JP3010502B2 - ピロールアルデヒド誘導体 - Google Patents

ピロールアルデヒド誘導体

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JP3010502B2
JP3010502B2 JP2404415A JP40441590A JP3010502B2 JP 3010502 B2 JP3010502 B2 JP 3010502B2 JP 2404415 A JP2404415 A JP 2404415A JP 40441590 A JP40441590 A JP 40441590A JP 3010502 B2 JP3010502 B2 JP 3010502B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた脂質低下作用を
有し、高脂血症治療薬等として有用なピロールアルデヒ
ド誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、血中脂質、例えばトリグリセ
ライド、コレステロールなどの脂質代謝異常は、血中脂
質の異常な増加やアンバランスをきたし、動脈硬化症の
原因となり、ひいては狭心症、心筋梗塞等の虚血性心疾
患、あるいは脳梗塞を引き起こす大きなリスクファクタ
ーであると考えられている。
【0003】従来、高脂血症に対する薬剤としては、ク
ロフィブレート系薬剤、ニコチン酸及びその誘導体が主
に用いられてきたが、これらは血中トリグリセライドを
低下させるがコレステロールに対する作用は弱い。又近
年血中コレステロールを低下させる薬剤として新しい構
造を有するプロブコール、陰イオン交換樹脂であるコレ
スチラミンが用いられる様になったが、これらはトリグ
リセライドに対しては効果がない。
【0004】血中トリグリセライド、コレステロール
は、それぞれ単独の異常増加が動脈硬化症、特にアテロ
ーム性動脈硬化症の大きな原因となっているが、両脂質
が同時に上昇した場合、その発症の危険性は著しく増加
することが知られている。上述した如く、血中トリグリ
セライド、コレステロールを低下させる薬剤は既に臨床
の場で用いられているが、用量、安全性、適用範囲の面
からより強力で副作用の少ない薬剤の開発が望まれてい
る。特に、血中トリグリセライドとコレステロールを同
時に強力に低下させる薬剤の開発は動脈硬化を原因とす
る虚血性心疾患、脳梗塞等の疾患の治療ならびに予防の
見地から特に注目されるが、未だこれらを満足させる薬
剤は無い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記問
題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定のピロー
ルアルデヒド誘導体が従来の薬剤に比べて血中トリグリ
セライド及びコレステロールを同時に強力に低下させる
優れた脂質低下作用を有することを見出し本発明を完成
するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の要旨は、
下記一般式(I)
【0007】
【化2】
【0008】(式中、Rはハロゲン、ヒドロキシ、アミ
ノ、カルバモイル、C1 〜C5 のアルキルアミノ、C2
〜C6 のジアルキルアミノ、C2 〜C6 のアシルアミ
ノ、C1 〜C5 のアルキルチオ、メルカプト、C2 〜C
6 のアシルオキシ、カルバモイルオキシ、C6 〜C12
アリール及びC3 〜C7 のシクロアルキルから選ばれる
1以上の置換基によって置換されていてもよいC10〜C
16のアルキル基又はビニル基を1以上有するC10〜C16
のアルケニル基を表わす。)で示されるピロールアルデ
ヒド誘導体に存する。
【0009】以下本発明を説明するに、本発明のピロー
ルアルデヒド誘導体は前記一般式(I)で表わされる。
式中、Rで表わされる置換基を有していてもよいアルキ
ル基としては、デシル基、ウンデシル基、2,2−ジメ
チルウンデシル基、11,11′−ジメチルドデシル
基、ドデシル基、12−メチルトリデシル基、トリデシ
ル基、12,12−ジメチルトリデシル基、テトラデシ
ル基、6,6−ジメチルテトラデシル基、ペンタデシル
基、ヘキサデシル基等の炭素数10〜16のアルキル基
