JPH1166427A - データ処理装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売商品の使用上の注意事項などの多様で詳
細な商品メッセージを顧客に提供できるようにする。 【解決手段】 情報記憶手段４１に格納しておく商品情
報の一部として商品メッセージも設定しておき、登録処
理の実行時に販売価格等とともに商品メッセージも表示
出力したり、レシートの発行時に販売価格等とともに商
品メッセージを印刷出力したりする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、販売商品を登録処
理するデータ処理装置および方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、販売商品の登録処理には、電子キ
ャッシュレジスタやＰＯＳ(ＰointＯf Ｓales)ターミ
ナル等のデータ処理装置が利用されている。このような
データ処理装置の一従来例を図６ないし図８を参照して
以下に説明する。なお、図６はデータ処理装置であるＰ
ＯＳターミナルの物理的構造を示すブロック図、図７は
情報記憶手段に相当するＰＬＵメモリの記憶内容を示す
模式図、図８はＰＯＳターミナルのデータ処理方法を示
すフローチャートである。

【０００３】まず、ここでデータ処理装置として例示す
るＰＯＳターミナル１は、図６に示すように、マイクロ
コンピュータからなるメイン制御部２を具備している。
このメイン制御部２は、コンピュータの主体としてＣＰ
Ｕ(Ｃentral ＰrocessingＵnit)３を具備しており、こ
のＣＰＵ３には、情報記憶媒体としてＲＯＭ(ＲeadＯnl
y Ｍemory)４とＲＡＭ(Ｒandom Ａccess Ｍemory)５
とが接続されている。

【０００４】ＲＯＭ４は、ＣＰＵ３の制御プログラムな
どのソフトウェアを事前に固定記憶しており、ＲＡＭ５
は、ＣＰＵ３の処理データなどを一時記憶する記憶エリ
アが確保されており、ＣＰＵ３は、適正な制御プログラ
ムや入力データなどに対応して各種のデータ処理を実行
する。

【０００５】メイン制御部２にはシステムバス６が接続
されており、このシステムバス６には、バーコードスキ
ャナ７、キーボード８、顧客用と店員用とのディスプレ
イ９，１０、ＰＬＵ(Ｐrice Ｌook Ｕp)メモリ１１、
メインメモリ１２、Ｒ／Ｊ(Ｒeceipt／Ｊournal)プリン
タ１３、通信Ｉ／Ｆ(Ｉnterface)１４、等が接続されて
いる。

【０００６】バーコードスキャナ７は、例えば、レーザ
光源や受光素子やデコーダ等からなり、販売商品にラベ
ル等で付与されたバーコードを読取走査して商品コード
を入力する。キーボード８は、テンキーやＰＬＵキー等
を具備しており、手動操作により商品コード等の各種情
報が入力される。

【０００７】顧客用と店員用とのディスプレイ９，１０
は、例えば、ドットマトリクスにより各種情報を表示出
力するＬＣＤ(Ｌi1uid Ｃrystal Ｄisplay)やＣＲＴ
(Ｃathode-Ｒay Ｔube)からなり、登録処理に関連した
商品名称や販売価格などの各種情報を顧客と店員とに各
々表示する。

【０００８】ＰＬＵメモリ１１は、例えば、ＨＤＤ(Ｈa
rd Ｄisc Ｄrive)等の大容量の情報記憶媒体の記憶エ
リアからなり、図７に示すように、ここでは商品コード
と商品名称と販売価格からなる商品情報が多数の販売商
品ごとに事前に格納されている。メインメモリ１２も、
大容量の情報記憶媒体の記憶エリアからなり、登録処理
に関連した各種情報を蓄積する。

【０００９】Ｒ／Ｊプリンタ１３は、例えば、二連の連
続シートを印刷用紙とするサーマルプリンタからなり、
実行された登録処理に関連する商品名称や販売価格など
の各種情報を、二連の連続シートに印刷出力して顧客用
のレシートと店舗用のジャーナルとを発行する。

【００１０】通信Ｉ／Ｆ１４には、ＬＡＮ(Ｌocal Ａr
ea Ｎetwork)等の通信ネットワーク１５が接続されて
おり、この通信ネットワーク１５には、他の多数のＰＯ
Ｓターミナルや少なくとも一個のホストコンピュータ
（ともに図示せず）が接続されている。通信Ｉ／Ｆ１４
は、例えば、メインメモリ１２に蓄積された処理情報な
どの各種情報をホストコンピュータに送信するととも
に、ＰＬＵメモリ１１に格納される最新の商品情報など
の各種情報をホストコンピュータから受信する。

【００１１】上述のような構造のＰＯＳターミナル１
は、販売商品の登録処理を実行することができる。より
詳細には、顧客が購入を希望する販売商品を店員が待機
するＰＯＳターミナル１の位置に持ち寄ると、店員は販
売商品に付与されているラベルのバーコードをバーコー
ドスキャナ７に読取走査させたり、ラベルの商品コード
をキーボード８に手動入力するなどして、商品コードを
ＰＯＳターミナル１に入力操作する。

