JP2967056B2 - 遊技機の不正監視装置 - Google Patents

遊技機の不正監視装置

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JP2967056B2 JP32589396A JP32589396A JP2967056B2 JP 2967056 B2 JP2967056 B2 JP 2967056B2 JP 32589396 A JP32589396 A JP 32589396A JP 32589396 A JP32589396 A JP 32589396A JP 2967056 B2 JP2967056 B2 JP 2967056B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機或
いはパチスロ遊技機といった遊技機に対する不正を監視
する不正監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機やパチスロ遊技機
には、それ自体に種々の機構的な不正防止手段、例え
ば、ピアノ線の侵入を防止するいわゆる忍び返しや磁石
防止センサ等が設けられており、営業時間(主電源供給
時)には、これらのセンサにより不正行為の防止が図ら
れている。
【0003】ところで、近年、遊技店においては、夜間
や営業休日等の営業時間外に外部侵入者等が遊技機等の
改造を行うことでなされる不正行為が問題になってい
る。例えば、パチンコ遊技機においては、パチンコ遊技
を制御する制御基板のROM(リードオンリメモリ)を
交換するといった不正な改造行為が発覚し、問題となっ
ている。このような不正行為は、従来、発見が困難であ
り、発見が遅れるとホール経営者に致命的打撃を与える
ことがある。例えば、外部侵入者等によるROM交換を
知らずに営業を行った場合、このROM交換の発覚によ
り遊技店の責任が問われる可能性もある。
【0004】そして、このような不正行為を防止するた
めの監視システムとしては、赤外線等により外部侵入者
を監視する警備システムがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この警備システムで
は、店員が帰宅する際に電源を投入して作動状態とし、
この作動状態を翌日の営業開始時に解除するといった切
替操作を要し、作業が煩雑になるといった問題点や、警
備システムのセット忘れが生じてしまうといった問題点
を有していた。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、切替操作を不要にして使い勝手を向上さ
せることができる遊技機の不正監視装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、本発明に係る請求項1記
載の不正監視装置は、遊技機に対する不正関連行為を監
視する遊技機の不正監視装置において、遊技機への主電
源の供給状態を検出して出力する主電源状態検出手段
と、前記主電源の非供給期間に電源を供給する補助電源
と、前記主電源の非供給期間にあっては前記補助電源に
よって動作して、前記遊技機に対する不正関連行為を検
出するための不正検出情報に基づいて前記主電源の非供
給期間中における不正関連行為の有無を監視し、不正関
連行為があった場合に、該不正関連行為があった旨の情
報を保持する不正監視手段と、前記主電源が再度供給状
態に切り替わった時に、前記不正監視手段の保持情報に
基づき、不正関連行為有の場合に、不正情報を出力する
不正情報出力手段とを備え、前記不正検出情報は、主電
源の供給期間と非供給期間の双方における不正関連行為
を示す第1不正検出情報と、主電源の非供給状態におけ
る不正関連行為を示す第2不正検出情報とを含み、前記
不正監視手段は、前記主電源の非供給期間にあっては、
前記第1不正検出情報と第2不正検出情報の双方に基づ
き不正関連行為の有無を監視すると共に、前記不正関連
行為があった場合に、該不正関連行為があった旨を保持
し、前記主電源の供給期間にあっては、前記第1不正検
出情報に基づき不正関連行為の有無を監視すると共に、
前記不正関連行為があった場合に、該不正関連行為があ
った旨を出力し、前記不正情報出力手段は、前記主電源
が再度供給状態になった直後には前記不正監視手段の保
持内容に基づいて不正情報を出力し、前記主電源の供給
期間においては前記不正監視手段からの出力に基づいて
不正情報を出力することを特徴とする。
【0008】ここで、不正関連行為とは、不正行為と、
この不正行為を行うためになされる予備的な行為とを含
む行為を示し、例えば、遊技機の開閉枠や開閉ケースを
開く行為等が該当する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。なお、以下の説明においては、