が挙げられ、かかるアルキル基に置換し得る置換基とし
てはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等の
ハロゲン原子;ヒドロキシル基;アミノ基;カルバモイ
ル基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、n−プロピル
アミノ基、i−プロピルアミノ基、n−ブチルアミノ
基、t−ブチルアミノ基、n−ペンチルアミノ基等の炭
素数が1〜5個のアルキルアミノ基;ジメチルアミノ
基、メチルエチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロ
ピルアミノ基等の炭素数が2〜6個のジアルキルアミノ
基;アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ブチリ
ルアミノ基、イソブチリルアミノ基、バレリルアミノ
基、ピバロイルアミノ基、ヘキサノイルアミノ基等の炭
素数が2〜6個のアシルアミノ基;メチルチオ基、エチ
ルチオ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基、
n−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基、n−ペンチルチ
オ基等の炭素数が1〜5個のアルキルチオ基;メルカプ
ト基;アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリル
オキシ基、イソブチリルオキシ基、バレリルオキシ基、
ピバロイルオキシ基、ヘキサノイルオキシ基等の炭素数
が2〜6個のアシルオキシ基;カルバモイルオキシ基;
フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等の炭
素数6〜12個のアリール基;シクロプロピル基、シク
ロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シ
クロヘプチル基等の炭素数3〜7のシクロアルキル基等
が挙げられる。更に本発明においては基幹となるアルキ
ル基の炭素数が12〜14の化合物が好ましい。
【0010】またアルケニル基としては、1−デセニル
基、4,7−デカジエニル基、10−メチル−9−ウン
デセニル基、2−ウンデセニル基、4,8−ジメチル−
3,7−ノナジエニル基、1−ドデセニル基、2−トリ
デセニル基、6−トリデセニル基、1−テトラデセニル
基、3,7,11−トリメチル−2,6−10−ドデカ
トリエニル基、1−ペンタデセニル基、1−ヘキサデセ
ニル基等のビニル基を1つ以上有する炭素数10〜16
のアルケニル基、好ましくは炭素数12〜14のアルケ
ニル基が挙げられる。
【0011】本発明のピロールアルデヒド誘導体の具体
例として、例えば以下の表1、表2及び表3に示す化合
物が挙げられる。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】本発明化合物は、例えば次に述べる方法に
よって製造することができる。 方法1:
【0016】
【化3】
【0017】〔式中、R1 はアルキル基またはアルケニ
ル基を表わす。〕すなわち、ピロール−2−カルボン酸
メチルエステル(II)と適当なアシルクロリド(III)を
塩化アルミニウム、塩化第二スズ、あるいは三フッ化ホ
ウ素ジエチルエーテルコンプレックスなどのルイス酸存
在下、ベンゼン、塩化メチレン、二硫化炭素などの溶媒
中、−10℃〜溶媒の沸点の温度範囲内でフリーデルク
ラフツ反応を行えば4−アシルピロール−2−カルボン
酸メチルエステル(IV)が得られる。次いでケト基を適
当な還元反応、例えばジボラン還元、ジチオケタールの
ラネーニッケル還元またはアルコールを経て合成したア
セテートの接触水添等により4−アルキルピロール−2
−カルボン酸メチルエステル(V)に導くことができ
る。得られた化合物(V)から文献記載(Organi
c Reactions、8巻、232頁、1954
年)のマクファダイン・スティーブンス法により3工程
を経て一般式(VI)で表わされる本発明の化合物を得る
ことができる。 方法2:
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】〔式中、R1 は前記したとおりである。〕
