JP2964290B2 - ミネラル吸収促進剤 - Google Patents
ミネラル吸収促進剤Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、γ- カルボキシグルタ
ミン酸を有効成分とするミネラル吸収促進剤に関する。
本発明のミネラル吸収促進剤は、飲食品、医療品あるい
は飼料に添加され、これらの飲食品等中に含有するミネ
ラルの吸収を促進する。
ミン酸を有効成分とするミネラル吸収促進剤に関する。
本発明のミネラル吸収促進剤は、飲食品、医療品あるい
は飼料に添加され、これらの飲食品等中に含有するミネ
ラルの吸収を促進する。
【０００２】
【従来の技術】日本人のカルシウム摂取量は長年にわた
り厚生省の栄養所要量を下回っているのが現状であり、
吸収性の良いカルシウム剤の摂取が望まれている。しか
し日本人の平均的な食習慣では充分なカルシウム量を含
有する献立を継続することは相当の努力を要し、また
鉄、亜鉛、銅、マグネシウムなどのミネラルも日本人に
不足がちであり、栄養上改善が望まれている。このこと
から、これらミネラルの吸収性のよい食品が望まれてい
る。γ- カルボキシグルタミン酸は1974年にStenflo ら
によって発見されたアミノ酸であり、グルタミン酸のγ
位にカルボキシル基がついたものである。このアミノ酸
は血液凝固系の因子などに確認されており、また骨の非
コラーゲン性タンパク質であるオステオカルシンなどに
もその存在が確認されている。このアミノ酸は、カルシ
ウムイオンとキレートする作用を有しており、カルシウ
ムによる各種酵素の活性を調節したり骨へのカルシウム
の結合に関与する興味深いアミノ酸である。このγ- カ
ルボキシグルタミン酸を使ったミネラル吸収の改善に関
する知見は、まだ知られていない。ミネラルの吸収は、
一般的に可溶性の良いものほど吸収性に優れているとい
える。特にカルシウムの吸収経路には、小腸上部での能
動輸送と小腸下部での受動輸送がある。小腸下部での受
動輸送では、可溶性の高いミネラルほどより輸送能も高
まる。しかし、小腸下部では他の共存する成分と不溶性
の塩を作ることが多く、吸収性が低下すると言われてい
る。
り厚生省の栄養所要量を下回っているのが現状であり、
吸収性の良いカルシウム剤の摂取が望まれている。しか
し日本人の平均的な食習慣では充分なカルシウム量を含
有する献立を継続することは相当の努力を要し、また
鉄、亜鉛、銅、マグネシウムなどのミネラルも日本人に
不足がちであり、栄養上改善が望まれている。このこと
から、これらミネラルの吸収性のよい食品が望まれてい
る。γ- カルボキシグルタミン酸は1974年にStenflo ら
によって発見されたアミノ酸であり、グルタミン酸のγ
位にカルボキシル基がついたものである。このアミノ酸
は血液凝固系の因子などに確認されており、また骨の非
コラーゲン性タンパク質であるオステオカルシンなどに
もその存在が確認されている。このアミノ酸は、カルシ
ウムイオンとキレートする作用を有しており、カルシウ
ムによる各種酵素の活性を調節したり骨へのカルシウム
の結合に関与する興味深いアミノ酸である。このγ- カ
ルボキシグルタミン酸を使ったミネラル吸収の改善に関
する知見は、まだ知られていない。ミネラルの吸収は、
一般的に可溶性の良いものほど吸収性に優れているとい
える。特にカルシウムの吸収経路には、小腸上部での能
動輸送と小腸下部での受動輸送がある。小腸下部での受
動輸送では、可溶性の高いミネラルほどより輸送能も高
まる。しかし、小腸下部では他の共存する成分と不溶性
の塩を作ることが多く、吸収性が低下すると言われてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、食事性因子
