JP2962938B2 - 感光体ドラムカートリッジおよびこれを利用した画像形成装置 - Google Patents
感光体ドラムカートリッジおよびこれを利用した画像形成装置Info
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Description
ムカートリッジを有した複写機、レーザービームプリン
タ等の画像形成装置に関する。
等の画像形成装置では、図16ないし図18のように、
装置本体1に着脱自在に内装された感光体ドラムカート
リッジ2は、そのカートリッジ本体3に感光体ドラムが
着脱自在に保持されている。
本体1に取り付けるための取付部材4が装着されてい
る。この取付部材4は、図16の如く、弾性を有する把
手部5と、該把手部5を保持しカートリッジ本体3にビ
ス止めされる取付部6とからなる。
定把手片7と、該固定把手片7にバネ性を有するU字形
のリブ8を介して揺動自在に連結された可動把手片9と
から略V字形に形成されている。
7の如く、装置本体1に形成された案内溝10の上部の
係合孔11に係合する係合爪12が一体形成されてい
る。このため、図18の如く、案内溝10に取付部材4
の把手部5を押し込んだとき、係合爪12が係合孔11
に係合することにより感光体ドラムカートリッジ2の上
下方向の位置決めがなされる。
本体1から抜き取るときは、可動把手片9を固定把手片
7の方向に押して、係合爪12を係合孔11から外して
抜き取る。
挿入孔、15は案内溝10に案内されて感光体ドラムカ
ートリッジ2を装置本体1に位置決めする突出ボスであ
る。
ートリッジ2においては、カートリッジ本体3に感光体
ドラムを回転自在に保持するための軸や軸受け等の部材
を必要し、また、これらの部材をカートリッジ本体3に
取り付けるためのビス等の締結部品を必要とするため、
部品点数が多く、感光体ドラムカートリッジ2の組立作
業が煩雑となり、コスト高となっていた。
1の係合孔11との係合により、装置本体1に感光体ド
ラムカートリッジ2を上下方向に位置決めしている。し
かし、カートリッジ本体3の左右方向に対しての位置決
めは、あまり考慮されておらず、感光体ドラムカートリ
ッジ2は、左右方向にずれを生じやすい。
きる感光体ドラムカートリッジを提供する。また、感光
体ドラムカートリッジの画像形成装置本体への位置決め
精度を向上させた画像形成装置を提供する。
段は、図1の如く、感光体ドラムカートリッジ本体40
に、感光体ドラム22を保持するための保持部材41が
設けられ、該保持部材41は、感光体ドラム22を回転
自在に支持する支持軸42と、該支持軸42と一体的に
形成され支持軸42を前記感光体ドラムカートリッジ本
体40に位置決めする基体43とからなるものである。
体73に、感光体ドラムカートリッジ本体60を画像形
成装置本体50に位置決めするための位置決め部材63
が一体的に形成されたものである。
本体50に、位置決め部材63を挿入する挿入部65が
設けられ、該挿入部65に、感光体ドラムカートリッジ
51の回動により位置決め部材63の上下左右方向の位
置決めを行なう位置決め手段66が設けられたものであ
る。
トリッジ21の組立方法は、感光体ドラムカートリッジ
本体40内に保持部材41の支持軸42を挿入し、感光
体ドラム22を回転自在に支持する。保持部材41の基
体43をその弾性を利用して感光体ドラムカートリッジ
本体40に位置決めすると、感光体ドラム22がカート
リッジ本体40内に保持される。
画像形成装置本体50に位置決めする方法は、画像形成
装置本体50の挿入部65に保持部材61の位置決め部
材63を挿入する。感光体ドラムカートリッジ51を所
定の位置まで回動させると、位置決め手段66が位置決
め部材63を上下左右方向に固定する。感光体ドラムカ
ートリッジ51は、画像形成装置本体50に精度良く位
置決めされる。
ムカートリッジの一部破断正面図、図2は同じくその感
光体ドラムカートリッジを取り付けたレーザービームプ
リンタの構成図、図3はカートリッジ本体の装着用孔に
装着される保持部材の斜視図、図4は保持部材を位置決
