JP3011764B2 - 間接反射表面検出を組込んでいるフラッシュ照明システム及び方法 - Google Patents

間接反射表面検出を組込んでいるフラッシュ照明システム及び方法

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JP3011764B2
JP3011764B2 JP3502763A JP50276391A JP3011764B2 JP 3011764 B2 JP3011764 B2 JP 3011764B2 JP 3502763 A JP3502763 A JP 3502763A JP 50276391 A JP50276391 A JP 50276391A JP 3011764 B2 JP3011764 B2 JP 3011764B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術的分野 本発明は、撮像のための人工照明の技術に関し、より
詳細には、フラッシュ照明において間接反射表面を検出
するための新規で且つ改善されたシステム及び方法に関
する。
背景技術 電子フラッシュ等の照明の補助光源の使用はよく確立
されている。加うるに、間接フラッシュを行うために斯
かるデバイスを更に改善することもよく知られている。
間接フラッシュ照明によって、調節照明の好ましくない
特徴の多く、例えば不調和な影、正反射、赤目及び硬調
又は色調ディテールの損失が無くなる。不幸にして、間
接フラッシュはまた直接フラッシュ照明よりもかなり多
くのエネルギを必要とする。従って、1つのユニットの
中に直接フラッシュと間接フラッシュの能力を含んでい
るフラッシュシステムを組合わせることが望ましい。
光検出器によって直接及び間接ストロボの全体的なエ
ネルギ出力を制御する回路が開発されてきている。直接
照明に対する間接照明の比は例えば75:25というように
固定されているが、全体的なエネルギ出力は調整され
る。光検出器は軸方向情景光度が測定されるように位置
決めされる。予め設定された信号レベルに到達すると、
フラッシュ出力は中断されるか消光される。斯かる型式
の情景反射率に基づく消光システムは幾つかの欠点をこ
うむる。まず、露光制御の精度は撮影されている被写体
の反射率に直接関係する。反射率の高い物体、例えば白
いガウンを着ている花嫁が撮影されている場合、フラッ
シュ照明のかなりの部分がフラッシュ検知器に戻り、光
出力が消光され、即ち、光の全量よりも少ない量の光が
被写体に送られる。カメラから等距離に位置している反
射率の少ない被写体、例えば黒い服を着ている花婿は検
知器に少ない光を戻し、光の出力は消光されない。その
結果、等しい照明を受けるべきはずの2つの被写体−フ
ラッシュ光源から等距離に位置している−は実際は異な
った照明を受けることになり、その結果生じる露光は一
致しないことになる。加うるに、背景表面の近辺、例え
ば壁及びその反射率はまた消光の精度に影響し、露光制
御プロセスに多様性を与える。
上記の方法に伴う潜在的により重大な限界は、ユーザ
が、写真を構図し撮影するに先立ち、間接フラッシュ光
源のために適当な間接反射表面、例えば天井の存在を選
定することを必要とすることである。未熟な撮影者はし
ばしば、情景の条件に気付かず、何ら決定をなさずに写
真を撮ることを好む。これらのユーザは適当な反射表面
が得られる時、間接フラッシュシステムを始動するため
の自動方法を必要とする。
デュアルチューブの直接−間接フラッシュシステムか
らの光を自動的に分配するための方法及び装置が1983年
5月17日附の本発明の譲り受人に譲り受けられた米国特
許第4,384,238号に開示されている。間接チューブが先
ず点灯し、この後情景から返ってくる軸方向の光の強度
が評価される。信号が強い場合、天井の存在が仮定さ
れ、付加的なエネルギが間接ストロボに印加される。信
号が規定しきい値を下回る場合、天井が存在しないこと
が仮定され、エネルギが直接ストロボに送られる。平均
反射率の情景が与えられると、このデバイスはユーザの
介在なしに間接フラッシュの自動選択を行う。不幸にし
て、情景反射率の多様性は消光によって引き起こされた
露光エラーを生じるだけでなく、天井の検出を干渉し得
る。例えば、反射率の高い物体がカメラのそばに位置し
ている場合、間接フラッシュからの強い返光が測定さ
れ、天井の存在が仮定される。反射率の低い物体が同じ
場所に位置している場合、間接フラッシュからの返光は
より低い強度をもっており、天井は検出されない。これ
により、潜在的な間接フラッシュの機会が失われること
がある。
従って、間接反射表面の検出がユーザの介在を必要と
しないように自動であり且つ被写体の反射率によって影
響されないような撮像のための人工フラッシュ照明を行
うシステム及び方法を提供することが強く望まれてい
る。
発明の開示 従って、本発明の主な目的は、間接反射表面検出を組
込んでいる撮像のための人工フラッシュ照明の新規で且
つ改善されたシステム及び方法を提供することにある。
本発明のより詳細な目的は、自動であり、これにより
ユーザの介在をなくす斯かるシステム及び方法を提供す
ることにある。
本発明の更なる目的は、被写体の反射率に影響されな
い斯かるシステム及び方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、間接反射表面検出が比較的低
い電力消費でもって達成される斯かるシステム及び方法
を提供することにある。
本発明の更なる目的は、間接反射表面の実際の反射効
率が測定される斯かるシステム及び方法を提供すること
にある。
本発明の更なる目的は、間接反射表面への距離が測定
されて、間接フラッシュ露光決定の信頼度を有意に増大
する斯かるシステム及び方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、フラッシュ露光制御の公知の
方法と容易に組合わせることのできる斯かるシステム及
び方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、構造が比較的単純で且つ作動
が効率且つ効果的である斯かるシステム及び方法を提供
することにある。
本発明は、フラッシュ照明の光源が、被写体を間接的
に照明するために光を間接反射表面にむいた第1方向に
投影するための第1モードと、被写体を直接照明するた
めに光を第2方向に投影するための第2モードでもって
選択的に作動し、間接反射表面から直接反射された電磁
放射が直接検知されて間接反射表面についての情報を含
む信号を供給し、そしてこの信号に含まれている情報を
利用して第1及び第2方向への光の選択的投影を制御し
て、これにより被写体を照明する間接及び直接光の量を
制御する撮像のための人工照明を行うためのフラッシュ
システム及び方法を提供する。この信号に含まれている
情報は所定レンジ内の間接反射表面が存在すること及び
存在しないこと、フラッシュシステムと表面との間の距
離、及び間接反射表面の効率を含み得る。本発明の1つ
の特徴によると、赤外線等の電磁放射が、電磁放射の一
部分が表面からフラッシュシステムに反射されて戻り、
ここで光が検出されて表面とフラッシュシステムの検知
手段との距離に関する情報を含む信号を与えるように間
接反射表面に送られる。この信号に応答する制御によっ
て、間接反射表面が所定の距離内にある時にフラッシュ
