JP2987833B2 - 回転ドラムのスイッチングパルス発生装置 - Google Patents

回転ドラムのスイッチングパルス発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ヘリカルスキャン方式のビデオテープレ
コーダにおける回転ヘッドのスイッチングパルス発生装
置に関するものである。 〔発明の概要〕 本発明の回転ドラムのスイッチングパルス発生装置
は、単一のPG位置基準とFG位置基準を回転ドラムの円周
上に設定し、これらの位置基準を検出することによっ
て、回転ドラムの所定位置に設けられている2以上の回
転ヘッドから出力される再生信号を切り換えるスイッチ
ングパルスを発生するようにしているから、特に、回転
ヘッドの数が多くなったときでも、各回転ヘッドに対す
る所定のスイッチングパルスを無調整で得ることができ
るようになり、製造工程,及び調整作業を大幅に簡易化
することができる。 〔従来の技術〕 ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置(VTR)で
は、通常、回転ドラムに設けられている2以上の回転磁
気ヘッドによって、磁気テープの斜め方向に映像信号が
記録され、また、この記録された映像信号を再生するよ
うにしている。 したがって、各回転ヘッドから出力される再生映像信
号は連続したものになり得ないから、各回転ヘッドから
出力される信号は所定のタイミング(通常1フィール
ド)でスイッチングされて、連続した映像信号となるよ
うに合成される。 2個のヘッドの場合、出力される映像信号が連続した
信号となり、切換え点が画面上に表われないような位置
にするために、通常は第6図にみられるように、垂直同
期信号VDの数H手前で切り換えスイッチが動作するよう
なスイッチングパルスSW1,SW2が使用されている。 従来このようなスイッチングパルス信号は、回転ドラ
ムの円周上に設けられている回転基準位相信号発生部
(以下PG(Phase Generator)という)から出力される
パルス信号に特定の遅延時間を与えて形成されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 したがって、このようなPGは各回転ヘッドの数だけ必
要になるが、各回転ヘッドの位置とそのPG設置点(PG位
置基準)は必ずしも一致せず、その調整作業に多くの時
間を費やすという問題がある。 特に、回転ドラムの小型化や,回転消去ヘッドの追
加,変速再生用の回転ヘッドの設置等によって、1個の
回転ドラムに設けられる回転磁気ヘッドの数が増加する
と、各磁気ヘッド毎にPGを設け、また、その位置を調整
することはコストアップを招くと同時に、組立作業に多
くの時間を費やされるという問題があった。 また、1個のPGから出力されるスイッチングパルスを
電気的に遅延して複数個のスイッチングパルスを形成す
ると、この場合は、変速再生時にドラム回転数を若干変
更したときに、同時に遅延量を制御する必要があるた
め、正確なスイッチングパルスを作ることはきわめて困
難になる。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、かかる問題点にかんがみてなされたもの
で、複数個の回転磁気ヘッドが設けられている回転ドラ
ムの特定の回転磁気ヘッドに対して1個のPGを設けると
同時に、回転ドラムの全周に回転スピードを制御できる
ような複数個のFGパターンを設け、前記PGの位置基準と
前記FGパターンの中の特定のパターンとの相対位置を計
測できるようにしたものである。 〔作用〕 回転ドラムに設けられている複数個の回転磁気ヘッド
が等間隔に配置されているときは、少なくともその回転
磁気ヘッドの数の倍数となるFGパターンを回転ドラムの
全周にわたって設けることにより、1個のPG位置基準
と,回転磁気ヘッドの相対位置が電気的に計測できるた
め、1個のPGとその調整によって特定の回転磁気ヘッド
に対するスイッチングポイントを設定すると、他の回転
磁気ヘッドのスイッチングポイントも同じ計測手段で検
出することができる。 〔実施例〕 第1図は本発明のスイッチングパルス発生装置の一実
施例を示す回転ドラムの概要図で、HA,HB,HC,HD,HE,HF
は等間隔に配置されている6個の回転ヘッドを示す。ま
た、円周上に記録されている点FG0〜FG35は回転ドラム
Dのスピードサーボを行うことができるFGパターンを示
し、このFGパターンはドラムの回転時に図示しない検出
手段によってパルス信号に変換されて出力されるもので
ある。 PGAは前記回転ヘッドHA〜HFの中の特定位置にある、
例えば回転ヘッドHAによって再生される信号に対するス
イッチングポイントを示すPG位置基準を示し、このPG位
置基準は、前記回転ヘッドHAに対して所定のスイッチン
