JP3429590B2 - カメラの測距装置 - Google Patents

カメラの測距装置

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JP3429590B2
JP3429590B2 JP1800495A JP1800495A JP3429590B2 JP 3429590 B2 JP3429590 B2 JP 3429590B2 JP 1800495 A JP1800495 A JP 1800495A JP 1800495 A JP1800495 A JP 1800495A JP 3429590 B2 JP3429590 B2 JP 3429590B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカメラの測距装置(A
F)に関し、特に被写体に対し測距用光を投射し、反射
信号光により被写体距離を決定するカメラの測距装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】被写体に対し、測距用光を投射して、被
写体距離を求める測距手段は古くから提案されており、
そのスピードを利用するもの、反射信号光量を用いるも
の、三角測距を利用するものが知られている。
【0003】その投光源としては、赤外発光ダイオード
(IRED)を用いるものが一般的であるが、例えば特
開昭58−95716号公報には、カメラの露出を補助
するストロボ装置を兼用するものが記載されている。ま
た、露出用とは別に、キセノン放電管(Xe管)を有す
る技術が、例えば実開昭62−151530号公報等に
記載されて公知となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記発光ダイオードは
小型で低い電圧で作動可能であり、連続発光可能でライ
フ性に優れるため扱いやすいが、Xe管の大光量から比
べると光量が少ない。逆に、Xe管は光量は大きいが、
連続発光はできない。加えて、高い電圧を必要とし、ダ
イオードに比べるとライフ性で劣るという課題を有して
いた。
【0005】つまり、赤外発光ダイオード(IRED)
では、Xe管ほどの大光量は期待できない。一方、測距
専用のXe管を具備するには、該Xe管の昇圧発光回路
が必要なことになり、コスト的にもスペース的にもデメ
リットが大きいものであったた。
【0006】そこで、上記実開昭58−95716号の
ように、露出制御用のストロボを利用する技術が考えら
れるが、この発明のように反射信号光の大きさによって
距離を判定するAFでは被写体の反射率に依存したり、
被写体の大きさによって測距信号が狂ってしまうといっ
た問題点があった。
【0007】また、Xe管の巨大な光量を用いると、遠
距離は正しく測距できても、近距離では光電流値が大き
くなりすぎて、回路の飽和が起きる等、無視できない問
題を生じる。
【0008】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、Xe管の大光量を利用して高精度にすると共に、コ
スト上、スペース上の問題、反射率の問題、近距離での
回路飽和の問題を解決することのできるカメラの測距装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、被
写体に対し測距用の光を投射する第1の投光手段と、上
記被写体からの反射光を、互いに異なる2つの光路で受
光し、それぞれの入射位置に基いて上記被写体までの距
離をそれぞれ検出する受光手段と、第2の投光手段たる
ストロボ手段とを具備し、上記第1の投光手段による
測距結果が所定値よりも遠距離であった場合には、上記
ストロボ手段の発光時に於ける上記受光手段の出力に基
いて上記被写体までの距離を再度検出することを特徴と
する。
【0010】またこの発明は、被写体に対し測距用の光
を投射する発光ダイオードと、上記被写体からの反射光
を、異なる2つの光路で受光し、それぞれの入射位置よ
り上記被写体までの距離を検出する受光手段と、上記被
写体の輝度を検出する測光手段と、上記被写体の露光量
を調節するためのストロボ手段とを具備し、上記測光手
段の出力信号が所定の輝度以上であった場合には、上記
ストロボ手段と受光手段とを動作させ、該測光手段の出
力信号が所定の輝度以下であった場合には、上記発光ダ
イオードと受光手段とを動作させて測距を行うことを特
徴とする。
【0011】更にこの発明は、画面内の複数のポイント
に向けて測距用の光を投射する第1の投光手段と、上記
被写体からの反射光を受光して、該被写体までの距離を
三角測量方式で検出する受光手段と、上記第1の投光手
段とは異なる部材によって構成され、該第1の投光手段
の投射範囲より広い範囲に光を投射する第2の投光手段
と、を具備し、上記第1の投光手段の動作により得られ
