JP2960986B2 - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

アンチスキッド制御装置

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JP2960986B2 JP14391191A JP14391191A JP2960986B2 JP 2960986 B2 JP2960986 B2 JP 2960986B2 JP 14391191 A JP14391191 A JP 14391191A JP 14391191 A JP14391191 A JP 14391191A JP 2960986 B2 JP2960986 B2 JP 2960986B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪が空中に浮き易い
状況下において良好に制御できる車両用のアンチスキッ
ド制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特願昭62ー207183
号(特開平1ー52566号公報)に示されるように、
車輪速センサの信号から車輪減速度を求めるとともに
実際の車体速度を求めるのが困難なために車体の模擬車
速を推定し、この模擬車速と車輪速センサの車輪速デー
タとからスリップ率を求め、前記車輪減速度及びスリッ
プ率をそれぞれしきい値と比較し、この結果に応じて、
ホイールシリンダの液圧を減圧したり、増圧したり、必
要に応じて保持させて、車輪をロックさせることなく車
両を停止させるアンチスキッド制御装置が知られてい
る。
【0003】ところで、走行中の車輪にブレーキをかけ
た場合に、車輪と路面との摩擦係数(路面μ)に基づき
該車輪を回そうとするトルクに対して、ブレーキトルク
が所定量上回った場合に、路面μが低い程に大きな車輪
減速度となることが知られている。すなわち、走行中に
ブレーキをかけてスリップが発生した場合に、路面μが
低い程に大きな車輪減速度となる。このため、アンチス
キッド制御において、路面μの把握ができない最初のサ
イクル(第1サイクル)では、車輪減速度が大きい程、
路面μが小さいと判断して、小さな傾きの模擬車速を設
定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なアンチスキッド制御の第1サイクル(最初のサイク
ル)においては、制動中に、例えば車輪が空中に浮いて
しまうような場合に、車輪の速度が急激に減速してゆ
き、これによって制御装置が路面のμを低いものと判断
して、小さな傾きの模擬車速を設定する。しかしなが
ら、このような車輪が空中に浮いてしまう状況、例えば
直線制動時の両後輪の浮き、旋回制動時内側輪の浮き等
は、高いμの路面で制動した場合に生じる現象であり、
かつ路面のμが高い程にこの現象が顕著に生じるもので
ある。すなわち、実際には高μの路面であり、大きな傾
きの模擬車速を必要としているのに、低いμの路面であ
ると判定してしまい、これによって、低μ路に応じたア
ンチスキッド制御、例えばブレーキ圧を減圧しすぎて弱
ブレーキに設定してしまうという不具合があった。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、アンチスキッド制御の第1サイクル(最
初のサイクル)において、高いμの路面にて車輪が空中
に浮いて車輪減速度が大となったときに、この路面を低
μの路面とみなして、小さな傾きの模擬車速を誤って設
定することがなく、これによって十分なブレーキ力を確
保することができるアンチスキッド制御装置の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、車輪に対するブレーキ液圧を少なく
とも増圧、減圧のいずれかに設定するモジュレータと、
車輪速センサの信号から車輪減速度を求めるとともに模
擬車速を推定し、更にこの模擬車速と車輪速との差から
スリップ率を算出し、このスリップ率と車輪減速度とか
ら、前記モジュレータを少なくとも増圧、減圧のいずれ
かのモードに設定するようにしたコントローラとを有す
るアンチスキッド制御装置において、前記コントローラ
は、車輪減速度が予め設定された車輪減速度しきい値を
越えない場合に、車輪減速度が大きくなるに従って模擬
車速の傾きを小さくするように設定し、また、車輪減速
度が予め設定された車輪減速度しきい値を越えた場合
に、車輪減速度が大きくなるに従って模擬車速の傾きを
大きくするように設定したことを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明によれば、車輪減速度が0から車輪減
速度しきい値の間にある場合に、路面のμに対応した通