代表的な遊技機としてパチンコ遊技機を例に挙げて説明
する。
【0010】まず、監視システムの全体構成について説
明する。図1のブロック図に示すように、パチンコホー
ルの島設備1には、複数台のパチンコ遊技機2が並設さ
れている。各パチンコ遊技機2のそれぞれには、一台に
対して一個宛配設された監視アダプタ3を介し、呼出表
示装置4が配設されている。この監視アダプタ3は、パ
チンコ遊技機2や呼出表示装置4に主電源5(例えば、
交流24V)を分配するとともに、パチンコ遊技機2か
らの裏ケースオープン信号33、前面枠オープン信号3
4、或いはガラス枠オープン信号35(即ち、不正検出
情報、後述)により、不正関連行為(例えば、扉開放操
作)が認められた場合に不正信号13(即ち、不正情
報、図5参照)を出力する。即ち、この監視アダプタ3
は、本発明における不正監視装置として機能する。
【0011】また、呼出表示装置4は、照明ランプ等の
光源を内蔵したランプ表示部6(図2参照)と、呼出ス
イッチとして機能する押釦7と、制御を行う呼出制御装
置8(図2参照)とから概略構成され、押釦7の操作に
より或いは監視アダプタ3からの不正信号13により、
ランプ表示部6(即ち、照明ランプ)を点灯或いは点滅
(即ち、発光)させる。即ち、この呼出表示装置4は、
店員等を呼び出すための呼出手段として機能するととも
に不正があった場合における不正報知手段として機能す
る。
【0012】また、上記した監視アダプタ3は、暗証情
報受付手段として機能する暗証入力装置9と電気的に連
絡している。この暗証入力装置9は、呼出表示装置4が
不正信号13に基因して発光している場合に、この発光
を停止させるリセット操作を行うための装置で、例え
ば、テンキー10やカードリーダ11から構成されてい
る。ここで、テンキー10は、パチンコホールのオーナ
や店長等の責任者に付与された暗証番号を入力するため
の装置であり、カードリーダ11は上記した責任者に渡
されたIDカードを読みとるための装置である。これら
のテンキー10やカードリーダ11は、リセット操作に
より入力された暗証番号やカードID(即ち、暗証情
報)に基づき、リセット操作者が責任者であった場合
に、不正解除情報としての不正リセット信号14を監視
アダプタ3に送信する。そして、監視アダプタ3は、こ
の不正リセット信号14の受信により呼出表示装置4の
発光を停止させる。
【0013】なお、パチンコホールには、通常、上記し
た島設備1が多数設けられており、暗証入力装置9から
の不正リセット信号14は、各島設備1に一括して送信
される。同様に、主電源5もブレーカ12等のオン/オ
フにより、各島設備1に一括して供給或いは遮断(非供
給)される。
【0014】次に、上記した呼出表示装置4及びパチン
コ遊技機2について説明する。ここで、図2はパチンコ
遊技機2の設置状態を示した斜視図であり、図3はパチ
ンコ遊技機2の背面図である。図2に示すように、呼出
表示装置4は、パチンコ遊技機2の上方の幕板15に配
設されており、ランプ表示部6及び押釦7が幕板15の
外側に配設され、呼出制御装置8が幕板15の内側に配
設されている。
【0015】一方、パチンコ遊技機2は、機枠16によ
り囲われている(図3参照)。この機枠16の前面側に
は、額縁状の前面枠17が配設されている。この前面枠
17は、蝶番などにより機枠16に対して開閉可能に取
り付けられている。また、前面枠17の背面側には、遊
技盤18が配設されている。この遊技盤18は、パチン
コ遊技を行うための遊技領域が形成された板部材で、種
々表示を行う変動表示装置や各種の役物が設けられてい
る。また、この前面枠17の内側には、透明部材として
の前面ガラス19を保持したガラス枠20(透明部材保
持枠)が取り付けられている。上記した遊技盤18は、
このガラス枠20の開口から臨んでいる。そして、この
ガラス枠20もまた、蝶番などにより前面枠17に対し
て開閉可能に取り付けられている。また、機枠16の中
央左側には、ガラス枠オープン検出器22が配設されて
いる。このガラス枠オープン検出器22は、ガラス枠2
0の開閉状態を検出するためのもので、ガラス枠20の
開放によりガラス枠オープン信号35(図5参照)を出
力する。このガラス枠オープン信号35は、監視アダプ
タ3に出力される。
【0016】図3に示すように、このパチンコ遊技機2
の裏機構の上部には遊技球を貯留する球タンク25が後
方に突出する状態で配設されている。また、裏機構のほ
ぼ中心には、変動表示装置を制御する表示制御装置26
が配設され、下方には、遊技球の発射を制御する発射制
御装置27、パチンコ遊技を制御する役物制御装置2
8、及び遊技球の払い出しを制御するための排出制御装
置29等が配設されている。そして、表示制御装置2
6、排出制御装置29を始めとして、球排出装置やセー
