JP2007250088A - ディスクプレーヤ、ディスクプレーヤの制御方法および制御プログラム - Google Patents

ディスクプレーヤ、ディスクプレーヤの制御方法および制御プログラム Download PDF

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【課題】一般的なディスクのみならず、一部が透明なディスクであっても確実にディスク径を検出する。
【解決手段】挿入口に挿入されたディスクを本体の内側にローディングして再生するディスクプレーヤにおいて、挿入口にほぼ中心振り分けで配置され、挿入されるディスクの外周部に当接して回動しつつ、当該挿入口の側方に退避する一対のゲート部材と、ゲート部材の回動角が、ディスクの通過に伴って第1の回動角以上であることを検出する第1検出部SWAと、ゲート部材の回動角が、ディスクの通過に伴って第1の回動角よりも大きな第2の回動角以上であることを検出する第2検出部SWBと、ローディングに伴う前記第1検出部SWAの検出状態および第2検出部SWBの検出状態の時間的変化に基づいてローディング対象のディスクの径を判別する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されてCD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)等の記録媒体ディスクの情報を再生するディスクプレーヤ、ディスクプレーヤの制御方法および制御プログラムに係り、特に挿入されたディスクのディスク径を判別する技術に関する。
一般に、車両に搭載されるCD、DVDプレーヤ等の従来のディスクプレーヤでは、例えば8cmディスク、12cmディスク等の径(大きさ)の異なるディスクを挿入口から吸い込んで、本体内に引き込まれた当該ディスクをターンテーブルにクランプさせチャッキングして再生している(例えば、特許文献1参照)。
WO/2001/091119号
ところで、径の異なるディスクを再生させるディスクプレーヤにおいて、挿入されたディスクを正常に再生するためには、挿入されたディスクの径(大きさ)を検出する必要があった。
このため、従来においては、例えば、8cmディスクおよび12cmディスクを再生可能なディスクプレーヤにおいては、ディスクが挿入されたことを検出するとともに、反射型あるいは透過型の光センサを大径の12cmディスクが挿入された場合に当該ディスクを検出可能な位置に配置し、ディスクが挿入されたことを検出し、かつ、反射型の光センサがディスクを検出できない場合には、8cmディスクが挿入されたとして動作制御を行うようになっていた。
しかしながら、近年、本来はデータを書込可能な領域において、デザイン上の観点から透明としたディスクも存在しており、ディスクプレーヤにおいて、光センサがこのような一部が透明な領域で検出を行おうとすると、ディスクがないものと検出され、ディスク径
そこで、本発明の目的は、一般的なディスクのみならず、一部が透明なディスクであっても確実にディスク径を検出することが可能なディスクプレーヤ、ディスクプレーヤの制御方法および制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、挿入口に挿入されたディスクを本体の内側にローディングして再生するディスクプレーヤにおいて、前記挿入口にほぼ中心振り分けで配置され、挿入されるディスクの外周部に当接して回動しつつ、当該挿入口の側方に退避する一対のゲート部材と、前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って第1の回動角以上であることを検出する第1検出部と、前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って前記第1の回動角よりも大きな第2の回動角以上であることを検出する第2検出部と、前記ローディングに伴う前記第1検出部の検出状態および前記第2検出部の検出状態の時間的変化に基づいてローディング対象のディスクの径を判別するディスク径判別部と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、第1検出部は、ゲート部材の回動角が、ディスクの通過に伴って第1の回動角以上であることを検出し、第2検出部は、ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って第1の回動角よりも大きな第2の回動角以上であることを検出する。
これにより、ディスク径判別部は、ローディングに伴う第1検出部の検出状態および第2検出部の検出状態の時間的変化に基づいてローディング対象のディスクの径を判別する。
この場合において、前記ディスク径検出部は、前記ローディングに伴ってローディング開始からローディング終了に至るまでに前記第1検出部のみが検出状態となった場合には、第1の直径を有するディスクがローディングされたと判別し、前記ローディングに伴ってローディング開始からローディング終了に至るまでに前記第1検出部および前記第2検出部の双方が検出状態となった場合には、第1の直径よりも大きな第2の直径を有するディスクがローディングされたと判別するようにしてもよい。
また、前記第1検出部および前記第2検出部は、メカニカルスイッチを有し、少なくとも一方の前記ゲート部材には、前記ディスクの通過による回動に伴って前記メカニカルスイッチを作動させて、所定回動角範囲においては当該状態を保持する操作保持部が形成されているようにしてもよい。
さらに、前記ディスク径判別部の判別結果をディスク径データとして記憶するディスク径データ記憶部を備えるようにしてもよい。
さらにまた、前記ディスクが前記挿入口のほぼ中心から側方にずれて挿入された場合に、一対のゲート部材の側方への退避を阻止するロック部を備えるようにしてもよい。
また、前記一対のゲート部材を付勢部材により挿入口中央に向けて付勢するようにしてもよい。
また、挿入口にほぼ中心振り分けで配置され、挿入されるディスクの外周部に当接して回動しつつ、当該挿入口の側方に退避する一対のゲート部材を備え、前記挿入口に挿入されたディスクを本体の内側にローディングして再生するディスクプレーヤにおいて、前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って第1の回動角以上であることを検出する第1検出過程と、前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って前記第1の回動角よりも大きな第2の回動角以上であることを検出する第2検出過程と、前記ローディングに伴う前記第1検出部の検出状態および前記第2検出部の検出状態の時間的変化に基づいてローディング対象のディスクの径を判別するディスク径判別過程と、を備えたことを特徴としている。
