JP3006518U - 照明機器の梱包材 - Google Patents

照明機器の梱包材

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JP3006518U
JP3006518U JP1994008282U JP828294U JP3006518U JP 3006518 U JP3006518 U JP 3006518U JP 1994008282 U JP1994008282 U JP 1994008282U JP 828294 U JP828294 U JP 828294U JP 3006518 U JP3006518 U JP 3006518U
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啓一 山野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分な緩衝作用を有しつつも照明機器10を
コンパクトに梱包する。 【構成】 段ボール箱2と、台座11及びシェード12
が嵌め込まれて保持する保持材4とを備え、この保持材
4が段ボール箱2の中で支持されており、シェード12
の上方、下方及び側方に緩衝空間S1,S2,S3を設
けて、段ボール箱2に外部から作用する衝撃が直接的に
シェード12に伝達することを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台座とシェードとを備えた照明機器の梱包材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、台座とシェードとを備えた照明機器は、流通・販売等するために、段ボ ールやスポンジなどの緩衝部材で台座とシェードとを包み込んた後、段ボール箱 に詰め込んでいた。一般に、シェードは、ガラスや陶器からなり、衝撃に弱く、 割れやすいため、かかるシェードの破損を防止するために、従来は、シェードを 複数の緩衝部材で包み込んでいる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような梱包方法では、シェードを緩衝部材で包み込む作業が非常に煩雑で あるとともに、シェードを包み込んでいる緩衝部材が全体としてかなり厚くなり 、したがって、梱包される照明機器の大きさに比して、外装材としての段ボール 箱が非常に大きくなり、保管や運搬に際し非常に不便であった。一方、段ボール 箱の大きさを小さくするために台座とシェードとを包む緩衝部材の数を減らすと 、衝撃に対する緩衝作用が十分でなく、シェードが非常に割れやすくなるという 問題点がある。
【0004】 また、例えばカメラなどの電子機器においては、カメラの外形に合わせた形状 の嵌合凹部を形成した発砲スチロールでカメラを覆った後、厚紙などの外装材で 梱包することが通常行われている。かかる梱包方法を照明機器にそのまま適用す ると、外部からの衝撃が発砲スチロールによりある程度は緩衝されるものの、や はり衝撃力が直接的にシェードに伝達し、シェードが破損するおそれが強い。
【0005】 そこで、本考案は、外部からの衝撃が直接的にシェードに伝達することがなく 、十分な緩衝作用を有しつつも照明機器を非常にコンパクトに梱包することがで き、かつ、梱包作業を容易かつ迅速に行い得る照明機器の梱包材を提供すること を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案では、次の技術的手段を講じた。 すなわち、本考案は、台座と、この台座に取り付けられるガラス又は陶器製の シェードとを備えた照明機器を梱包する梱包材であって、 段ボール箱と、この段ボール箱の中に嵌め込まれる真空成形により成形された 保持材とを備え、この保持材には、台座及びシェードの上端部が保持材の上面と 略面一となるように台座及びシェードが嵌め込まれる嵌合凹部が段ボール箱の側 壁との間に緩衝空間を有して形成され、前記シェードが嵌め込まれる嵌合凹部の 底部と段ボール箱の底壁との間に緩衝空間が形成されるように前記保持材は段ボ ール箱の中に設けられた支持材により所定高さで支持されており、保持材の上面 に前記嵌合凹部からの台座及びシェードの飛び出しを阻止するとともに支持材と により保持材を挟持する内蓋が載置され、この内蓋と段ボール箱の天壁との間に 緩衝空間が形成されるように内蓋の周縁に上方折り曲げ状に設けられた折曲片が 段ボール箱の天壁に当接されていることを特徴としている。なお、折曲片と支持 材とにより保持材の周縁部を挟持するのが好ましい。