によりミネラル吸収の改善を目的として、例えミネラル
の摂取量が少なくても吸収率の向上を図り、さらに骨粗
鬆症などの改善をすることによって健康を増進しようと
するものである。すなわち本発明は、食品, 医薬品およ
び飼料に通常の状態で含有するミネラルの吸収を促進す
るミネラル吸収促進剤を提供することを課題とする。
によりミネラル吸収の改善を目的として、例えミネラル
の摂取量が少なくても吸収率の向上を図り、さらに骨粗
鬆症などの改善をすることによって健康を増進しようと
するものである。すなわち本発明は、食品, 医薬品およ
び飼料に通常の状態で含有するミネラルの吸収を促進す
るミネラル吸収促進剤を提供することを課題とする。
【０００４】
【題題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであって、通常日本人が摂食
する食品や栄養剤、カルシウム強化剤等として投与する
医薬品あるいは家畜類に給餌する飼料からのカルシウム
の吸収率の改善をはかることを目的として種々検討をし
た結果、γ- カルボキシグルタミン酸またはγ- カルボ
キシグルタミン酸を構成アミノ酸として含有するペプチ
ドまたはタンパク質が、ミネラルの吸収を促進する効果
を見出して本発明を成すに到ったものである。すなわち
本発明の特徴は、γ- カルボキシグルタミン酸を有効成
分とする飲食品、医薬品および飼料に添加するミネラル
吸収剤に関する。本発明のγ- カルボキシグルタミン酸
は、γ- カルボキシグルタミン酸自体だけではなく、こ
れを構成アミノ酸として含有するペプチドまたはタンパ
ク質をも含むものである。
決するためになされたものであって、通常日本人が摂食
する食品や栄養剤、カルシウム強化剤等として投与する
医薬品あるいは家畜類に給餌する飼料からのカルシウム
の吸収率の改善をはかることを目的として種々検討をし
た結果、γ- カルボキシグルタミン酸またはγ- カルボ
キシグルタミン酸を構成アミノ酸として含有するペプチ
ドまたはタンパク質が、ミネラルの吸収を促進する効果
を見出して本発明を成すに到ったものである。すなわち
本発明の特徴は、γ- カルボキシグルタミン酸を有効成
分とする飲食品、医薬品および飼料に添加するミネラル
吸収剤に関する。本発明のγ- カルボキシグルタミン酸
は、γ- カルボキシグルタミン酸自体だけではなく、こ
れを構成アミノ酸として含有するペプチドまたはタンパ
ク質をも含むものである。
【０００５】本発明でいうミネラルは、カルシウム、
鉄、マグネシウム、亜鉛、銅などの生体に必要なミネラ
ルであり、その一部または全部が対象になるものであ
る。本発明におけるγ- カルボキシグルタミン酸は、天
然物から得たもの、グルタミン酸を酵素で合成したもの
や化学合成したものなどが挙げられる。また、γ- カル
ボキシグルタミン酸を構成アミノ酸として含有するペプ
チドまたはタンパク質としては、天然物から得られるオ
ステオカルシン、血液凝固因子、またはその一部のペプ
チドがあり、あるいはまたグルタミン酸を含むペプチド
やタンパク質を酵素処理などによって生成したもの等が
挙げられる。特にグルタミン酸を酵素処理によって合成
したγ- カルボキシグルタミン酸は市販されており、容
易に入手できるものである。
鉄、マグネシウム、亜鉛、銅などの生体に必要なミネラ
ルであり、その一部または全部が対象になるものであ
る。本発明におけるγ- カルボキシグルタミン酸は、天
然物から得たもの、グルタミン酸を酵素で合成したもの
や化学合成したものなどが挙げられる。また、γ- カル
ボキシグルタミン酸を構成アミノ酸として含有するペプ
チドまたはタンパク質としては、天然物から得られるオ
ステオカルシン、血液凝固因子、またはその一部のペプ
