JP2973968B2 - ワインダー - Google Patents

ワインダー

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JP2973968B2
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    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/92Spinning or twisting arrangements for imparting transient twist, i.e. false twist
    • D01H7/923Spinning or twisting arrangements for imparting transient twist, i.e. false twist by means of rotating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/70Other constructional features of yarn-winding machines
    • B65H54/705Arrangements for reducing hairyness of the filamentary material
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    • B65H59/00Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
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  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸の表面から飛び
出ている毛羽を制御することが可能なワインダーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先の出願である特願平8−
322222号において、フリクションディスク型仮撚
り装置の下方に、支持部材に支持されたカプセル部材を
配設して、糸の表面から飛び出ている毛羽を制御するよ
うにしたワインダーを提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した先に出願にお
いては、カプセル部材は、上下から支持部材により挟持
されて支持されており、糸通しの際には、カプセル部材
と支持部材との間に糸が通過可能な間隙を形成する必要
がある。このような糸通しの際に必要なカプセル部材と
支持部材との間の間隙の形成を、人手により行っては、
省力化が実現できないばかりか、糸継ぎ作業を含め、ワ
インダーの自動化が実現できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、糸通しの際に必要なカプ
セル部材と支持部材との間の間隙の形成を、自動的に行
うことにより、ワインダー全体の自動化を実現するとと
もに、省力化を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、互いに離反する方向に付
勢された上部半カプセル体と下部半カプセル体とからな
るカプセル部材と、このカプセル部材を収納する収納部
材と、前記カプセル部材の上部を支持する移動支持部材
とを備える毛羽制御部材を設け、給糸ボビンと巻取パッ
ケージとの間の糸道に前記毛羽制御部材とフリクション
ディスク型仮撚り装置とを順に配置して、毛羽制御部材
よりも下方への撚りの伝播を制御しながら走行する糸に
仮撚りを付与して毛羽伏せを行うワインダーにおいて、
給糸ボビンから解舒される糸のバルーンを制御する上下
方向に移動可能なバルーン制御筒を設け、このバルーン
制御筒で前記移動支持部材を持ち上げて、移動支持部材
と前記上部半カプセル体との間に糸が通る間隙を形成す
るようにしたものであり、第2には、毛羽制御部材への
糸通しの際に、毛羽制御部材内に、カプセル部材を浮上
させる、上方に向かう空気流を発生させたものである。
【0006】
【実施例】本発明のワインダーの概略正面図である図
1、本発明のワインダーを構成する毛羽制御部材の側断
面図である図2、本発明のワインダーを構成する毛羽制
御部材等の概略斜視図である図3及び本発明のワインダ
ーを構成する毛羽制御部材等の側断面図である図4を用
いて、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣
旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでは
ない。
【0007】1は、トレイ1a等に載置された精紡管糸
