JP3015562B2 - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

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JP3015562B2
JP3015562B2 JP3322564A JP32256491A JP3015562B2 JP 3015562 B2 JP3015562 B2 JP 3015562B2 JP 3322564 A JP3322564 A JP 3322564A JP 32256491 A JP32256491 A JP 32256491A JP 3015562 B2 JP3015562 B2 JP 3015562B2
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功夫 森山
建彦 新村
久 小暮
高志 望月
愼一 西川
和紀 福嶋
行雄 相沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧パネルに設けられ
る複数の風向変更羽根を夫々独立して開閉することので
きる風向変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機を構成する化粧パネ
ルの4辺に沿って夫々吹出口を設けると共に、各吹出口
に夫々風向変更羽根を設け、各風向変更羽根をモータに
より開閉するようにした風向変更装置は知られている。
【0003】この種のものでは、風向変更羽根が化粧パ
ネルの4辺に沿って設けられるので、その駆動軸は互い
に直交することになり、仮に単一のモータで全ての風向
変更羽根を同時に開閉させようとすると、夫々の駆動軸
を例えば45°の傾斜角を有するユニバーサルジョイン
トで連結しなければならなくなる。
【0004】ところで、近年では各吹出口に設けられた
4枚の風向変更羽根を4個のモータにより夫々独立して
開閉するようにしたものが提案されている(例えば、実
公昭63−4897号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】4個のモータを配置す
る場合には化粧パネルの4隅にそれぞれモータを配置し
て、化粧パネルの重量バランスを均等に維持することが
望ましいが、各モータを4隅に分散すると、サービス点
検時にその点検箇所が多くなり、点検しにくくなるとい
う問題がある。一方で、まとめてモータを設置すれば点
検は容易になるが、これだと複数のモータを狭いスペー
ス内に収容しなければならず、例えばユニバーサルジョ
イントなどの支持構造が繁雑になるという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、モータをまとめて配置す
ることができ、しかもユニバーサルジョイントの支持構
造を簡素化することのできる風向変更装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、化粧パネルの4辺に沿って設けられる吹
出口に風向変更羽根を夫々配置し、夫々の風向変更羽根
をモータで独立して開閉する風向変更装置において、隣
り合う風向変更羽根の2つのモータを化粧パネルの1隅
に配置し、各モータの出力軸を動力伝達機構を介して各
風向変更羽根の駆動軸に連結し、隣り合う動力伝達機構
の軸同志を連結スリーブでつないだことを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】本発明によれば、2つのモータの出力軸は夫々
動力伝達機構を介して風向変更羽根の駆動軸に連結され
ており、2つの動力伝達機構を化粧パネルの1隅にまと
めて配置するに際しては、通常2点支持であるとすれ
ば、隣り合う動力伝達機構の間が連結スリーブでつなが
れているので、1点の支持部だけに軸受を用いればよ
く、その分だけ支持構造を簡素化することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。
【0010】図1において、1は化粧パネルを示してい
る。この化粧パネル1は一般に天井に埋込まれるユニッ
ト本体の下面に取り付けられて天井埋込型の空気調和機
を構成する。化粧パネル1の中央部には室内空気を取入
れるための吸込口3が設けられ、化粧パネル1の4辺に
沿って、この吸込口3を囲むように、熱交換した後の空
気を室内に吹出すための吹出口5a,5b,5c,5d
が設けられている。
【0011】この各吹出口5a,5b,5c,5dには
夫々風向変更羽根7a,7b,7c,7dが設けられ、
各風向変更羽根7a,7b,7c,7dには、夫々独立
して開閉できるように個々にモータ9a,9b,9c,
9dが連結され、各モータ9は化粧パネル1の2隅に分
散して配置されている。
【0012】即ちこの実施例では、化粧パネル1の隅部
にモータ9a,9bを配置するに際し、空気調和機の据
付後のサービス点検を行い易いように、隣り合う風向変
更羽根7a,7bを開閉するためのモータ9a,9b
を、2箇所にまとめて配置するものである。
【0013】図2はモータ9a,9bの連結部を拡大し
て示している(図4はその部分の拡大図である)。2つ
のモータ9a,9bは化粧パネル1の1隅にまとめて配
置され、各モータ9a,9bはモータブラケット11を
介して夫々化粧パネル1の裏面1aに固定されている。
モータ9a,9bと風向変更羽根7a,7bとは動力伝
達機構13を介して連結されており、この動力伝達機構