チドがあり、あるいはまたグルタミン酸を含むペプチド
やタンパク質を酵素処理などによって生成したもの等が
挙げられる。特にグルタミン酸を酵素処理によって合成
したγ- カルボキシグルタミン酸は市販されており、容
易に入手できるものである。
【０００６】本発明におけるγ- カルボキシグルタミン
酸の配合量には特に制限要因はないが、飲食品、医薬品
または飼料を対象として組成物当たり0.01〜1 重量％程
度配合すればよい。また、γ- カルボキシグルタミン酸
を構成アミノ酸として含有するペプチドまたはタンパク
質の配合量は、その分子量とγ- カルボキシグルタミン
酸の残基数を考慮して上記のγ- カルボキシグルタミン
酸のみの配合量にあわせて配合すればよい。これらのγ
- カルボキシグルタミン酸を配合する飲食品の例として
は飲料、チーズ、ゼリー、パン、麺、スープおよびソー
セージ等があり、また飼料には飼料添加物、配合飼料、
ペットフード等が挙げられ、さらに医薬品としては経口
的に投与できる栄養剤、カルシウム強化剤等の錠剤、顆
粒剤、液剤等がある。
酸の配合量には特に制限要因はないが、飲食品、医薬品
または飼料を対象として組成物当たり0.01〜1 重量％程
度配合すればよい。また、γ- カルボキシグルタミン酸
を構成アミノ酸として含有するペプチドまたはタンパク
質の配合量は、その分子量とγ- カルボキシグルタミン
酸の残基数を考慮して上記のγ- カルボキシグルタミン
酸のみの配合量にあわせて配合すればよい。これらのγ
- カルボキシグルタミン酸を配合する飲食品の例として
は飲料、チーズ、ゼリー、パン、麺、スープおよびソー
セージ等があり、また飼料には飼料添加物、配合飼料、
ペットフード等が挙げられ、さらに医薬品としては経口
的に投与できる栄養剤、カルシウム強化剤等の錠剤、顆
粒剤、液剤等がある。
【０００７】
【発明の効果】本発明によると、飲食品、医薬品または
飼料にミネラルの吸収促進剤としてγ- カルボキシグル
タミン酸またはγ- カルボキシグルタミン酸を構成アミ
ノ酸として含有するペプチドまたはタンパク質を配合す
ることによって、通常の飲食品、医薬品または飼料を通
常の方法で摂食あるいは摂取するだけで含有するミネラ
ルの吸収性を大幅に改善することがでる。このため特に
機能性食品および健康食品として健常人、子供あるいは
老人に、また医薬品として各種骨粗鬆症や骨疾患の患者
に、さらに動物飼料として動物の健康に有用である。
飼料にミネラルの吸収促進剤としてγ- カルボキシグル
タミン酸またはγ- カルボキシグルタミン酸を構成アミ
ノ酸として含有するペプチドまたはタンパク質を配合す
ることによって、通常の飲食品、医薬品または飼料を通
常の方法で摂食あるいは摂取するだけで含有するミネラ
ルの吸収性を大幅に改善することがでる。このため特に
機能性食品および健康食品として健常人、子供あるいは
老人に、また医薬品として各種骨粗鬆症や骨疾患の患者
に、さらに動物飼料として動物の健康に有用である。
【０００８】次に本発明のγ- カルボキシグルタミン酸
またはγ- カルボキシグルタミン酸を構成アミノ酸とし
て含有するペプチドまたはタンパク質のミネラル吸収促
進効果について実施例をあげて説明する。
またはγ- カルボキシグルタミン酸を構成アミノ酸とし
て含有するペプチドまたはタンパク質のミネラル吸収促
進効果について実施例をあげて説明する。
【０００９】
【実施例１】ラット腸管を用いたin situ の吸収実験 カルシウムの吸収性をin situ の腸管結紮法で検討し
た。ＳＤ系ラット雄８週齢を用いて、１群６匹で行っ
た。γ- カルボキシグルタミン酸〔Sigma 製 製品名 D
L-γ- カルボキシグルタミン酸〕およびオステオカルシ
