JP2982375B2 - 車両用ステアリング装置 - Google Patents

車両用ステアリング装置

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JP2982375B2 JP11688391A JP11688391A JP2982375B2 JP 2982375 B2 JP2982375 B2 JP 2982375B2 JP 11688391 A JP11688391 A JP 11688391A JP 11688391 A JP11688391 A JP 11688391A JP 2982375 B2 JP2982375 B2 JP 2982375B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用ステアリング装置
に係り、特に、ステアリングホイールの中立位置(直進
状態)付近においては転舵比を小さくして直進走行時の
操縦安定性を図るとともに、ステアリングホイールの回
転量(操舵角)に応じて転舵比を大きくして旋回性能を
向上させるようにした車両用ステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用ステアリング装置は、例
えば、特開平2−14971号公報にて提案されてい
る。しかして、同公報にて提案されているステアリング
装置は、一対の非円形歯車(具体的には、焦点を軸心と
する楕円歯車)からなり入力軸と中間軸間に設けられて
入力軸の中立位置からの回転量に応じて入力軸側の歯車
に対する中間軸側の歯車の角速度比を増大させる角速度
比可変歯車列と、大小一対の円形歯車からなり中間軸と
出力軸間に設けられて前記角速度比可変歯車列を介して
伝達される入力軸の回転を所定量増速して出力軸に伝え
る増速歯車列とを備えている。
【0003】上記した従来のステアリング装置において
は、図8にて示したように、長径がaで短径がbである
楕円歯車対の回転中心位置から歯車接触点までの距離を
駆動側r1,受動側r2とし、かつ中立位置からの回転
角(転舵角)を駆動側θ1 ,受動側θ2 とすると、転舵
比(dθ2/dθ1)が下記数1で表せ、また転舵比の変化
率(d2θ2/dθ1 2)が下記数2で表せる。
【数1】 dθ2/dθ1=(1−ε2)/(1+2εcosθ1+ε2
【数2】 d2θ2/dθ1 2=2εsinθ1(1−ε2)/(1+2εcosθ1+ε22 但し、ε2(離心率)=(1−b2/a2),r1+r2=2a また、上記転舵比とステアリングホイールの操舵角(駆
動側回転角)の関係を図に表すと図9の(a)のように
なり、上記変化率と操舵角の関係を図に表すと図9の
(b)のようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のステアリング装置においては、図9の(b)にて示
したように、ステアリングホイールの操舵角が大きくな
る途中で転舵比の変化率が急に増大する領域があり、か
かる領域においては車両が急旋回することとなり、操作
性が悪い。なお、かかる問題はε(離心率)を小さくす
ることにより図9(b)の仮想線にて示したように低減
できるものの、このようにした場合には図9(a)の仮
想線にて示したように小操舵角領域において転舵角比が
大きくなって所望の操舵特性(直進走行時の操縦安定
性)を得ることができない。本発明は上記した問題に対
処すべくなされたものであり、小操舵角領域の操舵特性
(直進走行時の操縦安定性)を損なうことなく操作性を
向上させることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該車両用ステアリング装
置を、ギヤボックス内部で回転可能に固定されステアリ
ングホイールと一体的に回転する第1円形ギヤと、前記
ギヤボックス内部に長手方向へ摺動可能に組付けられて
前記第1円形ギヤに駆動連結された駆動ラックと、回転
中心から径方向に所定量離れた位置に出力部を有して前
記駆動ラックに駆動連結され前記駆動ラックの長手方向
への摺動によって転動される第2円形ギヤと、前記駆動
ラックに平行に配置されて前記第2円形ギヤに駆動連結
され反力要素として機能するベースラックと、軸方向移
動によって車輪を転舵させるロッドに一体的に設けられ
て前記第2円形ギヤの出力部とロッド軸方向変位のみ伝
達可能に係合する連結部とを備える構成とした。この場
合において、前記ベースラックがモータにより軸方向に
駆動されるようにすることが望ましく、これに加えて前
記駆動ラックが軸方向の移動を規制可能とされることが
望ましい。
【0006】
【作用】本発明による車両用ステアリング装置において
は、ステアリングホイールの回転に伴って第1円形ギヤ
が回転すると、駆動ラックが長手方向に摺動して第2円