めする前のカートリッジ本体の側面図、図5は保持部材
を位置決めした後のカートリッジ本体の側面図、図6は
位置決め孔に突部を嵌め込むときの保持部材の斜視図で
ある。
ッジを内装したレーザービームプリンタの概略構造を図
2に基づいて説明する。図2において、20はプリンタ
本体、21は感光体ドラムカートリッジ、22は感光体
ドラム、23はメインチャージャ、24は転写ローラ、
25はレーザー光を照射する半導体レーザー装置、26
は現像ユニット、27は給紙カセット、28はピックア
ップローラ、29は給紙ローラ、30は用紙搬送路、3
1はレジストローラ、32は転写後の用紙を搬送する搬
送べルト、33は定着ユニット、34は排出路、35は
排出ローラ、36はフェイスダウントレイである。
のカートリッジ本体40に感光体ドラム22、メインチ
ャージャ23およびクリーニング装置37等が内装され
ている。そして、カートリッジ本体40の両側面に、感
光体ドラム22を回転自在に保持するための一対の保持
部材41が装着されている。
図3の如く、前記保持部材41を装着するための装着用
孔40aと、該装着用孔40aの上側で保持部材41を
位置決めするための位置決め孔40bとが形成されてい
る。なお、装着用孔40aは、縦長の長方形の左右が円
弧状に膨らんだ形状である。
で、図1,3の如く、感光体ドラム22を回転自在に支
持する支持軸42と、該支持軸42と一体的に形成され
支持軸42をカートリッジ本体40に固定する基体43
とを備えている。
ラム22の両側面中央に形成された支持軸挿入孔22a
に挿入されて感光体ドラム22を保持する。
ジ本体40の側壁の先端部と同様の形状である平板44
と、該平板44の中央部に一体形成されカートリッジ本
体40の装着用孔40aに係合する係合体45とからな
る。
の位置決め孔40bに嵌まり込む突部44aが形成され
ている。
の内側に突設された小判型の突出部45aと、平板44
と一定の間隔をあけて前記突出部45aの左右に一体形
成された一対の係合片45bとからなり、突出部45a
の中央部に前記支持軸42が突設されている。
からカートリッジ本体40内に挿入可能とされ、係合片
45aと平板44との間隔は、カートリッジ本体40の
側面の厚みより僅かに大とされている。
40を画像形成装置本体20に位置決めするための位置
決め用ボスであり、平板44の外側の面に一体的に形成
されている。また、47は平板44の外側から係合片4
5bを見るための孔である。
ッジ21の感光体ドラム22の保持方法を説明する。ま
ず、カートリッジ本体40の装着用孔40aから保持部
材41の係合体45を挿入し、感光体ドラム22の両側
面の支持軸挿入孔22aに支持軸42を挿入する。
通常のカートリッジ本体40への装着位置から90度回
転した状態となっている。この保持部材41を回動させ
て、図5の如く、保持部材41の突部44aと位置決め
孔40bとを重ね合わせると、平板44と係合片45b
との隙間にカートリッジ本体40の側面が嵌まり込む。
そして、保持部材41の弾性を利用して、図6の如く、
平板44を外方向に反らし突部44aと位置決め孔40
bとの位置確認を行いながら、位置決め孔40bに突部
44aを嵌め込む。すると、保持部材41がカートリッ
ジ本体40に位置決め固定され、感光体ドラム22がカ
ートリッジ本体40内に保持される。
決め用ボス46によりプリンタ本体20に内装したレー
ザービームプリンタにおいて、感光体ドラム22の回転
に伴ってメインチャージャ23と対向する感光体ドラム
22の表面が所定電位に帯電される。一方、半導体レー
ザー装置25からは印刷画像に対応した光量のレーザー
光が照射され、このレーザー光は、図2中、破線で示す
ように感光体ドラム22の表面に導かれる。そして、感
光体ドラム22の表面の露光された部位だけが除電さ
れ、感光体ドラム22の表面に印刷画像に対応した静電
潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット26
と対向する際、トナーが付着することにより現像され
る。
用紙は、ピックアップローラ28および給紙ローラ29
