JP2977304B2 - 低圧鋳造方法及びその装置 - Google Patents

低圧鋳造方法及びその装置

Info

Publication number
JP2977304B2
JP2977304B2 JP3053373A JP5337391A JP2977304B2 JP 2977304 B2 JP2977304 B2 JP 2977304B2 JP 3053373 A JP3053373 A JP 3053373A JP 5337391 A JP5337391 A JP 5337391A JP 2977304 B2 JP2977304 B2 JP 2977304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
mold
mold cavity
pin
pressure casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3053373A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04270056A (ja
Inventor
孝史 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Machinery and Metal Co Ltd filed Critical Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority to JP3053373A priority Critical patent/JP2977304B2/ja
Publication of JPH04270056A publication Critical patent/JPH04270056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2977304B2 publication Critical patent/JP2977304B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低圧鋳造方法及びその装
置に関する。さらに詳しくは、例えば自動車用アルミホ
イールのような軽量強度部品の鋳造に好適な低圧鋳造方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用アルミホイールのような
軽量強度部品を鋳造するために実用化された技術として
は低圧鋳造方法がある。この方法を実施するための装置
としては、例えば図4に示すようなものが用いられてい
る。これは立型鋳造機に、上下に開閉自在の金型(下型
10、サイド型11、上型12)を水平に載置し、下側金型中
央下部から溶融アルミ合金を低速、低圧で押し上げ、充
填することによって、高速ダイカスト法の時のように充
填時にエアを巻き込むことなく最上部のホイール周縁部
まで溶湯を充填する事ができ、且つホイール上面から下
面に向けて長く伸びた樹木状晶を形成できる点で優れて
いるものである。
【0003】上記の従来の低圧鋳造機では、溶湯を型窩
に注入するには炉内に加圧エアを注入しその圧力によっ
て溶湯を湯道孔から型窩に押上げるエア加圧方式によっ
て行われるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】低圧鋳造機で自動車用
アルミホイールのような軽量強度部品を鋳造する場合、
ホイール上面から下面に向けて長く伸びた樹木状晶が形
成されることが、その強度の点から好ましいものであ
る。このような樹木状晶の形成は、型窩への溶湯の単位
時間当たりの注入量すなわち型窩への溶湯の充填速度に
依存していると考えられ、長くかつ均質な樹木状晶を形
成するには、鋳造のどの部分でも一定の溶湯面上昇速度
で溶湯が供給されていることが望ましいものである。
【0005】しかしながら対象となる鋳造品は、肉厚が
一定のものは少なく部分に応じて変化するものが多い。
このように肉厚が部分部分で変化する鋳造品を鋳造する
場合、その鋳造品の型窩に対して、型窩に設けられた湯
道孔開口部(以下ゲートという)を通じて注入される溶
湯注入量が単位時間当たりほぼ一定のものであれば、鋳
造品の肉厚に応じて変化する型窩内の空隙に対する溶湯
充填速度(すなわち溶湯面上昇速度)は、その薄いとこ
ろでは速くなり、その厚いところで遅くなるというよう
に変化し、溶湯はまちまちの充填速度で充填されること
となり、上記のごとき長い樹木状晶を均質かつ再現性良
く鋳造する点で難点がある。
【0006】上述した従来の低圧鋳造機では、理論的に
は型窩への単位時間当たりの溶湯注入量は炉内の加圧エ
アの圧力によって制御できると考えられるが、実際には
炉内圧力を可変にして溶湯面上昇速度を応答性良好にす
ることは不可能であった。
【0007】そこで本発明の解決しようとする課題は、
溶湯の型窩への注入時において、ゲートでの単位時間当