ン〔牛の骨より精製(J.Nutr.Sci.Vitaminol., 26,209
(1980)〕は、表１で示す組成物を15％で10mlになるよう
に懸濁し、pH2.5 に調整した。これに、ペプシン(Sigma
製) ２％濃度になるように添加して、37℃で 1時間振盪
した。そして、この溶液を再びpH6.8になるように調整
して、パンクレアチン(Sigma製) を 0.5％になるように
添加した。再度37℃で 1時間振盪した。この溶液を20ml
に合わせ15,000×g で10分間遠心し、その上清を用い
た。ラットをエーテル麻酔化で開腹し、回腸部を長さ5
cmのソーセージ状のループを作製し、その中に0.5 mlサ
ンプルを注入して腹部を縫合した。60分後に開腹し、回
腸部を摘出して、灰化した。吸収カルシウム量は、腸管
内に注入したカルシウム量から腸管内に残存したカルシ
ウム量を差し引いて求めた。その結果を図１に示す。図
１から判るように、明らかにカルシウムの吸収率は、γ
- カルボキシグルタミン酸とオステオカルシン群で有意
に高くなっており、カルシウムの吸収性を促進している
ことがわかった。他のミネラルも同様な結果を示した。
た。ＳＤ系ラット雄８週齢を用いて、１群６匹で行っ
た。γ- カルボキシグルタミン酸〔Sigma 製 製品名 D
L-γ- カルボキシグルタミン酸〕およびオステオカルシ
ン〔牛の骨より精製(J.Nutr.Sci.Vitaminol., 26,209
(1980)〕は、表１で示す組成物を15％で10mlになるよう
に懸濁し、pH2.5 に調整した。これに、ペプシン(Sigma
製) ２％濃度になるように添加して、37℃で 1時間振盪
した。そして、この溶液を再びpH6.8になるように調整
して、パンクレアチン(Sigma製) を 0.5％になるように
添加した。再度37℃で 1時間振盪した。この溶液を20ml
に合わせ15,000×g で10分間遠心し、その上清を用い
た。ラットをエーテル麻酔化で開腹し、回腸部を長さ5
cmのソーセージ状のループを作製し、その中に0.5 mlサ
ンプルを注入して腹部を縫合した。60分後に開腹し、回
腸部を摘出して、灰化した。吸収カルシウム量は、腸管
内に注入したカルシウム量から腸管内に残存したカルシ
ウム量を差し引いて求めた。その結果を図１に示す。図
１から判るように、明らかにカルシウムの吸収率は、γ
- カルボキシグルタミン酸とオステオカルシン群で有意
に高くなっており、カルシウムの吸収性を促進している
ことがわかった。他のミネラルも同様な結果を示した。
【００１０】
【表１】 実験に用いた組成 (%) ───────────────────────────────── 対照 γ- カルボキシ オステオカルシン グルタミン酸 ───────────────────────────────── ショ糖 40.0 40.0 40.0 カゼイン 30.0 29.9 29.0 コーンスターチ 5.0 5.0 5.0 セルロース 5.0 5.0 5.0 ミネラル混合物1) 20.0 20.0 20.0 γ- カルボキシ グルタミン酸 0.1 オステオカルシン 1.0 ────────────────────────────────── 1) ミネラル混合物は、AIN-76組成のミネラル混合物を用いた。
【００１１】
【実施例２】下記の配合比によって果汁飲料を製造し
た。 40℃の水 73.8 重量％に濃度 75 ％の混合異性化糖 15.
0 重量％、果汁 10.0重量％、クエン酸1.0 重量％、γ-
カルボキシグルタミン酸0.1 重量％および香料0.1 重
量％を混合してミックスとした。このミックスを 125℃
で２秒間殺菌後充填機で容器に充填した。
た。 40℃の水 73.8 重量％に濃度 75 ％の混合異性化糖 15.
