JP2926403B2 - 包まれたレンズ型逆行反射性シート - Google Patents

包まれたレンズ型逆行反射性シート

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JP2926403B2 JP61273816A JP27381686A JP2926403B2 JP 2926403 B2 JP2926403 B2 JP 2926403B2 JP 61273816 A JP61273816 A JP 61273816A JP 27381686 A JP27381686 A JP 27381686A JP 2926403 B2 JP2926403 B2 JP 2926403B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の技術分野〕 本発明はガラス微小球のようなレンズの単層が部分的
に埋められている結合剤層を有する米国特許第3,190,17
8号(マッケンジー)に記載された型の包まれたレンズ
型逆行反射性シートに関する。覆いフィルムが、気密に
密封されたセル内にレンズが包まれているように、結合
剤層に密封されている。本発明は特にそのような包まれ
たレンズ型シートのための改良された結合剤層に関す
る。 〔従来の技術〕 初期の逆行反射性シートは露出したレンズ型の構造を
もっているが、その逆行する反射光は露出したレンズの
レンズ状表面が水で覆われるとさえぎられていた。この
問題は米国特許第2,407,680号(パルミクイストその
他)に最初に教示されているように、平らで透明な覆い
フィルムを有するシート内にレンズが埋められている包
まれたレンズ型逆行反射性シートによって答えられてい
る。これはシートの前面が濡れていようが乾燥していよ
うが、入射光線を鏡面状反射性層の上に焦点を結ぶよう
にしている。前に引用した米国特許第3,190,178号は異
なった方法、即ちレンズが結合剤層中に部分的に埋めら
れている露出したレンズ型の逆行反射性シートを修正す
ることによって同じ問題を解決している。米国特許第3,
190,178号では、露出したレンズは覆いフイルムによっ
て保護されており、その覆いフイルムに結合剤層が網目
状結合部線に沿って密封されており、それによつて多数
の気密に密封されたセルを形成し、その中にレンズが包
まれ、且つ空気界面を有する。そのような露出したレン
ズ型シートは「包まれたレンズ型逆行反射性シート」と
呼ばれる。 包まれたレンズ型逆行反射性シートを製造するための
米国特許第3,190,178号に記載の方法では、(i)実質
的にガラス微小球のようなレンズの単層をキャリヤーウ
エブ中に各微小球の直径の50%を越えない深さまで埋
め、(ii)鏡面状反射性材料をキャリヤーウエブのレン
ズを有する表面上に付着させ、(iii)結合剤材料の溶
液を鏡面状反射性付着物の上に適用し、(iv)結合剤を
乾燥した後、キャリヤーウエブを剥がし、(v)覆いフ
イルムを露出した微小球の上に置き、そして(vi)熱と
圧力を網目状結合部線に沿って適用し、結合剤を軟化さ
せ、それを微小球の周りに流れるようにし、覆いフイル
ムと接触させ、それによって前述の気密に密封されたセ
ルを形成する。全てのそのような包まれたレンズ型シー
トの製造中、結合剤材料はTiO2の如き白色顔料を含み、
シートの、他の色がシルクスクリーニングによって適用
されている領域中に、一層透明な色と同様一層白い色を
与えるようにしていると考えられている。シートの白さ
は、微小球の間にある通常アルミニウムである鏡面状反
射性材料がもしもキャリヤーウエブによって取り去られ
ていると一層強くなる。この目的のため、結合剤材料は
ステアリン酸の如き剥離剤を含んでいてもよいが、その
ような剥離剤は結合剤層と、ガラス微小球及び覆いフイ
ルムの両方との間の界面で望ましいかどうか問題にされ
ている。 包まれたレンズ型逆行反射性シートをつくるための他
の方法は、米国特許第4,075,049号(ウッド)に教示さ
れている。この方法の最初の二つの工程は上で述べた方
法の最初の二つの工程と実質的に同じであるが、米国特
許第4,075,049号の第三工程ではレンズ(11a)の幾つか
は第3図及び第4図に例示されているように網目状格子
模様(18)に沿ってキシャリヤーウエブ中に申し込まれ
ている。次に注型した結合剤層(23)を、移行しなかっ
たレンズ(11)の上に適用し、結合剤層の幾らかが、移
行しなかったレンズの間の格子模様中に流れるようにし
