JP2966778B2 - 車両用リヤシートの傾倒構造 - Google Patents

車両用リヤシートの傾倒構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用リヤシート
を構成する背もたれ部を後方に傾倒させるための車両用
リヤシートの傾倒構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ライフスタイルの変化に伴い、余
暇を楽しむための専用自動車であるRV(Recrea
tional Vehicle)が普及しつつある。こ
の種の車両では、リヤシートを構成する背もたれ部を後
方に大きく傾倒させるものが知られている。
【0003】例えば、図15に示すように、従来のリヤ
シート2a、2bは、着座部3a、3bと背もたれ部4
a、4bとを備えており、この背もたれ部4a、4bが
後方に傾倒されることにより、前記リヤシート2a、2
bのフラット化が可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リヤシ
ート2a、2bの後方側には、後輪を収容するためのホ
イールハウス部5a、5bが設けられているため、背も
たれ部4a、4b全体を後方に傾倒させることができな
い。従って、背もたれ部4a、4bは、通常、ホイール
ハウス部5a、5bに対応する部分6a、6bを残して
傾倒可能に構成されており、前記背もたれ部4a、4b
の傾倒時の車幅方向の寸法Hが相当に狭くなるという問
題が指摘されている。
【0005】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、簡単な構成で背もたれ部全体を傾倒させることが
でき、車幅方向に有効なスペースを確保することが可能
な車両用リヤシートの傾倒構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、背もたれ部が後方に傾倒される際、こ
の背もたれ部に設けられた逃げ部がホイールハウスライ
ニング部を避けるため、前記背もたれ部全体を後方に大
きく傾倒させることができる。これにより、背もたれ部
を傾倒させた状態で、車幅方向に有効なスペースを確保
することが可能になる。
【0007】さらに、背もたれ部は、その傾倒姿勢に平
行なベースライニング部に支持されるため、傾倒状態の
背もたれ部を強固かつ確実に保持することができる。ま
た、着座部にチルト装置が設けられていれば、この着座
部から背もたれ部にわたってフルフラット化が可能にな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、車両用リヤシート10、
12が後方に向かって略水平状に維持された状態の自動
車車体リヤ部13の側面図であり、図2は、前記リヤシ
ート10、12の斜視図である。このリヤシート10、
12とリヤ部13とにより、本実施形態に係る傾倒構造
(後述する)が構成される。
【0009】リヤシート10、12は、同一に構成され
ており、以下、前記リヤシート12側について詳細に説
明し、前記リヤシート10側には同一の構成要素に同一
の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0010】図1〜図4に示すように、リヤシート12
は、チルト装置14を有する着座部16と、背もたれ部
18と、この背もたれ部18の上縁に着脱自在なヘッド
レスト20とを備える。着座部16は、前方に設けられ
ている第1支点22を介して前方に跳ね上げ自在であ
り、背もたれ部18は、軸24を支点にしてリクライニ
ング機構25を介し前記着座部16側に前倒し可能でか
つ後方に傾動自在に構成されており、一側部側に肘掛け
部26が跳ね上げ自在に装着される。ヘッドレスト20
には、背もたれ部18の上縁に挿入されてこのヘッドレ
スト20を固定するための一対のステイ28が設けられ
ている。
【0011】図4および図5に示すように、チルト装置
14は、着座部16の下方に配置され、背もたれ部18
が後方に倒される際、この着座部16から前記背もたれ
部18に渡って略水平になるように、該着座部16の後
部側を上方に傾斜させる傾動機構34と、前記着座部1
6の後部側と前記傾動機構34とを着脱自在な連結手段
36と、前記傾動機構34の上部を覆うカバー部材38
とを備える。
【0012】傾動機構34は、着座部16の第2支点3
3に対応して設けられた傾動支点40を中心に傾動可能
な第1および第2傾動板42、44と、この第2傾動板
44の傾動端部44a側をフロア46に対して固定する
ロック手段48と、一端が前記フロア46側に連結さ
れ、他端が前記第1および第2傾動板42、44側に連
結される開閉リンク手段50と、この開閉リンク手段5
0を開動姿勢および閉動姿勢で保持する保持手段52
と、この保持手段52による前記開閉リンク手段50の
保持作用が解除された際、着座部16が第2支点33を