【００１２】ＰＯＳターミナル１は、図８に示すよう
に、商品コードが入力されると(ステップＳ１)、これを
検索キーとしてメイン制御部２がＰＬＵメモリ１１から
商品情報を読み出す(ステップＳ２)。このように読み出
された商品情報の商品名称や販売価格が、メイン制御部
２により顧客用と店員用とのディスプレイ９，１０に表
示出力され(ステップＳ３)、商品コード等の各種情報が
メインメモリ１２に蓄積されるなどして販売商品の登録
処理が実行される(ステップＳ４)。

【００１３】上述のような登録処理が、顧客が購入を希
望する全部の販売商品ごとに実行され(ステップＳ５)、
全部の販売商品で登録処理が完了すると、顧客と店員と
で料金や釣銭が授受されるなどして精算処理が実行され
る(ステップＳ６)。このように精算処理が完了すると、
実行された登録処理に関連する各種情報がメイン制御部
２によりメインメモリ１２から読み出されてＲ／Ｊプリ
ンタ１３まで転送され、このＲ／Ｊプリンタ１３により
各種情報が二連の連続シートに印刷出力されて顧客用の
レシートと店舗用のジャーナルとが発行される(ステッ
プＳ７)。

【００１４】

【発明が解決しようとする課題】上述のようなＰＯＳタ
ーミナル１では、販売商品の商品コードがバーコードス
キャナ７やキーボード８で入力されるとＰＬＵメモリ１
１から商品情報を読み出して登録処理し、登録処理する
各種情報をディスプレイ９，１０で表示したり登録処理
した各種情報をＲ／Ｊプリンタ１３で印刷するなどして
販売商品の登録処理を実行する。

【００１５】しかし、上述のようなＰＯＳターミナル１
では、ディスプレイ９，１０で表示出力されたりＲ／Ｊ
プリンタ１３で印刷出力される各種情報は、販売商品の
商品名称や販売価格などであり、販売商品に関連した多
様で詳細な情報を顧客に提供することができない。

【００１６】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、販売商品に関連した多様で詳細な情報を
顧客に提供することができるデータ処理装置および方法
を提供することを目的とする。

【００１７】

【課題を解決するための手段】本発明の一のデータ処理
装置は、少なくとも商品コードと販売価格とを各々具備
する商品情報が多数の販売商品ごとに事前に格納されて
いる情報記憶手段と、商品コードの入力操作を受け付け
る情報入力手段と、入力操作された商品コードを検索キ
ーとして前記情報記憶手段から商品情報を読み出す情報
読出手段と、読み出された商品情報に基づいて登録処理
を実行する商品登録手段と、実行される登録処理に関連
する各種情報を表示出力する情報表示手段と、を具備す
るデータ処理装置において、前記情報記憶手段に格納さ
れている商品情報の一部として販売商品に関連した一連
の商品メッセージが設定されており、前記情報表示手段
が登録処理の実行時に商品情報の商品メッセージも表示
出力する。

【００１８】従って、販売商品を登録処理する場合、商
品コードの入力操作が情報入力手段により受け付けられ
ると、この入力操作された商品コードを検索キーとして
情報読出手段により情報記憶手段から商品情報が読み出
される。このように読み出された商品情報に基づいて商
品登録手段により登録処理が実行されるとともに、この
実行される登録処理に関連する各種情報が情報表示手段
により表示出力される。

【００１９】上述のように登録処理に関連する各種情報
が情報表示手段により表示出力されるとき、商品情報の
一部として情報記憶手段に事前に格納されている一連の
商品メッセージも表示出力されるので、販売商品に関連
した多様で詳細な情報が顧客に提供される。

【００２０】なお、本発明で云うデータ処理装置とは、
販売商品の登録処理に利用される装置であり、ホストコ
ンピュータに接続されたＰＯＳターミナルや、スタンド
アロンの電子キャッシュレジスタなどを許容する。商品
メッセージとは、その販売商品に関連して顧客に提供す
ることが有用な多様で詳細な一連のメッセージを意味し
ており、例えば、販売商品の使用や保守の注意事項のガ
イダンスなどを許容する。

【００２１】また、本発明で云う情報記憶手段とは、多
数の販売商品の商品情報を記憶できるものであれば良
く、例えば、ＨＤＤやＲＡＭ等の情報記憶媒体の記憶エ
リアなどを許容する。その他の各種手段は、その機能を
実現するよう形成されていれば良く、例えば、専用のハ
ードウェア、適正な機能がプログラムにより付与された
コンピュータ、適正なプログラムによりコンピュータの
内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を許容
する。

【００２２】本発明の他のデータ処理装置は、少なくと
も商品コードと販売価格とを各々具備する商品情報が多
数の販売商品ごとに事前に格納されている情報記憶手段
と、商品コードの入力操作を受け付ける情報入力手段
と、入力操作された商品コードを検索キーとして前記情
報記憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段と、読
み出された商品情報に基づいて登録処理を実行する商品
登録手段と、実行された登録処理に関連する各種情報を
印刷出力してレシートを発行する情報印刷手段と、を具
備するデータ処理装置において、前記情報記憶手段に格
納されている商品情報の一部として販売商品に関連した
一連の商品メッセージが設定されており、前記情報印刷
手段が登録処理された商品情報の商品メッセージもレシ
ートに印刷出力する。