てある(第5A図参照)。米国特許第3,190,178号の工程
(iv)に類似して、キャリヤーウエブ及び移行した微小
球を剥がして除いた後(第6図)、平らで透明な覆いフ
イルム(27)を結合剤層に格子模様の所で接着させ、そ
の格子模様の間にレンズが包まれ、且つ空気界面(28)
を有するようになっている(第7図参照)。 〔本発明についての記述〕 本発明は従来技術で得られるよりも一層良い構造的一
体性を有する包まれたレンズ型逆行反射性シートを与え
る。シートが作られる方法及びシート自身の両方が新規
であると考えられる。本発明の新規な包まれたレンズ型
逆行反射性シートは米国特許第3,190,178号の方法によ
って作ることができるが、但し結合剤材料を溶液から適
用する代わりに、この新規な方法では750以下の溶融指
数(ASTM試験法D1238−79)によって明らかなように、
靭性をもち、可撓性で耐候性の高分子量熱可塑性重合体
(ここでは“HMW熱可塑性結合剤フイルム”又は一層簡
単には“結合剤フイルム”と呼ばれる)である予め形成
された結合剤フイルムを用いる。典型的にはHMW熱可塑
性樹脂は60,000から実質的に1,000,000より大きな重量
平均分子量を有する。そのような重合体は、溶融指数が
約750の時、幾らか困難の時があるが、押し出し可能で
ある。好ましくは結合剤フイルムの溶融指数は300より
小さく、一層好ましくは150より小さい。何故なら溶融
指数の低い重合体は容易に押し出すことが出来、上昇さ
せた温度で軟化に対する一層よい抵抗性をもつからであ
る。 本発明を実施して最も良い結果は、HMW熱可塑性結合
剤樹脂が米国特許第4,505,967号(バイレイ)第8欄16
行〜59行及び第6図に教示されているような広い温度範
囲にわたって粘度が徐々に変化する時に得られている。 本発明の包まれたレンズ型逆行反射性シートは、上で
述べた特許のものと同様に、実質的にガラス微小球のよ
うなレンズの単層が部分的に埋められている結合剤層
と、微小球の下にある鏡面状反射性層と、気密に密封さ
れたセルを形成するように網目状結合部線に沿って結合
剤層に密封された覆いフイルムで、レンズがそのセルの
中に包まれ、空気と接するようになっている覆いフイル
ムからなる。この新規な逆行反射性シートは上で述べた
特許のものとは、結合剤層が、逆行反射性シートに改良
された構造的一体性、一層大きな靭性及び、亀裂を生ず
ることなく不規則な表面に一層よく順応する性質を与え
ることができるHMW熱可塑性結合剤フイルムである点で
異なっている。 HMW熱可塑性結合剤フイルムの溶融粘度は米国特許第
3,190,178号の実施例の場合のような包まれたレンズ型
シートに用いられている溶剤注型結合剤に比較して遥か
に高い。これは米国特許第3,190,178号の実施例の場合
のように固くて透明な覆いフイルムを用いた時には、得
られた包まれたレンズ型シートに差を生じないであろう
が、内側に向いた表面が比較的柔らかい覆いフイルムを
用いた時、特に加熱した時、差になってくるであろう。
その場合微小球は、HMW熱可塑性結合剤フイルムがシー
トの密封線でそれらを完全に包む前に、覆いフイルムの
内側表面を部分的に突き抜けるかもしれない。そのよう
な場合には、微小球と覆いフイルムとの間に良好な接着
が生ずるように覆いフイルムをよく選択しなければなら
ない。 上で述べた理由から結合剤フイルムは白色顔料の如き
白色の不透明化剤を含んでいても良い。その白さは二重
層(例えば同時押し出しされた)結合剤フイルムによっ
て強めることが出来、その場合レンズと接触する層は、
比較的薄く、一層大きな割合の白色顔料を含み、レンズ
の周りの流れを促進するように一層大きな溶融指数を有
する。そのような二重層結合剤フイルムに対しては、レ
ンズと接触する層のために選択された重合体はレンズに
特に良好な接着を与えるべきであり、他方の比較的厚い
層に対して選択された重合体は特に良好な靭性と可撓性
をもつべきである。 簡単にのべると新規な逆行反射性シートは次の工程に
より作ることができる。 (i)実質的にレンズの単層をキャリヤーウェブへ部分
的に埋め、 (ii)前記キャリヤーウェブのレンズを有する表面の上
に鏡面状反射性材料を付着させ、 (iii)熱と圧力をかけて、HMW熱可塑性結合剤フィルム
を、レンズ間の前記キャリヤーウェブの表面上にある鏡
面状反射性付着物のどの部分とも接触させないようにし
ながら、レンズ上にある鏡面状反射性付着物の部分に接
