JP2949686B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2949686B2 JP40619890A JP40619890A JP2949686B2 JP 2949686 B2 JP2949686 B2 JP 2949686B2 JP 40619890 A JP40619890 A JP 40619890A JP 40619890 A JP40619890 A JP 40619890A JP 2949686 B2 JP2949686 B2 JP 2949686B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写装置、レーザビー
ムプリンタ、マグネスタイラスプリンタ等の画像形成装
置に使用される定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置においては、画像形成プロ
セスの最終仕上げ工程として転写材(例えば、紙又はO
HPシート等)の上に形成された未定着画像を該転写材
上に定着させることが必要である。そして、そのための
定着装置としてはヒートロール定着方式によるものが一
般的である。
【0003】ヒートロール定着方式の定着装置の一例を
図4で示せば、該定着装置では未定着トナー像Tを担持
した転写材Pが加熱源10c,11dを有する定着ロー
ラ10と加圧ローラ11との圧接部に搬送され、該定着
加圧ローラ10,11によって転写材P上のトナー像T
が加熱、加圧されて定着される。
【0004】この場合、転写材P上のトナーが定着ロー
ラ10に僅かにオフセットするため、該定着ローラ10
にはこの定着ローラ10の外面にオフセットしたトナー
をクリーニングするためのクリーニング装置が設けられ
ている。
【0005】このクリーニング装置には種々のものがあ
るが、例えば図4で示されるクリーニング装置100
は、繊維状部材(例えばノーメックス繊維(商品名))
よりなるクリーニングウェブ101を定着ローラ10に
圧接させ、該定着ローラ10上のトナーをクリーニング
ウェブ101の繊維間に吸着させて、この定着ローラ1
0をクリーニングするものである。尚、この場合、クリ
ーニングウェブ101は徐々に巻き取りローラ101側
に巻き取られ、定着ローラ10には新たなクリーニング
ウェブ101が圧接される。
【0006】また、クリーニング装置として、トナーと
の親和力の高い金属(例えばアルミニウム)から成るク
リーニングローラを定着ローラ10に接触させ、このク
リーニングローラにより定着ローラ10をクリーニング
するようにしたものもある(特開昭48−62435号
公報)。
【0007】更に、前記クリーニングウェブ101の如
き繊維状部材にトナーとの親和力の高い金属等の部材を
付着させたものも提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ニングウェブ101を用いたクリーニング装置100で
は、長期間の使用により定着ローラ10の表面が荒くな
り、該定着ローラ10にトナーが固着状態で付着するよ
うになれば、このクリーニングウェブ101を使用して
定着ローラ10上のオフセットしたトナーを十分にクリ
ーニングできないという不都合があった。
【0009】また、クリーニングローラを用いたクリー
ニング装置では、このクリーニングローラの表面が平滑
で固いため、定着ローラ10からクリーニングローラに
吸着されたオフセットトナーが、クリーニングローラの
表面の所々に固着することとなる。この結果、クリーニ
ングローラの表面にトナーが吸着されるに従って、該ク
リーニングローラはトナーの固着が多くなった部分でし
か定着ローラ10に接触しなくなり、このクリーニング
ローラに定着ローラ10の長手方向でクリーニングでき
ない箇所が発生してしまうという不都合が生じる。
【0010】更に、クリーニングウェブ101と同様な
繊維状部材にトナーとの親和力の高い金属等を付着させ
たクリーニング装置では、定着ローラ10からのトナー
のクリーニング能力は良いが、金属等を介して繊維状部
材側に移動したトナーを再び定着ローラ10側に押圧す
るため、この一部のトナーが再び定着ローラ10に付着
してしまうという不都合があった。
【0011】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、定着用に使用されるローラに
オフセットした現像剤を効果的にクリーニングできると
共に、ローラから除かれた現像剤を再びローラ側に付着
させることのない定着装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、転写材上の未定着画像を定着するためのローラ
を有し、且つ該ローラの外面にオフセットした現像剤が
繊維状のクリーニング部材によってクリーニングされる
定着装置において、金属、樹脂、ゴム等からなる現像剤
との親和力の大きいクリーニング粒子をクリーニング部
材の少なくともローラに接する側に、常温では接着効果