また、挿入口にほぼ中心振り分けで配置され、挿入されるディスクの外周部に当接して回動しつつ、当該挿入口の側方に退避する一対のゲート部材と、前記ゲート部材の回動角が第1の回動角以上であることを検出する第1検出部と、前記ゲート部材の回動角が前記第1の回動角より大きな第2回動角以上であることを検出する第2検出部と、を備え、前記挿入口に挿入されたディスクを本体の内側にローディングして再生するディスクプレーヤをコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って第1の回動角以上であるか否かを検出させ、前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って前記第1の回動角よりも大きな第2の回動角以上であるか否かを検出させ、前記ローディングに伴う前記回動角の検出状態の時間的変化に基づいてローディング対象のディスクの径を判別させる、ことを特徴としている。
本発明によれば、挿入口に一対のゲート部材を設け、ローディングに伴うゲート部材の回動角の時間的変化に基づいて機械的にディスクの径を判別することができ、一般的なディスクのみならず、一部が透明なディスクであっても確実にディスク径を検出することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本実施の形態に係るディスクプレーヤの外観を示す斜視図である。
ディスクプレーヤ1は、CD、DVD等の例えば直径8cmや、直径12cm等の大きさの異なる記録媒体ディスクが引き込まれて、このディスクに記録された情報が再生される。ディスクプレーヤ1は、板金製のシャーシ3を備えている。このシャーシ3はロアーシャーシ5と、このロアーシャーシ5の上方を覆うアッパーシャーシ7とを備え、その内側には、図1では図示を省略したが、ディスクをローディングするためのローディングメカニズム、それをクランプするためのクランパメカニズム、それをドライブするためのドライブメカニズム等が設けられている。
さらにアッパーシャーシ7の上面には、ディスクのローディング位置を検出するローディングスイッチSWA、ディスクのリローディング位置を検出するリローディングスイッチSWBが設けられている。なお、検出方法については後述する。
図2は、アッパーシャーシを取り外した斜視図である。図3は、ロアーシャーシの斜視図である。図4は、ロアーシャーシにドライブユニットを取り付けた左方視の斜視図である。図5は、ロアーシャーシにドライブユニットを取り付けた右方視の斜視図である。
上記ロアーシャーシ5は、図3に示すように、枠状に形成され、このロアーシャーシ5には、ダンパ及びばねを備えた3つの防振構造体11が取り付けられ、この防振構造体11の上に、図2に示すように、クランパメカやドライブメカが一体化されたドライブユニット9が載置されて、フローティング支持されている。このドライブユニット9は、図4及び図5に示すように、ベースプレート13と、このベースプレート13の後端部の両側にヒンジ15で連結され、先端17Aを閉じる方向にばね付勢したスイングプレート17とを備えて構成されている。このスイングプレート17の先端17Aには回転板19が支持され、この回転板19に対向するマグネット入りのターンテーブル21が、ベースプレート13に支持されている。そして、後述するように、ディスクが挿入されて、スイングプレート17が閉じると、先端17Aの回転板19とマグネット入りのターンテーブル21とで挟持されてディスクが回転可能になる。
図1に示すように、本体1の前面には横長のディスクの挿入口23が形成され、この挿入口23の奥には、図2に示すように、ロアーシャーシ5の前部のモータ24で駆動されるローディングローラ25が設けられている。
このローディングローラ25は、ディスクが検知されると、モータ24により駆動されて、当該ディスクを本体1内に引き込む。このローディングローラ25は、ローラ支持板27に支持され、このローラ支持板27の基部は、ヒンジピン28によりロアーシャーシ5に連結されている。よって、このローディングローラ25は、ローラ支持板27の揺動により、その高さ位置を変位させる。
ドライブユニット9の上面の左後部には支持ピン30を介してトリガープレート31が揺動自在に支持されている。このトリガープレート31は、ばね31Sにより、反時計方向に付勢されており、その一端31Aには、ドライブユニット9の内方に折り曲げられた、2つの爪部32,33が各々一体に形成されている。一方の爪部32には、引き込まれた8cmディスクが当接可能であり、他方の爪部33には、引き込まれた12cmディスクが当接可能である。トリガープレート31の他端31Bは、ドライブユニット9の外側に延出し、ドライブユニット9の外壁に沿って下方に折り曲げられている。この他端31Bは、ロアーシャーシ5に配置されたトリガー35の後面35Kに当接する。そして、ディスクが本体1に引き込まれ、爪部32,33のいずれかに当接し、トリガープレート31が反時計方向に回動すると、このトリガープレート31が、トリガー35を前進(矢印Xの方向)させる。このトリガー35は、図4に示すように、ばね34により、通常時、他端31B側(矢印Yの方向)に付勢されている。
このトリガー35の一部は、ロアーシャーシ5の底部を前方に延出し、この延出部の上面にはトリガーラックギア35Aが一体に形成されている。このトリガーラックギア35Aの前方には、ロアーシャーシ5の側板5Aに支持されたファイナルギア37(図3参照)が配置されている。このファイナルギア37は、通常時にトリガーラックギア35Aに噛み合わない位置に支持されており、トリガープレート31が回動して、トリガー35が前進したときにのみ、トリガーラックギア35Aに噛み合う。ファイナルギア37は、図2に示すように、複数のギアからなるギア輪列38を介して、ロアーシャーシ5の前部の上記モータ24に連結されており、モータ24の駆動時に、トリガーラックギア35Aとファイナルギア37とが一旦噛み合うと、それ以後は、ファイナルギア37、モータ24の駆動力でトリガー35が前進する。