たりの溶湯注入量を鋳造物の形状に応じて制御して型窩
への溶湯の充填速度を調節し、鋳造品の質的向上を図る
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、加圧により湯道孔を通して溶湯を金型の型窩に徐々
に注入する低圧鋳造方法において、溶湯の型窩への注入
時に、型窩での溶湯面上昇速度が略一定となるべく、
道孔開口面の溶湯流路断面積を変更して単位時間あたり
の溶湯注入量を制御することを特徴とする低圧鋳造方
法、並びに、開閉自在で内部に型窩を有する金型と、溶
湯を貯留しこの溶湯を金型に供給する炉と、金型に設け
られた湯道孔を介して炉と上記型窩とを接続せる湯道管
とからなる低圧鋳造装置において、金型上部に、湯道孔
が型窩に開口する開口部内に先端が挿脱して該開口部の
溶湯流路断面積を変更しうるピンと、該ピンを上下動可
能に支持しうるピン駆動手段と、上記ピンの位置を検出
する位置センサと、該センサからの出力信号に基づいて
溶湯の型窩への注入時に型窩での溶湯面上昇速度が略一
定となるべく上記ピン駆動手段を制御するCPUとから
なる溶湯注入量可変手段が具備されたことを特徴とする
低圧鋳造装置が提供される。
【0009】本発明の方法は、型窩に面する湯道孔開口
部(以下ゲートという)を通過する溶湯の流路断面を変
更して単位時間当たりの溶湯注入量を制御するものであ
る。この制御はさらに炉内に加えられる加圧エアとの調
整によってなされることが好ましい。溶湯注入量の制御
は型窩の形状に基づいてなされることが好ましい。
【0010】本発明の装置は、開閉自在で内部に型窩を
構成する金型の上部に、後述する溶湯注入量可変手段を
具備する以外は、当該分野で公知の低圧鋳造装置をその
まま利用することができる。
【0011】本発明の装置において、溶湯注入量可変手
段は金型上部に設けられるが、従来の定圧鋳造装置を利
用する場合は、上型内に設けられることが好ましい。こ
の構成の詳細については後述する実施例の記載が参照さ
れる。上記溶湯注入量可変手段は、ゲート内に先端が挿
脱して該開口部の溶湯流路断面積を変更しうるピンと、
該ピンを上下動可能に支持しうるピン駆動手段と、上記
ピンの位置を検出する位置センサと、該センサからの出
力信号に基づいて溶湯の型窩への注入時に型窩での溶湯
面上昇速度が略一定となるべく上記ピン駆動手段を制御
するCPUとから構成される。上記位置センサには例え
ばポテンショメータを用いることができる。
【0012】流路断面の変更は、型窩周囲に向かって溶
湯が均等分散されるようになされることが、樹木状晶を
均質にかつ再現性良く形成する点から好ましいものであ
り、従って、上記ピンは、湯道孔開口部の流路断面を同
心円状に変更すべく、少なくとも先端がゲート内に挿脱
可能な形状のものが用いられる。このピンは溶湯と直接
接触するものであるので、耐熱性材料で構成される。こ
の材質例としては例えばセラミック等が挙げられる。
【0013】上記ピン駆動手段は、上記ピンを上下動可
能に支持できるものであればいずれのものであっても良
く、例えばピンと連接するロッドと該ロッドと連接する
シリンダ機構とから構成されるものが挙げられるが、こ
れに限定されない。
【0014】
【0015】
【作用】本発明によれば、型窩への溶湯の注入時におい
て、型窩の形状に基づき、その溶湯充填断面の大きいと
ころでは湯道孔開口部の流路断面が大きく開かれて単位
時間当たりの溶湯の注入量が多くされ、その型窩での溶
湯充填断面が小さいところでは上記開口部の流路断面が
小さくされて単位時間当たりの溶湯注入量が減じられ、
この結果、型窩内での充填面積に応じて単位時間当たり
の溶湯注入量が制御され、常にほぼ一定の充填速度(溶
湯面上昇速度)で型窩内に溶湯が充填されることとな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳述する
が、これによって本発明が限定されるものではない。図
1は本発明にかかる低圧鋳造装置の一例の立型鋳造機の
概略断面図である。同図において、1は装置の基盤とな
るボトムプラテンで、水平に設置されている。それに対
して2はトッププラテン、3は両端にねじを螺切してあ
る複数本のタイバーで、1,2両プラテンの四隅の挿入
孔にタイバー3を挿入し、固定ナットで締結し、鋳造機
の枠体を構成する。
【0017】昇降シリンダ4は、トッププラテン2の中
央上部に固着されており、そのピストンロッド5は、四
隅の挿入孔をガイドー6で摺動自在に支持されている可
動プラテン7の中央上面に固着されているので、可動プ
ラテン7は昇降自在となる。
【0018】ボトムプラテン1の中央には、下方垂直に
円形断面のストーク8が嵌装してあり、下型10をその中
央の湯道孔10aをストーク8と同心にしてボトムプラテ
ン1の中央に搭載する。サイド型11は割型構造となって
おり、下型10と組にして下型の上部に搭載する。上型12
は可動プラテン7に装着する。以上の下型10、サイド型
11、上型12とによって鋳造製品を得るための型窩(キャ
ビティ)が形成される。
【0019】上記湯道孔10a開口部(以下ゲートとい
う)は、図2に示すように、上方に向けて広がるテーパ
面を有するよう形成されている。また、上記上型12に
は、後述する本発明の要件たる溶湯注入量可変手段20が
内蔵されている。
【0020】ストーク8に対しては湯道管14が下方に液
密にかつ着脱自在に連接されている。該湯道管14は溶湯
15を保持する炉16を密閉する蓋体17の上部中央に設けら
れるベローズ構造18によって気密かつ伸縮可能に吊持さ
れている。この湯道管端部14aはフランジ状となってい
る。ストーク8及び湯道管14は耐熱性の断熱材料で構成
されている。
【0021】断熱材料製の炉16は、図示しない溶解炉で
適温に溶解したアルミホイール用合金の溶湯15を保持し
ている。溶湯を注湯された後、炉14の入口側上部は断熱
材料製の蓋体17で密閉されている。炉16全体は溶湯の補
充注湯や保守管理などのためには鋳造機から分離するこ
とができる構造となっている。
【0022】なお、蓋体17には図示しない加圧エア入口
及び出口が穿設されており、これらには図示しない弁装
置を有し、炉16内の溶湯15を加圧エアによって押し上げ
て型窩に充填し、充填完了後炉内エアを逃がして溶湯湯
面を自然の位置まで下げることができる。19は鋳造製品
を取り出すためのスクイーズである。
【0023】溶湯注入量可変手段20は、図2に示される
ように、ゲート断面積可変ピン21と、このピンに連接さ
れるロッド22と、このロッドに連結されるピストン23を
有するピン駆動シリンダ24と、このピンの位置を検出す
る位置センサ25と、このシリンダを駆動する図示しない
シリンダ駆動部とから構成されている。上記ロッド22と
ピストン23との連結は、図3に示すように、継ぎ手26及
びネジ27によって互いに着脱可能に構成されている。
【0024】この実施例において上記位置センサ25には
ポテンショメータが用いられており、ピストンの上下動
変位を電気量変位で検知して、シリンダ駆動部に出力で
きるように構成されている。
【0025】また、上記図示しないシリンダ駆動部に
は、CPUを内蔵したマイクロコンピュータが用いられ
ており、位置センサ25により検知されるピストン23の上
下動変位に基づいて、ピン21を所定の位置に設定すべく
ピストン23を駆動できるように構成されている。
【0026】またさらに、上記シリンダ駆動部では、C
PUによって、単位時間当たりの所定の溶湯注入量と型
窩内での所定容量との関係に基づいて、所定時間毎にピ
ストン23を駆動できるタイミングをプログラムできるよ
うにも構成されている。
【0027】なお、該シリンダ駆動部には、上記位置セ
ンサからの出力信号に基づいて、更に、ゲート断面積で
の溶湯注入量と加圧エアによる炉内圧力との関係を演算
して該エア圧力を調節できるように構成されていても良
い。
【0028】以上の構成からなる本発明の低圧鋳造機の
作用について述べる。
【0029】(1) 型 締 昇降シリンダ4によって可動プラテン7が下降し、上型
12とサイド型11とのパーティング面が当接する。
【0030】(2) ゲート断面積の設定 例えば、型窩の下面(この例ではこれを基準面とする:
図1中イ)と、その上面(同図ロ)と、下面から上面の
間で溶湯充填断面積が著しく変動する所定の位置(例え
ば同図ハ)の3点を設定する。次いで、イ〜ロまでの溶
湯充填に対する所要時間tを設定し、このうちイ〜ハま
でをt1時間、ハ〜ロまでをt2時間と設定する。次いで、
上記t1及びt2の各時間における単位時間当たりの各溶湯
注入量をそれぞれ算出し、これらの割合に応じたゲート
断面積を算出し、これに基づいて各ゲート断面積を設定
するピン21の先端の位置A及びBを設定する(図2参
照)。ここでAは上記基準面から距離aだけ上方に位置
し、Bは上記基準面から上方に距離bだけ位置する(な
お、この実施例ではAはゲート全開状態である)。以上
の関係をシリンダ駆動部のマイクロコンピュータに予め
プログラミングしておく。
【0030】(3) 溶湯に加圧 まずシリンダ駆動部を作動してピストン23を上昇する。
上昇距離が基準面から(a)上がったところで位置センサ
25がこれを検知してシリンダ駆動部の作動を停止する。
これでピン21はその先端位置がAに設定される(いわゆ
るゲート全開状態)。上記状態において、炉16の蓋体17
の加圧エア入口から、例えば5kg/cm2程度のエアをかけ
て、炉内の溶湯15の湯面を押し下げることにより、溶湯
15をストーク8を通って型窩に導入する。
【0031】(4) 充 填 ゲートが全開された状態で、溶湯は加圧エアによる押圧
力で型窩に導入され充填され始める。溶湯注入開始から
t1時間経過まではこの時間に設定された単位時間当たり
の溶湯注入量によって、イ〜ロまでの間ほぼ一定の溶湯
面上昇速度で溶湯の注入は続く。t1時間経過後、予め設
定されたプログラミングにより、シリンダ駆動部が作動
されてピストン23が下降される。下降距離がa−bにな
ったところで位置センサ25によってこれが検知され、シ
リンダ駆動部の作動が停止される。これでピン21はその
先端位置がBに設定される(いわゆるゲー断面積縮小状
態)。このとき加圧エアも所定の値に減少されることが
好ましい。この結果、ゲート断面積が減少され、これに
伴って型窩への単位時間当たりの溶湯注入量も所定量に
減少され、これによって溶湯充填面積の小さいハ〜ロま
での間溶湯面上昇速度は減速され、予め設定されたt2
間で充填されることとなる。 t2時間経過後、溶湯の注
入は停止されるとともに、シリンダ駆動部が作動されて
ピン21が上昇され、溶湯の凝固が行われる。
【0032】以上のことから、充填断面積の小さいとこ
ろでは単位時間当たりの溶湯注入量は減じられるので、
断面積が極端に小さくなる部分でも充填途中でエアを巻
き込むことはない。
【0033】すなわち、このように断面積が著しく変動
しても、型窩底面から上端面までは予め設定された溶湯
面上昇速度で充填されることとなり、歪みや巣の生じな
い均質なものでかつホイルの上面から下面に向かって長
く伸びた樹木状晶を有する鋳造製品が得られることとな
る。
【0034】(6) 製品取り出し 凝固が完了した時点でサイド型11が下型10の上で左右に
開いた後、昇降シリンダ4によって可動プラテン7が上
型12及び鋳造製品と共に上昇する。この上昇に伴ってス
クイーズ19がトッププラテン2の下面に当接すると、こ
のスクイーズ19が下向きに押されて鋳造製品が上型12か
ら分離され、鋳造製品は取り出された後、次の低圧鋳造
に備えられる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、型窩内への溶湯の注入
時に単位時間当たりの溶湯注入量を制御することができ
る。また本発明によれば、単位時間当たりの溶湯注入量
を制御することができるので、加圧エアの押圧力との調
節により、常に所定の溶湯面上昇速度を維持できる。
【0036】またさらに本発明によれば、型閉力のあま
り必要としない低圧鋳造方法及び装置において、型窩が
いずれの形状であっても、型窩への溶湯の充填が型窩下
面から上面にわたって一定の溶湯面上昇速度に調節でき
るので、歪みや巣が生じなく均質でかつ樹木状晶を有す
る強度の強い良質な鋳造製品を成形することができると
いう画期的な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低圧鋳造装置の一実施例の部分概略縦
断面図
【図2】図1の要部拡大概略断面図
【図3】本発明のゲート断面積可変ピンとピストンの接
続部分の拡大斜視図
【図4】従来例の図1相当図
【符号の説明】
(1)…ボトムプラテン (2)…トッププラテン (3)…タ
イバ (4)…昇降シリンダ (5)…ピストンロッド (6)…ガ
イドバー (7)…可動プラテン (8)…ストーク (10)…下型 (1
0a)…湯道孔 (11)…サイド型 (12)…上型 (14)…湯道管 (14a)…
湯道管フランジ部 (15)…溶湯 (16)…炉 (17)…蓋体 (18)…ベローズ構
造 (19)…スクイーズ (20)…溶湯注入量可変手段 (21)…ゲート断面積可変ピ
ン (22)…ロッド (23)…ピストン (24)…ピン駆動シリンダ (25)…位置
センサ (26)…継ぎ手 (27)…ネジ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧により湯道孔を通して溶湯を金型
    の型窩に徐々に注入する低圧鋳造方法において、 溶湯の型窩への注入時に、型窩での溶湯面上昇速度が略
    一定となるべく、湯道孔開口面の溶湯流路断面積を変更
    して単位時間あたりの溶湯注入量を制御することを特徴
    とする低圧鋳造方法。
  2. 【請求項2】 開閉自在で内部に型窩を有する金型
    と、溶湯を貯留しこの溶湯を金型に供給する炉と、金型
    に設けられた湯道孔を介して炉と上記型窩とを接続せる
    湯道管とからなる低圧鋳造装置において、 金型上部に、湯道孔が型窩に開口する開口部内に先端が
    挿脱して該開口部の溶湯流路断面積を変更しうるピン
    と、該ピンを上下動可能に支持しうるピン駆動手段と
    上記ピンの位置を検出する位置センサと、該センサから
    の出力信号に基づいて溶湯の型窩への注入時に型窩での
    溶湯面上昇速度が略一定となるべく上記ピン駆動手段を
    制御するCPUとからなる溶湯注入量可変手段が具備さ
    れたことを特徴とする低圧鋳造装置。
JP3053373A 1991-02-25 1991-02-25 低圧鋳造方法及びその装置 Expired - Fee Related JP2977304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3053373A JP2977304B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 低圧鋳造方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3053373A JP2977304B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 低圧鋳造方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04270056A JPH04270056A (ja) 1992-09-25
JP2977304B2 true JP2977304B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=12941015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3053373A Expired - Fee Related JP2977304B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 低圧鋳造方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2977304B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2570541B2 (ja) * 1991-12-19 1997-01-08 トヨタ自動車株式会社 鋳造装置
IT1268996B1 (it) * 1994-09-05 1997-03-18 Borli Engineering Srl Impianto di fusione multi stadi
CN105583395B (zh) * 2016-03-08 2017-05-31 北京航空航天大学 一种铝合金汽车底盘铸件金属型低压铸造成型用结晶增压方法
CN105689688B (zh) * 2016-03-08 2017-05-31 北京航空航天大学 一种铝合金车轮金属型低压铸造成型用结晶保压增压方法
CN105642866B (zh) * 2016-03-08 2017-05-31 北京航空航天大学 一种铝合金车轮金属型低压铸造成型用结晶增压方法
CN110899663B (zh) * 2019-11-25 2021-07-23 哈尔滨工业大学 反重力铸造机上顶式升液管自动调节密封机构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04270056A (ja) 1992-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5343927A (en) Method and a device for press casting
JP2977304B2 (ja) 低圧鋳造方法及びその装置
JP2977303B2 (ja) 低圧鋳造方法及びその装置
KR20040100902A (ko) 중력 이용 공급법을 이용한 수직 주입 기계
US6779588B1 (en) Method for filling a mold
JPS6238064B2 (ja)
JPS61235047A (ja) 微細な結晶粒を有する金属の鋳造法
JPH08290261A (ja) 自動注湯方法及びその装置
JP3794033B2 (ja) 減圧吸引鋳造方法及びその装置
JPH11197796A (ja) 溶鋼の造塊装置
JP2799454B2 (ja) 低圧鋳造機の加圧制御方法及び加圧制御装置
JPH0426935B2 (ja)
JPH0569105A (ja) 低圧鋳造方法及びその装置
JPH0763835B2 (ja) 減圧鋳造方法及びその装置
JP2006346718A (ja) 低圧鋳造装置
JPS6333153A (ja) 多連装電磁鋳造における鋳込開始方法
JPH0783926B2 (ja) 鋳造方法
JPH0649406Y2 (ja) 鋳造用金型の温度調整装置
SU662264A1 (ru) Устройство дл управлени заполнением литейных форм
KR970005457A (ko) 턴디쉬 노즐의 제어방법 및 그 장치
JPS61135470A (ja) 低圧鋳造装置
JPS61226157A (ja) 溶融金属の連続的鋳造方法
JPH0829397B2 (ja) 交互金型移動傾倒式竪型鋳造装置
JP2517810B2 (ja) 低圧鋳造方法
JPS5855166A (ja) 鋳造方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees