JP2947474B2 - コンパクトな高変倍率ズームレンズ系 - Google Patents

コンパクトな高変倍率ズームレンズ系

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JP2947474B2 JP63168133A JP16813388A JP2947474B2 JP 2947474 B2 JP2947474 B2 JP 2947474B2 JP 63168133 A JP63168133 A JP 63168133A JP 16813388 A JP16813388 A JP 16813388A JP 2947474 B2 JP2947474 B2 JP 2947474B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、バックフォーカスに制約条件のないカメ
ラ、例えばレンズシャッター等に適したコンパクトな高
変倍率ズームレンズ系に関するものである。
さらに本発明は、上記ズームレンズ系の特にフォーカ
シングに関するものである。
従来の技術 バックフォーカスに制約条件のないカメラ用のズーム
レンズとしては、特開昭56−128911号,特開昭57−2012
13号等の物体側より順に正,負の2つの成分より構成さ
れる正先行型の2成分ズームレンズが知られている。さ
らに特開昭58−137813号,特開昭58−184915号等の3成
分ズームレンズ、本出願人による特開昭60−57814号の
4成分ズームレンズと種々提案されてきた。
しかしながら、これらのズームレンズはいずれもその
ズーム比が比較的小さいものがほとんどで、ズーム比3
を越えるようなズームレンズは実現されていなかった。
一方、一眼レフレックスカメラ用ズームレンズとして
はズーム比3を越える比較的コンパクトなものとしては
特開昭54−30855号,特開昭55−156912号,本出願人に
よる特開昭57−169716号,等種々提案されているが、バ
ックフォーカスの制約条件からレンズ系の全長(最も物
体側のレンズの前面からフィルム面までの長さ)として
は大きなものとなっている。
又、従来ほとんどのズームレンズはフォーカシングの
機械的機構の複雑化を避けるために、同一撮影距離に対
するフォーカシング移動量が一定である前群繰り出し方
式を採用している。しかしながら、広角域を含む正屈折
力成分先行型のズームタイプで前群繰り出し方式を採用
すると近接撮影時の画面最周辺の照度比を確保するため
にどうしても前玉径が大きなものとなってしまう。
一方、本出願人による特開昭58−143312号において前
群繰り出し方式以外の繰り出し方式においても同一撮影
距離に対するフォーカシング移動量がレンズの焦点距離
によらず一定である条件が提示されているが、最近のオ
ートフォーカスカメラにおいては上記フォーカシングの
制約が大幅に緩和してきている。逆に、オートフォーカ
スカメラにおいてはフォーカシングの為の駆動系を出来
るだけコンパクト化するために、フォーカシングレンズ
群が軽量でかつその移動量が小さいことが望まれるが、
未だ十分なものは実現されていない。
発明が解決しようとする課題 本発明は、バックフォーカスに制約条件のないカメラ
に適した、コンパクトでかつ高性能な高変倍率ズームレ
ンズ系を提供することを目的とするものである。
さらに本発明は、特に比較的軽量なレンズ群でフォー
カシングすることによって、オートフォーカスカメラに
おけるフォーカシング駆動系のコンパクト化と近接撮影
時の高性能化を達成した高変倍率ズームレンズを提供す
ることを目的とするものである。
さらに本発明は、特開昭60−57814号に較べズーム形
成を簡略化しながらズーム比の高倍率化を計ったズーム
レンズを提供することにある。
さらに本発明の目的は、上記カメラ本体の小型化、機
構の簡略化が十分配慮されたコンパクトでかつ高性能な
高変倍率ズームレンズを提供するものである。
本発明の概略 上記の目的を達成する本発明のズームレンズ系は、第
1図乃至第4図図示の断面図のように、物体側より順
に、第1正レンズ群〔I〕、第2正レンズ群〔II〕及び
第3負レンズ群〔III〕より構成され、最短焦点距離端
(以下S側という)から最長焦点距離端(以下L端とい
う)へのズーミングに際して上記第1正レンズ群〔I〕
と第3負レンズ群〔III〕が像側から物体側へ移動する
と共に上記第2正レンズ群〔II〕がズーミング中移動
し、この結果上記S端からL端へのズーミングに際して
上記第1,第2レンズ群間の空気間隔が増大すると共に上
記第2,第3レンズ群間の空気間隔が減少し、さらに近接
物体に対するフォーカシングに際して上記第2正レンズ
群〔II〕が像側から物体側へ移動し、かつ第2正レンズ
群〔II〕中又は第3負レンズ群〔III〕中のいずれかに