このトリガー35には、図4に示すように、トリガーカム41が一体に連結されている。このトリガーカム41は、ギア輪列38の内側を当該ギア輪列38と平行に延出し、その中程の上面には前方が徐々に、階段状に高くなるカム面41Aが形成され、その先端部にはローディングローラ25の駆動軸25A(図2参照)を案内する前上がりの階段状の傾斜溝41Bが形成されている。カム面41Aには、ドライブユニット9のスイングプレート17の一部17Bが当接している。
トリガー35がファイナルギア37に噛み合い、ストロークエンドに移動した後、トリガーカム41を押し出し、トリガーカム41のラックがファイナルギア37と噛み合い、トリガーカム41が前進(矢印Xの方向)する。
トリガーカム41が前進(矢印Xの方向)すると、上記一部17Bが当接しているカム面41Aが徐々に低くなって、スイングプレート17が、ばね力で閉じる方向に揺動する。さらにトリガーカム41が前進して前進限界の位置に移動すると、一部17Bがカム面41Aから完全に離れ、スイングプレート17の先端の回転板19と、ターンテーブル21とによるディスクのクランプが完了する。それと同時に、スイングプレート17の一部17Bとカム面41Aとの係合解除によって、ドライブユニット9が、3つの防振構造体11を介して完全にフローティング支持される。また、同時に、ローディングローラ25の駆動軸25Aが、傾斜溝41Bに沿って低い位置に移動し、ローラ支持板27の揺動により、ローディングローラ25が低く変位し、このローディングローラ25が、クランプ時のディスクの下面から離れる。この状態において、ターンテーブル21を回転させてディスクの再生が行われる。
モータ24を逆回転させると、ギア輪列38、ファイナルギア37及びトリガーラックギア35Aを介して、トリガー35及びトリガーカム41が後退(矢印Yの方向)する。それに伴って、上記一部17Bが当接しているカム面41Aが徐々に高くなり、スイングプレート17が、ばね力に抗して押し上げられて開く方向に揺動する。さらに後退してトリガーカム41が後退限界の位置に移動すると、一部17Bがカム面41Aの最も高い位置に乗り上げて、スイングプレート17の先端の回転板19と、ターンテーブル21との間にディスク挿入用の隙間を形成する。
それと同時に、ローディングローラ25の駆動軸25Aが、傾斜溝41Bに沿って徐々に高い位置に移動し、後退限界の位置では、ローラ支持板27の揺動により、ローディングローラ25が、ディスクの下面に接触するまで高く変位する。そして、このディスクはローディングローラ25によりイジェクトされる。
ディスクをイジェクトした後に、ローディング待機の状態となる。イジェクトもしくはローディング待機の状態では、ドライブユニット9が、図示を省略した機構によりロアーシャーシ5にロックされる。
図6は、アッパーシャーシの上面図である。
本構成では、図1に示すように、挿入されるディスクの外周部に当接して当該挿入口23の側方に退避する一対のゲート部材59を、ディスクの挿入口23に備えて構成されている。
このゲート部材59は、挿入口23に対しほぼ中心振り分けで配置された一対のターンプレート62,63を備え、これらターンプレート62,63は、図6に示すように、アッパーシャーシ7の前部外面に、各々ピン(支持部材)64,65を介して連結されている。ターンプレート62,63は、ばね60,61により、閉じる方向(矢印Aの方向)に付勢され、このターンプレート62,63には、挿入口23に臨む一対のゲートピン67,68が取り付けられている。
また、ターンプレート62,63の基部にはスライド孔62A,63Aがあけられ、このスライド孔62A,63Aに嵌るピン71,72が、連結プレート73に各々取り付けられている。これらターンプレート62,63の基部同士は、連結プレート73で連結されている。この連結プレート73にはピン173が固定され、このピン173は、図9に示すように、アッパーシャーシ7の縦孔107に嵌り、アッパーシャーシ7の下面に臨んでいる。縦孔107の中程の両孔壁には、縦孔107の幅Wよりも拡径した円弧溝107A,170Bが形成されている。
さらにターンプレート62は、図1に示したローディングスイッチSWAおよびリローディングスイッチSWBに当接し、オン状態とするための突起部62Xと、オン状態を維持するためにローディングスイッチSWAおよびリローディングスイッチSWBに摺動可能に当接する摺動部62Yと、を備えている。この構成により、リローディングスイッチSWBがオン状態にある場合には、摺動部62YによりローディングスイッチSWAは常時オンとなるようにされている。
また、図6に示すように、この連結プレート73には、ディスクの挿入方向(矢印Zの方向)に延びた一対のガイド孔74,75が形成され、このガイド孔74,75に嵌る案内部76,77は、アッパーシャーシ7の一部を切り起こして、上方に立ち上げた後、水平に曲げて形成され、この立ち上げた細い部分がガイド孔74,75に嵌る。78はアッパーシャーシ7に取り付けられたプレートであり、このプレート78はターンプレート62,63の閉じ方向のストッパとして機能する。
図7は、12cmディスクで一対のゲート部材を開いた状態を示す斜視図である。
ディスクが挿入口23に挿入された場合、ディスクは、上記ゲートピン67,68を側方に押し退ける。例えば、12cm径の大きいディスク100が挿入されると、図7に示すように、ディスク100の外周部100Aが、一対のゲートピン67,68を挿入口23の側方に押し退け、ターンプレート62,63が開く方向(矢印Bの方向)に回動する。この回動に伴い、ピン71,72が、スライド孔62A,63Aの中を移動し、これにより、ターンプレート62,63の揺動に連動し、連結プレート73が、案内部76,77に沿ってディスク挿入方向(矢印Zの方向)に往復移動する。
図8は、8cmディスクで一対のゲート部材を開いた状態を示す斜視図である。
この場合には、挿入口23の幅に比してディスク径が小さいため、挿入口23の一方の端に偏って挿入される恐れがある。例えば、ディスク200が一方のゲートピン67の側に偏って挿入された場合、他方のゲートピン68をほとんど押し退けずに、一方のピン67だけを押し退けた状態になる。この場合には、一方のゲートピン67の側のターンプレート62だけが開く方向(矢印Bの方向)に回動する。
本構成では、他方のターンプレート63が開かないで、一方のターンプレート62だけが開く場合、連結プレート73は、ピン72の側が回動せずに、ピン71の側だけが回動する。この場合、連結プレート73が斜めになる。
