JP3010318U - 巻線形回転検出器付モータの駆動装置 - Google Patents

巻線形回転検出器付モータの駆動装置

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JP3010318U
JP3010318U JP1994012855U JP1285594U JP3010318U JP 3010318 U JP3010318 U JP 3010318U JP 1994012855 U JP1994012855 U JP 1994012855U JP 1285594 U JP1285594 U JP 1285594U JP 3010318 U JP3010318 U JP 3010318U
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motor
rotation detector
phase
memory
drive device
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勝史 桐生
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は巻線形回転検出器付モータの駆動装
置に関し、特に、巻線形回転検出器に接続されたY型抵
抗ブリッジ回路部からの誘起電圧を用いて磁極位置デー
タを得ることを目的とする。 【構成】 本考案による巻線形回転検出器付モータの駆
動装置は、サーボモータ(3)の3相巻線(3a〜3c)に接続
されたY型抵抗ブリッジ回路部(20)からの誘起電圧(20
E)に基づいて、磁極位置データ(7a)を得るようにした構
成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、巻線形回転検出器付モータの駆動装置に関し、特に、巻線形回転検 出器に接続されたY型抵抗ブリッジ回路部からの誘起電圧を用いて磁極位置デー タを得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種の巻線形回転検出器付モータの駆動装置としては 、一般に、図2で示す構成が採用されていた。 すなわち、図2において符号1で示されるものは、電流指令(iCOM)が入 力され、座標変換された3相(iCOM×SINθ,iCOM×SINθ+12 0゜,iCOM×SINθ+240゜)に対応する出力信号1aを出力する3相 交流座標変換部であり、前記出力信号1aは減算器1Aを介して周知のパルス幅 変調形のPWMアンプ2に入力されている。
【0003】 前記PWMアンプ2から出力される3相の駆動信号2a,2b,2cは、AC 形のサーボモータ3の3相U,V,Wの各相コイル3a,3b,3cに入力され ていると共に、電流センサ2Aの出力2Aaが減算器1Aに帰還されている。前 記サーボモータ3の回転軸3Aに減算器4を介して接続されたレゾルバ等からな る巻線形回転検出器5の回転位置検出信号5a(サーボモータ3の軸位置を示す )が第1アナログ/デジタル変換器6でA/D変換され、前記軸位置に対応した サーボモータ3の軸位置データ5aDとして周知のPROMからなるメモリ7に 記憶される。
【0004】 従って、前述の構成において、メモリ7に記憶された軸位置データ5aDは磁 極位置データ7aとして、メモリ7から読み出されて3相交流座標変換部1に入 力され、電流指令(iCOM)がこの磁極位置データ7aによって座標変換され 、3相の出力信号1aが、除算器1Aを介してPWMアンプ2に供給される。
【0005】 前記PWMアンプ2から出力される3相の駆動信号2a,2b,2cが各相コ イル3a,3b,3cに供給されてサーボモータ3の3相駆動が行われる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の巻線形回転検出器付モータの駆動装置は、以上のように構成されていた ため、次のような課題が存在していた。 すなわち、モータ軸と巻線形回転検出器の軸位置が多少ずれて連結された場合 、あるいは、減速機の減速比を変更した場合に、再調整あるいは再設定しなけれ ばならず、その場合には、メモリデータの作成や書込み作業をしなければならな かった。
【0007】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、巻線形 回転検出器に接続されたY型抵抗ブリッジ回路部からの誘起電圧を用いて磁極位 置データを得るようにした巻線形回転検出器付モータの駆動装置を提供すること を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案による巻線形回転検出器付モータの駆動装置は、サーボモータのモータ 軸の軸位置を巻線形回転検出器で検出し、前記軸位置に対応する前記サーボモー タの磁極位置データを用いて、電流指令の3相交流座標変換を3相交流座標変換 部にて行って前記サーボモータを駆動するようにした巻線形回転検出器付モータ の駆動装置において、前記サーボモータの3相巻線に接続されたY型抵抗ブリッ ジ回路部を有し、前記Y型抵抗ブリッジ回路部からの誘起電圧に基づいて、前記 磁極位置データを得るようにした構成である。
【0009】 更に詳細には、前記Y型抵抗ブリッジ回路部に接続された除算部と、前記巻線 形回転検出器及び前記除算部に接続された第1アナログ/デジタル変換部と、前 記第1アナログ/デジタル変換部に接続されたメモリと、前記メモリ及び前記除 算部に接続された第2アナログ/デジタル変換部とを備え、前記メモリは3相交 流座標変換部に接続されている構成である。
【0010】
【作用】
本考案による巻線形回転検出器付モータの駆動装置においては、モータ軸を外 力によって回転させた時にY型抵抗ブリッジ回路部から発生する誘起電圧を検出 し、この誘起電圧に基づいて得た磁極位置データをメモリに記憶させ、使用時は このメモリから読み出した磁極位置データを用いて3相交流座標変換部にて座標 変換を行ってサーボモータの3相巻線を駆動励磁することができる。
【0011】
【実施例】
