JP2000146194A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2000146194A
JP2000146194A JP10324940A JP32494098A JP2000146194A JP 2000146194 A JP2000146194 A JP 2000146194A JP 10324940 A JP10324940 A JP 10324940A JP 32494098 A JP32494098 A JP 32494098A JP 2000146194 A JP2000146194 A JP 2000146194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
temperature
heating
chamber
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP10324940A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ishiburo
克美 石風呂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理前の状態に応じて加熱条件を可変するこ
とにより最適な調理条件を得ることのできる加熱調理器
を提供する。 【解決手段】 加熱室内の温度を検知する温度センサ7
を備え、調理メニューの選択による自動調理の際に、調
理開始前における加熱室内の温度が所定温度より高い場
合に、標準の調理サイクルに対して加熱ヒータ3の加熱
出力を低く設定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理器に関
し、特に加熱ヒータとマイクロ波発生装置とを備えた電
子レンジ等の加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジでは、ユーザによって
所望の調理メニューが選択されると、その調理メニュー
に応じた調理サイクルに従って加熱ヒータ及びマイクロ
波を発生するマグネトロンが駆動され、自動調理が行わ
れるようになっている。
【0003】この自動調理の際に、その調理の前に他の
調理が行われていた場合には、調理前の加熱室内及び加
熱ヒータの温度が上昇している。その結果、加熱ヒータ
を所定の調理サイクルに則った出力で駆動すると過加熱
となって最適な調理が行われない場合がある。このた
め、加熱室内の温度を検知し、過加熱になった場合には
加熱ヒータの加熱時間を短縮して調理を終了する方法が
採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子レ
ンジの機種によっては、加熱ヒータとマグネトロンとの
駆動が同時に行われるため、加熱ヒータの加熱時間を短
縮するとマグネトロンの加熱時間も短縮される。その結
果、例えば食品の表面は良好に焼けているが内部はまだ
できあがっていない状態になる問題があった。
【0005】本発明は、調理前の状態に応じて加熱条件
を可変することにより最適な調理条件を得ることのでき
る加熱調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、加熱室内の温度を検知
する温度検知手段を備え、調理開始前における前記温度
検知手段の検知結果に応じて加熱ヒータの出力を可変す
るようにしたことを特徴としている。この構成による
と、使用者により調理開始命令が入力されると、加熱室
内の温度が検知され、その温度が所定温度より高いと加
熱ヒータの加熱出力を下げるように設定されて調理サイ
クルが開始される。
【0007】また請求項2に記載された発明は、直前の
調理終了後の時間経過を検知する経過時間検知手段を備
え、調理開始前における前記経過時間検知手段の検知結
果及び直前の調理における加熱条件に応じて加熱ヒータ
の出力を可変するようにしたことを特徴としている。こ
の構成によると、使用者により調理開始命令が入力され
ると、直前の調理終了後の時間経過が検知され、該時間
経過と直前の調理における加熱条件とから加熱室内の温
度を推定して、その温度が所定温度より高いと加熱ヒー
タの加熱出力を下げるように設定されて調理サイクルが
開始される。
【0008】また請求項3に記載された発明は、調理開
始前の操作によって所定の加熱条件に対して加熱ヒータ
の加熱出力を下げる操作スイッチを備えたことを特徴と
している。この構成によると、使用者が直前の調理によ
り加熱室内の温度が上昇していると判断すると、操作ス
イッチの操作により加熱ヒータの加熱出力が低い値に設
定され、使用者により調理開始命令が入力されると、そ
の状態で調理サイクルが開始される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。図1は本発明の第1実施形態の電子レンジの
構成を示すブロック図である。電子レンジ1はマイクロ
コンピュータ等から成って電子レンジ1の制御を行う制
御部12、マイクロ波を発生するマグネトロン2、食品
を加熱する加熱ヒータ3、調理サイクルの進行状況や設
定状態を表示する表示部4、ライトや冷却ファン等の駆
動及び食品の重量や加熱室の扉開閉の検知等を行う入出
力部5、制御部12に電源を供給する電源部6、加熱室
内の温度を測定する温度センサ7、調理時間等を検知す
るタイマー8、調理メニューの選択や調理条件の設定を
行う操作部9、調理サイクル等の演算を行う演算部1
0、及び調理メニュー等を記憶する記憶部11を備えて
いる。
【0010】加熱室内に食品が載置され、操作部9の操
作によって記憶部11内のデータベースから所望の調理
メニューが選択されると、食品の重量等から食品の量に
応じた調理サイクルが演算部10で演算される。そして
操作部9に設けられた調理開始スイッチが押されると自
動調理が開始される。自動調理のフローチャートを図2
に示すと、まず#21で加熱室内の温度T0が温度セン
サ7によって測定される。
【0011】#22で加熱室の温度T0と所定の温度T
c(例えば100℃)との比較が演算部10により行わ
れ、加熱室の温度T0が100℃(Tc)より高い場合
は、#23で上記調理サイクルに設定された加熱ヒータ
3の加熱出力に対して、例えば90%の加熱出力に修正
される。この時マグネトロン2の出力は加熱室の温度の
影響を殆ど受けないため上記調理サイクルに設定された
まま変更されない。
【0012】そして#24で修正された調理サイクルに
則って加熱ヒータ3及びマグネトロン2による加熱が行
われ、設定された調理時間の経過をタイマー8により検
知すると(#25)、調理が終了する。このようにする
と、加熱室の温度が調理開始前に上昇していても過加熱
とならず、しかも、マグネトロンによる加熱は所定の調
理サイクル通りに行われる。従って、最適な調理を行う
ことができるようになる。
【0013】次に、本発明の第2実施形態の電子レンジ
1は、第1実施形態と同様の構成を備えており、自動調
理のフローチャートは図3に示すようになっている。調
理メニューが選択されて調理サイクルが演算され、自動
調理が開始されると#22で直前の調理の状態から加熱
室内の温度が推定される。例えば、直前の調理が5分以
上加熱ヒータ3による加熱を行っており、なおかつ調理
終了から1分30秒以上経過していなければ加熱室内が
