JP2639925B2 - 位相基準周期自動設定装置 - Google Patents

位相基準周期自動設定装置

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JP2639925B2
JP2639925B2 JP62042276A JP4227687A JP2639925B2 JP 2639925 B2 JP2639925 B2 JP 2639925B2 JP 62042276 A JP62042276 A JP 62042276A JP 4227687 A JP4227687 A JP 4227687A JP 2639925 B2 JP2639925 B2 JP 2639925B2
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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    • G11B15/467Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/18Controlling the angular speed together with angular position or phase
    • H02P23/186Controlling the angular speed together with angular position or phase of one shaft by controlling the prime mover

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はサーボ装置における位相基準周期自動設定装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 2ヘッドへリカルスキヤン方式のビデオテープレコー
ダ(VTR)では回転ヘッドを駆動するシリンダモータ及
びテープを駆動するためのキヤプスタンモータを備えて
おり、夫々のモータの回転はサーボ装置によつて制御さ
れている。
つまり、記録時においてはシリンダモータが記録する
映像信号に対して所定の同期関係で正確に回転しなけれ
ばならず、キヤプスタンモータが正確に回転しなければ
ならない。再生時においてはシリンダモータが正確に回
転するとともにキヤプスタンモータは正しいトラッキン
グが行なわれるよう位相制御されるものである。
さて、サーボ装置において、位相サーボ系のゲインを
高くして性能向上を計るため、サンプリングの周波数
を、垂直同期信号周波数より高く設定することがある。
このとき、サンプリング周波数と等しい周波数で、垂直
同期信号に同期した位相基準信号が必要である。
ところで、デジタルサーボ装置ではシステムの動作の
基本となるクロック信号が必要であるが、VTRに用いら
れるサーボ装置では通常記録する映像信号のカラーサブ
キヤリア信号周波数(NTSO→3.58MHz、PAL→4.43MHz)
が利用される(三洋テクニカルレビユーVOL.17 No.2
1985、pp.45〜50)。これはカラーサブキヤリヤ信号周
波数を分周することにより、垂直同期信号周波数を容易
に作成できるからである。
しかしながら、デジタルサーボ装置をマイクロコンピ
ユータで実現しようとする場合、カラーサブキヤリア周
波数をクロック信号として利用することは設計上の困難
がともなう。というのは広く利用されているマイクロコ
ンピユータのクロック周波数の上限は4MHzであり、PAL
のカラーサブキヤリア周波数をそのまま用いることがで
きず、1/2分周するとサーボの精度が低下する。クロッ
ク上限の高いマイクロコンピユータを用いるとコストの
点で不利となる。
そこで、カラーサブキヤリア周波数とは無関係な周波
数(例えば4MHz)を選択することが考えられる。このと
き、垂直同期信号よりも高いサンプリング周波数を使用
する場合には垂直同期信号に同期して周期が整数分の1
である位相基準信号を正確にクロック信号の精度とは無
関係に作成する手段が必要である。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 そこで本発明では垂直同期信号に同期してその同期が
