JP3007641B2 - 自転車のディレーラー用操作装置 - Google Patents

自転車のディレーラー用操作装置

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JP3007641B2 JP1175329A JP17532989A JP3007641B2 JP 3007641 B2 JP3007641 B2 JP 3007641B2 JP 1175329 A JP1175329 A JP 1175329A JP 17532989 A JP17532989 A JP 17532989A JP 3007641 B2 JP3007641 B2 JP 3007641B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディレーラーに連動連結された変速操作用
の往復移動体と、小径スプロケット側から大径スプロケ
ット側にチェンを掛け替えるために前記往復移動体が移
動される往動方向、及び、大径スプロケット側から小径
スプロケット側にチェンを掛け替えるために前記往復移
動体が移動される復動方向夫々において、前記往復移動
体を位置決め保持する保持機構とを備えた自転車のディ
レーラー用操作装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる自転車のディレーラー用操作装置における保持
機構としては、次の二つの形式がある。
一つの形式は、例えば特開昭57−88695号公報に開示
されるように、往復移動体の移動方向に沿って適当間隔
おきに形成される凹入部と、これに係脱自在でかつ係合
方向に付勢されるボールとの組み合わせにより、前記往
動方向及び前記復動方向の夫々において、複数の変速段
の夫々に対応して一つの設定位置に往復移動体を保持す
る形式である。
他の形式は、例えば実開昭59−126793号公報に開示さ
れるように、往復移動体の移動に抵抗を付与する摩擦板
を用いて、前記往動方向及び復動方向の夫々において、
複数の変速段の夫々に対応して無段階の位置に往復移動
体を保持する形式である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ディレーラーによってチェンを掛け替えながら同じ変
速段に変速する際において、小径スプロケット側から大
径スプロケット側にチェンを掛け替えて変速する場合
と、大径スプロケット側から小径スプロケット側にチェ
ンを掛け替えて変速する場合とでは、変速を適正に行う
ための往復移動体の位置が異なる傾向にあることが知ら
れている。
これは次の二つの原因によるものである。
第一の原因は、小径スプロケット側から大径スプロケ
ット側にチェンを掛け替える場合には、ディレーラーに
よって支持されるチェン部分を咬合させるべきスプロケ
ットに対応する個所を越えて大径スプロケット側方向に
オーバーシュートさせる必要がある(第12図(イ)参
照)。これに対して、大径スプロケット側から小径スプ
ロケット側にチェンを掛け替える場合には、ディレーラ
ーによって支持されるチェン部分を咬合させるべきスプ
ロケットに対応する箇所を越えて小径スプロケット側方
向にオーバーシュートさせる必要があるからである(第
12図(ロ)参照)。
第二の原因は、大径スプロケット側から小径スプロケ
ット側にチェンを掛け替える場合においては、上記如く
オーバーシュートさせるにあたって、そのオーバーシュ
ート量が略一定になるが、小径スプロケット側から大径
スプロケット側にチェンを掛け替える場合においては、
上記如くオーバーシュートさせるにあたって、そのオー
バーシュート量が変化するためである。ちなみに、この
オーバーシュート量の変化は、駆動トルクの変化に伴う
チェンのテンションの変動を主たる要因として挙げるこ
とができるものであり、チェンのテンションが大になる
ほどオーバーシュート量が多くなる。
チェンの掛け替えによる変速には適切な変速を迅速か
つ容易に行えることが望まれるものである。しかしなが
ら、変速するのに上記オーバーシュート量を大きく取る
必要のある場合に際して上記した保持機構を備えた従来