非球面を有し、以下の条件を満足することを特徴とす
る。
但し、 L:L端での全系の焦点距離 S:S端での全系の焦点距離 で定義される全系の中間焦点距離 βL2:L端での第2レンズ群〔II〕の横倍率 βS2:S端での第2レンズ群〔II〕の横倍率 βM2:中間焦点距離状態(以下M状態という)での第
2レンズ群〔II〕の横倍率 である。
条件式(1),(2)は、この第2レンズ群〔II〕を
用いるフォーカシングにおいて、各焦点距離におけるフ
ォーカシング移動量を規定するための条件である。
特開昭58−143312号公報においては、この繰出量を焦
点距離の変化にかかわらず一定とする為に、 にて示されるPの値が、焦点距離変化にかかわらずほぼ
一定である必要があることが示されている。但し、ここ
で、はフォーカシングレンズ群よりも物体側にある
レンズ群の合成焦点距離、βはフォーカシングレンズ
群の横倍率である。
本発明では第2レンズ群〔II〕がフォーカシングレン
ズ群であるので、任意の焦点距離でのPの値Piは、 となる。
ズーミングの全領域でPiが一定であれば、焦点距離変
化にかかわらず第2レンズ群〔II〕の繰出量はほぼ一定
となる。従って、各焦点距離毎に上記Piの値を比較すれ
ば、各焦点距離毎のフォーカシング移動量の比較とな
る。
条件式(1)は、L端のフォーカシング移動量に対す
るS端でのフォーカシング移動量の比を規定するもの
で、同様に条件式(2)は、L端のフォーカシング移動
量に対するM状態でのフォーカシング移動量の比を規定
するものである。
条件式(1),(2)の上限を超えると、S端及びM
状態でのフォーカシング移動量がL端でのフォーカシン
グ移動量に比べて大きくなりすぎる。
一方その下限を超えると、S端及びM状態でのフォー
カシング移動量がL端に比べて小さくなりすぎ、いずれ
の場合もそのことによって、カメラ本体に各焦点距離に
応じてフォーカシング移動量を補正するための何らかの
手段を必要とし、最近のオートフォーカスカメラにおい
ては、その補正手段に対する制約が大幅に緩和されてい
るものの、過度に移動量比が大きいことは、その補正手
段を複雑にし、カメラ本体のコンパクト化・簡略化の妨
げとなる。
更に本発明のズームレンズ系では、さらに下記の条件
を満足することが望ましい。
但し、ΔdL,ΔdS,ΔdMはそれぞれL端,S端,M状態での
無限遠撮影状態から最近接撮影状態までのフォーカシン
グ移動量である。
条件式(3),(4)は、第2レンズ群〔II〕のL
端,S端,M状態におけるフォーカシング移動量の比をL
端,S端,M状態の焦点距離に対して規定したものであり、
条件式(1),(2)とともに、カメラ本体のコンパク
ト化及び簡略化を含んだフォーカシングの条件である。
条件式(3),(4)の上限あるいは下限を越えた場
合に発生する問題点は、条件式(1),(2)で説明し
たものと同様である。
尚、最近接撮影時に最大撮影倍率としてβ=1/10を越
えなければ、十分に実用性のあるフォーカシング方式と
言うことはできない。
更に、本発明のズームレンズ系では、フォーカシング
レンズ群である第2レンズ群〔II〕中に非球面を有し、
以下の条件を満足することが望ましい。
但し、 X :下式で表される光軸からの高さYにおける光軸
方向の変位量 X=X0+A4Y4+A6Y6+A8Y8+A10Y10+… X0 :下式で表される非球面の基準となる球面の形状 A :非球面係数 C0 :非球面の基準となる球面の曲率 N :非球面より物体側の屈折率 N′:非球面より像側の屈折率 である。
条件(5)は、非球面が適用される面が正の屈折力を
有する面であればその非球面はレンズ光軸から離れるに
従って正の屈折力がゆるくなる面形状であること、或い
は、当該面が負の屈折力を有する面であればその非球面
レンズ光軸から離れるに従って負の屈折力が強くなる面
形状であることを示している。尚、球面収差に影響の少
ない光軸近傍においては、微小量程度だけ上記条件
(5)をはずれても実質的には本発明の規定するものと
なる。従って、第2レンズ群〔II〕全体としては強い正
の屈折力を持ちながらその中に設けられた非球面が条件
(5)を満たすことによって、レンズ光軸から離れた位
置では相対的にゆるい屈折力を持たせることができる。
従って、軸上光束は第2レンズ群〔II〕中の比較的高い
位置を通過し軸外主光線は比較的低い位置を通過するこ
とから、条件(5)に規定される非球面を第2レンズ群
〔II〕中に適用することによって、球面収差とズーミン
グ中におけるコマ収差の変動を良好に補正することがで
きるのである。
それとともに本発明においては、第2レンズ群〔II〕
を通過する軸外主光線が比較的低い位置であることか
ら、無限遠撮影から最近接撮影にかけて第2レンズ群
〔II〕を像側から物体側へ移動してフォーカシングする