照明の光源が第1及び第2モードの両方でもって作動
し、且つ間接反射表面が所定距離内にない時にはこの光
源は第2即ち直接フラッシュモードのみにおいて作動す
る。本発明の別の特徴によると、第1即ち間接フラッシ
ュモードにおいて光源の作動中に間接反射表面から直接
反射された光はシステム内の検知手段によって直接受け
られ、間接反射表面の存在を示す信号を供給する。この
信号に応答する制御は信号が所定時間内に受けられる時
は第1即ち間接フラッシュモードにおける光源の作動を
継続し、信号が所定時間内に受けられない場合は第2即
ち直接フラッシュモードにおける光源の作動を継続しな
がら第1モードにおける光源の作動を停止する。この光
源は間接及び直接フラッシュ光ビームを提供するための
別々のフラッシュチューブを含むことができ、あるいは
唯1つのフラッシュチューブ及びこのチューブの出力を
別々の間接及び直接ビームに分離するための制御された
手段を含むことができる。本発明による間接反射表面の
検出は、フラッシュ露光制御の種々の方法に採用するこ
とができ、これによりこれらの方法の効率を向上するこ
とができる。
本発明の上記及び付加的な利点及び特有の特徴は以下
の添付された図面と共に以下の詳細な説明から明白とな
ろう。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の1実施例に係る撮像のための人工
照明を行うためのフラッシュシステム及び方法を示す線
図である。
第2図は、第1図のシステムのブロック図である。
第3図は、第2図に示されているシステムの概略回路
図である。
第4図は、第1図のシステムの代替形の線図である。
第5図は、第4図のシステムのブロック図である。
第6図は、本発明の別の実施例に係る撮像のための人
工照明を行うためのフラッシュシステム及び方法を示す
線図である。
第7図は、第6図のシステムのブロック図である。
第8図は、第7図に示されているシステムの概略回路
図である。
第9図は、本発明のフラッシュシステム及び方法を利
用するマイクロプロセッサー制御カメラを示すシステム
ブロック図である。そして 第10図乃至第14図は、第9図のカメラシステムの作動
を示すプログラムフローチャートである。
本発明を実施する最良モード ここで第1図について説明すると、撮像のための人工
照明を行うための10で全体的に示されているフラッシュ
システムが図示されており、本発明の照明システム10に
おいては従来のカメラ12が組合わされて図示されてい
る。本発明のシステム10は、14で全体的に示されている
フラッシュ照明の光源を含んでおり、この光源は、被写
体20を間接的に照明するために光を間接反射表面18に向
いて第1方向16に投影するための第1モード及び被写体
20を直接的に照明するために光を第2方向22に投影する
ための第2モードで選択的に作動する。経路16に沿って
進行する光源14からの光は表面18によって被写体20に向
いた方向24に反射する。典型的には、間接反射表面18は
被写体が撮影されている部屋の天井である。第1図に図
示のフラッシュシステム10において、光源14は間接及び
直接照明のための別々の構成要素を含んでいる。特に、
第1の構成要素は、フラッシュ光ビームを間接反射表面
18の方向に、即ち第1図に示されている構成において上
方に、投影して、これにより頭上表面18からの反射の
際、被写体が太陽の自然光に特有な様式で間接的に照明
されるように構成されているフラッシュチューブ28及び
レフレクタ30を含んでいる。第2の構成要素は、フラッ
シュ光ビームを被写体20に直接投影してこれによりその
上の如何なる暗い影も軟調にするための補助を行うよう
に構成されているフラッシュチューブ32及びレフレクタ
34を含んでいる。光源14のこれらの第1及び第2成分は
ハウジング38に取付けられている。
本発明によると、フラッシュシステム10は、間接反射
表面18から直接反射される電磁放射を利用する検知手段
40であって間接反射表面18についての情報を含む信号を
供給するための検知手段40、及び上記検知手段からの信
号における情報によって決定されるように2つのモード
における光源14の作動を制御するための制御手段42を含
んでいる。検知手段40及び制御手段42は、ハウジング38
内に含まれており、検知手段は、表面18から直接検知手
段40、即ちカメラ12の使用中は表面18に向かって配置さ
れているハウジング38の表面、の上に反射される電磁放
射を受けるように配置されている。
本発明のこの実施例によると、検知手段によって受け
られる電磁放射はシステム10内の光源から第1図におい
て46で示される経路に沿って表面18に送られる赤外線で
あり、表面18からこの赤外線は経路48に沿って検知手段
40に反射される。検知手段40によって与えられる信号に
含まれている間接反射表面18についての情報はフラッシ
ュシステム10からの所定距離内に表面18が存在すること
又は存在しないことである。この信号が表面18の存在を
示す場合、制御手段42は以下詳述されるように光源14を
第1及び第2モードの両方で作動せしめる。一方、表面
18が存在しない場合、これも信号に含まれているこの情
報によって制御手段42は以下説明するように光源14を第
2即ち直接フラッシュモードでのみ作動せしめる。換言
すると、表面18が有効な間接フラッシュを可能にする最
大距離を超えた場合、間接フラッシュは用いられず、表
面18が最大距離にあるいは最大距離内にある場合、間接
フラッシュが用いられ得る。検知手段40によって与えら
れる信号に含まれている情報はまた、表面18への実際の
距離、即ち第1図において52で示される距離を含むこと
もでき、カメラ−被写体測距データと組合わされるとこ
のデータはフラッシュ出力の自動調節及びカメラセッテ
ィングを行うのに用いることができ、これについては以
下説明する。
第2図のブロック図に図示されているように、制御手
段42がフラッシュ照明の光源14に且つ検知手段40に作動
可能に接続されている。特に、フラッシュチューブ28及
びその関連の作動回路が間接フラッシュ及び電子回路54
としてまとめて呼称され、この回路を作動するためのト
リガ信号は制御手段42からライン56を経由してそこに送
られる。同様に、フラッシュチューブ32及びその関連作
動回路が直接フラッシュ及び電子回路58としてまとめて
呼称されており、この回路を作動するためのトリガ信号
は制御手段42からライン60を経由してそこに送られる。
本発明のこの実施例における検知手段40は、64で示され
る赤外エミッタ−検出器対を含んでいる。制御手段42か
ら命令即ちイネーブル信号がライン68を経由して送ら
れ、エミッター検出器対64によって展開される信号はラ
イン70を経由して制御手段42に送られる。ライン76によ
って制御手段42に接続されている周囲赤外線検出器74
は、検知手段40のための基準線即ち基準を提供してい
る。制御手段42はまた、カメラ12からライン80を経由し
て情報信号を受ける。1つの信号は、光レベルがフラッ
シュ作動可能にするしきい値を下回るか否かを示す。第
2の信号は、被写体がフラッシュ作動可能にする距離レ
ンジ内にあるか否かを示す。第3の信号は、シャッタレ
リーズに関連する同期化信号を提供する。
第3図は第2図のシステムの回路図である。先ず、フ