以下、図面と共に本考案による巻線形回転検出器付モータの駆動装置の好適な 実施例について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号 を付して説明する。 図1において符号1で示されるものは、電流指令(iCOM)が入力され、座 標変換された3相(iCOM×SINθ,iCOM×SINθ+120゜,iC OM×SINθ+240゜)に対応する出力信号1aを出力する3相交流座標変 換部であり、前記出力信号1aは減算器1Aを介して周知のパルス幅変調形のP WMアンプ2に入力されている。
【0012】 前記PWMアンプ2から出力される3相の駆動信号2a,2b,2cは、AC 形のサーボモータ3の3相U,V,Wの各相コイル3a,3b,3cに入力され ていると共に、電流センサ2Aの出力2Aaが減算器1Aに帰還されている。前 記サーボモータ3の回転軸3Aに減速器4を介して接続されたレゾルバ等からな る巻線形回転検出器5の回転位置検出信号5a(サーボモータ3の軸位置を示す )が第1アナログ/デジタル変換器6でA/D変換され、軸位置信号5aDがメ モリ7に入力される。
【0013】 前記サーボモータ3の3相コイル3a,3b,3cには、3個の抵抗器R1, R2,R3からなるY型抵抗ブリッジ回路部20が接続され、このY型抵抗ブリッ ジ回路部20からの誘起電圧20Eは、3相{VVE=KE・ω(SINθ)、VVE =KE・ω(SIN(θ+120゜)、VWE=KE・ω(SIN(θ+240 ゜)}の構成よりなり、この誘起電圧20Eは、巻線形回転検出器5からの速度 信号ωを有しているため、この速度信号ωを除算部21を介して前記誘起電圧2 0Eから除算し、一定ゲインの誘起電圧信号からなる磁極位置データ21aを一 定ゲインの信号として得ることができる。前記除算部21からの磁極位置データ 21aは、第1アナログ/デジタル変換部6からの軸位置信号5aDをアドレス として第2アナログ/デジタル変換部30を経てメモリ7に記憶される。
【0014】 前述のように、メモリ7に記憶された磁極位置データ21aは、前述のメモリ 7に対する記憶設定後、前記メモリ7から読み出されて前記3相交流座標変換部 1へ入力されて3相の交流座標変換が行われ、前述の従来例と同様にサーボモー タ3の3相駆動を行うことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案による巻線形回転検出器付モータの駆動装置は、以上のように構成され ているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、サーボモータに接 続されたサーボモータのY型抵抗ブリッジ回路部からの誘起電圧に基づいて磁極 位置データを作成しているため、従来構成よりも磁極位置データが正確である。 また、磁極位置データの作成及び書き込み時間が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による巻線形回転検出器付モータの駆動
装置を示すブロック図である。
【図2】従来構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 3相交流座標変換部 iCOM 電流指令 3 サーボモータ 3a〜3c 3相巻線 5a 軸位置 6 第1アナログ/デジタル変換部 7 メモリ 7a 磁極位置データ 20 Y型抵抗ブリッジ回路部 21 除算部 30 第2アナログ/デジタル変換部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータ(3)のモータ軸(3A)の軸位
    置(5a)を巻線形回転検出器で検出し、前記軸位置(5a)に
    対応する前記サーボモータ(3)の磁極位置データ(7a)を
    用いて、電流指令(iCOM)の3相交流座標変換を3相交流
    座標変換部(1)にて行って前記サーボモータ(3)を駆動す
    るようにした巻線形回転検出器付モータの駆動装置にお
    いて、前記サーボモータ(3)の3相巻線(3a〜3c)に接続
    されたY型抵抗ブリッジ回路部(20)を有し、前記Y型抵
    抗ブリッジ回路部(20)からの誘起電圧(20E)に基づい
    て、前記磁極位置データ(7a)を得る構成としたことを特
    徴とする巻線形回転検出器付モータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記Y型抵抗ブリッジ回路部(20)に接続
    された除算部(21)と、前記巻線形回転検出器(5)及び前
    記除算部(21)に接続された第1アナログ/デジタル変換
    部(6)と、前記第1アナログ/デジタル変換部(6)に接続
    されたメモリ(7)と、前記メモリ(7)及び前記除算部(21)
    に接続された第2アナログ/デジタル変換部(30)とを備
    え、前記メモリ(7)は3相交流座標変換部(1)に接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載の巻線形回転検出
    器付モータの駆動装置。
JP1994012855U 1994-10-19 1994-10-19 巻線形回転検出器付モータの駆動装置 Expired - Lifetime JP3010318U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016067193A (ja) * 2014-09-19 2016-04-28 セイコーエプソン株式会社 モーターの制御装置、電子機器、記録装置、ロボット、及びモーターの制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016067193A (ja) * 2014-09-19 2016-04-28 セイコーエプソン株式会社 モーターの制御装置、電子機器、記録装置、ロボット、及びモーターの制御方法

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