JP2002298482A - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置

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JP2002298482A JP2001102280A JP2001102280A JP2002298482A JP 2002298482 A JP2002298482 A JP 2002298482A JP 2001102280 A JP2001102280 A JP 2001102280A JP 2001102280 A JP2001102280 A JP 2001102280A JP 2002298482 A JP2002298482 A JP 2002298482A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のフローティングロック機構が必要な
く、シャーシ11内にフローティング状態に支持されるピ
ックベース18を係止できるディスクローディング装置を
提供する。 【解決手段】 チャッキング時にディスクをチャッキン
グするチャックアーム41が、チャッキング解除時にディ
スクのチャッキングを解除するとともにシャーシ11の天
板12に当接する。チャッキング時にローディングローラ
52をディスクとの離反位置に移動させるアップレバー55
が、チャッキング解除時にローディングローラ52をディ
スクとの接触位置に移動させるとともにシャーシ11のガ
イド片61に当接する。シャーシ11の天板12とガイド片61
との間にピックベース18を係止する。専用のフローティ
ングロック機構が必要なく、シャーシ11内にフローティ
ング状態に支持されるピックベース18を係止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体内にダンパー
を介してフローティング状態に支持されるベース上にデ
ィスクをローディングするディスクローディング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、音楽再生用のコンパクト
ディスクなどのディスクプレーヤでは、本体内にダンパ
ーを介してピックベースがフローティング状態に支持さ
れ、このピックベースにディスクローディング機構、デ
ィスクチャック機構およびピックアップ機構などが配設
されている。そして、ディスク再生中はピックベースが
ダンパーで支持されたフローティング状態とされるが、
ディスクローディングの際はピックベースのフローティ
ング状態を固定しなければ、ディスクと本体の挿入口の
位置とが決まらないため、ピックベースを本体にロック
するフローティングロック機構を備えている。
【0003】従来のフローティングロック機構では、例
えば、ピックベース側にロックピンが設けられ、本体側
にロックピンが挿通される孔およびこの孔に連通するロ
ック溝を有するスライダが設けられ、このスライダの移
動によりロックピンに対して孔からロック溝が係合する
ことで、フローティング状態のピックベースを本体にロ
ックしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、フローティング状態のピックベースを本体に
ロックするために、ロックピンやスライダを必要とする
とともにこのスライダを移動させる機構を含めて、専用
のフローティングロック機構が別途必要になり、装置全
体が複雑な機構になる問題がある。
【0005】また、突出したロックピンの周囲にピック
ベースのフローティングを許容するスペースを設ける必
要があり、そのスペース確保のために装置全体が大きく
なる問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、専用のフローティングロック機構が必要なく、本
体内にフローティング状態に支持されるベースを簡単な
構成で係止できるディスクローディング装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のディスク
ローディング装置は、本体と、この本体内にダンパーを
介して支持されたベースと、このベースに設けられ、デ
ィスクをベース上のチャッキング位置に対してローディ
ングするディスクローディング機構と、前記ベースに回
動可能に取り付けられ、チャッキング時にディスクをチ
ャッキングし、チャッキング解除時にディスクのチャッ
キングを解除するとともに前記本体に当接してベースを
本体に係止するチャック体とを具備しているものであ
る。
【0008】そして、チャッキング時にディスクをチャ
