JP2947426B2 - パンチングプレスにおけるワーク移動位置決め装置 - Google Patents

パンチングプレスにおけるワーク移動位置決め装置

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JP2947426B2 JP9870291A JP9870291A JP2947426B2 JP 2947426 B2 JP2947426 B2 JP 2947426B2 JP 9870291 A JP9870291 A JP 9870291A JP 9870291 A JP9870291 A JP 9870291A JP 2947426 B2 JP2947426 B2 JP 2947426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンチングプレスに
おけるワーク移動位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチングプレスのパンチング加
工位置にワークをX軸、Y軸方向へ移動位置決めするワ
ーク移動位置決め装置をパンチングプレスに装着する場
合には、パンチングプレスのフレーム内でワーク移動位
置決め装置のY軸方向への移動部材とこの移動部材を支
承する支持部材が組込まれるが、単品を順次組上げてい
た。
【0003】また、Y軸方向への移動部材を支承する支
持部材をパンチングプレスのフレーム内へ取付ける場合
に、フレームの内面に面加工を施し、その面にねじ加工
して支持部材を取付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチングプレスへワーク移動位置決め装置を組込
む際には、Y軸方向へ移動位置決めする部材は、X軸方
向へ移動位置決めする部材のごとくサブ組みできないた
め、機械1台を作るサイクルタイム内にY軸方向の移動
位置決めをする部材の組込み時間を多く費し、サイクル
タイムの減少が図れないという問題があった。また、Y
軸方向への移動部材を支承する支持部材をパンチングプ
レスのフレームへ組付けるため、フレームに面加工を施
しているが、フレームへの加工方向が上下方向になり、
加工機械が限定され多量生産に向かないという問題があ
った。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、Y軸移動位置決め部材をユニット化し、機械の組
立時間(サイクルタイム)を短縮して生産性の向上を図
ると共に、支持部材を取付けるフレームの加工面を側面
から加工する構成とし、加工機械に汎用を持たせたパン
チングプレスにおけるワーク移動位置決め装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、パンチングプレスのパンチング加工位
置に対してワークをX軸、Y軸方向へ移動位置決め自在
なワーク移動位置決め装置にして、前記パンチンクプレ
スのフレーム内にY軸用フレームを設け、このY軸用フ
レーム内にY軸方向へ延伸して回転伝達部材を設けると
共に、この回転伝達部材を駆動するY軸用駆動部材を設
け、X軸方向へ移動自在なクランプ部材と、このクラン
プ部材を支承するキャレッジベースをX軸方向へ移動自
在に支承するX軸取付プレートを設け、このX軸取付プ
レートに装着されたナット部材を前記回転伝達部材に螺
合させると共に、前記Y軸用フレームにY軸方向へ延伸
して設けた複数の摺動部材を介して前記X軸取付プレー
トを設けてY軸用ユニットとしてユニット化し、このユ
ニット化されたY軸用ユニットを前記フレーム内に装着
して設けてパンチングプレスにおけるワーク移動位置決
め装置を構成した。
【0007】また、この発明は、パンチンクプレスのパ
ンチング加工に対してワークをX軸、Y軸方向へ移動位
置決め自在なワーク移動位置決め装置にして、前記パン
チングプレスのフレームの両側板に相対して内方向に突
出させて複数個のY軸取付ピンを装着し、このY軸取付
ピンにY軸取付座を形成し、このY軸取付座の上にユニ
ットとしたY軸用フレームを載置して設けてパンチング
プレスにおけるワーク移動位置決め装置を構成した。
【0008】
【作用】この発明のパンチングプレスにおけるワーク移
