JP3012832B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP3012832B2
JP3012832B2 JP10221220A JP22122098A JP3012832B2 JP 3012832 B2 JP3012832 B2 JP 3012832B2 JP 10221220 A JP10221220 A JP 10221220A JP 22122098 A JP22122098 A JP 22122098A JP 3012832 B2 JP3012832 B2 JP 3012832B2
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disk
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤのデ
ィスク挿入口から挿入されたディスクを、所定の位置に
導くためのセンタリング機構が配設されているディスク
プレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、アナログ音をデジタル信
号に変換し、このデジタル信号に対応したピットを記録
層に形成した円板状のコンパクトディスク(以下、単に
ディスクと略称する)が開発されている。このディスク
はCDプレーヤの読取りヘッドから照射されるレーザ光
によって光学的にアナログ音を再生している。
【0003】また、このディスクは従来のLPレコード
と比べて飛躍的に優れた音質と操作性が得られるように
なったので、CDプレーヤとともに急速に普及すること
となった。そこで、CDプレーヤにあっては特に車載用
のものも開発されるようになり、この車載用CDプレー
ヤとして、たとえば図10に示すようなものがある。
【0004】同図において、符号101は直径12cm
の円板状のディスクであって、音楽が記録されている。
このディスク101をディスク挿入口102に挿入する
と、ローディング機構103によって所定位置(CDプ
レーヤの略中央位置)まで搬送され、この所定位置でク
ランパアーム104によってターンテーブル105上に
固定される。ターンテーブル105上のディスク101
はスピンドルモータ(図示せず)によって回転され、読
取りヘッド(図示せず)によってディスク101に記録
された音楽を再生している。
【0005】ところで、従来のシングルレコードに相当
し、直径12cmのディスク101よりはるかに小径で
ある直径8cmのディスク106が最近開発されるよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のCDプレーヤにあっては、そのディスク挿入
口102が直径12cmのディスク101に合うように
形成されていたので、小径ディスク106をこのディス
ク挿入口102に挿入しようとすると、ディスク挿入口
102の間口が広いために、この中央に挿入するのに注
意を払わなければならない。
【0007】そこでディスク106がディスク挿入口1
02の中央にではなく偏って挿入されると、その後この
ディスク106はローディング機構103によって搬送
されるが、偏って挿入されているために所定位置には搬
送されなくなる。特に、車載用CDプレーヤにあって
は、車両走行中に振動するために、小径のディスク10
6をディスク挿入口102の中央に挿入することは一層
困難となる。
【0008】本発明は、かかる点に鑑み、例えば車両走
行中に車載用CDプレーヤが振動しても、直径12cm
のディスク101又は小径ディスク106をディスク挿
入口102に容易に挿入することができるよう、挿入さ
れたディスクを所定位置に位置決めするセンタリング機
構が配設されたディスクプレーヤを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のディスクプレーヤは、ディスク挿入口から挿入
されたディスクを所定の位置に導くセンタリング機構を
備え、センタリング機構は、ディスク挿入口から挿入さ
れたディスクの周縁に当接する一対の当接部と、当接部
がディスクの周縁と当接することに伴い移動するセンタ
リングレバーと、ディスク挿入口からディスクが偏って
挿入された際にセンタリングレバーの移動を規制する規
制機構とを備え、規制機構は、円形の孔と、円形の孔に
遊挿されたガイドピンとを備え、ディスク挿入口からデ
ィスクが偏って挿入された際にガイドピンが円形の孔の
壁面に当接することによりセンタリングレバーの移動が
規制されることを特徴としている。
【0010】
【作用】例えば車載用ディスク再生装置は車両のフロン
トパネル等に設けられているために、車両走行中には車
載用ディスク再生装置も振動する。そこで、特に小径の
ディスクをディスク挿入口に挿入するには十分な注意を
払わなければならない。しかしながら、もしディスク挿
入口からディスクが偏って挿入された際においても、セ
ンタリング機構におけるセンタリングレバーの移動が規
制機構によって規制されることにより、当接部の移動も
規制を受け、もって、偏って挿入されたディスクをディ