のディレーラー用操作装置では、適切な変速を迅速かつ
容易に行えないものとなる。
つまり、前記往動方向及び前記復動方向の夫々におい
て、複数の変速段の夫々に対応して一つの設定位置に往
復移動体を保持する形式のものでは、往復移動体を所望
の変速段に対応する設定位置に迅速かつ容易に操作する
ことが可能となる利点を備えるものであるが、単に一つ
の変速段に対して一つの設定位置に往復移動体を保持す
るものであるため、大径スプロケット側から小径スプロ
ケット側にチェンを掛け替えて変速すること及び小径ス
プロケット側から大径スプロケット側にチェンを掛け替
えて変速することのいずれをも適切に行えるようにする
ことができないものとなる虞があった。
また、前記往動方向及び復動方向の夫々において、複
数の変速段の夫々に対応して複数段階の位置に往復移動
体を保持する形式のものでは、一つの変速段に対して無
段階の位置に往復移動体を保持することができるもので
あるから、大径スプロケット側から小径スプロケット側
にチェンを掛け替えて変速すること及び小径スプロケッ
ト側から大径スプロケット側にチェンを掛け替えて変速
することのいずれをも適切に行える利点を備えるもので
あるが、大径スプロケット側から小径スプロケット側に
チェンを掛け替えて変速する際及び小径スプロケット側
から大径スプロケット側にチェンを掛け替えて変速する
際のいずれにおいても、チェンの掛け替え状態を気づか
いながら往復移動体を移動操作する必要が生じるもので
あり、変速を迅速かつ容易に行えないものとなる虞があ
った。すなわち、上記の如くオーバーシュートして所望
のスプロケットにチェンを掛け替えて変速した後には、
ディレーラーのチェン操作部(チェンガイド)を音鳴り
しないようにスプロケットセンターに位置させることが
望ましいから、チェン操作部を変速方向に対して逆方向
に操作しなおす必要があり、迅速性に欠け、且つ、操作
に熟練を要するものであった。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、
その目的は、チェンの欠け替えによる変速を適切にしか
も迅速かつ容易に行えるようにすることができ自転車の
ディレーラー用操作装置を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による自転車のディレーラー用操作装置は、デ
ィレーラーに連動連結された変速操作用の往復移動体
と、小径スプロケット側から大径スプロケット側にチェ
ンを掛け替えるために前記往復移動体が移動される往動
方向、及び、大径スプロケット側から小径スプロケット
側にチェンを掛け替えるために前記往復移動体が移動さ
れる復動方向夫々において、前記往復移動体を位置決め
保持する保持機構とを備えたものであって、その第一の
特徴構成は、前記保持機構はラチェット爪と、前記往復
移動体と一体回転し、前記ラチェット爪と係合可能のラ
チェット歯を有するラチェット機構であり、複数の変速
段の夫々に対し複数の前記ラチェット歯が対応して設け
られており、前記保持機構は前記復動方向においては前
記複数の変速段夫々に対応する複数のラチェット歯の
内、設定のラチェット歯の位置に前記往復移動体を保持
可能であり、かつ、前記往動方向においては前記複数の
変速段夫々に対応する前記複数のラチェット歯のいずれ
か一つの位置に前記往復移動体を保持可能に構成されて
いる構成されている点に特徴がある。
第二の特徴構成は、上記第一の特徴構成を実施する際
の好ましい形態を特定するものであって、前記往復移動
体が前記復動方向に復帰付勢され、前記保持機構のラチ
ェット機構は、前記往復移動体が前記往動方向に移動す
ることを許容し且つ前記復動方向に移動することを阻止
し、且つ、そのラチェット機構における前記往復移動体
と一体移動するラチェット歯の突出高さを前記往動方向
に沿って段階的に高く形成して、ラチェット爪の後退量
の変更操作により前記復動方向における変速段で保持で
きるように構成されている点に特徴がある。
〔作 用〕
第一の特徴構成による作用は次の通りである。
すなわち、チェンを掛け替えて変速するに際して、大
径スプロケット側から小径スプロケット側にチェンを掛