等の給糸ボビンであり、2は、上下方向に移動可能なバ
ルーン制御筒であり、3は、後述する、給糸ボビン1か
ら巻き戻される糸(スパン糸)yが接触可能な周面を有
するカプセル部材Cと該カプセル部材Cが収納された収
納部材Sとからなる毛羽制御部材である。4は、フリク
ションディスク型仮撚り装置であり、正三角形の頂点に
位置するように配設された3本の垂直軸4aに、それぞ
れ、複数のフリクションディスク4bを取着するととも
に、各垂直軸4aに取着されたフリクションディスク4
bが、側面から見て、互い違いに配置され、且つ、平面
的に見て、一部が重複するように配置されている(な
お、図1において、図示されている2本の垂直軸4aの
中間で、その背後に配置されている垂直軸と該垂直軸に
取着されたフリクションディスクは省略されてい
る。)。そして、3本の垂直軸4aを同方向に回転させ
ることにより、フリクションディスク4b間に挿入され
ジグザグ状に屈曲された糸yに仮撚りを掛けるように構
成されている。
【0008】5は自動糸継ぎ装置であり、6は、ヤーン
クリアラーである。7は、綾振りドラムであり、8は、
コーン状の巻取パッケージである。勿論、巻取パッケー
ジ8の形状としては、コーン状に限定されることなく、
チーズ状等、種々の形状に、糸yを巻き取ることができ
る。フリクションディスク型仮撚り装置4、毛羽制御部
材3、自動糸継ぎ装置5等は、給糸ボビン1から巻取パ
ッケージ8に向かって、バルーン制御筒2、毛羽制御部
材3、フリクションディスク型仮撚り装置4、自動糸継
ぎ装置5、ヤーンクリアラー6、綾振りドラム7の順に
配設されている。9は、給糸ボビン1の下方に配置され
た空気噴射ノズルであり、空気噴射ノズル9から空気を
噴出させることにより、新しく供給された給糸ボビン1
の内孔に挿入されている巻き終わり糸端を、給糸ボビン
1の天孔から、毛羽制御部材3方向に吹き上げる機能を
有するものである。なお、前記自動糸継ぎ装置5とヤー
ンクリアラー6の配置順序は、図1と上下逆でもよい。
【0009】次に、フリクションディスク型仮撚り装置
4の給糸ボビン1側に設けられた、カプセル部材Cと該
カプセル部材Cが収納された収納部材Sとからなる毛羽
制御部材3について説明する。
【0010】s1は、上端部にフランジs2を有する外
筒であり、外筒s1の下端部には、下方に向かって広が
るようなラッパ状の案内孔s3が形成された糸案内部材
s4が、該案内部材s4の上部小径部s5を、外筒s1
に嵌着することにより取着されている。また、フランジ
s2には、外筒s1の上部まで達するスリットs6が形
成されている。s7は、上方に向かって広がるようなラ
ッパ状の孔s8を有する筒状の支持部材であり、外筒s
1内に嵌着されている。
【0011】s9は、上述した外筒s1及びフランジs
2に形成されたスリットs6に沿って上下動可能に、ス
リットs6に挿入された移動支持部材であり、移動支持
部材s9は、外筒s1の外径より長い板状のストッパー
s10とストッパーs10の略中央に取着された略筒状
の支持筒s11とから構成されており、該支持筒s11
には、その中程に、下方に向かって広がるようなラッパ
状の孔部s12と、該ラッパ状の孔部s12の下方で、
且つ、孔部s12の大径側に連続した円柱状の孔部s1
3と、上記ラッパ状の孔部s12の上方で、且つ、孔部
s12の小径側に連続した円柱状の孔部s14とからな
る糸挿通孔s15が形成されている。
【0012】s16は、外筒s1、案内部材s4及びフ
ランジs2に亘って、縦方向に穿設された空気孔であ
り、フランジs2には、空気孔s16に連通するととも
に、図示されていない圧縮空気供給源に接続されたパイ
プが配設された、横方向の空気孔s17が穿設されてい
る。また、案内部材s4には、空気孔s16に連通する
とともに、収納部材Sに収納されたカプセル部材C方向
に向かう出口s18’を有する横方向の空気孔s18が
穿設されている。上記のように、収納部材Sには、上記
の空気孔s16、s17、s18により構成される、空
気噴射孔s19が形成されている。
【0013】カプセル部材Cは、上部半カプセル体c1
と下部半カプセル体c2とを、入れ子状に嵌合するとと
もに、上部半カプセル体c1と下部半カプセル体c2と
を離反する方向に付勢するコイルスプリング(弾性体)
c3とから構成されている。上部半カプセル体c1と下
部半カプセル体c2とは、互いに慴動可能となってお
り、上部半カプセル体c1の上端部及び下部半カプセル
体c2の下端部は、それぞれ、半球形状に形成されてい
る。
【0014】カプセル部材Cは、収納部材Sの外筒s1
内に収納され、カプセル部材Cの下部半カプセル体c2
の下部が、外筒s1内に嵌着された支持部材s7のラッ
パ状の孔s8に挿入され、支持部材s7に載置されてい