垂直同期信号の整数分の1である位相基準信号を正確に
作成するための位相基準周期自動設定装置を提供しよう
とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、基準信号のタイミングで値を読み出した後
に所定値をセットすると共にクロック信号を入力として
前記基準信号の周期の整数分の1の周期に対応する計数
値を繰り返し計数する位相基準カウンタと、前記基準信
号のタイミングで読み出した値と前記所定値が等しくな
る様に前記計数値を徐々に変更する手段とよりなる。
(ホ)作用 位相基準カウンタの計数値が、徐々に変更されてゆ
き、最終的には基準信号周期の整数分の1の周期でカウ
ンタ計数動作が行なわれることになるので、クロック信
号の精度等が問題なくなる。
(ヘ) 実施例 以下図面に従い本発明の実施例を説明する。
本発明によるシリンダモータ制御装置は、ワンチップ
マイクロコンピユータ(HD6305Z)(20)により構成さ
れている(第3図参照)。このマイクロコンピユータ
(20)はCPU(21)、ROM(22)、レジスタ(又はRAM)
(23)、入出力ポート(24)、第1タイマカウンタ(2
5)、第2タイマカウンタ(リフアレンスカウンタ)(2
6)等を有する。
マイクロコンピユータ(20)の入力としては、シリン
ダモータのFG信号がインプットキヤプチヤ割り込み端子
(10)に、垂直同期信号がマスク可能な割り込み端子
(11)(再生時はマスクされる)に、シリンダモータの
PG信号がノンマスカラブル割り込み端子(12)に印加さ
れる。又、VTRの動作モードを示す信号も供給されてい
る。更に入出力ポート(24)から出力される制御信号は
シリンダモータの回転を制御するものであり、シリンダ
モータの駆動回路に供給される。
第1、第2タイマカウンタ(25)(26)はマイクロコ
ンピユータ(20)のクロック(4MHz)に関連して、1μ
secの周期で計数値が変化するアップカウンタである。
そして、第1タイマカウンタ(25)はインプットキヤプ
チヤ割り込みに関連し、第2タイマカウンタ(リフアレ
ンスカウン)(26)は、設定された数値(リフアレンス
周期データ)と計数値が一致すると割り込みが発生し
(カウンタマッチ割り込み)、リセットされることによ
り、そのオーバーフローの周期を変更できる様になつて
いる。
又、記録時においては、第2タイマカウンタ(27)の
計数は垂直同期信号と所定の関係となる様に垂直同期信
号のタイミングで第2カウンタには所定値がプリセット
される。
次に、位相エラー信号、速度エラー信号の作成につい
て第4図〜第7図に従い説明する。位相エラー信号及び
速度エラー信号は共にモータのFG信号に基づいて作成さ
れる。
FG信号(イ)(モータの回転速度に関連する)が立下
がると、インプットキヤプチヤ割り込みが行なわれる。
つまり、その時の第1タイマカウンタ(25)の計数値
(a)がまずインプットキヤプチヤレジスタ(図示せ
ず)に記憶される。これはFG信号(イ)の立下り時点に
おいて、マイクロコンピユータ(20)は何の動作を行な
つているか特定できず、この動作が終了してから、第1
タイマカウンタの計数値を記憶したのでは正確な位相差
の測定ができないからである。
FG信号(イ)の立下り時に行なつている動作が終了す
ると、FG信号の割り込み処理が行なわれる。この割り込
み処理ではこの割り込み処理が開始された時点で第1タ
イマカウンタ(25)がリセットされ、その時のタイマデ
ータ(b)がレジスタR2に記憶される(71)。又インプ
ットキヤプチヤレジスタのデータ(a)はレジスタR1
に、第1タイマカウンタ(25)のリセットのタイミング
のリフアレンスタイマ(26)の計数値(g)はレジスタ
R5にストアされる(72)(73)。
位相基準(ハ)(リフアレンスタイマ(26)のリセッ
トタイミング)とFG信号の立下り(イ)との位相差デー
タ(TP)は上記のデータを用いて、次式のように求める
ことができる。
TP=g−(b−a) …(1) この位相差データ(TP)から位相エラー信号を作成す
るのは次の様にして行なわれる。(ニ)に示される様に
位相バイアス(TDP)、位相ロックレンジ(TSP)、位相
エラー信号(DPH)(nビット)とすると この動作については第5図の(75)〜(79)に示され
