JP2979317B2 - 遊技店における遊技媒体貸出システム - Google Patents

遊技店における遊技媒体貸出システム

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JP2979317B2 JP61129117A JP12911786A JP2979317B2 JP 2979317 B2 JP2979317 B2 JP 2979317B2 JP 61129117 A JP61129117 A JP 61129117A JP 12911786 A JP12911786 A JP 12911786A JP 2979317 B2 JP2979317 B2 JP 2979317B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遊技者が金銭と交換に得た有価価値に基づ
いて、遊技装置での遊技に供する遊技媒体の貸出しを行
う遊技店における遊技媒体貸出システムに関するもので
ある。 〈従来の技術〉 従来の遊技店においては、パチンコ球やメダル等の有
機媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置をパチンコ機とパチ
ンコ機の間や店内の適宜な位置に配設し、この球貸出機
に貨幣を投入することにより、この投入金額の範囲内で
遊技媒体を貸し出すものとなっている。 また、貨幣と等価な有価価値を付与した遊技媒体貸出
カードを用いて遊技媒体の貸出を行うものとして、例え
ば特開昭61−85974号公報にパチンコ玉貸出しシステム
が提案されており、このパチンコ玉貸出しシステムにお
ける遊技媒体貸出カードとしては、各種のデータ(識別
コードや貸出可能玉数等)を所定フォーマットで磁気記
録したプリペイドカードが採用されており、所定の貸出
条件が成立した状態において遊技者が指定した数のパチ
ンコ玉を排出するものとなっている。 〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、磁気記録式プリペイドカードの読み書
きに使用されるカードリーダ・ライタにおいては、その
構造から、球借りにカードを使用する毎にカードを排出
口へと移動させることで、磁気ヘッドによる記録内容の
書換えを行い、カード挿排口からプリペイドカードを排
出するようになっており、連続して球借り動作を行う場
合、カード使用者は、カードが排出される度にカードの
挿入動作を行わなければならず、必ずしもカード使用者
の利便性を高めているとは言えない点もあった。 そのため、このような磁気記録式プリペイドカードを
遊技媒体貸出カードに適用した場合には、遊技媒体貸出
カードの材質として耐久性のあるものを選定しなければ
ならないと共に、遊技媒体貸出カードの読み書きを行う
カードリーダ・ライタのカード移送用駆動系の寿命も短
くなり、導入コストおよび維持コストの点で、必ずしも
効率の良い遊技媒体貸出システムを構築できるとはいえ
なかった。 しかも、遊技媒体貸出カードの読み書き回数が増えて
しまうことから、磁気ヘッドに汚れが付着し易くなるこ
とが想定できる。すなわち、磁気ヘッドによる遊技媒体
貸出カードのリード・ライト時にエラーが発生すること
を防ぐためには、ヘッドクリーニングを頻繁に行わなけ
ればならず、遊技店側の負担も大きくなる。 また、遊技者の貸出操作に基づいて一度に多くの遊技
媒体を貸し出すような場合には、遊技者が指定した量に
相当する遊技媒体が本当に払い出されたか否かを遊技者
が把握し難く、遊技者に不信感を与えて遊技店との無用
なトラブルを生じさせる虞もあった。 そこで、本発明は、遊技者が行う遊技媒体貸出操作の
利便性の高めると共に、システム効率が高く遊技店にと
ってのシステム管理が容易な遊技媒体貸出システムの提
供を目的とする。 〈問題点を解決するための手段〉 上記課題を解決するために、本発明に係る遊技店にお
ける遊技媒体貸出システムは、遊技者が金銭と交換に得
た有価価値に基づいて、遊技装置(例えば、パチンコ機
1)での遊技に供する遊技媒体の貸出しを行う遊技店に
おける遊技媒体貸出システムにおいて、遊技者が金銭を
投入した際に、所定金額に係わる有価価値を特定するこ
とが可能な情報(例えば、店コード、発行日識別情報、
カード識別情報等)を記憶した遊技媒体貸出カード(例
えば、球貸カード23)の販売を行うカード販売手段(例
えば、カード発行機3)と、上記カード販売手段から発
行された遊技媒体貸出カードを受け入れて、当該遊技媒
体貸出カードに係わる有価価値と交換に遊技媒体の貸出
処理を行う遊技媒体貸出処理手段(例えば、遊技媒体貸
出装置2,中央管理装置5等)と、を備え、上記遊技媒体
貸出処理手段は、交換単位金属に対する遊技媒体数が設
定される交換率設定手段(例えば、制御装置59)と、受
け入れた遊技媒体貸出カードに記憶された情報を読み取
る記憶情報読取手段(例えば、球貸カード読取装置49)
と、上記記憶情報読取手段により読み取られた所要情報
に基づき、受け入れた遊技媒体貸出カードの適否を判定
する遊技媒体貸出カード判定手段(例えば、制御装置5
9)と、上記遊技媒体貸出カード判定手段により受け入