13は、モータ9a,9bの回転運動を風向変更羽根7
a,7bの回転運動に変換するよう構成されている。即
ち動力伝達機構13は、モータ9a,9bの出力軸に固
定されたクランク15と、このクランク15のクランク
ピン15aに連結された揺動板17と、この揺動板17
に連結されたユニバーサルジョイント19とからなり、
該ユニバーサルジョイント19は駆動体19aと被駆動
体19bとからなり、この被駆動体19bは風向変更羽
根7a,7bに連結されている。
【0014】この実施例によれば、動力伝達機構13を
化粧パネル1の裏面1aに支持するに際し、被駆動体1
9bを回転自在に支持する軸受21と、隣り合う駆動体
19a同志を連結する連結スリーブ23とが用いられて
いる。この連結スリーブ23は、図3に示すように、中
空状になっており、その両側には隣り合う駆動体19a
の軸同志が回転自在に嵌め込まれている。なお駆動体1
9aの軸は段部31を境にして異径になっており、小径
の軸部33は上記のように連結スリーブ23の中空内に
嵌め込まれ、太径の軸部35は揺動体17に連結されて
いる。
【0015】次に、風向変更羽根7の開閉動作について
説明する。
【0016】モータ9a,9bを駆動すると、クランク
15が回転し、このクランク15に偏心して設けられた
クランクピン15aを介して揺動板17が揺動する。こ
の揺動板17の揺動運動はユニバーサルジョイント19
の駆動体19aの回転運動に変換され、この回転運動は
公知の手段によって被駆動体19bの回転運動に変換さ
れる。これにより風向変更羽根7a,7bの駆動軸が回
転し、風向が変更される。
【0017】しかして、この実施例によれば、化粧パネ
ル1の1隅に、2つのモータ9a,9bをまとめて配置
したにも係らず、動力伝達機構13を支持するための構
造は簡素化される。即ち、これによれば動力伝達機構1
3を支持するに際して、1つの軸受21を用いるだけで
よく、他は、隣り合う駆動体19aを連結スリーブ23
でつなぐことにより支持するので、いわば駆動体19a
を支持するための軸受が不要になり、支持構造を極めて
簡素化することができる。
【0018】尚、この化粧パネル1のモータ9a,9b
が配置された隅部と反対側の隅部(図示せず)には、モ
ータ9c,9dがモータ9a,9bと同様な関係で配置
されている。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、隣り合う風向変更羽根の2つのモータを化粧
パネルの1隅に配置し、各モータの出力軸を動力伝達機
構を介して各風向変更羽根の駆動軸に連結し、隣り合う
動力伝達機構の軸同志を連結スリーブでつないだから、
動力伝達機構の支持構造が2点支持構造であるとすれ
ば、連結スリーブでつながれることにより、1点の支持
部だけに軸受を用いればよいことになり、その分だけ支
持構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化粧パネルを示す平面図である。
【図2】本発明の要部を示す構成図である。
【図3】直結スリーブと駆動軸との連結関係を示す平面
図である。
【図4】図2に示す要部の拡大図である。
【符号の説明】
1 化粧パネル 5a,5b,5c,5d 吹出口 7a,7b,7c,7d 風向変更羽根 9a,9b,9c,9d モータ 13 動力伝達機構 19 ユニバーサルジョイント 19a 駆動体 19b 被駆動体 21 軸受 23 連結スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 高志 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西川 愼一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 福嶋 和紀 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 相沢 行雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧パネルの4辺に沿って設けられる複
    数個の吹出口に夫々風向変更羽根を配置し、夫々の風向
    変更羽根をモータで独立して開閉する風向変更装置にお
    いて、隣り合う風向変更羽根の2つのモータを化粧パネ
    ルの1隅に配置し、各モータの出力軸を動力伝達機構を
    介して各風向変更羽根の駆動軸に連結し、隣り合う動力
    伝達機構の軸同志を連結スリーブでつないだことを特徴
    とする風向変更装置。
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JP3408983B2 (ja) 1999-01-25 2003-05-19 三菱電機株式会社 天井埋込型空気調和機
KR100442393B1 (ko) * 2002-01-09 2004-07-30 엘지전자 주식회사 냉난방 겸용 천장형 공기조화기
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EP3450870A4 (en) * 2016-04-27 2019-04-10 Mitsubishi Electric Corporation AIR CONDITIONER

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