ッキングするチャック体が、チャッキング解除時にディ
スクのチャッキングを解除するとともに本体に当接して
ベースを本体に係止することにより、専用のフローティ
ングロック機構が必要なく、本体内にフローティング状
態に支持されるベースを係止可能とする。
【0009】請求項2記載のディスクローディング装置
は、本体と、この本体内にダンパーを介して支持された
ベースと、このベースに設けられ、チャッキング時にデ
ィスクをチャッキングし、チャッキング解除時にディス
クのチャッキングを解除するディスクチャック機構と、
ローディングローラを支持して前記ベースに回動可能に
取り付けられ、チャッキング時にローディングローラを
ディスクとの離反位置に移動させ、チャッキング解除時
にローディングローラをディスクとの接触位置に移動さ
せるとともに前記本体に当接してベースを本体に係止す
るローディングローラ支持体とを具備しているものであ
る。
【0010】そして、チャッキング時にローディングロ
ーラをディスクとの離反位置に移動させるローディング
ローラ支持体が、チャッキング解除時にローディングロ
ーラをディスクとの接触位置に移動させるとともに本体
に当接してベースを本体に係止することにより、専用の
フローティングロック機構が必要なく、本体内にフロー
ティング状態に支持されるベースを係止可能とする。
【0011】請求項3記載のディスクローディング装置
は、一面側に第1の受部およびこの一面側と反対の他面
側に第2の受部を有する本体と、この本体内にダンパー
を介して支持されたベースと、このベースに回動可能に
取り付けられ、チャッキング時にディスクをチャッキン
グし、チャッキング解除時にディスクのチャッキングを
解除するとともに前記本体の第1の受部に当接してベー
スを本体に係止するチャック体と、ローディングローラ
を支持して前記ベースに回動可能に取り付けられ、チャ
ッキング時にローディングローラをディスクとの離反位
置に移動させ、チャッキング解除時にローディングロー
ラをディスクとの接触位置に移動させるとともに前記本
体の第2の受部に当接してベースを本体に係止するロー
ディングローラ支持体とを具備しているものである。
【0012】そして、チャッキング時にディスクをチャ
ッキングするチャック体が、チャッキング解除時にディ
スクのチャッキングを解除するとともに本体の第1の受
部に当接してベースを本体に係止し、かつ、チャッキン
グ時にローディングローラをディスクとの離反位置に移
動させるローディングローラ支持体が、チャッキング解
除時にローディングローラをディスクとの接触位置に移
動させるとともに本体の第2の受部に当接してベースを
本体に係止し、本体の第1の受部と第2の受部との間に
ベースを係止することにより、専用のフローティングロ
ック機構が必要なく、本体内にフローティング状態に支
持されるベースを係止可能とする。
【0013】請求項4記載のディスクローディング装置
は、請求項1ないし3いずれか記載のディスクローディ
ング装置において、本体およびローディングローラ支持
体のいずれか一方にガイドピンが設けられ、他方にチャ
ッキング解除時にガイドピンと係合して本体に対するベ
ースのディスク面と平行な方向の位置を位置決め係止す
る係合部が設けられているものである。
【0014】そして、チャッキング解除時に、本体およ
びローディングローラ支持体のいずれか一方に設けたガ
イドピンと他方に設けた係合部とが係合し、本体に対す
るベースのディスク面と平行な方向の位置を位置決め係
止する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0016】本実施の形態のディスクローディング装置
を適用したディスクプレーヤで取り扱うディスクとして
は、例えば、音楽再生用のコンパクトディスクであっ
て、アルバムタイプの12cmのディスクおよびシング
ルタイプの8cmのディスクを例にとって説明する。
【0017】図1において、11は本体としてのシャーシ
で、このシャーシ11は、一面側であって第1の受部とし
ての天板12およびこの天板12の両側から折曲された側板
13を有する断面略コ字形のフレーム14と、一面側と反対
の他面側であってフレーム14の前側底部に取り付けられ
るフロントプレート15を備え、前面にディスクDを挿脱
する挿入口16が形成されている。
【0018】フレーム14の両側の側板13の後部にダンパ
ー17,17が取り付けられているとともに、フロントプレ
ート15に前側中央のダンパー17が取り付けられ、これら
ダンパー17,17,17によってシャーシ11内にベースとし
てのピックベース18がフローティング状態に支持されて