た複数の測距ポイントの測距結果が何れも所定の距離よ
りも遠い場合には、上記第2の投光手段を動作させて距
離を検出することを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明のカメラの測距装置にあっては、第1
投光手段から被写体に対し測距用の光が投射され、上
記被写体からの反射光は、互いに異なる2つの光路を経
て受光手段で受光され、それぞれの入射位置に基いて
記被写体までの距離がそれぞれ検出される。また、上記
被写体の露光量は、第2の投光手段たるストロボ手段に
よって調節される。そして、上記第1の投光手段による
測距結果が所定値よりも遠距離であった場合には、上記
ストロボ手段の発光時に於ける上記受光手段の出力に基
いて、上記被写体までの距離が再度検出される。
【0013】また、この発明のカメラの測距装置では、
発光ダイオードから被写体に対し測距用の光が投射さ
れ、上記被写体からの反射光が異なる2つの光路をへて
受光手段で受光され、それぞれの入射位置より上記被写
体までの距離が検出される。また、上記被写体の輝度は
測光手段で検出され、上記被写体の露光量はストロボ手
段によって調節される。上記測光手段の出力信号が所定
の輝度以上であった場合には、上記ストロボ手段と受光
手段とが動作されて測距が行われる。一方、該測光手段
の出力信号が所定の輝度以下であった場合には、上記発
光ダイオードと受光手段とが動作されて測距が行われ
る。
【0014】更に、この発明のカメラの測距装置にあっ
ては、画面内の複数のポイントに向けて第1の投光手段
から測距用の光が投射され、上記被写体からの反射光が
受光手段で受光されて該被写体までの距離が三角測量方
式で検出される。また、上記第1の投光手段とは異なる
部材によって構成される第2の投光手段により、該第1
の投光手段の投射範囲より広い範囲に光が投射される。
そして、上記第1の投光手段の動作により得られた複数
の測距ポイントの測距結果が、何れも所定の距離よりも
遠い場合には、上記第2の投光手段が動作されることに
より距離が検出される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1は、この発明のカメラの測距装置の概念的
な一実施例を示したブロック図である。
【0016】同図に於いて、測距装置1内には投光手段
としての投光部2と、受光手段としての受光レンズ3、
4及び受光素子5、6が設けられている。受光素子5、
6は、それぞれAF(オートフォーカス)回路7を介し
てワンチップ・マイクロコンピュータ等から成る演算制
御回路(CPU)8により制御される。この演算制御回
路8には、被写体の露出を補うためのストロボ回路9
と、被写体の一部または全体を照明する場合の切換えを
行う光線切換回路10の他、上記測距装置1内の投光部
2が接続されて制御される。
【0017】このような構成に於いて、近距離被写体に
対する測距では、CPU8は、赤外発光ダイオード(I
RED)を利用した投光部2を発光させる。そして、図
示されない被写体からの反射光が、受光レンズ3、4を
介して受光素子5、6で検出され、AF回路7及びCP
U8にて上記被写体までの距離が求められる。
【0018】一方、被写体が遠距離の場合は、ストロボ
回路9からの光を利用して三角測距の原理によって測距
を行う。ストロボ回路9からの出力光は、光線切換回路
10によって被写体の一部を照明する場合と、全体を照
明する場合の2通りの切換えができるようになってい
る。測距装置1内のAF回路7に於いて、2つの受光レ
ンズ3、4を通って受光素子5、6に入射された光の位
置から、被写体距離が求められる。
【0019】ここで、図2を参照して、受光レンズが2
つある三角測距の原理について説明する。図2に於い
て、受光素子5、6は、入射した光の位置を検出するた
めの半導***置検出素子(PSD)で構成されている。
そして、投光レンズ2aを介してIRED2bの光が被
写体11に投射された時の状態が示されている。
【0020】図2に示されるように、各PSD5、6上
の反射信号光入射位置を各々x1 、x2 とすると、被写
体距離Lは、投受光レンズ間距離S1 、S2 と受光レン
ズ3、4と、PSD5、6間距離fj より、 L=S1 ・fj /x1 =S2 ・fj /x2 …(1) として表される。上記(1)式より、 S1 +S2 =(L・x1 /fj )+(L・x2 /fj ) =S ∴ L=(S・fj )/(x1 +x2 ) …(2) このように、投光レンズと受光レンズ間の距離にかかわ
らず、2つの受光レンズ間距離Sのみから、被写体距離
Lが求められる。これは、投光レンズをどの位置に設け
てもよいということを表している。
【0021】また、同一距離であれば、信号光が被写体