れた遊技媒体貸出カードが適正と判定された際に、当該
遊技媒体貸出カードに係わる金属情報を遊技者が視認可
能に表示する金属情報表示手段(例えば、金額表示器5
3)と、上記金額情報表示手段に所定額以上の金額情報
が表示されていることを条件に、遊技者の所定操作に基
づき交換単位金額毎に上記交換率設定手段に設定された
交換率による所定数の遊技媒体の排出制御を行うと共
に、該遊技媒体の排出に係わる使用金額情報を交換単位
金額毎に上記金額情報表示手段の表示から減算して表示
を更新する遊技媒体排出制御手段(例えば、制御装置5
9)と、上記金額情報表示手段に表示されている金額情
報が零になった場合、若しくは、遊技者の所定操作があ
る場合に、当該受け入れた遊技媒体貸出カードによる遊
技媒体の貸出処理の終了条件の成立を判定する貸出処理
終了条件判定手段(例えば、第5カード検出器65,第6
カード検出器66,制御装置59等)と、上記貸出処理終了
条件判定手段が貸出処理終了条件の成立を判定したこと
に基づいて、当該受け入れた遊技媒体貸出カードに係わ
る有価価値の書換を行うための処理を実行する有価価値
書換処理実行手段(例えば、遊技媒体貸出装置2の制御
装置59,中央管理装置5等)と、を含んで構成したもの
である。 〈作用〉 カード販売手段によって販売された遊技媒体貸出カー
ドを遊技媒体貸出処理手段が受け入れると、受入れた遊
技媒体貸出カードに記憶された情報を記憶情報読取手段
によって読み取り、該記憶情報読取手段によって読み取
られた所要情報に基づいて、遊技媒体貸出カード判定手
段が当該遊技媒体貸出カードの適否を判定し、該遊技媒
体貸出カード判定手段によって適正と判定された遊技媒
体貸出カードに係わる金額情報が金額情報表示手段に表
示され、該金額情報表示手段に所定額以上の金額情報が
表示されている際に遊技者が所定操作を行うことに基づ
き、遊技媒体排出制御手段が、交換率設定手段に設定さ
れた交換単位金額に対する遊技媒体の排出制御を交換単
位金額毎に行うと共に、遊技媒体の排出に係わる使用金
額情報を交換単位金額毎に金額情報表示手段の表示金額
から減算して表示を更新させる。そして、貸出処理終了
条件判定手段が貸出処理の終了条件の成立を判定する
と、有価価値書換処理実行手段によって当該遊技媒体貸
出カードに係わる有価価値の書換処理が実行される。 〈実施例〉 以下本発明を、遊技装置としてのパチンコ機やパチス
ロ機等を多数設置したパチンコ遊技店に利用した実施例
にもとづいて説明する。なお、遊技媒体たる球の貸出に
用いる球貸カードの有効期間等は適宜に設定できるが、
本実施例における球貸カードは、発行日のみ使用が可能
なものとしてある。 パチンコ遊技店には、第1図で示すように、多数のパ
チンコ機1…を並べて設置するとともに、パチンコ機1
とパチンコ機1との間に遊技媒体として使用する球を貸
し出す遊技媒体貸出装置2を適宜間隔で配置し、また店
内の適宜な位置にはカード発行機3や精算機4を配置
し、上記遊技媒体貸出装置2とカード発行機3と精算機
4を管理室内に設置した中央管理装置5に伝送路6…を
介して電気的に接続する。 カード販売手段としてのカード発行機3は、第2図及
び第3図で示すように、開閉可能な前面部7を有する箱
体8の前面部7に貨幣投入口として紙幣挿入口9を開設
し、該紙幣挿入口9の上方に複数の押釦から構成された
購入金額選択操作部10を、該購入金額選択操作部10の上
方に複数の7セグメント表示子から構成された投入金額
表示器11を設け、該投入金額表示器11の横に稼働中を示
す発行中表示器12と発行中止を表示する発行中止表示器
13を並設し、これらの表示器12,13の下方にカード発行
口14を開設するとともに、該カード発行口14の下方に釣
銭返却口15を開設する。そして、箱体8の内部には、前
面部7を閉じたときに上記紙幣挿入口9に連通する位置
に貨幣識別装置として紙幣識別装置16を、カード発行口
14に連通する位置にカード発行装置17を、また釣銭返却
口15に連通する位置に釣銭支払装置18を各々配置し、底
部には当該カード発行機3の伝送アドレスを設定する伝
送アドレス設定器19と、売上金額、カード発行枚数、カ
ード残量、釣銭残量、紙幣オーバーフロー等の表示を行
うモニタ装置20と、上記各機器を制御する制御装置21と
を設け、該制御装置21に上記投入金額表示器11、発行中
表示器12、発行中止表示器13、貨幣識別装置16、カード
発行装置17、釣銭支払装置18、伝送アドレス設定器19、
及び箱体8の上面に取り付けたアラーム表示器22を電気
的に接続する。 紙幣識別装置16は、遊技者が紙幣挿入口9から挿入し
た紙幣を取り入れて該紙幣の真偽を判別するとともに、
紙幣の種類を判別して制御装置21に信号を送り、不適当
な紙幣と判断した場合は遊技者に返却する。一方、紙幣
識別装置16が適当な紙幣と判断するととともに、その紙
幣の種類を判別すると、制御装置21からの信号により投
入金額表示器11が当該紙幣の金額を表示する。例えば紙
幣挿入口9に1万円札を挿入すると「10,000円」、5千
円札の場合は「5,000円」、千円札の場合は「1,000円」
と表示する。この状態で遊技者が購入金額選択操作部10
