JP2963852B2 - 格納システム - Google Patents

格納システム

Info

Publication number
JP2963852B2
JP2963852B2 JP29529094A JP29529094A JP2963852B2 JP 2963852 B2 JP2963852 B2 JP 2963852B2 JP 29529094 A JP29529094 A JP 29529094A JP 29529094 A JP29529094 A JP 29529094A JP 2963852 B2 JP2963852 B2 JP 2963852B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
lift
space
tray
traversing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29529094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08151817A (ja
Inventor
誠 難波
利明 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Fuj Hensokuki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuj Hensokuki Co Ltd filed Critical Fuj Hensokuki Co Ltd
Priority to JP29529094A priority Critical patent/JP2963852B2/ja
Publication of JPH08151817A publication Critical patent/JPH08151817A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2963852B2 publication Critical patent/JP2963852B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォーク式の立体駐車
場に使用するのに好適な格納システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車を格納する立体駐車場
には、図8に示すようなフォーク式の立体駐車場81が
知られている。この立体駐車場81を構成する格納フレ
ーム82の中央には鉛直方向に延びる昇降空間83が形
成され、格納フレーム82の上側には当該立体駐車場8
1に対して自動車84を出し入れする際の出入口となる
入出庫室85が形成されている。又、昇降空間83内に
は自動車84を搬送するための昇降リフト86が昇降可
能に設けられている。そして、昇降リフト86には対向
するように突出する櫛歯状のフォーク87が設けられ、
そのフォーク87に自動車84を載置できるようになっ
ている。
【0003】前記昇降空間83の横方向両側には、それ
ぞれ自動車84を格納するための格納室88が複数階設
けられている。各格納室88には横方向へ昇降空間6の
側部まで延びるガイドレール89が設けられ、昇降空間
83には横方向に延びてガイドレール89に繋がるトレ
ー受けレール90が設けられている。そして、ガイドレ
ール89及びトレー受けレール90には、それぞれ複数
のローラ91,92が回転可能に支持されている。
【0004】前記ローラ91には横行トレー93が支持
され、横行トレー93の移動方向両側には前記昇降リフ
ト86のフォーク87と互い違いに突出する櫛歯状の図
示しないフォークが形成されている。そして、ローラ9
1,92を正逆方向に積極回転させると、横行トレー9
3は格納室88と昇降空間83との間を横行移動するよ
うになっている。
【0005】このように構成された立体駐車場81の格
納室88に自動車84を格納するには、昇降リフト86
を入出庫室85まで移動させ、入出倉庫室85内まで自
走してきた自動車84を昇降リフト86のフォーク87
上で停止させる。その後、所定階の格納室88における
横行トレー93を昇降空間83側に移動させ、自動車8
4の載置された昇降リフト86を前記横行トレー93の
下方まで下降させる。すると、横行トレー93のフォー
クと昇降リフト86のフォーク87とがすれ違う時、自
動車84が横行トレー93のフォークによってすくい取
られて横行トレー93に乗り移る。そして、横行トレー
93を格納室88側に移動させることにより、横行トレ
ー93に乗り移った自動車84が格納室88に格納され
る。
【0006】又、所定階の格納室88に格納された自動
車84を立体駐車場81から出すには、昇降リフト86
を前記格納室88のガイドレール89より下方に移動さ
せ、前記格納室88の自動車84が載置された横行トレ
ー93を昇降空間83側に移動させる。その後、昇降リ
フト86を前記横行トレー93の下方から上方へ向かっ
て上昇させる。すると、横行トレー93のフォークと昇
降リフト86のフォーク87とがすれ違う時、自動車8
4がフォーク87によってすくい取られて昇降リフト8
6に乗り移る。そして、自動車84が乗り移った昇降リ
フト86を入出庫室85まで上昇させ、自動車84を入
出庫室85から走行させることにより立体駐車場81か
ら自動車84が出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記立体駐
車場81における自動車84の格納効率を向上させるた
めには、格納室88内に横行トレー93の移動方向に対
して並列に複数の横行トレー93を設け、格納室88に