グパルスを発生するように調整された位置に設定されて
いる。 なお、FGパターンFG0〜FG35の数は少なくとも設置さ
れる回転ヘッドが等間隔であるときは、その数の倍数と
なるように設定し、等間隔でない場合は、2つのヘッド
角がもっとも小さい角度θを基準として、360゜/θ゜
の倍数となるように設定することが好ましい。 本発明のスイッチングパルス発生装置の一実施例にお
ける回転ドラムのPG位置基準,及びFGパターンの位置は
上述したような構成とされているから、基準となる回転
ヘッドHAに対するスイッチングパルスの基準位相がPG位
置基準PGAによって設定されると、このPG位置基準PGA
直前のFGパターンを特定のFG位置基準を示すFG0とすれ
ば、第2図に示すようにこのFGパターンFG0が検出され
た時点T1からPG位置基準PGAが検出された時点T2までの
時間を第1の計測手段によって計測すると、その計測値
nは、ドラムの回転角速度を示すものになる。したがっ
て、この計測値nはFG位置基準を示すFGパターンFG0
ら回転磁気ヘッドHAのスイッチングパルスが出力される
までの時間を検出していることになるから、次のFG位置
基準を示すFGパターンFG6から同じ計測値nだけ遅延し
た時間でスイッチングパルスを出力すると、第2図で示
すように回転磁気ヘッドHFに対するスイッチングパルス
SWFを形成するスイッチング位置PGFを検出することがで
き、また、さらに、次の回転ヘッドHDに対してはそのFG
位置基準を示すFGパターンFG12が検出されたあとに、前
記第1の計測手段によってカウントされるクロック数が
nとなった時点で出力される信号によってスイッチング
パルスSWDを形成するスイッチング位置PGDが検出でき
る。 以下、同様に、PG位置基準PGAとFGパターンFG0の間の
回転スピードを検出している計測値nによって、他の回
転磁気ヘッドHB,HE,HCのスイッチングパルスSWB,SWE,SW
CのスイッチングポイントがそのFG位置基準を示すFGパ
ターンFG18,FG24,FG30を基準として形成されることにな
る。 本発明のスイッチングパルスの発生は上記したように
PG位置基準,及びFGパターンによって行われるように構
成されるから、変速再生等によってドラム回転数が可変
とされたときでも、各回転磁気ヘッドHA〜HFに対するス
イッチングパルスSWA〜SWFの位相調整は不用であり、ま
た、前述したようにスイッチングパルスの基準となるPG
は1個ですむから、その取付,及び調整が簡単になると
いう特徴がある。 第3図,及び第4図は、1個のPG位置基準を設けた回
転ドラムによって、2個の回転磁気ヘッドのスイッチン
グパルスを発生する実施例をマイクロコンピュータの制
御で行うときのブロック図,及びその動作波形図を示し
ている。 回転ドラムDには2個の回転磁気ヘッドHA,HB,が180
゜の間隔を置いて設置され、回転磁気ヘッドHAに対して
は、この再生信号のスイッチングポイントを形成するた
めのPG発生器PGAが設けられ、ドラムの周辺には0〜19
のFGパターンが形成されている。 PG発生器PGAの位置は第1の検出手段10によって検出
され、FGパターンは第2の検出手段11によって検出され
る。 12,13は波形成形回路を示し、14は検出されたFGパタ
ーンをカウントしているFG位置基準を設定する第1の計
数回路(FGカウンタ)、15は制御部(CPU)を示す。 この制御部(CPU)内には後述する流れ図で示すよう
に、PG発生器PGAとFGパターンの特定ナンバ(0)の間
の回転角スピードを検出する第2の計数手段16(計測カ
ウンタ)を有する。 この実施例の場合は、第4図の波形図及び第5図の制
御部のプログラムフローチャートに示されているよう
に、まず、FGパターン信号の立下がり,または立上がり
のどちらで動作するかを設定し、例えば立上がりで動作
させる場合は第2の検出手段11によって検出されたFGパ
ルスは波形回路13を経て第1の計数手段14の計数値をそ
の立上がりエッジで増加させる。 しかし、PGAの立下がりエッジが出力されたときはこ
の第1の計数手段を0にリセットし、スイッチングパル
スを“L"レベルにする。したがって、PGAによって出力
されるスイッチングパルスの直前のFGパターン信号は常
に計数値が0として検出される。 ところで、第1の計数手段14が0であって、かつ、PG
Aの出力(スイッチングパルス)がHである期間Tは、
第5図のフローチャートの経路で示すようなルーチン
を循環して、このルーチンの循環数が第2の計数手段16
に−nとして記憶される。 したがって、第2の計数手段16には第4図の期間T、
すなわち、PGAとその直前のFGパタ−ン信号(0)の間
の回転速度を示す計数値が記憶される。 次に、回転ドラムが回転してFGパターンの(1)が第