け替える場合には、上記の如くオーバーシュート量が一
定であり、各変速段において一つの位置に往復移動体を
保持すればよいことを利用して、復動方向においては複
数の変速段夫々において一つの設定位置に対応する設定
のラチェット歯に往復移動体を保持させることができる
ようにする。これに対して、小径スプロケット側から大
径スプロケット側にチェンを掛け替える場合には、各変
速段において大径スプロケット側から小径スプロケット
側にチェンを掛け替える場合とは異なる位置に保持する
必要があり、且つ、上記の如くオーバーシュート量が変
化することに鑑みて、往動方向においては複数の変速段
夫々において複数のラチェット歯のいずれか一つの位置
に往復移動体を保持させることができるようにする。
これにより、往復移動体を往動方向に移動させて変速
する際には、各変速段夫々においてチェンの掛け替えに
適する位置を任意に選択しながら往復移動体を保持させ
るようにして、適切な変速を行うことができ、また、往
復移動体を復動方向に移動させて変速する際には、各変
速段夫々においてチェンの掛け替えに適する位置として
設定された一つの設定位置に往復移動体を単に移動させ
ながら保持させるようにする簡単な手順で、迅速かつ容
易に所望の変速を行うことができる。
第二の特徴構成は、第一の特徴構成による作用に加え
て次の作用を有する。
往復移動体を往動方向において保持するに、往復移動
体を復動方向に復帰付勢しながら、往復移動体と一体移
動するラチェット歯の突出高さを往動方向に沿って段階
的に高く形成して、その高さ変化を利用しながらラチェ
ット爪の後退量の変更操作により、復動方向における変
速段で保持できるようにする。つまり、ラチェット歯の
突出高さの変化する変化点を利用して、復動方向におけ
る変速段において往復移動体を保持すべき一つの設定位
置に保持できるようにする。
これにより、往復移動体を復動方向に移動させること
による変速が、ラチェット爪の後退量を変更するだけの
簡単な操作で行えるようになる。
〔発明の効果〕
第一の特徴構成による効果は次の通りである。
ディレーラーによってチェンを掛け替えながら変速す
る際に本来的に生じる傾向を鑑みて、往復移動体を往動
方向に移動させて変速する際には、各変速段夫々におい
てチェンの掛け替えに適する位置を任意に選択しながら
往復移動体を保持させることができるようににして、適
切な変速を行うことができるようにしながらも、往復移
動体を復動方向に移動させて変速する際には、各変速段
夫々においてチェンの掛け替えに適する位置として設定
された一つの設定位置に往復移動体を単に移動させなが
ら保持させるようにする簡単な手順で、迅速かつ容易に
所望の変速を行うことができるようにしてあるから、全
体として、操作性の向上を図りながらも適正な変速を確
実に行わせることができるのであり、もって、実用上の
利点大なる自転車のディレーラー用操作装置を得るに至
った。
第二の特徴構成は、第一の特徴構成による効果に加え
て次の効果を有する。
往復移動体を復動方向に移動させることによる変速
が、ラチェット爪の後退量を変更するだけの簡単な操作
で行えるようになるから、一層操作性の向上を図ること
ができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第11図に示すように、自転車用の変速装置が、径の異
なる三枚のフロント側のスプロケット(1a),(1b),
(1c)と、径の異なる複数枚のリヤ側のスプロケット
(2)と、フロント側のスプロケット(1a),(1b),
(1c)とリヤ側のスプロケット(2)とに亘って巻回さ
れるチェン(3)と、フロントディレーラー(4)と、
リヤディレーラー(5)とから構成されている。
尚、前記フロント側のスプロケット(1a),(1b),
(1c)は、ペダル(6)によって回転操作され、また、
リヤ側のスプロケット(2)は、後輪と一体回転するよ
うになっている。
前記フロントディレーラー(4)は、第12図(イ),
(ロ)にも示すように、チェン操作部(4A)と、チェン
操作部(4A)をスプロケット並設方向に移動自在に支持