常のアンチスキッド制御を行うようにしている、すなわ
ち、ブレーキを操作したときに、車輪減速度が小さいと
きには、高いμの路面であると判断して、模擬車速の傾
きが大きくなるような設定をし、また、車輪減速度が大
きいときには、低いμの路面であると判断して、模擬車
速の傾きが小さくなるような設定をしている。一方、車
輪減速度が車輪減速度しきい値を越えた場合には、路面
のμに対応した通常のアンチスキッド制御を行わず、車
輪が特別な状況で動作していると判断する、すなわち、
高いμの路面であり車輪が空中に浮いてしまう現象が生
じたと判断する。これによって、ブレーキを操作したと
きに、車輪減速度が大きくなる程、高いμの路面である
と判断して、より模擬車速の傾きが大きくなるような設
定をしている。従って、このように構成されたアンチス
キッド制御装置によれば、車輪減速度が所定値を越えた
場合に、この車輪の減速は、該車輪が空中に浮いてしま
ったことにより生じたものと判定することができ、これ
によって、模擬車速を大きな傾きに設定することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施
例として示したアンチスキッド制御装置の構成を説明す
る。まず、図1及び図2によりアンチスキッド制御装置
の全体の構成を説明する。符号1はマスターシリンダで
あって、このマスターシリンダ1は、ブレーキペダル2
の踏込力によってブレーキ液圧を発生する。このマスタ
ーシリンダ1で発生した液圧は、モジュレータ3を介し
て左右の前輪のブレーキのホイールシリンダ4・5(図
示略)へ供給されるとともに、液圧制御弁6・7を介し
て左右の後輪のブレーキのホイールシリンダ8・9へ供
給されるようになっている。前記モジュレータ3は、マ
スターシリンダ1から各ホイールシリンダ4・5・8・
9へ向かう配管系にそれぞれ設けられ、コントローラ1
0から供給される制御信号により、ブレーキ液圧の上昇
を規制し、あるいは、液圧を回復させる機能を有してい
る。なお、モジュレータ3の詳細は後述する。また、前
記各車輪には、その周速を検知する車輪速センサSがそ
れぞれ設けられており、これらの車輪速センサSから得
られた車輪速データはコントローラ10に対して供給さ
れる。そして、前記コントローラ10では、車輪速デー
タに基づき車輪がスリップしているか否か、また、その
スリップの程度を計算により求め、その計算結果に基づ
いて前記モジュレータ3に対して所定のアンチスキッド
制御を実行させるようにしている。
【0009】次いで、第2図により前記各モジュレータ
3の具体的構成を説明する。符号11〜14は開閉いず
れかの位置に切替られる切替弁であって、この切替弁1
1〜14により、マスターシリンダ1から各ホイールシ
リンダ4・5・8・9へ向かう配管系がそれぞれ開閉さ
れるようになっている。また、前記切替弁11〜14に
は逆止弁15〜18がそれぞれ設けられて、該切替弁1
1〜14の「閉」状態時にマスターシリンダ1へ向かう
方向への液体の流れをそれぞれ許容するようになってい
る。さらに、前記切替弁11〜14と並列となる位置に
は切替弁19〜22が接続されており、この切替弁19
〜22は、前記コントローラ10から供給される制御信
号により、ホイールシリンダ4・5、8・9内の作動油
をリザーバ23及び24にそれぞれ放出すべく開閉動作
するようになっている。なお、符号25・26でそれぞ
れ示すものは、モータ27により駆動されるポンプであ
って、これらポンプ25・26は、前記コントローラ1
0から供給される制御信号により、アンチスキッド制御
に際して低下した配管系の液圧を回復させるべく駆動さ
れるようになっている。
【0010】そして、上記構成とされることにより、モ
ジュレータ3は、マスターシリンダ1からホイールシリ
ンダ4・5・8・9へ向かう配管の系統において、
(a) 切替弁11〜14が「開」で切替弁19〜22
が「閉」とされた増圧モード、(b) 切替弁11〜1
4が「閉」で切替弁19〜22が「開」とされた減圧モ
ード、(c) 両切替弁11〜14・19〜22が
「閉」とされた保持モードのいずれかに設定されて、各
ホイールシリンダ4・5・8・9と、マスターシリンダ
1との間の管路中の液体の流れを制御するようになって
いる。
【0011】そして、このように構成されたモジュレー
タ3では、運転者がブレーキを掛けるべくブレーキペダ
ル2を踏込んだ場合には増圧モードが設定され、これに
より各ホイールシリンダ4・5・8・9に対して作動油
を供給してブレーキ圧を上昇させるようにしているが、
このときに車輪にスリップが発生した場合には、前記コ
ントローラ10が、アンチスキッド制御を行い、各車輪
速センサSから供給される信号に基づき、前記モジュレ
ータ3を増圧モードから、例えば減圧モードあるいは保
持モードに設定するようにしている。例えば、上記コン