触させ、 (iv)キャリヤーウェブを剥がし、 (v)露出したレンズ上に覆いフィルムを置き、そして (vi)網目状結合部線に沿って熱と圧力をかけ、結合剤
材料を軟化して変形し、覆いフィルムと接触させ、この
ようにして気密に密封したセルを形成し、それらのセル
中にレンズが包まれ、且つ空気と接するようにする。 レンズはガラス微小球であるのが好ましく、それらガ
ラス微小球の各々の直径は50〜200μであるのが好まし
い。約65μの好ましい平均微小球直径では、結合剤フイ
ルムの厚さは少なくとも25μ、好ましくは少なくとも50
μであるのがよく、それにより微小球の下の所は前述の
6工程法で、結合剤層によって完全に覆われた状態にな
る。この事は又密封された領域中の微小球の周りに流れ
る充分な結合剤フイルムを与えることになる。150μよ
り大きいのは不経済になるかもしれない。 結合剤フイルムは鏡面状反射性付着物のレンズ間の部
分とは接触しないので、キャリヤーウエブは、それを前
述の6工程の(iv)で剥いだ時、付着物のそれらの部分
を取り除き、それによって鏡面状反射性材料及びその望
ましくない色を全く含まないレンズ間の結合剤フイルム
の領域を残す。 結合剤フイルムは溶液から注型するよりも押し出され
る方が好ましく、それによって溶剤の費用及び溶剤を除
去することから起きる可能性のある汚染を回避すること
が出来る。更に押し出しは溶剤注型フイルムを乾燥する
時の時間の遅れに比較して一層速い製造速度を可能にす
る。押し出された結合剤フイルムはキャリヤーウエブの
微小球を有する表面上の鏡面状反射性付着物の上に直接
押し出すか又は予め形成しておき、次に工程(iii)で
再加熱してもよい。結合剤フイルムは好ましくは厚さが
少なくとも12μの二軸配向ポリ(エチレンテレフタレー
ト)フイルムの如き形状の安定なシートによって支えら
れ、最終の包まれたレンズ型逆行反射性シートからそれ
を容易に剥がすことが出来るようにするのが良い。約50
μより大きな厚さでは、工程(vi)で明確に定められた
セルの形成を妨げるかもしれない。 工程(iv)と(v)の間に結合剤フイルム中へ露出し
たレンズをプレスする付加的工程があってもよい。レン
ズがガラス微小球である場合、それらは、好ましくは熱
をかけながら、微小球の直径の約95%位の深さまでプレ
スしてよい。これによって結合剤フイルム中に微小球が
機械的に固定され、そのことは適用する間に延伸を必要
とする用途(例えば円錐状物、適用する場合)或は繰り
返し曲げを受ける用途(例えば反射性道路走行線標識)
に対しては特に重要である。微小球直径の50%を越える
深さは、明るさを少し犠牲にし、限定された角度性を与
えるであろうが、特に60%或は75%以上埋めることによ
って得られる機械的な固定はそのような犠牲よりも重要
である。 新規な逆行反射性シートはHMW熱可塑性結合剤フイル
ムを用いる点を除き、米国特許第4,075,049号の方法に
より作ることも出来る。HMW熱可塑性結合剤フイルムと
覆いフイルムとの間の強い結合を格子網目状に選択的に
圧力をかけることをしないで形成することは困難であろ
う。そのような圧力を商業的に有用な速度で正確に適用
することが出来るかどうかは疑問である。 結合剤フイルムの覆いフイルム内側表面への接着を促
進するため、その表面の覆いフイルムは有用な密封温度
で結合剤フイルムと高度に相溶性で、従ってその結合剤
フイルムに対し大きな親和力を有するのが好ましく、同
じ種類の重合体からなるのが一層好ましい。そのような
材料は、従来法で透明な覆いフイルムに対して用いられ
ていた材料よりも一層大きな靭性、可撓性及び延伸性を
もつ傾向がある。一方そのような材料は耐候性が低く、
汚れが蓄積し易いかもしれないが、そのような場合には
透明覆いフイルムを多層にし、その外側層が良好な耐候
性及び汚れの蓄積しにくい性質を与えるようにしてもよ
い。 最も良い結果は、HMW熱可塑性結合剤フイルムが
(a)脂肪族ウレタン重合体、又は(b)重量で大きな
割合のエチレン及びプロピレンの少なくとも一種類と、
小さな割合の他の単量体からなる単量体の共重合体から
選択された時に、達成されている。これらのHMW熱可塑
性結合剤フイルムは逆行反射性シートが円錐状交通標識
或は種々の自動車乗り場のサイドウォールの如き不規則
な表面に適用できるように充分延伸できるようにするの
に必要な伸びを与えるものと予想することができる。良
好な延伸性は、新規な逆行反射性シートが凹凸模様が付
けられる時、例えば免許証版素材上に取り付けられる時
にも必要になる。その素材を亀裂を生ずる危険なく、2.
