JP2953359B2 - テニスラケット - Google Patents
テニスラケットInfo
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- racket
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Description
り、特に初心者及び非力なプレーヤーに好適なテニスラ
ケットに関する。
が張られるフェースと、プレーヤーによって把持される
グリップと、これらをつなぐシャフトとを備えている。
プエンド(グリップの末端)からフェーストップ(フェ
ースの先端)までの長さは670〜690mm程度とな
っている。
り、従って、ラケットの長軸上におけるフェースの最大
幅の位置はフェース長の中点付近となっている。フェー
スの打球面と垂直方向のフレーム厚さ(このフレーム厚
さは、「背幅」と称されている。)は、17〜20mm
程度となっている。また、テニスラケットの重量(但
し、ガットの重量は除く。)は、300〜350g程度
となっている。
の打点(ボールヒット時におけるフェース面上のボール
中心位置)は、ほぼ一定であり、フェース面中央ないし
該中央近傍のフェーストップ寄りになっているのに対
し、初級者や非力なプレーヤーの場合、この打点はフェ
ース面の広い範囲に分散すること、そして平均的にみる
と、フェース面中央よりもグリップ側に偏っていること
が認められた。
ップ側に偏っているところから、ボールヒット時のフェ
ースの反発性が悪く、スィングスピードが小さい点と相
俟って、初心者や非力なプレーヤーの打球がスピードに
劣り、また所謂「フェースの芯に当っていない」ものと
なっていた。
624号公報には、フレームの最大厚をフェースの最大
幅部とフェースのグリップ側端部との間に配置し、重心
位置をフレーム最大幅位置よりもグリップ側にシフトさ
せたテニスラケットが記載されている。
号公報、同4−29624号公報に記載のテニスラケッ
トにあっては、最大厚は、フェースに沿っては延在せ
ず、単に一点となっているため、スイートスポットがテ
ニスラケット長手方向においてこの最大厚付近に集中し
た狭いものとなってしまうという改良すべき課題があっ
た。
ットに比して比較的広いスイートエリアにてヒットし易
いテニスラケットを提供することを目的とする。
トは、ラケットの長軸上におけるフェース最大厚部分が
フェース最大幅位置とフェースのグリップ側の端部との
間にあるテニスラケットにおいて、該最大厚部分はフェ
ースに沿って所要長さだけ延在しているテニスラケット
であって、フェース最大幅位置とフェースのグリップ側
の端部との距離をLとし、フェースのグリップ側の端部
から最大厚部分までのフェース軸方向長さをCとし、フ
ェース最大厚部分のフェース軸方向長さをAとした場
合、CとLとの百分比C/L×100が10〜40%で
あり、AとLとの百分比A/L×100が25〜75%
であることを特徴とする。 請求項2のテニスラケット
は、ラケットの長軸上におけるフェース最大厚部分がフ
ェース最大幅位置とフェースのグリップ側の端部との間
にあるテニスラケットにおいて、該最大厚部分はフェー
スに沿って所要長さだけ延在しているテニスラケットで
あって、フェース最大幅位置とフェースのグリップ側の
端部との距離をLとし、フェースのグリップ側の端部か
ら最大厚部分までのフェース軸方向長さをCとし、最大
厚部分からフェース最大幅位置までのフェース軸方向長
さをBとした場合、CとLとの百分比C/L×100が
10〜40%であり、BとLとの百分比B/L×100
が10〜40%であることを特徴とする。 請求項3のテ
ニスラケットは、請求項1又は2において、ラケットの
重心位置がフェース最大厚部分Tの領域にあることを特
徴とする。 請求項4のテニスラケットは、請求項1ない
し3のいずれか1項において、ラケットの長さが670
〜690mmであることを特徴とする。 請求項5のテニ
スラケットは、請求項1ないし4のいずれか1項におい
て、ガットを除くテニスラケットの重量が300g以下
であることを特徴とする。
は、フェース最大厚の位置をフェース最大幅位置よりも
グリップ寄りとし、かつある程度長く延在させることに
よりスイートスポットをフェース長手方向に広げている
ので、テニスラケットのスイートスポットが初心者や非
力なプレーヤーの打球点と高い頻度にて合致するように
なり、初心者や非力なプレーヤーにとって効率の良い反
発(所謂、芯に当った反発)を得ることができる。
について説明する。図1は実施の形態に係るテニスラケ
ット(但し、ガットを張る前のラケットフレーム)の正
面図、図2は同側面図である。
ャフト3及びグリップ4よりなる。フェース2は、その
フェース最大厚部分Tが最大幅位置Wよりもグリップ4
側にあり、かつフェースに沿ってフェース長手方向にあ
る程度長く延在している。
4mm以上(好ましくは20〜50mm)となってお
り、フェース最大厚部分Tにおける厚みがラケットフレ
ーム全体において最大となっている。この最大厚部分T
の厚さtは20〜50mmとりわけ25〜40mmとす
るのが好ましい。
ースのグリップ側端部にかけては、図2のようにフェー
スの厚みが徐々に減じるようにするのが好ましい。この
場合、最大厚部分の厚さtをフェーストップの厚さの
1.2〜3.5倍とするのが好ましい。さらに好ましく
は1.4〜2.0倍とする。
も含めて、最大厚部分Tからグリップ4の上端にかけて
厚みが徐々に減じるようにするのが好ましい。このよう
にすると、シャフト3部分の剛性が高くなり、打球時の
エネルギーロスをきわめて少なくし、高反発を得ること
が可能となる。
ト長さは670〜690mmとするのが好ましい。ま
た、フェースの軸方向長さは300〜360mmとする
のが好ましい。フェースのグリップ側端部からフェース
の最大幅位置Wまでの軸方向長さLは150〜180m
mとりわけ160〜170mmとするのが好ましい。
00%の値が25〜75%とりわけ35〜65%となる
ようにするのが好ましい。この最大厚部分Tの上端から
最大幅位置Wまでの長さBは、B/L×100%の値が
10〜40%とりわけ15〜25%、特に約18%とな
るようにするのが好ましい。
プ側端部までの長さCはC/L×100%の値が10〜
40%とりわけ15〜25%、特に約18%となるよう
にする。
方向長さの40〜60%とりわけ45〜55%とするの
が好ましい。
は、スイートエリアがフェースの最大幅位置よりもグリ
ップ側に位置し、しかもスイートエリアがラケット軸方
向に長く分布するようになり、初心者や非力なプレーヤ
ーの打球点とスイートエリアとが良く合致するようにな
り、初心者や非力なプレーヤーにとって効率の良い反発
を得ることができる。
心者の打球点の両側に配置されているので、フェース幅
方向のスィートエリアも広い。
の670〜690mmとすることにより、サーブ等にお
ける不利や、異和感を無くすことができる。
タン等によってラケットフレームに対し成型付加してい
たが、これをラケットフレームと連続して一体に成型加
工すれば、より軽量化され、かつ重心がフェース最大幅
位置に近づくので非常に好ましい。
ト重量)を300g以下とすることにより、軽量で操作
し易いものとするのが好ましい。
部分Tの領域か、この領域とヨーク部との間(図2の領
域Cの部分)になるように設定するのが好ましい。特に
重心が最大厚部分Tの領域に存在すると、良好なボール
反発性が得られる。
ームの一部分を肉厚の管状部に形成するとか、繊維強化
合成樹脂に重量材料(金属粉等)を混入させたものでフ
レーム一部分を形成するとか、グロメットの一部に重い
ものを用いるとかの手段により達成することができる。
脂とするのが好ましいが、軽量金属(例えばアルミ、ア
ルミ合金など)としても良い。
ンなどが好適であるが、強度、耐久性及び価格の点でエ
ポキシ樹脂が好適である。
ン繊維、アルミナ繊維、超極細鉄線、Ti−Si−C−
O系繊維(商品名チラノ繊維)、芳香族ポリアミド繊
維、芳香族ポリエステル繊維、超高分子ポリエチレン繊
維などを用い得るが、コストの面からもカーボン繊維が
好適である。
をハードスィングしないプレーヤーは、打点位置が中・
上級者に比べグリップ寄りにあるが、本発明のテニスラ
ケットは、そのようなプレーヤーのプレースタイル、打
点位置にあわせてフェース最大厚部分を設定しているた
め、初心者や非力なプレーヤーであってもボールを芯で
とらえ易く、楽しくテニスをプレーすることができるよ
うになる。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 ラケットの長軸上におけるフェース最大
厚部分がフェース最大幅位置とフェースのグリップ側の
端部との間にあるテニスラケットにおいて、 該最大厚部分はフェースに沿って所要長さだけ延在して
いるテニスラケットであって、 フェース最大幅位置とフェースのグリップ側の端部との
距離をLとし、フェースのグリップ側の端部から最大厚
部分までのフェース軸方向長さをCとし、フェース最大
厚部分のフェース軸方向長さをAとした場合、CとLと
の百分比C/L×100が10〜40%であり、AとL
との百分比A/L×100が25〜75%であることを
特徴とするテニスラケット。 - 【請求項2】 ラケットの長軸上におけるフェース最大
厚部分がフェース最大幅位置とフェースのグリップ側の
端部との間にあるテニスラケットにおいて、 該最大厚部分はフェースに沿って所要長さだけ延在して
いるテニスラケットであって、 フェース最大幅位置とフェースのグリップ側の端部との
距離をLとし、フェースのグリップ側の端部から最大厚
部分までのフェース軸方向長さをCとし、最大厚部分か
らフェース最大幅位置までのフェース軸方向長さをBと
した場合、CとLとの百分比C/L×100が10〜4
0%であり、BとLとの百分比B/L×100が10〜
40%であることを特徴とするテニスラケット。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、ラケットの重
心位置がフェース最大厚部分Tの領域にあることを特徴
とするテニスラケット。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
て、ラケットの長さが670〜690mmであることを
特徴とするテニスラケット。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
て、ガットを除くテニスラケットの重量が300g以下
であることを特徴とするテニスラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7238460A JP2953359B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | テニスラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7238460A JP2953359B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | テニスラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0975479A JPH0975479A (ja) | 1997-03-25 |
JP2953359B2 true JP2953359B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=17030562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7238460A Expired - Fee Related JP2953359B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | テニスラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2953359B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024618A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-10 | Bridgestone Sports Co Ltd | ラケットフレーム |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP7238460A patent/JP2953359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0975479A (ja) | 1997-03-25 |
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