JP2000228893A - ブラシレスモータ内蔵用タコジェネレータ装置 - Google Patents

ブラシレスモータ内蔵用タコジェネレータ装置

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JP2000228893A
JP2000228893A JP11029813A JP2981399A JP2000228893A JP 2000228893 A JP2000228893 A JP 2000228893A JP 11029813 A JP11029813 A JP 11029813A JP 2981399 A JP2981399 A JP 2981399A JP 2000228893 A JP2000228893 A JP 2000228893A
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JP
Japan
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resolver
winding
brushless motor
motor
tachogenerator
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Application number
JP11029813A
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English (en)
Inventor
Yutaka Karasawa
豊 唐澤
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のブラシレスモータ内蔵用タコジェネレ
ータ装置においては、角度信号を検出するセンサとし
て、ホールICを用いていたため、耐温度特性が低く、
モータの使用環境条件が悪化し、高温時でのモータ使用
が困難であった。 【解決手段】 本発明によるブラシレスモータ内蔵用タ
コジェネレータ装置は、タコジェネレータ(1)と同時に
回転するレゾルバ(10)を設け、このレゾルバ(10)から得
られる角度信号(a〜d)を用いて各ゲート(5〜8)のオン/
オフを行い、高精度の切り換えを行ってかつ高温下での
使用を可能とする構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスモータ
内蔵用タコジェネレータ装置に関し、特に、ブラシレス
モータのモータ軸に取り付けたレゾルバから得られる角
度信号によって複数相の出力電圧を切り換えるための各
ゲートのオン/オフを行うことにより、モータ使用条件
の広範囲化、モータ小型化、タコジェネレータの低リッ
プル化を計るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のブラシレ
スモータ内蔵用タコジェネレータ装置としては、一般に
図2で示される構成が採用されていた。すなわち、図2
において符号1で示されるものは、図示しないブラシレ
スモータに内蔵されたタコジェネレータであり、このタ
コジェネレータ1のマグネットロータ2は前記ブラシレ
スモータのモータ軸3に一体回転できるように設けられ
ている。前記マグネットロータ2に対応してA相〜D相
の4相からなる出力巻線4が前記ブラシレスモータのケ
ースに固定され、出力巻線4から出力される4相の出力
電圧4a〜4dは4個のゲート5〜8を経てオペアンプ
9に入力されている。前記各ゲート5〜8には、前記タ
コジェネレータ1に設けられマグネットロータ2の位置
すなわち角度を検出する位置検出器10からの角度信号
a〜dが入力され、4相状態における角度信号a〜dに
よって各ゲート5〜8が順次オン/オフされて切り換え
られる。なお、この角度信号a〜dはブラシレスモータ
の相切換信号として用いられる。
【0003】次に、動作について述べる。前記ブラシレ
スモータが起動すると、タコジェネレータ1のマグネッ
トロータ2が回転し、4相の出力電圧4a〜4dが発生
する。この4相の出力電圧4a〜4dは、位置検出器1
0からの角度信号a〜dによって相順に順次切り換えら
れ、オペアンプ9からは、各出力電圧4a〜4dが連続
した状態でタコジェネレータ出力9aとして出力され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラシレスモー
タ内蔵用タコジェネレータ装置は、以上のように構成さ
れていたため、次のような課題が存在していた。すなわ
ち、位置検出器としては、ホール素子すなわちホールI
Cをセンサとしてマグネットロータの位置を検出してい
たため、このセンサの耐温度特性が十分ではなく、モー
タの使用環境条件がホールICの環境条件によって決定
されることになっていた。そのため、モータも高い温度
下では使用困難となり、同時に発生トルクも一定以上は
困難であった。また、このホールICは、切り換え精度
が悪く、角度信号にもリップルが含まれ、このリップル
の除去も困難であった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ブラシレスモータのモータ
軸に取り付けたレゾルバから得られる角度信号によって
複数相の出力電圧を切り換えるための各ゲートのオン/
オフを行うことにより、モータ使用条件の広範囲化、モ
ータ小型化、タコジェネレータの低リップル化を計るよ
うにしたブラシレスモータ内蔵用タコジェネレータ装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるブラシレス
モータ内蔵用タコジェネレータ装置は、ブラシレスモー
タのモータ軸に設けられたマグネットロータに対応して
複数相の出力巻線を固定配置させ、前記マグネットロー
タの角度を示す角度信号を用いて前記出力巻線から得ら
れる複数相の出力電圧を切り換える各ゲートのオン/オ
フを行い、連続したタコジェネレータ出力を得るように
したブラシレスモータ内蔵用タコジェネレータ装置にお
いて、前記モータ軸に設けられたレゾルバロータ巻線
と、前記レゾルバロータ巻線に対応して設けられたレゾ
ルバステータ巻線と、前記レゾルバステータ巻線に接続
されたレゾルバ/デジタル変換器とを備え、前記角度信
号は前記レゾルバ/デジタル変換器より得るようにした
構成であり、また、前記レゾルバ/デジタル変換器及び
各ゲートは、前記ブラシレスモータとは別体で形成され
前記ブラシレスモータを駆動制御するためのモータドラ
イバに設けられている構成であり、さらに、前記角度信
