JP2927260B2 - 状態監視方式 - Google Patents
状態監視方式Info
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は状態監視方式に関
し、特に加入者システムにおける状態監視方式に関す
る。
し、特に加入者システムにおける状態監視方式に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来例における状態監視方式が
適用される加入者システムの構成を示す図である。
適用される加入者システムの構成を示す図である。
【０００３】図２に示した加入者システムは、加入者交
換機５および遠隔監視制御装置４と接続されて無線回線
制御機能と遠隔監視制御機能とを備える無線基地局装置
１と、加入者を収容して無線基地局装置１との間に加入
者無線伝送路を設定する加入者局装置３と、無線基地局
装置１と加入者局装置３との間で無線信号を再生中継す
る無線中継局装置２とを有する構成となっている。
換機５および遠隔監視制御装置４と接続されて無線回線
制御機能と遠隔監視制御機能とを備える無線基地局装置
１と、加入者を収容して無線基地局装置１との間に加入
者無線伝送路を設定する加入者局装置３と、無線基地局
装置１と加入者局装置３との間で無線信号を再生中継す
る無線中継局装置２とを有する構成となっている。
【０００４】この既存の加入者システムは、無線中継局
装置２および加入者局装置３の状態監視用の無線チャネ
ルが、無線基地局装置１に固定的に１チャネル割り当て
られており、この１チャネルを使用して、無線基地局装
置１から状態要求オーダを加入者システム内に収容され
ている複数の無線中継局装置２および加入者局装置３に
１局づつ順番に送信し、この状態要求オーダに対応する
状態情報レスポンスを無線基地局装置１で受信し、その
情報を遠隔監視制御装置４に通知することによって加入
者システムの状態監視を行っていた。
装置２および加入者局装置３の状態監視用の無線チャネ
ルが、無線基地局装置１に固定的に１チャネル割り当て
られており、この１チャネルを使用して、無線基地局装
置１から状態要求オーダを加入者システム内に収容され
ている複数の無線中継局装置２および加入者局装置３に
１局づつ順番に送信し、この状態要求オーダに対応する
状態情報レスポンスを無線基地局装置１で受信し、その
情報を遠隔監視制御装置４に通知することによって加入
者システムの状態監視を行っていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の問題
点は、装置の状態変化を検出するのに時間がかかるとい
うことである。その理由は、状態監視用に使用すること
ができる無線チャネルが１チャネルしかないので、その
１チャネルを使用して、無線基地局が無線中継局または
加入者局の状態情報を１局づつ収集しているからであ
る。また、無線中継局および加入者局を多く収容すれば
するほど、状態変化を検出するための時間が長くなるか
らである。
点は、装置の状態変化を検出するのに時間がかかるとい
うことである。その理由は、状態監視用に使用すること
ができる無線チャネルが１チャネルしかないので、その
１チャネルを使用して、無線基地局が無線中継局または
加入者局の状態情報を１局づつ収集しているからであ
る。また、無線中継局および加入者局を多く収容すれば
するほど、状態変化を検出するための時間が長くなるか
らである。
【０００６】本発明の目的は、無線基地局装置が無線中
継局装置または加入者局装置の状態変化を検出する時間
を短くすることが可能な状態監視方式を提供することに
ある。
継局装置または加入者局装置の状態変化を検出する時間
を短くすることが可能な状態監視方式を提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の状態監視方式は、加入者交換機（５）および
遠隔監視制御装置（４）と接続されて無線回線制御機能
と遠隔監視制御機能とを備える無線基地局装置（１）
と、加入者を収容して該無線基地局装置（１）との間に
加入者無線伝送路を設定する加入者局装置（３）と、該
無線基地局装置（１）と該加入者局装置（３）との間で
無線信号を再生中継する無線中継局装置（２）とを有す