中心に後方を上方に向けて回動するように該開閉リンク
手段50を付勢するコイルスプリング54とを備える。
ロック手段48および保持手段52には、単一の操作部
材であるノブ56が連結されており、第1および第2傾
動板42、44は、フレーム部材57に固定されてい
る。なお、図示していないが、第2支点33は、シート
支持アーム59に設けられている。
【0013】図6〜図8に示すように、ノブ56に連結
された軸58が第1傾動板42に回転自在に支持される
とともに、この軸58にコンロッド60の一端が係合す
る。このコンロッド60の他端は、回動自在な作動部材
62に係合し、この作動部材62は、引張ばね64を介
して、図6中、反時計方向(矢印方向)に常時付勢され
ている。
【0014】作動部材62には、係止片部66と案内用
開口部68とカム板69とが設けられ、この開口部68
には、保持手段52を構成するストッパ部材70に設け
られたガイドピン72が挿入される。ストッパ部材70
は、支点74を介して第1傾動板42に揺動自在に支持
されるとともに、カム板69により開閉リンク手段50
側に押圧されており、その側部に歯形部76が形成され
る。
【0015】開閉リンク手段50は、フロア46に一端
が係合するリンク片78と、このリンク片78の他端に
係合するリンクアーム80とを備える。このリンクアー
ム80は、回転軸82の一端に固着されるとともに、こ
の回転軸82の他端には、同様にリンクアーム(図示せ
ず)の端部が固着される。図5に示すように、回転軸8
2とフレーム部材57の先端部57aとにコイルスプリ
ング54が係合し、該回転軸82は、このコイルスプリ
ング54を介して、常時、図6中、矢印方向に付勢され
ている。
【0016】リンクアーム80の側部には、図6〜図8
に示すように、着座部16を着座姿勢に対応してストッ
パ部材70の歯形部76に噛合する第1歯形部84と、
前記着座部16の後部を上方に傾斜させる姿勢に対応し
て前記歯形部76に噛合する第2歯形部86とが形成さ
れる。
【0017】作動部材62の係止片部66に対応し、駆
動ワイヤ88の一端が配置される。図5に示すように、
この駆動ワイヤ88は、第1傾動板42を貫通して第2
傾動板44側に引き出され、傾動端部44a側でロック
手段48を構成するレバー部材90の一端部に係合され
る。
【0018】図9および図10に示すように、レバー部
材90は、回動軸92の一端に固着され、この回動軸9
2の他端には、第2傾動板44の前記レバー部材90と
は反対側に位置してカム部材94が固着される。カム部
材94は、ガイドピン93とガイド溝95を介して回動
範囲が規制される。
【0019】第2傾動板44の傾動端部44a側にラッ
チ部材96が回動自在に支持され、このラッチ部材96
に設けられたガイドピン98と、前記傾動端部44aに
形成されたガイド溝100を介して前記ラッチ部材96
の回動範囲が規制されている。ラッチ部材96の周面に
は、カム部材94に係合する切欠部102と、この切欠
部102に前記カム部材94が係合した状態でフロア4
6に固着されているストライカ104に係合する爪部1
06とが設けられる。カム部材94とラッチ部材96
は、それぞれのガイドピン93、98に張設されたコイ
ルスプリング105を介して、図9中、矢印方向に付勢
されている。
【0020】第2傾動板44の傾動端部44aには、ボ
ルト・ナットからなる緊締具107を介してシートベル
ト109、109の端部が固定されている(図5参
照)。
【0021】図5に示すように、連結手段36は、第1
および第2傾動板42、44の傾動端部42a、44a
側に配置されたフレーム部材57の後端部57bに固定
された係止部材110と、着座部16側に設けられ、ス
プリング112を介して前記係止部材110側に付勢さ
れるフック部材114と、このフック部材114に設け
られた突部116に巻き付けられて前記着座部16の上
方まで引き出される引張用紐部材118とを備える。
【0022】図1〜図3に示すように、本実施形態に係
る傾倒構造120は、背もたれ部18と、後輪122を
収容するサイドライニング124とを備える。サイドラ
イニング124は、図2、図3および図11に示すよう
に、後輪122の形状に対応するホイールハウスライニ
ング部126と、背もたれ部18が後方に傾倒される位
置に対応して設けられるベースライニング部128とを
有する。
【0023】ベースライニング部128は、後輪122
のダンパ機構130に対応しており、その平坦な上端面
132は、ホイールハウスライニング部126の頂部P
より前方(リヤシート12側)において、このホイール
ハウスライニング部126の外周よりも低い位置で終端
する一方、この頂部Pより後方において、該頂部Pより
低い位置で終端している。図1および図11に示すよう
に、上端面132は、背もたれ部18の傾倒姿勢に平行
するように、前方に向かって下方に傾斜している。な
お、ベースライニング部128は、図12中、斜線に示