形ギヤがベースラック上を長手方向に転動し、第2円形
ギヤの出力部が円運動してそのロッド軸方向変位のみが
連結部を介してロッドに伝達され、このロッドの軸方向
移動によって車輪が転舵される。また、ベースラックが
モータにより軸方向に駆動される構成を採用した場合に
は、ステアリングホイールの回転に伴う車輪の転舵をモ
ータによるベースラックの軸方向駆動により修正するこ
とができる。また、ベースラックがモータにより軸方向
に駆動される構成に加えて駆動ラックが軸方向の移動を
規制可能とされる構成を採用した場合には、駆動ラック
の軸方向移動を規制して、モータによりベースラックを
軸方向に駆動すれば、ロッドが軸方向へ移動されて自動
操舵される。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1及び図2は本発明による車両用ステアリ
ング装置を概略的に示していて、このステアリング装置
は第1円形ギヤ11,駆動ラック12,第2円形ギヤ1
3,ベースラック14及びロッド15を備えるととも
に、ベースギヤ16及びロックピン17を備えている。
第1円形ギヤ11は、ステアリングシャフト21を介し
てステアリングホイール22に一体回転可能に連結され
ていて、車体(図示省略)に組付けられるギヤボックス
20内部で回転可能に固定されており、駆動ラック12
の上側歯部12aに噛合している。駆動ラック12は、
上下両面に歯部12a,12bを有するとともに、左右
両面にガイド溝12c,12dを有していて、両ガイド
溝12c,12dにてギヤボックス20内部に長手方向
へ摺動可能に組付けられており、一端部には中立位置に
おいてロックピン17の嵌入可能な孔12eが設けられ
ている。
【0008】第2円形ギヤ13は、半径Rのギヤであり
駆動ラック12とベースラック14間に介装されてい
て、駆動ラック12の下側歯部12bとベースラック1
4の上側歯部14aに噛合しており、駆動ラック12及
びベースラック14の長手方向への摺動によって長手方
向へ転動されるようになっている。また第2円形ギヤ1
3には回転中心Oから所定量S離れた位置に出力軸13
aが一体的に設けられていて、この出力軸13aはステ
アリングホイール22の中立位置において回転中心Oの
真下に位置してロッド15に一体的に設けた連結アーム
15aにロッド軸方向の変位のみを伝達するように係合
している。ベースラック14は、駆動ラック12と同様
に上下両面に歯部14a,14bを有するとともに、左
右両面にガイド溝を有していて、ギヤボックス20内部
に駆動ラック12と平行に配置され長手方向へ摺動可能
に組付けられており、下側歯部14bにてベースギヤ1
6と噛合している。ロッド15は、車体(図示省略)に
軸方向へ摺動可能に組付けられるものであり、周知のよ
うに両端にてタイロッドを介してナックルアーム(共に
図示省略)に連結されるようになっていて、軸方向へ摺
動することにより車輪Wを転舵させるようになってい
る。
【0009】ベースギヤ16は、ギヤボックス20に組
付けた減速機付モータ18の回転軸18aに一体回転可
能に組付けられていて、モータ18によって停止・正転
・逆転されるようになっており、モータ18は正逆回転
可能で制御装置30によってその作動をフィードバック
制御されるようになっている。ロックピン17は、ギヤ
ボックス20に組付けたアクチュエータ19によって上
下動されるようになっていて、アクチュエータ19は制
御装置30によってその作動を制御されるようになって
いる。制御装置30は、モータ18及びアクチュエータ
19に接続されるとともに車速センサ31,操舵角セン
サ32,横加速度センサ33,ヨーレートセンサ34,
追尾センサ35及びモード選択スイッチ36に接続され
ていて、各センサ31〜35及びスイッチ36からの信
号に基づいてモータ18及びアクチュエータ19の作動
をそれぞれ制御するようになっている。各センサ31〜
35はそれ自体それぞれ公知のものであり、またモード
選択スイッチ36はマニアルモード,セミオートモード
またはフルオートモードを選択できるスイッチである。
【0010】上記のように構成した本実施例において
は、モード選択スイッチ36にてマニアルモードが選択
されていると、各センサ31〜35からの信号に拘らず
モータ18がベースラック14を中立位置に保持し、ま
たアクチュエータ19が非作動状態に保持されてロック
ピン17が駆動ラック12の孔12eから外れた状態に
保持される。したがって、この状態においては、ステア
リングホイール22が中立位置から回転操作されると、
図3にて例示したように、ステアリングシャフト21を
介して第1円形ギヤ11が回転され、駆動ラック12が
長手方向に摺動して第2円形ギヤ13がベースラック1
4上を長手方向に転動し、第2円形ギヤ13の出力軸1
