JP2930194B2 - Soiウェーハ及びその製造方法 - Google Patents

Soiウェーハ及びその製造方法

Info

Publication number
JP2930194B2
JP2930194B2 JP20822896A JP20822896A JP2930194B2 JP 2930194 B2 JP2930194 B2 JP 2930194B2 JP 20822896 A JP20822896 A JP 20822896A JP 20822896 A JP20822896 A JP 20822896A JP 2930194 B2 JP2930194 B2 JP 2930194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
bonding
bonded
mirror
silicon mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20822896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09116125A (ja
Inventor
浩司 阿賀
清 三谷
正健 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Handotai Co Ltd filed Critical Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority to JP20822896A priority Critical patent/JP2930194B2/ja
Publication of JPH09116125A publication Critical patent/JPH09116125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2930194B2 publication Critical patent/JP2930194B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウェーハの貼
り合わせ技術に関するものであり、特にSOI(silico
n on insulator)ウェーハ及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】鏡面研磨された2枚のシリコンウェー
ハ、あるいは少なくとも、その一方にシリコン酸化膜を
形成せしめたシリコンウェーハの鏡面同士を清浄な条件
下で接触させると、接着剤等を用いなくとも、ウェーハ
同士は接着する(以後、この状態を接合と称す)。しか
しこの接合状態は完全なものではないので、その後、こ
れらに熱処理を加えると、ウェーハ同士は強固に結合す
る(以後、この状態を結合と称す)。この後者の、少な
くとも一方のウェーハに表面を酸化した2枚のシリコン
ウェーハを、その酸化膜を介して結合させたものがSO
Iウェーハである。このようなSOIウェーハは、ウェ
ーハ間に接着剤等の異種物質を介在させる必要がないた
め、その後の高温処理や各種化学処理が自由にでき、ま
たpn接合や誘電体埋め込みも簡便にできるという利点
を有する。さらに平坦度、清浄度等の薄膜化技術の向上
とあいまって、その実用化が注目されている。
【0003】特に近年の半導体デバイスの高集積度化、
高速度化により、SOIウェーハの活性層は薄膜化の傾
向にあり、例えば半導体素子を形成するための活性層を
0.1μmレベルとするSOIウェーハが要求されるよ
うになっている。このような極薄のSOIウェーハを製
造するには、従来の研削や研磨による機械的な加工によ
る方法では不可能で、その仕上げ研磨方法としては、例
えば不純物によるエッチストップ法(K.Imai,Jpn.J.App
l.Phys.,30(1991)1154) や、ドライエッチング法(特開
平5−335395号公報参照)等が挙げられる。
【0004】ところで不純物によるエッチストップ法を
図3で説明すると、まず、(A)通常の厚さ600〜1
000μmの支持体となる第一のシリコンウェーハ(以
下、これをベースウェーハとする)の鏡面側に、厚さが
1μm以下の酸化膜を形成せしめ、一方、半導体素子形
成の活性層となる厚さ600〜800μmの第二のシリ
コンウェーハ(以下これをボンドウェーハとする)の鏡
面側には、B(ホウ素)不純物を熱拡散法やイオン注入
法により導入し、厚さが約0.5μmで濃度が1020cm
-3前後の不純物の高濃度層を形成させる。次に、(B)
この前処理を施したそれぞれのウェーハの鏡面同士を室
温の清浄な雰囲気下で重ね合わせて接合し、酸素雰囲気
下において700〜1000℃で約1時間、結合のため
の熱処理を行う。この熱処理によって不純物はボンドウ
ェーハ中を拡散し、不純物高濃度層の厚さが増すと同時
に、その濃度はいくぶん低下する。(C)この結合熱処
理により得られた結合ウェーハ(SOIウェーハの先駆
体)の、ボンドウェーハ側について、その厚さが5〜1
0μmとなるまで、機械的な研削や研磨によって除去し
薄層化する。次に、(D)エッチング液としてエチレン
ジアミンピロカテコール水(エチレンジアミン 3400c