【0007】 この梱包材において、支持材を、段ボール箱の側壁に沿って折り曲げられた帯 板状とし、保持材の周縁に、支持材の上端縁に係合する係止片が下方折り曲げ状 に一体に設けることができる。 さらに、係止片を保持材の全周にわたる環状に形成し、該係止片により保持材 の上面を補強することができる。
【0008】 さらに、段ボール箱の天壁を、段ボール箱の側壁の上縁に設けられたフラップ を閉じることにより構成し、このフラップの基端部近傍に内蓋の折曲片の上端を 当接させることができる。 また、本考案は、台座と、この台座に取り付けられるガラス又は陶器製のシェ ードとを備えた照明機器を梱包する梱包材であって、 段ボール箱と、この段ボール箱の中に嵌め込まれる真空成形により成形された 保持材とを備え、この保持材には、台座及びシェードの上端部が保持材の上面と 略面一となるように台座及びシェードが嵌め込まれる嵌合凹部が段ボール箱の側 壁との間に緩衝空間を有して形成され、前記シェードが嵌め込まれる嵌合凹部の 底部と段ボール箱の底壁との間に緩衝空間が形成されるように前記保持材の周縁 に下方折り曲げ状に一体に設けられた立片が段ボール箱の底壁に当接されており 、保持材の上面に前記嵌合凹部からの台座及びシェードの飛び出しを阻止する内 蓋が載置され、この内蓋と段ボール箱の天壁との間に緩衝空間が形成されるよう に内蓋の周縁に上方折り曲げ状に設けられた折曲片が段ボール箱の天壁に当接さ れていることを特徴としている。
【0009】 この照明機器の梱包材において、立片を保持材の全周にわたる環状に形成し、 該立片により保持材の上面を補強することができる。 さらに、段ボール箱の天壁を、段ボール箱の側壁の上縁に設けられたフラップ を閉じることにより構成し、このフラップの基端部近傍に内蓋の折曲片の上端を 当接させることができる。
【0010】
【作用】
請求項1に記載の本考案によれば、照明機器の梱包は、次の手順で行う。まず 、段ボール箱の中に支持材を入れ込んだ後、保持材を段ボール箱の中に嵌め込ん で支持材により所定高さで支持する。 そして、この保持材に形成された嵌合凹部に、照明機器を構成する台座及びシ ェードを嵌め込んで、この保持材の上面に内蓋を載置する。このとき、台座及び シェードの上端部が保持材の上面と略面一とされているので、内蓋により台座及 びシェードが押え付けられて、台座及びシェードが嵌合凹部内でガタ付くことが 防止される。さらに、支持材と内蓋とにより保持材を挟持して、保持材自体のガ タ付きを防止する。
【0011】 この後、段ボール箱の天壁を閉じると、内蓋の周縁に設けた折曲片が天壁に当 接されて、この天壁により内蓋が下方に押え込まれ、梱包作業が完了する。 かかる梱包状態では、支持材と内蓋とにより保持材は上下から支持されている ので、保持材が段ボール箱の中でガタ付くことが防止され、また、シェードの上 方、下方及び側方のいずれにも緩衝空間が形成されているため、段ボール箱に対 して外部から衝撃が作用しても、かかる衝撃が直接的にシェードに伝達すること がなく、シェードの割れが防止される。
【0012】 また、保持材を真空成形により製造するので、製造コストが低く、薄板状に容 易に成形される。このような薄板状の保持材の周縁部が支持材と折曲片とにより 挟持されているので、かかる保持材の中央部の嵌合凹部に嵌め込まれたシェード に衝撃が作用することがより一層防止される。 請求項3に記載の本考案によれば、支持材は、段ボール箱の側壁に沿って折り 曲げられた帯板状であるので、非常に安定しており、かかる安定した支持材の上 端縁に保持材の周縁に下方折り曲げ状に形成した係止片が係合するものであるか ら、段ボール箱の中での保持材のぐらつきが可及的に解消される。
【0013】 請求項4に記載の本考案によれば、安定性の向上のために支持材に係合する係 止片が、保持材の上面の補強材としても作用させられ、よって、構成部材の削減 を図りつつも、保持材の強度向上が図られる。 請求項5に記載の本考案によれば、内蓋の折曲片の上端が段ボール箱のフラッ プの基端部近傍に当接されているので、フラップを閉じるときに、てこ作用によ り軽い力で内蓋を強く下方に押え付けられる。したがって、保持材を段ボール箱 の中で強く支持することが、軽い力で迅速かつ容易に行える。