を操作することにより遊技に供する所望の金額を選択す
ると、制御装置21は、中央管理装置5からのデータ要求
信号が当該伝送アドレス設定器19により設定した伝送ア
ドレスと一致したときに、購入金額選択操作部10により
選択した金額に相当する金額データを中央管理装置5に
送出する。中央管理装置5は、カード発行機3からの金
額データを受信すると、カード識別情報を発生し、該カ
ード識別情報と金額データ、即ち当該カード識別情報が
付与されたカードが有する有価金額を記憶部に記憶する
とともに、上記カード発行機3のアドレスに上記カード
識別情報を付加して当該カード発行機3に送出する。こ
の信号を受信した前記カード発行機3は、カード発行装
置17を作動して中央管理装置5からの情報を書き込んだ
カードを発行する。すなわち、中央管理装置5から送信
された識別情報は、当該カードの購入金額に係わる有価
価値を特定することが可能な情報であり、この識別情報
を記憶させてカード発行機3から発行されたカードは、
従来周知のプリペイドカード等と同様に、当該カード固
有の有価価値を特定できるのである。 なお、本実施例のカード発行機においては、紙幣専用
機のため紙幣挿入口のみを設けたが、硬貨投入口、硬貨
セレクタ、硬貨検出器等を追加して、硬貨を投入しても
カードの発行ができるようにしてもよい。 カード発行機3により発行する遊技媒体貸出カードと
しての球貸カード23は、第4図で示すように、合成樹脂
等から成る薄い板状であり、表面には長手方向のほぼ中
央に磁気面等から成る情報記憶部24を有し、該情報記憶
部24の上方にはカード発行年月日、発行時の金額を、情
報記憶部24の下方にはカードの挿入方向を示す矢印と遊
技媒体を借りたときの減額目盛25を夫々表示してある。
なお、上記情報記憶部24には、当該球貸カード23の発行
に要した貨幣に応じて付与される有価価値情報に基づき
球の貸出を行うための情報を磁気記録するものである。
また、球貸カード23の先端の一方の角を予め斜めに切断
しておくと、球貸カード23の挿入方向が分り易く、挿入
方向の錯誤を防止できる。 斯る球貸カード23に必要な情報を書込んで発行するカ
ード発行装置17は、第5図で示すように、上下に対向さ
せて設けたベルトコンベア等の搬送手段26の一端をカー
ド貯留部27の出口に、搬送手段26の他端をカード発行口
14に臨ませ、搬送手段26の途中には例えば磁気ヘッド等
から成る情報書込装置28、印字装置29、及びカード検出
器を設けてなる。また、カード貯留部27の出口にカード
不足検出器30とシャッター装置31を設けてある。したが
って、カード発行装置17は、制御装置21からのカード発
行信号を受けると、シャッター装置31を開いてカード貯
留部27内からカードを1枚取り出すとともに、モータ2
6′を作動して取り出した球貸カード23をカード発行口1
4の方向へ搬送する。第1カード検出器32によりカード
が正常に搬送されていることを検出し、第2カード検出
器33が球貸カード23の先端を検出、即ち球貸カード23の
情報記憶部24が情報書込装置28に到来したことを検出す
ると、制御装置21からの信号により情報書込装置28が識
別符号としての店コード、発行日識別情報、及びカード
識別情報を情報記憶部24に磁気作用により書き込む。 この場合、情報群である店コード、発行日識別情報、
カード識別情報を情報群単位で記憶せずに、各情報群を
情報最小単位に分割し、これを予め設定した特定様式に
従って分散記憶させる。例えば、情報群の1つである発
行日識別情報の「61.05.19」を情報単位である「6」,
「1」,「0」,「5」,「1」,「9」に分割し、且
つこれらを特定様式に則って、例えば順序を変えて
「6」,「0」,「1」,「1」,「5」,「9」と記
憶させる。なお、これらの情報単位を読み取った後は特
定様式に従って再配置して処理する。なお、店コード、
カード識別情報等に関しても同様に分散記憶する。この
様にして情報群を特定様式に従ってバラバラに記憶させ
ると、第三者は上記特性様式(記憶フォーマットの規則
性)を知らない限り情報を解読したり、カードを偽造で
きないので、不正防止に極めて有効である。 そして、第3カード検出器34が球貸カード23を検出す
ると、モータ26′が一時停止し、印字装置29が制御装置
21からの印字信号によりカード発行年月日をカードに印
字し、この印字行程が終了するとモータ26′が作動して
球貸カード23を搬送し、第4カード検出器35が球貸カー
ド23を検出するとモータ26′が再度停止し、印字装置29
が発行時の金額を球貸カード23に印字する。この様にし
て各種の情報を書込むとともに、発行時の金額等を印字
した球貸カード23をカード発行口14に排出する。そし
て、第4カード検出器35が球貸カード23の排出終了を検
出すると、モータ26′が停止し、また釣銭支払装置18が
制御装置21からの釣銭信号により作動し、挿入紙幣の金
額から選択した金額を差し引いた金額を制御装置21の演
算制御部21aにより演算し、この金額に対応する紙幣を
釣銭返却口15に払い出す。 なお、カード不足検出器30がカード貯留部27内のカー
