JP2969952B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
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- JP2969952B2 JP2969952B2 JP40190690A JP40190690A JP2969952B2 JP 2969952 B2 JP2969952 B2 JP 2969952B2 JP 40190690 A JP40190690 A JP 40190690A JP 40190690 A JP40190690 A JP 40190690A JP 2969952 B2 JP2969952 B2 JP 2969952B2
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- Japan
- Prior art keywords
- cooking
- time
- heating
- setting key
- heated
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱室内の湿度により
被加熱物の状態を検知して加熱手段を加熱制御する高周
波加熱装置に関する。
被加熱物の状態を検知して加熱手段を加熱制御する高周
波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高周波加熱装置は被加熱物を使用
者の好みに応じた仕上りに調理でき、使い勝手がよいこ
とが求められている。
者の好みに応じた仕上りに調理でき、使い勝手がよいこ
とが求められている。
【0003】従来、この種の高周波加熱装置は図3に示
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
【0004】図に示すように、加熱室1は被加熱物(図
示せず)を載置し、マグネトロン、ヒータなどの加熱手
段2により加熱する。調理メニュー設定キー3は被加熱
物の調理メニューを設定する。調理時間設定キー4は被
加熱物の調理時間を設定する。スタートキー5は調理開
始を指示する。湿度センサ6は加熱室1内の湿度を検知
して被加熱物の調理状態を検知する。マイクロコンピュ
ータ7は調理設定手段8と制御手段9とを備えており、
調理設定手段8は調理メニュー設定キー3の設定入力と
調理時間設定キー4の設定入力とを入力し、各設定入力
に応じた調理シーケンスを設定し、制御手段9に入力す
る。制御手段9はスタートキー5より調理開始の指示が
あると、調理設定手段8の調理シーケンスに基づいて加
熱手段2を制御し、同時に湿度センサ6の検知出力を入
力し、加熱手段2を制御する。
示せず)を載置し、マグネトロン、ヒータなどの加熱手
段2により加熱する。調理メニュー設定キー3は被加熱
物の調理メニューを設定する。調理時間設定キー4は被
加熱物の調理時間を設定する。スタートキー5は調理開
始を指示する。湿度センサ6は加熱室1内の湿度を検知
して被加熱物の調理状態を検知する。マイクロコンピュ
ータ7は調理設定手段8と制御手段9とを備えており、
調理設定手段8は調理メニュー設定キー3の設定入力と
調理時間設定キー4の設定入力とを入力し、各設定入力
に応じた調理シーケンスを設定し、制御手段9に入力す
る。制御手段9はスタートキー5より調理開始の指示が
あると、調理設定手段8の調理シーケンスに基づいて加
熱手段2を制御し、同時に湿度センサ6の検知出力を入
力し、加熱手段2を制御する。
【0005】上記構成において、図4を参照しながら動
作を説明すると、加熱室1内に被加熱物を載置し、調理
メニュー設定キー3により調理メニューを設定した後ス
タートキー5をオンすると調理がスタートし、制御手段
9は加熱手段2を出力P1 で30秒間駆動する。その
後、30秒間加熱手段2をオフした後、再度出力P1 で
湿度センサ6が検知するまでの時間T1 ’の間加熱手段
2を駆動する。なお、調理スタートから湿度センサ6ま
での加熱手段2の出力P1 は調理メニューごとに定めら
れている。制御手段9は、湿度センサ6が調理状態を検
知すると、それまでの加熱時間T1 (=30秒+
T1 ’)に基づいて時間T2 を算出し、出力P2 で加熱
手段2を駆動して調理を終了する。
作を説明すると、加熱室1内に被加熱物を載置し、調理
メニュー設定キー3により調理メニューを設定した後ス
タートキー5をオンすると調理がスタートし、制御手段
9は加熱手段2を出力P1 で30秒間駆動する。その
後、30秒間加熱手段2をオフした後、再度出力P1 で
湿度センサ6が検知するまでの時間T1 ’の間加熱手段
2を駆動する。なお、調理スタートから湿度センサ6ま
での加熱手段2の出力P1 は調理メニューごとに定めら
れている。制御手段9は、湿度センサ6が調理状態を検
知すると、それまでの加熱時間T1 (=30秒+
T1 ’)に基づいて時間T2 を算出し、出力P2 で加熱
手段2を駆動して調理を終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の高周
波加熱装置では、調理の出来具合は湿度センサ6に依存
し、湿度センサ6は温度により特性が変動するために、
調理前の加熱室1の状態などによっては調理の出来具合
が不充分になる場合があるという問題を有していた。そ
の解決策として、調理の出来具合の強め、弱めを設定す