この連結プレート73が斜めになると、図9Bを参照し、縦孔107を移動するピン173が、縦孔107の途中で傾いた方のいずれかの円弧溝107A,107Bに嵌り、連結プレート73が、それ以上、ディスク200の挿入方向(矢印Zの方向)に移動しなくなり、従って、ターンプレート62,63のそれ以上の回動が阻止されて、ディスクの挿入が阻止される。この状態は、ディスク200が他方のゲートピン68の側に偏って挿入された場合も同様である。なお、ピン173及び円弧溝107A,107Bがターンプレート62,63のロック手段を構成している。
すなわち、本構成では、挿入口23の端に偏ってディスク200が挿入された場合、ピン173が円弧溝107A,107Bに引っかかって抵抗となり、連結プレート73がロックされる。これによれば、いわゆる挿入口23の端に偏ったディスクの挿入が禁止される。従って、従来のような、片側に寄った状態で吸い込まれたディスクを本体の内側で中央に案内するための機構が不要になり、その分、装置を小型化でき、特に装置の厚さ方向の寸法を小さくできる。
図9は、アッパーシャーシ7を裏側から見た斜視図である。
本実施の形態では、アッパーシャーシ7の内面に、アッパーシャーシ7の組み付け時に下方(ローディングローラ25に相対する側)に突出して、挿入口23に挿入されたディスクを下方(または上方)に案内する、2列に延びるガイドバー(案内機構)81,82が設けられている。
これらガイドバー81,82は、挿入口23の横方向に相互に平行に延出し、各々が、挿入口23の端に向けて高さを徐々に大きくする。手前のガイドバー81は、中心に近い位置mから突部81Aの高さを徐々に大きくし、奥のガイドバー82は、それよりも端に寄った位置nから突部82Aの高さを徐々に大きくする。一対のガイドバー81,82にはローディングローラ25が対向し、このローラ25とガイドバー81,82とに挟持されて、ディスクがローディングされる。
図10は、8cm径のディスクを挿入した場合の断面図である。
図11は、8cm径のディスクを挿入した場合の斜視図である。
図12は、12cm径のディスクを挿入した場合の断面図である。
図13は、12cm径のディスクを挿入した場合の斜視図である。
図10に示すように、8cm径のディスク200を挿入した場合、挿入口23から挿入されたディスク200は、ローディングローラ25と、各ガイドバー81,82の低い突部81A,82Aとの間に挟持されて、本体1の内側の高所に位置する第1のローディング経路RK1に沿って、本体1の奥にローディングされる。第1のローディング経路RK1の終端部には、第1のディスク当接部83が位置し、ディスク200は、第1のディスク当接部83に当接して停止し、この段階でディスク200が、図11に示すように、トリガープレート31の爪部32を押動し、これをトリガーに、上述したように、ディスク200のクランプ動作が実行される。
図12に示すように、12cm径のディスク100を挿入した場合、挿入口23から挿入されたディスク100は、ローディングローラ25と、各ガイドバー81,82の高くなった突部81A,82Aとの間に挟持されて、本体1の内側の低所に位置する第2のローディング経路RK2に沿って、本体1の奥にローディングされる。
図13に示すように、12cm径のディスク100の外周(図中右奥)にはガイドバー331が当接可能に形成されている。このガイドバー331はピン310により回動自在に支持され、ばね312を介して、ピン310回りを時計方向に付勢されている。
図11に示すように、ガイドバー331の自由端の下面には、奥下がりのテーパ面313が形成され、12cm径のディスク100が挿入されると、まず、このテーパ面313に沿ってディスク100の先端100Aが下方に向けられ、トリガープレート31の爪部32が交わされる。そして、ディスク100がさらに奥に進入すると、ガイドバー331が、ピン310回りを反時計方向に回動し、このガイドバー331がディスク100の外周をガイドしつつ、安定したローディングが実行される。第2のローディング経路RK2の終端部には、第2のディスク当接部84が位置しており、ディスク100は、第2のディスク当接部84に当接して停止して、この段階でディスク100が、図13に示すように、トリガープレート31の爪部33を押動し、これをトリガーにして、上述したように、ディスク100のクランプ動作が実行される。このクランプが完了すると、上記ガイドバー331の下面の突起314が、スイングプレート17側の窪み(図示せず)に嵌合し、このガイドバー331が、ディスク100の外周から離れて固定される。従って、演奏時に、ガイドバー331がディスク100に接触することがない。
本構成では、本体1の内側に上下に分けて異なるローディング経路RK1、ローディング経路RK2を形成したため、従来のように、ローディング経路の終端部に、径の異なるディスクを保持するための複雑な機構を設ける必要がなくなり、装置の薄型化を実現することができる。また、本構成は、例えば材質等が異なるディスクをローディングするディスクプレーヤにも適用でき、この場合、ローディング経路に材質等に応じた工夫を施せば、ディスクに傷等のつかないものが提供される。
次により具体的なディスクローディング動作について説明する。
図14は、制御系のブロック図である。
制御系は、全体を制御するコントローラ110と、ディスクのローディング位置を検出するローディングスイッチSWA、ディスクのリローディング位置を検出する里ローディングスイッチSWBおよびディスクチャッキング位置を検出するチャッキングスイッチSWCと、ディスクをローディングするためのローディングモータ24と、を備えている。
図15は、ディスクローディング時の処理フローチャート(その1)である。図16は、ディスクローディング時の処理フローチャート(その2)である。
図17は、ディスクローディング前の初期状態の説明図である。
まず、コントローラ110は、ディスクが挿入されターンプレート62が回動することによって、突起部62X、摺動部62YによりローディングスイッチSWAがオン状態であるか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11の判別において、ローディングスイッチSWAがオフ状態である場合には(ステップS11;No)、いまだディスクが挿入されていないので、コントローラ110は、待機状態となる。
ステップS11の判別において、ターンプレート62のローディングスイッチSWAがオン状態である場合には(ステップS11;Yes)、ディスクが挿入された状態であるので、コントローラ110は、5secタイマをセットする(ステップS12)。
続いてコントローラ110は、ローディングモータ24をロード方向(ディスク挿入方向)に回転するモータ回転処理を行う(ステップS13)。