ラッシュチューブ28を作動するための部分、即ち間接フ
ラッシュについて説明すると、バッテリ90の正の端子は
スイッチ92を通してD.C./D.C.コンバータ94の入力に接
続されており、コンバータ94の出力はメインコンデンサ
96に接続されている。フラッシュチューブ28のためのト
リガ回路はメインコンデンサ96にまたがって接続されて
いる抵抗98とSCR100の直列接続を含んでいる。抵抗98と
SCR100のアノードとの接合はコンデンサ102の一方の端
子に接続されており、コンデンサ102の他方の端子はト
リガ変圧器106の一次巻線104の一端に接続されており、
変圧器106の他方の端子はSCR100のカソードに接続され
ている。トリガ変圧器106の二次巻線108はフラッシュチ
ューブ28の電極110に接続されている。フラッシュチュ
ーブ28の一方の端子は抵抗98とメインコンデンサ96の接
合に接続されており、フラッシュチューブ28の他方の端
子はSCR112のアノードに接続されており、SCR112のカソ
ードはSCR100のカソードに接続されている。抵抗114とS
CR116の直列接続はフラッシュチューブ28とSCR112の直
列接続にまたがって接続されている。SCR116とSCR112の
アノードの間にはコンデンサ118が接続されている。SCR
112には抵抗120が並列に接続されている。
消光信号はライン122を経由してSCR116のゲートに印
加される。消光信号の一方の源は距離情報を利用し、他
方の源は情景から来る光を利用しており、これらの全て
は当業者には周知である。バッテリ90はまた、スイッチ
92を通して且つライン124を経由して第3図において130
で示される赤外距離ファインダの入力に接続されてい
る。表面18への距離を示す信号であるエミッタ−検出器
対64の出力は、赤外距離ファインダ130の別の入力に接
続されている。表面18がシステム10の所定レンジ内にあ
るか否かを示す距離ファインダ130の出力は、ANDゲート
140の一方の入力に印加され、ANDゲート140の他方の入
力はライン142を通してフラッシュ命令即ち点灯信号に
接続されている。ANDゲート140の出力は電流制限抵抗14
6を通してSCR100のゲートに接続されている。SCR100及
び112のゲートはライン150によって結合されている。
フラッシュチューブ32を作動するための回路の部分、
即ち直接フラッシュは実質的に、エミッタ−検出器対6
4、距離ファインダ130及びANDゲート140が直接フラッシ
ュ作動回路には含まれていない点を除いて前記の回路と
同様である。従って、類似の構成要素はプライム符号を
有する同一の参照数字によって識別される。ライン158
における直列フラッシュ命令即ち点灯信号はSCR100′の
ゲートに抵抗146′を通して印加される。消光信号がラ
イン122を経由してSCR116′のゲートに印加される。間
接フラッシュ作動回路と同じように、消光信号の源は距
離情報及び情景から帰還する光を利用しており、これら
は全て当業者に周知の様式で行われる。
作動において、パワースイッチ92は公知の様式でもっ
てカメラ12における適切な制御の作動に応答して閉じ
る。コンバータ94は公知の様式でもってメインコンデン
サ96をコンバータ出力に実質的に等しい電圧レベルまで
充電するための出力を生成する。エミッタ−検出器対64
は赤外線を経路46に沿って表面18に送るように、表面18
から経路48に沿って反射された赤外線を受け且つこれか
ら詳細に述べられる様式でもって表面18とエミッタ−検
出器対64の間の距離を示す出力信号を供給するように作
動する。コンデンサ102は抵抗98の大きさによって決定
されるコンデンサ96の電圧レベルを下回る電圧レベルま
で充電する。コンデンサ118はまた、第3図に示される
極性に充電する。
間接反射表面18がシステム10からの所要所定距離内に
ある場合、距離ファインダ130は論理1信号をANDゲート
140の一方の入力に生成する。カメラ12のオペレータが
露光制御を始動すると、ライン142の論理1信号はANDゲ
ート140の他方の入力に印加される。その結果、ANDゲー
ト140は出力信号を供給し、この出力信号は電流制限抵
抗146を通して同時にSCR100及び112のゲートに印加され
て両方のデバイスをオンにする。コンデンサ102はSCR10
0及び変圧器106の一次巻線104を通して放電し、この放
電によって変圧器の二次巻線108の両端にフラッシュチ
ューブ28を公知の様式でトリガ即ちイオン化するための
高電圧パルスが生成する。すると、フラッシュチューブ
28及びSCR112が同時に導通するため、コンデンサ96はフ
ラッシュチューブ28及びSCR112を通して放電し、これに
よりフラッシュチューブは間接フラッシュを行う。この
後、消光命令信号がライン122に生じると、SCR116はオ
ンになる。第3図において示される極性に充電されてい
るコンデンサ118は、SCR112及び116の両方が導通してい
るという事実の故に、その端子の各々において急激に実
質的にゼロボルトになる。これにより、コンデンサ118
の両端の電圧の極性の反転が生じ、これによりSCR112が
オフになり、従ってフラッシュチューブ28が消光され
る。抵抗120によってフラッシュチューブ28の作動中にS
CR112をオフにする傾向があり、従って早期の消光を生
じる電流の流れを防止する。
直接フラッシュチューブ32に関連する回路の部分の作
動は、エミッタ−検出器対64及びレンジファインダ130
が作動においては何の役目も果たさず、従って省略され
るということ以外、前記と実質的に同様である。斯くし
て、カメラのオペレータが露光制御を始動すると、ライ
ン158の信号は電流制限抵抗146′を通してSCR100′及び
112′のゲートに印加され、間接フラッシュチューブ28
の作動に類似の様式でもって直接フラッシュチューブ32
の作動を行う。この後、ライン162の消光命令信号が現
れると、直接フラッシュチューブ32は間接フラッシュチ
ューブ28のそれと同様の様式でもって消光される。直接
及び間接フラッシュチューブのためのトリガ及び消光回
路の付加的な説明はその開示がここで参照として引用さ
れている、1983年5月17日附の米国特許第4,384,238号
に見い出される。
斯くして、間接反射表面18がエミッタ−検出器対64及
びレンジファインダ130によって決定されるように、シ
ステム10の所定距離即ちレンジ内にある時は、第3図の
回路は間接フラッシュチューブ28及び直接フラッシュチ
ューブ32の両方を点灯するように作動する。しかしなが
ら、間接反射表面18が存在しないかあるいは所定距離を
超えている時は、レンジファインダ130の出力は論理ゼ
ロ信号であり、ANDゲート140からは出力がなく、間接フ
ラッシュチューブ28は点灯されず、従って直接フラッシ
ュチューブ32のみが点灯される。例示すると、例示シス
テムにおいては、エミッタ−検出器対64及び距離ファイ
ンダ130は三角測量法によって間接反射表面18とシステ
ム10の間の距離に関係する信号情報を提供する。特に、
エミッタは表面18に脈流赤外線を放射する発光ダイオー
ドであり且つ検出器は位置検出器である。斜辺が第1図
に図示の経路48である直角三角形が画成されており2つ
の足の長い方が経路46であり、短い足が発光ダイオード
の中心と経路48を経由する光が位置検出器に入射する点
