JP3014320B2 - 刃体組付けヘッド首振り式剃刀におけるロック構造 - Google Patents

刃体組付けヘッド首振り式剃刀におけるロック構造

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JP3014320B2
JP3014320B2 JP8105151A JP10515196A JP3014320B2 JP 3014320 B2 JP3014320 B2 JP 3014320B2 JP 8105151 A JP8105151 A JP 8105151A JP 10515196 A JP10515196 A JP 10515196A JP 3014320 B2 JP3014320 B2 JP 3014320B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刃体組付けヘッ
ド首振り式剃刀において、首振り不能状態を維持するロ
ック状態と、首振り可能状態を維持する非ロック状態と
を取り得るロック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特開昭
60ー90586号公報にかかる従来の刃体組付けヘッ
ド首振り式剃刀においては、その首振りを不能にするロ
ック構造が存在しないので、使用者は常に非ロック状態
での使用を強いられる。しかし、首振り機能を好まない
使用者もいる。従って、特開昭7ー227486号公報
に示す刃体組付けヘッド首振り式剃刀は、ロック構造を
有している。その場合、使用者の好みに合わせてロック
状態と非ロック状態とに切り換えることができるように
なっている。
【0003】ところで、上記各剃刀のように刃体組付け
ヘッドのみをホルダから分離して使い捨てるものや、そ
のほか刃体組付けヘッドをホルダとともに使い捨てる剃
刀では、複数回使用した後に捨てることが多いが、使用
者は新品の剃刀か又は一度でも使用した剃刀かが区別し
にくい場合も多々ある。
【0004】本発明は、使用者の好みに合わて使い分け
るためにロック構造を設けるばかりではなく、このロッ
ク構造を有効利用して新品の剃刀か否かをも区別できる
ようにすることを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜3)の符号を援用して本発明を説明する。発明に
かかる剃刀は、下記のように構成されている。
【0006】刃体組付けヘッド首振り式剃刀において
は、ホルダ(1)の先端部に対し首振り支持手段(3)
により刃体組付けヘッド(2)を首振り可能に支持して
いる。このホルダ(1)及び刃体組付けヘッド(2)に
は、ホルダ(1)に対し刃体組付けヘッド(2)を首振
り不能にするように、互いに係合するロック部(11,
12)を設けている。 前記ホルダ(1)及び刃体組付け
ヘッド(2)のロック部のうち、ホルダ(1)のロック
部は、ホルダ(1)の先端部から突設したロックピン
(11)である。刃体組付けヘッド(2)のロック部
は、ロック状態で刃体組付けヘッド(2)の首振り不能
状態を維持するようにこのロックピン(11)が挿入さ
れるロック孔(12)である。 このロックピン(11)
は、非ロック状態で刃体組付けヘッド(2)を首振り可
能状態にするように、同ロックピン(11)の一部また
は全部を除去するための折損可能部(11a)を有して
いる。
【0007】
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態にかかる
剃刀を図面を参照して説明する。この剃刀は、図1に示
すようにホルダ1と刃体組付けヘッド2とを備え、図2
に示すようにこのホルダ1の先端部に対し刃体組付けヘ
ッド2が首振り支持手段3により支持されている。な
お、このホルダ1及び刃体組付けヘッド2(図示しない
刃体を除く)は、プラスチックにより成形されている。
【0009】〔前記首振り支持手段3について〕この首
振り支持手段3は下記の回動支持部4と回動規制部5と
を備えている。 (回動支持部4)ホルダ1の先端部に一対の支持アーム
6が突設されている。この両支持アーム6には案内部7
が円弧状に延設され、この案内部7の円弧面両端にスト
ッパ部7a,7bが形成されている。刃体組付けヘッド
2の下面両側(図示しない刃体が露出する上面の反対側
である下面にあって同刃体の刃先が延びる方向の両側)
には鉤状の支持腕部8が突設されている。この両支持腕
部8が両案内部7に係合されてその両ストッパ部7a,
7bに当接する所定角度範囲だけ、刃体組付けヘッド2
がホルダ1の先端部に対し回動可能に支持されている。
【0010】(回動規制部5)ホルダ1の先端部には前
記両支持アーム6間で一対の片持ち梁状板ばね部9(弾
性体)が突設され、この板ばね部9の先端に二股状圧接
部9aが形成されている。刃体組付けヘッド2の下面中
央部には前記両支持腕部8間で受圧部10が形成されて
いる。前記両板ばね部9の二股状圧接部9aがこの受圧
部10に圧接されて、刃体組付けヘッド2が下方向(図
示しない刃体の刃先側)へ付勢されている。
【0011】〔前記ホルダ1及び刃体組付けヘッド2の