トローラ10は、車輪速センサSの信号から車輪減速度
を求めるとともに模擬車速を推定し、更にこの模擬車速
と車輪速との差からスリップ率を算出し、このスリップ
率と車輪減速度とから、前記モジュレータ3を増圧、保
持、減圧のいずれかのモードに設定するようにしてい
る。
【0012】ここで、図3のフローチャート、及び図4
に示す、車輪減速度の大きさ(−AWHEEL)と模擬車速
減速における傾き(−V’REF)との関係を示すグラ
フを参照して、車輪の制御についてステップ毎に説明す
る。なお、以下の説明で各種判定データとして使用する
車輪加減速度(AWHEEL)は、前述したように、車輪速
センサSからそれぞれ出力された車輪速データを基にし
て算出されるものであり、車輪速の微分値からなり、車
輪加減速度AWHEELの値が0より大きい場合(0<AWHE
EL)は加速を表し、0より小さい場合(AWHEEL<0)
は、減速を表す。 また、車輪減速度(AWHEEL<0の場
合の、−AWHEEL)とそれぞれ比較される車輪減速度し
きい値A、及び以下のフローチャートに示される制御内
容は、上述したコントローラ10に予め記憶されている
ものである。また、この図3に示すフローチャートは、
スリップがほとんどない場合、あるいは車輪が急減速し
た(スリップ状態に陥った、あるいは車輪が空中に浮い
た)場合になされる最初の処理(アンチスキッド制御の
第1サイクル)であり、車輪速が模擬車速を上回るいわ
ゆるホイルスピンの場合等は別のフローチャートに応じ
て制御されるものとする。
【0013】 《ステップ1》 運転者がブレーキ操作をした直後に、各車輪の速度が、
増加傾向にあるか減少傾向にあるかを判断し、増加傾向
にある(車輪加減速度AWHEEL≧0) の場合にステップ
2に進み、減少傾向にある(車輪加減速度AWHEEL<
) の場合にステップ3に進む。 《ステップ2》 車輪が加速傾向にある場合の模擬車速の傾き(V’RE
F)を設定する。例えば、所定の大きな傾きとする。し
かしながら、ステップ2の処理内容は一般に行われてい
るいずれの処理でも構わない。 《ステップ3》 車輪減速度の大きさ(−AWHEEL)が「車輪減速度しき
い値A」を越えたか否かを判断し、車輪減速度の大きさ
(−AWHEEL)が「車輪減速度しきい値A」を越えない
場合(≦A)にステップ4に進み、また、該車輪減速度
の大きさ(−AWHEEL)が「車輪減速度しきい値A」を
越えた場合(>A)にステップ5に進む。
【0014】 《ステップ4》車輪が減速傾向にある場合の 模擬車速の傾き(−V’RE
F)を以下の式(1)のように設定する。 −V’REF=1.2g−(1.2g/A)・(−AWHEEL) ……(1) (但し、gは重力加速度を示し、Aはステップ3で示し
た車輪減速度しきい値を示す。)そして、上記式(1)
により、図4に(a1)で示すように、車輪減速度の大
きさ(−AWHEEL)が大きくなる程、傾き(−V’REF)
が小さくなるような関係に模擬車速を設定する。 《ステップ5》車輪が減速傾向にある場合の 模擬車速の傾き(−V’RE
F)を以下の式(2)のように設定する。 −V’REF=(1.2g/A)・(−AWHEEL)−1.2g ……(2) (但し、「g」は重力加速度を示し、「A」はステップ
3で示した車輪減速度しきい値を示す。)そして、上記
式(2)により、図4に(a2)で示すように、車輪減
速度の大きさ(−AWHEEL)が大きくなる程、傾き(−
V’REF)が大きくなるような関係に模擬車速を設定す
る。
【0015】ここで、上記のように決定された模擬車速
と車輪速との差からスリップ率を計算するとともに、こ
のスリップ率と、車輪速センサの信号から計算された
輪加減速度(AWHEEL)とから、前記モジュレータ3の
モードを決定する2つの例(イ)(ロ)について説明す
る。 (イ)特願昭62ー207183号に示されるように、
原則として、(一)スリップ率λがしきい値λ1 を上回
る場合にはブレーキ圧を減圧すべく制御し、(二)スリ
ップ率λがしきい値λ1 を下回る場合にはブレーキ圧を
増圧すべく制御する。そして、この場合、上記(二)に
おいて、車輪加減速度AWHEELがb(一般にb≦−1)を
下回る場合には、スリップが生じる傾向があると判断し
て、本来増大させるべき制動力をそのまま維持すべくブ
レーキ圧を保持する。 (ロ)特願閉1ー222728号に示されるように、基
本的には、スリップ率λが所定のしきい値を越え、かつ
車輪減速度の大きさ(−AWHEEL)が所定のしきい値を
越えて大きくなる場合に、車輪がロック状態に近づいて
いるとしてブレーキ液圧を減少させ、また、スリップ率
λの所定のしきい値以下で、車輪減速度の大きさ(−A
WHEEL)が所定のしきい値を越えない場合にブレーキ液
圧を増大させるようにしている。
【0016】そして、以上説明したような図3に示すフ
ローチャートによれば、車輪減速度の大きさ(−AWHEE
L)が0から所定値(車輪減速度しきい値A)までは、
路面のμに対応した通常のアンチスキッド制御を行うよ
うにしている、すなわち、ブレーキを操作したときに、
車輪減速度A(Wheel) が小さいときには、高いμの路面
であると判断して、模擬車速の傾き(−V’REF)が大
きくなるように設定し、また、車輪減速度の大きさ(−
AWHEEL)が大きいときには、低いμの路面であると判
断して、模擬車速の傾き(−V’REF)が小さくなるよ
うに設定している。一方、車輪減速度の大きさ(−AWH
EEL)が所定値(車輪減速度しきい値A)を越えた場合
には、路面のμに対応した通常のアンチスキッド制御を
行わず、車輪が特別な状況で動作していると判断する、
すなわち、高いμの路面であり車輪が空中に浮いてしま
う現象が生じたと判断する。これによって、ブレーキを
操作したときに、車輪減速度の大きさ(−AWHEEL)
大きくなる程、高いμの路面であると判断して、より模
擬車速の傾き(−V’REF)が大きくなるような設定を
している。
【0017】そして、本実施例に示すアンチスキッド制
御装置によれば、車輪減速度の大きさ(−AWHEEL)
所定値(車輪減速度しきい値A)を越えた場合に、この
車輪の減速は、該車輪が空中に浮いてしまったことによ
り生じたものと判定することができ、これによって、上
記式(2)により模擬車速を大きな傾き(−V’REF)
に設定することができて、十分なブレーキ力を確保する
ことができる効果が得られるものである。
【0018】なお、図3に示すフローチャートは、図示
しないメインプログラム等で演算された車輪加減速度
(AWHEEL)(車輪速センサSからの信号を微分)等を
用いて処理するものであるが、図3に示すフローチャー
トを経た後、メインプログラムに戻り、このメインプロ
グラムにおいて、対象となる車輪が再加圧された場合
(アンチスキッド制御の第2サイクルに入った場合)に
は、図3に示すフローチャートに戻ることはない。すな
わち、この図3に示すフローチャートは、路面μの把握
ができない第1サイクル(最初のサイクル)において適
用されるものである。
【0019】なお、本実施例においては、模擬車速の傾
き(−V’REF)を図4の(a1)及び(a2)に示すよ
うに設定したが、これに限定されず、一点鎖線の(c)
で示すようにステップ上に設定しても良く、また、(a
2)を点線の(b)で示すように設定しても良い。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したアンチスキッド制御
装置によれば、車輪減速度が所定値を越えた場合に、こ
の車輪の減速は、該車輪が空中に浮いてしまったことに
より生じたものと判定することができ、これによって、
車輪減速度が大きくなる程、模擬車速を大きな傾きに設
定することができて、十分なブレーキ力を確保すること
ができる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキのホイールシリンダに作動油を供給す
るためのブレーキ液圧系統を示す配管図。
【図2】図1のモジュレータの具体的構成を示す配管
図。
【図3】モジュレータを制御するための本発明に係わる
フローチャート。
【図4】車輪減速度の大きさ(−AWHEEL)と模擬車速
の傾き(−V’REF)との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
3 モジュレータ 10 コントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪に対するブレーキ液圧を少なくとも
    増圧、減圧のいずれかに設定するモジュレータと、車輪
    速センサの信号から車輪減速度を求めるとともに模擬車
    速を推定し、更にこの模擬車速と車輪速との差からスリ
    ップ率を算出し、このスリップ率と車輪減速度とから、
    前記モジュレータを少なくとも増圧、減圧のいずれかの
    モードに設定するようにしたコントローラとを有するア
    ンチスキッド制御装置において、前記コントローラは、
    車輪減速度が予め設定された車輪減速度しきい値を越え
    ない場合に、車輪減速度が大きくなるに従って模擬車速
    の傾きを小さくするように設定し、また、車輪減速度が
    予め設定された車輪減速度しきい値を越えた場合に、車
    輪減速度が大きくなるに従って模擬車速の傾きを大きく
    するように設定したことを特徴とするアンチスキッド制
    御装置。
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