を有すがローラによる加熱定着温度近傍では接着効果を
有さない接着剤で接着させたことを特徴とする。
【0013】
【作用】クリーニング粒子が接着されたクリーニング部
材でオフセット現像剤が付着したローラをクリーニング
するに当り、現像剤とクリーニング粒子とは親和力が大
きいため、このクリーニング粒子に現像剤が付着し、こ
のローラは効果的にクリーニングされる。
【0014】一方、ローラは定着温度まで加熱されてい
るため、クリーニング部材も定着温度近傍まで加熱され
る。従って、接着剤による接着効果が無くなって、現像
剤が付着したクリーニング粒子はクリーニング部材から
離脱する。このため、現像剤の付着したクリーニング粒
子がローラへのクリーニング部材の押圧にあたり、再び
ローラに押圧されることはなく、クリーニング粒子から
ローラへの現像剤の再付着が生じることはない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0016】先ず、本発明の第1実施例を図1及び図2
により説明する。
【0017】図1は定着装置1の主要部を示す断面図で
あり図中、10は定着ローラで、これはアルミ製の芯金
10aの外層にLTVシリコンゴム(低温加硫タイプシ
リコンゴム)10bを所定の厚さに被覆して成る。そし
て、この定着10の下側には加圧ローラ11が圧接して
設けられており、これはアルミ製の芯金11aの外層に
HTVシリコンゴム11bを所定の厚さに被覆し、更に
その表面層に樹脂被覆11cを施して成る。
【0018】また、これらの定着ローラ10及び加圧ロ
ーラ11内には加熱源であるハロゲンヒータ10c,1
1dが配設されている。そして、加圧ローラ11にはサ
ーミスタ12が当接され、このサーミスタ12によりハ
ロゲンヒータ10c,11dへの電流の供給のON又はOF
F が制御される。このようにして、定着ローラ10の温
度及び加圧ローラ11の温度が転写材P上の未定着トナ
ー像Tを転写材P上に定着させるのに適切な所定温度
(例えば150℃)に保たれるようになっている。そし
て、これらの定着ローラ10及び加圧ローラ11は不図
示の装置により図中の矢印b方向に回転される。
【0019】一方、定着ローラ10からのトナーの離型
性を向上させるため、定着ローラ10の所定箇所には離
型剤塗布装置13が設けられている。この離型剤塗布装
置13はオイルタンク内のシリコンオイル13aをフェ
ルト13bを介して定着ローラ10に塗布するように構
成されている。
【0020】即ち、未定着トナー像Tを担持した転写材
Pは図1中の矢印aの方向へ不図示の装置により搬送さ
れ、不図示の駆動装置により同図中、矢印b方向に回転
される定着ローラ10と加圧ローラ11との間に通さ
れ、ハロゲンヒータ10c,11dから定着ローラ10
及び加圧ローラ11をそれぞれ介して供給される所定の
温度に制御された熱により転写材P上に担持された未定
着トナー像Tが転写材P上に定着される。
【0021】さて、定着ローラ10にはその外周面に転
写材P上のトナーが僅かずつオフセットされるため、該
オフセットトナーをクリーニングすべくクリーニング装
置20が設けられている。以下本発明の特徴的構成をな
すクリーニング装置20について説明する。
【0022】クリーニング装置20はノーメックス(商
品名)等から構成される帯状繊維状のクリーニング部材
であるクリーニングウェブ21と、該クリーニングウェ
ブ21を定着ローラ10に押圧させ、定着ローラ10上
のオフセットトナーをこのクリーニングウェブ21にて
クリーニングさせる押圧ローラ22と、クリーニング能
力が低下した使用済みのクリーニングウェブ21を徐々
に巻き取る巻き取りローラ23と、新たなクリーニング
ウェブ21を徐々に繰り出す巻き出しローラ24等とか
ら構成されている。
【0023】クリーニングウェブ21には図2で示され
る如く、トナーとの親和力の大きいクリーニング粒子で
あるニッケル粒子21bがウェブ繊維21a間に接着剤
を介して接着されている。この場合の接着剤は常温では
接着効果を有すが、トナー像Tの定着温度(この場合1
50℃)近傍では接着効果を有さず、且つ定着温度以上
の耐熱性を有するものであると共に、定着ローラの10
の材質よりトナーとの親和力があるものであればよい。
具体的にはエポキシ系の接着剤が考えられる。
【0024】而して、クリーニングウェブ21(以下ニ
ッケル接着ウェブという)は押圧ローラ22を介して定
着ローラ10に押圧されつつ所定の速度(例えば転写材
100枚につき1mmの移動速度)で巻き取りローラ23
に巻き取られ、定着ローラ10上のオフセットトナーを
クリーニングする。
【0025】この場合、定着ローラ10上のオフセット
トナーはニッケル接着ウェブ21のニッケル粒子21b
に付着し定着ローラ10の効果的なクリーニングが行な
われるが、該定着ローラ10に押圧されたニッケル接着
ウェブ21の温度は定着温度まで上昇しているため、接
着剤の接着効果がなくなり、トナーの付着したニッケル