す範囲に設定可能である。
【0024】背もたれ部18は、図3に示すように、ホ
イールハウスライニング部126を避けてベースライニ
ング部128上で支持されるように、側端側に向かって
薄肉状になる、すなわち、傾斜する逃げ部134を有す
る。
【0025】このように構成される傾倒構造120の動
作について、以下に説明する。
【0026】先ず、リクライニング機構25を介して背
もたれ部18が後方に倒されるとともに、ノブ56が上
方に操作される。このため、図7に示すように、ノブ5
6と一体的に軸58が矢印方向に回転し、コンロッド6
0が矢印方向に引張されてこのコンロッド60に係合す
る作動部材62は、引張ばね64に抗して、図中、時計
方向(矢印方向)に回転する。この作動部材62の開口
部68には、ガイドピン72が挿入されており、前記作
動部材62が時計方向に回転することにより、前記開口
部68および前記ガイドピン72の案内作用下にストッ
パ部材70が開閉リンク手段50を構成するリンクアー
ム80から離間する方向に揺動する。
【0027】従って、リンクアーム80の第1歯形部8
4からストッパ部材70の歯形部76が離脱し、このリ
ンクアーム80は、回転軸82に係合しているコイルス
プリング54の引張作用下に矢印方向の回転力が付与さ
れる。これにより、リンクアーム80とリンク片78
は、開動方向に付勢され、操作者の持ち上げ動作と共働
して第1および第2傾動板42、44の傾動端部42
a、44a側が、傾動支点40を介して上方に傾動さ
れ、着座部16は、第2支点33を中心にして後部側を
上方に傾斜させる。
【0028】一方、図7に示すように、ノブ56が上方
に操作されて作動部材62が回動すると、その係止片部
66により駆動ワイヤ88が引張される。このため、図
10に示すように、駆動ワイヤ88がレバー部材90を
矢印方向(反時計方向)に引張し、回動軸92を介して
カム部材94が矢印方向に回動する。そして、カム部材
94は、ラッチ部材96の切欠部102から離脱し、こ
のラッチ部材96が回動自在になる。従って、第1およ
び第2傾動板42、44の傾動端部42a、44aが上
方に移動する際に、ラッチ部材96は、コイルスプリン
グ105の引張作用下にガイドピン98とガイド溝10
0の案内作用下にその爪部106をストライカ104に
係合させた状態で矢印方向に回転した後、このストライ
カ104から離脱する。これにより、第1および第2傾
動板42、44の傾動端部42a、44aをフロア46
に対して固定していた固定手段48が解除される。
【0029】このように、操作者は、ノブ56を操作し
て保持手段52による開閉リンク手段50の保持作用を
解除するとともに、ロック手段48によるフロア46と
傾動機構34(または第2傾動板44)との固定状態を
解除し、着座部16の後部側を、コイルスプリング54
と共働して上方に押し上げる。次いで、着座部16が所
定の傾斜状態まで上昇すると、図8に示すように、リン
クアーム80の第2歯形部86にストッパ部材70の歯
形部76が噛合する。このため、開閉リンク手段50
は、開動姿勢で保持手段52により保持され、前記着座
部16から背もたれ部18に渡って略水平になるように
調整される(図1参照)。
【0030】この場合、本実施形態に係る傾倒構造12
0では、サイドライニング124を構成するベースライ
ニング部128の上端面132が、ホイールハウスライ
ニング部126の頂部Pよりも低く設定されるととも
に、背もたれ部18に、前記ホイールハウスライニング
部126を避ける逃げ部134が形成されている。この
ため、背もたれ部18を後方に傾倒させる際、この背も
たれ部18がホイールハウスライニング部126に阻止
されることがなく、このホイールハウスライニング部1
26より内側まで大きく傾倒することができる。
【0031】従って、従来のように、背もたれ部18の
一部を残したまま、残余の部分だけを後方に傾倒させる
ものとは異なり、前記背もたれ部18全体を後方に大き
く傾倒させることが可能になり、車幅方向に対し広いス
ペースを確保し得るという効果がある。しかも、サイド
ライニング124を構成するベースライニング部128
の形状を変更するとともに、背もたれ部18に逃げ部1
34を設けるだけでよく、傾倒構造120全体の構成が
容易に簡素化される。
【0032】さらに、本実施形態では、ベースライニン
グ部128の上端面132が背もたれ部18の傾倒姿勢
に平行して構成されている。これにより、後方に傾倒さ
れた背もたれ部18は、上端面132に確実に支持さ
れ、この背もたれ部18を強固に保持することができる
という利点が得られる。
【0033】さらにまた、着座部16は、チルト装置1
4を介して後部側を上方に傾斜させことが可能になる。
このため、図1および図2に示すように、着座部16の
後部側をチルトアップした状態で背もたれ部18を後方
に傾倒させると、この着座部16からこの背もたれ部1
8に渡って水平状態(フルフラット状態)に維持するこ