高温状態であると推定する。
【0014】この場合、5分以上加熱ヒータ3による加
熱を行うと、調理終了後1分30秒間タイマー8を稼働
させるようにしておき、タイマー8の稼働中に次の調理
開始の操作が行われたかどうかによって判断することが
できる。直前の調理における加熱ヒータ3の加熱出力の
情報を含めて判断するようにしても良い。
【0015】加熱室の温度が所定温度より高いと判断さ
れた場合は、#23で上記調理サイクルに設定された加
熱ヒータ3の加熱出力に対して、例えば90%の加熱出
力に修正される。この時マグネトロン2の出力は加熱室
の温度の影響を殆ど受けないため上記調理サイクルに設
定されたまま変更されない。
【0016】そして、#24で修正された調理サイクル
に則って加熱ヒータ3及びマグネトロン2による加熱が
行われ、設定された調理時間の経過をタイマー8により
検知すると(#25)、調理が終了する。このようにす
ると、第1実施形態と同様に加熱室の温度が調理開始前
に上昇していても過加熱とならず、しかも、マグネトロ
ンによる加熱は所定の調理サイクル通りに行われる。従
って、最適な調理を行うことができるようになる。
【0017】次に、本発明の第3実施形態の電子レンジ
1は、第1、第2実施形態と同様の構成を備えている。
本実施形態では、直前の調理によって加熱室内の温度が
上昇していると使用者が判断すると、調理メニューが選
択されて調理サイクルが演算部10の演算により設定さ
れた後、操作部9に設けられたパワーダウンキーの操作
によって加熱ヒータの加熱出力を低くできるようになっ
ている。
【0018】操作部9の調理開始スイッチが押されて自
動調理が開始されると、図4のフローチャートが行わ
れ、#22でパワーダウンキーがオンになっているかど
うかが判断される。パワーダウンキーがオンになってい
ると、#23で上記調理サイクルに設定された加熱ヒー
タ3の加熱出力に対して、例えば90%の加熱出力に修
正される。この時、マグネトロン2の出力は加熱室の温
度の影響を殆ど受けないため上記調理サイクルに設定さ
れたまま変更されない。
【0019】そして、#24で修正された調理サイクル
に則って加熱ヒータ3及びマグネトロン2による加熱が
行われ、設定された調理時間の経過をタイマー8により
検知すると(#25)、調理が終了する。このようにす
ると、第1、第2実施形態と同様に加熱室の温度が調理
開始前に上昇していても過加熱とならず、しかも、マグ
ネトロンによる加熱は所定の調理サイクル通りに行われ
る。従って、最適な調理を行うことができるようにな
る。
【0020】上記実施形態は電子レンジについて説明し
たが、他の加熱調理器においても同様に構成することで
最適な調理を行うことができるようになる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によると、調理に先立っ
て測定された加熱室の温度に応じて加熱ヒータの加熱出
力を可変するので、過加熱を防止するとともに、マグネ
トロンによる加熱を調理サイクル通りに行うことがで
き、最適な調理を実行することができる。
【0022】請求項2の発明によると、調理に先立って
直前の調理の状況から推定される加熱室の温度に応じて
加熱ヒータの加熱出力を可変するので、過加熱を防止す
るとともに、マグネトロンによる加熱を調理サイクル通
りに行うことができ、最適な調理を実行することができ
る。
【0023】請求項3の発明によると、調理に先立って
直前の調理の状況から使用者が判断により加熱ヒータの
加熱出力を低下させるので、過加熱を防止するととも
に、マグネトロンによる加熱を調理サイクル通りに行う
ことができ、最適な調理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる第1実施形態の電子レンジ
のブロック図である。
【図2】 本発明にかかる第1実施形態の電子レンジ
における自動調理のフローチャートである。
【図3】 本発明にかかる第2実施形態の電子レンジ
における自動調理のフローチャートである。
【図4】 本発明にかかる第3実施形態の電子レンジ
における自動調理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子レンジ 2 マグネトロン 3 加熱ヒータ 4 表示部 5 入出力部 6 電源部 7 温度センサ 8 タイマー 9 操作部 10 演算部 11 記憶部 12 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室内の温度を検知する温度検知手段
    を備え、調理開始前における前記温度検知手段の検知結
    果に応じて加熱ヒータの出力を可変するようにしたこと
    を特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 直前の調理終了後の時間経過を検知する
    経過時間検知手段を備え、調理開始前における前記経過
    時間検知手段の検知結果及び直前の調理における加熱条
    件に応じて加熱ヒータの出力を可変するようにしたこと
    を特徴とする加熱調理器。
  3. 【請求項3】 調理開始前の操作によって所定の加熱条
    件に対して加熱ヒータの加熱出力を下げる操作スイッチ
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
JP10324940A 1998-11-16 1998-11-16 加熱調理器 Pending JP2000146194A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10324940A JP2000146194A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 加熱調理器

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JP10324940A JP2000146194A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 加熱調理器

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Family

ID=18171331

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JP10324940A Pending JP2000146194A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 加熱調理器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334057A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd コーヒー沸かし器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334057A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd コーヒー沸かし器

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