11aの位置で反射せず、被写体11bの位置で反射し
ても、入射位置のずれ量Δxが各受光素子上で相殺する
ように影響するので x1 +Δx+x2 −Δx=x1 +x2 という関係から、特別な補正をしなくとも、上記(2)
式から正しい測距が可能である。
【0022】図3は、このような構成の測距光学系が適
用されたカメラの概略構成を示した図である。カメラ本
体12の上部には、図示矢印方向にポップアップ可能な
Xe管9aが設けられる。そして、このカメラ本体12
の前面には、その略中央部に撮影レンズ13が設けられ
る。一方、Xe管9aの前面部には、該Xe管9aが収
納された状態でXe管9aからの光を透過する投光レン
ズ14が設けられている。他方、投光レンズ2a、受光
レンズ3及び4が、カメラ本体12の前面に設けられて
おり、それぞれIRED2b、PSD5及び6がカメラ
本体に内蔵される。
【0023】このような構成の測距光学系が適用された
カメラによれば、IRED2b用の投光レンズ2aから
測距用光が投光されようと、ポップアップしない状態の
Xe管9aからの光が投光レンズ14を介して投光され
ようと、被写体距離Lは2つのPSD5、6の出力よ
り、上記(2)式を用いて正しく求めることができる。
【0024】図4は、図3のカメラに採用したAFを、
より詳細に示した構成図である。図4に於いて、ポップ
アップ手段16はXe管9aをカメラ本体からポップア
ップさせるためのもので、CPU8により制御される。
このポップアップ手段16によって、カメラ本体12
(図3参照)からポップアップされた状態で、Xe管9
aが発光制御されると、被写体全体が照明されて、露出
時の補助光源となる。
【0025】これに対し、Xe管9aがカメラ本体12
に収納された状態では、図4に示されるように、スリッ
ト17と投光レンズ14によって集光投光され、図中C
〜Dに示されるような、画面に広がりを有した細長い形
状の光18が被写体に対して投射される。
【0026】受光レンズ3、4を介して、PSD5、6
は、図5(a)に示されるAからBの間の画角をにらん
でいるが、ストロボ投光部(Xe管9a)よりCからD
の広がりを有した光が投射されると、図中斜線部分に存
在する被写体の距離を測定することができる。
【0027】つまり、図5(a)に示されるように、受
光レンズから離れた位置にストロボ投光部が配置されて
いても、投射する光の幅を広くすることにより、L1
らL2 の距離は測距可能となる。L1 以近は、IRED
2bによる光で測距を行う。
【0028】尚、Xe管9aは、昇圧回路19によって
300V程度に昇圧充電されたコンデンサ20の電荷を
放電して発光するが、管をイオン化するトリが回路は図
示されない。また、放電経路には、電流スイッチング用
の素子(IGBT等)が挿入されており、コンデンサ2
0の電荷が一度の発光によって全て消費されてしまうの
を防いでいる。つまり、CPU8は、スイッチング素子
(SW)21を制御して、所定の時間で放電を終了させ
て測距用発光を終了させるようになっている。
【0029】上記PSD5、6は、それぞれ光の入射位
置に従った2つの信号電流を出力するので、AF回路2
2、23は、それらを増幅して演算を行い、光入射位置
1、x2 に依存した出力をCPU8に入力させる。
【0030】CPU8はこれらの出力から、上記(2)
式に基く演算を行い、被写体距離Lを求める。また、C
PU8は、カメラのレリーズ釦に内蔵されたレリーズス
イッチ24、25の入力状態に従って、これら上述の手
段を制御して、Xe管9aの光を距離用、露出用に使い
わける。
【0031】図5(b)は、同実施例の簡単な動作を示
すタイミングチャートである。ストロボポップアップ前
の発光は、Xe管9aへのトリが印加から、スイッチン
グ素子21がオフまでのT1 の間、約80μsecだけ
行われて、この光の被写体からの反射信号光がPSD
5、6で受光されて測距が行われる。このとき、Xe管
9aの光は、スリット17と投光レンズ14により画面
の中央部に集光されている。
【0032】次に、ポップアップ回路16の機構8が駆
動されて、カメラ本体からストロボ部を図3に示される
ように飛び出させてカメラの露出中にこれを発光させ
る。このときは、写真画面全体をくまなく照らさねばな
らないので、スリット17等を介することはしない。
【0033】また、測定された被写体距離や、撮影レン
ズの絞りや、フィルムの感度に従って、発光時間T2
制御した発光とするが、一般的に、このT2 はT1 より
も長い時間となる。
【0034】以上説明したように、同実施例では、2つ
の受光レンズを用いた三角測距を行うこと、細長いスリ
ット状の投光を行うこと、放電経路スイッチング手段に
より、消費エネルギーを抑えたことにより、極めて単純
な構成ながら、高精度で且つワイドレンジで、低消費電