するリンク機構(4B)とを主要部に構成されている。ち
なみに、例示はしないが、チェン操作部(4A)を小径ス
プロケット(1c)側に付勢するスプリングが、リンク機
構(4B)に組み込まれている。
前記フロントディレーラー(4)の操作装置がハンド
ル(7)に取り付けられおり、次にこの操作装置につい
て詳述する。
この操作装置は、第1図乃至第9図に示すように、フ
ロントディレーラー(4)にレリーズワイヤ(8)にて
連動連結される往復移動体としての回転体(9)と、小
径スプロケット側から大径スプロケット側にチェン
(3)を掛け替えるために回転体(9)が移動される往
動方向(イ)、及び、大径スプロケット側から小径スプ
ロケット側にチェン(3)を掛け替えるために回転体
(9)が移動される復動方向(ロ)夫々において、回転
体(9)を位置決め保持する保持機構(H)と、回転体
(9)の往動操作用レバー(10)と、回転体(9)の復
動操作用レバー(11)とを主要部に構成されている。
ちなみに、この操作装置は、第8図及び第11図に示す
ように、ハンドル(7)に取りつけられるブレーキレバ
ー(B)の支持枠(A)に組付けられるものであり、前
記往動操作用レバー(10)及び復動操作用レバー(11)
は、ハンドルグリップ(7A)を支承する搭乗者の親指に
て前方側(回転体(9)の往動方向(イ)に相当する)
に押し込み操作し易い位置に設けられている。
前記保持機構(H)は、前記復動方向(ロ)において
は複数の変速段夫々において一つの設定位置に回転体
(9)を保持自在で、かつ、前記往動方向(イ)におい
ては複数の変速段夫々において複数段階の位置に回転体
(9)を保持すべく構成されるものであって、詳しく
は、回転体(9)が往動方向(イ)に移動することを許
容し且つ復動方向(ロ)に移動することを阻止するラチ
ェット機構を用いて構成され、かつ、そのラチェット機
構における回転体(9)と一体移動するラチェット歯
(12)の突出高さを往動方向(イ)に高く段階的に高く
形成して、ラチェット爪(13)の後退量の変更操作によ
り復動方向(ロ)における変速段で保持できるように構
成されている。
尚、前記回転体(9)は、前記フンロントディレーラ
ー(4)の小径スプロケット側への付勢力及び回転体
(9)に作用する捩じりコイルスプリング(14)にて復
帰付勢されている。
以下各部の構造を説明しながら、前記保持機構(H)
並びに往動操作用レバー(10)及び復動操作用レバー
(11)による操作構成について説明を加える。尚、以下
の説明においては、前記往動方向及び前記復動方向の符
号(イ),(ロ)を省略する。
第7図乃至第9図に示すように、前記ブレーキレバー
支持枠(A)に、前記レリーズワイヤ(8)のアウタワ
イヤ端部の支持部(15a)を備えたワイヤ支持体(15)
が嵌合されている。そのワイヤ支持体(15)の上部に、
回転体(9)の復帰側エンドを規制すべく、回転体
(9)の被受け部(9a)を受け止める受け部(16a)を
備えた復帰側エンド規制体(16)が載置されている。
前記ブレーキレバー支持枠(A)、ワイヤ支持体(1
5)、及び復帰側エンド規制体(16)に亘って相対回転
不能に嵌合される支持軸(17)が設けられている。この
支持軸(17)は、ボルト(18)によってブレーキレバー
支持枠(A)に固定されている。
前記回転体(9)が、復帰側エンド規制体(16)の上
部に位置させる状態で支持軸(17)に回転自在に外嵌さ
れている。ちなみに、この回転体(9)は、前記レリー
ズワイヤ(8)のインナワイヤ端部の支持部(9b)、イ
ンナワイヤの案内用係入溝(9c)、及び、インナワイヤ
の巻き取り用筒状部(9d)を備えている。また、この回
転体(9)の内部に、前記捩じりコイルスプリング(1
4)が収納されている。この捩じりコイルスプリング(1
4)の一端部は、前記支持軸(17)の凹状受け部(17a)
係入支持され、他端部は、回転体(9)に嵌入されてい
る。
前記ラチェット歯(12)が形成されるラチェット歯形
成部材(12A)が、前記回転体(9)に外嵌されてい
る。このラチェット歯形成部材(12A)は、回転体
(9)の受け部(9e)に接当する被受け部(12a)を備
