JP2555346B2 - ガス多回路開閉器 - Google Patents

ガス多回路開閉器

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JP2555346B2
JP2555346B2 JP62078792A JP7879287A JP2555346B2 JP 2555346 B2 JP2555346 B2 JP 2555346B2 JP 62078792 A JP62078792 A JP 62078792A JP 7879287 A JP7879287 A JP 7879287A JP 2555346 B2 JP2555346 B2 JP 2555346B2
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實 富田
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ENAJII SAHOOTO KK
Nippon Kouatsu Electric Co
Chubu Electric Power Co Inc
Saneisha Seisakusho KK
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ENAJII SAHOOTO KK
Nippon Kouatsu Electric Co
Chubu Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各回路間に隔壁を有するガス室に各回路を収
納することにより、事故範囲の拡大を抑えたガス多回路
開閉器に関する。
〔従来の技術〕
従来のガス多回路開閉器として、例えば、幹線用開閉
部と分岐線用開閉部をブスバーで連結し、これらにガス
を封入した開閉器室に収納したものがある。
このガス多回路開閉器によれば、幹線用開閉部の接点
を投入し、複数の分岐線用開閉部の接点を投入あるいは
開放することによって投入した接点に接続された分岐線
に電力を供給し、開放された接点に接続された分岐線へ
電力の供給を断つことができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のガス多回路開閉器によれば、各回路が
開閉接点とともに単一のガス室に収容されているため、
1つの開閉器に短絡事故が発生すると、他の回路に事故
が波及して絶縁劣化を生じさせ、事故範囲を拡大して再
送電を困難にするという問題がある。
また、従来のガス多回路開閉器においては、一般にブ
スバーの下方に開閉器が配置されているため、太くて曲
げにくい幹線ケーブルや分岐線ケーブルを開閉器に接続
する作業を下方でしなければならず、作業性が悪いとい
う問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、1つの開
閉器に短絡事故が発生しても事故範囲が拡大しないよう
にし、かつ、ケーブルの接続作業等の作業性を向上させ
るため、複数回路の開閉部が、各回路間に設けられた短
絡事故の波及を防ぐ隔壁によって仕切られた複数の絶縁
性ガス封入開閉器室にそれぞれ収容され、 前記連結ブスバーが、絶縁性ガス封入ブスバー収容室
に露出して収容され、 前記複数の絶縁性ガス封入開閉器室が前記隔壁を介し
て一列に水平に配置されること及び前記絶縁性ガス封入
ブスバー収容室が一列に水平に配置された前記複数の絶
縁性ガス封入開閉器室の下面に接して配置されることに
より、前記絶縁性ガス封入開閉器室と前記絶縁性ガス封
入ブスバー収容室の積層体が構成され、 垂直に伸びる幹線ケーブル及び分岐ケーブルが、前記
積層体の側部を通って前記絶縁性ガス封入開閉器室の前
記開閉部に接続されている構成を有することを特徴とす
るガス多回路開閉器を提供するものである。
なお、上記絶縁性ガス封入ブスバー収容室は、絶縁性
ガス封入開閉器室と分離できるように完全に別室として
構成しても良く、また、 上記絶縁性ガス封入開閉器室は、開閉器毎に分離でき
るように独立して個別に設けるようにしても良い。
以下、本発明のガス多回路開閉器を詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)及び第2図(イ)、
(ロ)は、本発明の第1の実施例を示す。第1図(イ)
は、全体正面図であり、幹線ケーブル100と4回路の分
岐線ケーブル200、300、400、500が立ち上げられて後述
する開閉器室の開閉接点に接続されており、上部には開
閉接点の「入」と「切」を示す表示や操作用ハンドル11
0、210、310、410、510が設けられている。分岐回路用
操作ハンドル210、310、410、510は上方に持ち上げられ
ることにより、自動操作に切り換えられ、後述する機構
部によって投入、開放が行われる。第1図(ロ)は、例
えば、分岐線ケーブル200の接続状態を示し、着脱自在
なジスコンとして機能するケーブルヘッド220によって
開閉器の端子部分221と接続されている。この端子部分2
21はブッシング222を介してガスが充填された開閉器室2
23へ伸びており、開閉接点を収納した操作筒224の上部
に位置する電極225に接続されている。開閉器室223の下
方には、ガスが充填されたブスバー収容室226が設けら
れており、そこに収容されたブスバー227はブッシング2
28を介して操作筒224の下部に位置する電極229と接続さ
れている。上部には、機構部(内部構成は省略する)23
0が設けられ、機構部230から操作ロッド231が伸びてい
る。前述した開閉器室223とブスバー収容室226はバリヤ
232によって仕切られている。第1図(ハ)は、第1図
(ロ)と一部を除いて共通するので重複する説明は省略
するが、ブスバー227は3相の中の1相だけが図示され
ており、また、操作筒224の内部に位置する開閉接点233
が操作ロッド231の昇降によって開閉する構成になって
いる。
以上のように、本実施例においては、ブスバー収容室
226が開閉器室223の下方に設けられているため、幹線ケ
ーブル100や分岐線ケーブル200、300、400、500が開閉
器に接続される位置はブスバーより上方に位置すること
になる。したがって、ブスバーが開閉器より上方に位置
するより、キャビネット内を下方から垂直に伸びる各ケ
ーブルの長さを長くとることができ、太くて曲げたりす
ることが困難な幹線ケーブル100等を開閉器に接続する
等の作業が容易になる。
第2図(イ)は、以上説明した開閉器室223がバリヤ2
32、235によって幹線および4個の分岐回路にそれぞれ
独立して構成されていることを示し、第2図(ロ)は幹
線ケーブル100、分岐ケーブル200、300、400、500、ブ
スバー227と開閉器室223、ブスバー収容室226の関係を
示すものである。