スクプレーヤの所定位置に容易に位置させることができ
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
について図面に基づいて説明する。図1ないし図9は、
本発明に係るディスクプレーヤとしての一実施例である
CDプレーヤを示す図である。先ず、構成について説明
する。
【0012】図1において符号1は本発明のディスクプ
レーヤが適用された車載用CDプレーヤのケーシングで
あり、このケーシング1の前方面にはディスクを挿入す
るためのディスク挿入口2が設けられている。ケーシン
グ1内にはフレーム3が収納され、このフレーム3は略
平板状の天板3aと、側部が下方に折り曲げられた側板
3b,3bとを有している。さらに、フレーム3の内側
には、図2に示すような支持フレーム4が配設され、こ
の支持フレーム4にはディスク記録された音楽を再生す
るための再生装置(図示せず)が略中央に搭載されてい
る。
【0013】支持フレーム4は複数のダンパ5,5,5,
5を介してフレーム3に緩衝的にフローディング支持さ
れている。また、フレーム3の前方側部には、ディスク
挿入口2に挿入されたディスク106を所定位置(支持
フレーム4の略中央位置)に搬送するためのローディン
機構6とローディングアーム8を揺動させるためのロー
ディングアーム揺動機構7が設けられている。ローディ
ング機構6は支持フレーム4に取り付けられた駆動ロー
ラ9aを有している。なお、ローディング機構6、ロー
ディングアーム揺動機構7および後述するロック機構4
5については、先に出願した実願昭62−136632
号に詳細に記述されている。
【0014】また、フレーム3の前方側にはローディン
グモータ10が設けられ、ローディングモータ10の駆
動によって駆動ローラ9aが回転されると、この駆動ロ
ーラ9aに対向配置された従動ローラ9bと協働して、
ディスク挿入口2に挿入されたディスク106を所定位
置へ搬送する。
【0015】また、フレーム3の内方側であってディス
ク挿入口2近傍には、図2に示すように特に小径のディ
スク106をディスク挿入口2の中央に位置させるため
のセンタリング機構12が配設されている。
【0016】センタリング機構12は図3にも示すよう
にディスク挿入口2の長手方向に間隔を配して設けた、
一対のセンタリングアーム13,14と、このセンタリ
ングアーム13,14の間に位置するセンタリングレバ
ー15とからなっている。
【0017】一対のセンタリングアーム13,14は全
体が略L字形状となっており、このセンタリングアーム
13,14はこの中央部に設けられた支持ピン16,17
を介してフレーム3に枢支されている。また、センタリ
ングアーム13,14のそれぞれのディスク挿入口2側
先端はディスク挿入口2近傍まで十分に延設され、この
先端にディスクの周縁に当接する当接部としてのセンタ
リングピン18,19が取り付けられている。また、セ
ンタリングアーム13,14のフレーム3の内方側先端
には連結ピン20,21が取り付けられている。
【0018】センタリングレバー15は全体が略逆W字
形状となっており、この両端部には連結溝22,23が
形成され、この連結溝22,23に連結ピン20,21が
嵌合することによって、一対のセンタリングアーム1
3,14とセンタリングレバー15の左右端とが連結さ
れる。
【0019】また、センタリングレバー15の中央部に
はディスク挿入方向に沿って長孔25が形成され、この
長孔25は図4にも示すようにディスク挿入口2側が円
形頭部25aとなっている。長孔25にはフレーム3に
植設されたガイドピン26が遊挿され、このガイドピン
26は長孔25内を相対的に移動可能である。
【0020】前記センタリングレバー15のプレーヤ中
心端にはガイド溝125が設けられ、このガイド溝12
5にはフレーム天板3aに固着されたガイドピン126
が係合している。
【0021】一方、図1に示すようにフレーム3の天板
3aのディスク挿入口2近傍側であってその略中央には
ホトセンサ47が設けられ、このホトセンサ47によっ
てディスク106がディスク挿入口2に挿入されたこと
を検知する。ホトセンサ47がディスク106の挿入を
検知すると、このホトセンサ47から信号が制御回路
(図示せず)に出力され、この制御回路によってローデ
ィングモータ10が駆動される。
【0022】ローディングモータ10が駆動されると、
駆動ローラ9aと従働ローラ9bとの協働によって挿入
されるディスク106は搬送されるが、この搬送される
ディスク106と駆動ローラ9a、ホトセンサ47およ
びセンタリングピン18,19は図5に示すような位置
関係にある。
【0023】すなわち、細長いつづみ形の駆動ローラ9
aの略中央であってディスク挿入口2側にホトセンサ4
7が配設され、ディスク挿入口2の略中央に挿入された
ディスク106の挿入方向先端が駆動ローラ9aに当接
しているときに、センタリングピン18,19がディス
ク106の挿入方向先端の両側であってこのディスク1
06に当接しない位置に配置されている。このため、デ