フ球排出装置等は、蝶番などにより開閉可能とされた裏
ケース30にて覆われている。
【0017】また、パチンコ遊技機2の背面側上方に
は、前面枠オープン検出器21が設けられている。この
前面枠オープン検出器21は、前面枠17の開放を検出
するもので、前面枠17が開いた場合に、前面枠オープ
ン信号34(図5参照)を出力する。
【0018】そして、本実施形態における前面枠オープ
ン検出器21は、スプリング等のロッド状弾性体により
構成されたロッド状検出部21aを備え、このロッド状
検出部21aが上記した球タンク25に押圧される状態
で取り付けられる。そして、前面枠17の開放動作によ
り前進してロッド状検出部21aの押圧がなくなると、
ロッド状検出部21aが自らの弾性力により初期位置に
復帰して、上記した前面枠オープン信号34を監視アダ
プタ3に出力する。このような構成を採ることにより、
前面枠オープン検出器21を島設備1側に配設すること
ができ、パチンコ遊技機2の交換に伴う作業性の向上及
び交換部品点数の削減を図ることができる。
【0019】この前面枠オープン検出器21と上記した
ガラス枠オープン検出器22とは、本発明における第2
不正検出情報を出力する第2不正検出手段を構成する。
ここで、第2不正検出情報とは、営業時間外(即ち、主
電源5の非供給状態)において不正関連行為と判定され
る不正検出情報のことである。
【0020】また、裏ケース30には、裏ケースオープ
ン検出器31が設けられている。この裏ケースオープン
検出器31は、例えば、マグネットスイッチにより構成
され、裏ケース30と裏機構盤とに一対設けられてお
り、裏ケース30の開放により裏ケースオープン信号3
3を監視アダプタ3に出力する。なお、図3の例では、
裏ケース30のほぼ中央に開閉カバーが開閉可能に設け
てあるので、この開閉カバーの開閉をも検出できるよう
に裏ケースオープン検出器31を設けてある。そして、
この裏ケースオープン検出器31は、本発明における第
1不正検出情報を出力する第1不正検出手段を構成す
る。ここで、第1不正検出情報とは、営業時間(即ち、
主電源5の供給状態)と営業時間外の双方において不正
関連行為と判定される不正検出情報のことである。即
ち、この裏ケース30は、通常、開かれない部材であ
り、この裏ケース30が開かれたということは、不正が
行われた可能性が高いと考えられる。
【0021】なお、この裏ケースオープン検出器31や
上記した前面枠オープン検出器21及びガラス枠オープ
ン検出器22(即ち、不正検出手段)に関し、これらの
検出器は、パチンコ遊技機2の開閉ケース(即ち、裏ケ
ース30)や開閉枠(即ち、前面枠17やガラス枠2
0)が開かれた状態(状態変化)を電気的に検出するも
のであれば、構成や取付位置等は適宜に変更することが
できる。例えば、図2に符号21´で示すように、マグ
ネットスイッチやマイクロスイッチ等により構成した前
面枠オープン検出器を機枠16の上部右側に設けてもよ
い。
【0022】次に、本発明の要部を構成する監視アダプ
タ3について説明する。ここで、図4は監視アダプタ3
の正面図、図5は監視アダプタ3の回路図である。
【0023】図4に示すように、この監視アダプタ3
は、箱状の収納ケース38を有し、この収納ケース38
内に電気回路が搭載された基板が配設されている。そし
て、収納ケース38の左側部には、主電源5の供給及び
不正リセット信号14の伝送を行うための電源・リセッ
ト信号伝送ケーブル39が設けられている。この電源・
リセット信号伝送ケーブル39は一対設けられており、
その一方のケーブル先端には雌コネクタ40が取り付け
られ、他方のケーブル先端には雄コネクタ41が取り付
けられている。これは、並設された監視アダプタ3の配
線作業を容易にするための構成である。即ち、隣接配置
された監視アダプタ3を接続する際に、一方の監視アダ
プタ3の雄コネクタ41と他方の監視アダプタ3の雌コ
ネクタ40とを嵌合するだけで接続作業を行うことがで
きる。
【0024】そして、収納ケース38の正面左側には、
主電源供給時において発光する電源供給LED42が設
けられている。また、収納ケース38の正面右側には、
不正信号13を出力するための不正出力端子43、ガラ
ス枠オープン信号35を入力するためのガラス枠オープ
ン信号入力端子44、前面枠オープン信号34を入力す
るための前面枠オープン信号入力端子45、及び裏ケー
スオープン信号33を入力するための裏ケースオープン
信号入力端子46が配設されている。そして、不正出力
端子43からの不正信号13は、着脱自在な不正出力ケ
ーブル47を介して、上記した呼出表示装置4の呼出制
御装置8に入力される。また、ガラス枠オープン信号3
5、前面枠オープン信号34、及び裏ケースオープン信
号33もまた着脱自在なケーブルを介して入力される。
【0025】図5に示すように、監視アダプタ3の電気