との間の距離である。これら2つの足は互いに直角のコ
ースとなっている。システム10と表面18との間の距離が
変化すると、反射された赤外ビーム48の位置検出器への
入射の点も変化する。システム10と表面18の間の距離は
相関関係L=1/x(f)(B)によって決定され、ここ
でLはシステム10からの即ち発光ダイオードから表面18
への距離であり、Bは発光ダイオードの中心と位置検出
器との距離であり、fは発光ダイオードあるいは位置検
出器とその対応のレンズとの焦点長さであり、そしてx
は反射ビーム48の位置検出器への入射の点と位置検出器
の中心との距離である。変数xは発光ダイオードと表面
18との間の距離の関数であり、以下の方法でもって決定
される。
赤外線が位置検出器の表面の点に入射すると、光エネ
ルギに比例する電荷が入射の点に発生し、これにより光
電流が発生してこの点から反対の方向に流れる。離間さ
れた電極に集められた光電流はこの点と電極との間の距
離に反比例し、これから、入射の位置の点が決定され
る。これから、変数xが決定される。
例示すると、例示システムにおいて、エミッタ−検出
器対64及びレンジファインダ130はハママツ社からレン
ジファインダICの商品名で市販されており、これは表面
18がシステム10から約0.3048メートル乃至約1.524メー
トルのレンジにある時に出力信号を供給する。更に例示
すると、例示回路において、バッテリ90はカメラシステ
ムの構成に応じて3ボルト又は6ボルト出力を供給し、
コンバータ94の出力は約330ボルトであり、メインコン
デンサ96は約330ボルトの電圧まで充電し、コンデンサ1
02は約280ボルトまで充電し、そしてトリガ変圧器106の
一次対二次巻数比は約1:50である。周囲赤外線検出器74
はより精度の高い距離測定を行うために周囲の光の赤外
成分を減算する。
斯くして、第1図乃至第3図のシステム及び方法は撮
影者による決定プロセスを除去し、間接反射表面又は天
井を検出するためのインテリジェントな検出回路によっ
て撮影者による決定を置き変えるため都合がよい。別の
有意な利点は、天井又は間接反射表面の検出が被写体あ
るいは被写体−背景表面の近辺の反射率によって影響を
受けないことである。その結果、画質が改善される。更
に、電子フラッシュ発光から生じる露光がフラッシュ−
被写体距離に直接関連するため、間接反射表面への天井
の高さあるいは距離の測定は跳ね返りフラッシュ露光決
定及びシステム性能の信頼性を有意に増大する。このシ
ステム及び方法はまた、天井あるいは間接反射表面が何
も検出されない場合はエネルギ及び再充電時間を節約す
る。
第1図乃至第3図のシステムにおいて、フラッシュ照
明の光源は、間接及び直接フラッシュを行うための別々
のフラッシュチューブ28及び32をそれぞれ含んでいる。
第4図及び第5図は、代替の技術を示しており、ここで
はフラッシュ照明の光源は唯1つのフラッシュチューブ
及びこの唯1つのチューブの出力を別々の直接及び間接
ビームに分離するための制御された手段を含んでいる。
便宜のために、第4図及び第5図のシステムにおける構
成要素は第1図乃至第3図のシステムにおけるそれと同
等であり且つ二重プライム符号を有する同一の参照数字
によって識別される。従って、システム200はカメラ1
2″と組合わされており、フラッシュ照明の光源202を含
んでおり、この光源202は被写体20″を間接的に照明す
るために光を間接反射表面18″の方向に第1方向204に
投影するための第1モードと被写体20″を直接的に照明
するために第2方向206に光を投影するための第2モー
ドで選択的に作動する。光源202から経路204を経由して
進行する光は表面18″によって経路208を経由して被写
体20″に反射される。光源202は、唯1つのフラッシュ
チューブ212及びレフレクタ214を含んでおり、これと共
にフラッシュチューブ212の出力を間接及び直接ビーム
に選択的に分離するための手段216を含んでいる。特
に、フラッシュチューブ212及びレフレクタ214はハウジ
ング38″に取付けられており、通常はその全出力を方向
206で被写体20″に直接投影するように配置されてい
る。分離手段216はフラッシュチューブ212の全出力を方
向206に送るための第1状態及び出力の一部分を第4図
の経路204に沿って間接反射表面18″に向けて偏向する
ための第2状態を有している。分離手段216は、部分的
に塗銀された鏡あるいはセパレータレンズの形をとるビ
ームスプリッタを含み得る。
第1図乃至第3図のシステム10におけると同じよう
に、システム200は間接反射表面18″から検知手段に直
接反射される電磁放射を利用する検知手段40″であって
表面18″についての情報を含む信号を供給するための検
知手段40″、及びこの情報及び検知手段40″からの信号
によって決定されるように光源202のこれら2つのモー
ドにおける作動を制御するための制御手段42″を含んで
いる。特に、赤外線がシステム200における光源から4
6″によって示される経路に沿って表面18″に送られ、
ここから赤外線は経路48″に沿って反射され検知手段4
0″に送られる。検知手段40″によって与えられる信号
に含まれている間接反射表面18″についての情報は、フ
ラッシュシステム200からの所定距離内に表面18″が存
在すること又は存在しないことである。この信号が所定
距離内の表面18″の存在を示す場合は、制御手段42″は
分離手段216を第4図に示すような第2状態に置き、こ
こで分離手段はフラッシュ光ビームの一部分を経路204
に沿って偏向し残りの部分を経路206に沿って送る。一
方、表面18″は存在しないかあるいは所定距離を超えて
位置している場合、信号に含まれているこの情報により
制御手段42″は分離手段216を第1状態におきここで分
離手段は全体のフラッシュ光ビームを直接経路206に沿
って進める。換言すると、表面18″が有効間接フラッシ
ュを可能にする最大距離を超えている場合、間接フラッ
シュは用いられず、表面18′″が最大距離にあるいは最
大距離内にある場合、間接フラッシュが用いられる。検
出手段40″によって与えられる信号に含まれている情報
はまた、表面18″への実際の距離、即ち第4図における
52″で示される距離を含むことができ、カメラ−被写体
測距データと組合わさるとこのデータはフラッシュ出力
の自動調節及びカメラセッティングをこれから延べるよ
うに行うのに利用することができる。
第5図のブロック図に示されているように、制御手段
42″は前の実施例と同じようにエミッタ−検出器対64″
及び距離ファインダ130″を含んでいる。この例示にお
いて、分離手段216はビームスプリッタ222を含んでい
る。距離ファインダ130″の出力はライン224によって電
気機械式アクチュエータ226に接続されており、電気機
械式アクチュエータ226は破線228によって示されるよう
にビームスプリッタ222に機械的に結合されている。唯
1つのフラッシュチューブ212及びその関連の作動、ト
リガ及び消光回路は第5図において230で示されてい
る。230で示される回路は、第3図に示されている作
動、トリガ及び消光回路と同等である。斯くして、間接
反射表面18″が所定レンジ内にある場合、レンジファイ
ンダ130″は出力信号を生成し、この出力信号はライン2