る加入者システムで、該無線基地局装置（１）が、固定
的に割り当てられている無線チャネルを使用して該無線
中継局装置（２）および該加入者局装置（３）の状態情
報を収集し、収集した該状態情報を遠隔監視制御装置
（４）に通知する状態監視方式であって、該無線基地局
装置（１）と該加入者局装置（３）との間の該加入者無
線伝送路の接続制御および解放制御を行う呼処理制御手
段（１１）と、該加入者システム内のトラヒックを監視
するトラヒック監視手段（１４）と、該無線中継局装置
（２）および該加入者局装置（３）との間で呼処理およ
び状態監視に使用する無線チャネルを管理し、かつ通話
に使用する通話用無線チャネルの使用頻度であるトラヒ
ック値と該加入者システム内に収容されている該無線中
継局装置（２）および該加入者局装置（３）の数と該通
話用無線チャネルの状態とに従って、該通話用無線チャ
ネルを状態監視に使用する状態監視用無線チャネルとし
て割り当てるチャネル管理手段（１３）と、該無線中継
局装置（２）および該加入者局装置（３）の状態情報を
収集して該遠隔監視制御装置（４）に収集した該状態情
報を通知する装置監視手段（１２）と、呼処理および状
態監視を行う無線信号を送受信する無線信号送受信手段
（１５）とを有する。
に本発明の状態監視方式は、加入者交換機（５）および
遠隔監視制御装置（４）と接続されて無線回線制御機能
と遠隔監視制御機能とを備える無線基地局装置（１）
と、加入者を収容して該無線基地局装置（１）との間に
加入者無線伝送路を設定する加入者局装置（３）と、該
無線基地局装置（１）と該加入者局装置（３）との間で
無線信号を再生中継する無線中継局装置（２）とを有す
る加入者システムで、該無線基地局装置（１）が、固定
的に割り当てられている無線チャネルを使用して該無線
中継局装置（２）および該加入者局装置（３）の状態情
報を収集し、収集した該状態情報を遠隔監視制御装置
（４）に通知する状態監視方式であって、該無線基地局
装置（１）と該加入者局装置（３）との間の該加入者無
線伝送路の接続制御および解放制御を行う呼処理制御手
段（１１）と、該加入者システム内のトラヒックを監視
するトラヒック監視手段（１４）と、該無線中継局装置
（２）および該加入者局装置（３）との間で呼処理およ
び状態監視に使用する無線チャネルを管理し、かつ通話
に使用する通話用無線チャネルの使用頻度であるトラヒ
ック値と該加入者システム内に収容されている該無線中
継局装置（２）および該加入者局装置（３）の数と該通
話用無線チャネルの状態とに従って、該通話用無線チャ
ネルを状態監視に使用する状態監視用無線チャネルとし
て割り当てるチャネル管理手段（１３）と、該無線中継
局装置（２）および該加入者局装置（３）の状態情報を
収集して該遠隔監視制御装置（４）に収集した該状態情
報を通知する装置監視手段（１２）と、呼処理および状
態監視を行う無線信号を送受信する無線信号送受信手段
（１５）とを有する。
【０００８】上記本発明の状態監視方式は、前記通話用
無線チャネルの使用量が少ないときに、該通話用無線チ
ャネルを前記状態監視用無線チャネルに割り当てて、前
記無線中継局装置（２）または前記加入者局装置（３）
の状態変化を直ちに前記遠隔監視制御装置（４）に通知
する。
無線チャネルの使用量が少ないときに、該通話用無線チ
ャネルを前記状態監視用無線チャネルに割り当てて、前
記無線中継局装置（２）または前記加入者局装置（３）
の状態変化を直ちに前記遠隔監視制御装置（４）に通知
する。
【０００９】このように、通話用無線チャネルの使用頻
度をトラヒック監視手段（１４）で算出されたトラヒッ
ク値によって判断し、トラヒックが少ないときに、チャ
ネル管理手段（１３）がトラヒック値に合わせて複数の
通話用無線チャネルを状態監視用無線チャネルとして割
り当てる。このため、無線基地局装置（１）が無線中継
局装置（２）または加入者局装置（３）の状態変化を検
出する時間を短縮することが可能となる。
度をトラヒック監視手段（１４）で算出されたトラヒッ
ク値によって判断し、トラヒックが少ないときに、チャ
ネル管理手段（１３）がトラヒック値に合わせて複数の
通話用無線チャネルを状態監視用無線チャネルとして割
り当てる。このため、無線基地局装置（１）が無線中継
