JP2975234B2 - ストア制御装置 - Google Patents

ストア制御装置

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JP2975234B2 JP10477393A JP10477393A JP2975234B2 JP 2975234 B2 JP2975234 B2 JP 2975234B2 JP 10477393 A JP10477393 A JP 10477393A JP 10477393 A JP10477393 A JP 10477393A JP 2975234 B2 JP2975234 B2 JP 2975234B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーマーケット,
チェーンストア等の量販店で利用されるPOS(販売時
点情報管理)システムのストア制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スーパーマーケット,チェーン
ストア等の量販店で利用されるPOSシステムは、店舗
にて客が買上げる商品の販売データを登録処理する複数
台のPOS端末と、これらPOS端末を集中管理するス
トア制御装置とを通信手段を介して接続して構成され
る。
【0003】そして、ストア制御装置には、店舗で販売
される各商品にそれぞれ付される単品コードに対応して
品名,単価等の商品固有情報を設定記憶する商品マスタ
ファイルが設けられており、この商品マスタファイルの
各情報に基づいて各POS端末での商品登録処理が制御
されるようになっている。
【0004】一方、店舗では特売セールス期間を定め、
この期間中は予め指定した商品を通常の単価よりも値引
きして顧客へのサービス性を高め、販売の促進を図るこ
とがよく行われている。
【0005】そこで、ストア制御装置に単価変更のある
商品の単品コード,単価変更期間,変更後単価等の単価
変更情報を設定記憶する売値変更設定ファイルを設け、
例えば開店前の業務においてこの売値変更設定ファイル
を検索して現日時が単価変更期間内の商品の有無を自動
判定し、単価変更期間内の商品については前記商品マス
タファイルにおける該当商品の単価を変更後単価に変更
して管理できるようにしている。
【0006】ところで、スーパーマーケット等では商品
を陳列している棚に、図7に示すように該当する商品の
品名71,単価72,単品コードを示すバーコード73
等が印刷された棚ラベル70を貼付して、棚に陳列され
た商品の内容を顧客に表示している。このため、特売等
によって単価変更がある場合には、その都度該当商品の
棚ラベル70を作成して貼り変える必要があった。
【0007】また、特売セールス期間中は、顧客に特売
商品であることを強く表示するために、図6に示すよう
に特売商品の品名61及び単価62の他、顧客に引き付
けるような魅力的なメッセージ63が印刷されたポップ
シート60を作成して、店内の要所に貼付することがあ
った。
【0008】そこで、棚ラベル70やポップシート60
等の店頭表示媒体を使用するスーパーマーケット等で
は、棚ラベル用プリンタやポップシート用プリンタを備
えており、ストア制御装置からレポート出力された売値
変更設定ファイルの内容をもとに、適時棚ラベル70や
ポップシート60に必要な情報を各プリンタにそれぞれ
手作業で設定して出力させていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、特売等で
商品の単価変更を行う毎に変更後単価等の情報を印刷し
た店頭表示媒体を使用する店舗では、売値変更設定ファ
イルへの該当する単価変更情報の設定作業とは別に、こ
の売値変更設定ファイルの内容をレポート出力し、その
レポート内容に基づいて店頭表示媒体の出力機器に必要
情報を設定する作業が必要となる。
【0010】この場合において、店頭表示媒体を印刷す
る出力機器に設定する情報は、単品コード,品名,変更
前の単価,変更後の単価,特売期間等であり、大部分が
売値変更設定ファイルへの設定情報と重複しており、非
効率的であった。しかも、レポート内容を確認しながら
必要情報を出力機器に手作業で設定しなければならず、
設定し忘れによって必要な店頭表示媒体を得られないこ