【0014】 請求項6に記載の本考案の作用は、上記請求項1に記載の本考案の作用と同様 であり、異なるところは、シェードが嵌め込まれる嵌合凹部の底部と段ボール箱 の底壁との間に緩衝空間を形成するための手段として、支持材により保持材を支 持する代わりに、保持材の周縁に一体に形成した立片を段ボール箱の底壁に当接 させる点である。この場合でも、緩衝空間を形成するための立片を、保持材の上 面の補強材としても作用させられ、構成部材の削減を図りつつ、保持材の強度向 上が図れる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 図1〜図2に示す本考案の第1実施例に係る照明機器の梱包材1は、図3に例 示する照明機器10を梱包するものであって、段ボール箱2と、支持材3と、保 持材4と、内蓋5とを備えている。
【0016】 照明機器10は、間接照明タイプであって、建造物の壁面Wにねじ等で固定さ れる台座11と、この台座11に着脱自在に取り付けられるガラス又は陶器製の シェード12とを備えている。 段ボール箱2は、4つの側壁2aと、これら側壁2aの上縁及び下縁にそれぞ れ設けられた内フラップ6a及び外フラップ6bとからなり、図1に示すように 、側壁2aの下縁に設けた内外フラップ6a,6bを閉じることにより段ボール 箱2の底壁2bが構成され、側壁2aの上縁に設けたフラップ6を閉じることに より段ボール箱2の天壁2cが構成されている。
【0017】 支持材3は、帯板状の段ボールを、図2に示すように段ボール箱2の四側壁2 aに沿って折り曲げることにより構成されている。なお、かかる構成に限られず 、例えば、段ボール箱2の三側壁2aに沿うものとしたり、また、段ボール箱2 の二側壁2aに沿うものを2つ対向状に配置したりすることができる。また、支 持材3の材料は、段ボールに代えて、厚紙などを採用することもできる。
【0018】 保持材4は、真空成形により成形されており、平面視方形状であって、段ボー ル箱2の中に丁度嵌め込まれる大きさとされている。中央部には、照明機器10 の台座11が嵌め込まれる嵌合凹部4aと、シェード12が嵌め込まれる嵌合凹 部4bとが、段ボール箱2の側壁2aとの間に所要の緩衝空間S1を有して形成 されている。さらに、本実施例では、照明機器10の付属部品(電球等)を嵌め 込む凹部4cも形成されている。また、保持材4の上面の周縁には、支持材3の 上端縁に係合する係止片7が下方折り曲げ状に一体に形成されている。この係止 片7は、保持材4の全周にわたる環状に形成されており、かかる係止片7により 、保持材4の上面が補強されており、保持材4の上面の変形が防止されている。
【0019】 図1に示すように、保持材4は支持材3により所定高さで支持されて、シェー ド12が嵌め込まれる嵌合凹部4bの底部と段ボール箱2の底壁2bとの間に所 要の緩衝空間S2が形成されている。 保持材4の成形材料としては、例えば、カルプ工業株式会社製の「カルプシー トSTH」を採用するのが好ましい。これによれば、機械的性質のバランスに優 れ、熱成形加工性が良く、耐熱性、耐油性、耐薬品性が良く、さらに、易焼却性 であるため使用後に焼却しても黒煙や有害ガスが発生する心配がない。なお、他 に、PPシート等を採用できることはいうまでもない。
【0020】 内蓋5は、段ボール箱2の中に丁度嵌まる大きさの方形板状であって保持材5 の上に載置されており、段ボールや厚紙などからなり、保持材5の上面の全面を 覆って嵌合凹部4a,4bに嵌め込まれた台座11及びシェード12の飛び出し を防止している。 この内蓋5の四側縁にはそれぞれ上方折り曲げ状に折曲片8が設けられている 。折曲片8の上端は、段ボール箱2の側壁2aの上縁に設けたフラップ6a,6 bの基端部近傍に当接されている。即ち、折曲片8の上端は、図1に示すように 梱包された状態では、段ボール箱2の上壁2cに当接されており、これにより下 方に押え付けられているとともに、内蓋5と段ボール箱2の天壁2cとの間に所 要の緩衝空間S3が形成されている。
【0021】 また、この内蓋5と支持材3とにより、保持材4の周縁部が上下から挟持され ており、保持材4のガタ付きを防止している。特に本実施例では、内蓋5の折曲 片8と支持材3とにより保持材4の周縁部を挟持しているので、これら折曲片8 と支持材3とが段ボール箱2の天壁2cと底壁2bとの間に突っ張り状に介在さ れるようになり、より一層のガタ付き防止が図られる。
【0022】 図4〜図5は、本考案の第2実施例を示し、上記第1実施例と同様の構成につ いては同符号を付して詳細説明を省略し、異なる構成、作用効果について説明す る。 本第2実施例では、上記第1実施例の支持材は設けられておらず、その代わり に保持材4の周縁に下方折り曲げ状に立片9を一体に延設し、この立片9の下端 部を段ボール箱2の底壁2bに当接させることにより、シェード12が嵌め込ま れる嵌合凹部4bの底部と段ボール箱2の底壁2bとの間に緩衝空間S2が形成 されている。この立片9は保持材4の全周にわたる環状に形成されており、該立 片9により保持材4の上面が補強されて、保持材4の上面の変形を防止している 。