5mmの深さまで雄/雌型で凹凸模様を付けるようにする
ためには、HMW熱可塑性結合剤フイルムの伸びは少なく
とも100%好ましくは少なくとも200%であるべきであ
る。良好な延伸性は自動車乗り場のタイヤの下で繰り返
しの曲げに耐えなければならない可撓性の交通標識に新
規な逆行反射性シートを使用する場合にも必要になる。 好ましい脂肪族ウレタン重合体は脂肪族多官能性イソ
シアネートと、多官能性ヒドロキシル含有重合体、例え
ばK.J.Q uinn & Co.,Inc.からの“Q−サン(than
e)"P3429から製造される。他の好ましいHMW熱可塑性結
合剤フイルムの中にはエチレン共重合体があり、それら
の多くは合理的な値段で市販されており、次のようなも
のが含まれる。 これらの重合体の各々は−40℃位の低い温度で優れた
可撓性をもち、鏡面状反射性金属被覆がある場合も又無
い場合でもガラス微小球に対し良好な接着性を有する。
有用な他の熱可塑性結合剤フイルムにはポリエステル、
特にグリコールと二種類以上の酸とのコポリエステルが
含まれる。 本発明の好ましい包まれたレンズ型逆行反射性シート
は、HMW熱可塑性結合剤フイルムとしてエチレン共重合
体を用い、やはりエチレン共重合体である覆いフイルム
を用いる。そのような覆いフイルムは靭性をもち、衝
撃、摩耗、溶剤、水分及び天候に対し、良好な抵抗性を
もっている。それは比較的安いものでもある。特に好ま
しい覆いフイルムは多層で、その外側層はアイオノマー
エチレン共重合体であり、内側層は非アイオノマーエチ
レン共重合体である。アイオノマー外側層は使用中に遭
遇するかもしれない上昇した温度で軟化に対し改良され
た抵抗性を与え、ほこりが蓄積しにくい改良された性質
も与えている。まだ確定はされていないが、アイオノマ
ー共重合体は一層良い耐候性を与えるようである。 HMW熱可塑性結合剤フイルムは脂肪族ウレタン重合体
である場合、覆いフイルムの少なくとも内側層は脂肪族
ウレタン重合体であるものも好ましい。それは極めて高
い靭性をもち、衝撃及び摩耗に対し、極めて高い抵抗性
をもつが、好ましくはメチルメタクリレート及び他のア
クリレート又はメタクリレートを含む単量体で、メチル
メタクリレートがそれら単量体の少なくとも20重量%で
あるが90%以下を占める単量体のアクリル共重合体から
なる非常に薄いフイルムで覆われている。 二種類以上の重合体からHMW熱可塑性結合剤フイルム
を形成するのが望ましい。何故なら重合体の混合物は単
独の重合体の場合よりも一層大きな靭性及び可撓性を屡
々与えるからである。それら重合体の一つは覆いフイル
ムに対し、又できればレンズに対しても接着を一層よく
するように選択されてもよい。 図面は全て外概略図であるが、第1図に示したシート
(10)はキャリヤーウエブ(12)を有し、そのキャリヤ
ーウエブは紙キャリヤー(14)とポリエチレンフイルム
(16)との複合体である。多数のガラス微小球(18)
が、それぞれポリエチレン中にきちんとはめることが出
来るのに充分な熱を加えながら、ポリエチレンフイルム
中にそれら直径の約25%まで埋められている。アルミニ
ウムの薄いフイルム層(20)が微小球(18)及びそれら
微小球の間のポリエチレンフイルムの表面の上に蒸着さ
れている。蒸着している間、アルミニウム蒸気はキャリ
ヤーウエブ(12)の微小球を有する表面に実質的に直角
に当たり、それにより微小球の直ぐ下に横たわるポリエ
チレン表面の領域が実質的にアルミニウムをもたない状