動位置決め装置を採用することにより、Y軸方向に延伸
した回転伝達部材とこの回転伝達部材を駆動するY軸用
駆動部材をY軸用フレーム内に設けて、X軸方向へ移動
自在なクランプ部材とキャレッジベースをX軸取付プレ
ートに設け、このX軸取付プレートに装着されたナット
部材を前記回転伝達部材に螺合してY軸用ユニットとし
てユニット化する。このユニット化したY軸用ユニット
のY軸方向へ移動位置決めをする部材をパンチンクプレ
スのフレーム内に組込む。
【0009】このため、従来行なわれている単品毎の組
立ては必要なく、ユニット化して組込みが可能となり機
械の組立時間の短縮化が図られる。
【0010】また、Y軸用フレームをパンチングプレス
のフレーム内に載置するための部材として、フレームの
両側板に相対して内方向へ突出させて複数個のY軸取付
ピンを設け、このY軸取付ピンに形成したY軸取付座に
前記Y軸用フレームを載置する。
【0011】このため、パンチンクプレスのフレームの
加工面は側面からの加工となり、従来のごとくフレーム
にY軸取付座を加工する必要がないので、汎用性のある
一般加工機械で加工が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】理解を容易にするために、先ずパンチング
プレスとワーク移動位置決め装置の全体的構成について
概略的に説明する。
【0014】図2、図3および図4を参照するに、パン
チンクプレス1は、門型をしたフレーム3の上部梁3a
にプレスユニット5が装着され、このプレスユニット5
は上部に設けたドライブユニット7により駆動され、プ
レスユニット5の下部にはパンチ9が装着されている。
【0015】パンチ9の直下に相対してダイ11が設け
られ、パンチ9とダイ11を結ぶ線とがパンチング加工
位置13となる。
【0016】上記構成により、ドライブユニット7を駆
動しプレスユニット5によりパンチ9を上下動させる。
パンチ9の上下動によりダイ11と協働してワークWに
パンチング加工が施される。
【0017】前記パンチ9とダイ11とはATC装置
(金型交換装置)15により交換自在となっている。A
TC装置15はパンチ用ATC装置17とダイ用ATC
装置19とにより構成され、その構成は同一のためパン
チ用ATC装置17についてのみ説明する。
【0018】パンチ用ATC装置17はパンチ9に隣接
して、前記フレーム3の上部梁3aの下面に垂下して設
けられている。すなわち、上部梁3aの下面にY軸方向
(図2および図3において左右方向)へ延伸したレール
21が設けられ、このレール21にY軸方向へ移動自在
にして、かつ回動自在な支持ブロック23が垂下して設
けられている。この支持ブロック23には複数箇所に支
持アーム25が突設され、支持アーム25は前記パンチ
9に係合、離脱自在となっている。
【0019】前記ATC装置15に隣接してATC用ツ
ールマガジン装置27が設けられている。このATC用
ツールマガジン装置27は、多数のパンチ9を収納し前
記フレーム3の上部梁3aを囲繞した収納部29と多数
のダイ11を収納し前記フレーム3の下部梁3bを囲繞
した収納部31とが上下2段に設けられ、図示を省略し
たがモータ等により収納されたパンチ9あるいはダイ1
1を移動させるようになっている。
【0020】上記構成により、パンチ9とダイ11を交
換するには、ATC用ツールマガジン装置27に収納さ
れた所望のパンチ49とダイ11を、ATC装置15と
対向する位置へ位置決めする。そして支持ブロック23
を図2、図3において左側へ移動させ、支持ブロック2
3の支持アーム25にてパンチ9とダイ11とを支承
し、支持ブロック23を右側へ移行させてパンチ9とダ
イ11とをATC用ツールマガジン装置27より取出
す。
【0021】次いで、支持ブロック23を所定角度(本
実施例では180度)回転すると、パンチ9とダイ11
はプレスユニット5の直下に位置決めされる。そして、
支持ブロック23にパンチ9とダイ11を保持したま
ま、パンチング加工が施される。
【0022】一方、ATC装置15の反対側には固定テ
ーブル32を挾んでフロントサイドテーブル33とリヤ
サイドテーブル35が設けられ、フロントサイドテーブ
ル33とリヤサイドテーブル35はレール36上に乗