3aが円運動してそのロッド軸方向変位のみが連結アー
ム15aを介してロッド15に伝達され、このロッド1
5の軸方向移動によって車輪Wが転舵される。
【0011】このときの第1円形ギヤ11の回転量θ11
とロッド15の軸方向移動量Xの関係は、第2円形ギヤ
13の半径がRでありまた回転中心Oから出力軸13a
までの距離がSであるため、第2円形ギヤ13の回転量
をθ13=Zθ11(Z:両ギヤ11,13の径によって決
まる定数)とすると、X=RZθ11−SsinZθ11 とな
り、転舵比をRZ−SZcosZθ11 で表すことができる
とともに、転舵比の変化率をSZ2sinZθ11で表すこと
ができる。また、上記転舵比とステアリングホイール2
2の操舵角(回転操作角)の関係を図に表すと図4の
(a)のようになり、上記変化率と操舵角の関係を図に
表すと図4の(b)のようになる。この結果、本実施例
においてはステアリングホイール22の操舵角が大きく
なる途中で転舵比の変化率が急に低下する領域の無い特
性を得ることができ、操舵特性(特に直進走行時の操縦
安定性)を損なうことなく操作性を向上させることがで
きる。
【0012】また、本実施例においては、モード選択ス
イッチ36にてセミオートモードが選択されていると、
各センサ31〜35からの信号に拘らずアクチュエータ
19が非作動状態に保持されてロックピン17が駆動ラ
ック12の孔12eから外れた状態に保持されるもの
の、各センサ31〜34からの信号に基づいてモータ1
8の作動がフィードバック制御されてベースギヤ16に
よりベースラック14が長手方向に移動される。したが
って、この場合には、図5にて例示したように、ステア
リングホイール22の回転操作に伴う駆動ラック12の
移動量とモータ18の回転に伴うベースラック14の移
動量が合成されて第2円形ギヤ13が転動する。
【0013】このときのベースギヤ16の回転量θ16
第1円形ギヤ11の回転量θ11と第2円形ギヤ13の回
転量θ13とロッド15の軸方向移動量Xの関係は、θ13
=Yθ16(Y:両ギヤ13,16の径によって決まる定
数)とすると、θ13=Zθ11−Yθ16,X=R(Zθ11
−Yθ16)− Ssin(Zθ11−Yθ16)となる。このた
め、車速センサ31と操舵角センサ32からの信号に応
じてモータ18の作動を制御してステアリングホイール
22の操舵角と車輪Wの転舵角の関係を図6に示したよ
うに代えるようにすれば、据え切り時のステアリングホ
イール22の操作量を減らして操作性を向上させたり、
高速走行時の車輪Wの転舵角を減らして操縦安定性を向
上させることが可能である。また、操舵角センサ32か
らの信号により求められる車輪Wの転舵角と車速センサ
31からの信号により求められる車速から車両の運動状
態量であるヨーレートと横加速度を推定するとともに、
実際の横加速度とヨーレートを横加速度センサ33とヨ
ーレートセンサ34からの信号により求めて、両者をそ
れぞれ比較し、その差だけ車両を安定側に保つようにモ
ータ18の作動を制御して車輪Wの転舵角を修正するこ
とができ、例えば車両が突然の横風を受けた場合、車両
の進行方向が外乱の有無によらず運転者のステアリング
ホイール22操作量のみによって決定されるように修正
舵を加え、安定的に直線移動を確保し、運転者の負荷を
軽減することができる。
【0014】また、本実施例においては、モード選択ス
イッチ36にてフルオートモードが選択されていると、
操舵角センサ32からの信号によりステアリングホイー
ル22が中立位置にあると判断されたときアクチュエー
タ19が作動してロックピン17が駆動ラック12の孔
12eに嵌入し、かかる状態が保持されるとともに、先
行する車両の動きを検出する追尾センサ35からの信号
(道路情報を入手する手段からの信号でもよい)に基づ
いてモータ18の作動がフィードバック制御されてベー
スギヤ16によりベースラック14が長手方向に移動さ
れる。したがって、この場合には、図7にて例示したよ
うに、モータ18の回転に伴うベースラック14の移動
量のみによって第2円形ギヤ13が転動され、これに基
づいて出力軸13aによりロッド15が軸方向へ移動さ
れて自動操舵される。
【0015】上記実施例においては、マニアルモードに
て反力要素として機能するベースラック14がモータ1
8によって長手方向へ移動されるようにして、セミオー
トモードの操舵とフルオートモードの操舵ができるよう
にしたが、ベースラック14をギヤボックス20に移動
不能に固定してマニアルモードの操舵しかできないよう
にして、本発明を実施することも可能である。この場合
には、ベースギヤ16,ロックピン17,モータ18,
アクチュエータ19,制御装置30,各センサ31〜3
5及びモード選択スイッチ36が不要であり、当該装置
をコンパクトかつ安価に構成することができる。