すなわち、4−アルキルピロール−2−カルボン酸メチ
ルエステル(V)を水を含むエチレングリコール、ジエ
チレングリコールなどのアルコール系溶媒中、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどの塩基の存在下、高温で
加熱するとエステル基の加水分解と同時に脱炭酸がおこ
り、3−アルキルピロール(VII)をほぼ定量的な収率で
得ることができる。得られた化合物(VII)にジメチルホ
ルムアミドとオキシ塩化リン、あるいはN−メチルホル
ムアニリドとオキシ塩化リンなどの組合せによるヴィル
ス・マイヤー反応を行なえば一般式(VI)で表わされる
本発明の化合物が得られる。 方法3:
【0021】
【化6】
【0022】
【化7】
【0023】〔式中、R1 は前記したとおりであり、n
は(B)の反応における繰返し回数であり、2以上の整
数を表わす。〕すなわち、上記式(VIII) で表わされる
4−ホルミルピロール−2−カルボン酸メチルエステル
(Bulletin de la Societe C
hemique de France、283頁(19
72年)とメトキシメチルトリフェニルホスホニウムク
ロリドを塩基の存在下、ウィティッヒ反応にかけると前
記の化合物(IX)が得られる。次いでこの化合物(IX)
を、水を含むアルコール系溶媒中で硫酸、パラトルエン
スルホン酸などの酸触媒を用いて加水分解を施せば、
(2−メトキシカルボニルピロール)−4−アセトアル
デヒド(X)に導くことができる。反応経路(A)にお
いては、更に得られた化合物(X)に臭化アルキルトリ
フェニルホスホニウムをウィティッヒ反応の条件下で反
応させると上記式(XI)で表わされるシス体および/ま
たはトランス体の4−アルケニルピロール−2−カルボ
ン酸メチルエステル(XI)が得られる、この化合物(X
I)は方法1と同様にしてマクファダイン・スティーブ
ンス法により、一般式(XII)で表わされる本発明の化合
物に導くことができる。また反応経路(B)において
は、(X)式で表わされる化合物を前記の(VIII) →
(IX),(IX)→(X)の反応と同様にウィティッヒ反
応および酸分解を任意の回数繰返すことにより(X′)
式で表わされる化合物を得、以下反応経路(A)と同様
の操作により、任意の位置に二重結合の入った( XI
I′)式で表わされる本発明の化合物を得ることができ
る。 方法4:
【0024】
【化8】
【0025】〔式中、R1 は前記したとおりである。〕
4−ホルミルピロール−2−カルボン酸メチルエステル
を方法3と同様のウィティッヒ反応の条件下で臭化アル
キル(又はアルケニル)トリフェニルホスホニウムと反
応させることにより、上記式(XIII) で表わされるシス
体および/またはトランス体の4−アルケニルピロール
−2−カルボン酸メチルエステルが得られる。得られた
化合物(XIII) は方法1と同様にして一般式(XIV)で表
わされる本発明の化合物に導くことができる。
【0026】本発明化合物は高脂血症治療薬として、好
ましくは経口投与によって人に投与される。経口投与の
ための剤型としては、錠剤、顆粒剤、粉剤、カプセル剤
等の形体が用いられ、これらは本発明化合物に通常の添
加剤、例えばブドウ糖、乳糖、コーンスターチあるいは
マンニトール等の賦形剤、ヒドロキシプロピルセルロー
ス(HPC)、カルボキシメチルセルロース(CMC)
等の結合剤、デンプン、ゼラチン末等の崩壊剤、タル
ク、ステアリン酸マグネシウム等の滑沢剤等を加えて製
造することができる。
【0027】本発明化合物の投与量は、経口投与の場
合、成人に対して一日に10mg〜10g、更に好ましく
は100mg〜5gであり、これを一度にまたは2〜3回
に分けて投与することができる。
【0028】
【実施例】次に実施例に示して更に本発明を詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるも
のではない。 合成例1 4−トリデカノイルピロール−2−カルボン酸メチルエ
ステルの合成 トリデカン酸102.9g(0.48モル)を塩化メチ
レン480mlに溶解し、これに塩化チオニル52.6ml
(0.72モル)とN,N−ジメチルホルムアミド0.
