JP2986417B2 - シャーリングマシンにおける切断片移送方法 - Google Patents

シャーリングマシンにおける切断片移送方法

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JP2986417B2
JP2986417B2 JP9011183A JP1118397A JP2986417B2 JP 2986417 B2 JP2986417 B2 JP 2986417B2 JP 9011183 A JP9011183 A JP 9011183A JP 1118397 A JP1118397 A JP 1118397A JP 2986417 B2 JP2986417 B2 JP 2986417B2
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JP
Japan
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work
shearing machine
supporter
cut pieces
back gauge
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昭一 佐藤
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板状のワークか
ら剪断分離された切断片を前方へ排出(移送)できる機
能を備えたシャーリングマシンにおける切断片移送方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】シャーリングマシンで切断された切断片
を前方へ排出(移送)させる場合としては、スペースの
問題で切断片をシャーリングマシンの後方へ集積できな
い場合と、ワークを直角二面切断するときの作業効率を
アップする場合である。なお、切断片を後方向へ移送す
る構成ではあるが、全体的構成が類似の先行例として実
開昭57−181517号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術において、リターンコンベアを用いて行なうもの
は、ワークセット時にはコンベアの前部を上昇させワー
クが自重によって湾曲しないように支持し、切断中はコ
ンベアの前部を下降させ、上刃との干渉をさけている。
そして、切断後はコンベアの前部を上昇させた後、ベル
トを逆回転させワークを前方のテーブル上へ移送してい
る。しかしながら、このリターンコンベアを用いて切断
材(切断片)を前方へ排出させる構成では、リターンコ
ンベアに駆動装置が必要であり、構造や制御が複雑にな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、ワークを支持するテ
ーブルに備えた下刃と協働して上記ワークの剪断を行う
ための上刃を備えたラムを上下動可能に設け、上記ワー
クから剪断分離された切断片を支持するサポータを上下
動可能に設け、かつ前記上刃と下刃とによって剪断され
るワークの前後方向の位置決めを行うバックゲージを前
後方向へ往復動可能に設けてなるシャーリングマシンに
おける切断片移送方法において、前記上刃,下刃による
ワークの剪断後に前記サポータを上昇せしめた後、前記
バックゲージを前方向へ移動し当該バックゲージによっ
て前記サポータ上の切断片を前記テーブル上に移送する
シャーリングマシンにおける切断片移送方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を用いて詳細に説明する。理解を容易にするた
めに、シャーリングマシンの構成について説明するが、
シャーリングマシンの全体的構成はすでに公知であるた
め概略的に説明する。
【0006】図1を参照するに、シャーリングマシン1
は両側に立設したサイドフレーム3R,3Lを備えてお
り、このサイドフレーム3R,3L間の上部に軸5を支
点として上下方向へ揺動自在な上部フレーム7を設け、
この上部フレーム7の前側(図1において左側)には流
体シリンダ9が取付けられている。この流体シリンダ9
の作動によって上下動するラム11が前記上部フレーム
7の前部に設けられていると共に、ラム11の下部には
上刃13が取付けられている。前記サイドフレーム3
R,3Lの前部にはワークWをテーブル17へ押圧し固
定する板押え15が設けられている。
【0007】前記サイドフレーム3R,3Lの下側には
ワークWを載置するテーブル17が設けられており、こ
のテーブル17の後端部には下刃19が固定されてい
る。前記ラム17の後方位置には駆動モータ21が配置
されている。前記ラム11の下部には前後方向(図1に
おいて左右方向)へ延伸したボールねじ23の前側が回
転自在に支持されていると共にボールねじ23の後側が
前記駆動モータ21に連結されている。このボールねじ
23にはナット部材25が前後方向へ移動可能に螺合さ
れており、このナット部材25の下部にはワークWの端
面を突当てて位置決めさせるバックゲージ27が設けら
れている。
【0008】上記構成により、駆動モータ21を駆動せ
しめると、ボールねじ23が回転されてナット部材25
を介してバックゲージ27が前後方向の所望の位置へ位
置決めされる。ワークWをテーブル17上に載置すると
共に後方(図1において右方)へ移動せしめてワークW
の端面をバックゲージ27に突当ててワークWの前後方
向の位置決めが行なわれる。
【0009】次いで、流体シリンダ9を作動せしめてラ
ム11を上下動せしめることによって、上刃13と下刃
19との協働によりワークWの所望位置に剪断加工され
