JP3010105U - 操作スイッチ装置 - Google Patents

操作スイッチ装置

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JP3010105U
JP3010105U JP1994012605U JP1260594U JP3010105U JP 3010105 U JP3010105 U JP 3010105U JP 1994012605 U JP1994012605 U JP 1994012605U JP 1260594 U JP1260594 U JP 1260594U JP 3010105 U JP3010105 U JP 3010105U
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JP1994012605U
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Inventor
健治 岡部
博克 大森
Original Assignee
三和電子株式会社
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 操作時に重厚感があり、かつ、操作盤を操作
する手で同時に該操作盤に設けた他のスイッチを指で動
作させることができるように成した操作スイッチ装置を
提供する。 【構成】 手の平を置く形状と大きさを持つ椀状の操作
盤5を、自立附勢手段7,8を介して揺動可能に基板上
へ取り付けた複数の支軸3へ自在球継手4を介して多方
向へ移動可能となるように取り付け、前記操作盤5に指
で押圧操作できる単数又は複数の押釦式スイッチを取り
付けると共に、該支軸3のスイッチ操作部で動作させら
れる複数のマイクロスイッチ17を囲設する。その際
に、自立附勢手段を、基板へ取り付けた支持盤10と、
この支持盤10に設けた支軸の略中央部に取り付けて成
る湾曲凹部106と、第1バネ受け部材13と第2バネ
受け部材15との間に弾設したコンプレッションスプリ
ング16とで構成することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、テレビゲーム機を始めとする各種アミューズメント機器に用いて 好適な操作スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビゲーム機等のブラウン管に表示されるキャラクターの動作を制御 する操作スイッチ装置として、制御盤上に360°の方向へ揺動可能及び又は回 転可能に取り付けた操作レバーを設け、この操作レバーの回りに複数のスイッチ を配置し、この操作レバーの上部に取り付けた小さな握り玉を手で握って揺動或 は回転操作することにより、一つの操作レバーで複数のスイッチを同時或は個別 的に動作させることができるようにしたものが公知である。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
この従来公知の操作スイッチは、小さな握り玉を手で握って操作するために、 何となく安っぽく重厚感に欠けるきらいがあり、長時間使用すると手が疲れてし まうという問題があった。
【0004】 また、この操作レバーを操作していると片手はそのためにのみ用いられること から、例えばシューティング用のスイッチ等は別に設けたスイッチをもう一方の 手で操作していたが、ゲーム内容が複雑化し、多種のアミューズメント機器が開 発されるにつれて、実情に適さなくなって来ている。
【0005】 この考案の目的は、操作時に重厚感があり、かつ、操作盤を操作する手で、同 時に該操作盤に設けた他のスイッチを指で動作させることができるように成した 操作スイッチを提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述した目的を達成するためにこの考案は、手の平を置く形状と大きさを持つ 椀状の操作盤を、基板上に常に自立点に戻るように附勢手段を介して揺動可能に 取り付けた複数の支軸へ自在球継手を介して多方向へ移動可能となるように取り 付け、前記操作盤に指で押圧操作できる単数又は複数の押釦式スイッチを取り付 けると共に、前記支軸の少なくとも一つのものの支点を越えた一側部に該支軸の スイッチ操作部で動作させられる複数のマイクロスイッチを囲設したものである 。
【0007】 その際に、自立附勢手段を、基板へ取り付けた支持盤と、この支持盤に設けた 湾曲凹部に滑動自在に軸受させた支軸の略中央部に取り付けて成る湾曲凹部と、 前記支軸の軸受け支点を越えた一側部を嵌着させた第1バネ受け部材と第2バネ 受け部材との間に弾設したコンプレッションスプリングとで構成することができ る。また、支軸は3本とすることができる。
【0008】
【作用】
