いが
悪ければ、操作力はリミット設定値A1に達し調整不能
となる。この判定はシフトイン判定部21において操作
力Tと操作リミット設定Aとの比較で行なわれる
(S3,S31,S32)。
【0019】操作力Tはピークb点を過ぎると減少しシ
フトイン検出レベルB1に達し、更に減少した後上昇す
る。この上昇する直前の操作力が最低の点(図2のd
点)がシフトイン最適点である。この判定は、シフトイ
ン判定部において操作力の減少を確認し、更にシフトイ
ン検出レベルB1に達したことを確認(S4)した後、操
作力が上昇することを検出し(S9)、このシフトイン
出力をストロークメモリーにアンド回路25を通して入
力し(S10)、このシフトイン出力が入る直前のストロ
ークをストロークメモリーに記憶させ(S11)、調整時
速度設定部24からの速度指令を止める(S12)。
【0020】上記はシフトレンジをマニュアルトランス
ミッションのニュートラル“N”からファースト“1s
t”に切換えるレベル低下回数が1の場合について説明
したが、例えば、マニュアルトランスミッション〔M/
T〕の“1st”→“2nd”、オートマチックトラン
スミッション〔A/T〕の“N”→“2nd”の切換時
などは操作力のピークが2回ある。また、ピークが3
回,4回…発生するレンジ切り換えもある。したがって
レンジ切換時に発生するピークの回数Nをシフトイン判
定部に入力し、ステップS4とS9の間で、レベル低下回
数を計測し、設定されたレベル低下回数Nとの比較を行
うステップS5〜S8を設ける。これにより、各レンジに
切換えるストロークをストロークメモリー部22に記憶
させることができる。
【0021】運転時は、メモリー値出力選択部23に運
転及び位置選択信号を入力することにより、ストローク
メモリー部22に記憶されている各レンジのストローク
指令を出力させ、サーボモータ12を制御して、アクチ
ュエータを所定ストローク動かすことができる。
【0022】この実施例では、操作力を圧力センサで検
出し、ストロークをポテンショメータで検出している
が、操作力としてサーボモータの電流を検出して用い、
ストローク検出にエンコーダのパルスを使用してもよ
く、実施例に限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0024】(1)人間がシフトレバーを操作すること
なくストロークの自動調整ができる。
【0025】(2)ストローク調整に個人差が生じない
ため、シフトレバーのストレス防止、シフトミスの防止
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の実施例にかかるシフトレバー位
置制御装置の構成説明図。
【図2】トランスミッションの操作力特性図。
【図3】シフトストローク調整フロー図。
【図4】従来シフトレバー位置制御装置の構成説明図。
【符号の説明】
1,11…シフトレバー、 2,12…サーボモータ、 3,13…ストローク検出器、 4,17,18…A/D変換器、 5,20…CPU、 51,22…ストロークメモリー部、 6,31,32…D/A変換器、 8,33…ストローク制御アンプ、 9,35…サーボ駆動回路、 14…ロータリーエンコーダ、 15…F/V変換器、 21…シフトイン判定部、 23…メモリー値出力選択部、 24…調整時速度設定部、 25…アンド回路、 SW1〜SW4,SW11…スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 59:68 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 23/00 F16H 59/68 F16H 61/04 F16H 61/28 F16H 59:04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調整時速設定からの速度信号によって制
    御部を介してサーボモータに印加し、該サーボモータに
    よってトランスミッションのシフトレバーを制御する制
    御装置において、 前記シフトレバーの操作力センサーよりシフト操作力信
    号をシフトイン判定部へ入力し、該入力値とまえもって
    設定されたシフトイン検出レベル値を比較し、(シフト
    操作力)<(シフトイン検出レベル値)の条件を満た
    し、かつ、シフト操作力の値が減少から増加へ転じたと
    きに、シフトイン判定部よりシフトイン信号をストロー
    クメモリー部へ出力するとともに、前記サーボモータの
    ストロークを検出してストロークメモリーに入力し、該
    入力信号を前記ストローク信号の入力を条件として、ス
    トロークメモリーに記憶させ、該記憶信号をストローク
    指令値として制御させることを特徴とするシフトレバー
    位置制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記シフトイン判定
    部に操作力リミットを設定し、(操作力センサーより得
    られるシフト操作力)>(操作力リミット設定)の場合
    はサーボモータの速度を零とすることを特徴とするシフ
    トレバー位置制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記シフトイン判定
    部に、シフト操作力がシフトイン検出レベルより小さく
    なる回数をあらかじめ設定することを特徴とするシフト
    レバー位置制御装置。
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WO2005054722A1 (ja) * 2003-12-05 2005-06-16 Aichi Machine Industry Co., Ltd. 自動シフト式手動変速機
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JP5125839B2 (ja) * 2007-12-05 2013-01-23 日産自動車株式会社 変速機用選択噛合機構のシフト位置検出装置

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