ている。
速度エラー信号は、第1タイマカウンタ(25)によつ
てFG信号(イ)の周期(TFG)を計測し、このデータに
基づき作成される。速度エラー信号の場合、FG信号の2
回の立下りで1個のデータが作成される。すなわち、第
6図に示した様にFG信号の周期(TFG)は次式のように
求めることができる。
TFG=(c−0)+(b−a) …(3) つまり、位相差データ(TP)を求める場合と同じよう
にして、FG信号(a)の立下りのタイミングで、インプ
ットキヤプチヤレジスタにこの立下りタイミングでの第
1タイマカウンタ(25)の計数値を記憶せしめる。FG信
号立下り時点でのマイクロコンピユータ(20)の動作が
終了すると、FG信号による割り込み動作が行なわれる。
そして第7図(91)〜(94)の動作を行なうことによ
り、FG周期(TFG)をマイクロコンピユータ動作状態に
かかわりなく、正確に計測することができる。
第6図に示されている様に、速度バイアス(TDS)、
速度ロックレンジ(TSS)、速度エラー信号(DSP)とす
ると、FG同期データ(TFG)から速度エラー信号は次の
様に作成される。
この動作については第7図の(95)〜(99)に示され
ている。又、速度エラー信号DSP作成後、データ(c)
(d)を次回のFG割り込み処理に用いるため、夫々、レ
ジスタR3、R4に転送する(第7図、(100)(101))そ
して、元の処理に戻る(102)。
上記の位相エラー信号及び速度エラー信号はマイクロ
コンピユータ(20)内で合成され、制御信号として出力
されることになる。
尚、実施例において、シリンダモータのFG信号は1回
転につき24個発生する。そこでNTSCの場合、正規の回転
状態では720HZとなる。そして、マイクロコンピユータ
(20)ではこれをソフト的に1/2分周して360Hzのサンプ
リング周波数で速度エラー信号を作成し、更に1/2分周
して、180Hzのサンプリング周波数で位相エラー信号を
作成している。又、速度バイアス(TDS)は再生モード
によつて異なり、位相バイアス(TDP)は2304μsecに固
定されている。速度及び位相ロックレンジ(TSS
(TSP)は1024μsec(10ビットに対応する)に固定され
ている。
VTRの再生時においては、シリンダモータはリフアレ
ンスカウンタ(26)のオーバーフロー周期に同期して位
相制御され正確に回転しておればよいが、記録時にはヘ
ッドの回転位相が記録しようとする映像信号の垂直同期
信号と所定の関係となる様に位相制御される必要があ
る。そして、上記所定の関係とは通常規格で定められて
おり、いわゆる8mmVTRのNTSC方式ではヘッドの回転位相
と関連するヘッド切換信号(RFSW)と垂直同期信号の位
相差が6H±1.5H(Hは水平走査期間)となる様に設定さ
れている。
そこで、まず実施例におけるRFSW信号の作成について
説明する(第8図参照)。前述の様にシリンダモータか
らはFG信号と共に1回転について1個出力されるPG信号
(回転位相を表わす)も出力されている。そしてこのPG
信号の位相は回転ヘッド回転位相と所定の関係にある。
このPG信号のタイミングを基準として、シリンダモー
タからのFG信号(1回転につき24個出力される)に1〜
12及び1〜24の番号を付与する(第8図参照)。具体的
にはFG信号(ハ)の立下りを検出した割り込みにおい
て、あるレジスタ(DSCNT)の値を1個ずつ増やして12
まで設定されるとは次は1に戻る動作を繰り返す。又レ
ジスタ(DPCNT)については24まで増やして1に戻す動
作を繰り返す。そしてPG信号(ニ)の立下りを検出した
割り込み動作において、このレジスタ(DSCNT及びDPCN
T)の値を「2」に設定する様にする。
レジスタ(DSCNT)の値が5、6であるとき、Lレベ
ルとなるビデオセンタ調整パルス(ホ)が端子(13)よ
り出力され(第5図)、トランジスタ(Q1)、可変抵抗
(VR)、コンデンサ(C1)、インバータ(INV)により
なる遅延回路(14)で遅延された後、再びマイクロコン
ピユータ(20)に入力される(15)。
この遅延されたビデオセンタ調整パルス(ホ)の立下
りでRFSW信号のエッジが作成される。このとき、レジス
タ(DPCNT)の値が12より小さいときRFSW信号(ト)は