【００２３】従って、販売商品を登録処理する場合、商
品コードの入力操作が情報入力手段により受け付けられ
ると、この入力操作された商品コードを検索キーとして
情報読出手段により情報記憶手段から商品情報が読み出
される。このように読み出された商品情報に基づいて商
品登録手段により登録処理が実行され、この実行された
登録処理に関連する各種情報が情報印刷手段によりレシ
ートに印刷出力される。

【００２４】上述のように登録処理に関連する各種情報
がレシートに印刷出力されるとき、商品情報の一部とし
て情報記憶手段に事前に格納されている一連の商品メッ
セージも印刷出力されるので、販売商品に関連した多様
で詳細な情報が顧客に提供される。

【００２５】上述のようなデータ処理装置における他の
発明としては、前記情報記憶手段に事前に格納されてい
る商品情報の一部として商品メッセージの有無を示すメ
ッセージフラグが設定されており、前記情報読出手段
は、メッセージフラグに対応して商品メッセージの読出
処理を実行する。従って、情報読出手段が情報記憶手段
から商品情報を読み出すとき、メッセージフラグに対応
して商品メッセージの読出処理を実行するので、登録さ
れていない商品メッセージに対する読出処理は実行され
ない。

【００２６】上述のようなデータ処理装置における他の
発明としては、前記情報記憶手段が商品情報記憶部と商
品メッセージ記憶部とを具備しており、前記商品情報記
憶部は、少なくとも商品コードと販売価格とに商品メッ
セージの識別情報が付与された商品情報が事前に格納さ
れており、前記商品メッセージ記憶部は、商品メッセー
ジが識別情報とともに事前に格納されており、情報読出
手段は、商品コードを検索キーとして前記商品情報記憶
部から商品情報を読み出すとともに、読み出された商品
情報の識別情報を検索キーとして前記商品メッセージ記
憶部から商品メッセージを読み出す。

【００２７】従って、情報読出手段が商品コードを検索
キーとして情報記憶手段から商品情報を読み出すとき、
最初に商品情報記憶部から商品情報が読み出され、その
識別情報を検索キーとして商品メッセージ記憶部から商
品メッセージが読み出される。

【００２８】上述のようなデータ処理装置における他の
発明としては、情報表示手段は、顧客用の表示部と店員
用の表示部とを別個に具備しており、商品情報の商品メ
ッセージを顧客用の表示部に表示出力する。従って、顧
客用の表示部による商品メッセージの表示出力により、
販売商品に関連した多様で詳細な情報が顧客に直接に提
供される。

【００２９】上述のようなデータ処理装置における他の
発明としては、情報表示手段は、顧客用の表示部と店員
用の表示部とを別個に具備しており、商品情報の商品メ
ッセージを店員用の表示部に表示出力する。従って、店
員用の表示部により商品メッセージが店員に表示出力さ
れるので、例えば、この店員により販売商品に関連した
多様で詳細な情報が客に口頭で提供される。

【００３０】本発明の一のデータ処理方法は、少なくと
も商品コードと販売価格とを各々具備する商品情報が多
数の販売商品ごとに事前に格納されている情報記憶手段
と、商品コードの入力操作を受け付ける情報入力手段
と、入力操作された商品コードを検索キーとして前記情
報記憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段と、読
み出された商品情報に基づいて登録処理を実行する商品
登録手段と、実行される登録処理に関連する各種情報を
表示出力する情報表示手段と、を具備するデータ処理装
置のデータ処理方法において、前記情報記憶手段に格納
される商品情報の一部として販売商品に関連した一連の
商品メッセージを設定しておき、登録処理の実行時に商
品情報の商品メッセージも前記情報表示手段に表示出力
させるようにした。

【００３１】従って、販売商品を登録処理する場合、商
品コードの入力操作が情報入力手段により受け付けられ
ると、この入力操作された商品コードを検索キーとして
情報読出手段により情報記憶手段から商品情報が読み出
される。このように読み出された商品情報に基づいて商
品登録手段により登録処理が実行されるとともに、この
実行される登録処理に関連する各種情報が情報表示手段
により表示出力される。

【００３２】上述のように登録処理に関連する各種情報
が情報表示手段により表示出力されるとき、商品情報の
一部として情報記憶手段に事前に格納されている一連の
商品メッセージも表示出力されるので、販売商品に関連
した多様で詳細な情報が顧客に提供される。

【００３３】本発明の他のデータ処理方法は、少なくと
も商品コードと販売価格とを各々具備する商品情報が多
数の販売商品ごとに事前に格納されている情報記憶手段
と、商品コードの入力操作を受け付ける情報入力手段
と、入力操作された商品コードを検索キーとして前記情
報記憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段と、読
み出された商品情報に基づいて登録処理を実行する商品
登録手段と、実行された登録処理に関連する各種情報を
印刷出力してレシートを発行する情報印刷手段と、を具
備するデータ処理装置のデータ処理方法において、前記
情報記憶手段に格納される商品情報の一部として販売商
品に関連した一連の商品メッセージを設定しておき、登
録処理された商品情報の商品メッセージも前記情報印刷
手段にレシートに印刷出力させるようにした。