いる。
【0019】ピックベース18は、略四角形の略平板状に
形成され、両側後部および両側前部に支持片19,20が上
方へ折曲形成され、前側中央に支持片21が下方へ折曲形
成されている。両側後部の支持片19の外面にダンパーピ
ン22が突設され、前側中央部の支持片21の前面にダンパ
ーピン22が突設され、これら各ダンパーピン22,22,22
が各ダンパー17,17,17に連結されている。また、ピッ
クベース18の後部両側および前部両側の4箇所がフレー
ム14に対して吊りばね23で吊下げられ、これら複数の吊
りばね23でピックベース18およびこのピックベース18に
配設される機構を含む質量が支えられる。さらに、ピッ
クベース18の前端がフロントプレート15に対して位置補
正ばね24で前方へ付勢されている。したがって、ピック
ベース18は、ダンパー17、吊りばね23および位置補正ば
ね24によって、フローティング状態に支持されている。
【0020】また、ピックベース18には、ディスク回転
駆動機構31、図示しないピックアップ機構、ディスクチ
ャック機構32およびディスクローディング機構33などが
配設されている。
【0021】ディスク回転駆動機構31は、ピックベース
18上のチャッキング位置に回転自在に配置されるターン
テーブル36、ピックベース18の下面に取り付けられター
ンテーブル36を回転駆動するスピンドルモータ37を有し
ている。
【0022】また、図示しないピックアップ機構は、ピ
ックベース18上に配設されており、ディスクDに記録さ
れた情報を光学的に読み取るピックアップおよびこのピ
ックアップをディスクDの径方向へ移動させるピックア
ップ移動機構を有している。
【0023】また、ディスクチャック機構32は、ピック
ベース18上の後部側に配置されるチャック体としてのチ
ャックアーム41を有し、このチャックアーム41の前端中
央にターンテーブル36との間にディスクDをチャッキン
グするクランパ42が回転可能に取り付けられている。チ
ャックアーム41の両側後部に取付片43が下方へ折曲形成
され、これら両側の取付片43がピックベース18の両側後
部の支持片19の内面から突設された支軸44によって回動
可能に軸支されており、チャッキング時にチャックアー
ム41の前端側が下方へ揺動されてディスクDがチャッキ
ングされ、チャッキング解除時にチャックアーム41の前
端側が上方へ揺動されてディスクDのチャッキングが解
除される。
【0024】チャックアーム41の前端両側近傍位置に
は、チャッキング解除時にチャックアーム41の前端側が
上方へ揺動された際に、天板12に当接して押圧する当接
部45が突出形成されている。
【0025】チャックアーム41の内側で両側近傍位置に
は、8cmのディスクがディスクローディング機構33に
よってローディングされた場合にそのディスクをチャッ
キング位置に停止させるストッパ46が取り付けられてい
る。また、チャックアーム41の後部の両側位置には、1
2cmのディスクDがディスクローディング機構33によ
ってローディングされた場合にそのディスクDをチャッ
キング位置に停止させる径大ディスク用ストッパ47が取
り付けられている。なお、12cmのディスクDはディ
スクローディング機構33によって径小ディスク用ストッ
パ46の下側を通過されてチャッキング位置にローディン
グされる。
【0026】また、ディスクローディング機構33は、挿
入口16の上側に配置されてフレーム14に取り付けられる
トップガイド51、および挿入口16の下側に配置されてト
ップガイド51との間にディスクDを挟持して移動させる
ローディングローラ52を有している。
【0027】ローディングローラ52は、例えばゴムロー
ラで、シャフト53が貫通されており、このシャフト53の
一端に取り付けられたギヤ54に図示しない駆動機構のモ
ータからの回転駆動力が伝達されてローディング方向ま
たはアンローディング方向に回転される。
【0028】ローディングローラ52はローディングロー
ラ支持体としてのアップレバー55によって支持されてい
る。このアップレバー55は、横長の基部56およびこの基
部56の両側から上方へ折曲された取付片57を有し、これ
ら両側の取付片57によってローディングローラ52のシャ
フト53が回転自在に軸支されているとともに、両側の取
付片57がピックベース18の両側前部の支持片20の内面か
ら突設された支軸58によって回動可能に軸支されてい
る。そして、アップレバー55により、チャッキング時に
ローディングローラ52が下降されてディスクDとの離反
位置に移動され、チャッキング解除時にローディングロ
ーラ52が上昇されてディスクDとの接触位置に移動され