複数の自動車84を格納することが考えられる。しか
し、この場合、昇降空間83に対して奥側の横行トレー
93が横行移動する時、その横行トレー93が昇降空間
83に対して手前側の横行トレー93にぶつかってしま
う。従って、各格納室88には一台ずつしか自動車84
を格納できず、自動車84の格納効率が悪いという問題
があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、複数の横行トレーを
格納室と昇降空間との間で互いにぶつかることなく横行
移動させ、格納室に複数の格納物を格納できるようにす
ることにある。
【0009】又、第2の目的は、昇降空間に対して手前
側の横行トレーを複数段のトレー受け部材に退避させ、
横行トレーが格納室と昇降空間との間で横行移動する時
に他の横行トレーとぶつかるのを防止し、格納室に複数
の格納物を格納できるようにすることにある。
【0010】更に、第3の目的は、昇降空間に対して手
前側の横行トレーに格納物が載置されている場合でも、
昇降空間に対して奥側の横行トレーに格納物を受け渡し
できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明では、格納物を水平方向に複
数、格納可能な格納室と、前記格納室の側方に鉛直方向
へ延びるように設けられた昇降空間と、前記昇降空間内
の横方向両側において前後方向へ延びる一対のリフトフ
レームと、両リフトフレームから対向するように突出す
る櫛歯状のフォークとから構成され、前記昇降空間内を
昇降して格納物を搬送する昇降リフトと、前記格納室に
水平方向へ延びるように設けられた複数段の案内部材
と、前記昇降空間に水平方向へ延びて前記各案内部材に
それぞれ繋がるように設けられた複数段のトレー受け部
材と、前記複数段の案内部材及びトレー受け部材に沿っ
て格納室と昇降空間との間を格納物を載置可能にそれぞ
れ横行移動するとともに、前記昇降リフトのフォーク
対して互い違いとなるように移動方向両側に突出する櫛
歯状のフォークを有する複数の横行トレーとを備えた。
【0012】請求項2記載の発明では、格納物を水平方
向に複数、格納可能な格納室と、前記格納室の側方に鉛
直方向へ延びるように設けられた昇降空間と、前記昇降
空間内の横方向両側において前後方向へ延びる一対のリ
フトフレームと、両リフトフレームから対向するように
突出する櫛歯状のフォークとから構成され、前記昇降空
間内を昇降して格納物を搬送する昇降リフトと、前記格
納室に水平方向へ延びるように設けられた案内部材と、
前記昇降空間に昇降可能で格納物を載置可能に設けられ
た水平方向へ延びる複数段のトレー受け部材と、前記各
トレー受け部材を案内部材にそれぞれ繋がるように昇降
させる昇降手段と、前記案内部材と当該案内部材に繋が
ったトレー受け部材とに沿って格納室と昇降空間との間
を横行移動するとともに、前記昇降リフトのフォーク
対して互い違いとなるように移動方向両側に突出する櫛
歯状のフォークを有する複数の横行トレーとを備えた。
【0013】請求項3記載の発明では、昇降空間に対し
て手前側に位置する前記横行トレーに載置された格納物
を、格納室から一時退避させるための退避室を設けた。
【0014】
【作用】即ち、請求項1記載の発明では、複数の横行ト
レーは、それぞれ複数段の案内部材及びトレー受け部材
に沿って格納室と昇降空間との間を互いにぶつかること
なく横行移動する。そして、複数の横行トレーを順次昇
降空間側に移動させて昇降リフトから格納物を受け取ら
せ、その各横行トレーを順次格納室側に移動させること
によって複数の格納物が格納室に格納される。
【0015】請求項2記載の発明では、昇降手段により
複数のトレー受け部材を昇降させ、案内部材に各トレー
受け部材を順次繋げる。そして、各トレー受け部材がそ
れぞれ案内部材に繋がった時、それぞれ横行トレーを昇
降空間側に移動させて各トレー受け部材に支持させる。
その後、各横行トレーに昇降リフトが搬送する格納物を
順次受け取らせるとともに、格納物を受け取った横行ト
レーを順次格納室側に移動させることによって複数の格
納物が格納室に格納される。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の作用に加え、昇降空間に対して手前側の横
行トレーに載置された格納物は、退避室に一時退避され
る。その後、昇降空間に対して奥側の横行トレーが昇降
空間側に移動し、昇降リフトからその横行トレーへ格納
物が受け渡される。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明をフォーク式の立体駐車場
に具体化した第1実施例を図1〜図4に従って説明す
る。
【0018】図1に示すように、格納システムとしての
立体駐車場1は半地下式となっており、立体駐車場1を
構成する格納フレーム2A〜2Eは前後方向(図1の左
右方向)に隣接している。格納フレーム2A〜2Eに
は、格納物としての自動車3を格納する複数階の格納室
4が設けられている。そして、格納フレーム2Aの鉛直
方向中央には、立体駐車場1に対して自動車3を出し入
れする際の出入口となる入出庫室5が設けられている。
尚、格納フレーム2B〜2Eにおいて、格納フレーム2
Aの入出庫室5に対応する部分は格納室4となり、その
他の部分は格納フレーム2Aと同一構成となっている。
そのため、格納フレーム2B〜2Eついては格納フレ
ーム2Aと同一番号を付して説明を省略し、以下格納フ
レーム2Aについてのみ説明する。
【0019】図2に示すように、格納フレーム2Aの左
右方向(以下、横方向という)中央には、鉛直方向に延
びる昇降空間6が設けられ、格納フレーム2Aの上側に