0 重量％、果汁 10.0重量％、クエン酸1.0 重量％、γ-
カルボキシグルタミン酸0.1 重量％および香料0.1 重
量％を混合してミックスとした。このミックスを 125℃
で２秒間殺菌後充填機で容器に充填した。
【００１２】
【実施例３】下記の配合比によってゼリーを製造した 40℃の水 58.4 重量％に果汁 20.0 重量％、グラニュー
糖 15.0 重量％、水飴5.0重量％、寒天粉末1.0 重量
％、γ- カルボキシグルタミン酸0.5 重量％および香料
0.1 重量％を混合してミックスとした。このミックスを
130℃で２秒間殺菌後充填機で容器に充填し、更に冷蔵
庫で10℃まで冷却してゼリーを得た。
糖 15.0 重量％、水飴5.0重量％、寒天粉末1.0 重量
％、γ- カルボキシグルタミン酸0.5 重量％および香料
0.1 重量％を混合してミックスとした。このミックスを
130℃で２秒間殺菌後充填機で容器に充填し、更に冷蔵
庫で10℃まで冷却してゼリーを得た。
【００１３】
【実施例４】下記の配合比によって犬飼育用飼料（ドッ
クフード）を製造した。 1)ビタミン混合物 ビタミンＡ 1500IU ビタミンＤ3 300IU ビタミンＥ 6.8mg ビタミンＢ1 0.9mg ビタミンＢ2 0.4mg ビタミンＢ6 0.5mg ビタミンＢ12 3.4mg ビタミンＣ 50.0mg パントテン酸 4.0mg 葉 酸 0.2mg コリン 200.0mg ビオチン 24.4μg イノシトール 50.0mg ナイアシン 10.5mg ────────────────────────── ショ糖を加え 2ｇとした。 2)ミネラル混合物 CaCO3 3.0ｇ KH2PO4 2.0ｇ NaH2PO4 1.5ｇ MｇO 0.5ｇ MnCO3 40.0mg FeC6H5O7 30.0mg 70%ZnO 10.0mg 55%CaCO3 4.5mg KIO3 0.65 mg Na2SeO3・5H2O 0.05 mg CrK(SO4)・12H2O 5.0mg ────────────────────────── ショ糖を加え９ｇとした。 上記犬飼育用基礎飼料 100ｇ中に上記配合量でビタミン
混合物およびミネラル混合物を加え通常の方法で製造し
た。
クフード）を製造した。 1)ビタミン混合物 ビタミンＡ 1500IU ビタミンＤ3 300IU ビタミンＥ 6.8mg ビタミンＢ1 0.9mg ビタミンＢ2 0.4mg ビタミンＢ6 0.5mg ビタミンＢ12 3.4mg ビタミンＣ 50.0mg パントテン酸 4.0mg 葉 酸 0.2mg コリン 200.0mg ビオチン 24.4μg イノシトール 50.0mg ナイアシン 10.5mg ────────────────────────── ショ糖を加え 2ｇとした。 2)ミネラル混合物 CaCO3 3.0ｇ KH2PO4 2.0ｇ NaH2PO4 1.5ｇ MｇO 0.5ｇ MnCO3 40.0mg FeC6H5O7 30.0mg 70%ZnO 10.0mg 55%CaCO3 4.5mg KIO3 0.65 mg Na2SeO3・5H2O 0.05 mg CrK(SO4)・12H2O 5.0mg ────────────────────────── ショ糖を加え９ｇとした。 上記犬飼育用基礎飼料 100ｇ中に上記配合量でビタミン
混合物およびミネラル混合物を加え通常の方法で製造し
た。
【図１】実施例２によるラット腸管を用いたカルシウム
吸収性試験結果。
吸収性試験結果。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ａ６１Ｋ 31/195 Ａ６１Ｋ 31/195 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A23L 1/305 A23K 1/16 301 A23K 1/16 303 A61K 47/42 A61K 31/195 ＣＡ（ＳＴＮ) ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ) ＭＥＤＬＩＮＥ（ＳＴＮ) ＲＥＧＩＳＴＲＹ（ＳＴＮ) ＷＰＩ（ＤＩＡＬＯＧ)
Claims (1)
- 【請求項１】 γ- カルボキシグルタミン酸またはそれ
を構成アミノ酸として含有するペプチドあるいはタンパ
ク質を有効成分とするミネラル吸収促進剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248770A JP2964290B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ミネラル吸収促進剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248770A JP2964290B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ミネラル吸収促進剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670719A JPH0670719A (ja) | 1994-03-15 |
| JP2964290B2 true JP2964290B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=17183125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248770A Expired - Fee Related JP2964290B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ミネラル吸収促進剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2964290B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE0201713D0 (sv) | 2001-11-23 | 2002-06-06 | Gramineer Internat Ab | New methods and use III |
| WO2008108395A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Takara Bio Inc. | オステオカルシン含有抽出物の製造方法 |
| GB201118486D0 (en) * | 2011-10-26 | 2011-12-07 | Givaudan Sa | Organic compounds |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP4248770A patent/JP2964290B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0670719A (ja) | 1994-03-15 |
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