請求項1においては、図1に示したように操作盤上に掌を載せてわしづかみに して360°のあらゆる方向へ押すと、共に縦方向へ揺動する複数の支軸と自在 球継手を介して操作盤は押した方向へ平面移動し、その際に、複数のマイクロス イッチを囲設した支軸のスイッチ操作部によって各スイッチを動作させることが できる。操作盤より手を離すか、或は力を抜くと、自立附勢手段により自立状態 に戻ろうとする支軸を介して操作盤は元位置に戻る。他方、操作盤を中立状態に 置いた状態、或は操作盤を多方向へ揺動させた状態、或は揺動させながら指で図 1に示したように押釦を押すと、操作盤に附設した押釦スイッチを動作させるこ とができる。
【0009】 請求項2においては、支軸に環巻させて第1バネ受け部材と第2バネ受け部材 との間に弾設したコンプレッションスプリングにより、支軸をどの方向へ揺動さ せても該支軸を常に自立(直立)状態へ戻すものである。
【0010】 請求項3のように構成すると、各支軸の上端部へ自在球継手を介して取り付け られる操作盤が安定する。
【0011】
【実施例】
図面はこの考案の一実施例を示し、基板1の下面側に若干の間隙を空けて取り 付けた取付板2には、縦方向360°の方向へ揺動可能に3本の支軸3が取り付 けられている。尚、取付板2を省略して各支軸3を基板1へ直に取り付けるよう に構成しても良い。各支軸3はとくに図7に示したように基板1上に設けた3個 の透孔1aを介して上方へ突出しており、その上端部には小球3aが取り付けら れている。この小球3aをその各軸受手段4a,4b内に滑動自在に収納させて 成る自在球継手4を介して、図1乃至図3及び図7に示したように、基板部5a と皿状部5bとから成る椀状を呈したちょうど掌でわしづかみにする程度の大き さの操作盤5が各支軸3に取り付けられている。このことにより操作盤5は36 0°の平面方向へ移動自在である。操作盤5の上に手の平を置いて人差指と中指 をちょっと曲げた際に指先が触れる位置には、図1と図7に示したように2個の 押釦式スイッチ6の押釦6aが突出している。この押釦式スイッチ6は図5乃至 図7に示したように、スイッチ部6bと、このスイッチ部6bに対しスプリング 6cによって一方向へ摺動を附勢されながら取り付けられた押釦6aとから構成 されている。3本の支軸3にはそれぞれ自立附勢手段7、8が附設されており、 このうち1本のものの取付板2に対する軸受支点を越えた自由端側には、図3と 図8に示したように公知構成のスイッチ組立体9が設置されている。
【0012】 このスイッチ組立体9は、次のように構成されている。取付板2の下面には平 面略矩形状を呈した合成樹脂製の支持盤10が固着されており、この支持盤10 の四角より垂設した4本の係止片10aを介して中央部に案内孔11aを有する ガイド板11が、支持盤10との間に間隙を空けて係止固定されている。支軸3 はその略中央部に取り付けた湾曲凸部12を支持盤10に設けた湾曲凹部10b へ滑動自在に嵌合させており、このことによって支軸3は支持盤10に対し36 0°の方向へ揺動自在である。支軸3はその自由端側をガイド板11の案内孔1 1aより下方へ突出させている。支軸3のガイド板11の案内孔11aを挿通す る部分には、第1バネ受け部材13がEリング14を介して抜け出ないように嵌 着され、支持盤10側には第2バネ受け部材15が嵌着されると共に、第1バネ 受け部材13と第2バネ受け部材15との間には、支軸3に環巻きさせてコンプ レッションスプリング16が弾設されている。
【0013】 そして、支持盤10とガイド板11との間には、充分に図示してはないが、複 数の自動復帰の押釦17aを持つマイクロスイッチ17が4個囲設され、互いの 押釦17aを第1バネ受け部材13に設けたスイッチ押圧部13aと対向させて いる。尚、マイクロスイッチ17は充分に図示してないが、回路基板18に固着 されつつ支持盤10に設けたスイッチ収納部10c内へ収納され、係止片10a を介して支持盤10へ固定されたガイド板11によって下側を押えられることに より抜け落ちないように保持されている。
【0014】 このマイクロスイッチ17を周囲に囲設した支軸3の自立附勢手段7は、支持 盤10と、この支持盤10に設けた湾曲凹部10bに滑動自在に軸受けさせた湾 曲凸部12と、支軸3の軸受支点を越えた側に取り付けた第1バネ受け部材13 と第2バネ受け部材15と、第1バネ受け部材13と第2バネ受け部材15との 間に支軸3に環巻きさせつつ弾設したコンプレッションスプリング16とから構 成されている。
【0015】 残った一対の支軸3の各自立附勢手段7の構成はいずれも同じであり、基本的 に自立附勢手段8と同じでもある。したがって、自立附勢手段7はその一つのみ 説明する。図4と図8によれば取付板2の下面に固着した支持盤19に設けられ た湾曲凹部19aには、支軸3の略中央部に固着した湾曲凸部20が滑動自在に 軸受されており、この軸受支点を越えた側には、第1バネ受け部材21がEリン グ22を介して抜け出ないように嵌着され、同じく支軸3を挿通させて支持盤1 9側に設置された第2バネ受け部材23との間には、支軸3に環巻きさせてコン プレッションスプリング24が弾設されている。このことによって支軸3は常に 自立状態(直立状態)になるように附勢されている。