局装置（２）または加入者局装置（３）の状態変化を検
出する時間を短縮することが可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【００１１】［１］構成の説明 本発明の一実施の形態における状態監視方式が適用され
る加入者システムの構成は、従来の技術で説明した図２
の構成と同様であるので、図２を用いて説明する。図１
は、本発明の一実施の形態における無線基地局装置の構
成を示すブロック図であり、図２に示した無線基地局装
置の内部構成を示している。
る加入者システムの構成は、従来の技術で説明した図２
の構成と同様であるので、図２を用いて説明する。図１
は、本発明の一実施の形態における無線基地局装置の構
成を示すブロック図であり、図２に示した無線基地局装
置の内部構成を示している。
【００１２】図２に示した加入者システムは、無線基地
局装置１と、無線中継局装置２と、加入者局装置３と、
遠隔監視制御装置４と、加入者交換機５とを有する構成
となっている。無線基地局装置１は、加入者交換機５に
接続されて、無線回線の使用管理を行い、加入者局装置
３との間で加入者無線伝送路の設定および開放を行う。
無線中継局装置２は、無線基地局装置１と加入者局装置
３との間で無線信号の再生中継を行う。また、無線基地
局装置１から送出された状態要求オーダに対応して自装
置内の状態情報を返送する。加入者局装置３は、加入者
を収容し、無線基地局装置１との間に加入者無線伝送路
を設定する。また、無線基地局１から送出された状態要
求オーダに対応して自装置内の状態情報を返送する。遠
隔監視制御装置４は、無線基地局装置１に接続されて、
無線基地局装置１、無線中継局装置２および加入者局装
置３の監視制御を行う。
局装置１と、無線中継局装置２と、加入者局装置３と、
遠隔監視制御装置４と、加入者交換機５とを有する構成
となっている。無線基地局装置１は、加入者交換機５に
接続されて、無線回線の使用管理を行い、加入者局装置
３との間で加入者無線伝送路の設定および開放を行う。
無線中継局装置２は、無線基地局装置１と加入者局装置
３との間で無線信号の再生中継を行う。また、無線基地
局装置１から送出された状態要求オーダに対応して自装
置内の状態情報を返送する。加入者局装置３は、加入者
を収容し、無線基地局装置１との間に加入者無線伝送路
を設定する。また、無線基地局１から送出された状態要
求オーダに対応して自装置内の状態情報を返送する。遠
隔監視制御装置４は、無線基地局装置１に接続されて、
無線基地局装置１、無線中継局装置２および加入者局装
置３の監視制御を行う。
【００１３】図１に示した無線基地局装置は、呼処理制
御部１１と、装置監視部１２と、チャネル管理部１３
と、トラヒック監視１４と、無線信号送受信部１５とを
有する構成となっている。呼処理制御部１１は、無線回
線の制御を行って、無線基地局装置１と加入者局装置３
との間に加入者無線伝送路を設定する。このときの呼接
続情報をトラヒック監視部１４に通知する。トラヒック
監視部１４は、呼処理制御部１１から通知された呼接続
情報を基にしてトラヒックを監視し、トラヒック値を算
出する。チャネル管理部１３は、呼処理制御部１１が無
線回線の制御に使用する無線チャネルの割り当てを行
う。また、チャネル管理部１３は、トラヒック監視部１
４で算出したトラヒック値と、無線中継局装置２および
加入者局装置３の数と、チャネル管理部１３において管
理されている無線チャネルの状態とによって、複数また
は単数の通話用無線チャネルを状態監視用無線チャネル
として割り当てる。装置監視部１２は、チャネル管理部
１３で割り当てられた状態監視用無線チャネルを無線中
継局装置２および加入者局装置３に使用して、無線中継
局装置２および加入者局装置３の状態監視を行い、無線
信号送受信部１５を介して状態要求オーダを送信する。
また、装置監視部１２は、無線信号送受信部１５で受信
したレスポンス（状態監視情報）を遠隔監視制御装置４
に通知する。
御部１１と、装置監視部１２と、チャネル管理部１３
と、トラヒック監視１４と、無線信号送受信部１５とを
有する構成となっている。呼処理制御部１１は、無線回
線の制御を行って、無線基地局装置１と加入者局装置３
との間に加入者無線伝送路を設定する。このときの呼接
続情報をトラヒック監視部１４に通知する。トラヒック
監視部１４は、呼処理制御部１１から通知された呼接続
情報を基にしてトラヒックを監視し、トラヒック値を算
出する。チャネル管理部１３は、呼処理制御部１１が無
線回線の制御に使用する無線チャネルの割り当てを行
う。また、チャネル管理部１３は、トラヒック監視部１
４で算出したトラヒック値と、無線中継局装置２および
加入者局装置３の数と、チャネル管理部１３において管
理されている無線チャネルの状態とによって、複数また
は単数の通話用無線チャネルを状態監視用無線チャネル
として割り当てる。装置監視部１２は、チャネル管理部
１３で割り当てられた状態監視用無線チャネルを無線中
継局装置２および加入者局装置３に使用して、無線中継
局装置２および加入者局装置３の状態監視を行い、無線
信号送受信部１５を介して状態要求オーダを送信する。
また、装置監視部１２は、無線信号送受信部１５で受信
したレスポンス（状態監視情報）を遠隔監視制御装置４
に通知する。
【００１４】［２］動作の説明 図１を用いて、本発明の一実施の形態における動作を説
明する。加入者局装置３に収容される電話の発呼または
着呼が行われた場合に、呼処理制御部１１は、無線基地
局装置１と加入者局装置３との間に加入者無線伝送路の
接続制御および解放制御を行うために、チャネル管理部
１３によって割り当てられた無線チャネルを使用して、
無線基地局装置１と加入者局装置３との間で呼接続処理
を行う。このときの呼接続情報をトラヒック監視部１４
に通知する。
明する。加入者局装置３に収容される電話の発呼または
着呼が行われた場合に、呼処理制御部１１は、無線基地
局装置１と加入者局装置３との間に加入者無線伝送路の
接続制御および解放制御を行うために、チャネル管理部
１３によって割り当てられた無線チャネルを使用して、
無線基地局装置１と加入者局装置３との間で呼接続処理
を行う。このときの呼接続情報をトラヒック監視部１４
に通知する。
【００１５】トラヒック監視部１４は、呼処理制御部１
１から通知された呼接続情報を基にしてトラヒックを監
視し、通話用無線チャネルの使用頻度であるトラヒック
値を算出する。無線中継局装置２および加入者局装置３
の状態監視は、装置監視部１２によって各装置に状態要
求オーダを送信し、そのオーダに対応して各装置から送
出された状態情報レスポンスを受信し、遠隔監視制御装
置４にその情報を送信することによって行う。このとき
情報要求オーダを各装置に送信するための無線チャネル
は、チャネル管理部１３によって割り当てられた無線チ
ャネルを使用する。
１から通知された呼接続情報を基にしてトラヒックを監
視し、通話用無線チャネルの使用頻度であるトラヒック
値を算出する。無線中継局装置２および加入者局装置３
の状態監視は、装置監視部１２によって各装置に状態要
求オーダを送信し、そのオーダに対応して各装置から送
出された状態情報レスポンスを受信し、遠隔監視制御装
置４にその情報を送信することによって行う。このとき
情報要求オーダを各装置に送信するための無線チャネル
は、チャネル管理部１３によって割り当てられた無線チ
ャネルを使用する。
【００１６】チャネル管理部１３は、呼処理制御部１１
が無線回線の制御に使用する無線チャネルの割り当てを
行う。また、チャネル管理部１３は、トラヒック監視部
１４において算出されたトラヒック値と、システム内に
収容されている無線中継局装置２および加入者局装置３
の数と、チャネル管理部１３において管理されている通
話用無線チャネルの状態とによって、状態監視用に割り
当てる通話用無線チャネルの数を決定する。決定方法の
例としては、トラヒック値とシステム内の装置数によっ
て状態監視用に使用する通話用無線チャネルの数を決定
するようなテーブルを無線基地局装置１内のメモリに持
ち、このテーブルに従って状態監視用に割り当てる通話
用無線チャネルの数を決定する。そして、チャネル管理
部１３が管理している通話用無線チャネルの状態によっ
て、使用されていない通話用無線チャネルのうちの状態
監視用に割り当てるように決定した数だけ、状態監視用
無線チャネルとして割り当てる。
が無線回線の制御に使用する無線チャネルの割り当てを
行う。また、チャネル管理部１３は、トラヒック監視部