り、Y軸方向に移動自在に設けられている。(図3参
照)各テーブルである固定テーブル32とフロントサイ
ドテーブル33とリヤサイドテーブル35上に搬入され
たワークWを把持し、X軸、Y軸方向へ移動自在なワー
ク移動位置決め装置37が設けられている。
【0023】このワーク移動位置決め装置37におい
て、Y軸方向(図2、図3において左右方向、図4にお
いて図面に直交した方向)への移動は、駆動部材である
例えばY軸用サーボモータ39が、Y軸用フレーム41
の片端に一体的に設けたブラケット43に設けられてい
る。Y軸用サーボモータ39はY軸用フレーム41の下
部に両端を支承されY軸方向に延伸した回転伝達部材で
ある例えばボールスクリュ45に連結されている。
【0024】このボールスクリュ45に螺合するナット
部材47を備えたX軸取付プレート49には、案内部材
である例えばLMガイド51が設けられ、前記Y軸用フ
レーム41の下面にY軸方向へ延伸して設けた複数のL
Mガイドレール53に係合摺動自在に設けられている。
【0025】前記Y軸用フレーム41は、パンチングプ
レス1のフレーム3の上部梁3aを構成する両側板55
の下部近傍に相対して並列して複数個のY軸取付ピン5
7が装着されていて、このY軸取付ピン57に形成した
Y軸取付座59に載置して設けられている。なお、符号
61は後述するX軸用サーボモータに対するケーブルガ
ーダである。
【0026】上記構成により、Y軸用サーボモータ39
を駆動するとボールスクリュ45が回転し、このボール
スクリュ45に螺合したナット部材47を介してX軸取
付プレート49がY軸方向へ移動されることになる。こ
の移動はLMガイド51によりMガイドレール53にそ
って円滑に行われる。
【0027】Y軸方向の移動自在な前記X軸取付プレー
ト49に、X軸用サーボモータ63が設けられ、X軸取
付プレート49にはスライドユニット65の一部材であ
るサポートブラケット67に支承されたてキャレッジベ
ース69がX軸方向(図2において図面に対して直交す
る方向、図3において上下方向、図4において左右方
向)の移動自在に設けられている。
【0028】キャレッジベース69の移動は、キャレッ
ジベース69の両端にプーリ71が設けられ、このプー
リ71に掛回された無端状のベルト部材73である例え
ばタイミングベルト等を前記X軸用サーボモータ63に
より駆動することにより、キャレッジベース69はX軸
方向へ移動自在となっている。キャレッジベース69に
は複数個のクランプユニット75が固定、解放自在に設
けられている。このクランプユニット75の先端にはク
ランプ部材77が設けられ、ワークWを把持、解放自在
となっている。
【0029】なお、クランプユニット75は、前記ベル
ト部材73に対しして係合、離脱自在に設けられ、ベル
ト部材73にクランプユニット75が係合された時は、
クランプユニット75は前記キャレッジベース69に対
してX軸方向へ移動自在となる。また、クランプユニッ
ト75がベルト部材73より離脱すると、クランプユニ
ット75は移動しないでキャレッジベース69に固定さ
れる。
【0030】上記構成により、ワークWをクランプ部材
77にて把持し、クランプユニット75をキャレッジベ
ース69より解放し、キャレッジベース69をサポート
ブラケット67に固定してベルト部材73とクランプユ
ニット75を係合させる。そして、X軸用サーボモータ
63を駆動させるとベルト部材73を介して、キャレッ
ジベース69のX軸方向の長さ範囲内にてクランプ部材
77を移動させることができる。この操作は小形のワー
クWを取扱う場合に有効である。
【0031】また、クランプユニット75をキャレッジ
ベース69に固定し、キャレッジベース69をサポート
ブラケット67より解放し、ベルト部材73とクランプ
ユニット75を係合させる。そして、X軸用サーボモー
タ63を駆動させるベルト部材73を介して、キャレッ
ジベース69をX軸方向に移動させることができ、大き
な範囲でワークWの移動が可能となるので大形のワーク
Wを取扱う場合に有効である。
【0032】次に、ワーク移動位置決め装置37である
Y軸方向へ移動位置決めする部材について、更に詳細に
説明する。