さらにコントローラ110は、突起部62X、摺動部62YによりリローディングスイッチSWBがオン状態であるか否かを判別する(ステップS14)。
ステップS14の判別において、リローディングスイッチSWBがオフ状態である場合には(ステップS13;No)、コントローラ110は、5secタイマがタイムアウトになっているか否かを判別する(ステップS15)。
ステップS15の判別において、5secタイマがタイムアウトになっている場合には(ステップS15;Yes)、コントローラ110は、ディスクのローディングに失敗したので、後述するフルイジェクト処理に移行する(ステップS17)。
ステップS15の判別において、未だ5secタイマがタイムアウトになっていない場合には(ステップS15;No)、コントローラ110は、再びローディングスイッチSWAがオン状態であるか否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、ローディングスイッチSWAがオフ状態である場合には(ステップS16;Yes)、コントローラ110は、ディスクのローディングに失敗したので、後述するフルイジェクト処理に移行する(ステップS17)。
図18は、ディスクローディング直後の説明図である。
ステップS16の判別において、図18に示すように、ディスク100(または200)が挿入されて、一対のゲートピン67,68が挿入口23の側方に押しのけられ、ターンプレート62によりローディングスイッチSWAがオン状態とされた場合には(ステップS16;No)、コントローラ110は、処理を再びステップS14に移行する。
ステップS14の判別において、リローディングスイッチSWBがオン状態である場合には(ステップS14;Yes)、コントローラ110は、挿入されたディスクは12cmディスクであるので、12cmディスク判定フラグをセットし(ステップS18)、ふたたび5secタイマをセットする(ステップS19)。
図19は、12cmディスクをローディングしている場合の説明図である。
さらにコントローラ110は、リローディングスイッチSWBがオフ状態であるか否かを判別する(ステップS20)。
ステップS20の判別において、リローディングスイッチSWBがオン状態である場合には(ステップS20;No)、すなわち、挿入されているディスクが12cmディスクである場合には、コントローラ110は、5secタイマがタイムアウトになっているか否かを判別する(ステップS21)。
ステップS21の判別において、未だ5secタイマがタイムアウトになっていない場合には(ステップS21;No)、コントローラ110は、再び処理をステップS20に移行する。
ステップS21の判別において、5secタイマがタイムアウトになっている場合には(ステップS21;Yes)、コントローラ110は、後述するローディングリトライ処理に移行する(ステップS22)。
ステップS20の判別において、リローディングスイッチSWBがオフ状態である場合には(ステップS20;Yes)、ディスクのローディングが成功した場合であるので、コントローラ110は、ふたたび5secタイマをセットする(ステップS19)。
さらにコントローラ110は、ローディングスイッチSWAがオフ状態であるか否かを判別する(ステップS24)。
ステップS24の判別において、ローディングスイッチSWAがオン状態である場合には(ステップS24;No)、コントローラ110は、5secタイマがタイムアウトになっているか否かを判別する(ステップS25)。
ステップS25の判別において、未だ5secタイマがタイムアウトになっていない場合には(ステップS25;No)、コントローラ110は、再び処理をステップS24に移行する。
ステップS25の判別において、5secタイマがタイムアウトになっている場合には(ステップS25;Yes)、コントローラ110は、後述するローディングリトライ処理に移行する(ステップS26)。
ステップS24の判別において、ローディングスイッチSWAがオフ状態である場合には(ステップS24;Yes)、コントローラ110は、ふたたび5secタイマをセットする(ステップS27)。
さらにコントローラ110は、チャッキングスイッチSWCがオン状態であるか否かを判別する(ステップS28)。
ステップS28の判別において、チャッキングスイッチSWCがオフ状態である場合には(ステップS28;No)、コントローラ110は、5secタイマがタイムアウトになっているか否かを判別する(ステップS29)。
ステップS29の判別において、未だ5secタイマがタイムアウトになっていない場合には(ステップS29;No)、コントローラ110は、再び処理をステップS28に移行する。
ステップS29の判別において、5secタイマがタイムアウトになっている場合には(ステップS29;Yes)、コントローラ110は、後述するローディングリトライ処理に移行する(ステップS30)。
図20は、ディスクが正常位置にローディングされた場合の説明図である。
ステップS28の判別において、チャッキングスイッチSWCがオン状態である場合には(ステップS28;Yes)、図20に示すように、ディスクが正常位置にローディングされたと言うことであるので、コントローラ110は、ローディングモータ24を停止する処理を行う(ステップS31)。
次にコントローラ110は、ディスク径データの保存が完了したか否かを判別し(ステップS32)、いまだディスク径データの保存が完了していない場合には(ステップS32;No)、待機状態となる。
ステップS32の判別において、ディスク径データの保存が完了した場合には(ステップS32;Yes)、コントローラ110はディスクのチャッキングを行い処理を終了する(ステップS33)。
次に、ローディングリトライ処理について説明する。
図21は、ディスクのローディングリトライ処理時の説明図である。
図22は、ローディングリトライ処理の処理フローチャート(その1)である。図23は、ローディングリトライ処理の処理フローチャート(その2)である。
ローディングリトライ処理に移行した場合には、すなわち、ディスクのローディングに失敗した場合には、コントローラ110は、ローディングモータ24の停止処理を行う(ステップS41)
続いてコントローラ110は、500msec待機し(ステップS42)、ディスクを排出方向(イジェクト方向)に搬送すべく、ローディングモータ24をイジェクト方向に回転させる(ステップS43)。
続いてコントローラ110は、5secタイマをセットする(ステップS44)。