態にしてある。 第2図でシート(10)は熱い鑵(22)と柔らかい圧力
ロール(24)との間に、二軸配向されたポリ(エチレン
テレフタレート)フイルム(PEP)である支持体(30)
とHMW熱可塑性結合剤フイルム(28)との積層体(26)
(第3図)と一緒に通されているように示されている。
露出したローラー(22)と圧力ロール(24)との間の圧
力及び熱は微小球(18)を第3図に示すように結合剤フ
イルム(28)中へ部分的に埋めるが、それはアルミニウ
ム層(20)の微小球間部分と結合剤フイルム(28)との
間に接触が起きる程ではない。キャリヤーウエブ(12)
は冷却用ロール(31)と接触した後剥がされ、第4図に
示すようなシート(32)を残し、それが巻かれてロール
(33)を与える。 ロールを巻き戻し、次に耐候性をもち、ほこりの着き
にくい透明な覆いフイルム(34)(第5図)をシート
(32)の露出した微小球の上に置き、米国特許第3,190,
178号に教示されているように網目状の線に沿って熱と
圧力をかけ、それによって結合剤フイルム(28)を軟化
し且つ変形し、覆いフイルムと接触させる。これにより
多数の気密に密封されたセル(36)で、その中に微小球
(18)が包まれ、且つ空気界面を有するセルが形成され
る。次にPET支持体(30)を剥がして取り、その場所に
接着剤層(38)を適用してもよい。接着剤は感圧性接着
剤であるのが好ましく低接着性裏打ちによって保護され
ており、その裏打ちを剥がすと前記接着剤層が露出さ
れ、その接着剤層により得られた包まれたレンズ型逆行
反射性シートが標識版のような基材へ接着される。 第4図及び第5図に例示したようにガラス微小球(1
8)の各々は通常その直径の約10〜30%しか結合剤フイ
ルム中へ埋められていない。しかし第4図に示したシー
ト(32)の露出した微小球に熱及び圧力をかけることに
より、各微小球をその直径の約95%位の大きさの深さま
で結合剤フイルム(28)中へ埋め、それにより製品の包
まれたレンズ型逆行反射性シートが延伸され且つ(又
は)繰り返し曲げられた時、各微小球が取れないように
結合剤フイルム中にそれらをしっかりと固定するように
してもよい。 試験 包まれたレンズ型逆行反射性シートを評価するため次
の試験を用いた。 封着力 包まれたレンズ型シートの2.54cm帯をその接着剤層に
より固いアルミ板へ付着させた。次に鋭いカミソリ刃を
用いて、その覆いフイルムの一つの端を結合剤フイルム
から離した。インストロン抗張力試験機を用いて、剥が
した覆いフイルムを機械の上あごの所に置き、アルミ板
を下あごに取り付けられたジグによって適所に保持し
た。そのジグにより覆いフイルムを結合剤層から90゜の
角度で引き離した。これにより覆いフイルムを、微小球
を有する結合剤フイルムから剥離するのに必要な力を測
定した。 抗張力及び伸び ASTM試験法D882−80aによるウエブをひいた方向での
試験。 逆行反射性測定 逆行反射光強度を米国防衛出版物T987,003に記載され
ているように逆行光度計を用いて0.2度の放散角(diver
gence angle)及び−4゜及び+40゜の投入角(entranc
e angle)で測定した。半輝度角(HBA)は逆行反射性試
料がその最初の−4゜逆行反射光強度の1/2に達する投
入角である。 延伸−曲げ この試験は包まれたレンズ型逆行反射性シートが延伸
及び曲げの両方を受けた時、0.2度の放散角及び−4゜
の投入角での反射光強度の持続性を測定するものであ
る。通常の室温ではシートの試料(接着剤層があっても
