JP2938045B1 - コモンバーを備えた端子台 - Google Patents

コモンバーを備えた端子台

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JP2938045B1
JP2938045B1 JP17902998A JP17902998A JP2938045B1 JP 2938045 B1 JP2938045 B1 JP 2938045B1 JP 17902998 A JP17902998 A JP 17902998A JP 17902998 A JP17902998 A JP 17902998A JP 2938045 B1 JP2938045 B1 JP 2938045B1
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Abstract

【要約】 【課題】端子台の中央部分に記名札のホールド部を設け
た場合においても、架設したコモンバーの位置を外部か
ら確認することが可能となる。 【解決手段】複数のターミナルユニット21を並列して
構成され、その所定のターミナルユニット間にコモンバ
ー3を架設して、分岐回路を構成するなど電気的に接続
することができる端子台において、前記複数のターミナ
ルユニット21を横断して架設されるコモンバー3の上
方を記名札4のホ−ルド部とするとともに、前記コモン
バー3の上部側部から上方突起片32を突設し、その上
端が記名札4の側方の上方に露出するように、記名札4
の表面より突出する高さに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記名札を装着する
端子台に用いられるコモンバーの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4に例示する、両端部の各々を入力端
子部および出力端子部とした端子座金具11を内蔵した
ターミナルユニット10を複数個並列させて構成した端
子台において、一つの端子部から分岐を取りたい場合に
は、ターミナルユニット10の長手方向断面を表す図4
(A)に例示するように、端子座金具11の中央におい
てスペーサ12をネジ止め配置し、XX断面を表す図4
(B)に示すように、その頂部間に導通板13を架設し
て、ターミナルユニット10a、10bを接続して、一
方から他方に分岐することが行われていた。
【0003】また、一方、端子台には記名札を装着し
て、回路名称、識別記号などを記入して利用の便を図る
のが通例であり、図4に示すように、この記名札14
は、ターミナルユニット10を直角に横断する中央部分
で対向する係止爪15、15によってホールドされ、丁
度、分岐用の前記導通板13を覆い隠すように配置され
ている。この場合には、前記した導通板13などで分岐
回路が設けられている場合でも、記名札14が装着され
ると、分岐回路がどのように設けられているのかが外部
から判別できなくなるという不具合があった。
【0004】なお、このような不具合を解消するため
に、記名札の装着するためのホールド部を、端子台の上
面の中央部分ではなく、いずれか一方に偏らせて設ける
ということも試みられたが、個々のターミナルユニット
10を一定の方向に配列しなければならなくなる、部品
点数が多くなるなどの別の不具合が生じて、採用しにく
いという事情があった。
【0005】また、近年は、端子座金具相互間を接続す
るスペーサ12、導通板13をネジ止めする代わりに、
導通脚部を備えたコモンバーをターミナルユニットに挿
入して、所定のターミナルユニット間に跨がらせて架設
し、回路を分岐することができる、ネジ止めの必要のな
いコモンバーが実用化されているが、この場合において
も、コモンバーを接続した後、記名札を装着すると、コ
モンバーがその記名札によって覆われるため、その接続
状況が外部から観察しにくくなる点は、前記に同様であ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、端子台の中央
部分に記名札のホールド部を設けた場合においても、架
設したコモンバーの位置を外部から確認することが可能
となるコモンバーを備えた端子台を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めになされた本発明のコモンバーを備えた端子台は、複
数のターミナルユニットを並列して形成され、その所定
のターミナルユニット間を電気的に接続するための導通
脚部を備えたコモンバーを架設したとき、前記ターミナ
ルユニットの上面に、前記コモンバーを覆い隠す位置に
装着される記名札のホ−ルド部を設けた端子台におい
て、前記コモンバーの上部を延伸させた上方突起片を前
記記名札の側方の上方に露出させて、架設されたコモン
バーの存在を視認可能としたことを特徴とするものであ
る。また、前記ホールド部が係止爪であり、前記コモン
バーを架設したときに前記係止爪と前記上方突起片に設
けた孔とを、その位置が一致するよう設けてもよい。
【0008】本発明では、前記コモンバーの一部を延伸
させて前記記名札の側方の上方に露出させて、架設され
たコモンバーの存在を視認可能としたことにより、端子
台の中央部分に設けた記名札のホールド部に記名札を装
着した場合に、その記名札を取り外すことなく装着した
まま、記名札で覆い隠されたコモンバーの位置を外部か
ら肉眼で確認することができるようになった。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明のコモンバーを備え
た端子台に係る実施形態を図1〜3を参照して説明す
る。図1において、本発明の端子台2は、複数のターミ
ナルユニット21を並列して構成され、その所定のター
ミナルユニット間にコモンバー3を架設して、分岐回路