次にコントローラ110は、ディスクが図21に示す位置まで搬送され、リローディングスイッチSWBがオフ状態であるか否かを判別する(ステップS45)。
ステップS45の判別において、リローディングスイッチSWBがオン状態である場合には(ステップS45;No)、コントローラ110は、5secタイマがタイムアウトになっているか否かを判別する(ステップS46)。
ステップS46の判別において、未だ5secタイマがタイムアウトになっていない場合には(ステップS46;No)、コントローラ110は、再び処理をステップS45に移行する。
ステップS46の判別において、5secタイマがタイムアウトになっている場合には(ステップS46;Yes)、コントローラ110は、処理をステップS47に移行する。
ステップS45の判別において、リローディングスイッチSWBがオフ状態である場合には(ステップS45;Yes)、コントローラ110は、ローディングモータ24の停止処理を行う(ステップS47)。
続いてコントローラ110は、500msec待機し(ステップS48)、ディスクをローディング方向に搬送すべく、ローディングモータ24をロード方向に回転させる(ステップS49)。
続いてコントローラ110は、5secタイマをセットする(ステップS50)。
次にコントローラ110は、リローディングスイッチSWBがオン状態であるか否かを判別する(ステップS51)。
ステップS51の判別において、リローディングスイッチSWBがオフ状態である場合には(ステップS51;No)、コントローラ110は、5secタイマがタイムアウトになっているか否かを判別する(ステップS52)。
ステップS52の判別において、未だ5secタイマがタイムアウトになっていない場合には(ステップS52;No)、コントローラ110は、再び処理をステップS51に移行する。
ステップS52の判別において、5secタイマがタイムアウトになっている場合には(ステップS52;Yes)、コントローラ110は、リトライカウンタ(本実施形態では、初期値=3)を減算し(ステップS53)、所定回数(本実施形態では3回)のローディングリトライがなされたか否かを判別する(ステップS54)。具体的には、コントローラ110は、リトライカウンタの値=0となっているか否かに基づいて所定回数のローディングリトライがなされたかを判別している。
ステップS54の判別において、未だ所定回数のローディングリトライがなされていない場合には(ステップS54;No)、コントローラ110は再び処理をステップS41に移行して、以下、同様の処理を行う。
ステップS54の判別において、所定回数のローディングリトライがなされた場合には(ステップS54;Yes)、コントローラ110は、機械的にローディング行えなかったことを示すメカエラーフラグをセットして(ステップS55)、ディスクを排出すべく、後述するフルイジェクト処理に処理を移行する(ステップS56)。
ステップS51の判別において、リローディングスイッチSWBがオン状態である場合には(ステップS51;Yes)、コントローラ110は、5secタイマをセットする(ステップS57)。
次にコントローラ110は、リローディングスイッチSWBがオフ状態であるか否かを判別する(ステップS58)。
ステップS58の判別において、リローディングスイッチSWBがオン状態である場合には(ステップS58;No)、コントローラ110は、5secタイマがタイムアウトになっているか否かを判別する(ステップS59)。
ステップS59の判別において、未だ5secタイマがタイムアウトになっていない場合には(ステップS59;No)、コントローラ110は、再び処理をステップS58に移行する。
ステップS59の判別において、5secタイマがタイムアウトになっている場合には(ステップS59;Yes)、コントローラ110は、リトライカウンタを減算し(ステップS60)、所定回数のローディングリトライがなされたか否かを判別する(ステップS61)。
ステップS61の判別において、未だ所定回数のローディングリトライがなされていない場合には(ステップS61;No)、コントローラ110は再び処理をステップS41に移行して、以下、同様の処理を行う。
ステップS61の判別において、所定回数のローディングリトライがなされた場合には(ステップS61;Yes)、コントローラ110は、機械的にローディング行えなかったことを示すメカエラーフラグをセットして(ステップS62)、ディスクを排出すべく、後述するフルイジェクト処理に処理を移行する(ステップS63)。
ステップS58の判別において、リローディングスイッチSWBがオフン状態である場合には(ステップS58;Yes)、続いてコントローラ110は、5secタイマをセットする(ステップS64)。
次にコントローラ110は、チャッキングスイッチSWCがオン状態であるか否かを判別する(ステップS65)。
ステップS65の判別において、チャッキングスイッチSWCがオフ状態である場合には(ステップS65;No)、コントローラ110は、5secタイマがタイムアウトになっているか否かを判別する(ステップS66)。
ステップS66の判別において、未だ5secタイマがタイムアウトになっていない場合には(ステップS66;No)、コントローラ110は、再び処理をステップS65に移行する。
ステップS66の判別において、5secタイマがタイムアウトになっている場合には(ステップS66;Yes)、コントローラ110は、リトライカウンタを減算し(ステップS67)、所定回数のローディングリトライがなされたか否かを判別する(ステップS68)。
ステップS68の判別において、未だ所定回数のローディングリトライがなされていない場合には(ステップS68;No)、コントローラ110は再び処理をステップS41に移行して、以下、同様の処理を行う。
ステップS68の判別において、所定回数のローディングリトライがなされた場合には(ステップS68;Yes)、コントローラ110は、機械的にローディング行えなかったことを示すメカエラーフラグをセットして(ステップS69)、ディスクを排出すべく、後述するフルイジェクト処理に処理を移行する(ステップS70)。
ステップS65の判別において、チャッキングスイッチSWCがオン状態である場合には(ステップS65;Yes)、ディスクが正常位置にローディングされたと言うことであるので、コントローラ110は、ローディングモータ24を停止する処理を行う(ステップS71)。
