JPH0697529B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH0697529B2
JPH0697529B2 JP1060541A JP6054189A JPH0697529B2 JP H0697529 B2 JPH0697529 B2 JP H0697529B2 JP 1060541 A JP1060541 A JP 1060541A JP 6054189 A JP6054189 A JP 6054189A JP H0697529 B2 JPH0697529 B2 JP H0697529B2
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数夫 小林
清司 森川
宜範 山田
正和 車田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスク挿入口に挿入されたディスクをター
ンテーブルのクランプ位置にガイドするためのガイド装
置を有するディスク再生装置に関する。
〔従来の技術〕
近年において、アナログ音をデジタル信号に変換し、こ
のデジタル信号に対応したピットを記録層に形成した円
板状のコンパクトディスク(以下、単にディスクと略称
する)が開発されている。このディスクはCDプレーヤの
光ヘッドから照射されるレーザ光によって光学的にアナ
ログ音を再生している。また、このディスクは従来のLP
レコードと比べて飛躍的に優れた音質と操作性が得られ
るようになったので、CDプレーヤとともに急速に普及す
ることとなった。そこで、CDプレーヤにあっては特に車
載用のものも開発されるようになり、この車載用CDプレ
ーヤとして、たとえば第13図に示すようなものがある。
同図において、符号101は直径12cmの円板状のディスク
であって、音楽が記録されている。このディスク101を
ディスク挿入口102に挿入すると、ローディング機構103
によって所定位置(CDプレーヤの略中央位置)に向けて
搬送され、このCDプレーヤ内に設けられたストッパ部
(図示せず)に当接すると、搬送が阻止されて所定位置
に位置する。この所定位置でクランパアーム104によっ
てターンテーブル105上に固定される。ターンテーブル1
05上のディスク101はスピンドルモータ(図示せず)に
よって回転され、読取りヘッド(図示せず)によってデ
ィスク101に記録された音楽を再生している。
ところで、従来のシングルレコードに相当し、直径12cm
のディスク101よりはるかに小径である直径8cmのディス
ク106が開発されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のCDプレーヤにあって
は、挿入されたディスクを停止せしめる前記ストッパ部
は、12cmの大径ディスク101を停止させる位置に設けら
れ、直径8cmのディスク106がストッパ部に当接するまで
搬送されると、クランプ位置を越えてしまいクランプで
きない。
そこで、小径のディスクが搬送されても、このディスク
をターンテーブル上のクランプ位置に停止させるディス
クガイド板をクランパアーム104の下面に揺動自在に取
り付けることが考えられる。すなわち、小径のディスク
106が搬送されると、このディスク106はガイド凹みを備
えたディスクガイド板によってガイドされてターンテー
ブル105上にクランプされ、大径のディスク101が搬送さ
れると、ディスク101はディスクガイド板を押し退けて
ターンテーブル105上にクランプさせることが考えられ
る。ところが、車両走行中にはCDプレーヤの振動に伴っ
てディスクガイド板も振動し、挿入された小径のディス
ク106がディスクガイド板のガイド凹みに必ずしも捕捉
されない場合が生じる。
本発明は、かかる点に鑑み、小径のディスクをディスク
挿入口に挿入しても、必ずディスクガイド板に向けて搬
送されて、ターンテーブル上に確実にクランプさせるこ
とができるディスク再生装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明はディスク挿入口にディスクを挿入して
駆動ローラに当接させ、この駆動ローラによって前記デ
ィスクをプレーヤのクランプ位置に搬送し、ターンテー
ブル上に伸びるクランパアームを動作させてターンテー
ブル上にディスクを固定しターンテーブルを回転させて
記録を再生するようにしたディスク再生装置において、
前記クランパアームの下面に、小径ディスクを前記ター
ンテーブル上のクランプ位置にガイドするためのディス
クガイド板を揺動自在に取り付け、前記駆動ローラに対