おいて昇降空間6に対応する位置にはウインチ7が設け
られている。又、格納フレーム2Aにおいて、昇降空間
6を挟んだ横方向両側の地上階には、それぞれ前記入出
庫室5が設けられている。入出庫室5には横方向へ昇降
空間6内まで延びるガイドレール8が設けられ、ガイド
レール8には複数のローラ9が回転可能に支持されてい
る。そして、ローラ9には横行台車10が支持され、そ
のローラ9を正逆方向に積極回転させることにより、横
行台車10が入出庫室5と昇降空間6との間で横行移動
するようになっている。この横行台車10の移動方向両
側には、図示しない櫛歯状のフォークが形成されてい
る。
【0020】入出庫室5の上下両側には前記格納室4が
複数階設けられ、各格納室4にはそれぞれ二台の自動車
3を横方向へ並列に格納できるようになっている。即
ち、格納室4内の昇降空間6に対して奥側及び手前側に
は、自動車3を一台ずつ格納可能な第1格納空間4a及
び第2格納空間4bがそれぞれ設けられている。前記格
納室4には、上下二段となる案内部材としての第1及び
第2のガイドレール11,12が設けられている。そし
て、上側に位置する第1のガイドレール11は第1及び
第2格納空間4a,4bの横幅全体にわたって延び、下
側に位置する第2のガイドレール12は第2格納空間4
bの横幅全体にわたって延びている。又、昇降空間6に
は、上下二段となって横方向に延びるトレー受け部材と
しての第1及び第2のトレー受けレール13,14が、
第1及び第2のガイドレール11,12にそれぞれ繋が
るように設けられている。
【0021】図3に示すように、第1及び第2のガイド
レール11,12並びに第1及び第2のトレー受けレー
ル13,14には、当該各レール11〜14に沿って複
数のローラ15〜18が回転可能に支持されている。こ
の各ローラ15〜18は、ループ状のチェーン19〜2
2を介して横行用電動モータ23〜26に連結されてい
る。又、各レール11〜14には、それぞれリミットス
イッチ27〜30が設けられている。
【0022】図4に示すように、上記の両ガイドレール
11,12及び両トレー受けレール13,14は、格納
室4及び昇降空間6の前後方向(図4の上下方向)両側
に一対設けられている。そして、第1のガイドレール1
1のローラ15には、第1の横行トレー31が、第1格
納空間4aと昇降空間6との間を横行移動できるように
支持されている。その第1の横行トレー31の移動方向
両側には、それぞれ前記横行台車10のフォークと同形
の櫛歯状をなすフォーク32が形成されている。そし
て、前記横行用電動モータ23,25を駆動してローラ
15,17を正逆方向に回転させることにより、第1の
横行トレー31が第1格納空間4aと昇降空間6との間
で横行移動するようになっている。
【0023】この時、前記リミットスイッチ27は第1
の横行トレー31が第1格納空間4a内に位置したこと
を検出し、前記リミッスイッチ29は第1の横行トレ
ー31が昇降空間6内に位置したことを検出するように
なっている。そして、リミットスイッチ27,29の検
出信号に基づいて、横行用電動モータ23,25が停止
されるようになっている。
【0024】図3に示すように、前記第2のガイドレー
ル12のローラ16には、第2の横行トレー33が、第
2格納空間4bと昇降空間6との間を横行移動できるよ
うに支持されている。図4に示すように、第2の横行ト
レー33の移動方向両側には、第1の横行トレー31の
フォーク32と同形の櫛歯状をなすフォーク34が形成
されている。そして、前記横行用電動モータ24,26
を駆動してローラ16,18を正逆方向に回転させるこ
とにより、第2の横行トレー33が、第2格納空間4b
と昇降空間6との間を横行移動するようになっている。
【0025】この時、前記リミットスイッチ28は第2
の横行トレー33が第2格納空間4b内に位置したこと
を検出し、前記リミットスイッチ30は第2の横行トレ
ー33が昇降空間6内に位置したことを検出するように
なっている。そして、リミットスイッチ28,30の検
出信号に基づいて、横行用電動モータ24,26が停止
されるようになっている。
【0026】図4に示すように、昇降空間6には、自動
車3を搬送するための昇降リフト35が昇降可能に設け
られている。昇降リフト35は、昇降空間6内の横方向
両側において前後方向へ延びる一対のリフトフレーム3
6と、両リフトフレーム36から対向するように突出す
るフォーク37とから構成されている。このフォーク3
7は、第1及び第2の横行トレー31,33のフォーク
32,34と互い違いに突出する櫛歯状に形成されてい
る。又、一対のリフトフレーム36の端部は、昇降空間
6の四隅において鉛直方向に延びる四つの昇降フレーム
38にそれぞれ係合されている。更に、両リフトフレー
ム36の端部には、前記ウインチ7から延びるワイヤ3
9がそれぞれ連結されている。
【0027】そして、ウインチ7を駆動してワイヤ39
を巻き取り又は繰り出しすることにより、昇降リフト3
5が昇降するようになっている。又、第1及び第2の横
行トレー31,33を昇降空間6側に移動させた状態で
昇降リフト35を昇降させると、昇降リフト35のフォ
ーク37が第1及び第2の横行トレー31,33のフォ
ーク32,34とすれ違うようになっている。
【0028】図2に示すように、昇降空間6の下端部に
は、前後方向に延びる走行空間40が形成され、この走
行空間40によって格納フレーム2Aと格納フレーム2
B〜2Eとが連通している。走行空間40には前後方向
に延びる一対の走行レール41が敷設され、走行レール
41上には当該レール41に沿って走行可能な走行台車