ィスク106をディスク挿入口2の略中央に挿入した場
合、駆動ローラ9aに当接する際には、このディスク1
06はまだセンタリングピン18,19と当接はしてい
ない。
【0024】また、一対のセンタリングアーム13,1
4とフレーム3の突起3b,3bの間には引張りスプリ
ング27,28が張設されており、この引張りスプリン
グ27,28の付勢力によって、一対のセンタリングピ
ン18,19を相互に接近させている(図3)。
【0025】ここで、小径のディスクがディスク挿入口
2の中央に挿入されず偏って挿入されたとすると、この
ディスクは一対のセンタリングピン18,19のどちら
かに当接する。ディスク106が図3に示すようにセン
タリングピン18の方に当接したとすると、センタリン
グアーム13は支持ピン16を中心に引張りスプリング
27の付勢力に抗して反時計方向に少し回動する。この
センタリングアーム13の回動によって、センタリング
レバー15は全体として時計方向に若干回動する。
【0026】このようにセンタリングレバー15が時計
方向に回動すると、図4に示すようにガイドピン26は
長孔25の円形頭部25aにおいてその中心から少しず
れてこの円形頭部25aの図上左下方壁に当接する。そ
うすると、ガイドピン26は長孔25内を相対的に移動
できなくなり、すなわち、センタリングレバー15がデ
ィスク挿入口2側へ移動できなくなる。このため、セン
タリングアーム13はディスク106によって若干回動
するが、それ以上は回動しないことになる。したがっ
て、偏って挿入されたディスク106はセンタリングピ
ン18によって規制され、ディスク挿入口2の中央に位
置させられる。
【0027】次に、大径ディスク101がディスク挿入
口2の中央に位置されると、このディスク101は一対
のセンタリングピン18,19に同時に当接する。そう
すると、一対のセンタリングアーム13,14は支持ピ
ン16,17を中心に回動し、センタリングレバー15
は連結ピン20,21を中心に回動しようとする。
【0028】センタリングレバー15が同時に回動しよ
うとすると、ガイドピン26は長孔25の円形頭部25
aの中心からずれることがない。このため、ガイドピン
26は長孔25内を移動可能となり、センタリングレバ
ー15はディスク挿入口2側へ移動する。センタリング
レバー15が移動すると、センタリングアーム13,1
4はさらに回動可能となり、ディスク101はこの車載
用CDプレーヤ内に挿入可能となる。
【0029】一方、図2に示すように支持フレーム4の
略中央にはディスク101,106が載置されるターン
テーブル29が設けられ、このターンテーブル29は支
持フレーム4の下面側に設けられたスピンドルモータ3
0によって回転される。
【0030】ターンテーブル29の上方には小円板状の
クランパ31が位置しており、このクランパ31は支持
フレーム4の後部に揺動自在に取り付けられたクランパ
アーム32の三角形状突端に設けられている。クランパ
アーム32と支持フレーム4との間には引張りスプリン
グ33が張設され、このクランパアーム32をターンテ
ーブル29に向けて付勢している。
【0031】また、クランパアーム32には図6および
図7に示すように、小径の直径8cmのディスク106
をターンテーブル上に搬送したときに、ディスク106
をクランプ位置にガイドするとともにリンク機構を介し
てローディングアーム揺動機構を動作せしめるための検
知ピン41を動作させる作動補助板34がクランパアー
ム32の前端両側の枢着点130a,130bにより揺
動自在に取り付けられ、この作動補助板34は板バネ1
40により下方に付勢されている。
【0032】作動補助板34の下面側であってその中央
部には、直径8cmのディスクに合わせた略円弧状のデ
ィスク用凹み35が形成されている。このため、小径の
ディスク106が所定位置に向かって搬送されると、こ
のディスク106はディスク用凹み35に入る。
【0033】ディスク用凹み35の後方端には孔36が
形成されており、この孔36には作動補助板34の上面
側に設けられた押圧補助機構37の中央部分が臨んでお
り、ディスク用凹み35に入ったディスク106の先端
部は孔36を通して押圧補助機構37に当接し、これを
作用させる。
【0034】ここで、直径が12cmのディスク101
が前記ターンテーブル29上に搬送されると、このディ
スク101は直径が大きいため作動補助板34のディス
ク用凹み35に入らずにそこを乗り越えてそのまま搬送
され、その周縁が直接検知ピン41に当接する。
【0035】押圧補助機構37は一対の揺動腕38,3
9を有しており、この一対の揺動腕38.39の基端部
は作動補助板34に枢設されている。一対の揺動腕3
8,39間には引張りスプリング40が張設され、この
先端部38a,39aは図8に示すように相互に握り合
う形で合致している。そこで、孔36を通して小径のデ
ィスク106の先端によって先端部38a,39aが押
されると、一対の揺動腕38,39はそれぞれ揺動す
る。
【0036】揺動腕38には突出片38bが一体形成さ
れ、この突出片38bの対向する位置には検知ピン41