無くても101.6×76.2mm)を長手方向に25%又は50%延
伸し、この延伸した状態に保ち、次に微小球結合剤層を
90゜曲げ器具の方へ向けて90mm/分の速度でその90゜曲
げ器具上に鋭く通す。 CAP Y CAP Yは全シート白さの比色測定である。この値はハ
ンター(Hunter)分光光度計を用いて測定される。 光学的透過率 ASTM D1746−70。 次の実施例では全ての部は重量による。 実施例1 約65μの平均直径と1.91の屈折率を有するガラスビー
ズ即ち微小球を約105℃に加熱しておいたポリエチレン
−紙キャリヤーウエブ上に流した。次にポリエチレンに
ビーズの単層を付着させ、過剰のビーズをウエブから落
とした。次ぎにガラスビーズで被覆されたポリエチレン
紙を約140℃の炉中で加熱し、ポリエチレンを軟化さ
せ、ガラスビーズを重力及び毛細管力によりそれらの直
径の約30%までポリエチレン中に沈めた。 真空室中で、ガラスビーズの単層上にアルミニウムを
約100nmの厚さまで蒸着した。 20μPET支持体フイルムの上に、11.9部のポリエチレ
ン/酢酸ビニル(EVA)共重合体、18.0部のルチル型二
酸化チタン白色顔料及び1.1部の耐候性安定化剤からな
る濃縮物31.0部と、ポリエチレン/メタクリル酸(EMA
A)共重合体69.0部からなるペレットの混合物から形成
したHMW熱可塑性結合剤フイルムを押し出した。その安
定化剤は1部の立体障害アミン光安定化剤と0.1部の酸
化防止剤からなっていた。EMMA共重合体は100の溶融流
動指数をもち、89部のポリエチレンと11部のメタクリル
酸の共重合体(E.I.デュポン・ド・ヌマー・アンド・カ
ンパニーの“エルバックスII"5720)であると考えられ
ている。EVA共重合体は110の溶融流動指数をもち、72部
のポリエチレンと28部の酢酸ビニルの共重合体(“エル
バックス"230)と考えられている。押し出し機は4.4cm
の直径と30:1の長さ/直径比をもっていた。押し出し機
温度の分布(ポッパー端から型まで)は77゜、204゜、1
49゜、121℃に設定された。重合体移動管はフイルム型
が143℃に設定されている間132℃に設定された。押し出
し機スクリュー速度は26rpmに調節され、フイルム取り
出し速度は12.2m/分に調節され、約50μの厚さの結合剤
フイルムを与えた。 第2図に示したような装置を用いてポリエチレン−紙
キャリヤーウエブのビーズ単層を、PET支持体フイルム
が有する結合剤フイルムと接触させた。その時の熱い鑵
は104℃で、適用した圧力は6m/分の線速度で31.6Kg/cm
幅であった。これによりガラスビーズをそれらの直径の
約20%の深さまで結合剤フイルム中へプレスした。キャ
リヤーウエブを剥がした後、残った積層体を第2図に示
したように巻き取った。 顕微鏡で剥いだキャリヤーウエブ及びビーズが移行し
た結合剤フイルムを調べて見るとビーズの99%が結合剤
フイルムへ移行し、ビーズ間のアルミニウム蒸着被覆の
ほぼ100%がキャリヤーウエブに残っていた。 98.85部のアイオノマーエチレン共重合体、0.75部の
紫外線吸収剤、0.3部の立体障害アミン光安定化剤及び
0.1部の酸化防止剤からなる透明な覆いフイルムを、同
じ4.5cm押し出し機を用いて別のPET支持体フイルムに押
し出した。アイオノマーエチレン共重合体は0.7の溶融
流動指数をもち、エチレンメタクリル酸共重合体の亜鉛
塩を基にした鎖イオン結合を有する熱可塑性重合体(E.
I.デュポン・ド・ヌマー・アンド・カンパニーからの
“サーリン"1706)であると考えられている。ホッパー
端から型までの押し出し機の温度分布は、243℃、254
℃、227℃及び210℃に設定され、一方型は241℃に設定
された。押し出し機スクリュー速度及びフイルム取り出
し速度は約100μの厚さ及び約89%の光透過率を有する
透明な覆いフイルムを与えるように調節された。 この透明な覆いフイルムは次の条件で上で引用したマ
ッケンジーの特許に教示されているように、網目状結合
部線に沿って結合剤フイルムのビーズを有する表面へ密
封された: 凹凸模様付け用鑵の表面温度:174℃ 凹凸模様付け速度:3m/分、 ニップロール圧力:21.2kg/cm幅。 これによりガラスビーズを約3mmの幅で約0.5mmの密封
幅の六角形のセルに包んだ。両方のPET支持体フイルム
を剥いだ後、保護裏打ちに付けられた感圧性接着剤層を
結合剤フイルムの露出した表面へ積層し、これにより第
5図に例示したような包まれたレンズ型逆行反射性シー
トを与えた。 実施例2 包まれたレンズ型逆行反射性シートを実施例1で示し
たように作った。但し実施例1の端層覆いフイルムの代
わりに二重層覆いフイルムを以下に述べるようにして作
った。 層(A)は3.0の溶融指数を有する、91%ノポリエチ
レンと9%のアクリル酸との共重合体(EAA)(ダウ・
ケミカル社からの“プリマコール"1420)96.45部、紫外
線吸収剤2.0部、立体障害アミン光安定化剤1.5部及び酸
化防止剤0.05部を含んでいた。 層(B)は96.45部のアイオノマーエチレン共重合体
(“サーリン"1706)及び層(A)で用いたのと同じ量
の同じ三つの添加物を含んでいた。層(A)に対して
は、6,4cm押し出し機(L:D=30:1)を用い、層(B)に
対しては3.2cm押し出し機(L:D=30:1)を用いた。6.4c
m押し出し機の温度分布は210℃、290℃、297℃、283℃
及び284℃であったのに対し、3.2cm押し出し機のための
温度分布は229℃、253℃、239℃及び219℃であった。二
つの層を前面温度280℃、後端板温度305℃で86cm多岐管
型を通して同時に押し出した。押し出し機スクリュー速
度及びフイルム取り出し速度は100μの厚さ及びA:Bの厚
さ比=3:1を有する二重層透明覆いフイルムを生ずるよ
うに調節した。二重層覆いフイルムの光学的透過率は約
88%であった。 二重層覆いフイルムの層(A)は次の条件でビーズを
有する結合剤フイルムへ密封した: 凹凸模様付け用鑵の表面温度:174℃ 凹凸模様付け速度:5m/分、 ニップロール圧力:21.1kg/cm幅。 実施例3 包まれたレンズ型逆行反射性シートを実施例1の場合
のようにして作った、但し次の条件を用いた。 HMW熱可塑性結合剤フイルムは10.0の溶融指数を有す
る。91%のエチレンと9%のアクリル酸からなる共重合
体(EAA)(“プリマコール"3440)70部、実施例1で用
いたEVA共重合体12部及びルチル型二酸化チタン白色顔
料18部の混合物からなっていた。押し出し機の温度分布
は、171゜、182゜、160゜及び160℃に設定し、型は199
℃に設定した。押し出し機スクリュー速度及びフイルム
取り出し速度は約75μの結合剤フイルム厚さを与えるよ
うに調節した。ビーズを移行させた結合剤フイルムを生
じさせるための条件は次の通りであった: 熱い鑵:102℃ ニップロール圧力:31.6kg/cm幅 線速度:6m/分。 実施例1で用いたのと同様な透明覆いフイルムを実施
例1の場合と同様なやり方で結合剤フイルムのビーズを
有する表面に密封した。但し次の条件を用いた: 凹凸模様付け用鑵の表面温度:216℃ 凹凸模様付け速度:4.5m/分 ニップロール圧力:23.8kg/cm幅。 実施例4、5及び6 実施例1の場合と同様に包まれたレンズ型逆行反射性
シートを作った。但し下に示した条件を用いた。 HMW結合剤フイルムは1,1−メチレンビス(4−イソシ
アナトシクロヘキサン)、アジピン酸、イソフタール酸
及び1,4−ブタンジオールの反応生成物であると考えら
れている熱可塑性脂肪族ウレタン重合体(K.J.Quinn
& Co.Inc.によって作られた“Q−サン"P3429)82部
及びルチル型二酸化チタン18部からなっていた。結合剤
フイルムは12.5μの低密度ポリエチレン(LDPE)及び1
2.5μの(PET)からなる二重支持体フイルム上に押し出
した。押し出す前に、含まれている過剰の水分を除去す
るため脱水分型乾燥機中で材料を16時間66℃で乾燥し
た。結合剤フイルムの押し出し条件は171℃、193℃、21
0℃及び216℃であった。押し出し型後端板は204℃に設
定し、型の本体は193℃に設定した。押し出し機スクリ