次にコントローラ110は、ディスク径データの保存が完了したか否かを判別し(ステップS72)、いまだディスク径データの保存が完了していない場合には(ステップS72;No)、待機状態となる。
ステップS72の判別において、ディスク径データの保存が完了した場合には(ステップS72;Yes)、コントローラ110はディスクのチャッキングを行い処理を終了する(ステップS73)。
次にフルイジェクト処理について説明する。
図24は、フルイジェクト処理の処理フローチャート(その1)である。図25は、フルイジェクト処理の処理フローチャート(その2)である。
フルイジェクト処理に移行すると、まず、コントローラ110は、ローディングモータ24をイジェクト方向に回転する(ステップS81)。
次にコントローラ110は、ディスク非挿入時(NODISC)時にイジェクトコマンドがなかったか否かを判別する(ステップS82)。
ステップS82の判別において、ディスク非挿入(NODISC)時にイジェクトコマンドがなかった場合には(ステップS82;Yes)、コントローラ110はローディングスイッチSWAがオフ、すなわち、ディスク非挿入(NODISC)状態であるか否かを判別する(ステップS83)。
ステップS83の判別において、ローディングスイッチSWAがオン、すなわち、ディスク挿入状態である場合には(ステップS83;No)、処理をステップS89に移行する。
ステップS83の判別において、ローディングスイッチSWAがオフ、すなわち、ディスク非挿入(NODISC)状態である場合には、コントローラ110は、2秒タイマをセットする(ステップS84)。
続いてコントローラ110は、2秒タイマがタイムアウトになったか否かを判別し(ステップS85)、タイムアウトしていない場合には待機状態となる。
ステップS85の判別において、2秒タイマがタイムアウトになった場合には(ステップS85;Yes)、コントローラ110は、ローディングモータ24の停止処理を行い(ステップS86)、処理をステップS94に移行する。
一方、ステップS82の判別において、ディスク非挿入時(NODISC)時にイジェクトコマンドがあった場合には(ステップS82;No)、ローディングスイッチSWAがオフ、すなわち、ディスク非挿入(NODISC)状態であるか否かを判別する(ステップS87)。
ステップS87の判別において、ローディングスイッチSWAがオン、すなわち、ディスク挿入状態である場合には(ステップS87;No)、コントローラ110は、再び処理をステップS82に移行する。
ステップS87の判別において、ローディングスイッチSWAがオフ、すなわち、ディスク非挿入(NODISC)状態である場合には、コントローラ110は、フォトセンサオフまたは8cmディスク誤検出フラグをオフであるかを判別する(ステップS88)。
ステップS88の判別において、フォトセンサまたは8cmディスク誤検出フラグのいずれもオンである場合には(ステップS88;No)、コントローラ110は処理をステップS84に移行する。
ステップS88の判別において、フォトセンサオフまたは8cmディスク誤検出フラグをオフである場合には、500msecタイマをセットする(ステップS89)。
続いてコントローラ110は、500msecタイマがタイムアウトになったか否かを判別し(ステップS90)、タイムアウトしていない場合には待機状態となる。
ステップS90の判別において、500msecタイマがタイムアウトになった場合には(ステップS90;Yes)、コントローラ110は、2秒タイマをセットする(ステップS91)。
続いてコントローラ110は、2秒タイマがタイムアウトになったか否かを判別し(ステップS92)、タイムアウトしていない場合には待機状態となる。
ステップS92の判別において、2秒タイマがタイムアウトになった場合には(ステップS92;Yes)、コントローラ110は、ローディングモータ24の停止処理を行い(ステップS93)、ローディングスイッチSWAがオフ、すなわち、ディスク非挿入(NODISC)状態であるか否かを判別する(ステップS94)。
ステップS94の判別において、ローディングスイッチSWAがオン、すなわち、ディスク挿入状態である場合には(ステップS87;No)、コントローラ110は、イジェクト状態であると判別して処理を終了する(ステップS98)。
ステップS94の判別において、ローディングスイッチSWAがオフ、すなわち、ディスク非挿入(NODISC)状態である場合には、コントローラ110は、フォトセンサオフまたは8cmディスク誤検出フラグをオフであるかを判別する(ステップS95)。
ステップS95の判別において、フォトセンサまたは8cmディスク誤検出フラグのいずれもオンである場合には(ステップS95;No)、コントローラ110は、イジェクト状態であると判別して処理を終了する(ステップS98)。
ステップS95の判別において、フォトセンサオフまたは8cmディスク誤検出フラグをオフである場合には、ディスク非挿入(NODISC)状態であるとして(ステップS96)、ディスク径データをクリアして処理を終了する(ステップS97)。
以上の説明のように、本実施形態によれば、挿入口に一対のゲート部材を設け、ローディングに伴うゲート部材の回動角の時間的変化に基づくディスクの外形寸法から機械的にディスクの径を判別することができ、一般的なディスクのみならず、一部が透明なディスクであっても確実にディスク径を検出することができ、確実な再生制御が行える。
以上の説明は再生装置の場合であったが、同様に記録再生装置であっても適用が可能である。
以上の説明では、8cmディスクおよび12cmディスクの場合についてのみ説明したが、同様の手法により他の寸法のディスクであっても適用が可能である。また、3種類以上の径のディスクであっても同様に適用が可能である。
本発明に係るディスクプレーヤの一実施の形態を示す斜視図である。 アッパーシャーシを取り外した斜視図である。 ロアーシャーシの斜視図である。 ロアーシャーシにドライブユニットを取り付けた左方視の斜視図である。 ロアーシャーシにドライブユニットを取り付けた右方視の斜視図である。 一対のゲート部材を示す斜視図である。 12cmディスクで一対のゲート部材を開いた状態を示す斜視図である。 8cmディスクで一対のゲート部材を開いた状態を示す斜視図である。 Aはアッパーシャーシを裏側から見た斜視図、Bは縦孔を示す図である。 8cmディスクを挿入した場合の断面図である。 8cmディスクを挿入した場合の斜視図である。 12cmディスクを挿入した場合の断面図である。 12cmディスクを挿入した場合の斜視図である。 制御系のブロック図である。 ディスクローディング時の処理フローチャート(その1)である。 ディスクローディング時の処理フローチャート(その2)である。 ディスクローディング前の初期状態の説明図である。 ディスクローディング直後の説明図である。 12cmディスクをローディングしている場合の説明図である。 ディスクが正常位置にローディングされた場合の説明図である。 ディスクのローディングリトライ処理時の説明図である。 ローディングリトライ処理の処理フローチャート(その1)である。 ローディングリトライ処理の処理フローチャート(その2)である。 フルイジェクト処理の処理フローチャート(その1)である。 フルイジェクト処理の処理フローチャート(その2)である。