【0033】図1を参照するに、パンチングプレス1の
フレーム3の上部梁3aを構成する両側板55の下部近
傍に相対して軸取付ピン57が装着されている。このY
軸取付ピン57は段付ピン形状を成し、前記両側板55
に形成した段付穴79内に装着されボルト等により固着
されている。
【0034】Y軸取付ピン57の小径部57aの先端に
はY軸取付座59が形成されていて、このY軸取付座5
9上にY軸用フレーム41が載置される。
【0035】Y軸用フレーム41は下方が開口し、Y軸
フレーム41の両側板81の下端に支持板83がY軸方
向へ延伸して一体的に設けられ、この支持板83が前記
Y軸取付座59に乗り支承される。
【0036】支持板83の下面には、案内部材である例
えばLMガイドレール53のY方向へ延伸し垂下して設
けられていて、このLMガイドレール53に係合するL
Mガイド51はX軸取付プレート49に固着されてい
る。
【0037】X軸取付プレート49の上面には回転伝達
部材である例えばボールスクリュ45に螺合するナット
部材47が固着されていて、図2に示されているよう
に、前記Y軸用フレーム41の片端に設けたブラケット
43に固着されたY軸用サーボモータ39にボールスク
リュ45は連結されている。
【0038】上記構成により、Y軸用サーボモータ39
を駆動するとボールスクリュ45は回転し、このボール
スクリュ45に螺合したナット部材47がY軸方向に移
動する。ナット部材47はX軸取付プレート49に固着
されているので、このX軸取付プレート49がY軸方向
へ移動することとなり、その移動はLMガイド51がL
Mガイドレール53上を摺動するので円滑な移動がなさ
れる。
【0039】X軸取付プレート49には、X軸方向への
ワーク移動部材がユニット化されて支承されている。す
なわち、X軸取付プレート49上に駆動部材であるX軸
用サーボモータ63が立設して装着され、このX軸用サ
ーボモータ63の出力軸85に結合された軸87がベア
リング89を介してサポートブラケット67内に設けら
れている。なお、サポートブラケット67はスライドユ
ニット65の一部材としてX軸取付プレート49の下部
に垂下して設けられている。
【0040】前記軸87の下端には駆動側ピニオン91
が係止され、この駆動側ピニオン91の両側にリヤナロ
ープーリ93Aとフロントナロープーリ93bがベアリ
ングを介して回転自在に設けられ、図3に示されている
ように、キャレッジベース69の両端にプーリ71が回
転自在に設けられている。このプーリ71とリヤナロー
プーリ93a,フロントナロープーリ93bと駆動側ピ
ニオン91とには、ベルト部材73である例えばタイミ
ングベルトが掛回されている。なお、前記X軸用サーボ
モータ63への配線は前記フレーム3の上部梁3aに一
端を固着し他端は自在となったケーブルガーダ61によ
り導かれている。
【0041】上記構成により、X軸用サーボモータ63
を駆動することにより駆動側ピニオン91は回転し、ベ
ルト部材73を介して図示を省略したがクランプユニッ
ト75であるクランプ部材77をX軸方向へ移動した
り、キャレッジベース69をX軸方向へ移動したりして
ワークWのX軸方向移動位置決めがなされる。
【0042】上述した如き構成により、X軸方向へ移動
位置決めするキャレッジベース69およびクランプユニ
ット75等のX軸ユニットをX軸取付プレート49の下
面に装着した後、X軸取付プレート49をLMガイド5
1を介してLMガイドレール53に装着すると共に、ナ
ット部材47をボールスクリュ45に螺合する。そし
て、Y軸用フレーム41をパンチングプレス1の上部梁
3a内へ挿入して、Y軸方向フレーム41の両側板81
の下端に設けた支持板83を、上部梁3aの両側板55
に挿着したY軸取付ピン57のY軸取付座59上へ載せ
ることにより組立を完了する。
【0043】このため、ユニット化したY軸移動部材を
パンチングプレス1の上部梁3a内へ装着することによ
り、組立を容易化しサイクルタイムの短縮化を図ること
ができる。
【0044】また、Y軸用フレーム41を上部梁3a内
へ組込み位置決めするためにY軸取付ピン57を上部梁
3aの両側板55に穿設した段付穴79内へ挿入する
が、Y軸取付ピン57の両側板55への取付部である段