る。また、収納部材Sの外筒s1内にカプセル部材Cが
収納された後、移動支持部材s9を、外筒s1及びフラ
ンジs2に形成されたスリットs6に挿入して、移動支
持部材s9の支持筒s11に形成されている糸挿通孔s
15のラッパ状の孔部s12と円柱状の孔部s13にカ
プセル部材Cの上部を挿入する。このように、収納部材
Sの外筒s1内に収納されたカプセル部材Cは、外筒s
1内に嵌着されたは支持部材s7とスリットs6に挿入
された移動支持部材s9とにより支持されるように構成
されている。
【0015】上述したように、収納部材Sの外筒s1内
に収納されたカプセル部材Cは、外筒s1内に嵌着され
たは支持部材s7とスリットs6に挿入された移動支持
部材s9とにより支持され、カプセル部材Cの外周面と
移動支持部材s9の内周面との間及びカプセル部材Cの
外周面と外筒s1の内周面との間には、糸yが挿通可能
な環状間隙10が形成されている。また、収納部材Sの
外筒s1内に収納されたカプセル部材Cは、外筒s1内
に嵌着されたは支持部材s7とスリットs6に挿入され
た移動支持部材s9とにより、上部半カプセル体c1と
下部半カプセル体c2内に配置されたコイルスプリング
c3を圧縮するように構成されている。従って、カプセ
ル部材Cの下部半カプセル体c2の下部は、外筒s1内
に嵌着されたは支持部材s7のラッパ状の孔s8を形成
する斜面s7’に接触し、また、上部半カプセル体c1
の上部は、移動支持部材s9の支持筒s11に形成され
ているラッパ状の孔部s12を形成する斜面s12’に
接触している。
【0016】糸yは、糸案内部材s4のラッパ状の案内
孔s3から導入され、次いで、カプセル部材C内に配置
されたコイルスプリングc3とカプセル部材Cの自重に
より、支持部材s7の孔s8を形成する斜面s7’に当
接されているカプセル部材Cの下部半カプセル体c2の
下部と、上記支持部材s7の孔s8を形成する斜面s
7’との間を通り、その後、環状間隙10を経て、カプ
セル部材C内に配置されたコイルスプリングc3によ
り、移動支持部材s9の支持筒s11に形成されている
孔部s12の斜面s12’に当接されているカプセル部
材Cの上部半カプセル体c1の上部と、移動支持部材s
9の支持筒s11に形成されている孔部s12の斜面s
12’との間を通り、移動支持部材9の上方に引き出さ
れる。
【0017】給糸ボビン1から引き出された糸yは、バ
ルーン制御筒2及び毛羽制御部材3を経て、毛羽制御部
材3の上方に位置するフリクションディスク型仮撚り装
置4に供給される。その後、自動糸継ぎ装置5及びヤー
ンクリアラー6を経て、綾振りドラム7により綾振りさ
れながら巻取パッケージ8に巻き取られる。
【0018】給糸ボビン1と巻取パッケージ8との間の
糸道上に設けられたフリクションディスク型仮撚り装置
4によって、走行する糸yに仮撚りが付与され、該フリ
クションディスク型仮撚り装置4より下方の加撚領域に
おいて、糸yに所定方向の撚りが施されるが、該撚り
は、フリクションディスク型仮撚り装置4の下方に配設
された毛羽制御部材3により、毛羽制御部材3より下方
への撚りの伝播が制御される(この意味で、毛羽制御部
材3は、撚り止め部材としても作用する。)ので、糸y
には、効果的な加撚が施される。このように、糸yに仮
撚りが付与されることにより、糸yの表面から飛び出て
いる毛羽が撚り込まれて毛羽伏せが行われることにな
る。
【0019】次に、給糸ボビン1に巻回された糸yが消
尽され、新たに給糸ボビン1が配置された後に行われ
る、毛羽制御部材3への糸通し手段について説明する。
【0020】給糸ボビン1に巻回された糸yが消尽され
た後、バルーン制御筒2を上昇させて、図4に示されて
いるように、バルーン制御筒2内に、毛羽制御部材3を
配置するとともに、バルーン制御筒2を、移動支持部材
s9のストッパーs10に当接することにより、毛羽制
御部材3を構成する移動支持部材s9を持ち上げる。移
動支持部材s9が、スリットs6から完全に抜け出ない
程度に、移動支持部材s9を持ち上げた後、バルーン制
御筒2の上昇を停止させる。このように、移動支持部材
s9を持ち上げることにより、移動支持部材s9の支持
筒s11に形成されているラッパ状の孔部s12の斜面
s12’と、カプセル部材Cの上部半カプセル体c1と
の間に、糸yが通るような間隙を形成する。
【0021】次いで、給糸ボビン1の下方に配置された
空気噴射ノズル9を作動させて、給糸ボビン1の内孔に
挿入されている巻き終わり糸端を、給糸ボビン1の天孔
から吹き上げるとともに、収納部材Sに穿設された空気
噴射孔s19に、図示されていない圧縮空気供給源か
ら、圧縮空気を供給することにより、カプセル部材C方
向に向かう出口s18’から噴出される空気により、毛
羽制御部材3内に、上方に向かう空気流を形成する。従
って、給糸ボビン1の天孔から吹き上げられた糸yは、