えていて、回転体(9)と一体回転するようになってい
る。
前記復動操作用レバー(11)が、ラチェット歯形成部
材(12A)の上部に位置させる状態で支持軸(17)に回
転自在に嵌合されている。この復動操作用レバー(11)
のボス部には、ラチェット爪(13)を後退操作するため
のカム部(11A)が形成されている。また、この復動操
作用レバー(11)は、捩じりコイルスプリング(18)に
よって後方側に復帰付勢されると共に、揺動範囲の規制
体(19)によって復帰側のエンドが規制され、且つ、ラ
チェット爪(13)との当たりによって前方側への押し込
みエンドが規制されるようになっている。
つまり、前記規制体(19)は、支持軸(17)の上部に
相対回転不能に嵌合されている。そして、この規制体
(19)の外周部には、復動操作用レバー(11)の被受け
部(11a)を受け止める復帰側エンド規制用受け部(19
a)が形成されている。また、復動操作用レバー(11)
には、ラチェット爪(13)のボス部に接当する被受け部
(11b)が形成されている。
前記ラチェット爪(13)は、前記ブレーキレバー支持
枠(A)に螺着される枢支軸(20)に回転自在に外嵌さ
れ、且つ、捩じりコイルスプリング(21a)によって係
合側に付勢されるようになっている。ちなみに、この捩
じりコイルスプリング(21a)は、前記規制体(19)に
形成した支持部(19b)に一端が支持される状態で設け
られている。又、前記枢支軸(20)の上端部が、ビス
(22)によって規制体(19)に止着されている。
前記往動操作用レバー(10)が、規制体(19)の上部
に位置させる状態で前記支持軸(17)に相対回転自在に
外嵌されている。この往動操作用レバー(10)には、支
持ピン(10a)が突設され、この支持ピン(10a)に、回
転体往動操作用のラチェット爪(23)が外嵌されてい
る。このラチェット爪(23)は、捩じりコイルスプリン
グ(21b)によって係合側に付勢されると共に、前記ラ
チェット歯形成部材(12A)の接当部(12b)に接当する
ことやラチェット歯(12)に係合することによって、前
記往動操作用レバー(10)の揺動操作に伴い回転体
(9)を回転操作できるようになっている。
つまり、往動操作用レバー(10)は、前記規制体(1
9)の一対の受け部(19c)と前記ラチェット爪(23)と
の接当により規制される所定範囲内にて揺動自在になっ
ており、かつ、捩じりコイルスプリング(24)によって
後方側に復帰付勢されている。そして、往動操作用レバ
ー(10)が前方に揺動される毎に回転体(9)を往動方
向に移動させることができるようになっている。
尚、回転体(9)を復動操作する際には、前記ラチェ
ット爪(13)を前記カム部(11A)によって後退させて
ラチェット歯(12)から離脱させることに加えて、往動
操作用レバー(10)の往動操作用のラチェット爪(23)
をもラチェット歯(12)から離脱させる必要があるもの
であり、このため往動操作用のラチェット爪(23)を後
退操作するカム部(11B)が、前記復動操作用レバー(1
1)に形成されている。
図中(25)は、前記支持軸(17)の上端部に螺着され
て往動操作用レバー(10)を受け止め支持するフランジ
付のボルトであり、(26)は、各所に組み込まれるリン
グ状スペーサーである。
ところで、本実施例では上述の如く三枚のフロント側
のスプロケット(1a),(1b),(1c)に対してチェン
(3)を掛け替えることにより三段に変速するものであ
り、以下の説明においては、最も小径のスプロケット
(1a)にチェン(3)を掛ける状態をLOW、中間の径の
スプロケット(1b)にチェン(3)を掛ける状態をMI
D、最も大径のスプロケット(1c)にチェン(3)を掛
ける状態をTOPと夫々略称して説明する。
第12図(イ)に示すように、回転体(9)を往動方向
に移動させて、小径スプロケット側から大径スプロケッ
ト側にチェンを掛け替えて、LOW、MID、TOPの順に変速
する場合には、前記フロントディレーラー(4)のチェ
ン操作部(4A)によって支持されるチェン部分を咬合さ
せるべきスプロケットに対応する箇所を越えて大径スプ