回路は、電源部50と、入出力部51とから概略構成さ
れている。
【0026】そして、電源部50は、主電源5を直流に
整流する整流手段としての整流回路52と、この整流回
路52からの直流を入力(I)し、所定電圧(例えば、
5V)に調整して出力(O)する電圧調整手段としての
レギュレータ53と、レギュレータ出力を分圧する抵抗
55及び56と、抵抗55と抵抗56との接点電圧を反
転して出力するインバータ57と、ダイオード58及び
抵抗59を介して整流回路52からの電気エネルギーに
より充電され、営業時間外(即ち、主電源5の非供給状
態)において、ダイオード60を介して電源を供給する
補助電源としての電池61等から構成されている。な
お、符号62は、主電源5或いは電池61により、主電
源5の供給状態に拘わらず所定電圧が供給される電源を
示し、符号63で示す端子は、主電源5の供給/非供給
に応じて所定電圧が供給/非供給される電源を示してい
る。
【0027】また、入出力部51は、上記した電源62
がデータ(D)入力され、裏ケースオープン信号33が
クロック入力され、不正リセット信号14がクリア(C
LR)入力される第1のDフリップ・フロップ64と、
上記したインバータ57の出力がデータ(D)入力さ
れ、ガラス枠オープン信号35及び前面枠オープン信号
34がクロック入力され、不正リセット信号14がクリ
ア(CLR)入力される第2のDフリップ・フロップ6
5と、これら第1のDフリップ・フロップ64及び第2
のDフリップ・フロップ65のQ出力がベースに印加さ
れたトランジスタ66と、このトランジスタ66のコレ
クタと上記した電源63との間に介在し、不正信号13
を出力するフォトカプラ67等から構成されている。
【0028】なお、上記したインバータ57、第1のD
フリップ・フロップ64、及び第2のDフリップ・フロ
ップ65は、主電源5の非供給状態において、電池61
からの電源により動作する。
【0029】そして、この回路においては、上記したイ
ンバータ57は、レギュレータ53が所定電圧を出力し
ている場合、即ち、主電源5の供給状態(抵抗55と抵
抗56との接点電圧「H」レベル)において、「L」レ
ベルの信号を出力し、主電源5の非供給状態(接点電圧
「L」レベル)の場合、「H」レベルの信号を出力す
る。即ち、このインバータ57と上記した抵抗55、5
6とが、本実施形態における主電源状態検出手段として
機能している。
【0030】また、上記した第1のDフリップ・フロッ
プ64及び第2のDフリップ・フロップ65に関し、主
電源供給時において、第1のDフリップ・フロップ64
は、データ入力が電源62により「H」レベルとなって
いるので、クロック入力が有効となり、裏ケースオープ
ン信号33が入力されるとQ出力が「H」レベルとな
る。この場合、不正リセット信号14が入力(CLR)
されるまで、トランジスタ66のベースに電圧を印加し
続ける。一方、この主電源供給時において、第2のDフ
リップ・フロップ65は、データ入力であるインバータ
57の出力が「L」レベルとなっているので、クロック
入力は無効になり、ガラス枠オープン信号35及び前面
枠オープン信号34は、ダイオード68を介してトラン
ジスタ66のベースに印加される。
【0031】そして、トランジスタ66のベースに電圧
が印加されると、このトランジスタ66のコレクタ−エ
ミッタ間が導通し、フォトカプラ67が不正信号13を
出力する。この不正信号13は、上記した呼出表示装置
4の呼出制御装置8により受信され、ランプ表示部6を
発光させる。
【0032】このように、主電源5の供給状態において
は、監視アダプタ3は、ガラス枠20あるいは前面枠1
7が開放されている期間中或いは裏ケース30の開放が
あった場合に不正信号13を出力し、呼出表示装置4
は、監視アダプタ3からの不正信号13によりランプ表
示部6を発光させる。そして、このランプ表示部6の発
光は、ガラス枠20あるいは前面枠17の開放に基因し
ている場合には、これらのガラス枠20あるいは前面枠
17が閉じられることにより停止し、裏ケース30の開
放に基因している場合には、不正リセット信号14が入
力されるまで、即ち、責任者によるリセット操作がなさ
れるまで継続する。
【0033】一方、主電源5の非供給時において、第1
のDフリップ・フロップ64は、データ入力が電源62
により「H」レベルとなっているので、上記した主電源
5の供給時と同様に、裏ケースオープン信号33の入力
があると、不正リセット信号14が入力されるまでトラ
ンジスタ66のベースに電圧を印加し続ける。また、第
2のDフリップ・フロップ65も、データ入力であるイ
ンバータ57の出力が「H」レベルとなるので、クロッ
ク入力であるガラス枠オープン信号35及び前面枠オー
プン信号34を有効にする。従って、ガラス枠オープン