【0016】
【発明の効果】以上要するに、本発明においては、当該
ステアリング装置を、ステアリングホイール(22)と
一体的に回転する第1円形ギヤ(11)と、ギヤボック
ス内部に長手方向へ摺動可能に組付けられて第1円形ギ
ヤに駆動連結された駆動ラック(12)と、回転中心か
ら径方向に所定量離れた位置に出力部(出力軸13a)
を有して駆動ラックに駆動連結され駆動ラックの長手方
向への摺動によって転動される第2円形ギヤ(13)
と、駆動ラックに平行に配置されて第2円形ギヤに駆動
連結され反力要素としで機能するベースラック(14)
と、軸方向移動によって車輪(W)を転舵させるロッド
(15)に一体的に設けられて第2円形ギヤの出力部と
ロッド軸方向変位のみ伝達可能に係合する連結部(連結
アーム15a)とを備える構成としたため、上記実施例
のマニアルモード時の作動説明及び図4の特性線図から
明らかなように、ステアリングホイールの操舵角が大き
くなる途中で転舵比の変化率が急に低下する領域の無い
特性を得ることができ、操舵特性を損なうことなく操作
性を向上させることができる。また、上記した構成に加
えてベースラック(14)がモータ(18)により軸方
向に駆動される構成を採用した場合には、ステアリング
ホイール(22)の回転に伴う車輪(W)の転舵をモー
タ(18)によるベースラック(14)の軸方向駆動に
より修正することができて、当該ステアリング装置を可
変ギヤ比ステアリング装置とすることができる。また、
ベースラック(14)がモータ(18)により軸方向に
駆動される構成に加えて駆動ラック(12)が軸方向の
移動を規制可能とされる構成を採用した場合には、駆動
ラック(12)の軸方向移動を規制して、モータ(1
8)によりベースラック(18)を軸方向に駆動すれ
ば、ロッド(15)が軸方向へ移動されて自動操舵さ
れ、自動操縦することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車両用ステアリング装置の一実
施例を概略的に示す斜視図である。
【図2】 図1の要部正面図である。
【図3】 マニアルモード時の作動説明図である。
【図4】 マニアルモード時の特性線図である。
【図5】 セミオートモード時の作動説明図である。
【図6】 セミオートモード時の特性線図である。
【図7】 フルオートモード時の作動説明図である。
【図8】 従来技術を概略的に示す図である。
【図9】 従来技術の特性線図である。
【符号の説明】
20…ギヤボックス、22…ステアリングホイール、1
1…第1円形ギヤ、12…駆動ラック、13…第2円形
ギヤ、13a…出力軸(出力部)、14…ベースラッ
ク、15…ロッド、15a…連結アーム(連結部)、W
…車輪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 111:00 113:00 137:00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 3/00 - 3/02 B62D 3/12 503 B62D 3/12 513 B62D 5/04 B62D 5/22 B62D 6/00 - 6/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤボックス内部で回転可能に固定され
    ステアリングホイールと一体的に回転する第1円形ギヤ
    と、前記ギヤボックス内部に長手方向へ摺動可能に組付
    けられて前記第1円形ギヤに駆動連結された駆動ラック
    と、回転中心から径方向に所定量離れた位置に出力部を
    有して前記駆動ラックに駆動連結され前記駆動ラックの
    長手方向への摺動によって転動される第2円形ギヤと、
    前記駆動ラックに平行に配置されて前記第2円形ギヤに
    駆動連結され反力要素として機能するベースラックと、
    軸方向移動によって車輪を転舵させるロッドに一体的に
    設けられて前記第2円形ギヤの出力部とロッド軸方向変
    位のみ伝達可能に係合する連結部とを備えてなる車両用
    ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースラックがモータにより軸方向
    に駆動されるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の車両用ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動ラックが軸方向の移動を規制可
    能とされていることを特徴とする請求項1記載の車両用
    ステアリング装置。
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