【００３４】従って、販売商品を登録処理する場合、商
品コードの入力操作が情報入力手段により受け付けられ
ると、この入力操作された商品コードを検索キーとして
情報読出手段により情報記憶手段から商品情報が読み出
される。このように読み出された商品情報に基づいて商
品登録手段により登録処理が実行され、この実行された
登録処理に関連する各種情報が情報印刷手段によりレシ
ートに印刷出力される。

【００３５】上述のように登録処理に関連する各種情報
がレシートに印刷出力されるとき、商品情報の一部とし
て情報記憶手段に事前に格納されている一連の商品メッ
セージも印刷出力されるので、販売商品に関連した多様
で詳細な情報が顧客に提供される。

【００３６】

【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図１ない
し図４を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態
に関して前述した一従来例と同一の部分は、同一の名称
を使用して詳細な説明は省略する。

【００３７】図１は本実施の形態のデータ処理装置であ
るＰＯＳターミナルの論理的構造を示す模式図、図２は
物理的構造を示すブロック図、図３は情報記憶手段に相
当するＰＬＵメモリの記憶内容を示す模式図、図４は本
実施の形態のデータ処理方法を示すフローチャート、図
５は一変形例のＰＬＵメモリの記憶内容を示す模式図で
ある。

【００３８】まず、本実施の形態でデータ処理装置とし
て例示するＰＯＳターミナル２１も、図２に示すよう
に、マイクロコンピュータからなるメイン制御部２２を
具備しており、このメイン制御部２２は、コンピュータ
の主体であるＣＰＵ２３と情報記憶媒体であるＲＯＭ２
４およびＲＡＭ２５を具備している。

【００３９】メイン制御部２２にはシステムバス２６が
接続されており、このシステムバス２６には、バーコー
ドスキャナ２７、キーボード２８、顧客用と店員用との
ディスプレイ２９，３０、情報記憶手段に相当するＰＬ
Ｕメモリ３１、メインメモリ３２、Ｒ／Ｊプリンタ３
３、通信Ｉ／Ｆ３４、等が接続されている。

【００４０】ＰＬＵメモリ３１は、やはりＨＤＤ等の大
容量の情報記憶媒体の記憶エリアからなり、商品情報が
多数の販売商品ごとに事前に格納されている。ただし、
本実施の形態のＰＯＳターミナル２１では、図３に示す
ように、ＰＬＵメモリ３１に格納されている商品情報
に、メッセージフラグと商品メッセージとが追加されて
いる。商品情報のメッセージフラグは、商品メッセージ
の有無を示すビットデータからなり、商品メッセージ
は、例えば、その販売商品の使用や保守の注意事項のガ
イダンスのテストデータからなる。

【００４１】本実施の形態のＰＯＳターミナル２１で
は、例えば、メイン制御部２２のＲＯＭ２４に適正な制
御プログラムが事前に格納されており、ＣＰＵ２３が制
御プログラムや入力データに対応して適正なデータ処理
を実行することにより、各種手段が各種機能として実現
されている。このような各種手段として、本実施の形態
のＰＯＳターミナル２１は、図１に示すように、情報記
憶手段４１、情報入力手段４２、情報読出手段４３、商
品登録手段４４、情報表示手段４５、情報印刷手段４
６、等を論理的に具備している。

【００４２】情報記憶手段４１は、前述のようにＰＬＵ
メモリ３１に相当し、商品コード、商品名称、販売価
格、メッセージフラグ、商品メッセージ、等からなる商
品情報が多数の販売商品ごとに事前に格納されている。
情報入力手段４２は、バーコードスキャナ２７やキーボ
ード２８の入力データをメイン制御部２２が受け付ける
ことにより、商品コードの入力操作を受け付ける。

【００４３】情報読出手段４３は、上述のような入力デ
ータと制御プログラムとに対応してメイン制御部２２が
ＰＬＵメモリ３１にアクセスすることにより、入力操作
された商品コードを検索キーとして情報記憶手段４１か
ら商品情報を読み出す。商品登録手段４４は、メイン制
御部２２が各種情報をメインメモリ３２に一時記憶させ
ることなどにより、読み出された商品情報に基づいて登
録処理を実行する。

【００４４】情報表示手段４５は、メイン制御部２２が
各種情報をディスプレイ２９，３０に表示出力させるこ
とにより、実行される登録処理に関連する各種情報を表
示出力する。情報印刷手段４６は、メイン制御部２２が
各種情報をＲ／Ｊプリンタ３３に印刷出力させることに
より、実行された登録処理に関連する各種情報を印刷出
力してレシートを発行する。

【００４５】本実施の形態のＰＯＳターミナル２１で
は、上述のように情報表示手段４５がディスプレイ２
９，３０により登録処理に関連する各種情報を表示出力
するとき、商品情報の一部としてＰＬＵメモリ３１に格
納されている商品メッセージも表示出力される。さら
に、上述のように情報印刷手段４６がＲ／Ｊプリンタ３
３により登録処理に関連する各種情報をレシートに印刷
出力するとき、このレシートに商品メッセージも印刷出
力される。