24によってアクチュエータ226に印加され、アクチュエ
ータ226はビームスプリッタ222を第5図に示されている
状態に切り換えるかあるいは動かすように作動する。す
ると、カメラのオペレータが露光制御を始動すると、ラ
イン234の点灯命令信号によってこのトリガ及び作動回
路はフラッシュ212を点灯する。この出力フラッシュ光
ビームは、ビームスプリッタ222によって直接及び間接
成分206及び204にそれぞれ分割される。一方、反射表面
18″が所定レンジ内にない場合、レンジファインダ13
0″によって信号出力が何も生成されず、アクチュエー
タ226は作動せず、ビームスプリッタは第1状態に置か
れたままで、これによりフラッシュチューブ212の全出
力は直接経路206に沿って進行する。典型的に、ビーム
スプリッタ222のこの状態は第5図で見ると水平位置に
配置される。
第1図乃至第5図の実施例の場合、電磁放射の別々の
即ち専用光源が用いられて間接反射表面についての情報
が得られる。第6図乃至第8図は、本発明の一実施例を
示しており、ここで間接フラッシュモードの期間中にこ
の表面からフラッシュシステムに直接反射されて戻る光
が利用されてこの表面についての情報を得るようになっ
ている。第6図について説明すると、フラッシュシステ
ム250が、従来のカメラ252と組合わせて図示されてお
り、フラッシュシステム250は、254で全体的に示されて
いるフラッシュ照明の光源を含んでおり、この光源は被
写体260を間接的に照明するために光を間接反射表面258
に向いた第1方向256に投影するための第1モード及び
被写体260を間接的に照明するために光を第2方向262に
投影するための第2モードで選択的に作動する。光源25
4から経路256を経由して進行する光は表面258によって
経路264を経由して被写体260の方向に反射される。前の
実施例と同じように、間接反射表面258は通常、被写体
が撮影されている部屋における天井である。第6図に示
されているフラッシュシステム250において、光源254は
間接及び直接照明のための別々の構成要素を含んでい
る。特に、第1の構成要素はフラッシュ光ビームを間接
表面258の方向に、即ち第6図に示される構成において
は上方に投影して、これにより頭上表面258からの反射
の際、被写体260を太陽の自然光に特有の様式でもって
間接的に照明できるように構成されているフラッシュチ
ューブ268及びレフレクタ270を含んでいる。第2の構成
要素はフラッシュ光ビームを被写体260に間接的に投影
してその上の如何なる暗い影を軟調にする補助を与える
ように構成されているフラッシュチューブ272及びレフ
レクタ274を含んでいる。光源254のこれらの第1及び第
2の構成要素はハウジング278に取付けられている。
本発明によると、フラッシュシステム250は、間接反
射表面258から直接反射される電磁放射を利用する検知
手段280であって間接反射表面についての情報を含む信
号を提供するための検知手段280及び検知手段からの情
報及び信号によって決定されるように光源254の2つの
モードにおける作動を制御するための制御手段282を含
んでいる。検知手段280及び制御手段282はハウジング27
8に支持されている。本発明のこの実施例において、検
知手段280は、間接反射表面の存在を示す信号を提供す
るための第1モードにおいて光源254の作動中に間接反
射表面258から検知手段280に直接反射された光を受ける
ように配置されている。この光は、第6図において経路
284によって示されるように検知手段280に反射されて戻
る。検知手段280によって与えられる信号に含まれてい
る間接反射表面258についての情報は表面258が存在する
こと又は存在しないことである。
制御手段282は、表面258の存在を示す検知手段280か
らの信号が所定時間内に受けられる時は第1即ち間接モ
ードにおける光源254の作動を継続し、また第2即ち間
接モードにおける光源254の作動を継続する。しかしな
がら、検知手段280からの信号が所定時間内に受けられ
ない場合、制御手段282は第1モードにおける光源254の
作動を停止し、第2モードの作動を継続する。または、
予め設定された信号レベルしきい値を確立することがで
き、検知手段280からの信号がしきい値にある時にある
いはしきい値を超える場合、有効な間接フラッシュ反射
表面が仮定され、間接フラッシュが可能になる。検知手
段280からの信号がしきい値を下回る場合、間接フラッ
シュは行うことができない。また、信号強度分析回路を
用いて帰還する前フラッシュの強度を間接反射表面の効
率と等しくすることができる、すると反射表面効率値が
露光制御システムに印加されて、露光制御システムは主
フラッシュ電力出力を変えるかあるいはカメラ露光セッ
ティング例えばアパーチュアを変える。
第7図のブロック図に示されているように、制御手段
282はフラッシュ照明の光源254に且つ検知手段280に作
動可能に接続されている。特に、フラッシュ268及びそ
の関連の作動回路は、間接フラッシュ及び電子回路290
としてまとめて示されており、この回路を作動するため
のトリガ信号は制御手段282からライン292によって送ら
れる。同様にして、フラッシュチューブ272及びその関
連の作動回路は直接フラッシュ電子回路294としてまと
めて示されており、この回路を作動するためのトリガ信
号は制御手段282からライン296によって送られる。この
実施例における検知手段280は、ライン302によって制御
手段282に接続されている光検出器回路を含んでいる。
制御手段282はまた、第1図乃至第5図の実施例に関連
して述べられた同じ情報である情報をカメラ252からラ
イン304によって受ける。第6図及び第7図に示されて
いるシステム及び方法は第1図乃至第5図のシステム及
び方法と同じ利点を有している。
第8図は第7図のシステムの回路図である。先ず検知
手段280について説明すると、バッテリ310の正の端子は
第1スイッチ312を通して光感応ダイオード又は光検出
器314のカソードに且つワン・ショット単安定マルチバ
イブレータ回路316の入力に接続されている。光検出器3
14のアノードは積分コンデンサ320の一方の端子に接続
されており、抵抗322と324の直列接続を含んでいる分圧
器が光検出器314とコンデンサ320の接続と並列に接続さ
れている。第2スイッチ328がコンデンサ320にまたがっ
て接続されている。光検出器314とコンデンサ320の接合
は、ライン330を経由して演算増幅器又は比較器332の反
転入力に接続されており、その非反転入力はライン334
によって抵抗322と324の接合に接続されている。比較器
332の出力はインバータ336を通してANDゲート338の一方
の入力に接続されている。単安定マルチバイブレータ31
6の出力は遅延回路340を通してANDゲート338の他方の入
力に結合されている。ライン344のANDゲート338の出力
は、これから述べるように間接フラッシュチューブ268
の制御された消光を行うのに用いられる。
間接フラッシュチューブ268のための作動、トリガ及
び消光回路は第8図のブロック290によって表わされて
おり、レンジファインダ130、ANDゲート140及び抵抗148
はここでは用いられないという点を除いて第3図に示さ
れているフラッシュチューブ28に関連する回路と同等で