る。
【0029】アップレバー55の基部56の両端近傍には、
ローディングローラ52が上昇されてディスクDとの接触
位置に移動されるチャッキング解除時に、シャーシ11の
フロントプレート15側に当接して押圧する当接部59が下
方に突設されているとともに、シャーシ11のフロントプ
レート15側と係合してシャーシ11に対するピックベース
18のディスク面と平行な方向の位置を位置決め係止する
ガイドピン60が突設されている。
【0030】シャーシ11のフロントプレート15には、両
側の当接部59の各位置に対応して、チャッキング解除時
に各当接部59が当接する第2の受部としてのガイド片61
が形成され、これらガイド片61は、フロントプレート15
の前端から後方へ向けて上昇傾斜される導入面62、およ
びこの導入面62の後端から後方へ向けて略水平に延設さ
れる受面63を有している。
【0031】シャーシ11のフロントプレート15には、チ
ャッキング解除時にガイドピン60と係合してシャーシ11
に対するピックベース18のディスク面と平行な方向の位
置を位置決め係止する係合部64が設けられている。この
係合部64は、フロントプレート15の後縁から立ち上げら
れるとともに前方へ折曲された略L字形の係合片65を有
し、この係合片65の前端側にガイドピン60が係合される
ロック溝66が形成されている。ロック溝66の前端側は前
方へ向けて拡開形成されている。
【0032】また、チャックアーム41およびアップレバ
ー55は、ディスクDのローディング動作に伴って駆動機
構からの駆動を受けてスライドされる図示しないスライ
ダのスライド位置に応じて動作される。すなわち、チャ
ッキング位置にローディングされるディスクDのチャッ
キング時に、スライダがチャッキング解除位置からチャ
ッキング位置へ移動することにより、アップレバー55が
ローディングローラ52の下降方向へ回動されてローディ
ングローラ52がディスクDから離反され、チャックアー
ム41が下方へ回動されてクランパ42でディスクDがター
ンテーブル36に押圧されてチャッキングされ、また、デ
ィスクDをアンローディングするチャッキング解除時
に、スライダがチャッキング位置からチャッキング解除
位置へ移動することにより、チャックアーム41が上方へ
回動されてディスクDのチャッキングが解除され、アッ
プレバー55がローディングローラ52の上昇方向へ回動さ
れてローディングローラ52がディスクDに接触される。
【0033】次に、ディスクプレーヤの作用を説明す
る。
【0034】図3に示すように、ディスクDの再生状態
つまりチャッキング状態においては、スライダがチャッ
キング解除位置からチャッキング位置へ移動しており、
アップレバー55がローディングローラ52の下降方向へ回
動し、ローディングローラ52が下方の離反位置へ移動し
てディスクDから離反し、また、チャックアーム41が下
方へ回動し、クランパ42でディスクDをターンテーブル
36に押圧してチャッキングしている。
【0035】そして、図3に示すディスクDの再生つま
りチャッキング状態から、図2に示すように、ディスク
Dをアンローディングするときには、スライダがチャッ
キング位置からチャッキング解除位置へ移動することに
より、チャックアーム41が支軸44を中心として上方へ回
動し、クランパ42がディスクDから離反してチャッキン
グを解除し、さらに、チャックアーム41の当接部45がシ
ャーシ11の天板12の下面に当接して押圧し、ピックベー
ス18の中央付近をシャーシ11に対して下方へ押し下げ
る。
【0036】アップレバー55が支軸58を中心としてロー
ディングローラ52の上昇方向へ回動し、ローディングロ
ーラ52がディスクDに当接してこのディスクDをトップ
ガイド51との間に挟持する。このとき、アップレバー55
の当接部59がシャーシ11のフロントプレート15に設けら
れたガイド片61に当接して押圧し、ピックベース18の挿
入口16側の前端をシャーシ11に対して上方へ押し上げ
る。さらに、アップレバー55のガイドピン60がシャーシ
11のフロントプレート15に設けられた係合部64のロック
溝66に係合し、ディスク挿入方向と直交する方向でかつ
ディスク面に平行な方向の位置を位置決め固定する。
【0037】このように、ディスクDのチャッキング解
除に伴うチャックアーム41およびアップレバー55の回動
により、シャーシ11内にフローティング状態に支持され
たピックベース18のフローティングロックが完了し、デ
ィスクDのチャッキング位置と挿入口16の位置とが位置
決めされ、ローディング機構33によってディスクDが挿