力のカメラ用AFを提供することが可能である。
【0035】加えて、三角測距の原理を用いているの
で、被写体の反射率に依存せず、測距用光を集光して投
光しているので、効果的に被写体に光エネルギーを投射
でき、S/Nを改善する他、狙った被写体のみを正しく
測距できるというメリットがある。
【0036】次に、この発明のカメラの測距装置に於け
る光線切換の他の例について説明する。図6(a)は、
被写体に対して測距用光を投射している状態を示した図
である。同図に於いて、Xe管9aの後方には、反射傘
27が配置される。この反射傘27にはスリット状の窓
27aが形成されており、この窓27aより出た光は、
ミラー28、投光レンズ14を介して、被写体11上に
集光される。
【0037】このようにして、被写体11上に集光投光
された測距用光は、被写体11上で反射される。そし
て、図6には図示されないが受光レンズを介して、PS
D上に結像される。
【0038】このとき、照射された光は、主要被写体1
1と、背景の被写体11bを照射して、撮影レンズ30
を介して、フィルム31上にこれらの像を露光させる。
ここで、図6(a)に示される測距時には、反射傘27
からの光は被写体11とは別の方向に照射されるように
し、測距用光は主要被写体11のみを照射するようにす
る。このとき、背景の被写体11bには測距用光が照射
されないようにすることが重要である。これは、背景の
被写体11bにも測距用光が当たると、図示されないP
SD上に2つの距離の光が同時に入射するため、光信号
の混信が起きて誤測距となるからである。
【0039】また、CPU8が、ドライバ32を介して
モータ33を回動させると、反射傘27に設けられたギ
ア27bに駆動力が伝わり、図6(b)に示されるよう
に、Xe管9aの光線の照射方向を切換えることができ
る。
【0040】この図6(b)に示される露出時には、カ
メラの全撮影画面にストロボ光が照射されることが重要
となる。次に、上述した構成のカメラの動作について、
図7のフローチャートを参照して説明する。このシーケ
ンスは、CPU8により行われるものである。
【0041】先ず、ステップS1にて、カメラのレリー
ズ釦の半押しで閉成するスイッチ24の状態が検出され
る。このスイッチ24がオンされると、続くステップS
2で、図示されない測光手段を用いて被写体の測光が行
われる。この測光結果が所定の値以下であれば、ストロ
ボを発光させて光を補う必要があるので、次のステップ
S3に於いて、ストロボが必要か否かが判定される。
【0042】ストロボが必要な場合は、ステップS4に
分岐して、ストロボ発光させることをメモリするフラグ
のStフラグが1にセットされる。暗いシーンの中で、
被写体が遠くにいることはあまりないので、Xe管9a
によるAFは行わず、続くステップS5にてIRED2
bを発光させてAFが行われる。次いで、ステップS6
にて、この測距結果をピント合わせ距離とする。
【0043】一方、上記ステップS3に於いて、ストロ
ボ発光が不要と判定された場合は、ステップS7に進ん
でストロボ発光フラグ(Stフラグ)がリセットされ、
次のステップS8にてIRED2bを発光させて測距が
行われる。次いで、ステップS9にて、この測距結果L
I が所定の距離L0 より遠いか否かが判定される。
【0044】ここで、LI が所定距離L0 より遠けれ
ば、IRED2bの光量ではS/Nが不十分として、ス
テップS10に移行して、Xe管9aの光が投光レンズ
14を介して投射されて測距が行われる。この測距結果
が、ピント合わせ距離Lp とされる。
【0045】一方、上記ステップS9にてLI が所定距
離L0 以近ならば、S/Nは十分として、この結果LI
がピント合わせ距離Lp とされる。次に、ステップS1
2にて、カメラのレリーズ釦の押込みがスイッチ25に
より検出されないと、ステップS13に移行して再びス
イッチ24の状態が検出される。
【0046】上記ステップS12にて、スイッチ25の
オンが検出されると、ステップS14に進んで、以上の
ようにして求められたピント合わせ距離Lp にピント合
わせが行われる。次いで、ステップS15にてStフラ
グが判定される。
【0047】ここで、Stフラグが“1”になっている
場合は、ステップS16に進んで露出補助用にストロボ
の光路を切換え、続くステップS17で発光及び露光の
動作がなされる。発光後は、ステップS18にて、この
光路を元の位置に戻す。
【0048】これに対し、上記ステップS15にてSt
フラグが“0”にリセットされている場合には、ステッ
プS19に進んでストロボ発光なしの露光が行われ、こ
のシーケンスを終了する。
【0049】以上のように、この図7のフローチャート
に従った実施例によれば、明るい場合にはXe管発光用
のエネルギーは測距用に使用され、暗い場合にはXe管