【００４６】なお、本実施の形態のＰＯＳターミナル２
１では、情報表示手段４５が顧客用の表示部であるディ
スプレイ２９と店員用の表示部であるディスプレイ３０
とを具備しており、ここでは商品メッセージが両方のデ
ィスプレイ２９，３０に表示出力されるよう設定されて
いる。また、情報印刷手段４６のＲ／Ｊプリンタ３３
は、同様な内容の各種情報をレシートとジャーナルとに
印刷出力するが、商品メッセージは顧客用のレシートの
みに印刷して店舗用のジャーナルには印刷しないよう設
定されている。

【００４７】上述のようなＰＯＳターミナル各種手段
は、必要によりキーボード２８やディスプレイ２９，３
０等のハードウェアを利用して実現されるが、その主体
はＲＯＭ２４等に書き込まれたソフトウェアに対応して
ＣＰＵ２３が動作することにより実現されている。

【００４８】このようなソフトウェアは、例えば、バー
コードスキャナ２７やキーボード２８等による商品コー
ドの入力操作を受け付けること、入力操作された商品コ
ードを検索キーとしてＰＬＵメモリ３１から商品情報を
読み出すこと、読み出された商品情報に基づいて登録処
理を実行すること、実行される登録処理に関連する各種
情報をディスプレイ２９，３０に表示出力させること、
実行された登録処理に関連する各種情報をＲ／Ｊプリン
タ３３に印刷出力させること、等の処理動作をＣＰＵ２
３等に実行させるための制御プログラムとしてＲＡＭ２
５等の情報記憶媒体に格納されている。

【００４９】上述のような構成において、本実施の形態
のＰＯＳターミナル２１が販売商品を登録処理する場合
のデータ処理方法を以下に説明する。まず、顧客が購入
を希望する販売商品を店員が待機するＰＯＳターミナル
２１の位置に持ち寄ると、店員は販売商品に付与されて
いるラベルのバーコードをバーコードスキャナ２７に読
取走査させたり、ラベルの商品コードをキーボード２８
に手動入力するなどして、商品コードをＰＯＳターミナ
ル２１に入力操作する。

【００５０】このとき、本実施の形態のＰＯＳターミナ
ル２１は、図４に示すように、商品コードが入力される
と(ステップＴ１)、これを検索キーとしてメイン制御部
２２によりＰＬＵメモリ３１から商品情報が読み出され
(ステップＴ２)、このように読み出された商品情報のメ
ッセージフラグの“０／１”がメイン制御部２２により
判定される(ステップＴ３)。

【００５１】このメッセージフラグが“１”の場合に
は、商品メッセージもＰＬＵメモリ３１から読み出され
(ステップＳ４)、商品名称や販売価格とともに顧客用と
店員用とのディスプレイ２９，３０に表示出力される
(ステップＴ５)。一方、メッセージフラグが“０”の場
合には、ＰＬＵメモリ３１から商品メッセージは読み出
されず、商品メッセージが含まれない商品情報の商品名
称や販売価格だけがディスプレイ２９，３０に表示出力
される。

【００５２】上述のような状態で商品コード等の各種情
報がメインメモリ３２に蓄積されるなどして販売商品の
登録処理が実行され(ステップＴ６)、このような登録処
理が、顧客が購入を希望する全部の販売商品ごとに実行
され(ステップＴ７)、全部の販売商品で登録処理が完了
すると、顧客と店員とで料金や釣銭が授受されるなどし
て精算処理が実行され(ステップＴ８)。

【００５３】このように精算処理が完了すると、実行さ
れた登録処理に関連する各種情報がメイン制御部２２に
よりメインメモリ３２から読み出されてＲ／Ｊプリンタ
３３まで転送され、このＲ／Ｊプリンタ３３により各種
情報が二連の連続シートに印刷出力されてレシートとジ
ャーナルとが発行される(ステップＴ９)。

【００５４】このとき、上述のようにメッセージフラグ
が“１”で商品メッセージが読み出された販売商品に対
しては、その商品名称や販売価格とともに商品メッセー
ジもレシートに印刷され、メッセージフラグが“０”で
商品メッセージが読み出されなかった販売商品に対して
は、レシートに商品メッセージは印刷されない。

【００５５】本実施の形態のＰＯＳターミナル２１で
は、上述のように販売商品を登録処理するとき、その販
売商品の商品メッセージがディスプレイ２９，３０に表
示出力され、販売商品の使用や保守の注意事項などを顧
客に提供することができる。さらに、登録処理した販売
商品の商品メッセージはレシートにも印刷出力されるの
で、販売商品の使用や保守の注意事項などの情報を顧客
が持ち帰ることができる。

【００５６】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では一連の商品情報に商品コ
ードや商品名称等とともに商品メッセージも設定して情
報記憶手段である一個のＰＬＵメモリ１１に格納してお
くことを例示した。