が配設され、揺動腕38の揺動によってこの突出片38
bが検知ピン41を押圧する。検知ピン41は図9に示
すようにフレーム3の後端側に枢設されたリンク機構の
一部をなす第1リンク42の一端に取り付けられてお
り、第1リンク42の他端はディスク挿入方向に摺動可
能に配設された第2リンク43と連結している。検知ピ
ン41が小径のディスク106の場合は揺動腕38を介
して、大径ディスク101の場合は直接各ディスクによ
って押圧されると、第2リンク43は摺動されてローデ
ィングアーム揺動機構7を動作させ、ローディングアー
ム8を下降せしめる。
【0037】一方、図1および図2に示すように支持フ
レーム4の側端にはロックピン44が植設されて、フレ
ーム3側方に突出している。ロックピン44が突出する
フレーム3にはロック機構45が設けられ、挿入された
ディスクが所定位置に搬送されるまではロック機構45
によってロックピン44はロックされ、支持フレーム4
はフレーム3に固定されている。
【0038】ローディングアーム揺動機構7の作動によ
ってローディングアーム8が下方へ移動されると、ロッ
ク機構45はロックピン44のロック状態を解除し、支
持フレーム4はフレーム3にダンパ5を介して緩衝的に
支持される。なお、ディスク挿入口2近傍のフレーム3
には可動蓋46が開閉自在に取り付けられて、この車載
用CDプレーヤを使用中には、ディスク挿入口2に可動
蓋46が移動して、別のディスクをディスク挿入口2に
誤って挿入するのを防止している。
【0039】次に、作用を説明する。本発明のセンタリ
ング機構12は特に小径のディスク106を使用すると
きに有効であるので小径のディスク106を例にとって
説明する。
【0040】ディスク挿入口2に小径のディスク106
が挿入されると、天板3aの前部に設けられたホトセン
サ47がディスク106の挿入を検知して、ローディグ
モータ10が駆動される。ここで、小径のディスク10
6が挿入されるときに、ディスク挿入口2の中央でなく
偏って挿入されると、センタリング機構12の一対のセ
ンタリングピン18,19のいずれかに当接する。
【0041】ディスク106が一対のセンタリングピン
18,19のいずれかに当接すると、このセンタリング
機構12によって前述したようにディスク106はディ
スク挿入口2の中央に位置させられる。
【0042】ところで、ディスクをディスク挿入口2の
略中央にディスク106が挿入されると、ホトセンサ4
7がディスク106の挿入を検知して、制御回路によっ
てローディングモータ10が駆動される。
【0043】したがって、図5に示すようにディスク1
06の挿入方向先端は回転される駆動ローラ9aに当接
してこの駆動ローラ9aと従動ローラ(図1に示す9
b)とに挾持される。ディスク106が駆動ローラ9a
と従動ローラ9bとに挾持されるときには、このディス
ク106の挿入方向先端はまだセンタリングピン18,
19と当接してはいない。ディスク106が駆動ローラ
9aと従動ローラ9bとに挾持されて、駆動ローラ9a
によってターンテーブル29へ向けて搬送され始め、こ
のときに始めてディスク106はセンタリングピン1
8,19と当接する。
【0044】ディスク挿入口2に挿入したディスク10
6が、駆動ローラ9aによって搬送され始めるときには
ディスク106は既に手から離れている。このため、デ
ィスク106が手から離れた後にセンタリングピン1
8,19に当接しても、この手に当接の際のゴツンとい
う衝撃感は受けず、不快感を覚えるようなことはない。
【0045】このとき、ディスク106はディスク挿入
口2の略中央に挿入されているので、このセンタリング
ピン18,19は前述したようにセンタリングアーム1
3,14が回動して大きく拡開され、次にターンテーブ
ル29へ向けて搬送される。
【0046】一方、大径ディスク101を挿入する場合
には、大径ディスク101の先端がローディングディス
ク9aに咬え込まれたときには、その左右周縁101
a,101aは小径ディスク106の周縁よりも前記セ
ンタリングピン18,19に近い位置に置かれ、大径デ
ィスク101の方がセンタリングピン18,19に早い
時期に接触することとなる。
【0047】また、ターンテーブル29の中央近傍まで
ディスク106が搬送されると、このディスク106は
直径8cmであるので作動補助板34のディスク用凹み
35へと入り込む。ディスク106がディスク用凹み3
5に入り込むと、図7に示すようにこのディスク106
の先端部は孔36内に臨んでいる押圧補助機構37を介
して検知ピン41を押圧する。
【0048】すなわち、前記したようにディスク106
は揺動腕38を揺動させて、この突出片38bは検知ピ
ン41を押圧する。検知ピン41が押圧されると、図9
に示すように第1リンク42がピン142を中心として
揺動して、第2リンク43を揺動させてローディングア
ーム8に固着されたピン150を解放してローディング
アーム揺動機構7を作動させる。
【0049】したがって、図2に示すように、クランパ
アーム32は、その側部突出片32aがこれが接触して