際に発生する収差変動が少なく優れた収差性能を維持し
ている。
また、第3レンズ群〔III〕中に非球面を有すること
により、L端での正の歪曲収差と、ズーミング中のコマ
収差の変動を良好に補正することが可能となる。
更に、本発明においては、以下の条件をも満足するこ
とが望ましい。
但し、 L2:S端における第2正レンズ群[II]の最も物体側の
レンズ面頂点からフィルム面までの距離 L2′:S端における第2正レンズ群[II]の最も像側の
レンズ面頂点からフィルム面までの距離 FM:画面対角長 である。
条件(6)はズーム比の拡大を計りながら全系のコン
パクト性を保つための条件で、条件(6)の上限を越え
ると全長が長くなり、本発明の目的とするコンパクト性
を維持することが困難となる。一方、条件(6)の下限
を越えると、ズーム比が大きくなった場合に、バックフ
ォーカスが短くなり、第3レンズ群〔III〕の径が増大
するか又は第2レンズ群〔II〕及び第3レンズ群〔II
I〕が極端に薄肉系となり、ズーミングにおける収差変
動を補正する自由度が少なくなる。そして、この自由度
が少なくなると、本発明のように広角を含みかつズーム
比が比較的大きなズームレンズにおいては、S端とL端
とで収差補正をしても、M状態での特に球面収差と像面
湾曲との補正が困難となる。
条件(7)は条件(8)のもとで高性能を維持しなが
ら全系のコンパクト性を保つための条件で、条件(7)
の条件を越えて第2レンズ群〔II〕の肉厚が増大すると
コンパクトな光学系を実現することが困難となる。逆に
条件(7)の下限を越えると、第2レンズ群〔II〕に非
球面を用いてもズーミング中の収差変動、特に球面収差
とコマ収差をバランスよく補正することが困難となる。
更に本発明においては、上記条件(1)〜(7)に加
えて以下の条件をも満足することが望ましい。
但し、ここで、は第2レンズ群〔II〕の焦点距離
である。
条件(8)は第2レンズ群〔II〕の屈折力を適正に規
定したもので、条件(8)の上限を越えて第2レンズ群
〔II〕の屈折力が弱くなると、第3レンズ群〔III〕に
入射する軸上光束が高くなってバックフォーカスが長く
なってしまい、コンパクト性が損なわれやすくなる。逆
に、条件(8)の下限を越えて第2レンズ群〔II〕の屈
折力が強くなりすぎると、第2レンズ群〔II〕で発生す
る収差が大きくなり特にS端での球面収差を十分補正す
ることが困難となる上に、バックフォーカスが短くなり
すぎるので、S端で十分な像面照度を確保しようとする
と第3レンズ群〔III〕の径が大きくなり好ましくな
い。
さらに本発明のズームレンズ系では以下の条件を満足
することが望ましい。
(10) 0.08<|3/L|<0.45 (11) 0.25<(DL12−DS12)/<0.60 但し、ここで、 DL12:L端における第1,第2レンズ群間の軸上間隔 DS12:S端における第1,第2レンズ群間の軸上間隔 βL3:L端における第3レンズ群〔III〕の横倍率 βS3:S端における第3レンズ群〔III〕の横倍率 である。
条件(9)は第3レンズ群〔III〕の変倍効果を規定
したもので、条件(9)の上限を越えると、第3レンズ
群〔III〕の屈折力が強くなるかあるいは第3レンズ群
〔III〕の移動量が大きくなり、前者の場合では第3レ
ンズ群〔III〕を比較的簡単な構成で実現することが不
可能となる。また、後者の場合はズーミングにおける収
差変動が大きくなるとともに、L端での全長が長くなる
ので鏡胴構成も含めて全系をコンパクトにすることが困
難となる。また、条件(9)の下限を越えると、変倍の
ための第2レンズ群〔II〕の負担が強くなりすぎる。
条件(10)は第3レンズ群〔III〕の屈折力を規定す
るもので、条件(10)の上限を越えて第3レンズ群〔II
I〕の屈折力が弱くなると、所定のズーム比を得るため
には第3レンズ群〔III〕の移動量が大きくなり、鏡胴
構成も含めて全系をコンパクトにすることが困難とな
る。また、条件(10)の下限を越えて第3レンズ群〔II
I〕の屈折力が強くなると、第3レンズ群〔III〕中で発
生する収差が大きくなり、歪曲やズーミング中のコマ収
差の変動を十分に補正することが困難となる。
更に、条件(11)はズーミングによる第1レンズ群
〔I〕と第2レンズ群〔II〕との間の間隔が変化を規定
するものであり、条件(11)の上限を越えるとズーミン
グによる収差変動、特に球面収差とコマ収差とを良好に
補正することが困難となるとともに、S端での第1,第2
レンズ群間の間隔が大きくなりすぎて、両面最周辺で十
分な像面照度を確保するためには前玉径または後玉径が
大きくなりすぎ、コンパクト性を確保することが困難と
なる。また、条件(11)の下限を越えるとズーミング時
の両レンズ群間の間隔の間隔変化が小さくなり、ズーム
比を大きくすることが困難となる。