42が設けられている。そして、走行台車42の横方向
両側には図示しないフォークが形成され、このフォーク
は前記第1及び第2の横行トレー31,33のフォーク
32,34と同形の櫛歯状となっている。
【0029】次に、上記のように構成された立体駐車場
1の作用を説明する。所定階の格納室4に二台の自動車
3を格納するには、入出庫室5内まで自走してきた自動
車3を横行台車10の上で停止させた後、昇降リフト3
5を入出庫室5のガイドレール8より下方まで移動させ
る。そして、自動車3が載置された横行台車10を昇降
空間6側に移動させ、昇降リフト35を前記横行台車1
0の下方から上方へ向かって上昇させる。すると、自動
車3が、昇降リフト35のフォーク37によって横行台
車10からすくい取られ、昇降リフト35に乗り移る。
【0030】その後、自動車3が乗り移った昇降リフト
35を所望の格納室4が所属する階の上方まで移動さ
せ、その格納室4における第1の横行トレー31を昇降
空間6側に移動させる。そして、昇降リフト35を前記
第1の横行トレー31の上方から下方へ向かって下降さ
せる。すると、自動車3が、第1の横行トレー31のフ
ォーク32によって昇降リフト35からすくい取られ、
第1の横行トレー31に乗り移る。そして、自動車3が
載置された第1の横行トレー31を第1格納空間4aへ
移動させることにより、自動車3が第1格納空間4aに
格納される。
【0031】更に、前記と同様にして入出庫室5から自
動車3が受け渡しされた昇降リフト35を前記格納室4
が所属する階の上方まで移動させ、その格納室4におけ
る第2の横行トレー33を昇降空間6側に移動させる。
そして、昇降リフト35を前記第2の横行トレー33の
上方から下方へ向かって下降させる。すると、自動車3
が第2の横行トレー33のフォーク34によって昇降リ
フト35からすくい取られ、第2の横行トレー33に乗
り移る。そして、自動車3が載置された第2の横行トレ
ー33を第2格納空間4bへ移動させることにより、自
動車3が第2格納空間4bに格納される。
【0032】又、第2格納空間4bに既に自動車3が格
納されている格納室4において、第1格納空間4aに自
動車3を格納するには、前記第2格納空間4bの自動車
3を昇降リフト35に乗り移らせる。そして、自動車3
が乗り移った昇降リフト35を、自動車3が格納されて
いない別の格納室4まで移動させ、その格納室4に前記
自動車3を一時退避させておく。即ち、本実施例では自
動車3が格納されていない別の格納室4が退避室にされ
る。その後、入出庫室5の自動車3を昇降リフト35に
乗り移らせる。そして、自動車3が乗り移った昇降リフ
ト35を、前記格納予定の格納室4まで移動させ、その
格納室4の第1格納空間4aに昇降リフト35の自動車
3を格納させる。
【0033】第1格納空間4aに自動車3を格納した
後、別の格納室4に一時退避させておいた自動車3を昇
降リフト35に乗り移らせ、その昇降リフト35を前記
自動車3が元々格納されていた格納室4へ移動させる。
そして、その格納室4の第2格納空間4bに昇降リフト
35の自動車3を格納させる。
【0034】次に、所定階の格納室4に格納された二台
の自動車3を立体駐車場1から出すには、その格納室4
の所属する階の下方へ昇降リフト35を移動させ、自動
車3が載置された第2の横行トレー33を昇降空間6側
に移動させる。そして、昇降リフト35を第2の横行ト
レー33の下方から上方に向かって上昇させる。する
と、自動車3が、昇降リフト35のフォーク37によっ
て第2の横行トレー33からすくい取られ、昇降リフト
35に乗り移る。
【0035】その後、自動車3が乗り移った昇降リフト
35を入出庫室5のガイドレール8の上方へ移動させ、
横行台車10を昇降空間6側に移動させる。そして、昇
降リフト35を横行台車10の上方から下方へ向かって
下降させる。すると、自動車3が、横行台車10のフォ
ークによって昇降リフト35からすくい取られ、横行台
車10に乗り移る。その後、自動車3が載置された横行
台車10を入出庫室5側へ移動させ、自動車3を走行さ
せることにより、立体駐車場1から自動車3が出され
る。
【0036】更に、第2格納空間4bの自動車3を入出
庫室5まで搬送した昇降リフト35を、前記格納室4の
所属する階段の下方へ移動させ、自動車3が載置された
第1の横行トレー31を昇降空間6側に移動させる。そ
して、昇降リフト35を第1の横行トレー31の下方か
ら上方に向かって上昇させる。すると、自動車3が、昇
降リフト35のフォーク37によって第1の横行トレー
31からすくい取られ、昇降リフト35に乗り移る。
【0037】その後、自動車3が乗り移った昇降リフト
35を前記と同様にして入出庫室5の横行台車10に受
け渡す。そして、自動車3が載置された横行台車10を
入出庫室5側へ移動させ、自動車3を走行させることに
より、立体駐車場1から自動車3が出される。
【0038】又、第1及び第2格納空間4a,4bにそ
れぞれ自動車3が格納されている格納室4において、第
1格納空間4aの自動車3を立体駐車場1から出すに
は、前記第2格納空間4bの自動車3を昇降リフト35
に乗り移らせる。そして、自動車3が乗り移った昇降リ
フト35を、自動車3が格納されていない別の格納室4
まで移動させ、その格納室4に前記自動車3を一時退避
させておく。その後、第1の横行トレー31に載置され
た自動車3を、昇降リフト35に乗り移らせる。そし
て、自動車3が乗り移った昇降リフト35を入出庫室5
まで移動させ、自動車3を入出庫室5の横行台車10に
受け渡す。
【0039】横行台車10に自動車3を格納した後、別
の格納室4に一時退避させておいた自動車3を昇降リフ