ドの不足を検出すると、カード不足検出器30からの信号
を受信した制御装置21がモニタ装置20にカードが不足し
たことを表示するとともに、アラーム表示器22を点灯し
て係員に知らせ、また発行中表示器12を消灯すると同時
に発行中止表示器13を点灯して遊技者にカード発行中止
を可視表示する。また、釣銭が不足したり、或は遊技者
が挿入した紙幣を貯留しておく紙幣貯留部が充満した場
合も上記と同様にして、カードの発行を中止する。 中央管理装置5は、第7図で示すように、テーブル上
にキーボード式の操作パネル36と、ブラウン管等から成
りパチンコ遊技店に必要な各種のデータを映し出すディ
スプレー装置37と、上記データをプリントアウトするプ
リンタ38a,38bと、警告を可視表示するランプ式のアラ
ーム39と、警告ブザー40と、カード読取装置41等を設
け、これら操作パネル36、ディスプレー装置37、プリン
タ38a,38b等を制御装置42に電気的に夫々接続し、該制
御装置42に前記した店内の各カード発行機3、各遊技媒
体貸出装置2、各精算機4、及びパチンコ機1…等を接
続してある。中央管理装置5の制御装置42は、第8図で
示すように、カード識別情報を、カード毎に異なり、且
つ規則性を有しない、更には発行日毎に規則性を有しな
い符号を乱数等を使用して生成したり、遊技媒体貸出装
置2や精算機4などからのカード識別情報を受信したと
きに対応する記憶内容を検索したりする中央処理装置43
と、カード発行機3で発行したカードに付与したカード
識別情報と該カード識別情報に対応する情報などを記憶
する記憶装置44と、カード発行機3や遊技媒体貸出装置
2や精算機4との間の送受信を制御する伝送制御装置45
と、カードに記憶される年月日などの発行日識別情報を
発生する発行日識別情報発生部46などから構成されてい
る。 斯る構成からなる中央管理装置5は、電源が投入され
た状態で操作パネル36の開店スイッチをONにすると、中
央処理装置43が予め設定された店コードと、発行日識別
情報発生部46から読み取った年月日データをカード発行
機3、遊技媒体貸出装置2、精算機4などの端末器に、
各端末器のアドレスを付加して順次送出し、各遊技媒体
貸出装置2に対しては遊技媒体と金額との交換率(例え
ば、100円で25個の球を貸し出すという金額と球の交換
率)を送出する。この様にして開店時の設定が終了する
と、各端末器に対して閉店スイッチが押されるまでポー
リングを行い、各端末器からの送信データの監視を行
う。 この状態で前記したようにカード発行機3から信号を
受信すると、中央処理装置43内でカード識別情報を生成
し、このカード識別情報を当該カード発行機3に送信す
るとともに、該カード識別情報及びカード発行機3から
の有価価値情報たる金額情報を記憶情報44に当該カード
識別情報に対応させて記憶する。そして、いずれかの遊
技媒体貸出装置2、或は精算機4から識別符号としての
店コード、発行日識別情報及びカード識別情報を受信す
ると、中央処理装置43が店コードにもとづいて当該パチ
ンコ店で使用が認められているカードが否かを判断する
とともに、発行日識別情報にもとづいて発行日と使用日
とが一致して当日使用が認められているカードか否かを
判断する。そして、使用できるカードであると判断した
場合に中央処理装置43が記憶装置44内のカード識別情報
を検索し、当該カード識別情報と一致したカード識別情
報の記憶内容、即ち、そのカード識別情報を付与したカ
ードが有する有価金額を読み出して当該遊技媒体貸出装
置2、或は精算機4に送出する。なお、上記において、
店コードが別異であったり、発行日識別情報によりカー
ド発行日と使用日とが異なりそのカードが使用不能であ
ると判断した場合には、球の貸し出しを停止したり、精
算を停止する。 その後、例えば遊技媒体貸出装置2で球の貸し出しが
終了し、該遊技媒体貸出装置2からカード識別情報とカ
ード識別情報の金額情報、即ち先に送出した金額情報か
ら貸し出した球の金額を減算した新たな金額情報(残
高)を受信すると、中央処理装置43が記憶装置44内のカ
ード識別情報を検索し、一致したときに当該カード識別
情報に対応させて遊技媒体貸出装置2からの金額情報を
記憶する。なお、遊技媒体貸出装置2からの金額情報が
零の場合には、記憶装置44の該当するカード識別情報と
その金額情報をクリアする。また、精算機4からカード
識別情報を受信したときも同様に作動し、記憶装置44か
らカード識別情報に対応する金額情報を読み出して該精
算機4に送出し、該精算機4からカード識別情報ととも
に零の金額情報を受信すると、そのカード識別情報及び
金額情報をクリアする。なお、精算機4からカード識別
情報を受信した場合、その精算機4に当該カード識別情
報とともに金額情報を送出したときに、対応する記憶装
置44の記憶内容をクリアするようにしてもよい。 第9図に示す遊技媒体貸出装置2は、パチンコ機1と
パチンコ機1との間に配置するもので、箱体47の前面部
48に球貸カード読取装置49のカード挿入口50を設けると
ともに、球貸出中を表示する球貸表示51、異常を知らせ
るアラーム表示52、カードの残高を表示する金額表示器