ロケット側方向にオーバーシュートさせる必要がある。
但し、そのオーバーシュート量(L1)は、チェン(3)
のテンションが大になるほど多くなる。これに対して、
第12図(ロ)に示すように、回転体(9)を復動方向に
移動させて、大径スプロケット側から小径スプロケット
側にチェンを掛け替えて、TOP、MID、LOWの順に変速す
る場合には、フロントディレーラー(4)のチェン操作
部(4A)によって支持されるチェン部分を咬合させるべ
きスプロケットに対応する箇所を越えて小径スプロケッ
ト順方向にオーバーシュートさせる必要がある。そのオ
ーバーシュート量(L2)は一定でよいものである。
このため、回転体(9)を往動方向に移動させて変速
する場合には、ラチェット歯(12)に対するラチェット
爪(13)の係合位置に変更により、MID及びTOPの変速段
夫々において複数段階の位置に回転体(9)を保持する
ことになる。
これに対して、回転体(9)を復動方向に移動させて
変速する場合でかつTOPからMIDに変速する場合には、上
述の如く前記ラチェット歯(12)の突出高さを往動方向
に段階的に高く形成すること、ラチェット爪(13)の後
退量を前記復動操作用レバー(11)の前方側への押し込
み量によって変更させることとによって、MIDに対応す
る一つの設定位置に回転体(9)を保持できるようにな
っている。また、回転体(9)を復動方向に移動させて
変速する場合でかつMIDからLOWに変速する場合には、前
記復帰側エンド規制体(16)の受け部(16a)によって
回転体(9)の被受け部(9a)を受け止めることと、ラ
チェット爪(13)の後退量を前記復動操作用レバー(1
1)の前方側への押し込み量によって変更させることと
によって、LOWに対応する一つの設定位置に回転体
(9)を保持できるようになっている。
前記ラチェット歯(12)の形状及び前記復動操作用レ
バー(11)のカム部(11A)について詳述しながら説明
を加えると、第10図に示すように、ラチェット歯(12)
は、基本的には、回転中心からの半径(Ra)を大にする
ことによって突出高さが高くなる部分(Sa)と、前記回
転中心からの半径(Rb)を小にすることによって突出高
さが低くなる部分(Sb)とに分けられる。
但し、突出高さが低くなる部分(Sb)における復動方
向側端部に位置する二つのものは、前記回転中心からの
半径(Rc),(Rd)がさらに小さくなって突出高さがさ
らに低くなっている。このようにするのは、回転体
(9)を往動方向に回転させながらTOPに変速した際
に、フロントディレーラー(4)のチェン操作部(4A)
とチェン(3)とが接触して異常音が生じる場合には、
回転体(9)を少量だけ復動方向に復帰させるためのも
であり、その復帰操作は前記カム部(11A)にてラチッ
ト爪(13)を少量だけ後退させるように押圧することに
よって行う。ちなみに、フロントディレーラー(4)の
チェン操作部(4A)とチェン(3)との接触による異常
音は、回転体(9)を往動方向に回転させながらMIDに
変速する際にも生じる虞がある。この場合にも、回転体
(9)を少量だけ復動方向に復帰させるべく、前記カム
部(11A)にてラチェット爪(13)を少量だけ後退させ
るように押圧すればよい。
前記カム部(11A)は、基本的には、上述の如くTOPに
変速した状態においてラチェット爪(13)を少量だけ後
退させるための傾斜状カム面(K1)と、TOPからMIDに変
速する場合においてラチェット爪(13)を設定量だけ後
退させるためのカム面(K2)と、MIDからLOWに変速する
場合においてラチェット爪(13)を設定量だけ後退させ
るためのカム面(K3)とを備えている。
フロントディレーラー(4)の操作装置は以上の如く
構成されるものであり、以下その操作手順を簡単に説明
する。
第1図乃至第4図は、LOWからTOPに変速する手順を示
すものであって、LOWからMIDに変速する際には、往動操
作用レバー(10)を前方側(回転体(9)の往動方向側
に相当)に操作するに伴って、往動操作用のラチェット
爪(23)によってラチェット歯形成部材(12A)の接当
部(12b)を押圧して回転体(9)を往動方向に移動さ