第3図(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明の第2の実施
例を示し、第1の実施例と共通する部分は同一の引用数
字で示したので重複する説明は省略するが、開閉器室22
3とブスバー収容室226がバリヤで仕切られる構成ではな
く、完全別室として構成されている。特に、第3図
(ハ)は別室にしたために採用されたブッシング構造を
示し、壁部材240と241を気密状態で貫通するようになっ
ている。すなわち、壁部材240とブッシング242の間にパ
ッキング243が設けられており、また、壁部材241とブッ
シング244の間にパッキング245が設けられている。ま
た、ブッシング242、244を貫通する導体246、247は接続
部248において雌雄結合するようになっており、組立が
簡単にできる。当然、開閉器室223とブスバー収容室226
のガス圧を変えるようにしても良い。
第4図(イ)、(ロ)は本発明の第3の実施例を示
し、第1の実施例と共通する部分は省略するが、開閉器
室223は各回路毎に完全に独立して分離できる構成にな
っており、また、ブスバー収容室226も同じように完全
に独立して分離できる構成になっている。したがって、
個々に製造することが可能になり、第2の実施例で示し
たように、導体部分の雌雄結合によって一体にすること
が可能になり、製造の面、および運搬の面で有利にな
る。
尚、以上の各実施例では、各回路間を分離するように
したが、各回路において、各相間をも分離するようにし
ても良い。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明のガス多回路開閉器によれ
ば、各回路間に隔壁を有するガス封入開閉器室に複数回
路の開閉部を収容し、かつ、連結ブスバーを開閉器室と
独立したガス封入ブスバー収容室に収容したため、1つ
の開閉器に短絡事故が発生しても事故範囲を拡大しない
ようにすることができる。そのため、事故が発生したガ
ス室の回路だけを開放し、他の回路による給電を継続す
ることができる。この効果はブスバーをブスバー収容室
に収容したので一層確実なものになる。
また、絶縁性ガス封入ブスバー収容室を絶縁性ガス封
入開閉器室の下方に配置したため、キャビネット内にお
いて幹線ケーブル及び分岐線ケーブルの長さを長くとる
ことができ、かつ、上方で作業できるため、開閉器への
ケーブルの接続が容易になる等、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)及び第2図(イ)、
(ロ)は本発明の第1の実施例を示し、第1図(イ)は
全体正面図、第1図(ロ)、(ハ)は要部拡大図、第2
図(イ)は開閉器室とブスバー室の全体説明図、第2図
(ロ)は簡略回路図、第3図(イ)、(ロ)、(ハ)は
本発明の第2の実施例を示し、第3図(イ)は開閉器室
とブスバー室の全体説明図、第3図(ロ)は簡略回路
図、第3図(ハ)は要部拡大図、第4図(イ)、(ロ)
は本発明の第3の実施例を示し、第4図(イ)は開閉器
室とブスバー収容室の全体説明図、第4図(ロ)は簡略
回路図。 符号の説明 100……幹線ケーブル 170……ガス流通用開口 200……分岐線用ケーブル 223……開閉器室 226……ブスバー収容室 235……隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 999999999 日本高圧電気 株式会社 名古屋市南区浜中町1丁目5番地 (72)発明者 赤塚 義正 名古屋市緑区大高町字北関山20番地の1 中部電力株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 富田 實 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式 会社三英社製作所内 (72)発明者 山崎 忠 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式 会社三英社製作所内 (72)発明者 江口 勇 犬山市上小針1番地 株式会社高松電気 製作所内 (72)発明者 杉野 徳雄 大府市長草町深廻間35番地 日本高圧電 気株式会社技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−44923(JP,A) 実開 昭57−122113(JP,U) 実開 昭55−173209(JP,U) 実開 昭61−194924(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹線用開閉部と複数の分岐線用開閉部より
    成る複数回路の開閉部を連結ブスバーで接続して構成さ
    れる多回路開閉器において、 前記複数回路の開閉部が、各回路間に設けられた短絡事
    故の波及を防ぐ隔壁によって仕切られた複数の絶縁性ガ
    ス封入開閉器室にそれぞれ収容され、 前記連結ブスバーが、絶縁性ガス封入ブスバー収容室に
    露出して収容され、 前記複数の絶縁性ガス封入開閉器室が前記隔壁を介して
    一列に水平に配置されること及び前記絶縁性ガス封入ブ
    スバー収容室が一列に水平に配置された前記複数の絶縁
    性ガス封入開閉器室の下面に接して配置されることによ
    り、前記絶縁性ガス封入開閉器室と前記絶縁性ガス封入
    ブスバー収容室の積層体が構成され、 垂直に伸びる幹線ケーブル及び分岐ケーブルが、前記積
    層体の側部を通って前記絶縁性ガス封入開閉器室の前記
    開閉部に接続されている構成を有することを特徴とする
    ガス多回路開閉器。
  2. 【請求項2】前記絶縁性ガス封入ブスバー収容室は、前
    記絶縁性ガス封入開閉器室と分離できるように完全に別
    室として構成される特許請求の範囲第1項記載のガス多
    回路開閉器。
  3. 【請求項3】前記絶縁性ガス封入開閉器室は、前記開閉
    器毎に分離できるよう独立して個別に設けられる特許請
    求の範囲第1項記載のガス多回路開閉器。
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JP2950424B2 (ja) * 1989-03-31 1999-09-20 株式会社東芝 ガス絶縁開閉装置の主回路断路部

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JPS55176010U (ja) * 1979-06-04 1980-12-17
JPS5744923A (en) * 1980-08-29 1982-03-13 Takamatsu Electric Works Ltd Multicirucit switch

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