JP2987154B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2987154B2 JP10146289A JP10146289A JP2987154B2 JP 2987154 B2 JP2987154 B2 JP 2987154B2 JP 10146289 A JP10146289 A JP 10146289A JP 10146289 A JP10146289 A JP 10146289A JP 2987154 B2 JP2987154 B2 JP 2987154B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の技術分野] 本発明は、被写体を電子的に撮像して記録することが
可能な電子スチルカメラに関する。
[従来の技術] 近時、CCD等の固体撮像素子を用いて被写体を電子的
に撮像してフロッピーディスクやメモリカード等に記録
し、これをテレビジョン受像機を用いて画像再生する電
子スチルカメラシステムが種々開発されている。この種
の電子スチルカメラシステムによれば、例えば電子的に
撮像された被写体の画像信号をそのまま情報伝送に供す
ることができ、また従来一般的な銀塩フィルムを用いた
スチルカメラのようにフィルム現像やプリント処理を行
うことなしにその撮像画像を簡易にモニタリングするこ
とができる等の利点がある。
ところでこの種の電子スチルカメラシステムでは、例
えばメモリカードやフロッピーディスク等の、限られた
記録容量の記録媒体に数多くの画像を記録するべく、電
子スチルカメラにて撮像入力した画像信号をデータ圧縮
符号化して上記記録媒体に記録し、その画像再生時には
記録媒体から読み出された記録画像信号をデータ伸長復
号化処理して元の信号形態に戻して画像再生に供するよ
うに構成されている。しかして上記データ圧縮符号化方
式とデータ伸長復号化方式とは、当然のことながら1つ
のカメラシステムにおいて対をなすものとして実現され
る。しかし、最近では種々の電子スチルカメラシステム
が開発され、そのシステム毎に固有な符号化・復号化方
式を採用することも多くなってきた。この為、符号化・
復号化方式の異なる異種のシステムでその記録画像信号
を相互に交換しあって画像再生することができず、それ
ぞれ専用のシステムを準備する必要がある等の問題が生
じてきている。
またテレビジョン受像機を用いて画像再生することを
前提として画像信号を得るにしても、その標準的なテレ
ビジョン方式として、例えばNTSC方式,SECAM方式,PAL方
式等があり、システムがどの方式を採用して構築されて
いるかと云うシステム的な異なりもある。そしてこのよ
うなテレビジョン方式を異にするシステム間でも、その
記録画像信号を相互に交換しあって画像再生することが
できないと云う問題があった。
[発明が解決しようとする課題] このように従来の電子スチルカメラシステムは、その
システム毎に固有な符号化・復号化方式が定められ、且
つそのテレビジョン方式も予め定められているのが実情
である。この為、符号化・復号化方式の異なる異種の電
子スチルカメラで撮像された記録媒体の画像を再生しよ
うとすると、対応しない異なる復号化方式で復号化処理
することになり本来の画像を再生することができないと
いう問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、記録媒体に記録された画像信
号の符号化方式の種類を判別し、この符号化方式が自己
の復号化方式と対応できるものであるときのみ復号化処
理を行なうことにより良好な画像再生を行なうことがで
きる電子スチルカメラを提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明の電子スチルカメラは、被写体を電子的に撮像
して画像信号を得るための撮像手段と、上記画像信号を
デジタル信号に変換するためのA/D変換手段と、上記画
像信号に対し、画像処理を行なうためのプロセス手段
と、上記画像信号を予め設定された圧縮符号化方式に従
って圧縮符号化するための圧縮手段と、上記圧縮手段に
より圧縮符号化された画像信号が記録される記録媒体を
装着するためのインターフェース手段と、上記画像信号