せることになる。また、MIDからTOPに変速する際には、
往動操作用レバー(10)を前方側に操作するに伴って、
ラチェット歯(12)に咬合する往動操作用のラチェット
爪(23)によって回転体(9)を往動方向に移動させる
ことになる。
第5図及び第6図は、TOPからLOWに変速する手順を示
すものであって、復動操作用レバー(11)を一段階前方
側に操作するに伴って、MIDへの変速が行われ、さら
に、復動操作用レバー(11)を二段階前方側に操作する
に伴ってLOWへの変速が行われことになる。
尚、第8図に示すように、回転体(9)の巻き取り用
筒状部(9d)は、LOWとMIDとの間での操作に対応する部
分が大径で、MIDとTOPとの間での操作に対応する部分が
小径に形成されて、MIDからTOPへの操作時において軽い
操作力で大きな力が出易い構造になっている。このよう
にするには、MIDからTPOへの変速抵抗が大きくても軽快
に操作できるようにするためである。ちなみに、MIDか
らTOPへの変速抵抗が大きくなる原因としては、第2図
(イ),(ロ)に示すように、フロントディレーラー
(4)のチェン操作部(4A)における一対のチェン押圧
片のうちの、チェン(3)を大径スプロケット側に掛け
替えるための押圧片(4a)にて、TOPに対応する大径の
スプロケット(1c)の側面にチェン(3)を押し付ける
状態が現出される点を挙げることができる。
〔別実施例〕
本発明のディレーラー用操作装置は、同じ変速段にお
いても往復移動体(9)の適正位置が往動方向と復動方
向とにおいて大きく異なり易いフロントディレーラー
(4)の操作に適用すれば、顕著な効果を奏するもので
あるが、リヤディレーラー(5)の操作に適用してもよ
い。また、各種の形式のディレーラーに適用できること
は、勿論である。
上記実施例では、ラチェット機構を用いて往復移動体
(9)を往動方向において複数段階の位置に保持する場
合を例示したが、往復移動体(9)の移動に抵抗を付与
する摩擦機構を用いて、往復移動体(9)を往動方向に
おいて無段階の位置に保持するようにしてもよい。この
場合、往復移動体(9)を各変速段において一つの設定
位置に保持するには、例えば往復移動体(9)と一体移
動する部材に、突出高さが往動方向に沿って段階的に異
なる受け部を備えさせ、その受け部に接当自在な接当部
材の後退量を、上記実施例で述べたラチェット爪(13)
と同様に、復動操作用レバー(11)にて変更操作するよ
うに構成すればよい。勿論この場合には、復動操作用レ
バー(11)にて摩擦機構の摩擦作用を解除できるように
する。
尚、上記実施例で述べた如くラチェット機構を用いて
往復移動体(9)を往動方向において複数段階の位置に
保持する場合において、次の変更ができる。すなわち、
ラチェット歯(12)を固定側に支持し、ラチェット爪
(13)を往復移動体(9)に一体移動するように支持す
るようにしたり、往復移動体(9)の復動側のエンドを
もラチェット歯(12)の突出高さの設定により規制する
等、各種変更できる。
本発明の操作装置を利用するに当たって、上記実施例
で述べた如く、往動操作用レバー(10)と復動操作用レ
バー(11)との二本のレバーを備えさせるようにするに
代えて、一本のレバーにて操作できるように構成しても
よい。そのための構成としては、例えば上記実施例にお
いて、往動操作用レバー(10)の先端部を基端部に対し
て、往復移動体(9)の操作のための方向と異なる方向
に屈折自在に形成して、その屈折により前記カム部(11
A),(11B)を移動操作するようにするようにしたり、
第13図及び第14図に示すようにしてもよい。この実施例
で例示するものは、上記実施例における往動操作用レバ
ー(10)の復帰側のエンドを規制するストッパー(27)
を、圧縮コイルスプリング(28)によって弾性支持しす
ることにより、往動操作用レバー(10)を往復移動体
(9)の回転操作範囲を越えてコイルスプリング(28)
の弾性支持力に抗して操作できるようにする。そして、
ラチェット爪(13)の後退操作用カム部(29A)を備え
た回転部材(29)を設けると共に、その回転部材(29)