【００５７】しかし、図５に示すように、情報記憶手段
であるＰＬＵメモリに二個のデータファイルなどとして
商品情報記憶部５１と商品メッセージ記憶部５２とを別
個に形成しておき、商品情報記憶部５１には商品コード
や販売価格とともに商品メッセージの識別情報が付与さ
れた商品情報を事前に格納しておき、商品メッセージ記
憶部５２に、識別情報とともに商品メッセージを事前に
格納しておくことも可能である。

【００５８】この場合、情報読出手段となるメイン制御
部は、商品コードを検索キーとして商品情報記憶部５１
から商品情報を読み出してから、読み出された商品情報
の識別情報を検索キーとして商品メッセージ記憶部５２
から商品メッセージを読み出せば良い。このとき、商品
情報のメッセージフラグを確認することにより、格納さ
れていない商品メッセージの読出処理は実行しない。

【００５９】上述のようにすることで、複数の販売商品
で商品メッセージを共用することができるので、情報記
憶手段となるＰＬＵメモリの記憶容量を削減することが
でき、商品情報の登録作業も簡略化することができる。

【００６０】また、上記形態ではＰＯＳターミナル２１
が商品メッセージをディスプレイ２９の表示出力とＲ／
Ｊプリンタ３３の印刷出力との両方で顧客に提供するこ
とを例示したが、これを一方とすることも可能である。

【００６１】商品メッセージをディスプレイ２９の表示
出力のみで顧客に提供する場合、顧客に販売商品の商品
メッセージを登録処理と同時に提供することができ、レ
シートの印刷内容を削減して連続シートを節約すること
もできる。商品メッセージをＲ／Ｊプリンタ３３の印刷
出力のみで顧客に提供する場合、重要な商品メッセージ
を顧客が持ち帰ることができ、ディスプレイ２９として
セグメント方式のＬＥＤ(Ｌight Ｅmitting Ｄiode)
ディスプレイなどの簡素なデバイスを利用することもで
きる。

【００６２】さらに、上記形態ではＰＯＳターミナル２
１が商品メッセージを顧客用と店員用とのディスプレイ
２９，３０の両方で商品メッセージを表示出力すること
を例示したが、これを一方とすることも可能である。

【００６３】商品メッセージを顧客用のディスプレイ２
９のみで表示出力する場合、店員には無用な商品メッセ
ージを店員用のディスプレイ３０に表示出力する必要が
なく、店員用のディスプレイ３０として簡素なデバイス
を利用することができる。商品メッセージを店員用のデ
ィスプレイ３０のみで表示出力する場合、顧客用のディ
スプレイ２９として簡素なデバイスを利用することがで
き、例えば、店員が顧客に商品メッセージを口頭で報知
することで、より有効なサービスを顧客に提供すること
ができる。

【００６４】また、上記形態ではＲＯＭ２４等にソフト
ウェアとして格納されている制御プログラムに従ってＣ
ＰＵ２３が動作することにより、ＰＯＳターミナル２１
の各種手段が実現されることを例示した。しかし、この
ような各種手段の各々を固有のハードウェアとして形成
することも可能であり、一部をソフトウェアとしてＲＯ
Ｍ２４等に格納するとともに一部をハードウェアとして
形成することも可能である。

【００６５】

【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。

【００６６】請求項１記載の発明のデータ処理装置は、
少なくとも商品コードと販売価格とを各々具備する商品
情報が多数の販売商品ごとに事前に格納されている情報
記憶手段と、商品コードの入力操作を受け付ける情報入
力手段と、入力操作された商品コードを検索キーとして
前記情報記憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段
と、読み出された商品情報に基づいて登録処理を実行す
る商品登録手段と、実行される登録処理に関連する各種
情報を表示出力する情報表示手段と、を具備するデータ
処理装置において、前記情報記憶手段に格納されている
商品情報の一部として販売商品に関連した一連の商品メ
ッセージが設定されており、前記情報表示手段が登録処
理の実行時に商品情報の商品メッセージも表示出力する
ことにより、販売商品を登録処理するときに販売商品の
商品メッセージが表示出力されるので、販売商品の使用
や保守の注意事項などの多様で詳細な情報を顧客に提供
することができる。

【００６７】請求項２記載の発明のデータ処理装置は、
少なくとも商品コードと販売価格とを各々具備する商品
情報が多数の販売商品ごとに事前に格納されている情報
記憶手段と、商品コードの入力操作を受け付ける情報入
力手段と、入力操作された商品コードを検索キーとして
前記情報記憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段
と、読み出された商品情報に基づいて登録処理を実行す
る商品登録手段と、実行された登録処理に関連する各種
情報を印刷出力してレシートを発行する情報印刷手段
と、を具備するデータ処理装置において、前記情報記憶
手段に格納されている商品情報の一部として販売商品に
関連した一連の商品メッセージが設定されており、前記
情報印刷手段が登録処理された商品情報の商品メッセー
ジもレシートに印刷出力することにより、販売商品を登
録処理したときに発行されるレシートに販売商品の商品
メッセージが印刷出力されるので、販売商品の使用や保
守の注意事項などの多様で詳細な情報を顧客に提供する
ことができる。