ト35に乗り移らせ、その昇降リフト35を前記自動車
3が元々格納されていた格納室4へ移動させる。そし
て、その格納室4の第2格納空間4bに昇降リフト35
の自動車3を格納させる。
【0040】尚、自動車3を格納フレーム2B〜2Eの
格納室4に格納する場合、格納フレーム2Aの昇降リフ
ト35に載置された自動車3を走行台車42に受け渡
し、その走行台車42を走行レール41に沿って格納フ
レーム2B〜2Eまで走行させる。そして、その格納フ
レーム2B〜2Eの昇降リフト35に走行台車42から
自動車3を乗り移らせ、その自動車3を前記と同様にし
て格納室4に格納させる。
【0041】又、格納フレーム2B〜2Eの格納室4に
格納された自動車3を立体駐車場1から出すには、その
格納フレーム2B〜2Eの昇降リフト35に格納室4の
自動車3を受け渡す。そして、昇降リフト35に載置さ
れた自動車3を走行台車42に受け渡し、その走行台車
42を格納フレーム2Aまで走行させる。その後、格納
フレーム2Aの昇降リフト35に走行台車42の自動車
3を乗り移らせ、その自動車3を前記と同様にして入出
庫室5へ搬送する。
【0042】以上詳述したように本実施例では、格納室
4に上下二段となる第1及び第2のガイドレール11,
12を設け、昇降空間6には両ガイドレール11,12
に繋がるように上下二段となる第1及び第2のトレー受
けレール13,14を設けた。そのため、第1及び第2
の横行トレー31,33を、それぞれ第1格納空間4a
と昇降空間6との間及び第2格納空間4bと昇降空間6
との間で、互いにぶつかることなく横行移動させること
ができる。従って、格納室4に複数の自動車3を格納す
ることができ、立体駐車場1における自動車3の格納効
率を向上させることができる。
【0043】又、本実施例では、第2格納空間4bに自
動車3が格納されている格納室4において、第1格納空
間4aに自動車3を出し入れする場合には、第2格納空
間4bの自動車3を別の格納室4に一時退避させるよう
にした。従って、立体駐車場1に、第2格納空間4bの
自動車3を一時退避させておくための退避室を設けなく
てもよいため、立体駐車場1を小型化することができ
る。
【0044】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図5,図6に従って説明する。尚、本実施例において
第1実施例と同一部分については、第1実施例と同一番
号を付して説明を省略する。
【0045】図5に示すように、本実施例の格納室4に
は第1のガイドレール11のみが設けられている。この
第1のガイドレール11における第1及び第2格納空間
4a,4bに対応するローラ15には、それぞれ第1及
び第2の横行トレー31,33が支持されている。図6
に示すように、第1のガイドレール11には、第1の横
行トレー31が第1格納空間4aに位置したこと、及
び、第2の横行トレー33が第2格納空間4bに位置し
たことを検出するリミットスイッチ27,28が設けら
れている。
【0046】昇降空間6の第1のガイドレール11に対
応する位置には、上下二段となる第1及び第2のトレー
受けレール13,14が昇降可能に設けられ、両トレー
受けレール13,14の上下両端部は一対の連結部材4
5によってそれぞれ互いに連結されている。又、横方向
両側の昇降フレーム38において、第1のガイドレール
11と反対側の面には鉛直方向に延びる案内レール46
がそれぞれ設けられ、案内レール46の両端部にはそれ
ぞれストッパ47が設けられている。そして、両案内レ
ール46には、第1及び第2のトレー受けレール13,
14の両端部並びに一対の連結部材45が係合されてい
る。そのため、第1及び第2のトレー受けレール13,
14は、案内レール46に沿って昇降可能となってい
る。
【0047】又、昇降フレーム38において、案内レー
ル46の上側及び下側には、それぞれ昇降用電動モータ
48及びスプロケット49が設けられている。その昇降
用電動モータ48は昇降手段として設けられている。
又、昇降用電動モータ48及びスプロケット49にはチ
ェーン50が掛装され、チェーン50の両端はそれぞれ
第1及び第2のトレー受けレール13,14に連結され
ている。そのため、昇降用電動モータ48を駆動する
と、第1及び第2のトレー受けレール13,14が昇降
する。そして、第1のトレー受けレール13が上側のス
トッパ47に当接すると、第2のトレー受けレール14
が第1のガイドレール11と同じ高さ位置に位置するよ
うになっている。又、第2のトレー受けレール14が下
側のストッパ47に当接すると、第1のトレー受けレー
ル13が第1のガイドレール11と同じ高さ位置に位置
するようになっている。
【0048】次に、上記のように構成された立体駐車場
1の作用を説明する。所定階の格納室4に二台の自動車
3を格納するには、入出庫室5から自動車3を受け取っ
た昇降リフト35を所望の格納室4の所属する階の上方
へ移動させる。その後、昇降用電動モータ48を駆動し
て第2のトレー受けレール14を第1のガイドレール1
1と同じ高さ位置まで上昇させる。この状態で、第2の
横行トレー33を昇降空間6側に移動させると、第2の
トレー受けレール14に第2の横行トレー33が一時退
避される。更に、昇降用電動モータ48を駆動して第1
のトレー受けレール13を第1のガイドレール11と同
じ高さ位置まで下降させ、第1の横行トレー31を昇降
空間6側に移動させる。
【0049】この状態で、自動車3が載置された昇降リ
フト35を第1の横行トレー31の上方から下方へ向か
って下降させる。すると、自動車3が、第1の横行トレ
ー31のフォーク32によって昇降リフト35からすく