1の計数手段14に入力されると、第5図のフローチャー
トにみられるように点線で示すルーチンを循環するこ
とになり、第2の計数手段16は計数値nを保持してい
る。 そして、第1の計数手段14がFGパターンの(10)を計
数すると、点線で示すルーチンを循環する動作とな
り、このときに第2の計数手段16の計数値は+1ずつ加
算される。 そして、第2の計数手段16の計数値が+nを計数して
0に戻ると、再生用のスイッチングパルスは“H"レベル
に反転し、この点で回転磁気ヘッドHBに対するスイッチ
ングポイントが与えられる。 以下、制御部15の動作は点数で示すルーチンに戻
り、第1の計数手段14がFGパターンの(0)を示す立上
がり点を検出したときに最初の状態に戻る。そして、再
び、第2の計数手段2がFGパターン(0)とPGAの間の
回転スピードを検出する。 このように、この実施例の場合は、回転磁気ヘッドHA
のスイッチングポイントをPGAによってあらかじめ設定
しておくと、回転磁気ヘッドHBのスイッチングポイント
もFGパターン(10)を計数したあとに第2の計数手段16
によって自動的に設定される。 したがって、変速再生によってドラム回転数が若干
(10%)変換したときでも正確なスイッチングパルスを
無調整で出力することができるようになる。 以上の実施例は回転ヘッドが2個の場合について述べ
たが、最初に示したように回転ヘッドが2個以上の場合
でも第2の計数手段16に記録されている計数値nをドラ
ムの1回転だけメモリ17によって保持し、この計数値n
を特定のFGパターン(すなわち、他の回転ヘッドに対応
したFG位置基準となるFGパターンで、例えば前記した第
1図のFGP0,FGP6FGP12……)が検出されたのちに遅延時
間として付加するように構成すれば、1個のPGAで複数
個の回転磁気ヘッドに対するスイッチングパルスを形成
することができるようになる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明のスイッチングパルス発
生装置は、回転ドラム上に1個のPG位置基準を設定する
PGとFGパターンを配置し、前記FGパターンの特定の位置
を検出する手段と、この特定のFGパターンのいずれか1
個とPGの回転角速度を検出する第2の計数手段を設ける
ことによって、スイッチングパルスを発生するようにし
ているから、複数個の回転磁気ヘッドに対してもPG位置
基準を1個だけ設ければよく、ドラムの調整作業も簡単
になるという効果がある。また、変速再生に対しても無
調整で正確なスイッチングパルスを発生させることがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のスイッチングパルス発生装置の一実施
例を示すドラムのPG位置とFGパターンの説明図、第2図
はスイッチングパルスとFGパターン信号の関係を示す波
形図、第3図はスイッチングパルスを出力するための一
実施例を示すブロック図、第4図は第3図の主要部の波
形図、第5図は制御部のプログラムを示すフローチャー
ト、第6図はスイッチングパルスの説明波形図である。 図中、10はPG位置基準を検出する第1の検出手段、11は
FGパターンを検出する第2の検出手段、14はFGパターン
の計数手段、16は回転時間を検出する計数手段を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数個の回転磁気ヘッドを備えている回転ドラムと
    共に回転する円周上に、特定の磁気ヘッドのスイッチン
    グ基準となる単一のPG位置基準と、前記円周上を等間隔
    に分割し、前記複数の回転磁気ヘッドに対して等位置に
    配置されているFGパターンを少なくとも含む複数個のFG
    基準位置とを備え、 前記PG位置基準を検出する第1の検出手段と、 前記FGパターンを検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段の出力によってリセットされ、前記
    第2の検出手段の出力信号を計数している第1の計数手
    段と、 入力された前記PG位置基準の検出信号と、続いて入力さ
    れるFGパターンの検出信号の入力間隔を計測し、その計
    数値を少なくとも回転ドラムの1周期にわたって保持す
    る第2の計数手段とを備え、 前記複数の磁気ヘッドに対応するFGパターン信号の検出
    タイミングに対して前記第2の計数手段に保持されてい
    る計数値を付加したタイミングでスイッチングパルスが
    形成されるスイッチングパルス発生手段を備えているこ
    とを特徴とする回転ドラムのスイッチングパルス発生装
    置。
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