向してディスクを前記駆動ローラと協働して搬送ガイド
するためのガイド部材を配設し、このガイド部材にディ
スク搬送方向と略平行な平行ガイド面を形成するととも
に、この方向ガイド面に連続してディスク挿入方向前方
に小径のディスクは通過できるが、大径ディスクは通過
できない長さを備え、小径のディスクをディスクガイド
板方向に指向せしめる傾斜溝を形成した構成とするもの
である。
〔作用〕
例えば車載用ディスク再生装置は車両走行中に振動する
ので、クランパアームに取り付けられたディスクガイド
板も揺動する。この場合に、小径のディスクはガイド部
材の平行ガイド面52に沿って水平に進んだ後傾斜溝へ入
り込み、搬送方向がクランパアームに取り付けられたデ
ィスクガイド板の方向に変えられる。したがって、ディ
スクガイド板が揺動していても、挿入された小径ディス
クはディスクガイド板のディスクガイド用凹みに捕捉さ
れ、確実にクランプ位置にガイドされる。
一方、ディスク挿入口に大径のディスクが挿入される
と、このディスクはガイド部材と駆動ローラとによって
水平にガイドされ、ガイド部材の傾斜溝に入り込むこと
なく、平行ガイド面に沿って水平に搬送され、ディスク
ガイド板を押し上げてクランプ位置に停止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。第1図ないし第12図は本発明によるCDプレーヤの一
実施例を示す図である。
先ず、構成について説明する。
第1図において符号1は本発明が適用された車載用CDプ
レーヤのケーシングであり、このケーシング1の前方面
にはディスクを挿入するためのディスク挿入口2が設け
られている。ケーシング1内にはフレーム3が収納さ
れ、このフレーム3は略平板状3の天板3aと、側部が下
方に折り曲げられた側板3b,3cとを有している。さら
に、フレーム3の内側には、第2図に示すような支持フ
レーム4が配設され、この支持フレーム4にはディスク
に記録された音楽を再生するための再生装置(図示せ
ず)が略中央に搭載されている。支持フレーム4はダン
パ5a,5b……5dを介してフレーム3に緩衝的にフローテ
ィング支持されている。また、フレーム3の前方側部に
は、ディスク挿入口2に挿入されたディスク11を所定位
置(支持フレーム4の略中央位置)に搬送するためのロ
ーディング機構6とローディングアーム8を揺動させる
ためのローディングアーム揺動機構7が設けられてい
る。ローディング機構6はローディングアーム8に取り
付けられた駆動ローラ9を有している。
駆動ローラ9の上方には、第1図および第3図に示すよ
うに、この駆動ローラ9と協働してディスク101、106を
挾持しながらガイドするためのディスクガイド装置とし
てのガイド部材51が配設されている。ガイド部材51は全
体として凹んだガイド面Sをなし、ガイド面Sの両端部
S0,S0が大径のディスク101の周囲に当接してそれを搬送
し、前記両端部S0,S0より内側部分表面S1,S1は小径のデ
ィスク106の周囲に当接してそれを搬送する。また、前
記ガイド部材51は合成樹脂などからなっており、第4図
にも示すように、その下面にはディスク挿入口2の開口
方向に延設され、ディスクの搬送方向と略平行な平行ガ
イド面52が形成され、この平行ガイド面52のディスク挿
入方向の後方には前記平行ガイド面25から連続して後方
に緩く傾斜して伸びる傾斜面53と平行ガイド面25から前
方に短く傾斜した傾斜溝54が形成されている。
傾斜面53はディスク挿入口2に挿入されたディスク10
1、106の先端部分をガイド部材51と駆動ローラ9との間
に導入させる。平行ガイド面52はガイド部材51と駆動ロ
ーラ9との間に位置したディスク101、106を搬送方向に
沿って平行に案内する。傾斜溝54は直径8cmのディスク1
06を後述するディスクガイド板に向けて案内するための
ものであり、その幅Wは8cmよりやや広くなっている。
平行ガイド面52と傾斜溝54との面変換点Pの直下よりや
や搬送方向前方に駆動ローラ9の中心が位置しており、
ディスク挿入口2に挿入されたディスクのうち小径のデ
ィスク106は、ガイド面52に沿ってディスク挿入方向に
平行な案内された後、時計方向へ回動する駆動ローラ9
の回動力によってその先端が上方へ持ち上り、傾斜溝54
へ入り込み、後述するディスクガイド板の方へガイドさ
れる。大径のディスク101はガイド面Sに沿って案内さ
れても直径が12cmであるので幅8cmの傾斜溝54には入り
込まず、平行ガイド面52に沿ってそのまま平行に搬送さ
れる。
なお、ローディング機構6、ローディングアーム揺動機