2mlを加え、一夜放置した。これを減圧濃縮し、残った
オイルを無水塩化アルミニウム106.6g(0.8モ
ル)を含む塩化メチレン400mlに加えた。これにピロ
ール−2−カルボン酸メチルエステル、50.05g
(0.4モル)の塩化メチレン200mlの溶液を3〜9
℃で約40分間かかって滴下した。滴下終了後徐々に温
度を室温まで上げ2時間攪拌し、これを氷−水800ml
に加えた。これに塩化メチレン1000mlを加え結晶を
全部溶解し、分液し、有機層を3回水洗し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル
400mlおよびヘキサン400mlより再結晶し、10
7.2gの4−トリデカノイルピロール−2−カルボン
酸メチルエステルをほぼ白色の結晶として得た。収率8
3% m.p.92−93℃
【0029】IR(KBr)cm-1: 3270,2920,2855,1690,1660,
1565,1455,1385,1290,1215 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(t,3H), 1.15,1.38(each m,18H), 1.65,1.75(each m,2H), 2.75(t,2H), 3.89(s,3H), 7.28,7.30(each m,1H), 7.53,7.55(each m,1H), 9.52(broad s,1H)
【0030】合成例2 4−トリデカノイルピロール−2−カルボン酸メチルエ
ステルジチオエチレンケタールの合成 合成例1で得られた4−トリデカノイルピロール−2−
カルボン酸メチルエステル18.29g(56.9ミリ
モル)を酢酸140mlに溶解し、これに1,2−エタン
ジチオール14.0ml(167ミリモル)と三フッ化ホ
ウ素・ジエチルエーテル錯体14mlを加え氷冷下、一夜
攪拌した。これを減圧濃縮し、残渣に水100mlを加え
酢酸エチル200ml(100ml×2)で抽出した。抽出
液を合わせて5%水酸化ナトリウム水溶液、ついで飽和
食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃
縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒から再
結晶し、4−トリデカノイルピロール−2−カルボン酸
メチルエステルジチオエチレンケタールを得た。母液を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけ(溶離液:
酢酸エチル/ヘキサン=1/6)、再結晶溶媒中に残留
していた目的物を得た。総収量15.44g、収率68
% m.p.77−78℃
【0031】IR(KBr)cm-1: 3360,2940,2860,1705,1440,
1385,1265,1210,1120 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(t,3H), 1.20,1.40(each m,20H), 2.22,2.28(each m,2H), 3.25,3.41(each m,4H), 3.84(s,3H), 6.92(s,1H), 7.05,7.07(each m,1H), 9.08(broad s,1H)
【0032】合成例3 4−トリデシルピロール−2−カルボン酸メチルエステ
ルの合成 合成例2で得られた4−トリデカノイルピロール−2−
カルボン酸メチルエステルジチオエチレンケタール1
5.06g(37.9ミリモル)を水、ついでエタノー
ルで洗浄したラネーニッケル(活性化タイプ、アルドリ
ッチ社製)150ml、エタノール750mlの混合溶液中
に加え、30分間加熱還流した。約30℃まで冷却後、
ラネーニッケルを濾去し、濾液を減圧濃縮した。残渣を
エタノールから再結晶すると10.70gの4−トリデ
シルピロール−2−カルボン酸メチルエステルが白色結
晶として得られた。収率91.8% m.p.80−8
2℃
【0033】IR(KBr)cm-1: 3340,2920,2850,1690,1445,
1390,1265,1205,1130 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(t,3H), 1.2,1.4(each m,20H), 1.49,1.62(each m,2H), 2.45(t,2H), 3.83(s,3H), 6.72,6.75(each m,2H), 8.88(broad s,1H)
【0034】合成例4 3−トリデシルピロールの合成 合成例3で得られた4−トリデシルピロール−2−カル
ボン酸メチルエステル9.50g(30.9ミリモ
ル)、エチレングリコール200ml及び水10mlの混合
液に水酸化カリウム20gを加え、攪拌下190℃にて
5時間加熱する。冷後、水を加えて酢酸エチルで抽出
し、有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶離液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)により
精製をして7.50gの3−トリデシルピロールを得
た。収率97% m.p.32.5−33.5℃