を予め設定された伸長復号化方式に従って伸長復号化す
るための復号手段と、上記復号手段により伸長復号化さ
れた画像信号を外部表示装置に表示すべく信号処理を行
なう信号処理手段と、上記信号処理手段により信号処理
された画像信号を外部表示装置に出力するための出力手
段と、上記記録媒体に記録された画像信号の圧縮符号化
方式の種類を判別するための判定手段と、画像記録時に
おいて、上記圧縮手段により圧縮符号化された画像信号
を上記インターフェース手段を介して装着された記録媒
体に転送するように制御するとともに、画像再生時にお
いて上記判定手段により判定された画像信号の圧縮符号
化方式の種類が上記復号手段の伸長復号化方式と対応す
るものであるときには、上記記録媒体から画像信号を読
み出して上記復号手段に転送するように制御するための
制御手段とを具備したことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る電子スチルカメラ
システムについて説明する。
(第1の実施例) 第1図はこの実施例における電子スチルカメラシステ
ムの画像再生部の要部概略構成を示す図で、10は図示し
ない電子スチルカメラで撮像された画像信号が記録され
るメモリカード、23はこのメモリカード10に記録された
画像信号を読み出して図示しないテレビジョン受像機に
再生出力する再生機である。
メモリカード10は、上記再生機23に対し着脱自在に装
着され、この装着された状態でインターフェース30を介
して再生機23に電気的に接続される。またメモリカード
10は、例えば所謂ICカードからなり、画像メモリ部10a
とメモリコントローラ10bとを具備して構成される。上
記画像メモリ部10aには電子スチルカメラにて撮像され
て所定のデータ圧縮符号化が施された画像データ、およ
びその記録画像に関する属性情報や制御情報等が記録さ
れる。この記録画像に関する属性情報は、例えば撮影
日,曜日,時間の情報や、撮影シャッタ速度,撮影絞り
値,使用レンズの種別,測光方式,露出補正データ,撮
影者のコメント等からなる。また制御情報は、例えば画
像データの記録先頭アドレス,データ容量,データ圧縮
符号化方式の種別,データの形態情報,消去可/禁止の
情報等からなる。上記データの形態情報として、その画
像データがコンポジットビデオ信号であるか,YIQ信号で
あるか,RGB信号であるか,Y,R−Y,B−Yの色分離信号で
あるかが示され、またその記録画像のテレビジョン方式
がNTSC,SECAM,PAL等のいずれの方式のものであるがが示
される。
この画像メモリ部10aへの上述した画像データおよび
その記録画像に関する属性情報や制御情報等の記録は、
メモリコントローラ10bの制御の下で例えば第2図
(a)(b)にそれぞれ示すように、画像データをその
先頭アドレスから順次書き込み、属性情報と制御情報と
をその最終アドレス側から逆向きに順次書き込んだり、
或るいは第2図(c)に示すように属性情報および制御
情報を画像データの前にそれぞれ付加しながら、画像単
位で順位書き込む等して行われる。
再生機23は、記録画像のテレビジョン方式変換回路部
90を備え、しかもこのテレビジョン方式変換回路部90と
して変換方式を異にする複数種(ここでは3種類)のテ
レビジョン方式変換器90a,90b,90cと、これらの変換器9
0a,90b,90cの変換処理に使用される入力バッファ90dお
よび出力バッファ90eと、テレビジョン方式変換コント
ローラ90fとが設けられている。上記3種類のテレビジ
ョン方式変換器90a,90b,90cは、それぞれ例えばNTSC方
式からNTSC方式、SECAM方式からNTSC方式、PAL方式から
NTSC方式への変換を行なうものである。
また、再生機23は、変換処理された画像信号に対して
γ補正やスキュー補正等の所定の信号処理を施すビデオ
プロセッサ20aと、このビデオプロセッサ20aからの出力
信号をアナログ信号に復元して出力するD/A変換器20bお
よび出力増幅器20cと、システムコントローラ54と、ハ
ードディスク(大容量メモリ)20dおよびそのコントロ
ーラ20eとを備えている。
このうちシステムコントローラ54は、上記各回路部の
動作をそれぞれ制御して、前記メモリカード10から読み
出された画像信号の図示しないテレビジョン受像機への