入口16から前方へ確実にアンローディングされる。
【0038】また、図2に示すディスクDの未装着状態
つまりチャッキング解除状態から、図3に示すように、
ディスクDをローディングして再生状態つまりチャッキ
ング状態にするときには、挿入口16に挿入されたディス
クDをローディング機構33でピックベース18上のチャッ
キング位置にローディングした後、スライダがチャッキ
ング解除位置からチャッキング位置へ移動することによ
り、アップレバー55が支軸58を中心としてローディング
ローラ52の下降方向へ回動し、ローディングローラ52が
ディスクDから離反する。このとき、アップレバー55の
当接部59がシャーシ11のフロントプレート15に設けられ
たガイド片61から離反し、ピックベース18の挿入口16側
の前端のシャーシ11に対する上方への押し上げを解除
し、さらに、アップレバー55のガイドピン60がシャーシ
11のフロントプレート15に設けられた係合部64のロック
溝66から離反し、シャーシ11に対する位置決め固定を解
除する。
【0039】チャックアーム41が支軸44を中心として下
方へ回動し、チャックアーム41の当接部45がシャーシ11
の天板12から離反し、ピックベース18の中央付近のシャ
ーシ11に対する下方への押し下げを解除し、クランパ42
でディスクDをターンテーブル36に押圧してチャッキン
グする。
【0040】このように、ディスクDのチャッキングに
伴うチャックアーム41およびアップレバー55の回動によ
り、ピックベース18のフローティングロックが解除さ
れ、ピックベース18をフローティング状態に支持でき
る。
【0041】以上のように、チャッキング時にディスク
Dをチャッキングするチャックアーム41が、チャッキン
グ解除時にディスクDのチャッキングを解除するととも
にシャーシ11の天板12に当接し、かつ、チャッキング時
にローディングローラ52をディスクDとの離反位置に移
動させるアップレバー55が、チャッキング解除時にロー
ディングローラ52をディスクDとの接触位置に移動させ
るとともに、アップレバー55の当接部59がシャーシ11の
ガイド片61に当接するので、ピックベース18をフローテ
ィングロック状態に係止でき、しかも、専用のフローテ
ィングロック機構が必要なくなって部品点数を削減で
き、組み込みが簡単で、装置の動作も単純にできる。
【0042】さらに、チャッキング解除時に、アップレ
バー55のガイドピン60とシャーシ11側の係合部64とが係
合し、シャーシ11に対するピックベース18のディスク面
と平行な方向の位置を位置決め係止できる。また、アッ
プレバー55に係合部64を設け、シャーシ11側にガイドピ
ン60を設けても、同様の作用効果が得られる。
【0043】なお、ディスクローディング装置で取り扱
うディスクには、音楽用の再生専用のコンパクトディス
クに限らず、DVDなどの光学ディスク、MDなどの光
磁気ディスク、フレキシブル磁気ディスクなどにも適用
でき、同様の作用効果が得られる。また、駆動装置は、
ディスクプレーヤに限らず、ディスクに対して記録可能
なディスク記録再生装置にも適用でき、同様の作用効果
が得られる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載のディスクローディング装
置によれば、チャッキング時にディスクをチャッキング
するチャック体が、チャッキング解除時にディスクのチ
ャッキングを解除するとともに本体に当接してベースを
本体に係止するので、専用のフローティングロック機構
が必要なく、本体内にフローティング状態に支持される
ベースを簡単な構成で係止できる。
【0045】請求項2記載のディスクローディング装置
によれば、チャッキング時にローディングローラをディ
スクとの離反位置に移動させるローディングローラ支持
体が、チャッキング解除時にローディングローラをディ
スクとの接触位置に移動させるとともに本体に当接して
ベースを本体に係止するので、専用のフローティングロ
ック機構が必要なく、本体内にフローティング状態に支
持されるベースを簡単な構成で係止できる。
【0046】請求項3記載のディスクローディング装置
によれば、チャッキング時にディスクをチャッキングす
るチャック体が、チャッキング解除時にディスクのチャ
ッキングを解除するとともに本体の第1の受部に当接し
てベースを本体に係止し、かつ、チャッキング時にロー
ディングローラをディスクとの離反位置に移動させるロ
ーディングローラ支持体が、チャッキング解除時にロー
ディングローラをディスクとの接触位置に移動させると
ともに本体の第2の受部に当接してベースを本体に係止
し、本体の第1の受部と第2の受部との間にベースを係
止するので、専用のフローティングロック機構が必要な
く、本体内にフローティング状態に支持されるベースを
簡単な構成で係止できる。
【0047】請求項4記載のディスクローディング装置
によれば、請求項1ないし3いずれか記載のディスクロ
ーディング装置の効果に加えて、チャッキング解除時
に、本体およびローディングローラ支持体のいずれか一
方に設けたガイドピンと他方に設けた係合部とが係合
し、本体に対するベースのディスク面と平行な方向の位
置を位置決め係止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すディスクローディ
ング装置を適用したディスクプレーヤの分解状態の斜視
図である。
【図2】同上ディスクプレーヤのチャッキング解除状態
を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図であ
る。
【図3】同上ディスクプレーヤのチャッキング状態を示
し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
11 本体としてのシャーシ 12 第1の受部としての天板 17 ダンパー 18 ベースとしてのピックベース 32 ディスクチャック機構 33 ディスクローディング機構 41 チャック体としてのチャックアーム 52 ローディングローラ 55 ローディングローラ支持体としてのアップレバー 60 ガイドピン 61 第2の受部としてのガイド片 64 係合部 D ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D046 CB03 CD03 EB02 FA01 FA13 HA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、 この本体内にダンパーを介して支持されたベースと、 このベースに設けられ、ディスクをベース上のチャッキ
    ング位置に対してローディングするディスクローディン
    グ機構と、 前記ベースに回動可能に取り付けられ、チャッキング時
    にディスクをチャッキングし、チャッキング解除時にデ
    ィスクのチャッキングを解除するとともに前記本体に当
    接してベースを本体に係止するチャック体とを具備して
    いることを特徴とするディスクローディング装置。
  2. 【請求項2】 本体と、 この本体内にダンパーを介して支持されたベースと、 このベースに設けられ、チャッキング時にディスクをチ
    ャッキングし、チャッキング解除時にディスクのチャッ
    キングを解除するディスクチャック機構と、 ローディングローラを支持して前記ベースに回動可能に
    取り付けられ、チャッキング時にローディングローラを
    ディスクとの離反位置に移動させ、チャッキング解除時
    にローディングローラをディスクとの接触位置に移動さ
    せるとともに前記本体に当接してベースを本体に係止す
    るローディングローラ支持体とを具備していることを特
    徴とするディスクローディング装置。
  3. 【請求項3】 一面側に第1の受部およびこの一面側と
    反対の他面側に第2の受部を有する本体と、 この本体内にダンパーを介して支持されたベースと、 このベースに回動可能に取り付けられ、チャッキング時
    にディスクをチャッキングし、チャッキング解除時にデ
    ィスクのチャッキングを解除するとともに前記本体の第
    1の受部に当接してベースを本体に係止するチャック体
    と、 ローディングローラを支持して前記ベースに回動可能に
    取り付けられ、チャッキング時にローディングローラを
    ディスクとの離反位置に移動させ、チャッキング解除時
    にローディングローラをディスクとの接触位置に移動さ
    せるとともに前記本体の第2の受部に当接してベースを
    本体に係止するローディングローラ支持体とを具備して
    いることを特徴とするディスクローディング装置。
  4. 【請求項4】 本体およびローディングローラ支持体の
    いずれか一方にガイドピンが設けられ、他方にチャッキ
    ング解除時にガイドピンと係合して本体に対するベース
    のディスク面と平行な方向の位置を位置決め係止する係
    合部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし
    3いずれか記載のディスクローディング装置。
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