【0035】IR(KBr)cm-1: 3420,2950,2860,7651 HNMR(CDCl3 ,250MHz) δ:0.88(3H,t), 1.25(20H,m), 1.57(2H,m), 2.48(2H,t), 6.09(1H,m), 6.57(1H,m), 6.72(1H,m), 7.97(1H,broad s)
【0036】実施例1 4−トリデシルピロール−2−アルデヒドの合成(表1
中の化合物No.4) 合成例4で得られた3−トリデシルピロール2.49g
(10ミリモル)とN−メチルホルムアニリド1.62
g(12ミリモル)のエチレンクロリド25mlの溶液に
氷冷攪拌下、オキシ塩化リン1.01ml(11ミリモ
ル)を滴下する。加熱還流を30分間行なった後、室温
にまで戻し、酢酸ナトリウム(6.0g)の水溶液(1
0ml)を加えて再び加熱還流を15分間行なう。反応液
を酢酸エチルで抽出し、有機層を分散し、塩酸水溶液、
飽和食塩水の順に洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶離液:酢酸エチル/ヘキサン=1/10)
により精製をして4−トリデシルピロール−2−アルデ
ヒド0.32gを得た。収率12% m.p.61−6
4℃
【0037】IR(KBr)cm-1: 3220,2940,2860,1690,1645,
1400,1390,765 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.26(20H,m), 1.54(2H,m), 2.47(2H,t), 6.80(1H,m), 6.90(1H,m), 9.20(1H,broad s), 9.44(1H,s)
【0038】合成例5 4−ドデカノイルピロール−2−カルボン酸メチルエス
テルの合成 合成例1と全く同様にしてラウリン酸213g(1.0
6モル)を原料として4−ドデカノイルピロール−2−
カルボン酸メチルエステル245.5gを得た。収率9
0% m.p.102−103℃ IR(KBr)cm-1: 3270,2920,2850,1690,1660 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.25(16H,m), 1.70(2H,m), 2.75(2H,t), 3.88(3H,s), 7.30(1H,m), 7.53(1H,m), 9.50(1H,broad s)
【0039】合成例6 4−(1−ヒドロキシドデシル)ピロール−2−カルボ
ン酸メチルエステルの合成 合成例5で得た4−ドデカノイルピロール−2−カルボ
ン酸メチルエステル245.5g(0.80モル)にテ
トラヒドロフラン1.5リットルとメタノール0.15
リットルを加え、10〜21℃の温度で攪拌下、水素化
ホウ素ナトリウム15.1g(0.40モル)を少しず
つ加える。20℃で攪拌し、1時間後更に水素化ホウ素
ナトリウム7.5g(0.20モル)を加え、20℃で
1時間攪拌した後、溶媒を減圧留去し残渣に水700ml
と酢酸エチル2.4リットルを加えた。有機層を分取し
水700ml、次いで飽和食塩水700mlで順次洗浄して
から無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧濃縮すると
薄い褐色の結晶247.0gを得た。収率99%
【0040】IR(KBr)cm-1: 3450,3240,2930,1680 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.25(18H,m), 1.73(2H,m), 3.85(3H,s), 4.63(1H,m), 6.88(1H,m), 6.92(1H,m), 9.05(1H,broad s)
【0041】合成例7 4−(1−アセトキシドデシル)ピロール−2−カルボ
ン酸メチルエステルの合成 合成例6で得た4−(1−ヒドロキシドデシル)ピロー
ル−2−カルボン酸メチルエステル247.0g(0.
80モル)のトルエン1.6リットルの溶液に無水酢酸
180ml(1.91モル)とピリジン180ml(2.2
3モル)を加えて105℃で2.5時間加温した。室温
まで冷却後2規定の塩酸溶液700mlで2回洗浄し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液1.2リットルを加えて室
温で30分間攪拌した後、有機層を抽出する。この抽出
した有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和
食塩水各700mlで順次洗浄した後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。溶媒を留去して得た結晶をヘキサン7
00mlから再結晶してごく薄い褐色結晶258.0gを
得た。収率92% m.p.69−70℃
【0042】IR(KBr)cm-1: 3300,2920,1705 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.25(18H,m), 1.86(2H,m), 2.03(3H,s), 3.85(3H,s), 5.73(1H,t), 6.89(1H,m), 6.95(1H,m), 9.08(1H,broad s)
【0043】合成例8 4−ドデシルピロール−2−カルボン酸メチルエステル
の合成 合成例7で得た4−(1−アセトキシドデシル)ピロー
ル−2−カルボン酸メチルエステル258.0g(0.