【0023】 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜設計変更することがで きる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の照明機器の梱包材は、段ボール箱と、この段ボ ール箱の中に嵌め込まれる真空成形により成形された保持材とを備え、この保持 材には、台座及びシェードの上端部が保持材の上面と略面一となるように台座及 びシェードが嵌め込まれる嵌合凹部が段ボール箱の側壁との間に緩衝空間を有し て形成され、前記シェードが嵌め込まれる嵌合凹部の底部と段ボール箱の底壁と の間に緩衝空間が形成されるように前記保持材は段ボール箱の中に設けられた支 持材により所定高さで支持されており、保持材の上面に前記嵌合凹部からの台座 及びシェードの飛び出しを阻止する内蓋が載置され、この内蓋と段ボール箱の天 壁との間に緩衝空間が形成されるように内蓋の周縁に上方折り曲げ状に設けられ た折曲片が段ボール箱の天壁に当接されているものであるから、照明機器の梱包 作業を容易かつ迅速に行うことができ、段ボール箱の内部でシェードを保持する 保持材がガタ付くことを防止でき、シェードの上方、下方及び側方に緩衝空間が 形成されているので外部からの衝撃が直接シェードに伝達されることを阻止でき て衝撃に弱いシェードを効果的に防護することができ、さらに、非常にコンパク トに梱包することができる。また、保持材を真空成形により製造するので、製造 コストが低く、薄板状に容易に成形でき、このような薄板状の保持材の周縁部が 支持材と折曲片とにより挟持されているので、かかる保持材の中央部の嵌合凹部 に嵌め込まれたシェードに衝撃が作用することをより一層防止できる。
【0025】 さらに、支持材は、段ボール箱の側壁に沿って折り曲げられた帯板状とされて おり、保持材の周縁には、支持材の上端縁に係合する係止片が下方折り曲げ状に 一体に設けられているものであるから、段ボール箱の中での保持材のぐらつきを 可及的に解消することができる。 さらに、係止片は保持材の全周にわたる環状に形成され、該係止片により保持 材の上面が補強されているものであるから、安定性の向上のために支持材に係合 する係止片が、保持材の上面の補強材としても作用させられ、よって、構成部材 の削減を図りつつも、保持材の強度向上を図ることができる。
【0026】 さらに、段ボール箱の天壁は、段ボール箱の側壁の上縁に設けられたフラップ が閉じられて構成され、このフラップの基端部近傍に内蓋の折曲片の上端が当接 されているものであるから、フラップを閉じるときに、てこ作用により軽い力で 内蓋を強く下方に押え付けることができ、したがって、内蓋を手などにより強く 下に押し付けずとも、保持材を段ボール箱の中で強く支持することが、軽い力で 迅速かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る照明機器の梱包材に
よる梱包状態を示す簡略断面図である。
【図2】同梱包材の分解斜視図である。
【図3】照明機器の一例を示す側面図である。
【図4】本考案の第2実施例に係る照明機器の梱包材に
よる梱包状態を示す簡略断面図である。
【図5】同梱包材の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 照明機器の梱包材 2 段ボール箱 2a 段ボール箱の側壁 2b 段ボール箱の底壁 2c 段ボール箱の天壁 3 支持材 4 保持材 4a 台座の嵌合凹部 4b シェードの嵌合凹部 5 内蓋 6a 内フラップ 6b 外フラップ 7 係止片 8 折曲片 9 立片 10 照明機器 11 台座 12 シェード S1 シェードの側方の緩衝空間 S2 シェードの下方の緩衝空間 S3 シェードの上方の緩衝空間

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座(11)と、この台座(11)に取
    り付けられるガラス又は陶器製のシェード(12)とを
    備えた照明機器(10)を梱包する梱包材であって、 段ボール箱(2)と、この段ボール箱(2)の中に嵌め
    込まれる真空成形により成形された保持材(4)とを備
    え、この保持材(4)には、台座(11)及びシェード
