JP2981422B2 - 成形装置及び成形方法並びに成形物 - Google Patents

成形装置及び成形方法並びに成形物

Info

Publication number
JP2981422B2
JP2981422B2 JP8131129A JP13112996A JP2981422B2 JP 2981422 B2 JP2981422 B2 JP 2981422B2 JP 8131129 A JP8131129 A JP 8131129A JP 13112996 A JP13112996 A JP 13112996A JP 2981422 B2 JP2981422 B2 JP 2981422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
space
mold
runner
molded product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8131129A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09290435A (ja
Inventor
一則 三浦
勝一 稲葉
英次郎 柳沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bandai Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bandai Co Ltd filed Critical Bandai Co Ltd
Priority to JP8131129A priority Critical patent/JP2981422B2/ja
Priority to US08/841,410 priority patent/US6103165A/en
Priority to DE19717103A priority patent/DE19717103C2/de
Publication of JPH09290435A publication Critical patent/JPH09290435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2981422B2 publication Critical patent/JP2981422B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1615The materials being injected at different moulding stations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/2681Moulds with rotatable mould parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先の成形金型によ
って成形された先の成形物を、後の成形金型によってイ
ンサート成形する成形装置及びその成形方法並びにその
成形方法によって成形された成形物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、先の成形金型によって成形された
先の成形物を、後の成形金型によってインサート成形す
る成形装置及びその成形方法並びにその成形方法によっ
て成形された成形物に関連するものとして、実公昭62
−40621号公報に記載されているようなものがあっ
た。この公報に記載されている成形装置は、後の成形金
型の成形空間内に、先の成形金型によって成形された先
の成形物を配置し、後の成形空間内に合成樹脂素材を射
出して後の成形物を成形するものである。
【0003】後の成形空間内に合成樹脂素材を射出する
と、その粘性により先の成形物が所定位置から動いてし
まう。そのため、先の成形物の動きを規制するため、前
もって先の成形物に間隔保持突部を成形して、肉厚方向
に動かないようにしている。さらに、先の成形物の長手
方向の端部を一対の成形型によって挟み込み、長手方向
に動かないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の成形装置及
び成形方法では、後の成形金型に、先の成形金型によっ
て成形された先の成形物を所定位置で固定する手段をも
っていない。そのため、先の成形物に間隔保持突部を一
体に成形して、後の成形空間の壁に当接させるようにし
ている。しかし、間隔保持突部の軸方向と直角の方向の
肉厚方向には、間隔保持突部がないため、後の成形空間
内に合成樹脂素材を射出すると、その粘性により先の成
形物が所定位置から動いてしまい、先の成形物が所定位
置でインサート成形されないという問題点があった。
【0005】上記従来の成形装置及び成形方法によって
成形された後の成形物は、長手方向の両端部または一端
部から先の成形物の端部が突出するので、その突出した
部分を取り除く作業が必要であり、この作業が面倒であ
ると共に誤って回りの肉部まで破損してしまうという問
題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み案出したもの
であって、先の成形金型によって成形された先の成形物
を後の成形金型内に安定して保持することができ、後の
成形金型内に合成樹脂素材を射出しても先の成形物を動
かすことがなく、また成形された後の成形物から先の成
形物の一部が突出することのない成形装置及び成形方法
を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る成形装置
は、上記課題を解決するため、下記の構成を有する。 (イ)先の成形金型と後の成形金型とを有すること。 (ロ)先の成形金型は、第1の成形凹部を有する第1の
成形型と、第2の成形凹部を有する第2の成形型とから
なり、第1の成形型と第2の成形型が接合すると、第1
の成形凹部と第2の成形凹部によって先の成形空間が形
成されること。 (ハ)第1の成形型と第2の成形型には、先の成形空間
内に突出する成形突起が設けられ、この成形突起によっ
て先の成形空間において成形される先の成形物の表面に
係止穴が形成されるようになっていること。 (ニ)後の成形金型は、第3の成形凹部を有する第3の
成形型と、第4の成形凹部を有する第4の成形型とから
なり、第3の成形型と第4の成形型が接合すると、第3
の成形凹部と第4の成形凹部によって後の成形空間が形
成されること。 (ホ)第3の成形型と第4の成形型には、後の成形空間
内に突出する係止突起が設けられ、この係止突起が後の
成形空間内に設けられる先の成形物の係止穴を係止し、
先の成形物を後の成形空間内で固定できるようになって
いること。
【0008】本発明に係る成形方法は、上記課題を解決
するため、下記の構成を有する。 (イ)成形突起が内部に突出する先の成形空間を有する
先の成形金型の先の成形空間内に、合成樹脂素材を射出
することにより、表面に係止穴を備えた先の成形物を成
形する第1の成形工程。 (ロ)第1の成形工程によって成形された先の成形物の
係止穴に、後の成形金型の後の成形空間内に突出する係
止突起を係止して、後の成形空間内に先の成形物を固定
し、後の成形空間内に合成樹脂素材を射出することによ
り、表面に係止突起の抜け穴が形成される後の成形物を
成形する第2の成形工程。
【0009】本発明に係る成形物は、上記成形装置及び
成形方法によって成形され、下記の構成を有する。 (イ)内側を構成する先の成形物と、外側を構成する後
の成形物とからなること。 (ロ)先の成形物は、成形突起が内部に突出する先の成
形空間を有する先の成形金型の先の成形空間内に、合成
樹脂素材を射出することにより、表面に係止穴を備えた
形で成形されていること。 (ハ)後の成形物は、先の成形物の係止穴に、後の成形
金型に形成された後の成形空間内に突出する係止突起を