信号35あるいは前面枠オープン信号34が入力される
とQ出力を「H」レベルとし、不正リセット信号14が
入力されるまでトランジスタ66のベースに電圧を印加
し続ける。
【0034】なお、このベースへの電圧印加によりトラ
ンジスタ66が導通するが、電源63が非供給状態であ
るため、フォトカプラ67は動作しない。従って、不正
信号13も出力されない。そして、主電源5が再度供給
されると電源63も供給状態に切り替わり、フォトカプ
ラ67は不正信号13を出力して呼出表示装置4のラン
プ表示部6を発光させる。
【0035】要するに、主電源5の非供給時において
は、ガラス枠20、前面枠17、或いは裏ケース30の
何れかが開放された場合、監視アダプタ3(第1のDフ
リップ・フロップ64及び第2のDフリップ・フロップ
65)はその旨を保持(Q出力「H」)し、電源供給状
態への復帰時に不正信号13を出力する(フォトカプラ
67)。そして、呼出表示装置4は、この不正信号13
に基づき、責任者によるリセット操作がなされるまでラ
ンプ表示部6の発光を継続する。
【0036】このように、監視アダプタ3は、主電源5
の供給状態を監視し、その切り替わりをトリガとして作
動状態が切り替わるので、主電源5のオン/オフ切替操
作に伴って自動的に作動させることができる。従って、
監視アダプタの作動セット/解除をその都度行う必要が
なくなり、セキュリティーの向上が図れる。さらに、作
動セット/解除行為が不要となったことで、第3者ある
いは店員にも知られないように監視アダプタ3を設置す
ることが可能になる。
【0037】以上の説明から明らかなように、この監視
アダプタ3(電気回路)における第1のDフリップ・フ
ロップ64及び第2のDフリップ・フロップ65は、不
正関連行為を検出するための不正検出情報(裏ケースオ
ープン信号33、ガラス枠オープン信号35及び前面枠
オープン信号34等)に基づいて主電源5の非供給期間
中における不正関連行為(裏ケース30の開放行為や、
前面枠17及びガラス枠20の開放行為等)の有無(ク
ロック入力の有無)を監視し、不正関連行為があった
(入力有)場合に、この不正関連行為があった旨の情報
を保持(Q出力「H」)する不正監視手段として機能し
ている。
【0038】また、これらの第1のDフリップ・フロッ
プ64及び第2のDフリップ・フロップ65は、主電源
5の供給期間と非供給期間の双方における不正関連行為
(裏ケース30の開放行為)を示す第1不正検出情報
(裏ケースオープン信号33)と、主電源5の非供給状
態における不正関連行為(前面枠17及びガラス枠20
の開放行為等)を示す第2不正検出情報(ガラス枠オー
プン信号35及び前面枠オープン信号34等)に基づ
き、主電源5の非供給期間にあっては、第1不正検出情
報と第2不正検出情報の双方により不正関連行為の有無
を監視し、不正関連行為があった場合にこの不正関連行
為があった旨の情報を保持する。また、主電源5の供給
期間にあっては、第1不正検出情報に基づいて不正関連
行為の有無を監視し、不正関連行為があった場合にその
旨を出力(Q出力「H」)している。
【0039】また、この監視アダプタ3(電気回路)に
おけるトランジスタ66とフォトカプラ67は、主電源
5が供給状態に復帰した時に、不正監視手段の保持情報
(Q出力)に基づき、不正関連行為有(Q出力「H」)
の場合に、不正情報(不正信号13)を出力する不正情
報出力手段として機能している。
【0040】次に、上記した構成を有する監視システム
の動作について説明する。ここで、図6から図8は、監
視システムの動作を説明するフローチャートである。
【0041】図6に示すように、この監視システムで
は、まず、ステップS1にて主電源供給状態を判定す
る。即ち、主電源5が供給状態にあるのか、非供給状態
にあるのかを判定する。そして、供給状態(Y)でステ
ップS2に移行し、非供給状態(N)で、ステップS3
に移行する。ステップS2では通常モードにおける動作
を実行し、ステップS3では監視モードにおける動作を
実行する。
【0042】まず、通常モードにおける動作(ステップ
S2)について説明する。この通常モードにおける動作
は、具体的には、図7のフローチャートに基づいてなさ
れる。図7に示すように、この通常モードでは、まず、
ステップS11にて、Q出力の判定を行う。即ち、第1
のDフリップ・フロップ64或いは第2のDフリップ・
フロップ65のQ出力が「H」レベルか「L」レベルか
を判定する。そして、両Dフリップ・フロップ64、6
5のQ出力の少なくとも何れか一方が「H」レベルであ
った場合(Y)にステップS17に移行し、両方とも
「L」レベルであった場合(N)にステップS12に移
行する。
【0043】ステップS12では、裏ケース30が開い
たか否かを判定する。この判定は、上記した裏ケースオ
ープン検出器31からの裏ケースオープン信号33に基