発光用のエネルギーは露光補助用のストロボ発光に用い
られるので、AFにエネルギーを使用したことにより、
ストロボ到達距離が短くなってしまうことはない。
【0050】また、風景等の写真には、露出時のストロ
ボ発光は無意味であるので、図8のフローチャートのよ
うに、ストロボの要否決定に測距結果を加味する実施例
も可能である。
【0051】すなわち、ステップS21にて、レリーズ
釦の半押しが判定されると、ステップS22にてIRE
D2bによる測距、続いてステップS23で測光が行わ
れる。そして、これらの測距、測光結果により、ステッ
プS24に於いて露出時のストロボの要否が決定され
る。
【0052】つまり、所定距離より遠いときには、スト
ロボの光は到達せず、露出時のストロボは不要である。
また、十分明るい環境下でも、同様にストロボは不要で
ある。このような判定により、ストロボが必要な場合は
ステップS25に分岐して、Stフラグが1にセットさ
れる。続いて、ステップS26にて、上記ステップS2
2の測距結果をピント合わせ距離とされる。
【0053】一方、上記ステップS24でストロボが不
要であると判定された場合は、ステップS27でStフ
ラグがリセットされた後、上記ステップS22での測距
結果LI に従って、Xe管9aの発光による測距が行わ
れるか否かがステップS28にて決定される。
【0054】以下のステップS29〜S38のシーケン
スは、図7のフローチャートの上述したステップS10
〜S19の処理動作と同様であるので、ここでは説明を
省略する。
【0055】この図8のフローチャートに従った実施例
によれば、ストロボの発光の条件を更に制限できるの
で、より省エネルギーを図ったカメラ設計が可能とな
る。尚、これらの実施例ではXe管の光路切換は、図3
に示されるようなポップアップ方式や図6に示されるよ
うな回動方式が考えられるが、これらに限られるもので
はない。例えば図9に示されるような切換方式を採用し
ても良い。
【0056】図9(a)、(b)は、Xe管9aの反射
板35の傾きを制御して集光状態を切換える方式を示し
た図である。また、図9(c)、(d)は、Xe管9a
の周囲を回動する窓付きのスリット36を回転制御し、
その窓の位置によって切換える方式を示したもので、同
図(c)は露出用発光の状態、同図(d)はAF用のス
ポット投光の状態を示した図である。スポット投光時
は、ミラー28と投光レンズ14を介して集光を行って
いる。
【0057】図10は、この発明のカメラの測距装置を
マルチAFに応用した第2の実施例の構成を示した図で
ある。一般のAFカメラは、画面内中央部のみ測距でき
る仕様であるが、被写体が画面中央部に存在しない場合
はピント合わせをすることができない。
【0058】そこで、画面内の複数のポイントを測距で
きるタイプのAFが種々提案されているが、これがマル
チAFである。図10では、IRED2b及びPSD
5、6が、それぞれ3組ずつで構成されており、撮影画
面の3ポイントについて測距できるようにしてある。つ
まり、PSD5、6は、破線で示された38、39、4
0の部分をにらんでおり、IRED2bが38a、39
a、40aの画面内の、右、中央、左の各部分に光を投
射する。
【0059】したがって、これらの38a、39a、4
0aの何れかの位置に被写体が存在すれば、その被写体
にピント合わせができる。PSD5、6のそれぞれ3つ
の出力は、CPU8によって切換可能なスイッチ41、
42によって選択され、AF用の回路(AFIC)7に
入力される。図4の構成例では、このAF回路を2つ用
いて演算結果をCPU8で加算したが、図10の構成例
では、PSD5、6のそれぞれの出力を束ねてAFIC
7に入力し、演算前に加算して、上記(2)式のx1
2 の演算を行っている。したがって、AFIC7はx
1 +x2 に依存した信号を出力するので、CPU8は
(2)式に従って被写体距離Lを決定する。
【0060】また、3つのIRED2bを同時に駆動す
ると光量が減少することもあるので、これらは順次発光
させる。そして、対応するPSD5、6は、スイッチ4
1、42により順次切換えられて、その信号がAFIC
7に入力されるようになっている。
【0061】更に、CPU8から発光回路43を介して
Xe管9aが発光されるが、Xe管9aの光が測距に用
いられるとき、Xe管9aから投射された光は、スリッ
ト(図示せず)と投光レンズ14を介して、44で示さ
れるようなスポット形状で投光される。このスポット4
4は、IRED2bによるスポット39aよりも幾らか
大きくしてある。これは、以下の理由による。
【0062】発光ダイオードでは、光の面積当たりの密
度を高めようとすると、小さな発光面積に多くの電流を
流す必要がある。したがって、発光面積をそのまま大き
くすると、スポット径は大きくなっても光の密度は小さ