立上り、12より大きいときは立下る様に作成される。
可変抵抗(VR)を調整することにより遅延時間が変更
できる(180μsec〜960μsecの範囲)。これによりビデ
オセンターを規格に合せることができる。
又、レジスタ(DSCNT)が同じ値(180度離れている)
のタイミングを基本にして、RFSW信号(ト)を作成する
ので、デユーテイ調整は不要である。
以上の様にRFSW信号を作成するので、RFSW信号(ト)
のエッジはDSCNTが5、6の間に存在する。そこで記録
時の位相エラー信号の作成動作は、垂直同期信号(b)
がマイクロコンピユータに入力されたときDSCNTが5又
は6のときに限り、再生時と同じ方法で作成された位相
エラー信号を出力する様にする(第9図(f))。そし
て、垂直同期信号が入力されたとき、DSCNTの値が1〜
4のときにはLレベルを、7〜12のときにはHレベルを
出力する。これにより、垂直同期信号(b)とRFSW信号
(a)とを所定の関係に保ちながら位相制御を行なうこ
とができる。尚、第9図(d)は、リアフレンスカウン
タ(26)の計数動作を示し、(e)は再生時の位相エラ
ー信号の作成を示している。
次に垂直同期信号とRFSW信号の位相差を自動的に6Hに
調整する動作について説明する。
リアフレンスカウンタ(26)のオーバーフロー(リセ
ット)のタイミングは、垂直同期信号に同期しなければ
ならない。そこで、垂直同期信号の割り込み処理におい
て、リフアレンスカウンタに所定値をプリセットする。
ところで、前述のビデオセンタ調整のためFG信号(位
相制御に用いられる)とRFSW信号との位相関係はVTRの
各セットによって異なることになる。そこで、リフアレ
ンスカウンタ(26)に設定する数値をセット毎に変更す
る必要がある。つまり、この所定値を次の様に定めるこ
とにより垂直同期信号とRFSW信号の位相差を6Hに設定で
きる(第10図)。位相ロック状態でのRFSW信号(ロ)の
エッジのタイミングで、レフアレンスカウンタ(26)の
計数値(R)をレジスタ(R10)に記憶せしめる。(RF
割り込み処理)そして、続いて発生する垂直同期信号
(ハ)の立上りのタイミングで、(R+6H)に相当する
データを、リフアレンスカウンタ(26)にセットする。
この動作によつてリフアレンスカウンタ(26)は垂直同
期信号とRFSW信号の位相差が6Hとなる様な計数動作を行
なうことになる。
ところが、上記の動作だけではシリンダモータの回転
変動が生じたときに、リフアレンスカウンタ(26)にセ
ットされるデータが毎回異なるものとなり、位相サーボ
が安定しない。
そこで、実際には第11及び第12図に示す処理を行なつ
ている。すなわち、RFSW信号のエッジがマイクロコンピ
ユータ(20)に入力されると(実際にはビデオセンタ調
整パルスの入力)、RF割り込み処理が行なわれ、そのタ
イミングでのリフアレンスカウンタ(26)の計数値がレ
ジスタR10に記憶せしめられ(61)、元の処理に戻る(6
2)。
このRF割り込み処理に続いて、マイクロコンピユータ
(20)に垂直同期信号が印加され、垂直同期信号割り込
みが実行される。ここでは、まず垂直同期信号割り込み
のタイミングでのリフアレンスカウンタ(26)の計数値
がレジスタR11に記憶せしめられる(41)。次のステツ
プとしてシリンダモータが位相ロック状態であるかどう
かがチエツクされ(42)、位相ロック状態でなければ、
リフアレンスカウンタ(26)にあらかじめ定められた一
定値(L)を設定し(43)、フラグ(F)を「0」にし
て(44)、元の処理に戻る(45)。
位相ロック状態であるかどうかの検出には、位相エラ
ー信号(又は位相差データ)が所定範囲の値を所定時間
(例えばFG周期100個分)の間接続した場合、位相ロッ
ク状態であると判別する様にしている。
シリンダサーボが位相ロック状態になつていれば所定
の数値Lをリフアレンスカウンタ(26)に設定し(4
6)、フラグ(F)が「1」であるかどうかチエックす
る(47)。「1」でないときにはレジスタR11の値から
レジスタR10の値を減算し、結果をレジスタR12に設定す
る(48)。この値はRFSW信号のエッジと垂直同期信号と
の位相差を示すデータになる。そこで、この値が6H±0.