再生出力を制御する。尚、ハードディスク20dはハード
ディスクコントローラ20eの管理制御の下で、前記メモ
リカード10の画像メモリ部10aから読み出された画像信
号や、テレビジョン方式変換回路部90にて変換処理され
た画像信号を記憶保存し、この記憶保存した画像信号を
読み出して画像再生出力に供するものである。
この様な構成であるから、画像が記録されたメモリカ
ード10を再生機23の装着部に挿着したのち図示しない操
作パネルの再生ボタンを押すと、システムコントローラ
54が再生制御を開始する。そうすると、先ずメモリカー
ド10の画像メモリ部10aから画像データの属性情報およ
び制御情報がそれぞれ読み出され、これらの情報はイン
タフェース30を介してテレビジョン方式変換コントロー
ラ90fに導入される。上記制御情報が導入されるとテレ
ビジョン方式変換コントローラ90fは、この制御情報の
内容から記録画像のテレビジョン方式の種別を判定し、
上記3種類のテレビジョン方式変換器90a,90b,90cの中
から上記テレビジョン方式に対応するテレビジョン方式
変換器90a,90b,90cを択一的に選択する。例えば、いま
メモリカード10から入力しようとする画像データのテレ
ビジョン方式がSECAM方式であったとすると、テレビジ
ョン方式変換コントローラ90fはこの方式に対応するテ
レビジョン方式変換器90bを選択し、この変換器90bを予
め備えられた変換制御プログラムに従って制御する。こ
のため、システムコントローラ54の制御によりメモリカ
ード10の画像メモリ部10aから再生機23に読み込まれた
画像データは、入力バッファ90dを経て上記テレビジョ
ン方式変換器90bに入力され、この変換器90bでSECAM方
式からNTSC方式へ変換される。そしてこのNTSC方式に変
換された画像データは、出力バッファ90eを経てビデオ
プロセッサ20aに導入され、ここでγ補正やスキュー補
正等の所定の信号処理が施されたのち、D/A変換器20bで
アナログ信号に変換され、さらに出力増幅器20cで適正
レベルに増幅されたのち、図示しないテレビジョン受像
機に供給されモニタ表示される。
一方、メモリカード10に記憶されている画像データの
テレビジョン方式が例えばPAL方式またはNTSC方式だっ
た場合には、これらの方式の種類がテレビジョン方式変
換コントローラ90fで制御情報の内容から判定され、こ
の判定されたテレビジョン方式に対応するテレビジョン
方式変換器90cまたは90aが択一的に選択される。このた
め、この状態でメモリカード10から再生機23に読み込ま
れた画像データは、そのテレビジョン方式に対応するテ
レビジョン方式変換器90cまたは90aによりそれぞれNTSC
方式の画像データに変換される。そして、以後上記SECA
M方式の場合と同様に、ビデオプロセッサ20aにより所定
の信号処理が施されたのちアナログ信号に変換され、さ
らに出力増幅器20cを経て図示しないテレビジョン受像
機に供給されモニタ表示される。
この様な本実施例であれば、テレビジョン方式の種類
に対応して複数のテレビジョン方式変換器90a,90b,90c
を設けておき、画像データに付加されている制御情報の
内容から当該画像データのテレビジョン方式を判定し
て、この判定結果にしたがって上記複数のテレビジョン
方式変換器90a,90b,90cの中から対応するものを択一的
に選択して画像データのテレビジョン方式を変換するよ
うにしたので、メモリカード10に記録されている画像デ
ータが如何なるテレビジョン方式のものであっても、こ
の画像データのテレビジョン方式を自動的にかつ確実に
NTSC方式に変換し、これによりNTSC方式のテレビジョン
受像機に何等支障なくモニタ表示することができる。す
なわち、異種システムで撮像されたスチル画像でも、そ
のテレビジョン方式を全く意識せずに再生することがで
きる。
(第2の実施例) 第3図はこの実施例における電子スチルカメラシステ
ムの画像再生部の要部概略構成を示すものである。尚、
同図において前記第1図と同一部分には同一符号を付し
て詳しい説明は省略する。
本実施例が特徴とするところは、テレビジョン方式変
換回路部をテレビジョン方式毎に例えばICカードやイン
テリジェントカード等のカートリッジにより構成し、か
