JP2950424B2 - ガス絶縁開閉装置の主回路断路部 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置の主回路断路部

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JP2950424B2
JP2950424B2 JP1078405A JP7840589A JP2950424B2 JP 2950424 B2 JP2950424 B2 JP 2950424B2 JP 1078405 A JP1078405 A JP 1078405A JP 7840589 A JP7840589 A JP 7840589A JP 2950424 B2 JP2950424 B2 JP 2950424B2
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哲雄 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ガス絶縁開閉装置に使われる主回路断路部
に関する。
(従来の技術) 従来のガス絶縁開閉装置の一例を示す第3図におい
て、外周が密封された金属製の箱体1内の前部には、箱
体1を前後に区画する金属製の仕切壁1aが設けられ、こ
の仕切壁1aの前部の遮断器室2には、遮断器3が収納さ
れている。
又、仕切壁1aの後部には、六ふっ化硫黄ガスが略大気
圧で封入され、天井部の前方には断路器4Aが取付けら
れ、後壁には箱体1を左右(紙面直交方向)に貫通する
母線5ががいし6aを介して取付台6に取付けられてい
る。
更に、床面前方には断路器4Bが、後方には床下から立
上った図示しないケーブルが接続されるケーブルヘッド
7がそれぞれ取付けられている。
又、断路器4A,4Bの前極は接続導体8と仕切壁1aに上
下に設けられた後述する主回路断路部9を介して遮断器
3の上下の極に接続され、断路器4Aの後極は母線5に、
断路器4Bの後極はケーブルヘッド7の上端に導体8でそ
れぞれ接続され、母線5が貫通する箱体1の側壁には図
示しないガス絶縁スペーサが取付けられている。
第4図は、主回路断路部9の詳細縦断である。第4図
において、主回路断路部9には側壁1aに設けられた取付
板10に固定具13で取付られ中心に前後に貫通した中心導
体11とエポキシ樹脂注型の絶縁対12aでなるT形プッシ
ング12と、中心導体11の前端にコイルばね15aを介して
取付けられた複数のフィンガ15と、このフィンガ15を覆
って中心導体11に取付けられた板金製のシールドリング
16と、取付板10と絶縁対12a間に設けられたOリング14
で構成し、取付板10の内周10bは半円に面取りされてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところがこのような構成のガス開閉機器の主回路断路
部9では、主回路の定格電流が増えるとフィンガ15の数
が増え、コイルばね15aも大きくなってシードリング16
が大形となる。更に、主回路の定格電圧が高くなるとシ
ードリング16の外径が大きくなり、それに伴なって取付
板10の貫通穴10aも大きくなる。
この結果、シールドリング16が大きくなると製作がむ
ずかしくなるだけでなく、重量が増えると搬送時や組立
時に外面を損傷して耐電圧値を落とすおそれがあり、更
に断路器9の前後方向の寸法が長くなり、取付板10の貫
通穴10aの大径化で相間寸法も増える。
すると、開閉機器の前後方向と左右方向の寸法が増え
て、設置床面の縮小化を狙ったガス絶縁開閉器の特徴を
損う。
そこで本発明の目的は、ガス絶縁開閉機器の外径を減
らすことのできるガス絶縁開閉装置の主回路断路部を得
ることである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段と作用) 本発明は、箱体内を区画する隔壁に設けられ、隔壁に
設けられた取付部に固定される絶縁体内で、隔壁の一側
に引出自在に収納される電気機器の接続部と、絶縁ガス
が封入される隔壁の他側に配設された他の電気機器と一
端が接続される接続導体の他端とを接離自在にするガス
絶縁開閉装置の主回路断路部において、絶縁体内に埋設
され、両端に開口部が設けられた中心導体と、中心導体
の開口部の外周縁に、略半円状に形成された電界緩和部
と、電界緩和部の内側に設けられ、一方から挿入される
電気機器の接続部と他方から挿入される接続導体の他端
とが接触する接触部とを備えたことにより、主回路断路
部と隔壁間の耐電圧特性を上げ、開閉装置の外形を小形
化したガス絶縁開閉装置の主回路断路部である。
(実施例) 以下、本発明のガス絶縁開閉機器の断路部の一実施例
を図面を参照して説明する。但し、第3〜4図と重複す
る部分は省く。
第1図は本発明のガス絶縁開閉装置の主回路断路部を
説明する上で参考となる縦断面図である。
第1図において、エポキシ樹脂で注型成形された略T
形の絶縁体18内の中心導体17の左端には、開口側を左側
にして断面字状の電界緩和部17aが設けられ、この電
界緩和部17aの開口側端の内側は2段になっていて、外
周端17bは半円に面取りされている。
又、中心導体17の左端中央の円柱部の外周には、断面
半円状の溝17cが全周に亘って設けられ、この溝17cに
は、円柱部の外周に複数列に取付られたフィンガ15の後
端に内側に半円形に突出した接触部が嵌合し、フィンガ
15の外側に前後に設けられた半円形の凹部には、それぞ
れコイルばね15aが巻きつけられている。
このような構成のガス絶縁開閉装置の断路部では、接
地電位の取付板10との間で最大電界部となるフィンガ15
の左端や絶縁体18と電界緩和部17aの外周は、外周端17b
で緩和される。
しかも、遮断器3との連結は、絶縁体18内の中心導体
17内となり、遮断器3の円柱状接触部が直接(従来のよ
うにシールドリング16を介さないで)絶縁体18内の中心
導体17内で連結されるので、遮断器3と取付板10との間
隔を狭くすることができるだけでなく、シールドリング
がいらないので構造も簡単となり組立も容易となり、ガ
ス絶縁開閉装置の奥行きを浅く、幅を狭くすることがで
きる。
第2図は本発明のガス絶縁開閉装置の主回路断路部の
一実施例を示す縦断面図である。
第2図においては、絶縁体20は縦断面が略十字状にな
っていて、左右に対象に突出した円筒部内には左右対象
の中心導体19が埋め込まれ、この中心導体19は中央の円
筒部の外周に円筒状の電界緩和部19bが設けられ、この
電界緩和部19bの両端内側は二段になっていて、外周端
は半円形に面取りされ、円筒部の外周には左右に断面
字状の溝19cが形成され、この溝19cには複数のフィンガ
15がそれぞれ挿着され、このフィンガ15の外側にはコイ
ルばね15aがそれぞれ巻付けられている。
又、絶縁体20の外周は、環状の押え板21と締結具13で
取付板10に固定されている。
このような構成のガス絶縁開閉装置の主回路断路部に
おいては、遮断器3と取付板10間が第1図と同様に短縮
できる他、取付板10の後方の主回路機器(例えば断路
器)との間も、接続導体の前端の接続を絶縁層20の中心
導体19内で行うことで短縮できるので、ガス絶縁開閉装
置の奥行きを更に浅くすることができる他、接続導体8
と主回路断路部との接続は接続導体8の挿入だけでよい
ので、組立も容易となる。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、箱体内を区画する隔壁に設け
られ、隔壁に設けられた取付部に固定される絶縁体内
で、隔壁の一側に引出自在に収納される電気機器の接続
部と、絶縁ガスが封入される隔壁の他側に配設された他
の電気機器と一端が接続される接続導体の他端とを接離
自在にするガス絶縁開閉装置の主回路断路部において、
絶縁体内に埋設され、両端に開口部が設けられた中心導
体と、中心導体の開口部の外周縁に、略半円状に形成さ
れた電界緩和部と、電界緩和部の内側に設けられ、一方
から挿入される電気機器の接続部と他方から挿入される
接続導体の他端とが接触する接触部を設けて隔壁と主回
路断路部間の耐電圧値を上げたので、隔壁と主回路断路
部に接続される電気機器間を短縮でき、外形を小さくす
ることのできるガス絶縁開閉装置の主回路断路部を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁開閉装置の主回路断路部を説
明する上で参考となる縦断面図、第2図は本発明のガス
絶縁開閉装置の主回路断路部の一実施例を示す縦断面
図、第3図は従来のガス絶縁開閉装置の側面図、第4図
は第3図の主回路断路部9の詳細を示す縦断面図であ
る。 3…遮断器 10…隔壁に取付けられた取付板 17…中心導体 18…絶縁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正木 信男 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (56)参考文献 実開 昭62−104513(JP,U) 実開 昭62−33611(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体内を区画する隔壁に設けられ、前記隔
    壁に設けられた取付部に固定される絶縁体内で、前記隔
    壁の一側に引出自在に収納される電気機器の接続部と、
    絶縁ガスが封入される前記隔壁の他側に配設された他の
    電気機器と一端が接続される接続導体の他端とを接離自
    在にするガス絶縁開閉装置の主回路断路部において、 前記絶縁体内に埋設され、両端に開口部が設けられた中
    心導体と、 この中心導体の開口部の外周縁に、略半円状に形成され
    た電界緩和部と、 この電界緩和部の内側に設けられ、一方から挿入される
    前記電気機器の接続部と他方から挿入される前記接続導
    体の他端とが接触する接触部と を備えたことを特徴とするガス絶縁開閉装置の主回路断
    路部。
JP1078405A 1989-03-31 1989-03-31 ガス絶縁開閉装置の主回路断路部 Expired - Lifetime JP2950424B2 (ja)

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JPS59145210U (ja) * 1983-03-17 1984-09-28 株式会社東芝 閉鎖配電盤の電界緩和装置
JPS62112185U (ja) * 1985-12-28 1987-07-17
JPS6336111U (ja) * 1986-08-25 1988-03-08
JP2555346B2 (ja) * 1987-03-31 1996-11-20 中部電力 株式会社 ガス多回路開閉器

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