係止して、後の成形空間内に先の成形物を固定し、後の
成形空間内に合成樹脂素材を射出することにより、表面
に係止突起の抜け穴を有する形で成形されていること。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る成形装置の実施の形
態を図8,9に基づいて説明する。成形装置1は、先の
成形金型85と後の成形金型87とを有する。先の成形
金型85は、第1の成形凹部171を有する第1の成形
型15と、第2の成形凹部172を有する第2の成形型
69とからなり、第1の成形型15と第2の成形型69
が接合すると、第1の成形凹部171と第2の成形凹部
172によって先の成形空間173が形成される(図2
0参照)。
【0011】第1の成形型15と第2の成形型69に
は、先の成形空間173内に突出する成形突起187・
・・が設けられ、この成形突起187・・・によって先
の成形空間173において成形される先の成形物340
の表面に係止穴191が形成される(図22参照)。
【0012】後の成形金型87は、第3の成形凹部22
1を有する第3の成形型17と、第4の成形凹部222
を有する第4の成形型71とからなり、第3の成形型1
7と第4の成形型71が接合すると、第3の成形凹部2
21と第4の成形凹部222によって後の成形空間22
5が形成される(図26参照)。
【0013】第3の成形型17と第4の成形型71に
は、後の成形空間225内に突出する係止突起227が
設けられ、この係止突起227が後の成形空間225内
に設けられる先の成形物340の係止穴191を係止
し、先の成形物340を後の成形空間225内で固定で
きる。
【0014】本発明に係る成形方法の実施の形態を、上
記した構成に基づいて説明する。成形突起187が内部
に突出する先の成形空間173を有する先の成形金型8
5の先の成形空間173内に、合成樹脂素材を射出する
ことにより、表面に係止穴191を備えた先の成形物3
40を成形する(第1の成形工程 図20参照)。
【0015】第1の成形工程によって成形された先の成
形物340の係止穴191に、後の成形金型87の後の
成形空間225内に突出する係止突起227を係止し
て、後の成形空間225内に先の成形物340を固定
し、後の成形空間225内に合成樹脂素材を射出するこ
とにより、表面に係止突起227の抜け穴が形成される
後の成形物360を成形する(第2の成形工程 図26
参照)。
【0016】上記成形装置又は成形方法によって成形さ
れた成形物360は、内側を構成する先の成形物340
と、外側を構成する後の成形物361とからなる。先の
成形物340は、成形突起187が内部に突出する先の
成形空間173を有する先の成形金型85の先の成形空
間173内に、合成樹脂素材を射出することにより、表
面に係止穴191を備えた形で成形されている。
【0017】後の成形物360は、先の成形物340の
係止穴191に、後の成形金型87に形成された後の成
形空間225内に突出する係止突起227を係止して、
後の成形空間87内に先の成形物340を固定し、後の
成形空間225内に合成樹脂素材を射出することによ
り、表面に係止突起227の抜け穴を有する形で成形さ
れている。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。1は成形装置であって、移動金型本体3
と固定金型本体61とで構成される。移動金型本体3
は、図1に示すように、公知の射出成形装置Wの移動側
に取り付けられる。固定金型本体61は、射出成形装置
Wの固定側に取り付けられる。
【0019】移動金型本体3の略中心には、図2乃至図
4に示すように、これを貫通するようにして回転軸7が
回動自在かつ軸方向に摺動可能に設けられている。この
回転軸7の前端には突出軸7aが形成され、この突出軸
7aには回転台9が固定して取り付けられている。
【0020】移動金型本体3の表面3aには、図5に示
すように、回転軸7を中心にして略90度間隔で一次成
形物300を成形するための第1の移動側駒体11と、
二次成形物320を成形するための第2の移動側駒体1
3と、三次成形物340を成形するための第3の移動側
駒体15と、四次成形物360(完成品)を成形するた
めの第4の移動側駒体17がボルト等によって固定して
取り付けられている。これらの駒体11,13,15,
17は、後述する成形凹部の形状を除き、同一寸法で形
成されている。
【0021】前記回転台9は、裏面9bが移動金型本体
3の表面3aに接合可能であり、これの所定位置に前記
駒体11,13,15,17を密に嵌合する貫通孔1
9,21,23,25が設けられている。この貫通孔1
9,21,23,25の夫々に前記駒体11,13,1
5,17が嵌合可能となっている。
【0022】移動金型本体3内には、前部空室31及び
後部空室33が設けられている。後部空室33内には、
第1のベース35がガイドピン37に沿って摺動自在に
設けられている。この第1のベース35には、前記回転
軸7の後部が回動自在に取り付けられている。また、第
1のベース35には、移動金型本体3内を貫通して前記
回転台9の裏面9bを押し上げる押し上げ軸39の後端
が固定して取り付けられている。
【0023】前部空室31内には、第2のベース41が
前後移動可能に設けられている。第2のベース41に
は、後述する成形物、ランナーを前方に突き出す突き出
しピン43・・・の後端が固定して取り付けられてい
る。この第2のベース41は、後部空室33内に設けら
れた一対の油圧シリンダ45の駆動軸47の先端に取り
付けられている。この一対の油圧シリンダ45は、第1
のベース35に設けられた孔49に挿入され、かつ後部
空室33上部に設けられた隙間部51内に配置されてい
る。
【0024】移動金型本体3内の略中間部には、中間空
室53が形成されている。この中間空室53内には、前
記回転軸7に図示しないスプラインキーを介して取り付
けられた平歯車57が設けられている。この平歯車57
は、ラック59と噛み合うようになっている。このラッ
ク59は移動金型本体3に固定して取り付けられる油圧
シリンダ(図示せず)の駆動ロッドに取り付けられてい
る。
【0025】固定金型本体61の移動金型本体3側表面
63には、前記第1の移動側駒体11と対をなし、これ
と接合して一次成形型81を形成する第1の固定側駒体
65と、第2の移動側駒体13と対をなし、これと接合
して二次成形型83を形成する第2の固定側駒体67
と、第3の移動側駒体15と対をなし、これと接合して
三次成形型85を形成する第3の固定側駒体69と、第
4の移動側駒体17と対をなし、これと接合して四次成
形型87を形成する第4の固定側駒体71が埋め込まれ
ている。
【0026】第1の移動側駒体11の表面には、図6,
11,12に示すように、第1の移動側凹部101が形
成され、第1の固定側駒体65の表面には、第1の固定
側凹部103が形成されている。上記したように第1の
移動側駒体11と第1の固定側駒体65とが接合する
と、一次成形型81が形成される。この一次成形型81
内に第1の移動側凹部101と第1の固定側凹部103
によって一次成形空間105が形成され、この一次成形
空間105によって一次成形物300が成形される。
【0027】上記一次成形空間105は、胴部303を
成形するための胴部空間107と、下腕部311を成形
するための下腕空間109と、下脚部315を成形する
ための下脚空間111とからなっている。
【0028】胴部空間107の肩部に相当する位置に
は、断面が略多角形状の球型関節部305を成形する肩
関節空間113,113が形成されている。又、胴部空
間107の股部に相当する位置にも、断面が略多角形状
の球型関節部307を成形する股関節空間115,11
5が形成されている。胴部空間107の首部に相当する
位置には、滑らかな球状の球型関節部309を成形する