つ再生機に上記カートリッジを着脱自在に装着するため
のインタフェースを設け、メモリカードから読み込んだ
画像データのテレビジョン方式に対応するカートリッジ
を選択して、再生機に装着し使用するようにした点であ
る。
すなわち、テレビジョン方式変換用のカートリッジ91
は、任意の1種類のテレビジョン方式の変換処理を行な
う1個のテレビジョン方式変換器91aと、その変換処理
を制御するテレビジョン方式変換用コントローラ91f
と、入力バッファ91dおよび出力バッファ91eとを内蔵し
たもので、例えばICカードにより構成されている。一
方、再生機24には、上記カートリッジ91を着脱自在に装
着するための2個のインタフェース31a,31bが設けら
れ、さらに例えば液晶(LCD)を使用した表示部21fが設
けられている。この表示部21fは、メモリカード10から
画像データおよびその属性情報および制御情報を再生機
24に読み込んだ際に、システムコントローラ55により上
記制御情報の内容から判定されたテレビジョン方式の種
類を表示するものである。
この様な構成であるから、メモリカード10を再生機24
に装着すると、これがシステムコントローラ55により検
出され、メモリカード10の画像メモリ部10aから画像デ
ータの属性情報および制御情報がそれぞれ読み出され
て、システムコントローラ55に導入される。そうする
と、システムコントローラ55では上記制御情報の内容か
ら画像データのテレビジョン方式の種類が判定され、こ
の判定結果は表示部21fに表示される。
操作者は、この表示部21fの表示結果からテレビジョ
ン方式の種類を確認し、この方式に対応するテレビジョ
ン方式変換器を内蔵したカートリッジ91を選択し、この
カートリッジ91を再生機24に装着する。そうすると、シ
ステムコントローラ53は先ずいま装着されたカートリッ
ジ91の正誤を確認し、正しければメモリカード10に対し
画像データの読み出し指示を与えるとともに、カートリ
ッジ91のテレビジョン方式変換用コントローラ91fに変
換開始指示を与える。この結果、メモリカード10の画像
メモリ部10aからは画像データが読み出され、この画像
データはインタフェース30,31aをそれぞれ介してカート
リッジ91内に導入され、このカートリッジ91のテレビジ
ョン方式変換器91aによりテレビジョン方式が変換され
る。このとき、カートリッジ91としては、先に述べたよ
うにメモリカード10に記憶された画像データのテレビジ
ョン方式に対応するものが選択されているため、上記画
像データは正しくNTSC方式の画像データに変換される。
そうして変換された画像データは、インタフェース31b
を介して再生機24に導入され、この再生機24のビデオプ
ロセッサ20aで所定の信号処理が施されたのちアナログ
信号に変換され、さらに出力増幅器20cを経て図示しな
いテレビジョン受像機に供給されモニタ表示される。
この様に本実施例であれば、メモリカード10に記憶さ
れている画像データのテレビジョン方式の種類を表示部
21fで確認し、この方式に対応するテレビジョン方式変
換器を内蔵したカートリッジ91を選択してこれを再生機
24に装着し、画像データを再生させるようにしたのでメ
モリカード10に記憶されている画像データが如何なるテ
レビジョン方式のものであったとしても、画像データを
確実にNTSC方式のデータに変換し再生することができ
る。また本実施例のようにカートリッジ91を選択的に再
生機24に装着し使用するようにしたことによって、再生
機24を小形軽量化することができ、しかも通常は最も使
用頻度の高いカートリッジを再生機24に標準的に装着し
ておき、他のテレビジョン方式の画像データを再生する
必要が生じた場合にのみ対応するカートリッジを購入し
て使用すればよいことになるので、経済性の高いシステ
ムを提供することができる。
(第3の実施例) 第4図はこの実施例おける電子スチルカメラシステム
の画像再生部の要部概略構成を示すものである。尚、同
図において前記第1図および第2図と同一部分には同一
符号を付して詳しい説明は省略する。
本実施例の特徴とするところは、再生機内の回路をバ
ス構成としてこのバスに複数の汎用インタフェースを接
続し、これらの汎用インタフェースに任意のデータ伸長