73モル)のエタノール2.0リットルの溶液に10%
パラジウム−炭素16gを加え、50℃で水素雰囲気
下、接触水素還元を行った。5.5時間を要して反応を
完結させ、クロロホルム1.5リットルを加えて触媒を
濾去し溶媒を減圧留去して、結晶を得た。エタノール9
50mlから再結晶をして4−ドデシルピロール−2−カ
ルボン酸メチルエステル179.6gを白色結晶として
得た。収率83% m.p.68−69℃
【0044】IR(KBr)cm-1: 3340,2920,1690 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.25(18H,m), 1.54(2H,m), 2.44(2H,t), 3.83(3H,s), 6.74(2H,m), 8.88(1H,broad s)
【0045】合成例9 4−ドデシルピロール−2−カルボン酸ヒドラジドの合
成 合成例8で得た4−ドデシルピロール−2−カルボン酸
メチルエステル3.57g(12ミリモル)をエタノー
ル75ml中でヒドラジン水和物(100%)15mlと加
熱還流下36時間反応させた後、冷却して析出した結晶
を濾過し、4−ドデシルピロール−2−カルボン酸ヒド
ラジド3.30gを白色結晶として得た。収率92%
m.p.137−139.5℃ IR(KBr)cm-1: 3320,2940,2860,1645,1540 NMR(DMSO−d6 ) δ:0.84(3H,t), 1.22(18H,m), 1.45(2H,m), 2.33(2H,t), 4.25(2H,broad s), 6.55(1H,m), 6.59(1H,m), 8.60(1H,s), 9.11(1H,s)
【0046】合成例10 4−ドデシルピロール−2−カルボン酸パラトルエンス
ルホニルヒドラジドの合成 合成例9で得た4−ドデシルピロール−2−カルボン酸
ヒドラジド3.29g(11ミリモル)にピリジン35
mlを加え、氷冷攪拌下パラトルエンスルホニルクロリド
2.23g(12ミリモル)を少しずつ加えた。室温で
1.5時間反応させた後、反応液を6規定の塩酸70ml
を含む氷水に移し、攪拌して析出した結晶を濾過し水洗
した後、エタノール/水(10/1)の混合溶媒から再
結晶をして4−ドデシルピロール−2−カルボン酸パラ
トルエンスルホニルヒドラジド4.55gを白色結晶と
して得た。収率91% m.p.134.5−135.
5℃
【0047】IR(KBr)cm-1: 3420,3330,2940,2860,1650,
1540,1335,1165 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.26(18H,m), 1.53(2H,m), 2.38(3H,s), 2.43(2H,t), 6.54(1H,m), 6.71(1H,m), 7.23(2H,d), 7.38(1H,d), 7.78(2H,d), 7.86(1H,d), 8.95(1H,broad s)
【0048】実施例2 4−ドデシルピロール−2−アルデヒドの合成(表1中
の化合物No.3) 合成例10で得た4−ドデシルピロール−2−カルボン
酸パラトルエンスルホニルヒドラジド2.27g(5.
1ミリモル)のエチレングリコール溶液を160℃に加
温し、これに炭酸ナトリウム1.35g(13ミリモ
ル)を一気に加え、その後1.5分間加熱した。反応液
を室温に戻してから水を加えて酢酸エチルで抽出し、有
機層を水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒
を減圧留去して粗生成物を得た。前記反応と全く同じス
ケール、操作で再度反応を行い、粗生成物を合せてシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:酢酸エチル
/ヘキサン=1/10)で精製して得た結晶をエタノー
ル/水の混合溶媒から再結晶して目的とする4−ドデシ
ルピロール−2−アルデヒド1.12gを薄黄色結晶と
して得た。収率42% m.p.64−65℃
【0049】IR(KBr)cm-1: 3200,2940,2860,1690,1650,
1405,775 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.26(18H,m), 1.57(2H,m), 2.48(2H,t), 6.80(1H,m), 6.91(1H,m), 9.38(1H,broad s), 9.44(1H,s)
【0050】実施例3 4−テトラデシルピロール−2−アルデヒドの合成(表
1中の化合物No.5) 実施例2と同様の方法により収率43%で4−テトラデ
シルピロール−2−アルデヒドを合成した。m.p.7
0−71℃ IR(KBr)cm-1: 3320,2940,2860,1685,1650,
1400,770 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.26(22H,m), 1.57(2H,m), 2.48(2H,t), 6.80(1H,m), 6.91(1H,m), 9.40(1H,broad s), 9.44(1H,s)