くなってしまう。一方、光の密度を保ったままスポット
径を大きくしようとすると、面積に比例して大きな電流
を流す必要がある。しかしながら、カメラの電池による
制約もあって簡単に実現できるものではない。
【0063】また、Xe管による投光は、もともとの大
光量をマスク、すなわちスリットや窓で絞って使用して
いるので、投光スポットの大きさは任意に選択すること
が可能である。
【0064】そこで、第2の実施例では、IRED2b
の投光スポット39aよりもXe管9aによる投光スポ
ット44の径を大きくして、例えば、図11に示される
ようなシーンのピント合わせを可能として、ピント合わ
せ困難な被写体に対応している。
【0065】図11に於いて、スポット38a、39
a、40aは、IRED2bによる投光ポイントである
が、これだけでは長手方向が縦の写真の場合では、何れ
のビームも主要被写体11に当たらないので、正しいピ
ント合わせは不可能であった。
【0066】しかしながら、同実施例のように、広い面
積のスポット44の部分に投光可能なXe管9aの投光
を併用した場合、被写体11にかかった部分44aから
反射信号光がPSD5、6に入射されるので、主要被写
体である人物11にピント合わせが可能となる。
【0067】ここでは、ビームの全てがPSDに戻って
来なくても正しい測距ができる双眼受光AFのメリット
を応用している。つまり、図2で説明したように、同じ
距離の被写体ならば、光が11aのポイントからPSD
に入射しようが、11bのポイントから入射しようが、
測距結果は同じようになる、という原理を利用したもの
である。
【0068】図12は、この第2の実施例の動作を説明
するフローチャートである。先ず、ステップS41に
て、カメラのレリーズ釦の半押しに連動して閉成するス
イッチ24の状態が検出されることにより、測距が開始
される。このスイッチ24がオンされると、IRED2
bからは、スポット40a、39a、38aの各部分に
測距用光が投射される。これにより、ステップS42、
S43、S44にて、撮影画面内の、左、中央、右につ
いての測距が行われる。
【0069】これらの測距結果LL 、LC 、LR の中か
ら、ステップS45に於いて、最至近の距離Lp が選択
される。次いで、ステップS46にて、このLp が所定
距離L0 より遠いか否かが判定される。
【0070】ここで、Lp が所定距離L0 より遠いと判
定されると、ステップS47に進んでXe管9aが発光
され、その結果がピント合わせ距離Lp とされる。一
方、上記ステップS46にて、Lp が所定距離L0 より
近いと判定されると、上記ステップS45で得られた結
果がピント合せ距離とされて、ステップS48へ進む。
【0071】ステップS48は、カメラのレリーズ釦押
込みの判定ステップであり、これ以降のステップS49
〜S55は、上述した図7のフローチャートのステップ
S13〜S19の処理動作と同様であるので、ここでは
説明を省略する。
【0072】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば、従来のIREDによるマルチAFよりもXe管の強
力な光で更に遠距離まで正しく測距しながら、Xe管に
よる投光のスポットの大きさを大きくしたので、例えば
図11に示されるようなシーンに於いても、正しく主要
被写体11にピント合わせができるカメラの測距装置を
提供することができる。
【0073】従来のマルチAFでは、38a、39a、
40a(図11参照)の何れのポイントにも被写体が存
在しないと正しいピント合わせはできなかったが、同実
施例によって44のスポット部分に存在する被写体も合
焦可能としたので、はるかに合焦率の高いマルチAFカ
メラを提供することが可能となる。
【0074】また、マルチAFの結果によって、図6に
示されるように、背景に被写体11bが存在するか否か
を判定し、存在する場合には大面積のストロボ投光をや
めて混信の対策を行うようにしても良い。
【0075】図13は、この発明の第3の実施例の構成
を示した図である。図13に於いて、測距装置1は、被
写体11の輝度分布情報を2つの異なる視野である受光
レンズ3、4からPSD5、6に導いて観測し、そのず
れ具合を相関演算して該被写体の距離を測定する、いわ
ゆるパッシブタイプの測距手段である。この測距装置1
は、投光回路2c、発光回路43及び測光回路45と共
にCPU8により制御される。
【0076】このパッシブタイプの測距装置1は、低輝
度下や、被写体にコントラストがない(ローコントラス
ト)時には、補助光を用いた測距を行う必要がある。2
つの視野による輝度分布情報の相関が得られない時、デ
フォルト信号を出力するAF手段を用いる。
【0077】図14は、図13に示された測距装置の動
作を説明するフローチャートである。先ず、ステップS