2の範囲内にあるかどうかをチエックする(49)(5
0)。
レジスタR12の値が6.2Hより大きいときは前記一定値
(L)に所定の値(1)を加えた数値を新しい(L)と
して(53)、フラグ(F)を「0」に設定し(54)、元
の処理に戻る(59)。
レジスタR12の値が5.8Hよりも小さいときには、前記
一定値から所定の値(1)を減算した数値を新しい
(L)として(52)、手続(54)(59)を行なう。
位相差(レジスタR12)が6H±0.2の範囲内にあれば、
フラグ(F)を「1」にセットし(51)、手続(59)を
行なう。
つまり、RFSW信号と垂直同期信号の位相差が6H±0.2H
の範囲内に入るまで、垂直同期信号のタイミングにより
リフアレンスカウンタ(26)にセットする数値を、徐々
に変えてゆく動作が行なわれる。そして一担上記範囲内
に引き込まれるとフラグ(F)が「1」となり、徐々に
変更する動作は以後行なわれなくなる。
一担上記範囲内に引き込まれた後は、その時の位相差
を検出して(55)、この位相差(レジスタR12の値)
が、6H±0.5Hの範囲内にあるかどうかをチエックる(5
6)。範囲内にあればフラグ(F)は「1」のままとし
(58)、手順(59)を行なう。位相差が6H±0.5Hの範囲
から外れたときにはフラグ(F)は「0」にされる(5
7)。つまり、次の垂直同期信号割り込みから、リフア
レンスカウンタへの設定値を変更する動作が実質的に開
始されることになる。
すなわち、上記動作により、RFSW信号と垂直同期信号
との位相差が6H±0.5Hの間に維持されることになるとと
もに、サーボのハンチング状態がおこらないことにな
る。
次に、リフアレンスカウンタ(26)の周期の自動設定
動作について説明する。
前述の様に、リフアレンスカウンタ(26)はマイクロ
コンピユータ(20)のクロック(4MHz)の4サイクルで
1つアップカウント動作を行なうものであるから、1μ
secの周期で計数値が変化する。そして、カウンタマッ
チ割り込みが行なわれる周期(リフアレンスカウンタ周
期)はソフトウエア的に設定される数値によつて変更す
ることができる。しかし、このリフアレンスカウンタ周
波数は垂直同期信号周波数の整数倍でなければならな
い。そうでなければFG信号とリフアレンスカウンタ(2
6)との間で行なわれる位相制御において、リフアレン
ス周期の不均一が生じ、シリンダ回転ムラが発生し、ジ
ッタが大きくなつてしまうからである。
すなわち、マイクロコンピユータ(20)のクロック周
波数が常に正確であるならば、カウンタマッチ割り込み
のために設定する数値は一定であればよいが、実際には
誤差があり、固定値にすることはむずかしい。誤差があ
るとリフアレンス周期が垂直同期周期の整数分の1にな
らず、リフアレンス周期が不均一となつてシリンダ回転
にジッタが生じてしまう。
そこでリフアレンスカウンタ周期を自動的に入力され
ている垂直同期周期の整数分の1となる様に設定する動
作が必要である。
それには、第1図の動作を行なえばよい。垂直同期信
号の割り込みのときに、その垂直同期信号のタイミング
でのリフアレンスカウンタ(26)の計数値をレジスタR1
1に記憶させ(2)、その後、リフアレンスカウンタ(2
6)の数値(L)をセットする(3)。そしてこのレジ
スタR11の値が、垂直同期信号のタイミングで設定すべ
き数値(L)と比較して、大きいか、小さいか、又は等
しいかを判別する(4)(5)。等しいときはレジスタ
Aに「2」を設定して(6)、元の処理に戻る(33)。