ある。ライン350の点灯命令信号が回路290のトリガ部
分、即ち第3図におけるSCR100及び112に対応するSCRの
ゲートに印加される。ORゲート354が回路290の消光部
分、即ち第3図の回路におけるSCR116に対応するSCRの
ゲートに接続されている。ライン358及び360におけるOR
ゲート354への2つの入力は第3図の回路と同じように
被写体及び情景から戻る光についての距離情報を含む信
号である。ORゲート354への第3入力は検知手段280の回
路におけるANDゲート338からのライン344である。
直接フラッシュチューブ272のための作動、トリガ及
び消光回路はブロック294によって表わされており、第
3図に示されているフラッシュチューブ32に関連する回
路と同等である。ライン366の点灯命令信号は回路294の
トリガ部分、即ち第3図におけるSCR100″及び112″に
対応するSCRのゲートに印加される。ライン368及び370
における消光信号は回路294の消光部分、即ちSCR116′
に対応するSCRのゲートに印加される。被写体距離及び
情景から戻る光についての情報を含む信号が前の実施例
と同じように消光のためにライン368及び370に与えられ
る。
作動において、カメラのユーザが露光制御を始動する
と、点灯命令信号がライン350及び366に与えられ、これ
により間接フラッシュチューブ268と直接フラッシュチ
ューブ272の同時作動が行なわれる。直接フラッシュ光
ビームは第6図に示されている経路262に沿って進行す
る。間接フラッシュ光ビームは経路256及び264に沿って
進行する。間接フラッシュ光ビームの一部分は表面258
によって経路284に沿って検知手段280に反射され、光検
出器314に入射して、光検出器314を導通せしめる。スイ
ッチ312が閉じられ且つスイッチ328が開かれると、コン
デンサ320は充電し、その電圧が比較器332の一方の入力
に印加される。この電圧が、分圧器322、324によって確
立されるように、比較器の他方の入力に印加されたしき
い電圧を超えると、比較器322は出力信号を提供し、こ
の出力信号はインバータ336によってANDゲート338への
論理ゼロ入力に変換される。構成要素340によって確立
された時間遅延の後、単安定マルチバイブレータ316の
出力は論理1入力としてANDゲート338に印加される。AN
Dゲート338への論理ゼロ及び1入力によって、ゼロ又は
低レベルの出力信号が生じ従ってライン344には消光信
号が生じない。斯くして、間接反射表面258の存在はこ
の回路によって検知され、これによりフラッシュ照明の
光源の直接モードの継続された作動が可能になる。しか
しながら、表面258が存在しない場合、光検出器314には
反射光が入射されず、比較器322からは出力が生ぜず、
論理1入力がANDゲート338に与えられる。単安定マルチ
バイブレータ316からの遅延されたパルスがANDゲート33
8に到着すると、2つの論理1入力によってANDゲート33
8はライン344に高レベルの出力レベル信号を与え、この
信号は回路290に消光信号として印加され、これにより
フラッシュチューブ268のフラッシュ出力を停止する。
例示として、例示回路において、バッテリ310は、シ
ステム構成に応じて3ボルト又は6ボルトバッテリであ
り、光検出器314はMRD500型であり、比較器322はLP339
型であり、抵抗322及び324は匹敵する大きさを有してお
り、コンデンサ320は0.1マイクロファラドから1マイク
ロファラドの範囲の値を有している。間接フラッシュチ
ューブ268及びレフレクタ270の軸は第1図のシステムに
おける構成と同じである約75度の角度でもって被写体−
カメラ軸に対して配置されている。光検出器314の軸は
間接フラッシュチューブ268及びレフレクタ270の軸に対
して実質的に平行に、即ち被写体−カメラ軸に対して約
75度に配置されている。
第6図乃至第8図のシステム及び方法は、被写体の反
射率によって影響されないため都合がよい。実際の反射
表面効率が測定されるため、被写体の反射率を測定する
ことから生じるエラーは避けられる。その結果、画質が
改善される。更に、天井又は間接反射表面を検出するの
に間接フラッシュチューブから必要な光の量は少なくな
るが、これは被写体から跳ね返らせ且つカメラに戻す必
要がないからである。この技術によって、天井又は間接
反射表面が何も存在しない場合は再充電時間が短くなる
が、これは必要な電力が少なくなるからである。第6図
乃至第8図のシステム及び方法の別の重要な利点は、間
接反射表面又は天井の検出が自動であり、これによりユ
ーザの介在を必要としないことである。
第9図は、本発明に従って間接反射表面検出を行うフ
ラッシュシステム及び方法を利用するマイクロプロセッ
サ制御カメラシステムのブロック図である。400で全体
的に示されているマイクロプロセッサは第9図の左手部
分に沿って示されている番号データ信号入力を受ける。
自動焦点モジュール402は被写体距離情報を提供する測
距回路である。1つの例がコダックS1100カメラに見ら
れるものである。フィルムスピードデータ入力404は当
業者に公知の方法でもってフィルムカートリッジ(DXシ
ステム)のコード化された導通領域を読出すことによっ
て得られる信号である。周囲光レベル406は光検出器の
出力である。天井又は間接反射表面検出モジュール408
は、本発明のシステムにおける検知手段である。特に、
このモジュールは、第1図乃至第5図の実施例のエミッ
タ−検出器64及び赤外線方向ファインダ130を含み得
る。このモジュールはまた、第6図乃至第8図の実施例
の光検出器314及び関連の回路を含み得る。フラッシュ
仕様410は、ガイドナンバーとして表現される最大出力
の配線論理情報であり、ここでガイドナンバーは被写体
距離とFナンバーの積に等しく、このガイドナンバーは
当業者には周知のように通常の露光を生じる。ユーザイ
ンターフェース412は、これから述べられるように、フ
ラッシュなし、迅速再充電あるいは間接フラッシュなし
等の入力選択又は命令を表わす。
マイクロプロセッサ400は、第9図の右手部分に沿っ
て示されている種々の制御信号出力を供給する。シャッ
ター速度416及びFナンバー418は、当業者によってよく
了解されるように、カメラの適当な経路に供給される制
御信号である。間接フラッシュパラメータ420は、本発
明の2つの実施例のシステムにおける間接フラッシュ及
び電子構成要素54及び290に印加される種々の制御信号
である。同様にして、直接フラッシュパラメータ422は
直接フラッシュ及び電子構成要素58及び294に印加され
る制御信号である。
第10図乃至第14図は、本発明の種々の実施例の実施に
おける第9図のシステムの作動を示すプログラムフロー
チャートである。例示すると、例示カメラシステムにお
いて、斯かる実施が可能なマイクロプロセッサはモトロ
ーラ68000群にある。第10図は、第4図のシステムの実
施を示しており、この実施例は2進法天井又は間接反射
表面検出回路40″及び唯1つのフラッシュチューブ212
を用いる。フラッシュチューブ212は一定量のエネルギ
(固定された出力)を発する。天井検出回路40″が適当
な間接反射表面18″が存在することを示す場合、ビーム
スプリッタ216又はセパレータレンズがフラッシュチュ