ともあった。
【0011】そこで本発明は、売値変更設定ファイルの
設定内容に基づいて自動的に変更後単価の店頭表示媒体
を単価変更前に印刷することができ、店頭表示媒体作成
作業の効率向上を図り得るとともに確実性を高め得るス
トア制御装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、各商品にそれ
ぞれ付される単品コードに対応して品名,単価等の商品
固有情報を設定記憶する商品マスタファイルを設け、こ
の商品マスタファイルの各情報に基づいて通信手段を介
して接続される各端末での商品登録処理を制御するとと
もに、単価変更のある商品の単品コード,単価変更期
間,変更後単価等の単価変更情報を設定記憶する売値変
更設定ファイルを設け、この売値変更設定ファイルを検
索して現日時が単価変更期間内の商品の有無を判断し、
単価変更期間内の商品については商品マスタファイルに
おける該当商品の単価を変更後単価に変更して管理する
ストア制御装置において、店頭表示媒体の印刷を行う出
力機器を接続するとともに、単価変更のある商品の単価
変更情報を記憶する売値変更設定ファイルに、その単価
変更のある商品が店頭表示媒体の印刷を要する商品か否
かを識別するフラグを商品毎に設定し、かつ印刷を要す
る商品については単価変更期間の開始時より前の印刷時
期を商品毎に設定し、売値変更設定ファイルを検索して
各商品の単価を管理する際に、フラグが印刷を要する商
品であることを示すとともに印刷時期が現日時に該当す
る商品を検出すると、その商品の単価変更情報をもとに
店頭表示媒体の印刷情報を編集して出力機器により店頭
表示媒体の印刷をする手段を設けたものである。
【0013】
【作用】このような構成の本発明であれば、単価変更の
ある商品の単価変更情報を記憶する売値変更設定ファイ
ルに、その単価変更のある商品が店頭表示媒体の印刷を
要する商品か否かを識別するフラグを商品毎に設定す
る。また、印刷を要する商品については単価変更期間の
開始時より前の印刷時期を商品毎に設定する。こうする
ことにより、売値変更設定ファイルが検索されて各商品
の単価が管理される際に、単価変更のある商品の店頭表
示媒体が単価変更される前に出力機器により印刷され
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0015】図1は本発明に係るストア制御装置(S
C)1を上位コントローラとするPOSシステムの全体
図である。図示するように、このPOSシステムは、商
品販売データ登録用の複数台のPOS端末(TM)2
と、これらPOS端末にて販売登録された商品の売上デ
ータを収集するためのファイル制御装置(FC)3とを
通信回線4で接続し、さらに上記ファイル制御装置3と
ストア制御装置1とを通信回線5で接続して構成され
る。
【0016】前記ストア制御装置1には、図2に示すよ
うに各商品にそれぞれ付される単品コードに対応して品
名,通常販売時における単価(通常単価)等の商品固有
情報を設定記憶する商品マスタファイル6が設けられて
おり、この商品マスタファイル6の各情報に基づいて通
信回線5,ファイル制御装置3及び通信回線4を介して
接続される各POS端末2での商品登録処理を制御する
ようになっている。
【0017】また、ストア制御装置1には、図3に示す
ように単価変更のある商品の単品コード,単価変更期間
(特売期間),変更後単価(特売単価)等の単価変更情
報を設定記憶する売値変更設定ファイル7が設けられて
おり、この売値変更設定ファイル7を適時検索して現日
時が単価変更期間内の商品の有無を判断し、単価変更期
間内の商品については前記商品マスタファイル6におけ
る該当商品の単価を変更後単価に変更して管理するよう
になっている。
【0018】ここで、前記商品マスタファイル6には単
価変更期間中にその変更単価情報が格納される特売単価
エリア6aと、この変更単価情報を有効とするとき
“1”にセットされる特売フラグのエリア6bとが商品
毎に設けられている。
【0019】一方、前記ストア制御装置1には、店頭表
示媒体であるポップシート60及び棚ラベル70をそれ
ぞれ印刷出力するためのポップ用プリンタ8及び棚ラベ
ル用プリンタ9が接続されている。