構7、および後述するロック機構45については先に出願
した実願昭62−136632号公報に詳細に記述されている。
また、フレーム3の前方側にはローディングモータ10が
設けられ、ローディングモータ10の駆動によって駆動ロ
ーラ9が回転されると、ディスク挿入口2に挿入された
ディスク106が所定位置へ搬送される。
また、フレーム3の内方側であってディスク挿入口2近
傍には、第2図に示すように特に小径のディスク106を
ディスク挿入口2の中央に位置させるためのセンタリン
グ機構12が配設されている。センタリング機構12は第5
図にも示すようにディスク挿入口2の長手方向に間隔を
配して設けた一対のセンタリングアーム13,14と、この
センタリングアーム13,14の間に位置するセンタリング
レバー15とからなっている。一対のセンタリングアーム
13,14は全体が略L字形状となっており、このセンタリ
ングアーム13,14はこの中央部に設けられた支持ピン16,
17を介してフレーム3に枢支されている。また、センタ
リングアーム13,14のそれぞれのディスク挿入口2側先
端はディスク挿入口2近傍まで十分に延設され、この先
端にディスクの周縁に当接する当接部としてのセンタリ
ングピン18,19が取り付けられている。また、センタリ
ングアーム13,14のフレーム3の内方側先端には連結ピ
ン20,21が取り付けられている。
センタリングレバー15は全体が略逆W字形状となってお
り、この両端部には連結溝22,23が形成され、この連結
溝22,23に連結ピン20,21が嵌合することによって、一対
のセンタリングアーム13,14とセンタリングレバー15の
左右端とが連結される。また、センタリングレバー15の
中央部にはディスク挿入方向に沿って長孔25が形成さ
れ、この長孔25は第6図にも示すようにディスク挿入口
2側が略円形頭部25aとなっている。長孔25にはフレー
ム3に植設されたガイドピン26が遊挿され、このガイド
ピン26は長孔25内を相対的に移動可能である。前記セン
タリングレバー15のブレーキ中心端にはガイド溝125が
設けられ、このガイド溝125にはフレーム3に固着され
たガイドピン126が係合している。
一方、第1図に示すようにフレーム3の天板3aのディス
ク挿入口2近傍側であってその略中央にはホトセンサ47
が設けられ、このホトセンサ47によってディスク106が
ディスク挿入口2に挿入されたことを検知する。ホトセ
ンサ47がディスク106の挿入を検知すると、このホトセ
ンサ47から信号が制御回路(図示せず)に出力され、こ
の制御回路によってローディングモータ10が駆動され
る。ローディングモータ10が駆動されると、駆動ローラ
9とガイド部材51との協働によって挿入されるディスク
106は搬送される。
また、一対のセンタリングアーム13,14とフレーム3の
突起3a,3dの間には引張りスプリング27,28が張設されて
おり、この引張りスプリング27,28の付勢力によって、
一対のセンタリングピン18,19を相互に接近させている
(第5図)。
ここで、小径のディスクがディスク挿入口2の中央に挿
入されずに偏って挿入されると、このディスクは一対の
センタリングピン18,19のどちらかに当接する。ディス
ク106が第5図に示すようにセンタリングピン18の方に
当接したとすると、センタリングアーム13は支持ピン16
を中心に引張りスプリング27の付勢力に抗して反時計方
向に若干回動する。このセンタリングアーム13の回動に
よって、センタリングレバー15は全体として時計方向に
若干回動する。このようにセンタリングレバー15が時計
方向に回動すると、第6図に示すようにガイドピン26は
長孔25の略円形頭部25aにおいてその中心から少しずれ
てこの略円形頭部25aの図上左下方壁に当接する。そう
すると、ガイドピン26は長孔25内を相対的に移動できな
くなる。すなわち、センタリングレバー15がディスク挿
入口2側へ移動できなくなる。このため、センタリング
アーム13はディスク106によって若干回動するが、それ
以上は回動しない。この時のセンタリングピン18,19の
間隔は8cmより僅かに大きく設定されている。したがっ
て、偏って挿入されたディスク106はセンタリングピン1
8によって規制され、ディスク挿入口2の中央に位置さ
せられる。
次に、大径のディスク101がディスク挿入口に挿入され
ると、このディスク101は一対のセンタリングピン18,19
に同時に当接する。そうすると、一対のセンタリングア
ーム13,14は支持ピン16,17を中心に回動し、センタリン
グレバー15は連結ピン20,21を中心に回動しようとす
る。このとき、ガイドピン26は長孔25の円形頭部25aの
中心からずれないので、ガイドピン26は長孔25内を移動
可能となり、センタリングレバー15はディスク挿入口2
側へ移動する。センタリングレバー15が移動すると、セ
ンタリングアーム13,14はさらに回動可能となり、ディ
スク101はこの車載用CDプレーヤ内に挿入可能となる。
一方、第2図に示すように支持フレーム4の略中央には
ディスク106が載置されるターンテーブル29が設けら
れ、このターンテーブル29は支持フレーム4の下面側に
設けられたスピンドルモータ30によって回転される。タ
ーンテーブル29の上方には小円板状のクランパ31が位置
しており、このクランパ31は支持フレーム4の後部に揺
動自在に取り付けられたクランパアーム32の三角形状突
端に設けられている。クランパアーム32と支持フレーム
4との間には引張りスプリング33が張設され、このクラ
ンパアーム32をターンテーブル29に向けて付勢してい
る。
また、クランパアーム32の下面には、第7図ないし第11
図に示すように、小径の直径8cmのディスク106をクラン
プ位置にガイドするためのディスクガイド板34が設けら
れ、このディスクガイド板は、ディスク106をクランプ
位置にガイドするとともにリンク機構を介してローディ
ングアーム揺動機構を動作せしめるための検知ピン41を
動作させ、クランパアーム32の前端両側の枢着点130a,1
30bにより揺動自在に取り付けられ、板34は板バネ140に
より下方に付勢されている。
ディスクガイド板34の下面側であってその中央部には、
第8図に示すように直径8cmのディスクに合わせた略円
弧状のディスクガイド用凹み35が形成されている。ディ
スクガイド用凹み35のディスク挿入方向の幅は小径のデ
ィスク106の直径8cmより広いが大径のディスク101の直
径12cmよりは狭くなっている。このため、小径のディス
ク106が所定位置に向かって搬送されると、このディス
ク106はディスクガイド用凹み35に入る。ディスクガイ
ド用凹み35の後方端には孔36が形成されており、この孔
36にはディスクガイド板34の上面側に設けられた押圧補
助機構37の中央部分が臨んでおり、第9図に示すよう
に、ディスクガイド用凹み35に入ったディスク106の先
端部は孔36を通して押圧補助機構37に当接し、これを作
用させる。
ここで、直径が12cmのディスク101が前記ターンテーブ
ル29上に搬送されると、このディスク101は直径がディ
スクガイド用凹み35の前記幅よりも大きいため、ディス
クガイド板34のディスク用凹み35には入らずにそこを乗
り越え、第10図に示すように、ディスクガイド板34を押
し上げてそのまま搬送される。このため、ディスク101
はその周縁が直接検知ピン41に当接した後に、支持フレ
ーム4に設けられたストッパ部51(第7図)に当接す
る。
押圧補助機構37は一対の振動腕38,39を有しており、こ
の一対の揺動腕38,39の基端部はディスクガイド板34に
枢設されている。一対の揺動腕38,39間には引張りスプ
リング40が張設され、この先端部38a,39aは第11図に示
すように相互に握り合う形で合致している。そこで、孔
36を通して小径のディスク106の先端によって先端部38
a,39aが押されると、一対の揺動腕38,39は扉のように開
いてそれぞれ揺動する。揺動腕38には突出片38bが一体
形成され、この突出片38bの対向する位置には検知ピン4
1が配設され、揺動腕38の揺動によってこの突出片38bが
検知ピン41を押圧する。
検知ピン41は第12図に示すようにフレーム3の後端側に
枢設されたリンク機構の一部をなす第1リンク42の一端
に取り付けられており、第1リンク42の他端はディスク
挿入方向に摺動可能に配設された第2リンク43と連結し
ている。検知ピン41が小径のディスク106の場合は揺動
腕38を介して、大径ディスク101の場合は直接ディスク
によって押圧されると、第2リンク43は摺動されてロー
ディングアーム揺動機構7を動作させ、ローディングア
ーム8を下降せしめる。
一方、第1図および第2図に示すように支持フレーム4
の側端にはロックピン44が植設されて、フレーム3側方
に突出している。ロックピン44が突出するフレーム3に
はロック機構45が設けられ、挿入されたディスクが所定
位置に搬送されるまではロック機構45によってロックピ
ン44はロックされ、支持フレーム4はフレーム3に固定
されている。ローディングアーム揺動機構7の作動によ
ってローディングアーム8が下方へ移動されると、ロッ
ク機構45はロックピン44のロック状態を解除し、支持フ