づきなされる。そして、裏ケース30が開いた場合
(Y)には、ステップS13にて第1のDフリップ・フ
ロップ64或いは第2のDフリップ・フロップ65のQ
出力を「H」レベルにしてステップS17に移行する。
また、裏ケース30が閉じられていた場合(N)には、
ステップS14に移行する。
【0044】ステップS14では、ガラス枠20或いは
前面枠17が開いているかを判定する。この判定は、前
面枠オープン検出器21及びガラス枠オープン検出器2
2からの検出信号である前面枠オープン信号34及びガ
ラス枠オープン信号35に基づきなされ、何れかの信号
の入力により開(Y)と判定してステップS16に移行
する。また、何れの信号も入力されなかった場合には閉
(N)と判定してステップS15に移行する。ステップ
S15では呼出表示装置4のランプ表示部6を消灯す
る。また、ステップS16ではこのランプ表示部6を発
光させる。即ち、ダイオード68を介してトランジスタ
66のベースに印加された検出信号に基づく不正信号1
3の出力がなされる。そして、これらのステップS15
或いはステップS16の処理が終了すると、この通常モ
ードを終了して、復帰する。
【0045】一方、ステップS17では、リセット操作
の有無を判定する。ここでは、上記した暗証入力装置9
からの不正リセット信号14の入力の有無を監視し、入
力があった場合にリセット操作有と判定する。そして、
リセット操作があった場合(Y)にはステップS18に
移行し、なかった場合(N)にはステップS19に移行
する。ステップS18では、第1のDフリップ・フロッ
プ64及び第2のDフリップ・フロップ65にCLR入
力してQ出力を「L」レベルとした後に上記したステッ
プS15に移行する。また、ステップS19では、不正
出力・報知処理を行う。即ち、フォトカプラ67による
不正信号13の出力と、ランプ表示部6による発光とを
行う。そして、このステップS19が終了すると、通常
モードを終了して、復帰(S1)する。
【0046】次に、監視モードにおける動作(ステップ
S3)について説明する。この監視モードにおける動作
は、具体的には、図8のフローチャートに基づいてなさ
れる。この監視モードにおいては、まず、ステップS2
1にて裏ケース30が開いたか否かを判定する。この判
定は、上記したステップS12と同様に、裏ケースオー
プン信号33に基づきなされる。そして、裏ケース30
が開いた場合(Y)には、ステップS23に移行し、裏
ケース30が閉じられている場合(N)には、ステップ
S22に移行する。
【0047】ステップS22では、ガラス枠20或いは
前面枠17が開いているかを判定する。この判定は、上
記したステップS14と同様に、前面枠オープン信号3
4及びガラス枠オープン信号35に基づきなされ、何れ
かの信号の入力(Y)によりステップS23に移行す
る。また、何れの信号も入力されなかった場合にはこの
監視モードの処理を終了して復帰(S1)する。
【0048】ステップS23では、第1のDフリップ・
フロップ64或いは第2のDフリップ・フロップ65の
Q出力を「H」レベルにする。このとき、トランジスタ
66は導通状態になるが、電源63が非供給状態である
ため、フォトカプラ67は動作せず、不正信号13も出
力されない。また、このQ出力の「H」レベルは、上記
した通常モードのステップS17及びS18にて「L」
レベルにリセットされるまで維持され続ける。そして、
このステップS23の処理が終了すると監視モードの処
理を終了して復帰(S1)する。
【0049】以上の説明から明らかなように、この監視
システムにおいては、パチンコ遊技機2への主電源5の
供給状態から非供給状態への切り替わりにより、パチン
コ遊技機2に対する不正関連行為を検出するための不正
検出情報の監視を開始し(S1、S3)、不正検出情報
に基づき、不正関連行為があった場合(S21、S2
2)に、この不正関連行為があった旨の情報を保持(Q
出力「H」)している(S23)。そして、主電源5が
再度供給状態へ復帰した時(S1、S2)に、この復帰
時における保持情報(Q出力)を参照し(S11)、こ
の保持情報に基づき、不正関連行為有(Q出力「H」)
の場合に不正情報(不正信号13)を出力し、この出力
に基づいて不正報知手段(呼出表示装置4)を作動させ
ている。さらに、この不正報知手段の作動は、暗証情報
が入力(S17)されるまでなされ、この暗証情報の入
力により作動を停止する(S18、S15)。
【0050】このように、この監視システムでは、主電
源5のオン/オフの切り替わりにより自動的に作動状態
を切り替え、監視モードにおいては、不正関連行為があ
った場合にその旨を示す情報を保持し、通常状態復帰
時、即ち、翌日の営業開始時に、保持した情報に基づい
て不正関連行為があった旨を報知するので、監視行為を