更に、本発明においては、非球面の加工上、以下の条
件を満足することが望ましい。
(12) Nd2<1.6,νd2<60 但し、ここで、Nd2は第2レンズ群〔II〕中の非球面
を有するレンズの屈折率、νd2は第2レンズ群〔II〕中
の非球面を有するレンズのアッベ数である。非球面を有
するレンズに条件(12)を満たすプラスチックレンズを
用いることによって、加工工程上大巾な省力化を図るこ
とができ製造上好ましい。
本発明において、各レンズ群の具体的構成としては下
記のものが望ましい。
第1レンズ群〔I〕が少なくとも1枚の正レンズと1
枚の負レンズを含むことにより、第1レンズ群〔I〕に
比較的強い屈折力を与えて、ズーミングによる第1レン
ズ群〔I〕の移動量をできるだけ小さく抑えることがで
きる。また、第3レンズ群〔III〕が少なくとも1枚の
正レンズと1枚の負レンズを含むことによって、ズーミ
ング中の色収差、特に倍率色収差をバランス良く補正す
ることができる。ズーミングに際しては、第1レンズ群
〔I〕と第3レンズ群〔III〕とが一体となって移動す
るとともに第2レンズ群〔II〕もそれとは別に移動する
ことにより、各レンズ群がそれぞれ別々に移動する構成
に比べて鏡胴構成上有利となる。
尚、本発明は、基本的に3群構成よりなるズームレン
ズ系であるが、その最も像側に固定の比較的弱い屈折力
の成分を加えても本質的には本発明の構成要件をはずれ
ることはない。
実施例 以下本発明の実施例を示す。各実施例において、r1
物体側から順に第i番目のレンズ面の曲率半径、diは物
体側から順に第i番目の軸上間隔、ni,νiはそれぞれ
物体側から順に第i番目のレンズの屈折率とアッベ数で
あり、(*)を付した面は非球面である。尚、各実施例
の各条件に対する値を第1,2表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれ本発明実施例1〜4のズーム
レンズの各々最短焦点距離端(S端)及び最長焦点距離
端(L端)におけるレンズ配置を示す断面図、第5図〜
第12図は上記各実施例のズームレンズの最短焦点距離端
<S>、中間焦点距離<M>、及び最長焦点距離端<L
>の物体距離無限時での諸収差を示す収差図である。 I:第1レンズ群、 II:第2レンズ群、 III:第3レンズ群、 F:フォーカシングレンズ群。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−184916(JP,A) 特開 昭61−52620(JP,A) 特開 昭62−78522(JP,A) 特開 昭63−153511(JP,A) 特開 昭63−161423(JP,A) 特開 平1−307715(JP,A) 特開 平2−50117(JP,A) 特開 平1−230013(JP,A) 特開 平1−204013(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、正の屈折力を有する第1
    レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、及び負の
    屈折力を有する第3レンズ群より構成され、 最短焦点距離端から最長焦点距離端へのズーミングに際
    して第1レンズ群と第3レンズ群が像側から物体側へ移
    動すると共に第2レンズ群が移動して第1、第2レンズ
    群間の空気間隔が増大すると共に上記第2、第3レンズ
    群間の空気間隔が減少し、 さらに近接物体に対するフォーカシングに際して上記第
    2正レンズ群が像側から物体側へ移動するとともに、第
    2正レンズ群中に非球面を有し、 以下の条件を満足することを特徴とするコンパクトな高
    変倍率ズームレンズ系; 但し L:最長焦点距離端での全系の焦点距離 S:最短焦点距離端での全系の焦点距離 で定義される全系の中間焦点距離 βL2:最長焦点距離端での第2レンズ群の横倍率 βS2:最短焦点距離端での第2レンズ群の横倍率 βM2:中間焦点距離での第2レンズ群の横倍率 X:下式で表される光軸の高さYにおける光軸方向の変位
    量 X=X0+A4Y4+A6Y6+A8Y8+A10Y10+… X0:下式で表される非球面の基準となる球面の形状 A:非球面係数 C0:非球面の基準となる球面の曲率 N:非球面より物体側の屈折率 N′:非球面より像側の屈折率 である。
  2. 【請求項2】さらに以下の条件を満足することを特徴と
    する請求項1記載のズームレンズ系; 但し、ΔdL,ΔdS,ΔdMは、それぞれ最長焦点距離端、最
    短焦点距離端、中間焦点距離での無限遠撮影状態から最
    近接撮影状態までのフォーカシング移動量である。
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