c、ピロカテコール 600g、水 1600cc)により100
〜110℃の温度で処理すると、ボンドウェーハにおけ
る不純物濃度の低い部分は速やかにエッチングが進行し
除去されるが、不純物濃度が高くなるにつれエッチング
速度は遅くなり、ある濃度以上になるとエッチングはス
トップする。この不純物によるエッチストップ法により
ボンドウェーハ側を約0.5μm厚さの不純物濃度層と
なるまで薄膜化させることができる。次に、(E)この
状態でボンドウェーハ側を熱酸化すると、不純物はその
表面で成長する酸化膜に取り込まれ、その条件を制御す
ることによって、不純物濃度が1/10〜1/20以下
に低下し、その厚さが0.1〜0.2μmのシリコン薄
層を、前記結合用の酸化膜と、前記表面に成長させた酸
化膜の間に形成させることができ、(F)この表面酸化
膜を希フッ酸で除去することにより極薄のSOIウェー
ハが製造される、という方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような極薄
のSOIウェーハ製造方法においては、前記SOI層の
薄層化のための機械的な研削や研磨の工程で、また、こ
のSOIウェーハを使用して半導体デバイスを作製する
工程において、結合が不充分で剥離を起こすという問題
がある。例えば、2枚のウェーハを接合し、熱処理工程
を経て結合ウェーハとなった段階で、ボンドウェーハを
通常5〜10μm程度にまで研削研磨する際にウェーハ
間の剥離が生じるものである。特に、鏡面上に高濃度層
を形成したボンドウェーハと、鏡面を酸化したベースウ
ェーハとの結合によって得られた結合ウェーハの場合に
は、未結合部分(これをボイドという)が生じたり、結
合強度が低下し、結合部分が剥離したりするという問題
が往々にして起こった。
【0006】発明者がその原因を追跡した結果、通常の
鏡面ウェーハ同士の接合の場合は、両面の接合面とも鏡
面であり、その表面粗さは、例えばレーザー光散乱強度
を基にしたヘイズレベルで評価すると、検出電圧700
Vでほぼ10bit 程度以下である。この鏡面の一方、ま
たは双方を熱酸化させて互いに接合し、結合熱処理を施
し、SOIウェーハを製造する場合には、良好な結合体
が得られる。しかし、前記BやSb(アンチモン)不純
物の高濃度層を有するウェーハの表面は、熱拡散やイオ
ンインプランテーションを施す際に面荒れを生じてお
り、このような面荒れを持つウェーハを結合しても強固
な結合が得られず、SOI層の薄膜化における研磨工程
や、薄膜化後の半導体デバイス作製工程で、結合部分が
剥離してしまうことがわかった。本発明はこのような問
題点に鑑み、極薄のSOIウェーハの製造時において、
またこのSOIウェーハより半導体デバイスを作製する
過程において、剥離を発生しない、強固に結合したSO
Iウェーハを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、2枚
のシリコン鏡面ウェーハのうち、第一のシリコン鏡面ウ
ェーハの表面に酸化膜を形成し、第二のシリコン鏡面ウ
ェーハに不純物の高濃度層を形成した後、互いに接触さ
せて接合し、これに加熱処理を施して強固に結合させて
なるSOIウェーハにおいて、不純物の高濃度層を形成
した前記第二のウェーハの接合すべき表面を研磨後に、
接合が行われていることを特徴とするSOIウェーハを
要旨とし、またその製造方法をも要旨とするものであ
る。
【0008】以下にこれをさらに詳述する。本発明にお
ける、不純物によるエッチストップ法を用いる極薄のS
OIウェーハの製造方法については、図3によって先に
説明した通りであるので、その詳細は省略する。すなわ
ち、本発明は図3における(A)及び(B)の工程、熱
拡散やイオンインプランテーションにより、鏡面の表面
に不純物の高濃度拡散層を形成したシリコンウェーハ
(ボンドウェーハ)と、鏡面に酸化膜をつけた支持基板
としてのシリコンウェーハ(ベースウェーハ)との鏡面
側同士を接合させるにあたり、前記の拡散処理を施した
ボンドウェーハの接合すべき表面を再度研磨し、然る後
に、この接合されたウェーハに熱処理を施して強固な結
合ウェーハ(SOIウェーハの先駆体)を得ることを特
徴とするものである。次いで、(C)〜(F)の工程順
に従って、この結合ウェーハのボンドウェーハ側を、5
〜10μm厚まで研削研磨した後、この研削研磨面を不
純物によるエッチストップ法によって前記拡散層を表出
させる。さらに熱酸化処理を施すことによって、拡散層
中の不純物濃度を薄めると同時に、SOI層の厚さを規
定し、この薄膜化されたシリコン層の上に生じた酸化膜
をHF処理により除去して、約0.2μm厚さか、それ
以下のシリコン薄膜を有するSOIウェーハを得、これ
によって本発明は完結する。
【0009】前記不純物拡散処理を施したボンドウェー
ハ表面の面荒れについてであるが、図4はその面荒れ
を、AFM(Atomic Force Microscope:原子間力顕微
鏡)によるRMS値(単位nm)で測定した値と、LS-6
000 (日立電子エンジニアリング社製測定器製品名)を
使用し、レーザー光散乱強度によるヘイズレベル(単位
bit )で測定した値とを比較したものである。その結