い取られ、第1の横行トレー31に乗り移る。そして、
自動車3が乗り移った第1の横行トレー31を、第1格
納空間4aへ移動させることにより、第1格納空間4a
に自動車3が格納される。その後、前記と同様にして、
第2のトレー受けレール14を第1のガイドレール11
と同じ高さ位置まで上昇させ、第2のトレー受けレール
14に一時退避していた第2の横行トレー33を第2格
納空間4bへ移動させる。
【0050】更に、昇降リフト35を入出庫室5まで移
動させ、その入出庫室5から昇降リフト35へ自動車3
を乗り移らせる。そして、自動車3が乗り移った昇降リ
フト35を前記格納室4が所属する階の上方へ移動させ
る。その後、第1のトレー受けレール13を第1のガイ
ドレール11と同じ高さ位置まで下降させ、第2の横行
トレー33を昇降空間6側に移動させる。この状態で、
自動車3が載置された昇降リフト35を第2の横行トレ
ー33の上方から下方へ向かって下降させる。すると、
自動車3が、第2の横行トレー33のフォーク34によ
って昇降リフト35からすくい取られ、第2の横行トレ
ー33に乗り移る。そして、自動車3が乗り移った第2
の横行トレー33を第2格納空間4bへ移動させること
により、第2格納空間4bに自動車3が格納される。
【0051】次に、所定階の格納室4に格納された二台
の自動車3を立体駐車場1から出すには、その格納室4
所属する階の下方へ昇降リフト35を移動させ、自動車
3が載置された第2の横行トレー33を昇降空間6側に
移動させる。この時、第2の横行トレー33は第1のト
レー受けレール13によって支持される。そして、昇降
リフト35を第2の横行トレー33の下方から上方に向
かって上昇させる。すると、自動車3が、昇降リフト3
5のフォーク37によって第2の横行トレー33からす
くい取られ、昇降リフト35に乗り移る。その後、自動
車3が乗り移った昇降リフト35を入出庫室5まで移動
させ、その自動車3を入出庫室5の横行台車10へ受け
渡す。そして、自動車3が載置された横行台車10を入
出庫室5側へ移動させ、自動車3を横行台車10から走
行させることにより、立体駐車場1から自動車3が出さ
れる。
【0052】更に、自動車3を入出庫室5まで搬送した
昇降リフト35を、前記格納室4の所属する階の下方へ
移動させた後、第2のトレー受けレール14を第1のガ
イドレール11と同じ高さ位置まで上昇させる。この状
態で、第2の横行トレー33を昇降空間6側へ移動させ
ると、第2の横行トレー33が第2のトレー受けレール
14に一時退避される。そして、第1のトレー受けレー
ル13を第1のガイドレール11と同じ高さ位置まで下
降させ、自動車3が載置された第1の横行トレー31を
昇降空間6側に移動させる。
【0053】この状態で、昇降リフト35を第1の横行
トレー31の下方から上方に向かって上昇させる。する
と、自動車3が、昇降リフト35のフォーク37によっ
て第1の横行トレー31からすくい取られ、昇降リフト
35に乗り移る。更に、第1及び第2の横行トレー3
1,33が格納室4に戻された後、自動車3が乗り移っ
た昇降リフト35を入出庫室5まで移動させ、その自動
車3を入出庫室5の横行台車10へ受け渡す。そして、
自動車3が載置された横行台車10を入出庫室5側へ移
動させ、自動車3を横行台車10から走行させることに
より、立体駐車場1から自動車3が出される。
【0054】尚、第2格納空間4bに自動車3が格納さ
れている格納室4において、第1格納空間4aに対して
自動車3を出し入れするには、第1実施例と同様に第2
格納空間4bの自動車3を他の格納室4に一時退避させ
る。そして、第1格納空間4aに対して自動車3を出し
入れした後、他の格納室4に一時退避させていた自動車
3を元の第2格納空間4bに格納させる。
【0055】以上詳述したように本実施例では、第1及
び第2のトレー受けレール13,14を昇降させ、第2
の横行トレー33を第2のトレー受けレール14に一時
退避できるようにした。そのため、第1の横行トレー3
1を、第1格納空間4aと昇降空間6との間で第2の横
行トレー33にぶつかることなく横行移動させることが
できる。従って、格納室4に複数の自動車3を格納する
ことができ、立体駐車場1における自動車3の格納効率
を向上させることができる。
【0056】又、第2の横行トレー33を第2のトレー
受けレール14に一時退避させることにより、第1の横
行トレー33を横行移動できるようにしたため、格納室
4には第1のガイドレール11のみを設ければよい。そ
のため、立体駐車場1の構成を簡略化することができ
る。
【0057】尚、本発明は、例えば以下のように変更す
ることもできる。 (1)第2実施例において、図7に示すように、例えば
最上階の格納室4の上側に、第2格納空間4bに格納さ
れた自動車3を一時退避させておくための退避室51を
設けてもよい。この場合、退避室51に常時自動車3を
格納しないようにしておけば、全ての格納室4において
第2格納室4bに自動車3が格納されていても、第2格
納空間4bの自動車3を退避させることができる。又、
第1実施例の立体駐車場1に前記と同様に退避室51を
設けてもよい。
【0058】(2)上記各実施例において、自動車3を
格納しない格納室4を設け、その格納室4を退避室にし
てもよい。この場合も前記と同様の効果がある。 (3)第1実施例において、上下二段となるように第1
及び第2のガイドレール11,12並びに第1及び第2
のトレー受けレール13,14を設けたが、本発明はこ
れに限定されない。即ち、格納室4を更に大きく形成す
るとともにガイドレール及びトレー受けレールの数を三
段以上にし、その各ガイドレールにそれぞれ横行トレー