首関節空間117が形成されている。
【0029】下腕空間109の肘部に相当する位置に
は、断面が略多角形状の突出軸313を一側に成形し、
他側に断面が円形状の支軸314を成形する肘関節空間
119が形成されている。又、下脚空間111の膝部に
相当する位置にも、断面が略多角形状の突出軸317を
一側に成形し、他側に断面が円形状の支軸318を成形
する膝関節空間121が形成されている。
【0030】第1の固定側駒体65の表面には、上述し
た胴部空間107,下腕空間109,下脚空間111に
ゲート124を介して第1の合成樹脂素材Aを流し込む
ためのランナー溝123・・・が形成されている。又、
回転台9の表面9aであって、第1の移動側駒体11の
周囲には、前記ランナー溝123と連通するランナー溝
125が形成されている。このランナー溝125は、ラ
ンナー溝127にトンネルゲート129を介して接続さ
れている。ランナー溝127は、回転軸7の後端から前
端に向かって形成された素材流通孔131と連通するよ
うになっている。
【0031】第2の移動側駒体13の表面には、図7、
15に示すように、第2の移動側凹部133が形成さ
れ、第2の固定側駒体67には第2の固定側凹部134
が形成されている。前記したように第2の移動側駒体1
3と第2の固定側駒体67とが接合すると二次成形型8
3が形成される。この二次成形型83内に、第2の移動
側凹部133と第2の固定側凹部134によって、二次
成形空間135が形成され、この二次成形空間135に
よって、二次成形物320が成形される。
【0032】上記二次成形空間135には、一次成形型
81によって成形された胴部303を載置固定するため
の胴部固定空間137と、同じく一次成形型81によっ
て成形された下腕部311と下脚部315を載置固定す
るための下腕固定空間139と下脚固定空間141が形
成されている。さらに、固定金型本体61の表面63及
び第2の固定側駒体67の表面には、ランナー溝123
・・・によって成形されたランナー122を載置固定す
るためのランナー固定溝143が形成されている。
【0033】さらに二次成形空間135には、上腕部3
21を成形するための上腕空間145と、上脚部327
を成形するための上脚空間147と、頭骨部333を成
形するための頭骨空間149が形成されている。上腕空
間145の肩部側には、一次成形型81によって成形さ
れる球型関節部305をインサートする外殻部323を
成形する外殻空間151が形成されている。又、上腕空
間145の肘部側には、一次成形型81によって成形さ
れる突出軸313及び支軸314をインサートする軸受
部325を成形する軸受空間153が形成されている。
【0034】上脚空間147の股関節側には、一次成形
型81によって成形される球型関節部307をインサー
トする外殻部329を成形する外殻空間155が形成さ
れている。上脚空間147の膝部側には、一次成形型8
1によって成形される突出軸317及び支軸318をイ
ンサートする軸受部331を成形する軸受空間157が
形成されている。頭骨空間149の首部側には、一次成
形型81によって成形される球型関節部309をインサ
ートする外殻部335を成形する外殻空間159が形成
されている。
【0035】第2の固定側駒体67の表面には、上述し
た上腕空間145,上脚空間147,頭骨空間149に
第2の移動側駒体13に形成されたトンネルゲート16
3を介して第2の合成樹脂素材Bを流し込むためのラン
ナー溝161・・・が形成されている。このランナー溝
161・・・は、回転台9のランナー溝125の周囲に
形成されたランナー溝165に連通する。ランナー溝1
65は、ランナー溝167にトンネルゲート169を介
して接続され、ランナー溝167は移動金型本体3又は
固定金型本体61に取り付けられる射出成形装置Wの射
出ユニット(図示せず)にと連通するようになってい
る。
【0036】第3の移動側駒体15の表面には、図8,
20,21に示すように、第3の移動側凹部171が形
成され、第3の固定側駒体69の表面には第3の固定側
凹部172が形成されている。上記したように第3の移
動側駒体15と第3の固定側駒体69とが接合すると三
次成形型85が形成される。この三次成形型85内に、
第3の移動側凹部171と第3の固定側凹部172によ
って、三次成形空間173が形成され、この三次成形空
間173によって3次成形物340が成形される。
【0037】上記三次成形空間173は、胴部303を
インサート成形して胴部肉部341を成形するための胴
部肉空間175と、上腕部321をインサート成形して
上腕肉部343を成形するための上腕肉空間177と、
下腕部311をインサート成形して下腕肉部345を成
形するための下腕肉空間179を有している。さらに、
上脚部327をインサート成形して上脚肉部347を成
形するための上脚肉空間181と、下脚部315をイン
サート成形して下脚肉部349を成形するための下脚肉
空間183と、頭骨部333をインサート成形して頭骨
肉部351を成形するための頭骨肉空間185とを有し
ている。
【0038】第3の移動側駒体15の第3の移動側凹部
171と、第3の固定側駒体69の第3の固定側凹部1
72には、三次成形空間173に配置される胴部30
3,上腕部321,下腕部311,上脚部327,下脚
部315の近傍まで伸びる突起187が一体又は別体で
形成されている。従って胴部肉空間175によって成形
される胴部肉部341、上腕肉空間177によって成形
される上腕肉部343、下腕肉空間179によって成形
される下腕肉部345、上脚肉空間181によって成形
される上脚肉部347、下脚肉空間183によって成形
される下脚肉部349には、突起187によって係止穴
191・・・が形成される。
【0039】第3の固定側駒体69の表面には、前記ラ
ンナー溝123・・・によって成形されたランナー12
2・・・を載置固定するためのランナー固定溝193が
形成されている。又、ランナー溝123のゲート124
によって成形される接続部132に対応するランナー固
定溝193の位置には、逃げ穴195が形成されてい
る。第3の移動側駒体15の表面には、上記ランナー1
22・・・の接続部132を押圧して切断し、この接続
部132を逃げ穴195に押し込める押圧突起197が
一体又は別体で設けられている。
【0040】第3の移動側駒体15の表面には、上述し
た各肉空間175,177,179,181,183に
ゲート201を介して第3の合成樹脂素材Cを流し込む
ためのランナー溝203・・・が形成されている。この
ランナー溝203・・・は、回転台9のランナー溝16
5に連通する。ランナー溝165は、上記したように、
ランナー溝167にトンネルゲート169を介して接続
され、ランナー溝167は移動金型本体3又は固定金型
本体61に取り付けられる射出成形装置Wの射出ユニッ
ト(図示せず)にと連通するようになっている。
【0041】第4の移動側駒体17の表面には、図9,
図26に示すように、第4の移動側凹部221が形成さ
れ、第4の固定側駒体71の表面には、第4の固定側凹
部222が形成されている。上記したように第4の移動
側駒体17と第4の固定側駒体71とが接合すると、四
次成形型87が形成される。この四次成形型87内に、
第4の移動側凹部221と第4の固定側凹部222によ
って四次成形空間225が形成され、この四次成形空間
225によって四次成形物360が成形される。
【0042】上記四次成形空間225は、三次成形物3
40全体をインサート成形して、被覆部材361を成形
するためのものである。第4の移動側凹部221と第4
の固定側凹部222には、前記突起187によって形成
された各肉部341,343,345,347,349
の係止穴191に係止する係止突起227が一体又は別
体で設けられている。
【0043】第4の固定側駒体71の表面には、上述し