を構成するなど電気的に接続することができる端子台で
ある。
【0010】ここでは、このコモンバー3は、下部に導
通脚部31a、31bを備えた電気導通金具部材であっ
て、所定の複数のターミナルユニット21、21間に跨
がらせて、その導通脚部31a、31bを上方から挿入
し、内部の端子座金具(図示せず)に接続させ、回路を
分岐などすることができるもので、図ではネジ止めの必
要のないタイプを例示してある。
【0011】そして、本発明の特徴とするところは、こ
の端子台2において、前記複数のターミナルユニット2
1を横断してコモンバー3を架設するための凹溝22が
形成されており、かつその凹溝22に架設されるコモン
バー3の上方を記名札4のホ−ルド部とするとともに、
前記コモンバー3の上部を延伸させて前記記名札4の側
方からコモンバー3の位置を視認できるようにした点に
ある。
【0012】すなわち、ターミナルユニット21の上面
に、前記凹溝22を挟んで一対の係止爪23、23が設
けられ、この係止爪23によって記名札4が上方に外れ
ないよう保持できる記名札4のホ−ルド部が形成されて
いる。このホ−ルド部に記名札4を取り付けるには、図
1の示すように、記名札4を前記ホールド部の一端方向
から、係止爪23で保持させながら滑り込ませればよい
ものである。
【0013】また、前記コモンバー3の上部を延伸させ
て前記記名札4の側方から視認できるようにするには、
コモンバー3の上部本体の側部から上方突起片32を突
設し、図2に例示するように、記名札4を装着したとき
に、その上方突起片32の上端が記名札4の側方の上方
に露出するように、記名札4の表面より突出する高さに
設定しておけばよい。
【0014】さらに、本発明におけるコモンバー3と記
名札4の配置関係を、図3により具体的に示すことがで
きる。図3は、前記のコモンバーを取り付けた一つのタ
ーミナルユニット21の断面を表す図であり、ターミナ
ルユニット21には、左右に配置した端子部25、25
と、それらの間を連絡する端子座金具24が配設され、
中央部分において上方から差し込まれたコモンバー3
は、その下部の導通脚部31が前記端子座金具24に接
続され、分岐回路が形成される。
【0015】この場合、記名札4は、各ターミナルユニ
ット21上部の係止爪23に抱えられた状態でホールド
されており、同時に、この記名札4の両側方には、コモ
ンバー3の頭部側部から延びる左右の上方突起片32、
32が上方に突出した状態に位置している。また、前記
係止爪23は凹溝22にコモンばー3を架設したとき、
コモンバー3の上方突起片32に形成した孔33と
応するように一致した位置に設けてある。これによりコ
モンバー3の架設に有無にかかわらず記名札4をホール
ド部で同様に保持することができる。かくして、この上
方突起片32を視認することによって、外部からコモン
バー3の位置を知ることができるのである。
【0016】さらに、前記コモンバーの延伸させた部分
である上方突起片32の位置を前記記名札4の表面より
突出させうる高さに形成すれば、より容易に電気接続し
たターミナルユニットの位置を知ることができるので、
電気接続のミスを防止することができるなどの利点が得
られるのである。
【0017】
【発明の効果】本発明のコモンバーを備えた端子台は、
以上に説明したように構成されているので、端子台の中
央部分に記名札のホールド部を設けるとともに、架設し
たコモンバーの位置を外部から確認することが可能とな
る。したがって、記名札を装着したまま、外部からコモ
ン配線か所を一見して確認することができる、あるいは
そのために誤配線などを確実に防止できる、という優れ
た効果がある。よって本発明は従来の問題点を解消した
コモンバーを備えた端子台として、その工業的価値は極
めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための斜視図。
【図2】本発明におけるコモンバーの要部を表す斜視
図。
【図3】本発明の実施形態を説明するための要部断面
図。
【図4】従来の端子台における記名札と導通板とを表す
要部断面図。
【符号の説明】
2 端子台、21 ターミナルユニット、22 凹溝、
23 係止爪、24 端子座金具、25 端子部、3
コモンバー、31、31a、31b 導通脚部、32
上方突起片、33 孔、4 記名札。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 9/00 - 9/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のターミナルユニットを並列して形
    成され、その所定のターミナルユニット間を電気的に接
    続するための導通脚部を備えたコモンバーを架設した
    、前記ターミナルユニットの上面に、前記コモンバー
    を覆い隠す位置に装着される記名札のホ−ルド部を設け
    た端子台において、前記コモンバーの上部を延伸させた
    上方突起片を前記記名札の側方の上方に露出させて、架
    設されたコモンバーの存在を視認可能としたことを特徴
    とするコモンバーを備えた端子台。
  2. 【請求項2】 前記ホールド部が係止爪であり、前記コ
    モンバーを架設したときに前記係止爪と前記上方突起片
    に設けた孔とを、その位置が一致するよう設けた請求項
    1に記載のコモンバーを備えた端子台。
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JP5094545B2 (ja) * 2008-05-16 2012-12-12 中国電力株式会社 端子台
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