とができる。すなわち、図13に示すように、着座部1
6がチルトアップしないしない時、ホイールハウスライ
ニング部126に阻止されて背もたれ部18の傾倒角度
が小さくなってフルフラットが不可能になる一方、図1
4に示すように、前記着座部16がチルトアップした
時、前記背もたれ部18が大きく傾倒してフルフラット
が可能になる。
【0034】なお、本実施形態では、着座部16にチル
ト装置14を装着する構造について説明したが、この種
のチルト装置14を設けないリヤシート10、12であ
ってもよい。その際、着座部16と背もたれ部18は、
完全なフルフラット状態には維持されないが、この背も
たれ部18全体を後方に大きく傾倒させることができ、
同様の効果が得られることになる。
【0035】また、本実施形態では、連結手段36を設
けており、着座部16と傾動機構34との係合状態を解
除した後、この着座部16を第1支点22を中心に前方
に跳ね上げ、さらにヘッドレスト20が取り外された背
もたれ部18をこの着座部16側に前倒しすることによ
り、前記背もたれ部18上を荷台として利用することが
可能になる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る車両用シー
トの傾倒構造では、背もたれ部が後方に傾倒される際、
この背もたれ部に設けられた逃げ部がホイールハウスラ
イニング部を避けるため、前記背もたれ部全体を後方に
大きく傾倒させることができる。これにより、背もたれ
部を傾倒させた状態で、車幅方向に有効なスペースを確
保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る傾倒構造が採用される
自動車車体リヤ部の側面図である。
【図2】前記傾倒構造を構成するリヤシートの斜視説明
図である。
【図3】図2中、III−III線断面図である。
【図4】前記リヤシートに組み込まれるチルト装置の斜
視説明図である。
【図5】前記チルト装置の要部斜視説明図である。
【図6】前記チルト装置を構成する傾動機構の側面図で
ある。
【図7】前記傾動機構の動作途上の側面図である。
【図8】前記傾動機構の上昇端位置を示す側面図であ
る。
【図9】前記チルト装置を構成するロック手段の概略斜
視図である。
【図10】前記ロック手段の解除状態を示す斜視説明図
である。
【図11】前記傾倒構造を構成するサイドライニングの
斜視説明図である。
【図12】ベースライニング部の配置範囲を示す自動車
車体リヤ部の側面図である。
【図13】前記リヤシートがフルフラット状態になる際
の説明図である。
【図14】前記リヤシートがフルフラットにならない状
態の説明図である。
【図15】従来のリヤシートの斜視説明図である。
【符号の説明】
10、12…リヤシート 14…チルト装置 16…着座部 18…背もたれ部 20…ヘッドレスト 30…ヘッドレスト用
収納機構 34…傾動機構 36…連結手段 38…カバー部材 120…傾倒構造 124…サイドライニング 126…ホイールハウ
ライニング 128…ベースライニング部 132…上端部 134…逃げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 2/00 - 2/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用リヤシートを構成し、後方に傾倒自
    在な背もたれ部と、 後輪を収容するサイドライニングと、 を備え、 前記サイドライニングは、前記後輪形状に対応するホイ
    ールハウスライニング部と、 側方向での高さが、前記ホイールハウスライニング部の
    頂部よりも前方で前記ホイールハウスライニング部の外
    周以下であり、かつ後方で前記ホイールハウスライニン
    グ部の頂部以下に設定される平坦状ベースライニング部
    と、 を有し、 前記背もたれ部は、前記ホイールハウスライニング部を
    覆いかつ厚さ方向に切り欠いて該ホイールハウスライニ
    ング部を避ける逃げ部を有し、後方に傾倒する際に前記
    ベースライニング部に支持されることを特徴とする車両
    用リヤシートの傾倒構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の傾倒構造において、前記ベ
    ースライニング部は、前記背もたれ部の傾倒姿勢に平行
    するように、前方に向かって下方に傾斜することを特徴
    とする車両用リヤシートの傾倒構造。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の傾倒構造におい
    て、前記車両用リヤシートを構成する着座部の後端側を
    上方に傾斜させるチルト装置を備えることを特徴とする
    車両用リヤシートの傾倒構造。
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