た四次成形空間225にゲート229を介して、第4の
合成樹脂素材Dを流し込むためのランナー溝231・・
・が形成されている。このランナー溝231・・・は、
ランナー溝125に連通している。さらにこのランナー
溝125は、ランナー溝167にトンネルゲート169
を介して接続されている。
【0044】第4の移動側駒体17の表面には、前記ラ
ンナー溝203・・・によって成形されたランナー22
3・・・を載置固定するためのランナー固定溝235が
形成されている。又、ランナー溝203のゲート201
によって成形される接続部239に対応するランナー固
定溝235の位置には、逃げ穴237が形成されてい
る。第4の固定側駒体71の表面には、上記ランナー2
23の接続部239を押圧して切断し、この接続部23
9を逃げ穴237に押し込める押圧突起241が一体又
は別体で設けられている。
【0045】上記実施例に係る成形装置1は、以下のよ
うに使用される。射出成形装置Wの移動側に移動金型本
体3を固定して取り付け、射出成形装置Wの固定側に固
定金型本体61を固定して取り付けられる(図1参
照)。次に移動金型本体3の回転軸7後端に射出成形装
置Wの射出ノズル(図示せず)を連結し、さらに移動金
型本体3の各ランナー溝167に連通するように移動金
型本体3に射出成形装置Wの図示しない射出ユニットを
接続する。
【0046】射出成形装置Wを駆動し、図2に示すよう
に、移動金型本体3を固定金型本体61に接合する。第
1の移動側駒体11が第1の固定側駒体65に接合して
一次成形型81を形成し、第2の移動側駒体13が第2
の固定側駒体67に接合して二次成形型83を形成す
る。さらに第3の移動側駒体15が第3の固定側駒体6
9に接合して三次成形型85を形成し、第4の移動側駒
体17が第4の固定側駒体71に接合して四次成形型8
7を形成する。
【0047】この状態で、射出ノズルから第1の合成樹
脂素材Aを射出すると、この第1の合成樹脂素材Aは、
図10に示すように、回転軸7の素材流通孔131、回
転台9のランナー溝127、トンネルゲート129、ラ
ンナー溝125、第1の固定側駒体65のランナー溝1
23を通って、一次成形型81の一次成形空間105、
即ち胴部空間107、下腕空間109、下脚空間111
に流入する。その結果、ランナー溝127によってラン
ナー128が成形され、ランナー溝125によってラン
ナー126が成形され、ランナー溝123によってラン
ナー122が成形され、胴部空間107によって胴部3
03が成形され、下腕空間109によって下腕部311
が成形され、下脚空間111によって下脚部315が成
形される。
【0048】胴部303の肩部には、図6,11に示す
ように、肩関節空間113,113によって成形された
断面が略多角形状の球型関節部305,305が形成さ
れている。胴部303の股部には、股関節空間115,
115によって成形された断面が略多角形状の球型関節
部307,307が形成されている。胴部303の首部
には、首関節空間117によって成形された滑らかな球
状の球型関節部309が形成されている。なお、この球
型関節部309を断面が略多角形状に形成しても構わな
い。
【0049】下腕部311の肘部には、肘関節空間11
9によって成形された断面が略多角形状の突出軸313
と断面が円形状の支軸314が形成されている。又、下
脚部315の膝部には、膝関節空間121によって成形
された断面が略多角形状の突出軸317と断面が円形状
の支軸318が形成されている。なお、本実施例では上
記突出軸313,317を一側に設け、他側に支軸31
4,318を設けたが、両側に突出軸313,317を
設けても構わないのは勿論である。上記してきた多角形
の形状は六角以上の多角形であることが望ましい。
【0050】このようにして、一次成形型81におい
て、一次成形物300である胴部303、下腕部31
1、下脚部315が成形される。なお、同時に二次成形
型83において、二次成形物320が成形され、三次成
形型85において、三次成形物340が成形され、四次
成形型87において、四次成形物360が成形される。
【0051】射出成形装置Wを駆動して、図3に示すよ
うに、移動金型本体3を固定金型本体61から離すと、
図12に示すように、一次成形物300が移動金型本体
3に付着した状態になっている。油圧シリンダ45の駆
動軸47を作動させて第2のベース41を前方に移動さ
せると、複数の突き出しピン43・・・が前方に突出す
る。この複数の突き出しピン43・・・の内の一部が、
図6においてランナー128を押し出す。ランナー12
8とランナー126はトンネルゲート129で接続され
ているので、ランナー128が押し出されると、トンネ
ルゲート129によって切断され、ランナー128のみ
が押し出される。二次成形型83、三次成形型85、四
次成形型87においても同様に不要のランナー等が突き
出しピン43・・・によって押し出される。
【0052】油圧シリンダ45の駆動軸47を作動させ
て第2のベース41を元の位置に復帰させ、突き出しピ
ン43・・・を引っ込めた後、図4に示すように、第1
のベース35を前方に移動させる。回転軸7及び押し上
げ軸39が回転台9を前方に押し出す。回転台9には、
図6に示すように、ランナー126が付着しているの
で、図13に示すように、ランナー122を介して胴部
303、下腕部311、下脚部315が第1の移動側駒
体11から引き離される。
【0053】図示しない油圧シリンダを作動させてラッ
ク59を動かし、平歯車57、回転軸7を介して回転台
9を90度回転させ、第1のベース35を元の位置に戻
すと、前記一次成形物300が第2の移動側駒体13の
第2の移動側凹部133上に載置され、二次成形物32
0が第3の移動側駒体15の第3の移動側凹部171上
に載置され、三次成形物340が第4の移動側駒体17
の第4の移動側凹部221上に載置される。
【0054】射出成形装置Wを駆動して、図2に示すよ
うに、移動金型本体3を固定金型本体61に接合する。
第1の移動側駒体11が第1の固定側駒体65に接合し
て一次成形型81を形成し、第2の移動側駒体13が第
2の固定側駒体67に接合して二次成形型83を形成す
る。さらに第3の移動側駒体15が第3の固定側駒体6
9に接合して三次成形型85を形成し、第4の移動側駒
体17が第4の固定側駒体71に接合して四次成形型8
7を形成する。
【0055】二次成形型83の二次成形空間135内に
一次成形物300が配置される。胴部303は、胴部固
定空間137に固定され、下腕部311が下腕固定空間
139に固定され、下脚部315が下脚固定空間141
に固定される。又、ランナー122が第3の固定側駒体
69側のランナー固定溝143に固定される。
【0056】射出成形装置Wの図示しない射出ユニット
から一次成形時の第1の合成樹脂素材Aよりも融点の低
い第2の合成樹脂素材Bを射出すると、第2の合成樹脂
素材Bは、図14に示すように、ランナー溝167、ト
ンネルゲート169、ランナー溝165、ランナー溝1
61、トンネルゲート163を通って上腕空間145、
上脚空間147、頭骨空間149に流入する。
【0057】その結果、ランナー溝167によってラン
ナー168が成形され、ランナー溝165によってラン
ナー166が成形され、ランナー溝161によってラン
ナー162が成形され、上腕空間145によって上腕部
321が成形され、上脚空間147によって上脚部32
7が成形され、頭骨空間149によって頭骨部333が
成形される。
【0058】上腕部321は、図7,15,16に示す
ように、外殻空間151によって胴部303の球型関節
部305を包持する外殻部323と、軸受空間153に
よって下腕部311の突出軸313と支軸314を包持
する軸受部325が形成されている。上脚部327は、
外殻空間155によって胴部303の球型関節部307