符号の説明
1 本体
3 シャーシ
5 ロアーシャーシ
7 アッパーシャーシ
23 挿入口
59 ゲート部材
62,63 ターンプレート
62X 突起部
62Y 摺動部
64,65 ピン(支持部材)
67,68 ゲートピン
73 連結プレート
74,75 ガイド孔
76,77 案内部
81,82 ガイドバー
83,85 ディスク当接部
100,200 ディスク
107A,170B 円弧溝
110 コントローラ(ディスク径判別部)
SWA ローディングスイッチ(第1検出部、メカニカルスイッチ)
SWB リローディングスイッチ(第2検出部、メカニカルスイッチ)
SWC チャッキングスイッチ
RK1,RK2 ローディング経路

Claims (8)

  1. 挿入口に挿入されたディスクを本体の内側にローディングして再生するディスクプレーヤにおいて、
    前記挿入口にほぼ中心振り分けで配置され、挿入されるディスクの外周部に当接して回動しつつ、当該挿入口の側方に退避する一対のゲート部材と、
    前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って第1の回動角以上であることを検出する第1検出部と、
    前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って前記第1の回動角よりも大きな第2の回動角以上であることを検出する第2検出部と、
    前記ローディングに伴う前記第1検出部の検出状態および前記第2検出部の検出状態の時間的変化に基づいてローディング対象のディスクの径を判別するディスク径判別部と、
    を備えたことを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 請求項1記載のディスクプレーヤにおいて、
    前記ディスク径検出部は、前記ローディングに伴ってローディング開始からローディング終了に至るまでに前記第1検出部のみが検出状態となった場合には、第1の直径を有するディスクがローディングされたと判別し、
    前記ローディングに伴ってローディング開始からローディング終了に至るまでに前記第1検出部および前記第2検出部の双方が検出状態となった場合には、第1の直径よりも大きな第2の直径を有するディスクがローディングされたと判別する、
    ことを特徴とするディスクプレーヤ。
  3. 請求項1または請求項2記載のディスクプレーヤにおいて、
    前記第1検出部および前記第2検出部は、メカニカルスイッチを有し、
    少なくとも一方の前記ゲート部材には、前記ディスクの通過による回動に伴って前記メカニカルスイッチを作動させて、所定回動角範囲においては当該状態を保持する操作保持部が形成されていることを特徴とするディスクプレーヤ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のディスクプレーヤにおいて、
    前記ディスク径判別部の判別結果をディスク径データとして記憶するディスク径データ記憶部を備えたことを特徴とするディスクプレーヤ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のディスクプレーヤにおいて、
    前記ディスクが前記挿入口のほぼ中心から側方にずれて挿入された場合に、一対のゲート部材の側方への退避を阻止するロック部を備えたことを特徴とするディスクプレーヤ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のディスクプレーヤにおいて、
    前記一対のゲート部材を付勢部材により挿入口中央に向けて付勢したことを特徴とするディスクプレーヤ。
  7. 挿入口にほぼ中心振り分けで配置され、挿入されるディスクの外周部に当接して回動しつつ、当該挿入口の側方に退避する一対のゲート部材を備え、前記挿入口に挿入されたディスクを本体の内側にローディングして再生するディスクプレーヤにおいて、
    前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って第1の回動角以上であることを検出する第1検出過程と、
    前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って前記第1の回動角よりも大きな第2の回動角以上であることを検出する第2検出過程と、
    前記ローディングに伴う前記第1検出部の検出状態および前記第2検出部の検出状態の時間的変化に基づいてローディング対象のディスクの径を判別するディスク径判別過程と、
    を備えたことを特徴とするディスクプレーヤの制御方法。
  8. 挿入口にほぼ中心振り分けで配置され、挿入されるディスクの外周部に当接して回動しつつ、当該挿入口の側方に退避する一対のゲート部材と、前記ゲート部材の回動角が第1の回動角以上であることを検出する第1検出部と、前記ゲート部材の回動角が前記第1の回動角より大きな第2回動角以上であることを検出する第2検出部と、を備え、前記挿入口に挿入されたディスクを本体の内側にローディングして再生するディスクプレーヤをコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って第1の回動角以上であるか否かを検出させ、
    前記ゲート部材の回動角が、前記ディスクの通過に伴って前記第1の回動角よりも大きな第2の回動角以上であるか否かを検出させ、
    前記ローディングに伴う前記回動角の検出状態の時間的変化に基づいてローディング対象のディスクの径を判別させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。

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