【００６８】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載のデータ処理装置において、前記情報記憶手段に事
前に格納されている商品情報の一部として商品メッセー
ジの有無を示すメッセージフラグが設定されており、前
記情報読出手段は、メッセージフラグに対応して商品メ
ッセージの読出処理を実行することにより、登録されて
いない商品メッセージに対する読出処理を防止すること
ができる。請求項４記載の発明は、請求項１ないし３の
何れか一記載のデータ処理装置において、前記情報記憶
手段が商品情報記憶部と商品メッセージ記憶部とを具備
しており、前記商品情報記憶部は、少なくとも商品コー
ドと販売価格とに商品メッセージの識別情報が付与され
た商品情報が事前に格納されており、前記商品メッセー
ジ記憶部は、商品メッセージが識別情報とともに事前に
格納されており、情報読出手段は、商品コードを検索キ
ーとして前記商品情報記憶部から商品情報を読み出すと
ともに、読み出された商品情報の識別情報を検索キーと
して前記商品メッセージ記憶部から商品メッセージを読
み出すことにより、複数の商品情報で商品メッセージを
共用することが可能なので、情報記憶手段の記憶容量を
削減することができる。

【００６９】請求項５記載の発明は、請求項１記載のデ
ータ処理装置において、情報表示手段は、顧客用の表示
部と店員用の表示部とを別個に具備しており、商品情報
の商品メッセージを顧客用の表示部に表示出力すること
により、商品メッセージを販売商品の登録処理と同時に
顧客に提供することができる。請求項６記載の発明は、
請求項１記載のデータ処理装置において、情報表示手段
は、顧客用の表示部と店員用の表示部とを別個に具備し
ており、商品情報の商品メッセージを店員用の表示部に
表示出力することにより、登録処理する販売商品の商品
メッセージを店員が顧客に口頭で提供するようなことが
できる。

【００７０】請求項７記載の発明のデータ処理方法は、
少なくとも商品コードと販売価格とを各々具備する商品
情報が多数の販売商品ごとに事前に格納されている情報
記憶手段と、商品コードの入力操作を受け付ける情報入
力手段と、入力操作された商品コードを検索キーとして
前記情報記憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段
と、読み出された商品情報に基づいて登録処理を実行す
る商品登録手段と、実行される登録処理に関連する各種
情報を表示出力する情報表示手段と、を具備するデータ
処理装置のデータ処理方法において、前記情報記憶手段
に格納される商品情報の一部として販売商品に関連した
一連の商品メッセージを設定しておき、登録処理の実行
時に商品情報の商品メッセージも前記情報表示手段に表
示出力させるようにしたことにより、販売商品を登録処
理するときに販売商品の商品メッセージが表示出力され
るので、販売商品の使用や保守の注意事項などの多様で
詳細な情報を顧客に提供することができる。

【００７１】請求項８記載の発明のデータ処理方法は、
少なくとも商品コードと販売価格とを各々具備する商品
情報が多数の販売商品ごとに事前に格納されている情報
記憶手段と、商品コードの入力操作を受け付ける情報入
力手段と、入力操作された商品コードを検索キーとして
前記情報記憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段
と、読み出された商品情報に基づいて登録処理を実行す
る商品登録手段と、実行された登録処理に関連する各種
情報を印刷出力してレシートを発行する情報印刷手段
と、を具備するデータ処理装置のデータ処理方法におい
て、前記情報記憶手段に格納される商品情報の一部とし
て販売商品に関連した一連の商品メッセージを設定して
おき、登録処理された商品情報の商品メッセージも前記
情報印刷手段にレシートに印刷出力させるようにしたこ
とにより、販売商品を登録処理したときに発行されるレ
シートに販売商品の商品メッセージが印刷出力されるの
で、販売商品の使用や保守の注意事項などの多様で詳細
な情報を顧客に提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の一形態のデータ処理装置である
ＰＯＳターミナルの論理的構造を示す模式図である。

【図２】データ処理装置の物理的構造を示すブロック図
である。

【図３】情報記憶手段であるＰＬＵメモリの記憶内容を
示す模式図である。

【図４】ＰＯＳターミナルが販売商品を登録処理する場
合のデータ処理方法を示すフローチャートである。

【図５】一変形例の情報記憶手段であるＰＬＵメモリの
記憶内容を示す模式図である。

【図６】一従来例のデータ処理装置であるＰＯＳターミ
ナルの物理的構造を示す模式図である。

【図７】ＰＬＵメモリの記憶内容を示す模式図である。

【図８】ＰＯＳターミナルが販売商品を登録処理する場
合のデータ処理方法を示すフローチャートである。

【符号の説明】

２１ データ処理装置であるＰＯＳターミナル ２２ 各種手段として機能するメイン制御部 ２３ コンピュータであるＣＰＵ ２４ 情報記憶媒体であるＲＯＭ ２５ 情報記憶媒体であるＲＡＭ ２７ バーコードスキャナ ２８ キーボード ２９ 顧客用の表示部であるディスプレイ ３０ 店員用の表示部であるディスプレイ ３１ 情報記憶手段に相当するＰＬＵメモリ ３３ Ｒ／Ｊプリンタ ４１ 情報記憶手段 ４２ 情報入力手段 ４３ 情報読出手段 ４４ 商品登録手段 ４５ 情報表示手段 ４６ 情報印刷手段