ることになる。剪断加工の際、板押え15を作動せしめ
てテーブル17上にあるワークWは上方から押圧されて
固定されるものである。
【0010】前記下刃19の後方(図1において右方)
には材料支持装置29が設けられている。材料支持装置
29は、前記下刃19の後方へ突出して位置決めされた
ワークWの剪断分離される部分を支持するサポータ31
が設けられている。このサポータ31上には前後方向
(図1において左右方向)へ適宜な間隔で複数の回転可
能な支持ローラ33が支承されている。この各支持ロー
ラ33の周面の上部は下刃19の上面と同じ高さ位置に
ある。
【0011】サポータ31の後部は図1に示されている
ように、流体アクチュエータ35によって上下方向へ移
動するようになっている。すなわち、図1に示されてい
るように、流体アクチュエータ35の上端がピン37で
サイドフレーム3R,3Lに取付けられた支持フレーム
39に揺動可能に枢支されている。流体アクチュエータ
35に装着された上下動自在なピストンロッド41の下
端がピン43でサポータ31の後部に取付けられている
のである。
【0012】上記構成により、バックゲージ27を、例
えば図2に示されているように、前後方向の所望の位置
に位置決めして、このバックゲージ27にワークWの端
面に突き当てた後、板押え15を作動させてワークWを
テーブル17上に押圧固定する。
【0013】次いで、ラム11を下降せしめると、図3
に示されている状態となって、上刃13と下刃19との
協働でワークWに切断加工が行なわれる。この際、ラム
11の下降と共に同期して材料支持装置29のサポータ
31がピン43を支点として図3において反時計方向廻
りに回動し一体的に下降されるものである。
【0014】ワークWに剪断加工が終了すると、図4に
示されているように、ラム11が上昇されると共に、サ
ポータ31も元の位置へ上昇されることになる。そし
て、図4に示された状態において、駆動モータ21を駆
動せしめてボールねじ23を回転せしめて、ナット部材
25を介してバックゲージ27を前方向(図5において
左方)へ移動すると、サポータ31上の剪断分離された
切断片WA がバックゲージ27によって押されて前方向
へ移動される。そして、バックゲージ27が図5に示さ
れているように下刃19に近接した位置(前進端)まで
移動するので、切断片WA を前側のテーブル7上へ完全
に移送させることができる。
【0015】なお、ワークWをテーブル17上にセット
し、一定の幅に切断加工する場合には、サポータ31に
よってワークWの剪断分離される部分を支持して剪断し
た後、流体アクチュエータ35のピストンロッド41を
伸ばしてサポータ31の後部を下げた状態にしておくこ
とによって、切断片を後方へ排出されることになる。
【0016】なお、本例ではスイング式シャーリングマ
シンで説明したが、ギロチン式タイプのシャーリングマ
シンでも実施可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、この発明によれば、剪断分離された切断片の前方向
への移送はバックゲージを前方向へ移動することによっ
て行うものであるから、バックゲージは、ワークの前後
方向の位置決めとワークを前方向へ移送する装置とを兼
ねることになる。したがって、例えばサポータ等に駆動
装置が不要となり、構成がより簡単になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した実施の形態のシャーリング
マシンの側面図である。
【図2】ワークを切断する際のワークセット時の状態説
明図である。
【図3】ワーク切断時の状態説明図である。
【図4】切断完了時の状態説明図である。
【図5】切断片を前方向へ移送時の状態説明図である。
【符号の説明】
1 シャーリングマシン 11 ラム 13 上刃 17 テーブル 19 下刃 27 バックゲージ 29 材料支持装置 31 サポータ 35 流体アクチュエータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(W)を支持するテーブル(1
    7)に備えた下刃(19)と協働して上記ワーク(W)
    の剪断を行うための上刃(13)を備えたラム(11)
    を上下動可能に設け、上記ワーク(W)から剪断分離さ
    れた切断片を支持するサポータ(31)を上下動可能に
    設け、かつ前記上刃(13)と下刃(19)とによって
    剪断されるワーク(W)の前後方向の位置決めを行うバ
    ックゲージ(27)を前後方向へ往復動可能に設けてな
    るシャーリングマシンにおける切断片移送方法におい
    て、前記上刃(13),下刃(19)によるワーク
    (W)の剪断後に前記サポータ(31)を上昇せしめた
    後、前記バックゲージ(27)を前方向へ移動し当該バ
    ックゲージ(27)によって前記サポータ(31)上の
    切断片を前記テーブル(17)上に移送することを特徴
    とするシャーリングマシンにおける切断片移送方法。
JP9011183A 1997-01-24 1997-01-24 シャーリングマシンにおける切断片移送方法 Expired - Lifetime JP2986417B2 (ja)

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JPH09183013A JPH09183013A (ja) 1997-07-15
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