【0016】 尚、上述した説明では、スイッチ組立体が1個の場合について説明したが、他 の支軸にも附設して良いことは勿論である。その場合にはさらに多くのスイッチ を操作することができることになる。
【0017】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成したので次のような効果を奏し得る。
【0018】 請求項1のように構成すると、操作盤の上に掌を置き、これを平面方向へ押し てスイッチを動作させることになるので、従来のものに較べて重厚感のある操作 感覚を操作者に与えしめ、より臨場感のあるゲームを楽しませることができるも のであり、操作盤を操作するのと同じ手の指を用いて該操作盤を操作しながら押 釦式スイッチをも動作させることができるので、より複数のスイッチを無理のな い敏捷な動作で迅速に操作することができるものである。
【0019】 請求項2のように構成すると、簡単な構成で支軸を常に自立状態になるように 附勢でき、而して、この支軸に取り付けた操作盤を常に元位置に戻るように構成 することができる。
【0020】 請求項3のように構成すると、操作盤の支持状態が安定し、多少乱暴に取り扱 っても容易に壊されてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る操作スイッチの斜視図である。
【図2】この考案に係る操作スイッチの正面図である。
【図3】スイッチ組立体の部分を説明するための一部断
面図である。
【図4】自立附勢装置を説明するための断面図である。
【図5・図6】押釦式スイッチ装置を説明するための一
部断面図である。
【図7・図8】この考案に係る操作スイッチを説明する
ための一部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 取付板 3 支軸 4 自在球継手 5 操作盤 6 押釦式スイッチ 7,8 自立附勢手段 10 支持盤 10b 湾曲凹部 12 湾曲凸部 13 第1バネ受け部材 15 第2バネ受け部材 16 コンプレッションスプリング 17 マイクロスイッチ 19 支持盤 19a 湾曲凹部 20 湾曲凸部 21 第1バネ受け部材 23 第2バネ受け部材 24 コンプレッションスプリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手の平を置く形状と大きさを持つ椀状の
    操作盤を、常に自立点に戻るように自立附勢手段を介し
    て揺動可能に基板上へ取り付けた複数の支軸へ自在球継
    手を介して多方向へ移動可能となるように取り付け、前
    記操作盤に指で押圧操作できる単数又は複数の押釦式ス
    イッチを取り付けると共に、前記支軸の少なくとも一つ
    のものの支点を越えた一側部側に該支軸のスイッチ操作
    部で動作させられる複数のマイクロスイッチを囲設した
    ことを特徴とする、操作スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 自立附勢手段が、基板へ取り付けた支持
    盤と、この支持盤に設けた湾曲凹部に滑動自在に軸受さ
    せた支軸の略中央部に取り付けて成る湾曲凹部と、前記
    支軸の軸受け支点を越えた一側部へ嵌着させた第1バネ
    受け部材と第2バネ受け部材との間に弾設したコンプレ
    ッションスプリングとで構成したことを特徴とする、請
    求項1記載の操作スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 支軸が3本であることを特徴とする、請
    求項1記載の操作スイッチ装置。
JP1994012605U 1994-10-13 1994-10-13 操作スイッチ装置 Expired - Lifetime JP3010105U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014093136A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Sanwa Denshi Kk 複合操作スイッチ並びにこの複合操作スイッチを用いた操作盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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