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 少なくとも商品コードと販売価格とを各
   々具備する商品情報が多数の販売商品ごとに事前に格納
   されている情報記憶手段と、 商品コードの入力操作を受け付ける情報入力手段と、 入力操作された商品コードを検索キーとして前記情報記
   憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段と、 読み出された商品情報に基づいて登録処理を実行する商
   品登録手段と、 実行される登録処理に関連する各種情報を表示出力する
   情報表示手段と、を具備するデータ処理装置において、 前記情報記憶手段に格納されている商品情報の一部とし
   て販売商品に関連した一連の商品メッセージが設定され
   ており、 前記情報表示手段が登録処理の実行時に商品情報の商品
   メッセージも表示出力することを特徴とするデータ処理
   装置。
2. 【請求項２】 少なくとも商品コードと販売価格とを各
   々具備する商品情報が多数の販売商品ごとに事前に格納
   されている情報記憶手段と、 商品コードの入力操作を受け付ける情報入力手段と、 入力操作された商品コードを検索キーとして前記情報記
   憶手段から商品情報を読み出す情報読出手段と、 読み出された商品情報に基づいて登録処理を実行する商
   品登録手段と、 実行された登録処理に関連する各種情報を印刷出力して
   レシートを発行する情報印刷手段と、を具備するデータ
   処理装置において、 前記情報記憶手段に格納されている商品情報の一部とし
   て販売商品に関連した一連の商品メッセージが設定され
   ており、 前記情報印刷手段が登録処理された商品情報の商品メッ
   セージもレシートに印刷出力することを特徴とするデー
   タ処理装置。
3. 【請求項３】 前記情報記憶手段に事前に格納されてい
   る商品情報の一部として商品メッセージの有無を示すメ
   ッセージフラグが設定されており、 前記情報読出手段は、メッセージフラグに対応して商品
   メッセージの読出処理を実行することを特徴とする請求
   項１または２記載のデータ処理装置。
4. 【請求項４】 前記情報記憶手段が商品情報記憶部と商
   品メッセージ記憶部とを具備しており、 前記商品情報記憶部は、少なくとも商品コードと販売価
   格とに商品メッセージの識別情報が付与された商品情報
   が事前に格納されており、 前記商品メッセージ記憶部は、商品メッセージが識別情
   報とともに事前に格納されており、 情報読出手段は、商品コードを検索キーとして前記商品
   情報記憶部から商品情報を読み出すとともに、読み出さ
   れた商品情報の識別情報を検索キーとして前記商品メッ
   セージ記憶部から商品メッセージを読み出すことを特徴
   とする請求項１ないし３の何れか一記載のデータ処理装
   置。
5. 【請求項５】 情報表示手段は、顧客用の表示部と店員
   用の表示部とを別個に具備しており、商品情報の商品メ
   ッセージを顧客用の表示部に表示出力することを特徴と
   する請求項１記載のデータ処理装置。
6. 【請求項６】 情報表示手段は、顧客用の表示部と店員
   用の表示部とを別個に具備しており、商品情報の商品メ
   ッセージを店員用の表示部に表示出力することを特徴と
   する請求項１記載のデータ処理装置。
7. 【請求項７】 少なくとも商品コードと販売価格とを各
   々具備する商品情報が多数の販売商品ごとに事前に格納
   されている情報記憶手段と、商品コードの入力操作を受
   け付ける情報入力手段と、入力操作された商品コードを
   検索キーとして前記情報記憶手段から商品情報を読み出
   す情報読出手段と、読み出された商品情報に基づいて登
   録処理を実行する商品登録手段と、実行される登録処理
   に関連する各種情報を表示出力する情報表示手段と、を
   具備するデータ処理装置のデータ処理方法において、 前記情報記憶手段に格納される商品情報の一部として販
   売商品に関連した一連の商品メッセージを設定してお
   き、 登録処理の実行時に商品情報の商品メッセージも前記情
   報表示手段に表示出力させるようにしたことを特徴とす
   るデータ処理方法。
8. 【請求項８】 少なくとも商品コードと販売価格とを各
   々具備する商品情報が多数の販売商品ごとに事前に格納
   されている情報記憶手段と、商品コードの入力操作を受
   け付ける情報入力手段と、入力操作された商品コードを
   検索キーとして前記情報記憶手段から商品情報を読み出
   す情報読出手段と、読み出された商品情報に基づいて登
   録処理を実行する商品登録手段と、実行された登録処理
   に関連する各種情報を印刷出力してレシートを発行する
   情報印刷手段と、を具備するデータ処理装置のデータ処
   理方法において、 前記情報記憶手段に格納される商品情報の一部として販
   売商品に関連した一連の商品メッセージを設定してお
   き、 登録処理された商品情報の商品メッセージも前記情報印
   刷手段にレシートに印刷出力させるようにしたことを特
   徴とするデータ処理方法。