果、RMS値とbit 値は、大凡の相関関係を示し、例え
ばp型鏡面シリコンウェーハにB拡散をしたもののRM
S値=0.3nmに対し、そのヘイズレベルは検出電圧
700V(PV=700V)において約54bit の値で
ある。したがって本発明における面荒れの表示は、その
測定が簡便なヘイズレベルを示すbit 値を採用した。な
お、PW/p型は、導電型がp型の鏡面シリコンウェー
ハを、PW/n型は導電型がn型の鏡面シリコンウェー
ハを示し、PWのB拡散/p型、PWのB拡散/n型
は、その各々についてB拡散を行ったものを指してい
る。
【0010】また、前記拡散処理を施したボンドウェー
ハの接合表面の研磨は、公知の鏡面研磨方法によって行
われる。すなわち、その代表的な研磨方法はメカノケミ
カル研磨法で、シリコンウェーハを鏡面化する場合は通
常、1次、2次、仕上げの3段階の研磨を行い、ウェー
ハ表面層の20μm前後が取り代として除去されている
が、本発明の場合はその仕上げ研磨に相当する鏡面研磨
条件で、その取り代も1μm以下で0.1〜0.2μm
のレベルであれば良い。あるいはこの鏡面研磨の代わり
に、精密研削により同等の処理を行ってもよい。図5
は、上記鏡面研磨法による研磨時間とヘイズレベルとの
関係を見たもので、たまたまこの条件の場合は4分以上
の研磨により20bit 以下のヘイズレベルに到達してい
ることがわかる。なお、鏡面研磨後の表面粗さは、鏡面
シリコンウェーハと同様の20bit 以下(図4によれば
AFM測定で0.15nm以下)が好ましいが、これに
限定されるものではなく、また鏡面研磨の取り代の厚さ
は、拡散層が薄くなり過ぎシート抵抗に影響しない程度
に抑えることが必要である。
【0011】本発明により、不純物高濃度層の形成時に
生じたシリコンウェーハの面荒れがあっても、拡散層の
シート抵抗に影響を与えないようにして、その面荒れ表
面を研磨することによって十分な結合強度を有するSO
Iウェーハを得ることができる。また、本発明は、ベー
スウェーハのみに酸化膜を有するものであるが、酸化膜
を形成させるに際して、ボンドウェーハの不純物拡散層
に影響しない範囲において、酸化膜がボンドウェーハに
あるか、または双方のウェーハにあってもよい。すなわ
ち、B不純物拡散ボンドウェーハにおいて、酸化膜形成
の温度が900℃以下であれば、本発明の適用が可能で
あることが確認されている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態につい
て、実施例、比較例を挙げて説明する。 (実施例、及び比較例1、比較例2)ボンドウェーハと
して直径125mm、厚さ625μmの鏡面研磨したn
型シリコンウェーハを用意した。この鏡面ウェーハの表
面粗さをLS-6000 (前出測定器)を用い、検出電圧70
0Vで評価したところ、そのヘイズレベルは10bitで
あった。このシリコンウェーハは図1(b)の●印で示
され、これを比較例1とした。同じくこのシリコンウェ
ーハについて、その鏡面へPBF(Poly Boron Film 6M-
10;東京応化工業社製製品名)を塗布し、1050℃、
40分間、N2 雰囲気の条件でこのBをウェーハに拡散
させた後、ウェーハをNH4OH :H2O2:H2O =1:1:8
0の洗浄液(以下SC−1と称す)で洗浄した。その後
HF5%液、1分間浸漬によりこのウェーハのBSG
(Boron SilicateGlass)を除去し、次いで800℃で
5分間、パイロ酸化によりボロンシリサイド除去酸化を
行った。さらにHF5%液、1分間浸漬で酸化膜を除去
した後、ウェーハをSC−1で洗浄し、B拡散ウェーハ
を作製した。このウェーハの接合面である拡散面の表面
粗さを、LS-6000 (前出測定器)を用い、検出電圧70
0Vで測定したところ、67bit で、非常に粗かった。
この状態のボンドウェーハは図1(b)の■印で示さ
れ、これを比較例2のボンドウェーハとした。このウェ
ーハの拡散面のシート抵抗の面内分布を測定した結果、
図2(a)に示すようになり、その平均シート抵抗ρS
は12.35Ω/□であった。
【0013】このウェーハの拡散面を、荷重150g/c
m2、研磨速度0.02μm/分で5分間、鏡面研磨を施
した(研磨の取り代は0.1μm)後、表面粗さを測定
したところ、20bit であった。このボンドウェーハは
図1(b)の×印で示され、これを実施例相当のボンド
ウェーハとした。また、このウェーハのシート抵抗の面
内分布を再度測定した結果を図2(b)に示す。鏡面研
磨前と比べてほぼ同程度の面内分布及び平均シート抵抗
ρS を有することから、上述の鏡面研磨がウェーハへ与
える影響は小さいことがわかる。なお、図2(a)、
(b)中の+、−で示した領域は、それぞれシート抵抗
が平均シート抵抗ρS より大きい領域、小さい領域であ
ることを示している。
【0014】(比較例3)ボンドウェーハのB拡散工程
において、B拡散とボロンシリサイド除去酸化を一回の
熱処理で行う以外は、比較例2と同一の条件でB拡散ウ
ェーハを作製し、その表面粗さを測定したところ、40
bit であった。これを比較例3のボンドウェーハとし、
図1(b)の□印で示した。