【0020】そして、前記売値変更設定ファイル7に
は、図3に示すように前記ポップシート60への出力を
要するか否かを識別するポップフラグ(“1”のとき出
力要,“0”のとき出力不要)のエリア7a、ポップシ
ート60に印刷されるメッセージ63のエリア7b、ポ
ップシート60の印刷日のエリア7c、ポップシート6
0の印刷枚数のエリア7d、前記棚ラベル70への出力
を要するか否かを識別するラベルフラグ(“1”のとき
出力要,“0”のとき出力不要)のエリア7e、棚ラベ
ル70の印刷日のエリア7f、棚ラベル70の印刷枚数
のエリア7gの各エリアが単価変更を要する商品毎に設
けられている。
【0021】図4は前記ストア制御装置1の要部構成を
示すブロック図である。同図において、CPU(中央処
理装置)10は制御部本体を構成し、ROM(リード・
オンリ・メモリ)11に格納された制御プログラムに基
づいて各部を制御する。ROM11は前記制御プログラ
ムの他、固定的なデータを予め記憶する。RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)12は可変的なデータを一時
記憶するもので、前記商品マスタファイル6及び売値変
更設定ファイル7は、このRAM12上に形成される。
【0022】時計部13は現在の日付及び時刻を計時す
る。通信インタフェース14は前記通信回線5を通じて
行われるデータ通信を制御する。HDD制御回路15は
RAM12上のデータのバックアップ等に用いられるハ
ードディスク装置(HDD)16に対するデータの書込
み,読出しを制御する。FDD制御回路17はフロッピ
ーディスクに対してデータの書込み,読出しを行うフロ
ッピーディスクドライバ(FDD)18を制御する。
【0023】キーボード制御回路19はテンキー,文字
キー,実行キー,ファンクションキー等が配設されたキ
ーボード20からのキー入力データを取込む。表示制御
回路21はCRTディスプレイ等の表示器22を駆動制
御して表示データを与える。
【0024】第1のプリンタ制御回路23はレポート印
刷するためのレポート用プリンタ24を駆動制御してレ
ポート印刷データを与える。第2のプリンタ制御回路2
5は前記棚ラベル用プリンタ9を駆動制御して棚ラベル
印刷データを与える。第3のプリンタ制御回路26は前
記ポップ用プリンタ8を駆動制御してポップシート印刷
データを与える。
【0025】スキャナ制御回路27はバーコードを光学
的に読取るためのバーコードスキャナ28からのバーコ
ードデータを取り込む。ここに、CPU10と、ROM
11,RAM12,時計部13,通信インタフェース1
4及び各制御回路15,17,19,21,23,2
5,26,27とは、バスライン29で相互に接続され
ている。
【0026】このような構成において、前記ストア制御
装置1の商品マスタファイル6には、予め各商品の単品
コードに対応して品名,通常単価等の商品固有情報が、
例えばフロッピーディスクからのダウンロードによって
設定されている。
【0027】また、前記売値変更設定ファイル7にも特
売等によって単価が一時的に変更される商品に関するデ
ータが設定される。この売値変更設定ファイル7に対す
るデータ設定業務は、キーボード20及びバーコードス
キャナ28を用いて次の如く行われる。
【0028】すなわち、キー操作によってデータ設定業
務の実行を宣言した後、先ず単価変更する商品の単品コ
ードをバーコードスキャナ28で読取る。次に、その商
品の変更後単価及び特売期間をキーボード20のテンキ
ーを用いて入力する。
【0029】次に、該当商品についてポップシート60
を印刷するか否かを判断し、印刷する場合にはポップフ
ラグ“1”を、印刷しない場合にはポップフラグ“0”
をキー入力する。また、ポップシート60を印刷する場
合にはメッセージ,印刷日,印刷枚数の各データをテン
キー及び文字キーを用いて入力する。
【0030】次に、該当商品について棚ラベル70を印
刷するか否かを判断し、印刷する場合にはラベルフラグ
“1”を、印刷しない場合にはラベルフラグ“0”をキ
ー入力する。また、棚ラベル70を印刷する場合には印
刷日,印刷枚数の各データをテンキーを用いて入力す
る。
【0031】これらのデータ入力を完了した後、実行キ
ーを操作入力すると、売値変更設定ファイル7の空エリ