復号化処理を実行する復号器を内蔵したカートリッジ
や、任意のテレビジョン方式変換処理を実行するテレビ
ジョン方式変換器を内蔵したカートリッジ、画像データ
を記録したメモリカードを接続して使用するように構成
した点である。
すなわち、再生機25のシステムコントローラ56には、
バス25gを介してビデオプロセッサ22a、表示部22fおよ
び3個の汎用インタフェース32a,32b,32dがそれぞれ接
続されている。これらの汎用インタフェース32a,32b,32
dには、メモリカード12、復号化用のカートリッジ42お
よびテレビジョン方式変換用のカートリッジ92がそれぞ
れ接続される。これらのメモリカード12および各カート
リッジ42,92もその内部回路はバス構成となっている。
メモリカード12は、この内部バスを介してメモリコント
ローラ12bおよび画像メモリ12aが上記汎用インタフェー
ス32aに接続される。また復号用のカートリッジ42は、
内部バスを介して復号化コントローラ42f、復号器42aお
よび復号処理用バッファメモリ42bが上記汎用インタフ
ェース32bに接続され、さらにテレビジョン方式変換用
のカートリッジ92は、内部バスを介してテレビジョン方
式変換用コントローラ92f、テレビジョン方式変換器92a
およびテレビジョン方式変換用バッファメモリ92bが上
記汎用インタフェース32dに接続される。
この様な構成であるから、メモリカード12に記録され
た画像を再生する場合には、先ずメモリカード12を3個
の汎用インタフェース32a,32b,32dのうちの任意の汎用
インタフェース(例えば32a)に装着する。システムコ
ントローラ56は、このカードの装着を検出すると、先ず
汎用インタフェース32aおよびバス25gを介してカードの
種別に係わる情報を読み込んで、この汎用インタフェー
ス32aに接続されたカードの種類を識別する。そして、
メモリカード12であることを判定すると、次にこのメモ
リカード12から制御情報を読み込んで画像データのデー
タ圧縮符号化方式の種類およびテレビジョン方式の種類
をそれぞれ判定し、その判定結果を表示部22fに表示さ
せる。
この表示を確認した操作者が、上記データ圧縮符号化
方式に対応する復号器を内蔵したカートリッジ42と、上
記テレビジョン方式に対応するテレビジョン方式変換器
を内蔵したカートリッジ92とをそれぞれ選択し、これら
を例えば汎用インタフェース32b,32dにそれぞれ装着し
たとする。そうすると、システムコントローラ56はこれ
らの汎用インタフェース32b,32dに接続されたものが復
号用および変換用のカートリッジであることを確認した
後、これらのカートリッジ42,92から伸長復号化の方式
に係わる情報およびテレビジョン方式の変換方式に係わ
る情報をそれぞれ導入し、このカートリッジ42,92が上
記メモリカード12に対応するものか否かを判定する。そ
して、対応するものと判定すると、以後上記メモリカー
ド12の画像メモリ部12aからバス25gおよび汎用インタフ
ェース32aを介して画像データを読み込んで先ず復号用
のカートリッジ42へ転送し、伸長復号化処理を行なわせ
る。次に、この伸長復号化された画像データをカートリ
ッジ42から汎用インタフェース32b、バス25gおよび汎用
インタフェース32dを介しテレビジョン方式変換用のカ
ートリッジ92に転送し、このカートリッジ92によりテレ
ビジョン方式の変換処理を行なわせる。そして、このテ
レビジョン方式が変換された画像データを汎用インタフ
ェース32dを介してビデオプロセッサ22aに導入する。そ
うすると、この画像データはビデオプロセッサ22aによ
り所定の信号処理が施されたのちD/A変換器22bでアナロ
グ信号に変換され、しかるのち出力増幅器20cを経て図
示しないテレビジョン受像機に供給されモニタ表示され
る。
この様に本実施例であれば、メモリカード12に記録さ
れた画像データの符号化方式に対応する復号器を内蔵し
たカートリッジ42と、上記画像データのテレビジョン方
式に対応するテレビジョン方式変換器を内蔵したカート
リッジ92とをそれぞれを選択し、これらを任意の汎用イ
ンタフェース32b,32dに装着して使用することにより、
メモリカード12に記録された画像データが如何なる符号
化方式で圧縮符号化されたものであっても、また如何な
るテレビジョン方式で撮像されたものであっても、上記
画像データを常に正しく復号しかつNTSC方式の画像デー
タに変換してテレビジョン受像機にモニタ表示すること
ができる。また本実施例では、メモリカード12、復号用
のカートリッジ42およびテレビジョン方式変換用のカー
トリッジ92毎に専用のインタフェースをも設けずに、汎
用インタフェース32a,32b,32dを設けてこれらの汎用イ
ンタフェース32a,32b,32dを任意に選択してメモリカー
ドおよび各カートリッジを接続するようにしたので、メ
モリカードや復号用のカートリッジを自由に装着できる
ことは勿論のこと、他の機能を持つ種々の周辺カードや
カートリッジを任意に再生機25に接続することも可能と
なり、これによりシステムの拡張を容易に行なえて所有
者の好みに応じたシステムを構成することができる。
(第4の実施例) 第5図はこの実施例の電子スチルカメラシステムの要
部概略構成図である。なお、同図において前記第4図と
同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
この実施例の特徴とするところは、記録機能とともに
再生機能を備えた電子スチルカメラ(一体型電子スチル
カメラ)に複数の汎用インタフェースを設け、これらの
汎用インタフェースに対し任意にメモリカード、復号用
のカートリッジ、テレビジョン方式変換用のカートリッ
ジ、データ圧縮器を内蔵したカートリッジおよびビデオ
プロセッサを内蔵したカートリッジを選択的に接続して
画像データの記録再生を行うように構成した点である。
この場合、電子スチルカメラ71は、絞り70bを介在し
たレンズ系70a、受光面にカラーフィルタアレイを装着
した固体撮像素子(CCD)70cおよびそのドライバ70dを
有する撮像光学系を備えており、この撮像光学系により
撮像された画像信号はプロセス部70eで例えば色分離や
γ補正、自動利得制御、ホワイトバランス調整が行われ
たのち、A/D変換器70fでディジタル信号に変換される。
尚、70gはエレクトリックビューファインダ(EVF)であ
る。上記ディジタル化された画像信号は、バス71gおよ
び汎用インタフェース32cを介して例えばICカードから
なる符号化用のカートリッジ80に転送され、このカート
リッジ80に内蔵されたデータ圧縮器80aにより予め設定
されたデータ圧縮符号化方式に従って圧縮符号化され
る。
また、電子スチルカメラ71には5個の汎用インタフェ
ース32a,32b,32c,32d,32eが設けられている。そして、
これらの汎用インタフェース32a,32b,32c,32d,32eに
は、それぞれ例えばメモリカード12、復号用のカートリ
ッジ42、テレビジョン方式変換用のカートリッジ92、ビ
デオプロセッサを内蔵したカートリッジ100および符号
化用のカートリッジ80が装着される。上記各汎用インタ
フェース32a,32b,32c,32d,32eにそれぞれどのカードま
たはカートリッジが接続されたかは、装着された時点で
システムコントローラ57によりそれぞれ識別される。
この状態で、撮像光学系により撮像が行なわれると、
その画像信号は先ずプロセス部70eで例えば色分離やγ
補正、自動利得制御、ホワイトバランス調整が行われた
のち、A/D変換器70fでディジタル信号に変換される。そ
してこのディジタル化された画像信号は、バス71gおよ
び汎用インタフェース32cを介して例えばICカードから
なる符号化用のカートリッジ80に転送され、このカート
リッジ80に内蔵されたデータ圧縮器80aにより予め設定
されたデータ圧縮符号化方式に従って圧縮符号化され
る。次に、この圧縮符号化された画像データは、バス71
gおよび汎用インタフェース32aを介してメモリカード12
に転送され、その画像メモリ部12aに記録される。
一方、上記メモリカード12に記録された画像データを
再生する場合には、システムコントローラ57により先ず
画像データの圧縮符号化方式およびテレビジョン方式の
種類がそれぞれ判定される。そして、これらの判定した
方式が復号用のカートリッジ42の伸長復号化方式および
変換用のカートリッジ92のテレビジョン変換方式とそれ
それ一致すると、システムコントローラ57の制御に従っ
て先ずメモリカード12の画像メモリ部12aから画像デー
タが読み出され、汎用インタフェース32a、バス71gおよ
び汎用インタフェース32bを介して復号用のカートリッ
ジ42内の復号器42aに転送され、この復号器42aで伸長復
号される。次に、この復号された画像データは、汎用イ
ンタフェース32b、バス71gおよび汎用インタフェース32
dを介してテレビジョン方式変換用のカートリッジ92に
転送され、このカートリッジ92内のテレビジョン方式変
換器92aでテレビジョン方式が変換される。そうしてテ
レビジョン方式の変換が修了すると、その画像データは
汎用インタフェース32d、バス71gおよび汎用インタフェ
ース32eを介してカートリッジ100のビデオプロセッサ10
0aに転送され、このビデオプロセッサ100aでγ補正やス
キュー補正等の所定の信号処理が施される。そして、こ
の信号処理修了後に汎用インタフェース32eを介してD/A
変換器22bに転送され、このD/A変換器22bでアナログ信
号に変換されたのち、出力増幅器20cを介して図示しな
いテレビジョン受像機に供給されモニタ表示される。
この様な構成であるから、一体型の電子スチルカメラ
において、メモリカード12に記録された画像データの圧
縮符号化方式およびテレビジョン方式に応じて所望の復
号用カートリッジ42およびテレビジョン方式変換用カー
トリッジ92を選択し、カメラ71に装着して使用すること
により、メモリカード12に記録された画像データが如何
なる符号化方式で圧縮符号化されたものであっても、ま
た如何なるテレビジョン方式で撮像されたものであって
も、当該画像データを常に正しく復号しかつてテレビジ
ョン方式をNTSC方式に変換して再生することができる。
また、本実施例ではカメラ71に設けるインタフェースを
いずれも汎用インタフェース32a,32b,32c,32d,32eと
し、かつこれらの汎用インタフェース32a,32b,32c,32d,
32eに上記メモリカード12、復号用およびテレビジョン
方式変換用の各カートリッジ42,92とともに、符号化用
のカートリッジ80およびビデオプロセッサ100aを内蔵し
たカートリッジ100も着脱自在に接続して使用できるよ
うにしたので、符号化方式からビデオプロセッサにおけ
る信号処理方式、復号化方式、テレビジョン方式の変換
方式に至るまで、任意の方式を自由に選択して使用する
ことができ、これにより拡張性を高め、使用者が希望に
応じた電子スチルカメラを構成することが可能となる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば、テレビジョン方式変換回路部およびビデオ
プロセッサはハード回路により構成してもよく、また各
コントローラはROM等のメモリにより構成してもよい。
このようにすると、ROMを交換することにより他の異な
る制御プログラムを実行させることも可能となり、使用
者によっては自身の撮影の傾向性にとって最適な記録密
度や画質のバランスを得るべく独自の方式をカメラに設
定することが可能となる。また、独自の方式を設定する
ことにより画像データに秘密性を持たせることもでき
る。その他、カメラ自体の回路構成や画像データの転送
方式、システムコントローラの制御手順および制御内容
などについても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明の電子スチルカメラは、記
録媒体に記録された画像信号の符号化方式の種類を判別
し、この符号化方式が自己の復号化方式と対応するもの
であるときのみ復号化処理を行なうので、良好な画像再
生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例における電子スチルカ
メラシステムの画像再生部の要部概略構成図、第2図
は、同実施例における画像記録方式の一例を示す図、第
3図は、発明の第2の実施例における電子スチルカメラ
システムの画像再生部の要部概略構成図、第4図は、本
発明の第3の実施例における電子スチルカメラシステム
の画像再生部の要部概略構成図、第5図は、本発明の第
4の実施例における電子スチルカメラの要部概略構成
図。 10,20……メモリカード、10a,12a……画像メモリ部、10