【0015】直径125mm、厚さ625μmのp型シ
リコンウェーハを用意し、1100℃、30分の条件で
パイロ酸化することによって0.5μm厚さの熱酸化膜
を形成したベースウェーハを作製した。このベースウェ
ーハと、前記の諸条件で作製した実施例、比較例1〜3
用のボンドウェーハについて結合熱処理の試験を行っ
た。 すなわち、このベースウェーハと上述の各種ボン
ドウェーハの鏡面側同士を室温にて重ね合わせて接合ウ
ェーハとし、この接合ウェーハを酸素雰囲気下で700
℃、800℃、900℃の温度により各60分の結合熱
処理を行った。各結合熱処理後の結合ウェーハの結合強
度を、ブレード法で測定した。ブレード法は、結合させ
た2枚のウェーハの間に刃を差し込み、2枚のウェーハ
が剥離した先端から刃の刃先までの距離により、結合強
度を求める方法である(W.P.Maszara,J.Appl.Phys.,64
(1988)4943 )。その結果を図1(a)に示す。
【0016】図1(a)において、●は比較例1として
の、不純物未拡散の鏡面シリコンウェーハ、×は実施
例、■は比較例2、□は比較例3の値である。図1
(a)より、表面粗さが小さいほど、ウェーハの結合強
度は向上したことがわかる。
【0017】
【発明の効果】本発明のSOIウェーハ及びその製造方
法によれば、不純物拡散層を有するボンドウェーハと、
ベースウェーハとの強固な結合が達成でき、不純物高濃
度層のシート抵抗に影響を与えることがなく、SOI層
の薄膜化における研削・研磨工程や、薄膜化後の半導体
デバイス作製工程での、結合剥離を低減化することがで
きる。これにより、不純物高濃度層を有するボンドウェ
ーハと、酸化膜を有するベースウェーハとからなる結合
ウェーハに対し、不純物によるエッチストップ法を適用
して極薄のSOIウェーハの製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のウェーハ結合強度の、表面粗
さ・結合熱処理温度依存性を示す図である。 (a)ウェーハ結合強度の、結合熱処理温度依存性を示
す。 × ‥‥‥ 実施例 ● ‥‥‥ 比較例1 ■ ‥‥‥ 比較例2 □ ‥‥‥ 比較例3 (b)(a)の各ボンドウェーハの表面粗さを示す。
【図2】本発明の実施例の拡散面の、鏡面研磨前後での
平均シート抵抗ρS 、標準偏差σ及びその面内分布の変
化を示す図で、(a)は鏡面研磨前、(b)は鏡面研磨
後のものである。
【図3】(A)〜(F)は、高濃度層を有するボンドウ
ェーハと、酸化膜を有するベースウェーハとからなる結
合ウェーハについて、不純物によるエッチストップ法を
応用した極薄のSOIウェーハの製造工程を説明する図
である。
【図4】LS-6000 とAFMとによる面粗さ測定値の比較
を示す図である。
【図5】研磨時間によるヘイズレベルの変化を示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−139297(JP,A) 特開 平1−106466(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/12 H01L 21/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のシリコン鏡面ウェーハのうち、第
    一のシリコン鏡面ウェーハの表面に酸化膜を形成し、第
    二のシリコン鏡面ウェーハに不純物の高濃度層を形成し
    た後、互いに接触させて接合し、これに加熱処理を施し
    て強固に結合させてなるSOIウェーハにおいて、不純
    物の高濃度層を形成した前記第二のウェーハの接合すべ
    き表面を研磨後に、接合が行われていることを特徴とす
    るSOIウェーハ。
  2. 【請求項2】 2枚のシリコン鏡面ウェーハのうち、第
    一のシリコン鏡面ウェーハの表面に酸化膜を形成し、第
    二のシリコン鏡面ウェーハに不純物の高濃度層を形成し
    た後、互いに接触させて接合し、これに加熱処理を施し
    て強固に結合させてなるSOIウェーハを製造する方法
    において、不純物の高濃度層を形成した前記第二のウェ
    ーハの接合すべき表面の研磨後に、接合を行うことを特
    徴とするSOIウェーハの製造方法。
  3. 【請求項3】 2枚のシリコン鏡面ウェーハのうち、第
    一のシリコン鏡面ウェーハの表面に酸化膜を形成し、第
    二のシリコン鏡面ウェーハに不純物の高濃度層を形成し
    た後、互いに接触させて接合し、これに加熱処理を施し
    て強固に結合させた後、前記第二のシリコン鏡面ウェー
    ハ側を薄膜化してSOIウェーハを製造するに際し、不
    純物の高濃度層を形成した前記第二のシリコン鏡面ウェ
    ーハの接合すべき表面の研磨後に接合を行い、これに加
    熱処理を行うことによって強固に結合させた後、前記第
    二のシリコン鏡面ウェーハ側を、不純物の高濃度層によ
    るエッチストップ法により薄膜化させることを特徴とす
    るSOIウェーハの製造方法。