粒子21bはニッケル接着ウェブ21のウェブ繊維21
aから離脱し、定着ローラ10を介して転写材P上に落
下する。
【0026】以上の如く、トナーが付着したニッケル粒
子21bの大部分のものはこのニッケル接着ウェブ21
のウェブ繊維21aから離脱し、定着ローラ10を介し
て下方の転写材P上に落下するため、このニッケル接着
ウェブ21を介してトナーが付着したニッケル粒子21
bが再び定着ローラ10に押圧されることはなく、従っ
てニッケル接着ウェブ21側に移動したトナーが定着ロ
ーラ10側に再び付着することはない。尚、転写材P上
に落下するニッケル粒子21bの量は微量であり、転写
材P上の画像には何ら影響はない。
【0027】かくして、定着ローラ10がこのニッケル
接着ウェブ21により効果的にクリーニングされるた
め、この定着ローラ10がトナーのオフセットにより使
用可能となるまでの寿命が従来のクリーニング装置を使
用した場合より格段に向上した。
【0028】因に、耐久試験によりば、従来のウェブを
使用したクリーニング装置ではオフセットにより定着ロ
ーラ10が使用不能となるまでの定着枚数が8万枚であ
ったのに対し、ニッケル接着ウェブ21を使用した本発
明のクリーニング装置200使用したものでは前述の定
着枚数が20万枚に達し、定着ローラ10の大幅の高寿
命を図ることができた。
【0029】また、特に本発明に係る定着装置1のクリ
ーニング装置20はフルカラー画像形成装置における定
着装置において有効である。
【0030】即ち、フルカラー画像形成においてはオリ
ジナル原稿に近い色を再現するために、複数層のトナー
を加熱溶融して混色させるので、軟化点の低いシャープ
メルトトナーを使用する必要がある。また、フルカラー
トナーを構成する複数のトナーはそれぞれ成分が異なる
ので、軟化点等の違いから、各トナーが転写材P上に定
着するのに適した温度はそれぞれ若干異なる。
【0031】一方、定着ローラ10がサーミスタ12に
より制御される温度は一定の温度(例えば、150℃)
であり、必然的にいずれかのトナーが定着に適した温度
からずれた温度で定着されることになる。従って、定着
温度からずれた温度で定着されるトナーについては周知
のように定着ローラ10上へのオフセットが発生し易く
なる。
【0032】このため、フルカラー画像形成における定
着装置の定着ローラの表面材質は特に限られたものとな
り、離型性の点より従来の白黒画像用の定着装置におて
使用しているテフロン(商品名)等のフッ素樹脂系の材
質を使用することが難しく、図1に示すようなシリコン
ゴムが使用され、その上にシリコンオイルが塗布されて
いる。更に、シリコンゴムの中でも特にRTV(室温加
硫型シリコンゴム)が好ましい。
【0033】このようなカラートナーとシリコンゴムよ
り成る定着ローラ10との組み合せにおいては、カラー
トナーとシリコンゴムとの粘着力が高いだけでなく、熱
により解けたトナーがシリコンゴム中に侵入し、定着ロ
ーラ10のゴム表面層を変質させ、これにより定着ロー
ラ10の離型性が劣化する。
【0034】以上の如く、カラー画像形成装置に使用さ
れるカラートナーは定着装置の定着ローラにオフセット
し易く、且つこの場合に使用される定着ローラの材質自
身にもトナーのオフセットが容易であるため、本発明に
係る定着装置1はカラー画像形成装置の定着装置として
は非常に有効である。
【0035】尚、図1の定着装置1を用いて耐久試験を
行なったところ、従来のノーメックスより成るウェブを
使用したクリーニング装置ではオフセットにより定着ロ
ーラ10が使用不能となるまでの定着枚数が8000枚
であったのに対し、ニッケル接着ウェブ21を使用した
本発明のクリーニング装置20では前述の定着枚数が5
万枚に達し、定着ローラ10の大幅な高寿命化を図るこ
とができた。
【0036】次に、本発明の第2実施例を説明する。
尚、第1実施例に係るものと同一機能を有するものにつ
いては同一符号を付しその説明を省略する。
【0037】本実施例に係る定着装置1のクリーニング
装置20のクリーニングウェブ21には、トナーとの親
和力の強いニッケル粒子21bをクリーニング粒子とし
てウェブ繊維21aに二段階で接着させた。
【0038】先ず、第一段階では温度によって接着効果
の変化しないポリエステル系の接着剤でニッケル粒子2
1bを定着ローラ10側のクリーニングウェブ21のウ
ェブ繊維21aに接着させ、つぎに常温では接着効果を
有すが定着温度近傍では接着効果を有しないエポキシ系
接着剤でニッケル粒子21bを上記と同一場所に接着さ
せた。
【0039】而して、定着ローラ10にオフセットした
トナーは一部離脱するニッケル粒子21bに付着してク
リーニングウェブ21から離脱し、第1実施例と同様な
効果をあげることができると共に、定着ローラ10上の
オフセットトナーは離脱しないニッケル粒子21bにも
付着するため、その分更にクリーニング効果を上げるこ
とができる。
【0040】上記構成のクリーニング装置20を使用し
て定着ローラ10の耐久試験を行なった処、通常の白黒