【0051】合成例11 4−メトキシビニルピロール−2−カルボン酸メチルエ
ステルの合成 メトキシメチルトリフェニルホスホニウムクロリド20
0g(0.58モル)のテトラヒドロフラン1.5リッ
トルの溶液に、氷冷攪拌下、リチウムジイソプロピルア
ミドのテトラヒドロフラン溶液(2.01モル濃度)2
20ml(0.44モル)を滴下し、室温で1時間攪拌し
た後、再び氷冷下に4−ホルミルピロール−2−カルボ
ン酸メチルエステル57.6g(0.38モル)のテト
ラヒドロフラン溶液400mlを5〜8℃の温度で滴下し
た。室温で1時間反応させた後、水を加えて酢酸エチル
で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧濃縮して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:酢酸エチル
/ヘキサン=1/4)で精製して、4−メトキシビニル
ピロール−2−カルボン酸メチルエステル34.4gを
E体とZ体の混合物として得た。収率50%
【0052】NMR(CDCl3 ) δ:3.63(s,E体), 3.76(s,Z体), 3.85(3H,s), 5.20(d,Z体,J=6.5Hz), 5.68(d,E体,J=13Hz), 6.01(d,Z体), 6.82(2H,m), 7.00(1H,m), 7.17(1H,m), 9.10(1H,broad s)
【0053】合成例12 (2−メトキシカルボニルピロール)−4−アセトアル
デヒドの合成 合成例11で得た4−メトキシビニルピロール−2−カ
ルボン酸メチルエステル13.0g(72ミリモル)の
イソプロピルアルコール280mlと水280mlの混合溶
液にパラトルエンスルホン酸1.13gを加えて3.5
時間加熱還流した。冷後、飽和食塩水を加えて酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を少量の炭酸水素ナトリウムを含む
食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶離液:酢酸エチル/ヘキサン=2/
5)で精製して目的とする(2−メトキシカルボニルピ
ロール)−4−アセトアルデヒド7.50gをオイル状
で得た。収率62%
【0054】IR(Neat)cm-1: 3340,1720,1695,1220,770 NMR(CDCl3 ) δ:3.57(2H,t), 3.85(3H,s), 6.81(1H,m), 6.88(1H,m), 9.26(1H,broad s), 9.72(1H,d)
【0055】合成例13 4−(2−トリデセニル)ピロール−2−カルボン酸メ
チルエステルの合成 ウンデシルブロマイド14.1g(60ミリモル)とト
リフェニルホスフィン15.7g(60ミリモル)をキ
シレン中で15時間加熱還流した後、キシレンを減圧留
去し、エーテルを加えてデカンテーションして上清を除
いた。この操作を3回くり返し、ウンデシルトリフェニ
ルホスホニウムブロマイド19.3gを得た。このブロ
マイドをテトラヒドロフラン200mlに溶解し、氷冷攪
拌下、15%n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.
6モル濃度)20ml(32ミリモル)を滴下した。攪拌
10分後、氷冷下で合成例12で得た(2−メトキシカ
ルボニルピロール)4−アセトアルデヒド2.17g
(13ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液(6ml)を
滴下し、更に30分間反応させた。水を加えて酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧濃縮して得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/10)で精製して目的とする4−
(2−トリデセニル)ピロール−2−カルボン酸メチル
エステル3.41gをオイル状で得た。収率86%
【0056】IR(Neat)cm-1: 3340,2940,2860,1690,770 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.26(16H,m), 2.00,2.20(each 2H,m), 3.17,3.22(each 2H,d), 3.83(3H,s), 5.50(2H,m), 6.74(2H,m), 8.95(1H,broad s)
【0057】合成例14 4−(2−トリデセニル)ピロール−2−カルボン酸ヒ
ドラジドの合成 合成例13で得た4−(2−トリデセニル)ピロール−
2−カルボン酸メチルエステル3.69g(12ミリモ
ル)を用い、合成例9と同様の方法により4−(2−ト
リデセニル)ピロール−2−カルボン酸ヒドラジド3.