１４において算出されたトラヒック値と、システム内に
収容されている無線中継局装置２および加入者局装置３
の数と、チャネル管理部１３において管理されている通
話用無線チャネルの状態とによって、状態監視用に割り
当てる通話用無線チャネルの数を決定する。決定方法の
例としては、トラヒック値とシステム内の装置数によっ
て状態監視用に使用する通話用無線チャネルの数を決定
するようなテーブルを無線基地局装置１内のメモリに持
ち、このテーブルに従って状態監視用に割り当てる通話
用無線チャネルの数を決定する。そして、チャネル管理
部１３が管理している通話用無線チャネルの状態によっ
て、使用されていない通話用無線チャネルのうちの状態
監視用に割り当てるように決定した数だけ、状態監視用
無線チャネルとして割り当てる。
【００１７】装置監視部１２は、チャネル管理部１３で
割り当てられた状態監視用無線チャネルを無線中継局装
置２および加入者局装置３に使用して、無線中継局装置
２および加入者局装置３の状態監視を行うために、無線
信号送受信部１５を介して各装置に状態要求オーダを送
出する。このときの状態要求オーダ内に例えば状態監視
フラグを設けることによって、状態要求オーダの送信時
に使用した無線チャネルが、呼処理オーダ用の通話用無
線チャネルではなく状態監視用として使用している状態
監視用無線チャネルであることを示す。このオーダを受
信した無線中継局装置２および加入者局装置３は、この
状態監視フラグを判断して受信したオーダの無線チャネ
ルが状態監視用に使用されている状態監視用無線チャネ
ルであることを認識する。そして、受信オーダが状態要
求オーダであれば受信した無線チャネルを使用して装置
の状態情報をレスポンスとして送信する。また、装置監
視部１２は、無線信号送受信部１５で受信した状態監視
情報を、遠隔監視制御装置４に送信するためのフォーマ
ットに変換して送信することによってシステム内装置の
状態監視を行う。
割り当てられた状態監視用無線チャネルを無線中継局装
置２および加入者局装置３に使用して、無線中継局装置
２および加入者局装置３の状態監視を行うために、無線
信号送受信部１５を介して各装置に状態要求オーダを送
出する。このときの状態要求オーダ内に例えば状態監視
フラグを設けることによって、状態要求オーダの送信時
に使用した無線チャネルが、呼処理オーダ用の通話用無
線チャネルではなく状態監視用として使用している状態
監視用無線チャネルであることを示す。このオーダを受
信した無線中継局装置２および加入者局装置３は、この
状態監視フラグを判断して受信したオーダの無線チャネ
ルが状態監視用に使用されている状態監視用無線チャネ
ルであることを認識する。そして、受信オーダが状態要
求オーダであれば受信した無線チャネルを使用して装置
の状態情報をレスポンスとして送信する。また、装置監
視部１２は、無線信号送受信部１５で受信した状態監視
情報を、遠隔監視制御装置４に送信するためのフォーマ
ットに変換して送信することによってシステム内装置の
状態監視を行う。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、無線基地
局装置が無線中継局装置または加入者局装置の状態変化
を検出する時間を短縮して、直ちに遠隔監視制御装置に
通知することができるという効果を有する。
局装置が無線中継局装置または加入者局装置の状態変化
を検出する時間を短縮して、直ちに遠隔監視制御装置に
通知することができるという効果を有する。
【００１９】その理由は、トラヒック監視手段が通話用
無線チャネルの使用頻度を監視してトラヒック値を判断
し、通話用無線チャネルの使用量が少ないとき（トラヒ
ックが少ないとき）に、チャネル管理手段がトラヒック
値に合わせて複数の通話用無線チャネルを状態監視用無
線チャネルとして割り当てるからである。
無線チャネルの使用頻度を監視してトラヒック値を判断
し、通話用無線チャネルの使用量が少ないとき（トラヒ
ックが少ないとき）に、チャネル管理手段がトラヒック
値に合わせて複数の通話用無線チャネルを状態監視用無
線チャネルとして割り当てるからである。
【図１】本発明の一実施の形態における無線基地局装置