により用紙搬送路30を通りレジストローラ31に搬送
される。この用紙は、所定のタイミングでレジストロー
ラ31により感光体ドラム22に送られ、転写ローラ2
4によりトナー像が用紙に転写される。
定着ユニット33に搬送され、転写されたトナー像が加
熱定着される。その後、用紙は、排出路34を通り、排
出ローラ35によりフェイスダウントレイ36へと排出
される。
41のみで保持することができるため、従来カートリッ
ジ本体に感光体ドラムを保持する際に必要であった軸、
軸受け、および軸受けを締結するためのビス等の複数の
部材が削減できる。このため、感光体ドラムカートリッ
ジ21の組立作業が簡単になり、製造コストを削減でき
る。
ドラムカートリッジを取り付けたレーザービームプリン
タの構成図、図8はカートリッジ本体の側面図、図9は
感光体ドラムカートリッジの側面図、図10は保持部材
の側面図、図11は保持部材の正面図、図12は保持部
材の背面図、図13はプリンタ本体の挿入部および保持
部材を示す斜視図、図14はプリンタ本体に感光体ドラ
ムカートリッジを装着した状態を示す側面図、図15は
挿入部の平面図である。
内装したレーザービームプリンタの概略構造を図7に基
づいて説明する。図7において、50はプリンタ本体、
51は感光体ドラムカートリッジ、52は感光体ドラ
ム、53は転写ローラ、54は現像ユニットの駆動部、
54aはメインモータ、54bは駆動ギア、54cはヘ
リカルギア、55は光学系ユニット、56は給紙カセッ
ト、57はピックアップローラ、58はUターンガイ
ド、59は排紙ローラである。
図8,9の如く、第一実施例同様そのカートリッジ本体
60の両側面に、感光体ドラム52を保持する一対の保
持部材61が装着されている。
の如く、第一実施例と同様の構造であり、第二実施例で
は、保持部材61の平板62の外側の面に一体的に形成
されている位置決め用ボス63により感光体ドラムカー
トリッジ51をプリンタ本体50に位置決めする構造を
説明する。
の如く、平板62の外側の面に一体形成された半円柱状
の突出体63aと、該突出体63aの下側に平板62と
隙間64をあけて半円盤状の位置決め片63bが突設さ
れている。そして、この隙間64がプリンタ本体50の
フレーム50aの厚さより大とされている。
に、図13,14,15の如く、位置決め用ボス63を
挿入する挿入部65が設けられ、該挿入部65に、感光
体ドラムカートリッジ51の回動により感光体ドラムカ
ートリッジ51をプリンタ本体50に位置決めする位置
決め手段66が設けられている。
突出体63aの半径以上で直径以下の幅を有する上部が
開放した長溝67と、該長溝67の下部に連続し前記突
出体63aの半径以上の曲率半径を有する円弧状の円弧
溝68とからなる。
の如く、感光体ドラム22を下側にした感光体ドラムカ
ートリッジ51の挿入姿勢のとき長溝67に挿入可能で
ある。そして、位置決め用ボス63が前記円弧溝68内
に達すると、感光体ドラムカートリッジ51が位置決め
用ボス63を中心に回動可能となり、所定の位置まで回
動すると取付姿勢となる。
63の上方向の移動を阻止する円弧溝68の上部側壁6
8aと、位置決め用ボス63の下方向の移動を阻止する
円弧溝68の下部側壁から突設されたU型壁68bと、
位置決め用ボス63の隙間64に嵌り込み位置決め用ボ
ス63の左右方向の移動を阻止する扇形のリブ68cと
からなる。
孔、71は位置決め孔、72は支持軸、73は基体、7
4は係合体、75は係合片、76は突部、77は支持軸
72から位置決め用ボス63まで貫通したアースピン、
78は平板62の外側から係合片75を見るための孔で
ある。
ッジ51をプリンタ本体50に位置決めする方法は、図
13,14の如く、感光体ドラムカートリッジ51を挿
入姿勢にして、フレーム50aの長溝67に位置決め用
ボス63を挿入する。位置決め用ボス63が円弧溝68
まで達すると、位置決め用ボス63を中心に感光体ドラ
ムカートリッジ51を所定の位置まで回動させると取付
姿勢となる。
は、突出体63aの側壁が円弧溝68の上部側壁68a
に当接して、しかも、位置決め片63bの側壁がU型壁