このレジスタAについては、電源ONのときに「2」を設
定する様にしておけばよい。
レジスタR11の値が数値(L)よりも大きいときには
レジスタAが「1」かどうか調べる(30)。「1」であ
れば元の処理に戻る(33)。「1」でなければリフアレ
ンスカウンタ(26)の計数値と比較される2進数データ
T(リフアレンス周期データ)に「1」を加え(31)、
レジスタAに「0」を設定し(32)、元の処理に戻る
(33)。
レジスタR11の値が数値(L)よりも小さいときに
は、まずレジスタAの値が「0」かどうか調べる
(7)。Aが「0」なら元の処理に戻る(33)。「0」
でなければ、リフアレンス周期データTから「1」を減
じて(8)、レジスタAに「1」を設定して(9)、元
の処理に戻る(33)。
つまり、リフアレンス周期が180Hzの場合には第2図
の如く、リフアレンス周期3回に1回の割合で、リフア
レンスカウンタ(26)に数値(L)がセットされる。そ
して、リフアレンス周期が垂直同期信号周期の1/3でな
ければ、レジスタR11の値と、設定する数値(L)とが
一致しない。第2図の如く、L>R11であれば、設定さ
れたリフアレンス周期Tが垂直同期信号周期の1/3より
大きいことになる。そこで、垂直同期信号の割り込み毎
にリフアレンス周期Tを減少させてゆく。そして、R11
>Lとなつたとき、リフアレンス周期Tの変更をやめ
る。
最初にR11>Lであつた場合には、逆にリフアレンス
周期Tの徐々の増加が実行され、R11<Lとなつた時に
変更動作が終了する。これらの動作によりリフアレンス
周期Tは垂直同期信号の整数分の1に量子化誤差(1μ
sec)の範囲内で一致し、リフアレンス周期の不均一は
実質上防止できる。
以上述べた6Hの自動調整とリフアレンスカウンタの周
期の自動設定の動作は共に垂直同期信号割り込みとして
行なわれるものであり、実際には第1図と第12図は一つ
にした動作が行なわれる。すなわち、第1図の(4)の
処理の前に第12図の(41)〜(58)の処理が行なわれる
ものである。
尚、第1図、第12図のL及びTの変化量は、夫々
「1」以外にも、最適なものを実験等で選べばよい。例
えばLの変化量は0.1H程度にしてもよい。
(ト) 発明の効果 以上述べた様に本発明によれば、クロック信号の精度
等に影響されずに常に正確な基準位相周期を自動的に設
定できるのでその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例を説明する説明図、第
3図は装置のブロック図、第4図、第5図、第6図、第
7図はエラー信号作成を説明する説明図、第8図はRFSW
信号の作成を示す説明図、第9図、第10図、第11図、第
12図は自動位相調整を説明する説明図である。 (1)……マイクロコンピユータ、(26)……リフアレ
ンスカウンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準信号のタイミングで値を読み出した後
    に所定値をセットすると共にクロック信号を入力として
    前記基準信号の周期の整数分の1の周期に対応する計数
    値を繰り返し計数する位相基準カウンタと、前記基準信
    号のタイミングで読み出した値と前記所定値が等しくな
    る様に前記計数値を徐々に変更する手段とよりなる位相
    基準周期自動設定装置。
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