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図２】従来例における状態監視方式が適用される加入
者システムの構成を示す図
者システムの構成を示す図
１ 無線基地局装置 ２ 無線中継局装置 ３ 加入者局装置 ４ 遠隔監視制御装置 ５ 加入者交換機 １１ 呼処理制御部 １２ 装置監視部 １３ チャネル管理部 １４ トラヒック監視部 １５ 無線信号送受信部
Claims (2)
- 【請求項１】 加入者交換機および遠隔監視制御装置と
接続されて無線回線制御機能と遠隔監視制御機能とを備
える無線基地局装置と、加入者を収容して該無線基地局
装置との間に加入者無線伝送路を設定する加入者局装置
と、該無線基地局装置と該加入者局装置との間で無線信
号を再生中継する無線中継局装置とを有する加入者シス
テムであって、該無線基地局装置が、固定的に割り当て
られている無線チャネルを使用して該無線中継局装置お
よび該加入者局装置の状態情報を収集し、収集した該状
態情報を遠隔監視制御装置に通知する状態監視方式にお
いて、 該無線基地局装置と該加入者局装置との間の該加入者無
線伝送路の接続制御および解放制御を行う呼処理制御手
段と、 該加入者システム内のトラヒックを監視するトラヒック
監視手段と、 該無線中継局装置および該加入者局装置との間で呼処理
および状態監視に使用する無線チャネルを管理し、かつ
通話に使用する通話用無線チャネルの使用頻度であるト
ラヒック値と該加入者システム内に収容されている該無
線中継局装置および該加入者局装置の数と該通話用無線
チャネルの状態とに従って、該通話用無線チャネルを状
態監視に使用する状態監視用無線チャネルとして割り当
てるチャネル管理手段と、 該無線中継局装置および該加入者局装置の状態情報を収
集して該遠隔監視制御装置に収集した該状態情報を通知
する装置監視手段と、 呼処理および状態監視を行う無線信号を送受信する無線
信号送受信手段とを有することを特徴とする、状態監視
方式。 - 【請求項２】 前記通話用無線チャネルの使用量が少な
いときに、該通話用無線チャネルを前記状態監視用無線
チャネルに割り当てて、前記無線中継局装置または前記
加入者局装置の状態変化を直ちに前記遠隔監視制御装置
に通知する、請求項１に記載の状態監視方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP294597A JP2927260B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 状態監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP294597A JP2927260B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 状態監視方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10200630A JPH10200630A (ja) | 1998-07-31 |
| JP2927260B2 true JP2927260B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=11543516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP294597A Expired - Fee Related JP2927260B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 状態監視方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2927260B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP294597A patent/JP2927260B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10200630A (ja) | 1998-07-31 |
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