61にて、カメラのレリーズ釦の半押しで閉成するスイ
ッチの状態が検出される。このスイッチがオンされる
と、続くステップS62で、測光回路45により被写体
11の測光が行われる。次いで、ステップS63で測距
が行われる。
【0078】ここで、ステップS64にてデフォルトで
あると判定された場合は、ステップS65に進んで発光
ダイオードによる補助光照射がなされる。そして、ステ
ップS67にて、尚もデフォルトであると判定された場
合には、ステップS67に進んで、Xe管9aが補助光
として発光される。
【0079】これ以降のステップS68〜S75は、上
述した図7のフローチャートのステップS12〜S19
の処理動作と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。更に、ローコントラスト時にはLED補助光、低輝
度時にはストロボ補助光という切換えも考えられる。
【0080】図15は、このような測距装置の動作を説
明するフローチャートである。ステップS81にて、カ
メラのレリーズ釦によるスイッチがオンされると、続く
ステップS82で、測光回路45により被写体11の測
光が行われ、更にステップS83で測距が行われる。
【0081】そして、ステップS84にてデフォルトで
あると判定された場合は、続いてステップS85にて低
輝度であるか否かが判定される。ここで、低輝度であっ
た場合はステップS86に進んでストロボ補助光による
再測距がなされ、一方低輝度でない場合は発光ダイオー
ド補助光による再測距がなされる。
【0082】これ以降のステップS88〜S95は、上
述した図7のフローチャートのステップS12〜S19
の処理動作と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。このように、同実施例によれば、LEDの照明とX
e管の照明を切換えて、より確実な測距が可能なカメラ
の測距装置を提供することができる。
【0083】以上詳述した如きこの発明の実施態様によ
れば、以下の如き構成を得ることができる。すなわち、 (1) 被写体に対し測距用の光を投射する投光手段
と、上記被写体からの反射光を、異なる2つの光路で受
光し、それぞれの入射位置より上記被写体までの距離を
検出する受光手段と、上記被写体の露光量を調節するた
めのストロボ手段とを具備し、上記投光手段による測距
結果が遠距離であった場合には、上記ストロボ手段の発
光時に於ける上記受光手段の出力に基いて上記被写体ま
での距離を再度検出することを特徴とするカメラの測距
装置。
【0084】(2) 上記ストロボ手段は、上記露光量
の調節時の発光と上記被写体距離の検出時に於ける発光
とで、集光状態を切換えることを特徴とする上記(1)
に記載のカメラの測距装置。
【0085】(3) 上記ストロボ手段は、上記露光量
の調節時の発光と上記被写体距離の検出時に於ける発光
とで、発光時間を切換えることを特徴とする上記(1)
に記載のカメラの測距装置。
【0086】(4) 被写体に対し測距用の光を投射す
る発光ダイオードと、上記被写体からの反射光を、異な
る2つの光路で受光し、それぞれの入射位置より上記被
写体までの距離を検出する受光手段と、上記被写体の輝
度を検出する測光手段と、上記被写体の露光量を調節す
るためのストロボ手段とを具備し、上記測光手段の出力
信号が所定の輝度以上であった場合には、上記ストロボ
手段と受光手段とを動作させ、該測光手段の出力信号が
所定の輝度以下であった場合には、上記発光ダイオード
と受光手段とを動作させて測距を行うことを特徴とする
カメラの測距装置。
【0087】(5) 画面内の複数のポイントに向けて
測距用の光を投射する第1の投光手段と、上記被写体か
らの反射光を受光して、該被写体までの距離を検出する
受光手段と、上記第1の投光手段とは異なる部材によっ
て構成され、該第1の投光手段の投射範囲より広い範囲
に光を投射する第2の投光手段とを具備し、上記第1の
投光手段の動作により得られた複数の測距ポイントの測
距結果が何れも所定の距離よりも遠い場合には、上記第
2の投光手段を動作させて距離を検出することを特徴と
するカメラの測距装置。
【0088】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、遠距離
まで高精度に測距でき、被写体の反射率や大きさに依存
せず、消エネルギーで大きなスペースを必要としない、
カメラの測距装置を提供することができる。また近距離
では、従来のAFと同様、発光ダイオードを用いるの
で、回路的なダイナミックレンジの問題を生じず、近距
離から遠距離まで、正しいピント合わせが可能となる。
また、近距離被写体に対しては第1投光手段のみで測距
を行いうるため、エネルギの無駄が少ない。一方、遠距