付穴79の加工は、両側面からの穴加工例えばボーリン
グ加工と面加工で行なえる。このように、Y軸用フレー
ム41の組立てにY軸取付ピン57を使用したことによ
り、両側板55に上下方向の加工をなくし、側面加工の
みで汎用機械の加工を可能としたので、加工機械が限定
されず汎用性があるため多量生産ができるので、生産性
の向きを図ることができる。
【0045】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0046】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、X軸方向へ移動自在なク
ランプ部材とキャレッジベースとを備えたX軸取付プレ
ートを、回転伝達部材と摺動部材を介してY軸用フレー
ムに組込みユニットとして、パンチンクプレスのフレー
ム内に装着する。
【0047】而して、機械の組立時間(サイクルタイ
ム)を短縮し、生産性の向上を図ることができる。
【0048】また、ユニットとなったY軸用フレームを
パンチンクプレスのフレームに組込む際には、フレーム
の両側板に相対して内方向へ突出させた複数個のY軸取
付ピンに形成したY軸取付座の上にY軸用フレームを載
せる。
【0049】而して、Y軸取付ピンを使用したことによ
り、従来のごとき上下方向の加工をなくし、フレームに
は側面からの穴加工と面加工をすれば良く、加工機械の
限定がなくなり、汎用性があり生産性の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、図4におけるI矢視
部の拡大図である。
【図2】この発明を実施する一実施例のパンチングプレ
スとワーク移動位置決め装置の正面図である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿った拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 パンチングプレス 3 フレーム 13 パンチング加工位置 37 ワーク移動位置決め装置 39 Y軸用サーボモータ(Y軸用駆動部材) 41 Y軸用フレーム 45 ボールスクリュ(回転伝達部材) 47 ナット部材 49 X軸取付プレート 51 LMガイド(摺動部材) 53 LMガイドレール(摺動部材) 55 両側板 57 Y軸取付ピン 59 Y軸取付座 69 キャレッジベース 77 クランプ部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチングプレスのパンチング加工位置
    に対してワークをX軸、Y軸方向へ移動位置決め自在な
    ワーク移動位置決め装置にして、前記パンチングプレス
    のフレーム内にY軸用フレームを設け、このY軸用フレ
    ーム内にY軸方向へ延伸した回転伝達部材を設けると共
    に、この回転伝達部材を駆動するY軸用駆動部材を設
    け、X軸方向へ移動自在なクランプ部材と、このクラン
    プ部材を支承するキャレッジベースをX軸方向へ移動自
    在に支承するX軸取付プレートを設け、このX軸取付プ
    レートに装着されたナット部材を前記回転伝達部材に螺
    合させると共に、前記Y軸用フレームにY軸方向へ延伸
    して設けた複数の摺動部材を介して前記X軸取付プレー
    トを設けてY軸用ユニットとしてユニット化し、このユ
    ニット化されたY軸用ユニットを前記フレーム内に装着
    して設けてなることを特徴とするパンチングプレスにお
    けるワーク移動位置決め装置。
  2. 【請求項2】 パンチンクプレスのパンチング加工装置
    に対してワークをX軸、Y軸方向へ移動位置決め自在な
    ワーク移動位置決め装置にして、前記パンチングプレス
    のフレームの両側板に相対して内方向に突出させて複数
    個のY軸取付ピンを装着し、このY軸取付ピンにY軸取
    付座を形成し、このY軸取付座の上にY軸用フレームを
    載置して設けてなることを特徴とするパンチングプレス
    におけるワーク移動位置決め装置。
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