アに各入力データが設定される。
【0032】しかして、前記CPU10は、例えば閉店
後の業務において、特に図5の流れ図に示す処理を実行
するようにプログラムされている。
【0033】すなわち、この処理が開始されると、先ず
ST(ステップ)1として時計部13にて計時されてい
る現在の日付を読出す。また、ST2として売値変更設
定ファイル7の読出しポインタpを“1”に初期設定す
る。
【0034】次に、ST3として上記売値変更設定ファ
イル7から読出しポインタpが示すデータ(単品コー
ド,特売単価,特売期間,ポップフラグ,ポップ用メッ
セージ,ポップ印刷日,ポップ印刷枚数,ラベルプラ
グ,ラベル印刷日,ラベル印刷枚数)を読出す。ここ
で、ST4として読出すべきデータが設定されていない
場合には、この処理を終了する。
【0035】ST4にて売値変更設定ファイル7から読
出すべきデータが存在する場合には、ST5として現日
付が読出したデータ中の特売期間内か否かを判断する。
そして、特売期間内の場合には商品マスタファイル6に
対する特売単価設定処理を行う。
【0036】この処理は、データ中の単品コードで商品
マスタファイル6を検索して該当する単品コードが設定
されていることを確認したならば、その単品コードに対
応する特売単価エリア6aにデータ中の変更後単価(特
売単価)を設定するとともに、フラグエリア6bに特売
フラグをセットする処理である。なお、すでに特売フラ
グがセットされている場合には、特売単価エリア6aに
設定されている特売単価とデータ中の変更後単価とを比
較し、金額の小さい方を新たに特売単価として設定す
る。
【0037】次に、ST7としてデータ中のポップフラ
グを調べる。なお、現日付が特売期間外の場合には、S
T6の処理を行わずにST7に進む。
【0038】ST7にてポップフラグが“1”にセット
されている場合には、ポップシート60の印刷を要する
単価変更商品のデータ読出しなので、ST8で現日付が
データ中のポップ印刷日と一致するか否かを判断する。
そして、一致する場合には、ST9としてポップシート
60の印刷処理を実行する。
【0039】この処理は、データ中の単品コードで商品
マスタファイル6を検索して該当する単品コードが設定
されていることを確認したならば、その単品コードに対
応する品名,通常単価を読出し、これらの情報とデータ
中の特売単価,ポップ用メッセージとで予め設定された
フォーマットのポップシート印刷データを編集して、ポ
ップ用プリンタ8に出力する処理であり、これにより、
ポップ用プリンタ8が動作して図6に示すようなポップ
シート60がデータ中のポップ印刷枚数分印刷出力され
る。
【0040】次に、ST10としてデータ中のラベルフ
ラグを調べる。なお、ST7にてポップフラグがリセッ
トされている場合、及びST8にて現日付がポップ印刷
日と一致しない場合は、ST9の処理を行わずにST1
0へ進む。
【0041】ST10にてラベルプラグが“1”にセッ
トされている場合には、棚ラベル70の印刷を要する単
価変更商品のデータ読出しなので、ST11で現日付が
データ中のラベル印刷日と一致するか否かを判断する。
そして、一致する場合には、ST12として棚ラベル7
0の印刷処理を実行する。
【0042】この処理は、データ中の単品コードで商品
マスタファイル6を検索して該当する単品コードが設定
されていることを確認したならば、その単品コードに対
応する品名を読出し、この品名情報とデータ中の単品コ
ード,特売単価,特売期間とで予め設定されたフォーマ
ットの棚ラベル印刷データを編集して、棚ラベル用プリ
ンタ9に出力する処理であり、これにより、棚ラベル用
プリンタ9が動作して図7に示すような棚ラベル70が
データ中のラベル印刷枚数分印刷出力される。
【0043】次に、ST13として前記読出しポインタ
pを「+1」だけ更新する。なお、ST10にてラベル
フラグがリセットされている場合、及びST11にて現
日付がラベル印刷日と一致しない場合は、ST12の処
理を行わずにST13へ進む。
【0044】ST13にて前記読出しポインタpを「+
1」更新したならば、ST3の処理に戻り、売値変更設
定ファイル7からポインタpが示すデータを読出して、
前記ST4〜ST13の処理を繰り返す。
【0045】こうして、ST4にて読出すべきデータが
設定されていない場合には、この処理を終了する。
【0046】このように構成された本実施例において
は、単価変更のある商品の単品コード,単価変更期間,
変更後単価等の単価変更情報を予め売値変更設定ファイ
ル7に設定することによって、該当する商品は特売期間
中は商品マスタファイル6の通常単価ではなく変更後単
価で自動的に販売登録処理される。
【0047】また、このような単価変更のある商品につ
いてポップシート60が必要な場合には、上記売値変更
設定ファイル7に単価変更情報とともにポップフラグ=
1,ポップ用メッセージ,ポップ印刷日,ポップ印刷枚
数の各データを設定しておく。こうすることにより、ポ
ップ印刷日になると自動的に上記売値変更設定ファイル
7の設定情報に基づいてポップシート印刷データが編集
されてポップ用プリンタ8に出力され、ポップ用プリン
タ8から図6に示すようなポップシート60がポップ印
刷枚数分印刷出力される。因みに、図6において61は
売値変更商品の品名,62は通常単価と変更後単価,6
3はポップ用メッセージである。
【0048】従って、例えばポップシート60を特売期
間の開始前日に作成して店頭の要部に貼付する場合に
は、予めポップ印刷日としてその特売期間の前日を設定
しておくことで、その特売期間の開始前日の閉店後に自
動的にしかも確実に所望のポップシート60を取得でき
る。
【0049】同様に単価変更のある商品について棚ラベ
ル70が必要な場合には、上記売値変更設定ファイル7
に単価変更情報とともにラベルフラグ=1,ラベル印刷
日,ラベル印刷枚数の各データを設定しておく。こうす
ることにより、ラベル印刷日になると自動的に上記売値
変更設定ファイル7の設定情報に基づいて棚ラベル印刷
データが編集されて棚ラベル用プリンタ9に出力され、
棚ラベル用プリンタ9から図7に示すような棚ラベル7
0がラベル印刷枚数分印刷出力される。因みに、図7に
おいて71は売値変更商品の品名,72は変更後単価,
73は単品コードのバーコード,74は特売期間であ
る。
【0050】従って、例えば棚ラベル70を特売期間の
開始前日に作成して商品陳列棚に貼付する場合には、予
めラベル印刷日としてその特売期間の前日を設定してお
くことで、その特売期間の開始前日の閉店後に自動的に
しかも確実に所望の棚ラベル70を取得できる。
【0051】例えば図3に具体的に示すデータが売値変
更設定ファイル7に設定されていた場合、4月1日から
4月30日までの間は通常単価100円が特売単価80
円に値引きされる単品コード「0001」の商品につい
ては、3月31日の閉店後ににポップ用プリンタ8から
自動的にポップシート60が2枚印刷出力される。
【0052】また、この商品は4月15日から4月22
日の間はさらに10円値引きされて単価70円で販売さ
れるようになっており、その前日の4月14日の閉店後
にはポップ用プリンタ8から自動的に新たなポップシー
ト60が2枚印刷出力されることになる。
【0053】一方、4月15日から4月22日までの間
は通常単価200円が特売単価170円に値引きされる
単品コード「0002」の商品については、4月14日
の閉店後にに棚ラベル用プリンタ9から自動的に棚ラベ
ル70が1枚印刷出力される。
【0054】このように本実施例によれば、売値変更設
定ファイル7に予め設定した情報に基づいて必要なポッ
プシート60や棚ラベル70を所望の時期に自動的に印
刷出力できるので、これらを作成するために売値変更設
定ファイル7の内容をレポート出力する手間が不要とな
る上、このレポート内容を確認しながら、売値変更設定
ファイル7に設定した変更単価情報と重複する情報を設
定入力する必要もなくなる。この結果、設定作業の効率
向上を図り得る上、設定し忘れのミスも確実に防止でき
るようになる。
【0055】なお、前記実施例ではポップシート60と
棚ラベル70とを選択的に出力するシステムについて説
明したが、いずれか一方の店頭表示媒体に出力するシス
テムでも本発明を適用できるのはいうまでもないことで
ある。また、ポップシート60や棚ラベル70に印刷出
力する代りに、電光表示板等に特売商品に関する情報を
表示出力するようなシステムにも本発明は適用できる。
【0056】また、前記実施例では単価変更の時期及び
店頭表示媒体の出力時期を単に日付で管理したが、時刻
までも加味して管理するようにしてもよい。こうするこ
とにより、時間帯によって値引き等をするような販売方
法の店舗にも適用できる。
【0057】また、前記実施例では店頭表示媒体へ出力
する日付を設定したが、通常、これら店頭表示媒体への
出力は特売期間の前日までに行う必要があるので、現日
付が特売期間開始日の前日のデータを選択して店頭表示
媒体への出力を行わせるようにしてもよい。こうするこ
とにより、ポップ印刷日,ラベル印刷日の設定が不要と
なる。
【0058】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、単
価変更のある商品の単価変更情報を記憶する売値変更設
定ファイルに、その単価変更のある商品が店頭表示媒体
の印刷を要する商品か否かを識別するフラグを商品毎に
設定し、かつ印刷を要する商品については単価変更期間
の開始時より前の印刷時期を商品毎に設定し、売値変更
設定ファイルを検索して各商品の単価を管理する際に、
フラグが印刷を要する商品であることを示すとともに印
刷時期が現日時に該当する商品を検出すると、その商品
の単価変更情報をもとに店頭表示媒体の印刷情報を編集
して出力機器により店頭表示媒体の印刷をするようにし
たので、売値変更設定ファイルの設定内容に基づいて自
動的に変更後単価の店頭表示媒体を単価変更前に印刷す
ることができ、店頭表示媒体作成作業の効率向上を図り
得るとともに確実性を高め得るストア制御装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるPOSシステムの全
体構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における商品マスタファイルの構成を
示す模式図。
【図3】同実施例における売値変更設定ファイルの構成
を示す模式図。
【図4】同実施例におけるストア制御装置の要部ブロッ
ク図。
【図5】同実施例におけるストア制御装置のCPUが実
行する本発明に係る処理を示す流れ図。
【図6】ポップシートの一印刷例を示す平面図。
【図7】棚ラベルの一印刷例を示す平面図。
【符号の説明】
1…ストフ制御装置 2…POS端末 6…商品マスタファイル 7…売値変更設定ファイル 8…ポップ用プリンタ 9…棚ラベル用プリンタ 60…ポップシート 70…棚ラベル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各商品にそれぞれ付される単品コードに
    対応して品名,単価等の商品固有情報を設定記憶する商
    品マスタファイルを設け、この商品マスタファイルの各
    情報に基づいて通信手段を介して接続される各端末での
    商品登録処理を制御するとともに、単価変更のある商品
    の単品コード,単価変更期間,変更後単価等の単価変更
    情報を設定記憶する売値変更設定ファイルを設け、この
    売値変更設定ファイルを検索して現日時が単価変更期間
    内の商品の有無を判断し、単価変更期間内の商品につい
    ては前記商品マスタファイルにおける該当商品の単価を
    変更後単価に変更して管理するストア制御装置におい
    て、 店頭表示媒体の印刷を行う出力機器を接続するととも
    に、 前記単価変更のある商品の単価変更情報を記憶する売値
    変更設定ファイルに、その単価変更のある商品が前記店
    頭表示媒体の印刷を要する商品か否かを識別するフラグ
    を商品毎に設定し、かつ印刷を要する商品については単
    価変更期間の開始時より前の印刷時期を商品毎に設定
    し、 前記売値変更設定ファイルを検索して各商品の単価を管
    理する際に、前記フラグが印刷を要する商品であること
    を示すとともに前記印刷時期が現日時に該当する商品を
    検出すると、その商品の前記単価変更情報をもとに前記
    店頭表示媒体の印刷情報を編集して前記出力機器により
    前記店頭表示媒体の印刷をする手段を設けたことを特徴
    とするストア制御装置。
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