ーブの前に移動する。ビームスプリッタは光の一部分を
間接反射表面の方向に偏向し、残りの光はカメラ−被写
体軸に沿って発せられる。適当な間接反射表面が検出さ
れない場合、ビームスプリッタは省略され、光の全ては
カメラ−被写体軸に沿って投影される。この単純な設計
は、被写体測距情報を有していない安価なカメラに好適
である。カメラ−被写体距離は既知でないため、カメラ
アパーチュア選択は第10図に示されるようにフラッシュ
モード(直接/間接)に応じて変化する。この間接−直
接フラッシュモードでは、同等のフラッシュレンジが望
ましい場合は、直接フラッシュモードよりも大きなレン
ズ開口が必要となる。何となれば、間接−直接モードに
おいてフラッシュ発光ビームの経路長さは直接モードに
おけるよりも長いためである。直接フラッシュのための
最大レンジが望まれる場合、両方のモードに同じアパー
チュアを用いることができる。しかしながら、直接フラ
ッシュ露光モードによって近い距離における付加的な露
光過度が生じる。
第11図のフローダイアグラムは、第10図のシステムの
向上を示しており、これはカメラ自動測距及び関連のフ
ラッシュマチック露光制御システムの負荷を含んでい
る。フラッシュマチックシステムはカメラ−被写体距離
情報及び既知のフラッシュ出力に基づく適当なカメラア
パーチュアを選択する。フラッシュマチックシステム
は、主な被写体における通常の露光のための適当なアパ
ーチュアを規定するガイドナンバー計算(GN=(f#)
(距離))と類似している。直接フラッシュモードが選
択されると(適当な間接反射表面が存在しない)、アパ
ーチュア選択は初期フラッシュマチックプログラムに基
づいている。間接−直接モードが選択されると(適当な
間接反射表面が存在する)、フラッシュマチックプログ
ラムはより大きなレンズ開口にシフトされる。より大き
なレンズ開口は、光損失及び間接反射表面の仕様から生
じる長い経路長さを相殺するのに必要である。このよう
にして、選択された照明モードに拘わらず、均一な露光
が主な被写体に維持される。
第12図は、第1図のシステムの実施を示す。この場
合、適当な間接反射表面が検出されない場合、直接チュ
ーブ32のみが点灯される。適当な間接反射表面が検出さ
れる場合、直接チューブ32と間接チューブ28の両方が点
灯される。この単純なシステム被写体測距情報を含んで
いないため、2つのチューブの出力は固定され、同一の
アパーチュアが常に用いられる。これらの出力は固定さ
れているが、それらは同等でなくてもよい。間接フラッ
シュチューブ28は被写体を同等の距離でもって照明する
ために間接チューブ32よりも多くのエネルギを発しなけ
ればならない。
カメラ自動測距及びフラッシュマチックシステムが付
加されるされる場合、幾つかの独特のフラッシュ露光制
御方法が可能である。第13図のフローダイアグラムに示
されている方法は跳ね返り及び直接チューブからの固定
された光出力(2つの異なったレベル)に頼っている。
適当な間接反射表面が検出されない場合、直接チューブ
が点灯し、被写体距離に基づくカメラアパーチュアが選
択される(初期フラッシュマチックプログラム)。適当
な間接反射表面が検出される場合、両方のチューブが点
灯する。
第14図のフローダイアグラムに詳細に述べられている
別の方法は、独特な方法でもってカメラ−被写体測距情
報を用いる。アパーチュアを変化せしめ且つ固定された
光出力を維持する代わりに、アパーチュアは一定に保持
され、光出力が変化する。距離情報を用いて、各被写体
距離のための独特のフラッシュ電力出力を計算すること
もでき、あるいは出力を増分的に(例えば絞りにおい
て)変化することもできる。この方法によって、被写体
距離によって変化する直接−間接フラッシュ照明比を選
択するオプションが与えられる。
可変フラッシュ出力及びアパーチュア選択を唯1つの
システムにおいて合成して、これによりフィールドの光
学的深さをフラッシュ光源によって与えられる照明の深
さと整合することができる。このただ1つのシステムの
作動は、第13図及び第14図の複合によって示されてい
る。これに関連して、この合成されたシステムにおいて
も、可変電力出力は情景の反射率消光に基づいておら
ず、信頼性の高いカメラ−被写体距離情報に基づいてい
ることを明記すべきことは重要である。
この可変出力能力によってまた別の独特の特徴、即ち
迅速な再充電モードの付加が可能になる。最大フラッシ
ュレンジが望まれない場合、このシステムは、直接−フ
ラッシュ専用モードの選択の結果低い電力出力及びより
大きなレンズ開口が生じるように、フローダイヤグラム
11、13及び14に示すように構成することができる。その
結果、フラッシュコンデンサはかなり早く回復し、フラ
ッシュ再充電時間は有意に短くなる。この再充電時間の
減少によって迅速な点灯フラッシュ写真技術が可能にな
る。
従って、本発明はその意図された諸目的を達成するこ
とが明白である。本発明の実施例が詳細に述べられてき
たが、これは例示の目的のためであり限定のためではな
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−304439(JP,A) 特開 昭56−94339(JP,A) 特開 昭58−113919(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 15/05

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を第1方向(16)及び第2方向(22)に
    投影するフラッシュ照明の光源(14)を含む撮像のため
    の被写体(20)を人工照明するためのフラッシュシステ
    ムであって、 適当な反射表面(18)が該フラッシュシステムの近傍に
    配置されていれば検知手段へ反射されるであろう電磁放
    射を検出し、該反射表面の存在と距離(52)と反射率と
    のうちの少なくとも1つについての情報を含む信号を与
    える検知手段(40)と、 該光源及び該検知手段に作動可能に接続され、上記検知
    手段からの該信号に含まれる情報に応じ、フラッシュ光
    の投影を該被写体の直接照明(22)となる該第2方向へ
    作動させるか又は、フラッシュ光の投影を該第2方向の
    該被写体の直接照明と該第1方向に投影されたフラッシ
    ュ光の該反射面における反射による間接照明(16,24)
    との組み合わせとなる該第1方向及び該第2方向の両方
    へ作動させるように光源を制御する手段とを有すること
    を特徴とするフラッシュシステム。
  2. 【請求項2】上記検知手段が、電磁放射を上記電磁放射
    の一部分が上記反射表面から反射されるような状態で上
    記反射表面に送るための手段(64)及び上記表面から反
    射された電磁放射を受け且つ上記表面と上記検知手段の
    間の距離に関する情報を含む信号を供給するための検出
    手段(64)を含み、且つ 上記制御手段が、上記反射表面が上記検知手段の所定距
    離内にある時は上記光源の上記第1方向及び上記第2方
    向への作動を行い且つ上記表面が上記所定距離内にない
    時は上記光源の上記第2方向のみによる作動を行うため
    に上記フラッシュ照明の光源に且つ上記検出手段に作動
    可能に接続されていることを特徴とする請求項1による
    フラッシュシステム。
  3. 【請求項3】上記検知手段が上記反射表面の存在を示す
    信号を供給するために、上記光源の上記第1方向への作
    動中に上記反射表面から上記検知手段に直接反射された
    光を受けるように配置されており、且つ 上記制御手段が、上記光源の上記第2方向への作動を行
    っているときに上記信号が所定時間内に受けられる場合
    は上記光源の上記第1方向への作動を継続し、且つ上記
    信号が上記所定時間内に受けられない場合は上記第1方
    向からの上記光源の作動を停止し且つ上記光源を上記第
    2方向によって作動するために、上記フラッシュ照明の
    光源且つ上記検知手段に作動可能に接続されていること
    を特徴とする請求項1によるフラッシュシステム。
  4. 【請求項4】上記フラッシュ照明の光源が別々の間接及
    び直接フラッシュ光ビーム光源を含んでいることを特徴
    とする請求項1によるフラッシュシステム。
  5. 【請求項5】上記フラッシュ照明の光源が、唯1つのフ
    ラッシュ光ビーム光源及び上記唯1つの光源の出力を別
    々の直接及び間接フラッシュ光ビームに分離するための
    制御された手段を含むことを特徴とする請求項1による
    フラッシュシステム。
  6. 【請求項6】上記伝送手段及び上記検出手段が赤外エミ
    ッタ−検出器の組合せ(64)を含み、且つ 上記制御手段が上記検知手段と上記反射表面との距離を
    示す信号を供給するための上記組合せに作動可能に接続
    された距離ファインダ手段(130)を含むことを特徴と
    する請求項2によるフラッシュシステム。
  7. 【請求項7】上記検知手段が上記反射表面から光検出器
    手段に直接反射されて戻る光を受けるように配置されて
    いる光検出器手段(280,314)を含むことを特徴とする
    請求項3によるフラッシュシステム。
  8. 【請求項8】上記制御手段が、 a.上記光検出器手段の出力をしきい値と比較するための
    手段、及び b.上記光検出器手段の出力が上記所定時間内で上記しき
    い値を超えるか否かを示す制御信号を供給するための回
    路手段、 を含むことを特徴とする請求項7によるフラッシュシス
    テム。
  9. 【請求項9】請求項1で定義されるフラッシュシステム
    を含むカメラ。
  10. 【請求項10】カメラアパーチュア選択を上記フラッシ
    ュ照明の光源の上記第1及び第2方向への選択的作動の
    関数として変化せしめるための手段を更に含むことを特
    徴とする請求項9によるカメラ。
  11. 【請求項11】上記カメラが自動測距及びフラッシュマ
    チック露光制御システムを含んでおり且つ上記フラッシ
    ュシステムが更に、 a.上記フラッシュ照明の光源が上記第2方向のみに作動
    する時に被写体距離情報を利用する初期フラッシュマチ
    ックプログラムに基づいてカメラアパーチュアを選択す
    るための手段と、 b.上記フラッシュ照明の光源が上記第1及び第2方向の
    両方で作動する時に上記フラッシュマチックプログラム
    にカメラレンズ開口を増大せしめるための手段と、 を含むことを特徴とする請求項9によるカメラ。
  12. 【請求項12】上記カメラが自動測距及びフラッシュマ
    チック露光制御システムを含み且つ上記カメラが更に、 a.上記反射表面についての上記情報が斯かる表面が存在
    しないことを示す時に直接フラッシュFナンバーを決定
    するために被写体距離情報を利用する手段、及び b.上記反射表面についての上記情報が斯かる表面が存在
    することを示す時に間接フラッシュFナンバーを決定す
    るために被写体距離情報を利用する手段、 を含むことを特徴とする請求項9によるカメラ。
  13. 【請求項13】上記カメラが自動測距及びフラッシュマ
    チック露光制御システムを含み且つ上記カメラが更に、 a.上記反射表面についての上記情報が斯かる表面が存在
    しないことを示す時に上記光源の上記第2方向への出力
    を決定するために被写体距離情報を利用する手段、及び b.上記反射表面についての上記情報が斯かる表面が存在
    することを示す時に上記光源の上記第1及び第2方向へ
    の出力を決定するために被写体距離情報を利用する手
    段、 を含むことを特徴とする請求項9によるカメラ。
  14. 【請求項14】更に、 a.上記フラッシュ照明の光源が上記第2方向へのみ作動
    する時に迅速再充電モードを選択するための手段、及び b.上記選択手段に作動可能に関連する手段であって、迅
    速再充電Fナンバーを決定するために被写体距離情報を
    利用するための手段、 を含むことを特徴とする請求項9によるカメラ。
  15. 【請求項15】撮像のための人工照明を行う方法であっ
    て、フラッシュ照明の光源(14)からの光が被写体を間
    接的に照明するために反射表面に向いた第1方向(16)
    に、且つ上記被写体を直接的に照明するために第2方向
    (22)に、選択的に投影される方法において、 a.上記反射表面の存在、距離(52)及び反射率のうちの
    少なくとも1つについての情報を含む信号を供給するた
    めに上記反射表面から直接反射された電磁放射を直接検
    知する段階、及び b.上記被写体を照明する間接及び直接光の量を制御する
    ために上記第1及び第2方向への光の選択的投影を制御
    するべく上記信号に含まれている情報を利用する段階、 を含むことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】請求項15による撮像のための人工照明を
    行う方法であって、 a.電磁放射の一部分が上記反射表面から反射されるよう
    に上記電磁放射を上記反射表面に伝送する段階と、 b.上記反射表面とフラッシュ光源との距離に関する情報
    を含む上記信号を供給するために上記反射表面から電磁
    放射を検出する段階と、 c.上記反射表面が上記フラッシュ光源の所定距離内にあ
    る時上記第1及び第2方向の両方への光の投影を行い、
    且つ上記反射表面が上記所定距離内にない時に光の上記
    第2方向のみへの投影を行うために上記信号に含まれて
    いる情報を利用する段階と、 を含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】請求項15による撮像のための人工照明を
    行う方法であって、 a.上記反射表面の存在を示す信号を供給するために上記
    光源の上記第1方向への作動中に上記反射表面から直接
    反射された光を受ける段階と、 b.上記信号が所定時間内に受けられて、これにより上記
    光源の上記第2方向への作動を行う時に上記光源の第1
    方向への作動を継続する段階と、 c.上記信号が上記所定時間内に受けられない場合上記光
    源の上記第1方向への作動を停止し且つ上記光源を上記
    第2方向へ作動する段階と、 を含むことを特徴とする方法。
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