上記の圧縮空気により持ち上げられて浮上状態のカプセ
ル部材Cの下部半カプセル体c2の下部と、外筒s1内
に嵌着された支持部材s7の斜面s7’との間に形成さ
れた間隙、上述した環状間隙10及び移動支持部材s9
の支持筒s11に形成されているラッパ状の孔部s12
の斜面s12’と、カプセル部材Cの上部半カプセル体
c1との間に形成された間隙とを通って、毛羽制御部材
3の上部から引き出され、毛羽制御部材3への糸通しが
完了する。
【0022】毛羽制御部材3から引き出された糸yは、
毛羽制御部材3の上方に配置された、図示されていない
中継ぎ吸引パイプに吸引保持された後、自動糸継ぎ装置
5に導入される。この際、毛羽制御部材3の環状間隙1
0等に溜まった風綿は、環状間隙10を通過する糸yと
ともに、空気流に乗って中継ぎ吸引パイプに吸引され、
図示されていないダストボックスに回収される。
【0023】毛羽制御部材3への糸通しの際に、収納部
材Sに穿設された空気噴射孔s19に、図示されていな
い圧縮空気供給源から、圧縮空気を供給することによ
り、毛羽制御部材3への糸通しが行われるが、空気噴射
孔s19に、常時、弱い圧縮空気を供給して、毛羽制御
部材3の環状間隙10に、上方に向かう空気流を発生さ
せておくことにより、毛羽制御部材3に溜まる風綿を除
去するように構成してもよい。
【0024】
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏することができ
る。
【0026】カプセル部材を移動支持部材により支持し
たので、毛羽制御部材への糸通しの際に、移動支持部材
を移動させることにより、カプセル部材の移動が容易に
なり、従って、毛羽制御部材への糸通しを、迅速に、し
かも、確実に行うことができる。
【0027】移動支持部材を、バルーン制御筒により移
動させるようにしたので、特別な装置を装備することな
く、毛羽制御部材への糸通しの際の移動支持部材の移動
を行うことができる。
【0028】毛羽制御部材への糸通しの際に、毛羽制御
部材内に、上方に向かう空気流を発生させることによ
り、カプセル部材を浮上させて、毛羽制御部材内に糸が
挿通可能な間隙を形成させるようにしたので、従って、
毛羽制御部材への糸通しを自動化することが可能とな
る。しかも、この空気流を利用して、毛羽制御部材に溜
まった風綿を、給糸ボビン交換の度に、毎回清掃でき、
風綿の堆積による機器の作動不良等を確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のワインダーの概略正面図であ
る。
【図2】図2は本発明のワインダーを構成する毛羽制御
部材の側断面図である。
【図3】図3は本発明のワインダーを構成する毛羽制御
部材等の概略斜視図である。
【図4】図4は本発明のワインダーを構成する毛羽制御
部材等の側断面図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・カプセル部材 S・・・・・・・・収納部材 y・・・・・・・・糸 1・・・・・・・・給糸ボビン 2・・・・・・・・バルーン制御筒 3・・・・・・・・毛羽制御部材 4・・・・・・・・フリクションディスク型仮撚り装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 59/00 - 59/40 B65H 51/32,57/22 D01H 5/88,13/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに離反する方向に付勢された上部半カ
    プセル体と下部半カプセル体とからなるカプセル部材
    と、このカプセル部材を収納する収納部材と、前記カプ
    セル部材の上部を支持する移動支持部材とを備える毛羽
    制御部材を設け、給糸ボビンと巻取パッケージとの間の
    糸道に前記毛羽制御部材とフリクションディスク型仮撚
    り装置とを順に配置して、毛羽制御部材よりも下方への
    撚りの伝播を制御しながら走行する糸に仮撚りを付与し
    て毛羽伏せを行うワインダーにおいて、給糸ボビンから
    解舒される糸のバルーンを制御する上下方向に移動可能
    なバルーン制御筒を設け、このバルーン制御筒で前記移
    動支持部材を持ち上げて、移動支持部材と前記上部半カ
    プセル体との間に糸が通る間隙を形成することを特徴と
    するワインダー。
  2. 【請求項2】毛羽制御部材への糸通しの際に、毛羽制御
    部材内に、カプセル部材を浮上させる、上方に向かう空
    気流を発生させることを特徴とする請求項1に記載のワ
    インダー。
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