53、遊技媒体貸出操作部として設けた購入スイッチ54、
球貸口55を設け、内部にはパチンコ機1列上方の球補給
樋から分岐した球供給樋56の下端に遊技媒体排出装置と
して球排出装置57を設け、該球排出装置57の球流下樋58
の出口を上記球貸口55に接続し、上記球貸カード読取装
置49、アラーム表示52、金額表示器53、購入スイッチ5
4、及び球排出装置57を制御装置59に電気的に接続し、
該制御装置59を伝送路6を介して中央管理装置5に接続
して成る。 球貸カード23の情報記憶部24から記憶情報を読み取る
記憶情報読取装置としての球貸カード読取装置49は、第
10図で示すように、モータ60で駆動するベルトコンベア
等の搬送手段61を有するマーク装置64、カード挿入口5
0、読取部としての磁気ヘッド62を設けるとともに、パ
ンチ装置63、カード検出器65、66等を配設し、上記モー
タ60、磁気ヘッド62、パンチ装置63、マーク装置64、カ
ード検出器65、66を制御装置59に接続して成る。したが
って、遊技者が球貸カード23をカード挿入口50に挿入す
ると、先ず第5カード検出器65が球貸カード23を検出し
て、次に第6カード検出器66が球貸カード23の先端を検
出すると球貸カード23が正しく挿入されたことになる。
この様にして球貸カード23が挿入されると、磁気ヘッド
62がカードの情報記憶部24に書込まれた店コード、発行
日識別情報、カード識別情報等を読み取り制御装置59に
送る。 制御装置59は、磁気ヘッド62で読み取ったカードの店
コード、発行日識別情報が不適当な場合、例えば他の店
コードであったり、カードが当日限り有効と設定してあ
る場合に当日以外の発行年月日であったときにはアラー
ム表示52を点灯することにより遊技者に注意を促し、ま
た球貸カード23の挿入方向が逆であったり、不適当なカ
ードが挿入された場合にはアラーム表示52により遊技者
に注意を与える。すなわち、この制御装置59が、球貸カ
ード23の情報記憶部24に記録された記憶情報に基づき、
受入れた球貸カード23の適否を判定する遊技媒体貸出カ
ード判定手段として機能するのである。 一方、店コード、発行年月日が適当である場合に、制
御装置59は、中央管理装置5からのデータの要求信号が
伝送アドレス設定器67で設定した自局のアドレスと一致
したときに、自局のアドレスに上記カード識別情報を付
加して中央管理装置5に送る。中央管理装置5は、カー
ド識別情報を受信すると、記憶装置44内の該カード識別
情報を検索し、一致したカード識別情報の金額情報を読
み出して上記遊技媒体貸出装置2に送る。金属情報を受
信した遊技媒体貸出装置2は、7セグメント等から構成
された金額表示器53に金額情報、即ちカード挿入口50に
挿入された球貸カード23の有価金額(残高)を可視表示
する。すなわち、この金額表示器53が、球貸カード23に
係わる金額情報を遊技者が視認可能に表示する金額情報
表示手段として機能するのである。 この状態で遊技者が購入スイッチ54を操作することに
より遊技球の貸出量を特定すると、遊技媒体排出制御手
段としての機能を備える制御装置59は、購入スイッチ54
が受け付けた操作入力によって特定される量の球を球排
出装置57から排出させるように指示を与える。斯くし
て、制御装置59からの信号により球排出装置57が作動し
て球貸口55に指示された量の球を排出する。図面の実施
例では購入スイッチ54を1回操作すると、中央管理装置
5から設定された交換率にもとづいて100円に対して25
個の球が排出され、2回操作すると200円分(50個)と
いうように100円単位で球が排出されるようにしてあ
る。すなわち、遊技者が購入スイッチ54を操作すること
で球が排出されても、球貸カード23が遊技媒体貸出装置
2から逐一排出されることはないので、遊技者は連続し
て購入スイッチ54の操作を行うことができるのである。
なお、100円、200円…というように異なる購入金額のス
イッチを複数設けて購入スイッチ54を構成し、遊技者が
所望する金額のスイッチを1回だけ操作すればその金額
に対応する数の遊技媒体が排出されるようにしてもよ
い。 球排出装置57は、第11図及び第12図で示すように、ソ
レノイド68の駆動により樋内に出没して球の流下を規制
する球ストッパ部69と、通過する球を1個宛検出する球
通過検出部70等を備え、上記ソレノイド68及び球通過検
出部70を制御装置59に電気的に接続してある。制御装置
59からの信号によりソレノイド68が励磁すると、球スト
ッパ部69が樋内の球流路から退き、樋内の球が流下する
とともに、球通過検出部70が通過する球を検出して制御
装置59に信号を送る。制御装置59は、球通過検出部70か
らの信号を計数し、所定数の球が通過したことを計数す
るとソレノイド68を消磁して球の流下を停止する。した
がって、所定数の球、例えば100円25個の球が球貸口55
に排出される。 この様にして遊技者が所望した数の球が球貸口55に排
出されると、制御装置59の演算部71が先に金額表示器53
に表示した金額から球貸口55に排出した球に相当する金
額を減算して表示を更新し、残高を金額表示器53に可視
表示する。なお、遊技者が購入スイッチ54を操作した時
点で残高表示を更新してもよい。 そして、遊技者が更に購入したい場合には購入スイッ
チ54を繰り返し操作すると、操作回数に応じて球排出装
置57が作動して所望数の球が球貸口55に排出されるとと
もに、操作回数に応じて残高が減算表示される。但し、
購入スイッチ54を繰り換し操作するうちに残高が零にな
った場合(球貸に供し得る有価価値がなくなった場合)
は、制御装置59が球排出装置57のソレノイド68を励磁し
ないので、その後に購入スイッチ54を操作してもその分
の球の排出は行われない。 また、遊技者が購入スイッチ54を操作することにより
球貸カード23の有価金額の範囲内で所望数の球を借り出
すと、球貸カード読取装置49のマーク装置64が購入スイ
ッチ54の操作回数に対応して作動し、球貸カード23の表
面に減額表示を印刷するようにしても良い。 例えば、第4図で示すように、千円の有価金額の球貸
カード23の場合は、購入スイッチ54を1回操作すると10
0円分の球が排出されるので、減額目盛25の目盛「1」
の下にマークが1つ印刷され、2回目に購入スイッチ54
を操作すると減額目盛25のうち「2」の下にマークが印
刷されるのである。そして、購入スイッチ54を10回操作
すると、減額目盛25の「10」の下に最後のマークが印刷
され、その球貸カード23の有価金額が零であることを表
示する。なお、球貸カード23の有価金額が零になった場
合には、パンチ装置63により球貸カード23の情報記憶部
24に孔を開けて、記憶フォーマットの読み出しを不可能
にして、不正に情報が読み取られたり、不正に再使用さ
れたり、偽造されることを未然に防止できるようにして
も良い。 上記の様にして球の購入が終了し、遊技者が球貸カー
ド23を引き抜くと、第6カード検出器66、第5カード検
出器65が球貸カード23の引き抜き終了を検出して制御装
置59に信号を送る。制御装置59は、球貸カード23が引き
抜かれたことを意味する第5,第6カード検出器65,66よ
りの検出信号を受けると、該状態を遊技者の貸出要求が
終了したものと判定する。すなわち、第5,第6カード検
出器55,56や制御装置59等が、球貸カード23を用いた遊
技媒体の貸出処理を終了する貸出処理終了条件の成否を
判定する貸出処理終了条件判定手段として機能するので
ある。 上記のようにして、球貸要求終了判定が為されると、
制御装置59は、球貸カード23の有価金額、即ち残高をそ
の球貸カード23のカード識別情報とともに中央管理装置
5に送る。中央管理装置5は、遊技媒体貸出装置2から
信号を受信すると、中央処理装置43が記憶装置44内部の
該カード識別情報を検索し、金額情報を遊技媒体貸出装
置2から送られた残高に書き換えて記憶する。すなわ
ち、中央管理装置5と制御装置59が協働することによっ
て、貸出処理終了条件の成立に基づいて、球貸カード23
に係わる有価価値の書換を行うための処理を実行する有
価価値書換処理実行手段として機能するのである。 一方、遊技者は、遊技媒体貸出装置2から所望数の球
を借りると、好みのパチンコ機1を選択して従来と同様
に遊技することができる。そして、遊技中に打球が入賞
すると実際に賞球が排出されるので、従来のカード式パ
チンコ機では味わえなかったパチンコ遊技の醍醐味を満
喫できる。また、手持ちの球がなくなった場合には、球
貸カード23を遊技媒体貸出装置2のカード挿入口50に挿
入して前記と同様の操作を行うと、再度所望数の球を借
りることができる。したがって、球を借りる度に小銭を
投入する手間を省くことができるし、多数の小銭を予め
用意しておくことも必要ない。このため、遊技者が多数
の小銭の置場に困ることもないし、パチンコ機自体に小
銭置場を設ける必要もない。また、最初にカードを取得
する際に、その日の遊技予算金額に応じた金額を選択し
ておくと、再度カードを取得する手間が省かれるし、予
算を超えて遊技することもない。そして、遊技を終了し
ても球貸カード23の有価金額を使い切らなかった場合
は、精算機4により精算することができる。 精算機4は、第14図及び第15図で示すように、開閉可
能な箱体72の前面部73にカード挿入口74を設けるととも
に、カードの残高を表示する金額表示器75、精算中止を
表示する精算中止表示76、精算ができることを表示する
精算中表示77、紙幣返却口78、硬貨返却口79等を設け、
内部にはカード読取装置80、紙幣払出機81、硬貨払出機
82、制御装置83、精算金額、精算カード枚数、カードオ
ーバーフロー、紙幣残量、硬貨残量等を表示するモニタ
表示装置84、伝送アドレス設定器85等を設け、制御装置
83を伝送路6を介して中央管理装置5に電気的に接続し
てなる。カード読取装置80は、第16図で示すように、モ
ータ86の駆動により作動するベルトコンベア等の搬送手
段87の一端をカード挿入口74に、搬送手段87の他端をカ
ードタンク88に臨ませ、搬送手段87の途中に情報読取部
として磁気ヘッド89を設けるとともに、パンチ装置90、
カード検出器等を配置し、上記モータ86、磁気ヘッド8
9、カード検出器、パンチ装置90を制御装置83に電気的
に接続して成る。遊技者がカード挿入口74に球貸カード
23を挿入すると、第7カード検出器91が球貸カード23の
先端を検出して信号を制御装置83に送る。制御装置83
は、第7カード検出器91からの信号を受信するとモータ
86を作動して球貸カード23を取り入れる。そして、第8
カード検出器92が球貸カード23の先端を検出して球貸カ
ード23が正常に搬送されていることを確認すると、磁気
ヘッド89が球貸カード23の情報記憶部24内の情報、即ち
店コード、発行日識別情報、カード識別情報を読み取
り、制御装置83に送り、第9カード検出器93が球貸カー
ド23の先端を検出するとモータ86が停止する。そして、
読み取った店コード、発行日識別情報が不適当な場合
は、制御装置83がアラーム表示94を点灯して遊技者に注
意を促すとともに、モータ86を逆転して球貸カード23を
遊技者に戻すか、或はモータ86を正転してカードタンク
88に没収する。一方、店コード、発行日識別情報が適当
である場合、制御装置83は、中央管理装置5からのデー
タ要求信号が伝送アドレス設定器85で設定した自局のア
ドレスと一致すると、自局のアドレスに球貸カード23の
カード識別情報を付加して中央管理装置5に送る。中央
管理装置5は、精算機4からの信号を受信すると、中央
処理装置43が記憶装置44内のカード識別情報を検索し、
一致した場合にはそのカード識別情報の記憶内容、即ち
そのカードの有価金額(残高)を読み出して上記精算機
4に送る。中央管理装置5からその球貸カード23の有価
金額を受信すると、制御装置83が金額表示器75にその金
額を表示するとともに、紙幣払出機81や硬貨払出機82を
作動して金額表示器75に表示した金額に相当する紙幣や
硬貨を紙幣貯留タンク95、硬貨貯留タンク96から紙幣返
却口78、硬貨返却口79各々に払い出す。そして、この紙
幣と硬貨の返却に伴い制御装置83の演算制御部97が金額
表示器75の表示金額から返却金額を減算する。この様に
してカードの遊技金額(残高)に相当する貨幣の返却が
行われると、制御装置83は、カード識別情報と有価金額
(この場合、残高は零になる。)を中央管理装置5に送
る。中央管理装置5は、精算機4から送られたカード識
別情報に対応する記憶装置44内の記憶内容をクリアす
る。そして、全ての精算行程が終了すると、制御装置83
からの信号によりパンチ装置90が球貸カード23の情報記
憶部24に孔を開け、その後の不正使用等を未然に防止す
る。孔開けが終了するとモータ86が再度正転し、球貸カ
ード23をカードタンク88に没収し、第10カード検出器98
がカードの後端を検出すると、制御装置83がモータ86を
停止する。 なお、中央管理装置5において、精算するカードに関
して記憶装置44内の当該カード識別情報に対応する記憶
内容は、精算機4に残高を送出した時点でクリアしても
よい。 上記実施例は、パチンコ店において使用する球を貸し
出す遊技媒体貸出装置2について説明したが、本発明に
おける遊技媒体としては、球に限らず、遊技用コインな
どを貸し出すようにしてもよい。また、上記実施例で
は、遊技媒体貸出装置2や精算機4の制御装置により演
算するようにしたが、中央管理装置5で演算するように
してもよい。 〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係る遊技店における遊
技媒体貸出システムによれば、カード販売手段によって
販売された遊技媒体貸出カードを遊技媒体貸出処理手段
が受け入れると、受入れた遊技媒体貸出カードに記憶さ
れた情報を記憶情報読取手段によって読み取り、該記憶
情報読取手段によって読み取られた所要情報に基づい
て、遊技媒体貸出カード判定手段が当該遊技媒体貸出カ
ードの適否を判定し、該遊技媒体貸出カード判定手段に
よって適正と判定された遊技媒体貸出カードに係わる金
額情報が金額情報表示手段に表示され、該金額情報表示
手段に所定額以上の金額情報が表示されている際に遊技
者が所定操作を行うことに基づき、遊技媒体排出制御手
段が、交換率設定手段に設定された交換単位金額に対す
る遊技媒体の排出制御を交換単位金額毎に行うと共に、
遊技媒体の排出に係わる使用金額情報を交換単位金額毎
に金額情報表示手段の表示金額から減算して表示を更新
させ、貸出処理終了条件判定手段が貸出処理の終了条件
の成立を判定すると、有価価値書換処理実行手段によっ
て当該遊技媒体貸出カードに係わる有価価値の書換処理
が実行される。 従って、遊技媒体貸出処理手段に適正な遊技媒体貸出
カードが受け入れられると、当該遊技媒体貸出カードに
係わる金額情報として金額情報表示手段に表示されてい
る金額情報が所定額以上である場合には、遊技者の所定
操作に基づいて何度でも遊技媒体の貸出を受けることが
できると共に、一度に多くの遊技媒体の貸出を行なう際
にも遊技者が選択した金額に対して交換単位金額毎に交
換率設定手段に設定される所定数の遊技媒体を排出する
ので、従来の磁気記録式プリペイドカードのように、遊
技媒体の貸出操作毎にカードの挿入動作を行うような煩
雑さを解消することができると共に、遊技者は一度の操
作により多くの遊技媒体の貸出を指定した際にも、指定