離被写体に対しては第2投光手段を用いると共に、三角
測距方式で再測距を行うため、距離検出精度が損われる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカメラの測距装置の概念的な一実施
例を示したブロック図である。
【図2】受光レンズが2つある三角測距の原理について
説明する図である。
【図3】図2の三角測距の原理に従った構成の測距光学
系が適用されたカメラの概略構成を示した図である。
【図4】図3のカメラに採用したAFを、より詳細に示
した構成図である。
【図5】(a)はPSDの画角とストロボ投光部の画角
とを示した図、(b)は図4のカメラの簡単な動作を示
すタイミングチャートである。
【図6】この発明のカメラの測距装置に於ける光線切換
の他の例について説明するもので、(a)は被写体に対
して測距用光を投射している状態を示した図、(b)は
露出時の状態を示した図である。
【図7】上述した構成のカメラの動作を説明するフロー
チャートである。
【図8】ストロボの要否決定に測距結果を加味した実施
例の動作を説明するフローチャートである。
【図9】この発明のカメラの測距装置に於ける光線切換
の更に他の例を説明する図である。
【図10】この発明のカメラの測距装置をマルチAFに
応用した第2の実施例の構成を示した図である。
【図11】第2の実施例による撮影シーンの一例を示し
た図である。
【図12】第2の実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図13】この発明の第3の実施例の構成を示した図で
ある。
【図14】図13に示された測距装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図15】第3の実施例の測距装置の他の動作例を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1…測距装置、2…投光部、2a、14…投光レンズ、
2b…赤外発光ダイオード(IRED)、2c…投光回
路、3、4…受光レンズ、5、6…受光素子(半導***
置検出素子,PSD)、7、22、23…AF(オート
フォーカス)回路、8…演算制御回路(CPU)、9…
ストロボ回路、9a…キセノン管(Xe管)、10…光
線切換回路、11、11a、11b…被写体、12…カ
メラ本体、16…ポップアップ手段、17…スリット、
19…昇圧回路、24、25…レリーズスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 3/06 G01C 3/00 G01B 11/00 G02B 7/32 G03B 13/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体に対し測距用の光を投射する第1
    投光手段と、 上記被写体からの反射光を、互いに異なる2つの光路で
    受光し、それぞれの入射位置に基いて上記被写体までの
    距離をそれぞれ検出する受光手段と、第2の投光手段たる ストロボ手段と を具備し、 上記第1の投光手段による測距結果が所定値よりも遠距
    離であった場合には、上記ストロボ手段の発光時に於け
    る上記受光手段の出力に基いて上記被写体までの距離を
    再度検出することを特徴とするカメラの測距装置。
  2. 【請求項2】 被写体に対し測距用の光を投射する発光
    ダイオードと、 上記被写体からの反射光を、異なる2つの光路で受光
    し、それぞれの入射位置より上記被写体までの距離を検
    出する受光手段と、 上記被写体の輝度を検出する測光手段と、 上記被写体の露光量を調節するためのストロボ手段とを
    具備し、 上記測光手段の出力信号が所定の輝度以上であった場合
    には、上記ストロボ手段と受光手段とを動作させ、該測
    光手段の出力信号が所定の輝度以下であった場合には、
    上記発光ダイオードと受光手段とを動作させて測距を行
    うことを特徴とするカメラの測距装置。
  3. 【請求項3】 画面内の複数のポイントに向けて測距用
    の光を投射する第1の投光手段と、 上記被写体からの反射光を受光して、該被写体までの距
    離を三角測量方式で検出する受光手段と、 上記第1の投光手段とは異なる部材によって構成され、
    該第1の投光手段の投射範囲より広い範囲に光を投射す
    る第2の投光手段と、 を具備し、 上記第1の投光手段の動作により得られた複数の測距ポ
    イントの測距結果が何れも所定の距離よりも遠い場合に
    は、上記第2の投光手段を動作させて距離を検出するこ
    とを特徴とするカメラの測距装置。
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