ロック部について〕 (ロック状態)ホルダ1の先端部には前記両板ばね部9
間で一本の片持ち梁状ロックピン11が突設され、この
ロックピン11の基端部には細くなった折損可能部11
aが形成されている。前記刃体組付けヘッド2の受圧部
10にはロック孔12が形成されている。図2(a)及
び図3(a)(c)に示すようにこのロック孔12にロ
ックピン11の先端部が挿入されたロック状態では、刃
体組付けヘッド2の首振り不能状態が維持される。
【0012】(非ロック状態)前記ロック状態でロック
ピン11を押さえてその折損可能部11aを折ると、図
3(b)に示すようにロックピン11のうち折損可能部
11aよりも先端側部分が除去される。従って、刃体組
付けヘッド2を首振り可能状態にすることができる。
【0013】実施形態は下記(イ)〜(ニ)の特徴
(後記する他の技術的思想以外)を有する。(イ) 首
振り機能を好まない使用者は、ロックピン11の折損可
能部11aを折らない前記ロック状態で、使用すること
ができる。
【0014】(ロ) 首振り機能を必要とする使用者
は、折損可能部11aを折ってロックピン11を除去し
た前記非ロック状態で、使用することができる。通常、
使用者は剃刀を使用する時に始めてロックピン11を折
るであろうから、ロックピン11の折損は一度でも使用
したことを意味すると考えられる。従って、ロックピン
11の状態(ロックピン11が除去されているか否か)
を見て新品の剃刀か否かを容易に区別することができ、
その判別のためにロック構造を有効に利用することがで
きる。
【0015】(ハ) 首振り機能を必要とする使用者
は、折損可能部11aを折るだけの簡単な操作で、ロッ
クピン11を除去した非ロック状態にすることができ
る。 (ニ) ホルダ1から突設したロックピン11を、刃体
組付けヘッド2のロック孔12に挿入するだけの簡単な
構造で、ロック構造を構成することができる。
【0016】〔他の実施形態〕 前記実施形態以外にも、ロックピンの一部または全部を
折って除去するように構成してもよい。
【0017】他の技術的思想〕 施形態から把握できる技術的思想(請求項以外)を効
果と共に記載する。
【0018】(イ) 請求項1または請求項2の首振り
支持手段3は、ホルダ2の先端部に設けた一対の支持ア
ーム6で刃体組付けヘッド2の両側を所定角度範囲だけ
回動可能に支持した回動支持部4と、ホルダ2に設けた
弾性体(板ばね9)を刃体組付けヘッド2に圧接して刃
体組付けヘッド2を一方向へ付勢する回動規制部5とを
備えている。従って、簡単な構造で、首振り支持手段3
を構成することができる。
【0019】
【発明の効果】発明にかかる刃体組付けヘッド首振り
式剃刀によれば、好みに応じて首振り機能を利用するこ
とができるばかりではなく、ロックピン(11)が除去
されているか否かにより、新品の剃刀か否かを容易に区
別することができ、その判別のためにロック構造を有効
に利用することができる。また、折損可能部(11a)
を折るだけの簡単な操作でロックピン(11)を除去し
た非ロック状態にすることができるとともに、ロック構
造を簡単な構成にすることができる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかる刃体組付けヘッド首振り
式剃刀を分解して示す斜視図である。
【図2】 (a)は図1の剃刀を組み付けてロック状態
にした斜視図であり、(b)はこの剃刀の非ロック状態
を示す組付け斜視図である。
【図3】 (a)は図2(a)のXーX線部分断面図で
あり、(b)は図2(b)のYーY線部分断面図であ
り、(c)は図2(a)のZーZ線部分断面図である。
【符号の説明】
1…ホルダ、2…刃体組付けヘッド、3…首振り支持手
段、11…ロックピン(ロック部)、11a…折損可能
部、12…ロック孔(ロック部)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダ(1)の先端部に対し首振り支持
    手段(3)により刃体組付けヘッド(2)を首振り可能
    に支持し、このホルダ(1)及び刃体組付けヘッド
    (2)には、ホルダ(1)に対し刃体組付けヘッド
    (2)を首振り不能にするように、互いに係合するロッ
    ク部(11,12)を設けた剃刀において、 前記 ホルダ(1)及び刃体組付けヘッド(2)のロック
    部のうち、ホルダ(1)のロック部は、ホルダ(1)の
    先端部から突設したロックピン(11)であり、刃体組
    付けヘッド(2)のロック部は、ロック状態で刃体組付
    けヘッド(2)の首振り不能状態を維持するようにこの
    ロックピン(11)が挿入されるロック孔(12)であ
    り、 このロックピン(11)は、非ロック状態で刃体組付け
    ヘッド(2)を首振り可能状態にするように、同ロック
    ピン(11)の一部または全部を除去するための折損可
    能部(11a)を有している ことを特徴とする刃体組付
    けヘッド首振り式剃刀におけるロック構造。
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