レーム4はフレーム3にダンパ5を介して緩衝的に支持
される。
なお、ディスク挿入口2近傍のフレーム3には可動蓋46
が開閉自在に取り付けられて、この車載用CDプレーヤを
使用中には、ディスク挿入口2に可動蓋46が移動して、
別のディスクをディスク挿入口2を誤って挿入するのを
防止している。
次に、作用を説明する。
ディスク挿入口2に小径のディスク106が挿入される
と、天板3aの前部に設けられたセンサ47がディスク106
の挿入を検知して、ローディングモータ10が駆動され
る。ここで、小径のディスク106が挿入されるときに、
ディスク挿入口2の中央から偏って挿入されると、セン
タリング機構12の一対のセンタリングピン18,19のいず
れかに当接する。ディスク106が一対のセンタリングピ
ン18,19のいずれかに当接すると、このセンタリング機
構12によって前述したようにディスク106はディスク挿
入口2の中央に位置させられる。そして、ディスク106
の先端部はガイド部材51と駆動ローラ9との間に導入さ
れる。ディスク106はガイド部材51と駆動ローラ9とに
よって挟持され、駆動ローラ9によってターンテーブル
29上へ向けて搬送される。このとき、第3図に示すよう
にディスク106は直径が8cmであり、しかも駆動ローラ9
の中心が平行ガイド面25と傾斜溝54との面変換点Pの直
下に位置しているので、小径ディスク106の中央部分が
前記面変換点Pを過ぎると小径ディスク106の前方部分
が上方に回動してガイド部材51の傾斜溝54へ入り込み、
ディスクガイド板34が位置する第3図中右上方へ向けて
搬送方向が変えられる。
ところで、車両走行中にCDプレーヤは振動するのでクラ
ンパアーム32に取り付けられたディスクガイド板34は枢
着点130,130を中心に揺動する。この場合、ディスク106
が駆動ローラ9によってガイド面52に沿ってそのまま真
っ直ぐに搬送されると、ディスク106がディスクガイド
板34の下面に形成されたガイド凹み35に捕捉されない場
合が生じる。しかし、小径のディスク106はガイド部材5
1の傾斜溝54へ入り込み、搬送方向が第3図中右上方へ
変えられる。ガイド部材51の右上方にはクランパアーム
32に取り付けられたディスクガイド板34が位置してお
り、ディスク106は確実にディスクガイド板34のガイド
凹み35に捕捉され、クランプ位置にガイドされる。な
お、ディスク106がディスクガイド用凹み35に入り込む
と、第9図に示すように、ディスク106の先端部は孔36
内に臨んでいる押圧補助機構37を介して検知ピン41を押
圧する。すなわち、前記したようにディスク106は揺動
腕38を揺動させて、この突出片38bは検知ピン41を押圧
する。
一方、ディスク挿入口2に直径12cmのディスク101が挿
入されると、このディスク101はガイド部材51と駆動ロ
ーラ9との間に挟持され、ガイド部材51の平行ガイド面
52に沿ってターンテーブル29へ向けて平行に搬送され
る。この大径のディスク101は直径が12cmであるので、
第3図に示すように幅が約8cmの傾斜溝54に入り込むこ
となく、ガイド面52に沿ってそのまま真っ直ぐターンテ
ーブル29へ向けて水平に搬送される。大径のディスク10
1がクランパアーム32へ向けて搬送され、ディスクガイ
ド板34の下面に当接すると、このディスク101は直径が1
2cmであるのでこの直径より幅が狭いディスク用凹み35
には入り込まず、それを乗り越えてそのまま搬送されて
ディスクガイド板34を上方に押しあげる。すなわち、デ
ィスク101はディスクガイド板34を第10図に示すように
板バネ140の付勢力に抗して押圧し、さらにディスクガ
イド板34を枢着点130の中心に反時計方向に回動させて
押し上げ、検知ピン41を直接押圧する。
検知ピン41が押圧されると、第12図に示すように第1リ
ンク42がピン142を中心として振動して、第2リンク43
を摺動させてローディングアーム8に固着されたピン15
0を開放してローディングアーム揺動機構7を作動させ
る。したがって、第2図に示すように、クランパアーム
32は、その側部突出片32aがこれが接触しているローデ
ィングアーム8とともに下降することにより、引張りス
プリング33の付勢力によって下降し、ターンテーブル29
に載置されたディスク106をクランパ31によって押圧、
固定する。ディスク106がクランパ31によって固定さ
れ、ローディングアーム揺動機構7の作動と連動して、
ロック機構45はロックピン44のロック状態を解除し、支
持フレーム4はフレーム3にダンパ5を介して緩衝的に