を支持させてもよい。この場合、一つの格納室4に更に
多くの自動車3を格納することができ、立体駐車場1に
おける自動車3の格納効率が更に向上する。
【0059】(4)第2実施例において、上下二段とな
るように第1及び第2のトレー受けレール13,14を
設けたが、本発明はこれに限定されない。即ち、格納室
4を更に大きく形成して第1のガイドレール11を長く
するともに、第1のガイドレール11に三つ以上の横行
トレーを支持させ、昇降空間6には三段以上のトレー受
けレールを設けてもよい。この場合、一つの格納室4に
更に多くの自動車3を格納することができ、立体駐車場
1における自動車3の格納効率が更に向上する。
【0060】(5)第2実施例では、通常時には第1の
トレー受けレール13が第1のガイドレール11に繋が
るようにしたが、通常時には第2のトレー受けレール1
4が第1のガイドレール11に繋がるようにしてもよ
い。
【0061】(6)上記各実施例では、自動車3を格納
するための立体駐車場1に本発明を具体化したが、段ボ
ール箱等の荷物を格納する格納庫等に本発明を具体化し
てもよい。
【0062】次に、以上の実施例から把握することがで
きる請求項以外の技術的思想をその効果とともに以下に
記載する。請求項3記載の格納システムにおいて、前記
格納室は複数階重ねられ、格納物が格納されていない格
納室を退避室とした格納システム。この場合、格納シス
テムを小型化することができる。
【0063】尚、本明細書において、格納物とは格納室
に格納されるもののことであり、自動車等の車両のみな
らず、荷物等その他の格納物を含むと定義する。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の横
行トレーを格納室と昇降空間との間で互いにぶつかるこ
となく横行移動させることができるため、格納室に複数
の格納物を格納することができ、格納システムにおける
格納物の格納効率を向上させることができる。
【0065】請求項2記載の発明によれば、昇降空間に
対して手前側の横行トレーを複数段のトレー受け部材に
退避させることにより、横行トレーが格納室と昇降空間
との間で横行移動する時に他の横行トレーとぶつかるの
を防止することができる。従って、格納室に複数の格納
物を格納することができ、格納システムにおける格納物
の格納効率を向上させることができる。
【0066】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明の効果に加え、昇降空間に対して手前側
の横行トレーに載置された格納物を退避室に一時退避さ
せることができる。そのため、昇降空間に対して奥側の
横行トレーに、格納物を受け渡しすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の立体駐車場を示す縦断面図。
【図2】第1実施例の立体駐車場を示す横断面図。
【図3】第1実施例の格納室及び昇降空間を示す側面
図。
【図4】第1実施例の格納室及び昇降空間を示す平面
図。
【図5】第2実施例の立体駐車場を示す横断面図。
【図6】第2実施例の格納室及び昇降空間を示す側面
図。
【図7】別例の立体駐車場を示す横断面図。
【図8】従来の立体駐車場を示す横断面図。
【符号の説明】
1…格納システムとしての立体駐車場、3…格納物とし
ての自動車、4…格納室、6…昇降空間、11,12…
案内部材としての第1及び第2のガイドレール、13,
14…トレー受け部材としての第1及び第2のトレー受
けレール、31…第1の横行トレー、33…第2の横行
トレー、35…昇降リフト、48…昇降手段としての昇
降用電動モータ、51…退避室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/22 E04H 6/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納物(3)を水平方向に複数、格納可
    能な格納室(4)と、 前記格納室(4) の側方に鉛直方向へ延びるように設け
    られた昇降空間(6)と、前記昇降空間(6)内の横方向両側において前後方向へ
    延びる一対のリフトフレーム(36)と、両リフトフレ
    ーム(36)から対向するように突出する櫛歯状のフォ
    ーク(37)とから構成され、 前記昇降空間(6)内を
    昇降して格納物(3)を搬送する昇降リフト(35)
    と、 前記格納室(4)に水平方向へ延びるように設けられた
    複数段の案内部材(11,12)と、 前記昇降空間(6)に水平方向へ延びて前記各案内部材
    (11,12)にそれぞれ繋がるように設けられた複数
    段のトレー受け部材(13,14)と、 前記複数段の案内部材(11,12)及びトレー受け部
    材(13,14)に沿って格納室(4)と昇降空間
    (6)との間を格納物(3)を載置可能にそれぞれ横行
    移動するとともに、前記昇降リフト(35)のフォーク
    (37)に対して互い違いとなるように移動方向両側に
    突出する櫛歯状のフォーク(32,34)を有する複数
    の横行トレー(31,33)とを備えた格納システム。
  2. 【請求項2】 格納物(3)を水平方向に複数、格納可
    能な格納室(4)と、 前記格納室(4) の側方に鉛直方向へ延びるように設け
    られた昇降空間(6)と、前記昇降空間(6)内の横方向両側において前後方向へ
    延びる一対のリフトフレーム(36)と、両リフトフレ
    ーム(36)から対向するように突出する櫛歯状のフォ
    ーク(37)とから構成され、 前記昇降空間(6)内を