省電力状態で行うことができる。また、遊技者が来店す
る開店時刻よりも前の時点(即ち、開店準備時間)にお
いて不正関連行為が行われた遊技機を特定することがで
きるので、不正関連行為が行われた遊技機については、
使用停止にするなどして遊技を行えないようにすること
ができる。これにより、不正に改竄された遊技機を営業
に使用しないようにすることができる。
【0051】なお、以上説明した本実施形態における主
電源状態検出手段は、上記したように、抵抗55、56
とインバータ57により構成されているが、例えば、図
9に示すようにリレー69を用いてもよく、図10に示
すように第2のフォトカプラ70を用いてもよい。そし
て、リレー69を用いた構成は耐ノイズ性に優れている
といった特徴を有している。また、第2のフォトカプラ
70を用いた構成は耐ノイズ性に優れているとともに低
消費電力であるという特徴を有している。
【0052】また、暗証入力装置9に関し、操作者が特
定の操作者(即ち、責任者)であることを認識できれば
よいので、上記したテンキー10やカードリーダ11以
外の装置、例えば指紋識別装置等、種々のものが適用可
能である。
【0053】また、不正リセット信号14に関し、この
不正リセット信号14を監視アダプタ3を通過させて呼
出表示装置4に出力し、呼出表示装置4で発光の停止を
制御させるように構成することもできる。
【0054】また、監視アダプタ3からの不正信号13
に関し、この不正信号13をパチンコホールの管理装置
(図示せず)に送信して、不正行為の有無を管理装置で
把握するように構成してもよい。この場合、営業時間中
(即ち、主電源5の供給状態)においては、インバータ
57からの出力等を利用して、前面枠17やガラス枠2
0の開動作については、不正関連行為とせずに無効にす
ることが好ましい。
【0055】さらに、本発明における第1不正検出手段
としては、裏ケースオープン検出器31を例示したが、
これに限定されるものではない。例えば、導通状態で一
体化され、切断や剥離等の機械的な状態変化に応じて電
気的状態が変化(例えば、抵抗値変化や断線)するシー
ル式センサを第1不正検出手段として用いてもよい。こ
の場合、このシール式センサを制御装置に貼着して封印
しておくとともに、このシール式センサからの電気信号
がクロック入力されるように、シール式センサのリード
線を第1のDフリップ・フロップ64へ電気的に接続し
ておく。そして、シール式センサが不正に剥がされたり
切断されたりすると、シール式センサの電気的状態の変
化(例えば断線)に基づく信号が第1のDフリップ・フ
ロップ64へ入力され、監視アダプタ3は不正信号13
を出力する。このように、第1不正検出手段としてシー
ル式センサを用いた場合には、制御装置の封印の不正解
除を検出できるので、セキュリティーをより一層向上さ
せることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、遊技機に対する不正関連行為を監視する遊技
機の不正監視装置において、遊技機への主電源の供給状
態を検出して出力する主電源状態検出手段と、前記主電
源の非供給期間に電源を供給する補助電源と、前記主電
源の非供給期間にあっては前記補助電源によって動作し
て、前記遊技機に対する不正関連行為を検出するための
不正検出情報に基づいて前記主電源の非供給期間中にお
ける不正関連行為の有無を監視し、不正関連行為があっ
た場合に、該不正関連行為があった旨の情報を保持する
不正監視手段と、前記主電源が再度供給状態に切り替わ
った時に、前記不正監視手段の保持情報に基づき、不正
関連行為有の場合に、不正情報を出力する不正情報出力
手段とを備えたので、主電源の非供給状態における不正
関連行為の監視及び不正関連行為有の旨の保持、主電源
の供給状態復帰時における不正情報の出力が、主電源の
オン/オフ切替操作に連動して行われる。従って、遊技
機の主電源のオン/オフ切替操作により、監視装置を自
動的に作動させることができる。これにより、その都度
毎日行われていた監視装置のセット操作が不要となると
ともにセット忘れを防止でき、煩雑さを解消しつつセキ
ュリティーの向上を図ることができるし、監視装置の設
置事実自体の店員に知られ難い。そして、本発明では、
前記不正検出情報が、主電源の供給期間と非供給期間の
双方における不正関連行為を示す第1不正検出情報と、
主電源の非供給状態における不正関連行為を示す第2不
正検出情報とを含み、前記不正監視手段は、前記主電源
の非供給期間にあっては、前記第1不正検出情報と第2
不正検出情報の双方に基づき不正関連行為の有無を監視
すると共に、前記不正関連行為があった場合に、該不正
関連行為があった旨を保持し、前記主電源の供給期間に
あっては、前記第1不正検出情報に基づき不正関連行為
の有無を監視すると共に、前記不正関連行為があった場