るキーを設けたものがあるが、それでも使用者の調理の
出来に対する多様性には完全に対応できないという課題
を有していた。
波加熱装置では、調理の出来具合は湿度センサ6に依存
し、湿度センサ6は温度により特性が変動するために、
調理前の加熱室1の状態などによっては調理の出来具合
が不充分になる場合があるという問題を有していた。そ
の解決策として、調理の出来具合の強め、弱めを設定す
るキーを設けたものがあるが、それでも使用者の調理の
出来に対する多様性には完全に対応できないという課題
を有していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、調理
終了後、必要に応じて時間設定だけにより追加調理を
し、使用者の好みに応じた調理の出来具合が得られるよ
うにすることを目的としている。
終了後、必要に応じて時間設定だけにより追加調理を
し、使用者の好みに応じた調理の出来具合が得られるよ
うにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、加熱手段を駆動する制御手段は、調理終了
後、所定時間内に調理時間設定キーで調理時間を入力
し、スタートキーで調理を開始したとき、終了前の調理
シーケンスで加熱手段を駆動するようにしたことを課題
解決手段としている。
するために、加熱手段を駆動する制御手段は、調理終了
後、所定時間内に調理時間設定キーで調理時間を入力
し、スタートキーで調理を開始したとき、終了前の調理
シーケンスで加熱手段を駆動するようにしたことを課題
解決手段としている。
【0009】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、調理終
了後、使用者の好みに合わせるなど必要に応じて調理時
間設定キーとスタートキーを操作することにより、終了
前の調理シーケンスで追加調理ができる。
了後、使用者の好みに合わせるなど必要に応じて調理時
間設定キーとスタートキーを操作することにより、終了
前の調理シーケンスで追加調理ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付
して説明を省略する。
明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付
して説明を省略する。
【0011】図に示すように、マイクロコンピュータ1
0にタイマー手段11と記憶手段12とを有しており、
タイマー手段11は調理終了後動作を開始し、所定時間
(たとえば、3分)経過後、制御手段13に出力を出
す。記憶手段12は少なくともタイマー手段11の所定
時間の間は調理シーケンスを記憶している。
0にタイマー手段11と記憶手段12とを有しており、
タイマー手段11は調理終了後動作を開始し、所定時間
(たとえば、3分)経過後、制御手段13に出力を出
す。記憶手段12は少なくともタイマー手段11の所定
時間の間は調理シーケンスを記憶している。
【0012】上記構成において動作を説明すると、調理
メニュー設定キー3により調理メニューを設定し、スタ
ートキー5により調理開始を指示すると、加熱手段2は
図2(B)のように出力P1 で30秒間駆動される。こ
のとき、湿度センサ6は表面の汚れを焼ききるためにヒ
ータ(図示せず)により加熱されるため、図2(A)の
時間aの範囲ではサーミスタ特性を示している。その
後、ヒータの通電を停止することにより、時間bの範囲
で加熱室1内の湿度を検知する状態になる。一方、加熱
手段2は30秒間駆動した後、30秒間停止し、再度駆
動される。この状態で被加熱物は急激に蒸気を発生し、
湿度センサ6は調理開始1分3秒後から加熱室1内の湿
度を検知しはじめ、その最小値(Min Hold値)
を基準として、この基準からあるレベル以上を数回検知
すると、被加熱物から蒸気が発生したと判断し、その出
力を制御手段13に入力し、制御手段13は加熱手段2
の出力をP2 により時間T2 の間駆動し、調理を終了す
る。このとき、記憶手段12に調理シーケンスを記憶し
ておく。
メニュー設定キー3により調理メニューを設定し、スタ
ートキー5により調理開始を指示すると、加熱手段2は
図2(B)のように出力P1 で30秒間駆動される。こ
のとき、湿度センサ6は表面の汚れを焼ききるためにヒ
ータ(図示せず)により加熱されるため、図2(A)の
時間aの範囲ではサーミスタ特性を示している。その
後、ヒータの通電を停止することにより、時間bの範囲
で加熱室1内の湿度を検知する状態になる。一方、加熱
手段2は30秒間駆動した後、30秒間停止し、再度駆
動される。この状態で被加熱物は急激に蒸気を発生し、
湿度センサ6は調理開始1分3秒後から加熱室1内の湿
度を検知しはじめ、その最小値(Min Hold値)
を基準として、この基準からあるレベル以上を数回検知
すると、被加熱物から蒸気が発生したと判断し、その出
力を制御手段13に入力し、制御手段13は加熱手段2
の出力をP2 により時間T2 の間駆動し、調理を終了す
る。このとき、記憶手段12に調理シーケンスを記憶し
ておく。
【0013】調理終了後、使用者の好みなどにより、さ
らに調理をする場合は、タイマー手段11の所定時間内
に調理時間設定キー4により追加調理時間を設定し、ス
タートキー5を操作すると追加調理を開始し、制御手段
13は記憶手段12の記憶内容、すなわち出力P2 で加
熱手段2を駆動し、追加調理を行う。このとき、湿度セ