号は、前記ブラシレスモータの相切換信号として用いら
れる構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるブ
ラシレスモータ内蔵用タコジェネレータ装置の好適な実
施の形態について説明する。なお、従来例と同一又は同
等部分については同一符号を用いて説明する。図1にお
いて符号1で示されるものは図示しない周知のブラシレ
スモータに内蔵されたタコジェネレータであり、このタ
コジェネレータ1のマグネットロータ2は前記ブラシレ
スモータのモータ軸3に一体回転できるように設けられ
ている。
【0008】前記マグネットロータ2に対応してA相〜
D相の4相からなる出力巻線4が前記ブラシレスモータ
のケースに固定され、出力巻線4から出力される4相の
出力電圧4a〜4dは4個のゲート5〜8を経て出力さ
れる。
【0009】前記各ゲート5〜8には、前記タコジェネ
レータ1に設けられマグネットロータ2の位置すなわち
角度を検出する周知のレゾルバ10からの角度信号a〜
dによって各ゲート5〜8が順次オン/オフされて切り
換えられる。なお、この角度信号a〜dは、ブラシレス
モータの相切換信号(コミテーション用信号)として用
いられる。
【0010】前記レゾルバ10は、励磁信号20が周知
のロータリートランス(図示せず)を介して印加される
レゾルバロータ巻線21がモータ軸3と共に回転するこ
とができるように設けられ、このレゾルバロータ巻線2
1に対応して4相のレゾルバステータ巻線22が前記出
力巻線4と同様に固定配設されている。
【0011】前記レゾルバステータ巻線22から出力さ
れる前記マグネットロータ2の回転角度であるA相〜D
相に対応した角度信号a〜dは、周知のレゾルバ/デジ
タル変換器23にてA/D変換されて前記各ゲート5〜
8にこのゲート5〜8のオン/オフを行うために印加さ
れている。なお、図1の一点鎖線の左側はブラシレスモ
ータ100側で、右側はこのブラシレスモータの回転駆
動を制御するための駆動回路としてのモータドライバ1
01側であり、ブラシレスモータ100側にはタコジェ
ネレータ1とレゾルバ10が設けられ、モータドライバ
101側には各ゲート5〜8及びレゾルバ/デジタル変
換器23が設けられている。
【0012】次に、動作について述べる。前記ブラシレ
スモータ100が起動すると、タコジェネレータ1のマ
グネットロータ2が回転し、4相の出力電圧4a〜4d
が発生する。この4相の出力電圧4a〜4dは、レゾル
バ10からの角度信号a〜dによって相順に順次切り換
えられ、各出力電圧4a〜4dが連続(厳密にはわずか
に間隔があく場合もある)した状態でタコジェネレータ
出力9aとして回転速度に応じたレベルの電圧が出力さ
れる。なお、前述の形態では4相の場合について述べた
が、4相以外でも可である。
【0013】
【発明の効果】本発明によるブラシレスモータ内蔵用タ
コジェネレータ装置は、以上のように構成されているた
め、次のような効果を得ることができる。すなわち、タ
コジェネレータのマグネットロータの回転位置すなわち
角度信号を、タコジェネレータと同時回転するレゾルバ
から取り出し、この角度信号を用いて各ゲートのオン/
オフ及びブラシレスモータの相切り換えを行っているた
め、モータ使用温度を上げることができ環境条件の広域
化が可能となり、角度信号のリップル成分を低下させる
ことができ、モータ側には機械要素のみとなるためモー
タの小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブラシレスモータ内蔵用タコジェ
ネレータ装置を示す構成図である。
【図2】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 タコジェネレータ 2 マグネットロータ 3 モータ軸 4 出力巻線 5〜8 ゲート 4a〜4d 出力電圧 9a タコジェネレータ出力 21 レゾルバロータ巻線 22 レゾルバステータ巻線 23 レゾルバ/デジタル変換器 a〜d 角度信号 100 ブラシレスモータ 101 モータドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスモータ(100)のモータ軸(3)に
    設けられたマグネットロータ(2)に対応して複数相の出
    力巻線(4)を固定配置させ、前記マグネットロータ(2)の
    角度を示す角度信号(a〜d)を用いて前記出力巻線(4)か
    ら得られる複数相の出力電圧(4a〜4d)を切り換える各ゲ
    ート(5〜8)のオン/オフを行い、連続したタコジェネレ
    ータ出力(9a)を得るようにしたブラシレスモータ内蔵用
    タコジェネレータ装置において、前記モータ軸(3)に設
    けられたレゾルバロータ巻線(21)と、前記レゾルバロー
    タ巻線(21)に対応して設けられたレゾルバステータ巻線
    (22)と、前記レゾルバステータ巻線(22)に接続されたレ
    ゾルバ/デジタル変換器(23)とを備え、前記角度信号(a
    〜d)は前記レゾルバ/デジタル変換器(23)より得るよう
    に構成したことを特徴とするブラシレスモータ内蔵用タ
    コジェネレータ装置。
  2. 【請求項2】 前記レゾルバ/デジタル変換器(23)及び
    各ゲート(5〜8)は、前記ブラシレスモータ(100)とは別
    体で形成され前記ブラシレスモータ(100)を駆動制御す
    るためのモータドライバ(101)に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ内蔵用タコ
    ジェネレータ装置。
  3. 【請求項3】 前記角度信号(a〜d)は、前記ブラシレス
    モータ(100)の相切換信号として用いられることを特徴
    とする請求項1又は2記載のブラシレスモータ内蔵用タ
    コジェネレータ装置。
JP11029813A 1999-02-08 1999-02-08 ブラシレスモータ内蔵用タコジェネレータ装置 Pending JP2000228893A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7026779B2 (en) 2003-09-29 2006-04-11 Okuma Corporation Motor control apparatus for controlling operation of mover of motor
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