合に、該不正関連行為があった旨を出力し、前記不正情
報出力手段は、前記主電源が再度供給状態になった直後
には前記不正監視手段の保持内容に基づいて不正情報を
出力し、前記主電源の供給期間においては前記不正監視
手段からの出力に基づいて不正情報を出力するので、遊
技店の営業時間帯(主電源供給時)と営業時間外(主電
源非供給時)の両方、即ち、1日中監視すべき手段と、
営業時間外だけ監視すれば足りる手段とに分かれても、
不正関連行為の監視を単一の装置で行うことができる。
従って、営業時間と営業時間外毎に専用の監視装置を設
ける必要がなくなり、遊技店の設備に対する費用を低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】監視システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】パチンコ遊技機の設置状態を示した斜視図であ
る。
【図3】パチンコ遊技機の背面図である。
【図4】監視アダプタの正面図である。
【図5】監視アダプタの回路図である。
【図6】監視システムの動作を説明するフローチャート
である。
【図7】通常モードを説明するフローチャートである。
【図8】監視モードを説明するフローチャートである。
【図9】監視アダプタの他の実施形態の回路図である。
【図10】監視アダプタのさらに他の実施形態の回路図
である。
【符号の説明】
1 島設備 2 パチンコ遊技機 3 監視アダプタ 4 呼出表示装置 5 主電源 6 ランプ表示部 7 押釦 8 呼出制御装置 9 暗証入力装置 10 テンキー 11 カードリーダ 12 ブレーカ 13 不正信号 14 不正リセット信号 15 幕板 16 機枠 17 前面枠 18 遊技盤 19 前面ガラス 20 ガラス枠 21 前面枠オープン検出器 21a ロッド状検出部 22 ガラス枠オープン検出器 25 球タンク 26 表示制御装置 27 発射制御装置 28 役物制御装置 29 排出制御装置 30 裏ケース 31 裏ケースオープン検出器 33 裏ケースオープン信号 34 前面枠オープン信号 35 ガラス枠オープン信号 38 収納ケース 39 電源・リセット信号伝送ケーブル 40 雌コネクタ 41 雄コネクタ 42 電源供給LED 43 不正出力端子 44 ガラス枠オープン信号入力端子 45 前面枠オープン信号入力端子 46 裏ケースオープン信号入力端子 47 不正出力ケーブル 50 電源部 51 入出力部 52 整流回路 53 レギュレータ 55、56、59 抵抗 57 インバータ 58、60、68 ダイオード 61 電池 62、63 電源 64、65 Dフリップ・フロップ 66 トランジスタ 67、70 フォトカプラ 69 リレー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に対する不正関連行為を監視する
    遊技機の不正監視装置において、 遊技機への主電源の供給状態を検出して出力する主電源
    状態検出手段と、 前記主電源の非供給期間に電源を供給する補助電源と、 前記主電源の非供給期間にあっては前記補助電源によっ
    て動作して、前記遊技機に対する不正関連行為を検出す
    るための不正検出情報に基づいて前記主電源の非供給期
    間中における不正関連行為の有無を監視し、不正関連行
    為があった場合に、該不正関連行為があった旨の情報を
    保持する不正監視手段と、 前記主電源が再度供給状態に切り替わった時に、前記不
    正監視手段の保持情報に基づき、不正関連行為有の場合
    に、不正情報を出力する不正情報出力手段とを備え、 前記不正検出情報は、主電源の供給期間と非供給期間の
    双方における不正関連行為を示す第1不正検出情報と、
    主電源の非供給状態における不正関連行為を示す第2不
    正検出情報とを含み、 前記不正監視手段は、前記主電源の非供給期間にあって
    は、前記第1不正検出情報と第2不正検出情報の双方に
    基づき不正関連行為の有無を監視すると共に、前記不正
    関連行為があった場合に、該不正関連行為があった旨を
    保持し、前記主電源の供給期間にあっては、前記第1不
    正検出情報に基づき不正関連行為の有無を監視すると共
    に、前記不正関連行為があった場合に、該不正関連行為
    があった旨を出力し、 前記不正情報出力手段は、前記主電源が再度供給状態に
    なった直後には前記不正監視手段の保持内容に基づいて
    不正情報を出力し、前記主電源の供給期間においては前
    記不正監視手段からの出力に基づいて不正情報を出力す
    ることを特徴とする不正監視装置。
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