支持されて、フローティング状態となる。このようにし
て、再生動作の準備が完了し、スピンドルモータ30が駆
動されてターンテーブル29を介してディスク106を回転
させる。ディスク106が回転されると、読取りヘッド
(図示せず)からレーザ光が照射され、この読取りヘッ
ドがディスク106の半径方向に移動することにより、デ
ィスク106に記録された音楽を再生する。
一方、ディスクに記録された音楽の再生が終了したとき
には、ディスク101,106はターンテーブル29に載置され
た状態から駆動ローラ9によってディスク挿入口2へ向
けて搬送される。
このとき、駆動ローラ9が第3図において反時計方向へ
回転されるので、ターンテーブル29に載置されたディス
ク101,106はディスクの駆動ローラ9の引出方向前方
(図上左側)のガイド部材51のガイド面52に沿って水平
に搬送されることになる。このように、ディスク101,10
6はガイド面52に沿って水平に引出されてディスク挿入
口2から排出される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、クランパアーム
にディスクをターンテーブル上にガイドするためのディ
スクガイド板を取り付け、またディスクを駆動ローラと
協働してガイドするためのガイド部材をこの駆動ローラ
に対向配設し、このガイド部材にディスク搬送方向と略
平行な平行ガイド面を形成するとともに、小径のディス
クが入り込むとディスクガイド板に向けて搬送方向が変
えられる傾斜溝を形成したので、小径のディスクはクラ
ンパアームに取り付けられたディスクガイド板のディス
クガイド用凹みに、ディスクガイド板が揺動していても
確実に捕捉される。また大径のディスクは傾斜溝に入り
込むことなくガイド部材の平行ガイド面に沿ってターン
テーブルへ向けて水平に搬送される。
したがって、大径または小径ディスクのいずれが搬送さ
れても、ターンテーブル上のクランプ位置に確実にガイ
ドされることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るCDプレーヤの斜視図、第2図はセ
ンタリング機構が配設された支持フレームの斜視図、第
3図はガイド部材の断面図、第4図はこのガイド部材を
底面から見た斜視図、第5図はセンタリング機構の平面
図、第6図は第5図におけるA部分の拡大図、第7図は
ディスクガイド板と押圧補助機構の斜視図、第8図はこ
のディスクガイド板と押圧補助機構の底面図、第9図お
よび第10図はディスクガイド板と押圧補助機構の作用説
明図、第11図は第7図におけるB部分の拡大図、第12図
はリンク機構を示す平面図、第13図は従来の車載用CDプ
レーヤの斜視図である。 2……ディスク挿入口、9……駆動ローラ、29……ター
ンテーブル、32……クランパアーム、34……ディスクガ
イド板、51……ガイド部材、52……ガイド面、54……傾
斜溝、101,106……ディスク(コンパクトディスク)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 宜範 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 車田 正和 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク挿入口にディスクを挿入して駆動
    ローラに当接させ、この駆動ローラによって前記ディス
    クをプレーヤのクランプ位置に搬送し、ターンテーブル
    上に伸びるクランパアームを動作させてターンテーブル
    上にディスクを固定しターンテーブルを回転させて記録
    を再生するようにしたディスク再生装置において、前記
    クランパアームの下面に、小径ディスクを前記ターンテ
    ーブル上のクランプ位置にガイドするためのディスクガ
    イド板を揺動自在に取り付け、前記駆動ローラに対向し
    てディスクを前記駆動ローラと協働して搬送ガイドする
    ためのガイド部材を配設し、このガイド部材にディスク
    搬送方向と略平行な平行ガイド面を形成するとともに、
    この平向ガイド面に連続してディスク挿入方向前方に小
    径のディスクは通過できるが、大径ディスクは通過でき
    ない長さを備え、小径のディスクをディスクガイド板方
    向に指向せしめる傾斜溝を形成したことを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
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