に形成した円弧状長孔(30)に、往動操作用レバー(1
0)に一体回転するように取り付けた係止ピン(31)を
係入させる。さらには、往動操作用レバー(10)を往復
移動体(9)の回転操作範囲を越えてコイルスプリング
(28)の弾性支持力に抗して操作するに伴って往復移動
体(9)に対する往動操作用のラチェット爪(23)をラ
チェット歯(12)から離脱させるためのカム部(32)を
固定状態で設ける。従って、この構成によれば、往動操
作用レバー(10)を往復移動体(9)の回転操作範囲内
において操作するに伴って、上記実施例でのべた如く往
復移動体(9)を往動方向に操作できながらも、往動操
作用レバー(10)を往復移動体(9)の回転操作範囲を
越えてコイルスプリング(28)の弾性支持力に抗して操
作することにより、前記ラチェット爪(13)の後退量を
変更させて、往復移動体(9)を復動方向に操作できる
ことになる。
また、上記実施例では往復移動体(9)を回転式にす
る場合を例示したが、スライド式にしてもよく、さらに
は、往復移動体(9)とディレーラーとの連係構造は各
種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る自転車のディレーラー用操作装置の
実施例を示し、第1図乃至第6図は操作装置の各種の変
速操作状態を示す概略平面図、第7図は操作装置の分解
斜視図、第8図は操作装置の展開縦断面図、第9図は回
転体へのワイヤ取り付け構造を示す横断平面図、第10図
はカム部の形状を示す平面図、第11図は自転車の変速装
置の概略側面図、第12図(イ),(ロ)はチェン掛け替
え状態の説明図である。第13図及び第14図は別の実施例
の概略平面図である。 (3)……チェン、(4)……ディレーラー、 (9)……往復移動体、(12)……ラチェット歯、 (13)……ラチェット爪、(H)……保持機構。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディレーラー(4)に連動連結された変速
    操作用の往復移動体(9)と、 小径スプロケット側から大径スプロケット側にチェン
    (3)を掛け替えるために前記往復移動体(9)が移動
    される往動方向(イ)、及び、大径スプロケット側から
    小径スプロケット側にチェンを掛け替えるために前記往
    復移動体(9)が移動される復動方向(ロ)夫々におい
    て、前記往復移動体(9)を位置決め保持する保持機構
    (H)とを備えた自転車のディレーラー用操作装置であ
    って、前記保持機構(H)はラチェット爪と、前記往復
    移動体(9)と一体回転し、前記ラチェット爪と係合可
    能のラチェット歯を有するラチェット機構であり、複数
    の変速段の夫々に対し複数の前記ラチェット歯が対応し
    て設けられており、前記保持機構(H)は前記復動方向
    (ロ)においては前記複数の変速段夫々に対応する複数
    のラチェット歯の内、設定のラチェット歯の位置に前記
    往復移動体(9)を保持可能であり、かつ、前記往動方
    向(イ)においては前記複数の変速段夫々に対応する前
    記複数のラチェット歯のいずれか一つの位置に前記往復
    移動体(9)を保持可能に構成されている自転車のディ
    レーラー用操作装置。
  2. 【請求項2】前記往復移動体(9)が前記復動方向
    (ロ)に復帰付勢され、前記保持機構(H)のラチェッ
    ト機構は、前記往復移動体(9)が前記往動方向(イ)
    に移動することを許容し且つ前記復動方向(ロ)に移動
    することを阻止し、且つ、 そのラチェット機構における前記往復移動体(9)と一
    体移動するラチェット歯(12)の突出高さを前記往動方
    向(イ)に沿って段階的に高く形成して、ラチェット爪
    (13)の後退量の変更操作により前記復動方向(ロ)に
    おける変速段で保持できるように構成されている請求項
    1記載の自転車のディレーラー用操作装置。
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