を包持する外殻部329と、軸受空間157によって下
脚部315の突出軸317と支軸318を包持する軸受
部331が形成されている。頭骨部333は、外殻空間
159によって胴部303の球型関節部309を包持す
る外殻部335が形成されている。
【0059】このようにして、二次成形型83において
胴部303と下腕部311が上腕部321に連結され、
胴部303と下脚部315が上脚部327に連結され、
胴部303に頭骨部333が連結された形の二次成形物
320が成形される。なお、同時に一次成形型81にお
いて一次成形物300が成形され、三次成形型85にお
いて三次成形物340が成形され、四次成形型87にお
いて四次成形物360が成形される。
【0060】射出成形装置Wを駆動して、図3に示すよ
うに、移動金型本体3を固定金型本体61から離すと、
二次成形物320が移動金型本体3に付着した状態にな
っている。油圧シリンダ45の駆動軸47を作動させて
第2のベース41を前方に移動させると、複数の突き出
しピン43・・・が前方に突出する。この複数の突き出
しピン43・・・の内の一部が、図7において、ランナ
ー168、ランナー166、ランナー162を押し出
す。ランナー162と上腕部321又は上脚部327若
しくは頭骨部333は、トンネルゲート163によって
接続されているので、ランナー162が押し出される
と、図17に示すように、トンネルゲート163によっ
て切断され、ランナー162が押し出される。
【0061】油圧シリンダ45の駆動軸47を作動させ
て第2のベース41を元の位置に復帰させ、突き出しピ
ン43・・・を引っ込めた後、図4に示すように、第1
のベース35を前方に移動させる。回転軸7及び押し上
げ軸39が回転台9を前方に押し出す。回転台9には、
図18に示すように、ランナー126が付着しているの
で、ランナー122を介して二次成形物320が第2の
移動側駒体13から引き離される。
【0062】図示しない油圧シリンダを作動させてラッ
ク59を動かし、平歯車57、回転軸7を介して回転台
9を90度回転させ、第1のベース35を元の位置に戻
すと、前記一次成形物300が第2の移動側駒体13の
第2の移動側凹部133上に載置され、二次成形物32
0が第3の移動側駒体15の第3の移動側凹部171上
に載置され、三次成形物340が第4の移動側駒体17
の第4の移動側凹部221上に載置される。
【0063】射出成形装置Wを駆動して、図2に示すよ
うに、移動金型本体3を固定金型本体61に接合する。
第1の移動側駒体11が第1の固定側駒体65に接合し
て一次成形型81を形成し、第2の移動側駒体13が第
2の固定側駒体67に接合して二次成形型83を形成す
る。さらに第3の移動側駒体15が第3の固定側駒体6
9に接合して三次成形型85を形成し、第4の移動側駒
体17が第4の固定側駒体71に接合して四次成形型8
7を形成する。
【0064】三次成形型85の三次成形空間173内に
二次成形物320が配置される。又、ランナー122が
第3の固定側駒体69側のランナー固定溝193に固定
される。二次成形物320をランナー122に接続する
接続部132に対応するランナー固定溝193の位置に
は、図21(a)に示すように、円形の逃げ穴195が
形成され、第3の移動側駒体15の表面には接続部13
2を押圧する押圧突起197が形成されている。
【0065】従って、第3の移動側駒体15が第3の固
定側駒体69に接合すると押圧突起197が接続部13
2を逃げ穴195に押し込むようにして切断するため、
二次成形物320は三次成形空間173内に配置される
と同時にランナー122から切り離される。
【0066】射出成形装置Wの図示しない射出ユニット
から二次成形時の第2の合成樹脂素材Bよりも融点の低
い第3の合成樹脂素材Cを射出すると、第3の合成樹脂
素材Cは、図19に示すように、ランナー溝167、ト
ンネルゲート169、ランナー溝165、ランナー溝2
03、ゲート201を通って胴部肉空間175、上腕肉
空間177,177、下腕肉空間179,179、上脚
肉空間181,181、下脚肉空間183,183、頭
骨肉空間185に流入する。
【0067】その結果、図20,23でも示すように、
ランナー溝167によってランナー168が成形され、
ランナー溝165によってランナー166が成形され、
ランナー溝203によってランナー223が成形され、
ゲート201によって接続部239が成形され、上記各
空間175,177,179,181,183,185
によって胴部肉部341、上腕肉部343、343、下
腕肉部345,345、上脚肉部347,347、下脚
肉部349,349、頭骨肉部351が成形される。
【0068】各空間175,177,179,181,
183,185には突起187が設けられているので、
上記各空間175〜185によって成形される各肉部3
41,343,345,347,349,351には、
図21(b)に示すように、係止穴191が形成され
る。
【0069】このようにして、三次成形型85において
二次成形物320に肉部が取り付けられた形の三次成形
物340が成形される。なお、同時に一次成形型81に
おいて一次成形物300が成形され、二次成形型83に
おいて二次成形物320が成形され、四次成形型87に
おいて四次成形物360が成形される。
【0070】射出成形装置Wを駆動して、図3に示すよ
うに、移動金型本体3を固定金型本体61から離すと、
三次成形物340が移動金型本体3に付着した状態にな
っている。油圧シリンダ45の駆動軸47を作動させて
第2のベース41を前方に移動させると、複数の突き出
しピン43・・・が前方に突出する。この複数の突き出
しピン43・・・の内の一部が、図8において、ランナ
ー168、ランナー122、ランナー126を押し出
す。ランナー122が、前述したように、押圧突起19
7によって三次成形物340から切り離されているた
め、図22に示すように、ランナー122,126のみ
を押し出すことができる。
【0071】油圧シリンダ45の駆動軸47を作動させ
て第2のベース41を元の位置に復帰させ、突き出しピ
ン43・・・を引っ込めた後、図4に示すように、第1
のベース35を前方に移動させる。回転軸7及び押し上
げ軸39が回転台9を前方に押し出す。回転台9には、
図8,24に示すように、ランナー166が付着してい
るので、ランナー233を介して三次成形物340が第
3の移動側駒体15から引き離される。
【0072】図示しない油圧シリンダを作動させてラッ
ク59を動かし、平歯車57、回転軸7を介して回転台
9を90度回転させ、第1のベース35を元の位置に戻
すと、前記一次成形物300が第2の移動側駒体13の
第2の移動側凹部133上に載置され、二次成形物32
0が第3の移動側駒体15の第3の移動側凹部171上
に載置され、三次成形物340が第4の移動側駒体17
の第4の移動側凹部221上に載置される。
【0073】射出成形装置Wを駆動して、図2に示すよ
うに、移動金型本体3を固定金型本体61に接合する。
第1の移動側駒体11が第1の固定側駒体65に接合し
て一次成形型81を形成し、第2の移動側駒体13が第
2の固定側駒体67に接合して二次成形型83を形成す
る。さらに第3の移動側駒体15が第3の固定側駒体6
9に接合して三次成形型85を形成し、第4の移動側駒
体17が第4の固定側駒体71に接合して四次成形型8
7を形成する。
【0074】四次成形型87の四次成形空間225内に
三次成形物340が配置される。又、ランナー233が
第4の移動側駒体17側のランナー固定溝235に固定
される。四次成形空間225内には、複数の係止突起2
27が設けられ、図26に示すように、この複数の係止
突起227が三次成形物340の係止穴191に係止す
る。三次成形物340をランナー233に接続する接続
部239に対応する固定溝235の位置には、図27に