した量の遊技媒体の排出状況を交換単位金額に対応させ
て容易に把握することができ、遊技者が行う遊技媒体貸
出操作の利便性を効果的に高めることが可能となる。 しかも、遊技媒体貸出カードが遊技媒体貸出カード読
取装置に挿入されてから、貸出処理終了条件判定手段が
貸出処理の終了条件の成立を判定するまで、遊技媒体の
貸出に供された使用金額情報は、遊技媒体排出制御手段
によって金額情報表示手段の表示から交換単位金額毎に
減算されて表示が更新されるだけなので、遊技媒体貸出
カードを使用した遊技媒体排出動作を実行する毎に有価
価値情報の記憶更新を行うような旧来のシステムに比べ
て、システム効率を高めることができると共に、システ
ム管理も容易となる。
【図面の簡単な説明】 第1図はパチンコ遊技店におけるカード発行機と遊技媒
体貸出装置と中央管理装置の接続を示す概略構成図、第
2図はカード発行機の斜視図、第3図はカード発行機の
内部を示す斜視図、第4図はカードの平面図、第5図は
カード発行装置の内部を示す側面図、第6図はカード発
行機の制御装置のブロック図、第7図は中央管理装置の
斜視図、第8図は中央管理装置と各機器の接続を示す概
略ブロック図、第9図は遊技媒体貸出装置の内部を示す
斜視図、第10図は遊技媒体貸出装置に設けたカード読取
装置の内部を示す側面図、第11図は球排出装置の斜視
図、第12図は球排出装置の構成を示す一部欠截正面図、
第13図は遊技媒体貸出装置の制御装置のブロック図、第
14図は精算機の斜視図、第15図は精算機の内部を示す斜
視図、第16図は精算機に設けたカード読取装置の内部を
示す側面図、第17図は精算機の制御装置のブロック図で
ある。 図中、1はパチンコ機、2は遊技媒体貸出装置、3はカ
ード発行機、5は中央管理装置、23は球貸カード、49は
球貸カード読取装置、53は金額表示器、59は遊技媒体貸
出装置の制御装置、65は第5カード検出器、66は第6カ
ード検出器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−85974(JP,A) 特開 昭55−52192(JP,A) 特開 昭55−32524(JP,A) 特開 昭61−143085(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/00 G07F 9/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.遊技者が金銭と交換に得た有価価値に基づいて、遊
    技装置での遊技に供する遊技媒体の貸出しを行う遊技店
    における遊技媒体貸出システムにおいて、 遊技者が金銭を投入した際に、所定金額に係わる有価価
    値を特定することが可能な情報を記憶した遊技媒体貸出
    カードの販売を行うカード販売手段と、 上記カード販売手段から発行された遊技媒体貸出カード
    を受け入れて、当該遊技媒体貸出カードに係わる有価価
    値と交換に遊技媒体の貸出処理を行う遊技媒体貸出処理
    手段と、 上記カード販売手段及び上記遊技媒体貸出処理手段と通
    信可能に接続されて、遊技媒体貸出カードに係わる所要
    情報の管理を行うカード情報管理手段と、 を備え、 上記遊技媒体貸出処理手段は、 受け入れた遊技媒体貸出カードに記憶された情報を読み
    取る記憶情報読取手段と、 上記記憶情報読取手段により読み取られた所要情報に基
    づき、受け入れた遊技媒体貸出カードの適否を判定する
    遊技媒体貸出カード判定手段と、 上記遊技媒体貸出カード判定手段により受け入れた遊技
    媒体貸出カードが適正と判定された際に、当該遊技媒体
    貸出カードに係わる所要情報をカード情報管理手段へ送
    信するカード情報送信手段と、 上記カード情報送信手段から送信した所要情報に基づい
    てカード情報管理手段より送信される有価価値情報を、
    当該遊技媒体貸出カードに係わる金額情報として遊技者
    に対して視認可能に表示する金額情報表示手段と、 上記金額情報表示手段に所定額以上の金額情報が表示さ
    れている場合に、遊技者の所定操作に基づき所定数の遊
    技媒体の排出制御を行うと共に、該遊技媒体の排出に係
    わる使用金額情報を上記金属情報表示手段の表示から減
    算して表示を更新する遊技媒体排出制御手段と、 上記金額情報表示手段に表示されている金額情報が零に
    なった場合、若しくは、遊技者の所定操作がある場合
    に、当該受け入れた遊技媒体貸出カードによる遊技媒体
    の貸出処理の終了条件の成立を判定する貸出処理終了条
    件判定手段と、 上記貸出処理終了条件判定手段が貸出処理終了条件の成
    立を判定したことに基づいて、当該受け入れた遊技媒体
    貸出カードに係わる更新された金額情報を更新有価価値
    情報としてカード情報管理手段へ送信する更新有価価値
    情報送信手段と、 を含んで構成したことを特徴とする遊技店における遊技
    媒体貸出システム。
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