68bに当接するため、上下方向に固定される。さら
に、感光体ドラムカートリッジ51は、位置決め用ボス
63の隙間64にリブ68cが嵌まり込むことにより、
左右方向に固定される。このため、感光体ドラムカート
リッジ51は、プリンタ本体50に精度良く位置決めさ
れる。
体ドラムカートリッジ51に感光体ドラム52を保持す
る方法は、第一実施例と同様である。
1は、感光体ドラム52を保持する保持部材61の位置
決め用ボス63により、プリンタ本体50に位置決めさ
れるため、位置決め用の部材を別設する必要がなく、部
品点数が削減できる。
挿入して、感光体ドラムカートリッジ51を回動させる
だけで感光体ドラムカートリッジ51をプリンタ本体5
0に精度良く位置決めできる。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
よると、感光体ドラムカートリッジ本体に保持部材のみ
で感光体ドラムを保持することができるため、従来カー
トリッジ本体に感光体ドラムを保持する際に必要であっ
た複数の部材が削減できる。このため、感光体ドラムカ
ートリッジの組立て時の作業性が向上し、製造コストが
削減できる。
光体ドラムを保持する保持部材に形成された位置決め部
材により、画像形成装置本体に位置決めされるため、位
置決め用の部材を別設する必要がなく、部品点数が削減
できる。
感光体ドラムカートリッジを回動させるだけで位置決め
部材の上下左右方向の位置決めが行え、感光体ドラムカ
ートリッジを画像形成装置本体に精度良く位置決めでき
るといった優れた効果がある。
ジの一部破断正面図
けたレーザービームプリンタの構成図
部材の斜視図
の側面図
の側面図
斜視図
付けたレーザービームプリンタの構成図
斜視図
装着した状態を示す側面図
本体を示す正面図
本体に挿着した状態を示す正面図
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体ドラムカートリッジ本体に、感光
体ドラムを保持するための保持部材が設けられ、該保持
部材は、感光体ドラムを回転自在に支持する支持軸と、
該支持軸と一体的に形成され前記感光体ドラムカートリ
ッジ本体に支持軸を位置決めする基体とからなり、該基
体に、前記感光体ドラムカートリッジ本体を画像形成装
置本体に位置決めするための位置決め部材が一体的に形
成されたことを特徴とする感光体ドラムカートリッジ。 - 【請求項2】 基体に、保持部材を感光体ドラムカート
リッジ本体に固定するための係合体が一体的に形成さ
れ、前記感光体ドラムカートリッジ本体に、前記係合体
を係合する装着孔が形成されたことを特徴とする請求項
1記載の感光体ドラムカートリッジ。 - 【請求項3】 画像形成装置本体に、請求項1または2
記載の位置決め部材を挿入する挿入部が設けられ、該挿
入部に、感光体ドラムカートリッジの回動により位置決
め部材の上下左右方向の位置決めを行なう位置決め手段
が設けられたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4189182A JP2962938B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 感光体ドラムカートリッジおよびこれを利用した画像形成装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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ID=16236875
Family Applications (1)
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JP4189182A Expired - Lifetime JP2962938B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 感光体ドラムカートリッジおよびこれを利用した画像形成装置 |
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