39gを白色結晶として得た。収率92% m.p.1
29.5−131.5℃ IR(KBr)cm-1: 3310,2930,2860,1640,1620,
1530 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.26(16H,m), 2.08(2H,m), 3.15,3.22(each 2H,d), 4.02(2H,s), 5.49(2H,m), 6.43(1H,m), 6.73(1H,m), 7.30(1H,s), 9.40(1H,broad s)
【0058】合成例15 4−(2−トリデセニル)ピロール−2−カルボン酸パ
ラトルエンスルホニルヒドラジドの合成 合成例14で得た4−(2−トリデセニル)ピロール−
2−カルボン酸ヒドラジド3.38g(11ミリモル)
を用い、合成例10と同様の方法により4−(2−トリ
デセニル)ピロール−2−カルボン酸パラトルエンスル
ホニルヒドラジド4.81gを白色結晶として得た。収
率94% m.p.131.5−133℃ IR(KBr)cm-1: 3320,2930,2860,1645,1540,
1160 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.26(16H,m), 2.10(2H,m), 3.15,3.21(each 2H,d), 5.50(2H,m), 6.54(1H,m), 6.72(1H,m), 7.24(2H,d), 7.35(1H,d), 7.78(2H,d), 7.85(1H,d), 8.96(1H,broad s)
【0059】実施例4 4−(2−トリデセニル)ピロール−2−アルデヒドの
合成(表1中の化合物No.33) 合成例15で得た4−(2−トリデセニル)ピロール−
2−カルボン酸パラトルエンスルホニルヒドラジド4.
80gを用い、実施例2と同様の方法により4−(2−
トリデセニル)ピロール−2−アルデヒド1.45gを
薄黄色結晶として得た。収率50% m.p.29−3
2℃ IR(KBr)cm-1: 3300,2940,2860,1650,1400,
785 NMR(CDCl3 ) δ:0.88(3H,t), 1.26(16H,m), 2.00,2.10(each 2H,m), 3.19,3.25(each 2H,d), 5.50(2H,m), 6.80(1H,m), 6.93(1H,m), 9.44(1H,s), 9.60(1H,broad s)
【0060】試験例1 本発明の化合物による脂質低下作用を以下の方法により
測定した。体重140〜150gのウィスター系雄ラッ
トの6匹を一群として、0.05%Tween80にて
懸濁した試験化合物を5mg、10mg、あるいは20mg/
kgで1日1回、8日間経口投与した。試験化合物の最終
投与3時間後に採血し、血清中のトリグリセライド(T
G)をダイアヤトロン社製の中性脂肪測定用キット、ニ
ュークリンテックTGを用いた酵素法により、又、コレ
ステロール(Chol)は協和メデックス社製のコレス
テロール定量用キット、デタミナーTC5を用いた酵素
法によりその量を測定した。
【0061】結果は試験化合物を与えないコントロール
群に対するTG量、Chol量の低下の割合(%)で求
めた。結果を下記表4に示す。
【0062】
【表4】
【0063】
【発明の効果】本発明の化合物は、低薬用量でも血清中
のトリグリセライドおよびコレステロールに対して有効
な低下作用を示すので、高脂血症治療薬、更には抗動脈
硬化薬として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 真弓 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 平3−47165(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 207/00 - 207/50 A61K 31/40 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、Rはハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、カルバモ
    イル、C1 〜C5 のアルキルアミノ、C2 〜C6 のジア
    ルキルアミノ、C2 〜C6 のアシルアミノ、C1 〜C5
    のアルキルチオ、メルカプト、C2 〜C6 のアシルオキ
    シ、カルバモイルオキシ、C6 〜C12のアリール及びC
    3 〜C7 のシクロアルキルから選ばれる1以上の置換基
    によって置換されていてもよいC10〜C16のアルキル基
    又はビニル基を1以上有するC10〜C16のアルケニル基
    を表わす。)で示されるピロールアルデヒド誘導体。
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