ュー速度及び取り出し速度は約50μの厚さの結合剤フイ
ルムを与えるように調節した。 ビーズが移行された結合剤フイルムヲ生じさせるため
の条件は次の通りであったっ 熱い鑵:110℃ ニップロール圧力:25.2kg/cm幅: 線速度:32m/分。 ビーズの結合剤フイルムに対する結合を一層良くする
ため、このビーズを有する結合剤フイルムの二つの部分
のビーズを有する表面へ熱と圧力をかけ、それによって
ビーズが使用中に取れる危険を少なくした。これら二つ
の部分を実施例5及び実施例6の包まれたレンズ型逆行
反射性シートを作るのにそれぞれ用い、修正しない部分
を実施例4のシートをつくるのに用いた。ビーズの埋め
込み条件は次の通りであった: 透明覆いフイルムを4.4cm押し出し機を用いて押し出
し、熱可塑性脂肪族ウレタン重合体をHMW結合剤フイル
ムを作るのに用いた。押し出し条件は171℃、182℃、18
8℃及び193℃であつた。型後端板は199℃に設定し、型
の本体は193℃に設定した。スクリュー速度及びフイル
ム取り出し速度は約100μの厚さを与えるように調節し
た。得られた覆いフイルムの光学的透過率は平均86%で
あった。 透明な覆いフイルムの片を次の条件で結合剤フイルム
へ密封した。実施例1〜6の包まれたレンズ型逆行反射性シートの性
質は次の通りであった:
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の好ましい方法の最初の段階でシートを
通る断面図である。 第2図は本発明の好ましい方法の続く工程を例示する図
である。 第3図は第2図の3−3の線に沿った断面図である。 第4図は本発明の好ましい方法の後の段階でシートを通
る断面図である。 第5図は本発明の包まれたレンズ型逆行反射性シートを
通る断面図である。 10……シート、12……キャリヤーウエブ 18……微小球、20……アルミニウム層 28……結合剤フイルム、34……覆いフイルム 36……セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハワード レイモンド トリバー アメリカ合衆国ミネソタ州セント ポー ル,3エム センター (番地なし) (72)発明者 アーサー ドナルド デイツクソン アメリカ合衆国ミネソタ州セント ポー ル,3エム センター (番地なし) (56)参考文献 特開 昭60−67902(JP,A) 特開 昭60−194405(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.(i)実質的にレンズの単層をキャリヤーウェブへ
    部分的に埋め、 (ii)前記キャリヤーウェブのレンズを有する表面の上
    に鏡面状反射性材料を付着させ、 (iii)熱と圧力をかけて、HMW熱可塑性結合剤フィルム
    を、レンズ間の前記キャリヤーウェブの表面上にある鏡
    面状反射性付着物のどの部分とも接触させないようにし
    ながら、レンズ上にある鏡面状反射性付着物の部分に接
    触させ、 (iv)キャリヤーウェブを剥がし、 (v)露出したレンズ上に覆いフィルムを置き、そして (vi)網目状結合部線に沿って熱と圧力をかけ、結合剤
    材料を軟化して変形し、覆いフィルムと接触させ、この
    ようにして気密に密封したセルを形成し、それらのセル
    中にレンズが包まれ、且つ空気と接するようにする 諸工程を含む包まれたレンズ型逆行反射性シートの製造
    方法。 2.HMW熱可塑性結合剤フィルムの重量平均分子量が少
    なくとも60,000である特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 3.覆いフィルムが、HMW熱可塑性結合剤フィルムと相
    溶性のあるHMW熱可塑性樹脂を含む特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載の方法 4.実質的にレンズの単層が部分的に埋められている結
    合剤層、 レンズの下に存在する鏡面状反射性層、および 気密に密封されたセルで、その中にレンズが包まれ且つ
    空気と接しているセルを形成するよう網目状結合部線に
    沿って結合剤層を密封する覆いフィルムを含む、可撓性
    のある包まれたレンズ型逆行反射性シートであって、 結合剤層が少なくとも60,000の重量平均分子量および75
    0未満の溶融指数を有するHMW熱可塑性フィルムであり、
    覆いフィルムがHMW熱可塑性結合剤フィルムと相溶性が
    あり、且つレンズ間の結合剤層上には鏡面状反射性層が
    存在しない、上記シート。
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