    昇降して格納物(3)を搬送する昇降リフト(35)
    と、 前記格納室(4)に水平方向へ延びるように設けられた
    案内部材(11)と、 前記昇降空間(6)に昇降可能で格納物(3)を載置可
    に設けられた水平方向へ延びる複数段のトレー受け部
    材(13,14)と、 前記各トレー受け部材(13,14)を案内部材(1
    1)にそれぞれ繋がるように昇降させる昇降手段(4
    8)と、 前記案内部材(11)と当該案内部材(11)に繋がっ
    たトレー受け部材(13,14)とに沿って格納室
    (4)と昇降空間(6)との間を横行移動するととも
    に、前記昇降リフト(35)のフォーク(37)に対し
    互い違いとなるように移動方向両側に突出する櫛歯状
    のフォーク(32,34)を有する複数の横行トレー
    (31,33)とを備えた格納システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の格納システムにお
    いて、 昇降空間(6)に対して手前側に位置する横行トレー
    (33)に載置された格納物(3)を、格納室(4)か
    ら一時退避させるための退避室(51)を設けた格納シ
    ステム。
JP29529094A 1994-11-29 1994-11-29 格納システム Expired - Lifetime JP2963852B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29529094A JP2963852B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 格納システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29529094A JP2963852B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 格納システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08151817A JPH08151817A (ja) 1996-06-11
JP2963852B2 true JP2963852B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=17818694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29529094A Expired - Lifetime JP2963852B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 格納システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2963852B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1327097C (zh) * 2005-03-31 2007-07-18 上海交通大学 单层搬运器的双车位滚道存放停车设备
DE102008029075B3 (de) * 2008-06-10 2010-01-21 WAP Wöhr Automatikparksysteme GmbH & Co KG Parkanlage für Kraftfahrzeuge
JP6765852B2 (ja) * 2016-05-18 2020-10-07 Ihi運搬機械株式会社 横連立型フォークパーキングとその入出庫方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08151817A (ja) 1996-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2974930B2 (ja) 格納システム
JP3529280B2 (ja) フォーク式立体駐車設備
JP2963852B2 (ja) 格納システム
JP2942712B2 (ja) 格納システム
JP2942720B2 (ja) 格納システム
JP2587733B2 (ja) 立体駐車装置
JP2509624Y2 (ja) 変位動作するホ―ク式自動車駐車塔の昇降リフト
JP2909415B2 (ja) 搬送機の駆動制御装置
JP3181186B2 (ja) 格納システム
JP3014747U (ja) 格納システム
JPH04203176A (ja) 駐車装置
JPH0355717Y2 (ja)
JP3186525B2 (ja) 多塔型エレベータ式立体駐車装置
JP2662819B2 (ja) 走行台車の移動式通路を設けた駐車装置
JP3295066B2 (ja) 多段式立体駐車装置
JP2866787B2 (ja) 格納システム
JP3335335B2 (ja) 機械式駐車装置
JP3045962B2 (ja) 格納システム
JP2978087B2 (ja) 格納システム
JPH04353173A (ja) 立体駐車装置
JPH09100646A (ja) 格納システム
JP2899546B2 (ja) 格納システム
JPH10121763A (ja) 格納システム
JPH05179830A (ja) 多段多列式駐車装置
JPH06156616A (ja) 立体格納庫およびその格納庫における入出庫方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140806

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term