いるローディングアーム8とともにピン150が下降す
ることにより引張りスプリング33の付勢力によって下
降し、ターンテーブル29に載置されたディスク106
をクランパ31によって押圧、固定する。
【0050】ディスク106がクランパ31によって固
定され、ローディングアーム機構7の作動と連動して、
ロック機構45はロックピン44のロック状態を解除
し、支持フレーム4はフレーム3にダンパ5を介して緩
衝的に支持されて、フローティング状態となる。
【0051】このようにして、再生動作の準備が完了
し、スピンドルモータ30が駆動されてターンテーブル
29を介してディスク106を回転させる。ディスク1
06が回転されると、読取りヘッド(図示せず)からレ
ーザ光が照射され、この読取りヘッドがディスク106
の半径方向に移動することにより、ディスク106に記
録された音楽を再生する。
【0052】なお、センタリングピン18,19の間隔
は小径ディスク106の径よりも大でも小でもよく、間
隔大の場合は小径ディスクは両ピン間を通過し、間隔小
の場合は、小径ディスクがディスク挿入口の中央に位置
したときには両ピンに当接してセンタリングピン18,
19を広げながら通過する。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
プレーヤによれば、ディスク挿入口からディスクが偏っ
て挿入された際においても、センタリング機構における
センタリングレバーの移動が規制機構によって規制され
ることにより、ディスクの周縁に当接する当接部の移動
も規制を受け、よって、偏って挿入されたディスクをデ
ィスクプレーヤの所定位置に導かせるものであり、例え
ば、車載用のCDプレーヤ等に好適な構成となってい
る。また、規制機構は、円形の孔と円形の孔に遊挿され
たガイドピンとから構成されており、簡単な構成で当接
部の移動の規制を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクプレーヤの斜視図。
【図2】本発明のディスクプレーヤにおけるセンタリン
グ機構が配設された支持フレームの斜視図。
【図3】本発明のディスクプレーヤにおけるセンタリン
グ機構の平面図。
【図4】図3におけるA部分の拡大図。
【図5】本発明のディスクプレーヤにおける挿入される
ディスクとセンタリングピンとの位置関係を示す平面
図。
【図6】本発明のディスクプレーヤにおける作動補助板
と押圧補助機構の斜視図。
【図7】本発明のディスクプレーヤにおける作動補助板
と押圧補助機構の断面図。
【図8】図6におけるB部分の拡大図。
【図9】本発明のディスクプレーヤにおけるリンク機構
を示す平面図。
【図10】従来の車載用CDプレーヤの斜視図である。
【符号の説明】
2 ディスク挿入口 9a 駆動ローラ 9b 従動ローラ 12 センタリング機構 18,19 センタリングピン 29 ターンテーブル 32 クランパアーム 47 ホトセンサ 101,106 ディスク(コンパクトディスク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉原 正徳 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社川越工場内 審査官 小要 昌久 (56)参考文献 実開 平1−181154(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク挿入口(2)から挿入されたデ
    ィスクを所定の位置に導くセンタリング機構を備えたデ
    ィスクプレーヤにおいて、 前記センタリング機構は、ディスク挿入口から挿入され
    たディスクの周縁に当接する一対の当接部(18,1
    9)と、前記当接部がディスクの周縁と当接することに
    伴い移動するセンタリングレバー(15)と、前記ディ
    スク挿入口からディスクが偏って挿入された際に前記セ
    ンタリングレバーの移動を規制する規制機構(25a,
    26)とを備え、 前記規制機構は、円形の孔(25a)と、前記円形の孔
    に遊挿されたガイドピン(26)とを備え、 前記ディスク挿入口からディスクが偏って挿入された際
    に前記ガイドピンが前記円形の孔の壁面に当接すること
    により前記センタリングレバーの移動が規制されること
    を特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 前記一対の当接部(18,19)のそれ
    ぞれは、前記センタリングレバーに連結された一対のセ
    ンタリングアーム(13,14)に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 前記円形の孔は前記センタリングレバー
    に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ディスクプレーヤ。
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