    (12)の上端部が保持材(4)の上面と略面一となる
    ように台座(11)及びシェード(12)が嵌め込まれ
    る嵌合凹部(4a,4b)が段ボール箱(2)の側壁
    (2a)との間に緩衝空間(S1)を有して形成され、
    前記シェード(12)が嵌め込まれる嵌合凹部(4b)
    の底部と段ボール箱(2)の底壁(2b)との間に緩衝
    空間(S2)が形成されるように前記保持材(4)は段
    ボール箱(2)の中に設けられた支持材(3)により所
    定高さで支持されており、保持材(4)の上面に前記嵌
    合凹部(4a,4b)からの台座(11)及びシェード
    (12)の飛び出しを阻止するとともに支持材(3)と
    により保持材(4)を挟持する内蓋(5)が載置され、
    この内蓋(5)と段ボール箱(2)の天壁(2c)との
    間に緩衝空間(S3)が形成されるように内蓋(5)の
    周縁に上方折り曲げ状に設けられた折曲片(8)が段ボ
    ール箱(2)の天壁(2c)に当接されていることを特
    徴とする照明機器の梱包材。
  2. 【請求項2】 折曲片(8)と支持材(3)とにより保
    持材(4)の周縁部が挟持されていることを特徴とする
    請求項1に記載の照明機器の梱包材。
  3. 【請求項3】 支持材(3)は、段ボール箱(2)の側
    壁(2a)に沿って折り曲げられた帯板状とされてお
    り、保持材(4)の周縁には、支持材(3)の上端縁に
    係合する係止片(7)が下方折り曲げ状に一体に設けら
    れていることを特徴とする請求項2に記載の照明機器の
    梱包材。
  4. 【請求項4】 係止片(7)は保持材(4)の全周にわ
    たる環状に形成され、該係止片(7)により保持材
    (4)の上面が補強されていることを特徴とする請求項
    3に記載の照明機器の梱包材。
  5. 【請求項5】 段ボール箱(2)の天壁(2c)は、段
    ボール箱(2)の側壁(2a)の上縁に設けられたフラ
    ップ(6a,6b)が閉じられて構成され、このフラッ
    プ(6a,6b)の基端部近傍に内蓋(5)の折曲片
    (8)の上端が当接されていることを特徴とする請求項
    4に記載の照明機器の梱包材。
  6. 【請求項6】 台座(11)と、この台座(11)に取
    り付けられるガラス又は陶器製のシェード(12)とを
    備えた照明機器(10)を梱包する梱包材であって、 段ボール箱(2)と、この段ボール箱(2)の中に嵌め
    込まれる真空成形により成形された保持材(4)とを備
    え、この保持材(4)には、台座(11)及びシェード
    (12)の上端部が保持材(4)の上面と略面一となる
    ように台座(11)及びシェード(12)が嵌め込まれ
    る嵌合凹部(4a,4b)が段ボール箱(2)の側壁
    (2a)との間に緩衝空間(S1)を有して形成され、
    前記シェード(12)が嵌め込まれる嵌合凹部(4b)
    の底部と段ボール箱(2)の底壁(2b)との間に緩衝
    空間(S2)が形成されるように前記保持材(4)の周
    縁に下方折り曲げ状に一体に設けられた立片(9)が段
    ボール箱(2)の底壁(2b)に当接されており、保持
    材(4)の上面に前記嵌合凹部(4a,4b)からの台
    座(11)及びシェード(12)の飛び出しを阻止する
    内蓋(5)が載置され、この内蓋(5)と段ボール箱
    (2)の天壁(2c)との間に緩衝空間(S3)が形成
    されるように内蓋(5)の周縁に上方折り曲げ状に設け
    られた折曲片(8)が段ボール箱(2)の天壁(2c)
    に当接されていることを特徴とする照明機器の梱包材。
  7. 【請求項7】 立片(9)は保持材(4)の全周にわた
    る環状に形成され、該立片(9)により保持材(4)の
    上面が補強されていることを特徴とする請求項6に記載
    の照明機器の梱包材。
  8. 【請求項8】 段ボール箱(2)の天壁(2c)は、段
    ボール箱(2)の側壁(2a)の上縁に設けられたフラ
    ップ(6a,6b)が閉じられて構成され、このフラッ
    プ(6a,6b)の基端部近傍に内蓋(5)の折曲片
    (8)の上端が当接されていることを特徴とする請求項
    7に記載の照明機器の梱包材。
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