b,12b……メモリコントローラ、23〜25……再生機、20
a、22a,100a……ビデオプロセッサ、20b,22b……D/A変
換器、20c……出力増幅器、20d……ハードディスク、20
e……ハードディスクコントローラ、21f,22f……表示
部、25g……バス、30,31a,31b……インタフェース、32a
〜32e……汎用インタフェース、42……復号化用のカー
トリッジ、42a……復号器、42b……復号処理用のバッフ
ァメモリ、42f……復号化コントローラ、54〜57……シ
ステムコントローラ、70,71……電子スチルカメラ、70a
……レンズ系、70b……絞り、70c……固体撮像索子(CC
D)、70d……CCDドライバ、70e……プロセス部、70f…
…A/D変換器、70g……エレクトリックビューファインダ
(EVF)、71g……バス、80……符号化用のカートリッ
ジ、80a……データ圧縮器、90……テレビジョン方式変
換回路部、90a〜90c,91a,92a……テレビジョン方式変換
器、90d……入力バッファ、90e……出力バッファ、90f
〜92f……テレビジョン方式変換コントローラ、91,92…
…テレビジョン方式変換用のカートリッジ、91d,91e,92
b……テレビジョン方式変換用バッファメモリ、100……
ビデオプロセッサ用のカートリッジ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−278183(JP,A) 特開 平2−203684(JP,A) 特開 昭63−286078(JP,A) 特開 昭62−8694(JP,A) 特開 昭62−261288(JP,A) 特開 昭64−47185(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/907 H04N 5/91 H04N 7/15

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を電子的に撮像して画像信号を得る
    ための撮像手段と、 上記画像信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換
    手段と、 上記画像信号に対し、画像処理を行なうためのプロセス
    手段と、 上記画像信号を予め設定された圧縮符号化方式に従って
    圧縮符号化するための圧縮手段と、 上記圧縮手段により圧縮符号化された画像信号が記録さ
    れる記録媒体を装着するためのインターフェース手段
    と、 上記画像信号を予め設定された伸長復号化方式に従って
    伸長復号化するための復号手段と、 上記復号手段により伸長復号化された画像信号を外部表
    示装置に表示すべく信号処理を行なう信号処理手段と、 上記信号処理手段により信号処理された画像信号を外部
    表示装置に出力するための出力手段と、 上記記録媒体に記録された画像信号の圧縮符号化方式の
    種類を判別するための判定手段と、 画像記録時において、上記圧縮手段により圧縮符号化さ
    れた画像信号を上記インターフェース手段を介して装着
    された記録媒体に転送するように制御するとともに、画
    像再生時において上記判定手段により判定された画像信
    号の圧縮符号化方式の種類が上記復号手段の伸長復号化
    方式と対応するものであるときには、上記記録媒体から
    画像信号を読み出して上記復号手段に転送するように制
    御するための制御手段と を具備したことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】上記信号処理手段は、複数種のテレビジョ
    ン方式の種類に応じたテレビジョン方式変換処理を選択
    的に実行するテレビジョン方式変換手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】上記プロセス手段と上記圧縮手段と上記イ
    ンターフェース手段とが同一のバスに接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
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