示すように、逃げ穴237が形成され、第4の固定側駒
体71の表面には接続部239を押圧する押圧突起24
1が形成されている。
【0075】従って、第4の移動側駒体17が第4の固
定側駒体71に接合すると押圧突起241が接続部23
9を逃げ穴237に押し込むようにして切断するため、
三次成形物340は四次成形空間225内に配置される
と同時にランナー233から切り離される。
【0076】射出成形装置Wの図示しない射出ユニット
から三次成形時の第3の合成樹脂素材Cよりも融点の低
い第4の合成樹脂素材Dを射出すると、第4の合成樹脂
素材Dは、図25に示すように、ランナー溝167、ト
ンネルゲート169、ランナー溝125、ランナー溝2
31、ゲート229を通って四次成形空間225内に流
入する。
【0077】第4の合成樹脂素材Dは、三次成形物34
0を可動可能にするため、軟質塩化ビニール等の素材が
使用される。この素材は粘性が強く、インサートする三
次成形物340を所定位置からずらせようとするが、三
次成形物340は、図26に示すように、これの係止穴
191・・・に四次成形型87の係止突起227・が係
止して固定されているため、けして所定位置からずれる
ことがない。
【0078】その結果、ランナー溝167によってラン
ナー168が成形され、ランナー溝125によってラン
ナー126が成形され、ランナー溝231によってラン
ナー233が成形され、上記四次成形空間225によっ
て三次成形物340を被覆する被覆部材361が成形さ
れる。
【0079】このようにして、四次成形型87において
三次成形物340全体を被覆部材361で被覆した形の
四次成形物360が成形される。なお、同時に一次成形
型81において一次成形物300が成形され、二次成形
型83において二次成形物320が成形され、三次成形
型85において三次成形物340が成形される。
【0080】射出成形装置Wを駆動して、図3に示すよ
うに、移動金型本体3を固定金型本体61から離すと、
四次成形物360が移動金型本体3に付着した状態にな
っている。油圧シリンダ45の駆動軸47を作動させて
第2のベース41を前方に移動させると、複数の突き出
しピン43・・・が前方に突出する。この複数の突き出
しピン43・・・の内の一部が、図9,図28におい
て、ランナー166、ランナー223、ランナー16
8、ランナー126、ランナー233、四次成形物36
0を押し出す。ランナー166,223は、前述したよ
うに、押圧突起241によって四次成形物360から切
り離されているので、四次成形物360はランナー16
8,233に接続された形で取り出すことができる。
【0081】四次成形物360即ち完成品は、ランナー
233から切り離すことによって取り出すことができ
る。四次成形物360は、図29に示すように、胴部3
03の球型関節部305に上腕部321の外殻部323
が包持する形で連結され、球型関節部305の外面と外
殻部323の内面が略多角形状に形成されているから、
球型関節部305の外面又は外殻部323の内面を撓ま
せながら、上腕部321を上下左右方向にクリック運動
させることができる。
【0082】同様に、四次成形物360は、胴部303
の球型関節部307に上脚部327の外殻部329が包
持する形で連結され、球型関節部307の外面と外殻部
329の内面が略多角形状に形成されているから、球型
関節部307の外面又は外殻部329の内面を撓ませな
がら、上脚部327を上下左右方向にクリック運動させ
ることができる。
【0083】四次成形物360は、下腕部311の突出
軸313に上腕部321の軸受部325が包持する形で
連結され、突出軸313の外面と軸受部325の内面が
略多角形状に形成されているから、突出軸313の外面
又は軸受部325の内面を撓ませながら、下腕部311
を上下方向にクリック運動させることができる。
【0084】四次成形物360は、下脚部315の突出
軸317に上脚部327の軸受部331が包持する形で
連結され、突出軸317の外面と軸受部331の内面が
略多角形状に形成されているから、突出軸317の外面
又は軸受部331の内面を撓ませながら、下脚部315
を上下方向にクリック運動させることができる。
【0085】四次成形物360は、胴部303、上腕部
321、下腕部311、上脚部327、下脚部315を
被覆部材361で被覆しているため、上記したように各
部を動かすと被覆部材361の素材の復元力により元に
戻そうとするが、各部はクリック運動によって動かされ
ているため、動かした状態を維持することができる。
【0086】
【発明の効果】本願請求項1,2記載の成形装置及び成
形方法は、先の成形金型によって、表面に係止穴が形成
された先の成形物を成形し、この先の成形物の係止穴
に、後の成形金型内に形成された後の成形空間内に突出
する係止突起を係止して、後の成形空間内に先の成形物
を固定保持する。そのため、後の成形空間内に合成樹脂
素材を射出しても、先の成形物は成形金型の所定位置か
らけして動くことがなく、常に均一の成形物を成形する
ことができるという効果がある。
【0087】本願請求項3記載の成形物は、後の成形空
間内において係止突起によって固定保持されて成形され
るから、内側を構成する先の成形物が外側を構成する後
の成形物から突出することがないため、後の成形時に完
成品として使用することができ、切断等の後処理を減ら
すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る成形装置を射出成形装
置に取り付けた状態を示す全体斜視図である。
【図2】上記成形装置の全体側面図である。
【図3】上記成形装置を開いた状態の一部省略した全体
側面図である。
【図4】上記成形装置の動きを説明する一部省略した全
体側面図である。
【図5】上記成形装置の移動金型の平面図である。
【図6】上記成形装置の一次成形型を示す平面図であ
る。
【図7】上記成形装置の二次成形型を示す平面図であ
る。
【図8】上記成形装置の三次成形型を示す平面図であ
る。
【図9】上記成形装置の四次成形型を示す平面図であ
る。
【図10】上記一次成形型の合成樹脂素材の流れを示す
平面図である。
【図11】上記一次成形型の要部断面図である。
【図12】上記一次成形型の動きを説明する要部断面図
である。
【図13】上記一次成形型の動きを説明する要部断面図
である。
【図14】上記二次成形型の合成樹脂素材の流れを示す
平面図である。
【図15】上記二次成形型の要部断面図である。
【図16】上記二次成形型の要部断面図である。
【図17】上記二次成形型の動きを説明する要部断面図
である。
【図18】上記二次成形型の動きを説明する要部断面図
である。
【図19】上記三次成形型の合成樹脂素材の流れを示す
平面図である。
【図20】上記三次成形型の要部断面図である。
【図21】上記三次成形型の要部拡大断面図である。
【図22】上記三次成形型の動きを説明する要部断面図
である。
【図23】上記三次成形型の要部断面図である。
【図24】上記三次成形型の動きを説明する要部断面図
である。
【図25】上記四次成形型の合成樹脂素材の流れを示す
平面図である。
【図26】上記四次成形型の要部断面図である。
【図27】上記四次成形型の要部拡大断面図である。
【図28】上記四次成形型の動きを説明する要部断面図
である。
【図29】四次成形物の断面図である。
【符号の説明】
W 射出成形装置 A 第1の合成樹脂素材 B 第2の合成樹脂素材 C 第3の合成樹脂素材 D 第4の合成樹脂素材 1 成形装置 3 移動金型本体 3a 表面 7 回転軸 7a 突出軸 9 回転台 9a 表面 9b 裏面 11 第1の移動側駒体 13 第2の移動側駒体 15 第3の移動側駒体(第1の成形型) 17 第4の移動側駒体(第3の成形型) 19 貫通孔 21 貫通孔 23 貫通孔 25 貫通孔 31 前部空室 33 後部空室 35 第1のベース 37 ガイドピン 39 押し上げ軸 41 第2のベース 43 突き出しピン 45 油圧シリンダ 47 駆動軸 49 孔 51 隙間部 53 中間空室 57 平歯車 59 ラック 61 固定金型本体 63 表面 65 第1の固定側駒体 67 第2の固定側駒体 69 第3の固定側駒体(第2の成形型) 71 第4の固定側駒体(第4の成形型) 81 一次成形型 83 二次成形型 85 三次成形型(先の成形金型) 87 四次成形型(後の成形金型) 101 第1の移動側凹部 103 第1の固定側凹部 105 一次成形空間 107 胴部空間 109 下腕空間 111 下脚空間 113 肩関節空間 115 股関節空間 117 首関節空間 119 肘関節空間 121 膝関節空間 122 ランナー 123 ランナー溝 124 ゲート 125 ランナー溝 126 ランナー 127 ランナー溝 128 ランナー 129 トンネルゲート 131 素材流通孔 132 接続部 133 第2の移動側凹部 134 第2の固定側凹部 135 二次成形空間 137 胴部固定空間 139 下腕固定空間 141 下脚固定空間 143 ランナー固定溝 145 上腕空間 147 上脚空間 149 頭骨空間 151 外殻空間 153 軸受空間 155 外殻空間 157 軸受空間 159 外殻空間 161 ランナー溝 162 ランナー 163 トンネルゲート 165 ランナー溝 166 ランナー 167 ランナー溝 168 ランナー 169 トンネルゲート 171 第3の移動側凹部(第1の成形凹部) 172 第3の固定側凹部(第2の成形凹部) 173 三次成形空間(先の成形空間) 175 胴部肉空間 177 上腕肉空間 179 下腕肉空間 181 上脚肉空間 183 下脚肉空間 185 頭骨肉空間 187 突起(成形突起) 191 係止穴 193 ランナー固定溝 195 逃げ穴 197 押圧突起 201 ゲート 203 ランナー溝 221 第4の移動側凹部(第3の成形凹部) 222 第4の固定側凹部(第4の成形凹部) 223 ランナー 225 四次成形空間(後の成形空間) 227 係止突起 229 ゲート 231 ランナー溝 233 ランナー 235 ランナー固定溝 237 逃げ穴 239 接続部 241 押圧突起 300 一次成形物 303 胴部 305 球型関節部 307 球型関節部 309 球型関節部 311 下腕部 313 突出軸 314 支軸 315 下脚部 317 突出軸 318 支軸 320 二次成形物 321 上腕部 323 外殻部 325 軸受部 327 上脚部 329 外殻部 331 軸受部 333 頭骨部 335 外殻部 340 三次成形物(先の成形物) 341 胴部肉部 343 上腕肉部 345 下腕肉部 347 上脚肉部 349 下脚肉部 351 頭骨肉部 360 四次成形物(後の成形物) 361 被覆部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−34032(JP,A) 特開 平6−328506(JP,A) 特開 平4−49018(JP,A) 特開 昭62−50113(JP,A) 特開 昭62−50112(JP,A) 特開 平6−23792(JP,A) 特開 昭62−50109(JP,A) 特開 昭51−30860(JP,A) 特開 平8−118411(JP,A) 実公 昭62−40621(JP,Y2) 特表 昭59−500661(JP,A) 米国特許3081497(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/00 - 33/76

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする成
    形装置。 (イ)先の成形金型と後の成形金型とを有すること。 (ロ)先の成形金型は、第1の成形凹部を有する第1の
    成形型と、第2の成形凹部を有する第2の成形型とから
    なり、第1の成形型と第2の成形型が接合すると、第1
    の成形凹部と第2の成形凹部によって先の成形空間が形
    成されること。 (ハ)第1の成形型と第2の成形型には、先の成形空間
    内に突出する成形突起が設けられ、この成形突起によっ
    て先の成形空間において成形される先の成形物の表面に
    係止穴が形成されるようになっていること。 (ニ)後の成形金型は、第3の成形凹部を有する第3の
    成形型と、第4の成形凹部を有する第4の成形型とから
    なり、第3の成形型と第4の成形型が接合すると、第3
    の成形凹部と第4の成形凹部によって後の成形空間が形
    成されること。 (ホ)第3の成形型と第4の成形型には、後の成形空間
    内に突出する係止突起が設けられ、この係止突起が後の
    成形空間内に設けられる先の成形物の係止穴を係止し、
    先の成形物を後の成形空間内で固定できるようになって
    いること。
  2. 【請求項2】 下記の工程からなることを特徴とする成
    形方法。 (イ)成形突起が内部に突出する先の成形空間を有する
    先の成形金型の先の成形空間内に、合成樹脂素材を射出
    することにより、表面に係止穴を備えた先の成形物を成
    形する第1の成形工程。 (ロ)第1の成形工程によって成形された先の成形物の
    係止穴に、後の成形金型の後の成形空間内に突出する係
    止突起を係止して、後の成形空間内に先の成形物を固定
    し、後の成形空間内に合成樹脂素材を射出することによ
    り、表面に係止突起の抜け穴が形成される後の成形物を
    成形する第2の成形工程。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする成
    形物。 (イ)内側を構成する先の成形物と、外側を構成する後
    の成形物とからなること。 (ロ)先の成形物は、成形突起が内部に突出する先の成
    形空間を有する先の成形金型の先の成形空間内に、合成
    樹脂素材を射出することにより、表面に係止穴を備えた
    形で成形されていること。 (ハ)後の成形物は、先の成形物の係止穴に、後の成形
    金型に形成された後の成形空間内に突出する係止突起を
    係止して、後の成形空間内に先の成形物を固定し、後の
    成形空間内に合成樹脂素材を射出することにより、表面
    に係止突起の抜け穴を有する形で成形されていること。
JP8131129A 1996-04-26 1996-04-26 成形装置及び成形方法並びに成形物 Expired - Lifetime JP2981422B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8131129A JP2981422B2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 成形装置及び成形方法並びに成形物
US08/841,410 US6103165A (en) 1996-04-26 1997-04-22 Molding processes and apparatus and a molded product
DE19717103A DE19717103C2 (de) 1996-04-26 1997-04-23 Formverfahren und -vorrichtung sowie ein geformtes Produkt

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8131129A JP2981422B2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 成形装置及び成形方法並びに成形物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09290435A JPH09290435A (ja) 1997-11-11
JP2981422B2 true JP2981422B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=15050668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8131129A Expired - Lifetime JP2981422B2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 成形装置及び成形方法並びに成形物

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6103165A (ja)
JP (1) JP2981422B2 (ja)
DE (1) DE19717103C2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW446622B (en) * 1999-05-10 2001-07-21 Takara Co Ltd Arm for an elastic doll, its molding method and forming mold
US6607684B1 (en) * 2000-09-19 2003-08-19 C. J. Associates, Ltd. Method of making a jointed linkage support system
CN103029259B (zh) 2011-09-30 2015-11-25 苹果公司 用于大规模生产的带有集成浇口移除的注射模塑工具
CN103448207B (zh) * 2013-09-18 2015-04-29 张岳平 一种全包胶成人性用品的生产方法
JP7236344B2 (ja) * 2019-07-19 2023-03-09 株式会社バンダイ 模型部品

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3081497A (en) * 1960-05-06 1963-03-19 Ralph M Hill Method for molding objects with inserts
US3354249A (en) * 1964-04-17 1967-11-21 Coats & Clark Method of producing united dual character parts and facing part
IT1036469B (it) * 1974-07-09 1979-10-30 Anvar Procedimento per la fabericazione di articoli compositi di materie termoplastiche mediante stampaggio ad iniezione
JPS5645333B2 (ja) * 1974-10-22 1981-10-26
JPS6240621A (ja) * 1985-08-16 1987-02-21 Olympus Optical Co Ltd 光学式再生装置
JP3078860B2 (ja) * 1991-02-18 2000-08-21 株式会社デンソー 金属部材の樹脂インサート成形方法
US5464578A (en) * 1992-03-18 1995-11-07 Hewlett-Packard Company Method of making a compact fluid coupler for thermal inkjet print cartridge ink reservoir
JP2927687B2 (ja) * 1994-10-25 1999-07-28 株式会社バンダイ 成形方法及び成形装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE19717103C2 (de) 2001-11-22
DE19717103A1 (de) 1997-11-06
US6103165A (en) 2000-08-15
JPH09290435A (ja) 1997-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2927687B2 (ja) 成形方法及び成形装置
JPH09313742A (ja) 連結装置及びその連結装置の製造方法並びに可動体及びその可動体の製造方法
EP0341880A2 (en) A multi-injection molded body, a method of molding and a molding machine
JP2000516168A (ja) 多層プラスチック部材を製造するための方法及び装置
CA2228678A1 (en) Method and apparatus for making herringbone gears and pumps incorporating the same
US20060127526A1 (en) Machinery for the molding and assembling of an assembled object
CA2241509A1 (en) Injection mold for over-molding articles and an injection molding machine and method therefore
EP0825007B1 (en) Mold assembly for making multilayer molded article and method of making multilayer molded article using the same
JP2981422B2 (ja) 成形装置及び成形方法並びに成形物
US6739856B2 (en) Equipment for hot moulding of articles made of thermoplastic material
JPH03219578A (ja) 防水コネクタハウジングの製造方法
KR101487010B1 (ko) 횡축 및 종축 회전하는 멀티 사출금형 및 이를 이용한 사출물의 사출방법
JP3121266B2 (ja) 成形装置
JP3051901B2 (ja) 複合成形の射出成形用金型
KR100421608B1 (ko) 내측에 언더컷을 갖는 성형품의 사출성형장치
JP2889000B2 (ja) サンドイッチ成形方法
JP2908839B2 (ja) 複合製品の射出成形方法
JPH06102349B2 (ja) 回転式射出成形型およびゲートカット方法
JP3047212B2 (ja) 積層形成形品の成形方法および成形用金型
JP3579839B2 (ja) 成形品の製造用型及び製造方法
JPH11314246A (ja) 可動部をもつ成形品及びその製造方法
JPH0449018A (ja) 二層射出成形品の製造方法および成形金型
JP3643820B2 (ja) 異種/異色材一体形の射出成形方法およびその装置
JPH11216741A (ja) 樹脂部品面加飾方法及び加飾装置
EP1044780A1 (en) A method and an injection moulding machine for manufacturing products consisting of at least two product portions connected with each other

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990817

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term