ンサ6により加熱室1内の湿度を検知し、追加時間が長
過ぎた場合は追加調理を強制的に終了し、加熱し過ぎる
のを防止できる。
らに調理をする場合は、タイマー手段11の所定時間内
に調理時間設定キー4により追加調理時間を設定し、ス
タートキー5を操作すると追加調理を開始し、制御手段
13は記憶手段12の記憶内容、すなわち出力P2 で加
熱手段2を駆動し、追加調理を行う。このとき、湿度セ
ンサ6により加熱室1内の湿度を検知し、追加時間が長
過ぎた場合は追加調理を強制的に終了し、加熱し過ぎる
のを防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、加熱手段を駆動する制御手段は、調理終了
後、所定時間内に調理時間設定キーで調理時間を入力
し、スタートキーで調理を開始したとき、終了前の調理
シーケンスで加熱手段を駆動するようにしたから、調理
終了後、必要に応じて時間設定だけで追加調理ができ、
使用者の好みに応じた調理の出来具合が得られ、使い勝
手を向上できる。
によれば、加熱手段を駆動する制御手段は、調理終了
後、所定時間内に調理時間設定キーで調理時間を入力
し、スタートキーで調理を開始したとき、終了前の調理
シーケンスで加熱手段を駆動するようにしたから、調理
終了後、必要に応じて時間設定だけで追加調理ができ、
使用者の好みに応じた調理の出来具合が得られ、使い勝
手を向上できる。
【0015】また、追加調理時間の設定が長過ぎた場合
でも、湿度センサによって追加調理を強制的に終了させ
ることができ、調理性能を向上できる。
でも、湿度センサによって追加調理を強制的に終了させ
ることができ、調理性能を向上できる。
【図1】本発明の一実施例の高周波加熱装置のブロック
図
図
【図2】 (A)同高周波加熱装置の湿度センサ出力のタイムチャ
ート (B)同高周波加熱装置の動作タイムチャート
ート (B)同高周波加熱装置の動作タイムチャート
【図3】従来の高周波加熱装置のブロック図
【図4】同高周波加熱装置の動作タイムチャート
1 加熱室 2 加熱手段 3 調理メニュー設定キー 4 調理時間設定キー 5 スタートキー 6 湿度センサ 13 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02 340 F24C 7/02 301 F24C 7/02 325 H05B 6/68 320
Claims (1)
- 【請求項1】被加熱物を載置する加熱室と、前記加熱室
を加熱する加熱手段と、前記被加熱物の調理メニューを
設定する調理メニュー設定キーと、前記被加熱物の調理
時間を設定する調理時間設定キーと、調理開始を指示す
るスタートキーと、前記加熱室の内部の湿度を検知する
湿度センサと、前記湿度センサの出力を入力し前記調理
メニュー設定キーにより設定された調理メニューまたは
前記調理時間設定キーにより設定された調理時間に基づ
き前記加熱手段を駆動する制御手段とを備え、前記制御
手段は調理終了後、所定時間内に前記調理時間設定キー
で調理時間を入力し前記スタートキーで調理を開始した
とき、終了前の調理シーケンスで前記加熱手段を駆動す
るようにしてなる高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40190690A JP2969952B2 (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40190690A JP2969952B2 (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04214124A JPH04214124A (ja) | 1992-08-05 |
JP2969952B2 true JP2969952B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=18511723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40190690A Expired - Fee Related JP2969952B2 (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2969952B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2827737B2 (ja) * | 1992-08-21 | 1998-11-25 | タイガー魔法瓶株式会社 | 高周波加熱装置 |
US5981915A (en) * | 1997-07-09 | 1999-11-09 | General Electric Company | Methods and apparatus for resuming operation of an oven |
-
1990
- 1990-12-13 JP JP40190690A patent/JP2969952B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04214124A (ja) | 1992-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827 Year of fee payment: 10 |
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