画像形成用の画像形成装置の定着装置に使用される定着
ローラ10では定着枚数が25万枚の耐久寿命が得ら
れ、カラー画像形成装置の定着装置に使用される定着ロ
ーラ10では7万枚の耐久寿命が得られた。
【0041】次に、本発明の第3実施例を図3により説
明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能を有する
ものについては同一符号を付しその説明を省略する。
【0042】本実施例に係る定着装置1のクリーニング
装置20のクリーニングウェブ21にはトナーとの親和
力の強いアルミ粒子がクリーニング粒子として第1、又
は第2実施例と同様な方法にてウェブ繊維21aに接着
されている。また、クリーニング装置20に対して定着
ローラ10の回転方向下流側にはトナーの付着したアル
ミ粒子を回収するための回収装置30を設けた。
【0043】この回収装置30は定着ローラ10に当接
し、該定着ローラ10の回転方向に対しカウンタ方向に
回転する磁性ローラ31と、磁性ローラ31周りに吸着
されたアルミ粒子をこの磁性ローラ31から掻き落とす
ブレード32と、該ブレード32により掻き落とされた
アルミ粒子を収容する回収パン33とから構成されてい
る。
【0044】而して、クリーニング装置20のクリーニ
ングウェブ21が押圧ローラ22により定着ローラ10
に押圧されることにより、定着ローラ10上のオフセッ
トトナーはこのクリーニングウェブ21のアルミ粒子に
付着し、定着ローラ10の効果的なクリーニングが行な
われると共に、定着温度近傍に達したこのクリーニング
ウェブ21のウェブ繊維21aから離脱したトナーが付
着したアルミ粒子は定着ローラ10上を移動し、回収装
置30の磁性ローラ31に吸着されて回収される。
【0045】尚、磁性ローラ31上のアルミ粒子はブレ
ード32を介して回収パン33の中に回収される。
【0046】以上の如く本実施例ではトナーが付着した
アルミ粒子が回収装置30により回収されるため、この
アルミ粒子が転写材P等のに飛散することはなく、定着
装置1の運転環境が改善される。
【0047】上記第1乃至第3実施例ではクリーニング
粒子としてトナーとの親和力の大きいニッケル粒子21
bやアルミ粒子を使用したが、これに限る必要はなく、
トナーとの親和力が大きければ他の金属粒子でもよいの
は勿論である。また、定着ローラ10の材質よりトナー
との親和力が大きければクリーニング粒子は樹脂やゴム
の粒子であってもよいのは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く本発明によれ
ば、現像剤に対して親和力の大きいクリーニング粒子を
常温では接着効果を有すが定着温度近傍では接着効果を
有しない接着剤でクリーニング部材に接着しているた
め、該クリーニング部材によりクリーニング粒子を介し
てローラの効果的なクリーニングが達成できると共に、
ローラからのオフセット現像剤が付着したクリーニング
粒子はクリーニング部材から離脱するため、このオフセ
ット現像剤が再びクリーニング部材を介してローラに付
着することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る定着装置の主要部断面図であ
る。
【図2】クリーニング装置のクリーニングウェブの拡大
図である。
【図3】第3実施例に係る定着装置の主要部断面図であ
る。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
10 定着ローラ(ローラ) 21 クリーニングウェブ(クリーニング部材) 21b ニッケル粒子(クリーニング粒子) P 転写材 T トナー像(未定着現像像)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材上の未定着画像を定着するための
    ローラを有し、且つ該ローラの外面にオフセットした現
    像剤が繊維状のクリーニング部材によってクリーニング
    される定着装置において、金属、樹脂、ゴム等からなる
    現像剤との親和力の大きいクリーニング粒子を、クリー
    ニング部材の少なくともローラに接する側に、常温では
    接着効果を有すがローラによる加熱定着温度近傍では接
    着効果を有さない接着剤で接着させたことを特徴とする
    定着装置。
  2. 【請求項2】 上記クリーニング粒子の一部が定着温度
    近傍でも接着効果を有する接着剤でクリーニング部材に
    接着されていることを特徴とする請求項1記載の定着装
    置。
  3. 【請求項3】 クリーニング後クリーニング部材からロ
    ーラ側に離脱したクリーニング粒子を回収する回収装置
    を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の定着装
    置。
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