JP20822896A 1995-08-17 1996-08-07 Soiウェーハ及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2930194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20822896A JP2930194B2 (ja) 1995-08-17 1996-08-07 Soiウェーハ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-209451 1995-08-17
JP20945195 1995-08-17
JP20822896A JP2930194B2 (ja) 1995-08-17 1996-08-07 Soiウェーハ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09116125A JPH09116125A (ja) 1997-05-02
JP2930194B2 true JP2930194B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=26516714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20822896A Expired - Fee Related JP2930194B2 (ja) 1995-08-17 1996-08-07 Soiウェーハ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2930194B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100252751B1 (ko) * 1997-12-27 2000-04-15 김영환 반도체 소자 제조 방법
JP4828230B2 (ja) 2004-01-30 2011-11-30 株式会社Sumco Soiウェーハの製造方法
JP5261960B2 (ja) 2007-04-03 2013-08-14 株式会社Sumco 半導体基板の製造方法
JP5555995B2 (ja) 2008-09-12 2014-07-23 株式会社Sumco 貼り合わせシリコンウェーハの製造方法
JP5470839B2 (ja) 2008-12-25 2014-04-16 株式会社Sumco 貼り合わせシリコンウェーハの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09116125A (ja) 1997-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3265493B2 (ja) Soi基板の製造方法
JP4509488B2 (ja) 貼り合わせ基板の製造方法
JP3395661B2 (ja) Soiウエーハの製造方法
JPS61296709A (ja) 半導体装置の製造方法
US20040106268A1 (en) Thermally stable crystalline defect-free germanium boned to silicon and silicon dioxide
JP3900741B2 (ja) Soiウェーハの製造方法
JPH05251292A (ja) 半導体装置の製造方法
US5897362A (en) Bonding silicon wafers
JP3033655B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP4655797B2 (ja) 直接接合ウエーハの製造方法
JP5009124B2 (ja) 半導体基板の製造方法
JP2930194B2 (ja) Soiウェーハ及びその製造方法
EP0759634A1 (en) SOI wafer and method for the preparation thereof
EP0740849B1 (en) Method of forming a silicon-on-insulator (soi) material having a high degree of thickness uniformity
JP3921823B2 (ja) Soiウェーハの製造方法およびsoiウェーハ
JPH05129258A (ja) 半導体ウエハの製造方法および半導体集積回路装置の製造方法
WO2022001780A1 (zh) 绝缘体上半导体结构的制造方法
JP2959704B2 (ja) 結合ウェーハの製造方法及びこの方法により製造された結合ウェーハ
JP3864886B2 (ja) Soiウエーハ
JP2000124091A (ja) Soiウエーハの製造方法及びsoiウエーハ
JPH09213916A (ja) Soi基板の製造方法
WO2022001779A1 (zh) 绝缘体上半导体结构的制造方法
JP2766992B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2010040638A (ja) Soi基板の製造方法
JP3272908B2 (ja) 半導体多層材料の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees