JP2925415B2 - 布類ほぐし機 - Google Patents

布類ほぐし機

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JP2925415B2
JP2925415B2 JP4318764A JP31876492A JP2925415B2 JP 2925415 B2 JP2925415 B2 JP 2925415B2 JP 4318764 A JP4318764 A JP 4318764A JP 31876492 A JP31876492 A JP 31876492A JP 2925415 B2 JP2925415 B2 JP 2925415B2
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F95/00Laundry systems or arrangements of apparatus or machines; Mobile laundries 

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、例えばランドリー工
場等で使用される比較的大型の布類ほぐし機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ランドリー工場において、例えばシーツ
などは一度に多数枚まとめて洗濯されるが、洗濯時の回
転作用によって各洗濯物が相互に絡み付くようになり、
脱水工程においても洗濯物同士が相互に固く絡み付いた
状態で処理される。このように相互に絡み付いた状態の
洗濯物は、大きな塊状となっており、手作業では容易に
ほぐすことができないほど固く締まっている。そして、
このように固く絡み付いた状態の塊状洗濯物は、回転ド
ラム式の布類ほぐし機内に投入されてそこでほぐされ
る。
【0003】ところで、従来の布類ほぐし機は、筒状の
ドラムを横向き姿勢で回転自在とし、該ドラムを回転さ
せながらドラム内で布類をほぐすようにしている。又、
従来のこの種の布類ほぐし機では、ドラムの軸方向の一
方に設けられた横向き開口を布類の出入れ口とし、ほぐ
し処理済みの布類をドラムから取出す際に布類をドラム
の横向き開口から人手により引っ張り出していた。
【0004】又、従来の布類ほぐし機の中には、ドラム
を出口側が下向きとなるようにして傾斜状態で設置する
とともに、そのドラム出口に搬送コンベアを連接させ、
ドラム内でほぐされた布類を該ドラムを回転させなが
ら、傾斜を利用して自重で搬送コンベア上に排出させる
ようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の布類ほぐし機のうち、ほぐされた布類をドラム内から
手作業で引っ張り出すようにしたものでは、その布類取
出し作業に人手が要るとともにその作業が面倒であると
いう問題があった。特に、ランドリー工場で使用される
布類ほぐし機では、ドラム内に一度に多量の布類が投入
され、且つ各布類が完全にはほぐしきれないため(各布
類同士がまだ相互に絡み合っている)、その絡み合った
ままの布類をドラムの横向き開口から取出そうとする
と、大きな塊状の布類を一度に引き出す必要があり、そ
の引き出し作業が重労働となる。又、処理される布類が
例えば枕カバー程度の比較的小さい場合には、ドラム内
で各布類がほぐれ易くなる(分離される)が、そのよう
によくほぐれた場合には、該布類をドラム内から全部取
出すのに何度も取出し作業を行わなければならず、長時
間を要するという問題がある。
【0006】又、上記従来例の布類ほぐし機のうち、ド
ラムを回転させながら、傾斜を利用して布類を排出させ
るようにしたものでは、布類を自動排出させることがで
きるものの、ドラム内から布類が排出される際に、該布
類が搬送コンベアとドラムとに跨がった状態にあるとき
に、ドラム内で折角ほぐされた布類がドラムの回転によ
り、再度ねじれたり相互の絡み合ったりするという問題
が生じる。従って、この場合には、後工程(例えばプレ
ス工程)において、ねじれたり相互に絡み合ったりして
いる布類を人手によりほぐす作業が必要となる。
【0007】本願発明は、上記した従来の布類ほぐし機
の問題点に鑑み、ドラム内でほぐされた布類を、簡単に
しかもほぐされた状態のままでドラム外に取出し得るよ
うにした布類ほぐし機を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の布類ほぐ
し機は、基台上に横向き姿勢で回転自在に支持した筒状
のドラムと、該ドラムを回転せしめるドラム駆動装置
と、ドラム内の内周面に近接した位置にあって該ドラム
の一側開口付近から他側開口付近に亘って張設された排
出コンベアと、該排出コンベアを駆動するコンベア駆動
装置とを備えたことを特徴としている。
【0009】又、本願請求項2の布類ほぐし機は、請求
項1の布類ほぐし機において、ドラム内の排出コンベア
がドラム底部に位置する状態で該ドラムを自動で停止せ
しめる定位置停止装置を備えたことを特徴としている。
【0010】さらに本願請求項3の布類ほぐし機は、請
求項2の布類ほぐし機において、コンベア駆動装置に、
ドラム外に設けられていてドラム回転中には排出コンベ
アに対して動力伝達部材が分離され、ドラムが定位置停
止装置によって定位置で停止せしめられたときに排出コ
ンベアに対して動力伝達部材が連結されるようなクラッ
チ装置を備えたことを特徴としている。
【0011】尚、本願請求項1及び2の布類ほぐし機で
は、排出コンベアを駆動するコンベア駆動装置(例えば
モータ)は、ドラム側に設けることも可能であり、その
場合には、該コンベア駆動装置(モータ)への給電はロ
ータリー接点を使用したりあるいはドラムの回転を停止
させた状態でドラム側接点に電源側接点を接続させるよ
うにしてもよい。
【0012】
【作用】本願請求項1の布類ほぐし機においては、ほぐ
し処理される布類は、ドラムの布類投入口から排出コン
ベアより内方(ドラム中心側)のドラム空間部内に投入
される。そして、布類を収容した状態で、ドラム駆動装
置によりドラムを回転させると、相互に絡み付いている
布類がドラムの空間部内で転動(回転及び上下動)する
ようになり、それによって絡み合っていた各布類が順次
ほぐされる。尚、ドラム回転時には、ドラムとともに排
出コンベアも回転する。
【0013】ドラム内の布類がほぐされると、ドラムの
回転を停止させ、且つ排出コンベアがドラム底部に位置
するように該ドラムを位置させる。この状態では、ほぐ
された各布類が排出コンベア上に載っている。次に、コ
ンベア駆動装置により排出コンベアを駆動させると、該
排出コンベア上に載っている布類をドラムの出口側開口
から順次ドラム外に排出させることができる。
【0014】又、本願請求項2の布類ほぐし機では、定
位置停止装置により、排出コンベアがドラム底部に位置
する状態でドラムを停止せしめ得るようになっているの
で、ドラムを布類排出作業が行われる定位置で自動停止
せしめ得る。
【0015】さらに、本願請求項3の布類ほぐし機で
は、コンベア駆動装置にクラッチ装置を設けて、コンベ
ア駆動装置の動力伝達部材を排出コンベアに対して分離
・連結せしめ得るようにしているので、コンベア駆動装
置をドラム外に設けることが可能となる。
【0016】
【発明の効果】本願請求項1の布類ほぐし機によれば、
ドラム内で布類をほぐした後、排出コンベアが下方に位
置するようにしてドラムを停止させ、続いて該排出コン
ベアを駆動させることにより、ドラム内の布類を自動で
排出させることができ、ドラム内の布類を極めて簡単に
取出すことができ、しかもドラムを停止させた状態で排
出させるので、その排出時に布類が再度ねじれたり相互
に絡み合ったりすることがない、という効果がある。
【0017】又、本願請求項2の布類ほぐし機では、請
求項1の効果に加えて、定位置停止装置により排出コン
ベアが下方に位置するようにしてドラムを停止させるこ
とができるので、布類排出作業を行う際のドラムの位置
決め(排出コンベアをドラム底部に位置させる操作)を
自動で行えるという効果がある。
【0018】さらに、請求項3の布類ほぐし機では、請
求項2の効果に加えて、コンベア駆動装置にクラッチ装
置を設けて、排出コンベアに対して動力伝達部材を分離
・連結自在にしているので、コンベア駆動装置をドラム
外に設けることができ、該コンベア駆動装置取付けの自
由度が拡大されるとともに、コンベア駆動装置への給電
のための構成が簡単となるという効果がある。
【0019】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本願発明の実施
例を説明すると、この実施例の布類ほぐし機は、例えば
ランドリー工場で使用されるような比較的大型のもので
あって、図1に示すように底板(特許請求範囲中の基台
となる)11上に複数本のフレーム12,12・・及び
架材16等を組みつけてなる矩形箱形の枠体1内に円筒
形のドラム2を横向き姿勢で設置して構成している。
尚、この実施例では、便宜上、ドラム2の回転中心軸方
向を前後方向といい、図1において矢印A側を前側、矢
印B側を後側と称する。
【0020】ドラム2は、前側(矢印A側)及び後側
(矢印B側)がそれぞれ開放された円筒状に形成されて
いる。又、図示例では、ドラム2の前側開口が入口側開
口22となり、後側開口が出口側開口23となる。ドラ
ム2の胴部21は、多数の小孔を設けた金属薄板あるい
は金属網等の通気性を有する材料で形成されている。
【0021】このドラム2は、基台1内において横向き
姿勢で回転自在に設置されている。即ち、この実施例で
は、ドラム2の前部側外周及び後部側外周をそれぞれ左
右2つの受け輪13,13で支持(4点支持)してい
る。
【0022】このドラム2は、ドラム駆動装置3によっ
て回転駆動せしめられる。この実施例では、ドラム駆動
装置3は、モータ31の回転軸に取付けた駆動輪32を
ドラム2の後部側外周に衝合させ、モータ31により駆
動輪32を回転させることによってドラム2を従動させ
るようにしている。
【0023】ドラム2内には、該ドラム2内でほぐされ
る布類Y(図5参照)を外部へ排出するための排出コン
ベア4が設けられている。この排出コンベア4は、ドラ
ム2の内面に所定間隔をもって取付けられた左右一対の
軸受板25,25間において前後方向に走行し得るよう
に設置されている。即ち、該排出コンベア4は、前側ロ
ーラ41を入口側開口22付近において両軸受板25,
25間に架設し、他方後側ローラ42を出口側開口23
付近において両軸受板25,25間に架設するととも
に、前後各ローラ41,42間に広幅のベルト43を張
設して構成されている。従って、この排出コンベア4
は、ドラム回転時に該ドラム2とともに回動するように
なっている。尚、排出コンベア4のベルト43は、金網
状のものが採用されていて、該ベルト43を横切って空
気が流通し得るようにしている。
【0024】この実施例では、排出コンベア4の前側ロ
ーラ41が駆動側となり、該前側ローラ41の軸44の
一端をドラム2の外面より若干長さだけ突出させてい
る。この軸44の突出端には、後述するコンベア駆動装
置5の一部となる歯車58が固定されている。尚、この
排出コンベア4側の歯車58は、以下の説明では固定歯
車という。
【0025】排出コンベア4は、コンベア駆動装置5に
よって駆動される。このコンベア駆動装置5は、モータ
51と、該モータ51の回転軸を中心として上下に揺動
し得る揺腕53と、該揺腕53に設けられた動力伝達部
材52と、該動力伝達部材52からの動力を排出コンベ
ア4側に伝達する2つの歯車57,58とで構成されて
いる。
【0026】動力伝達部材52は、揺腕53の基端側に
取付けられた駆動側プーリ54と揺腕53の先端側に取
付けられた従動側プーリ55間にベルト56を巻掛けし
ている。駆動側プーリ54は、モータ回転軸に取付けら
れていて、モータ51によって回転駆動される。従動側
プーリ55の軸には、歯車57が固定されている。この
歯車57は、揺腕53が上下揺動することにより上下動
するので以下の説明では可動歯車という。この可動歯車
57は、排出コンベア4が下部側において水平姿勢にあ
るときに前記固定歯車58の直下位置にあって、揺腕5
3が上下揺動することによって固定歯車58に噛合した
り離間したりし得るようになっている。
【0027】コンベア駆動装置5には、可動歯車57を
固定歯車58に対して噛合させたり離間させたりするた
めのクラッチ装置8が設けられている。このクラッチ装
置8は、伸縮シリンダ81が採用されており、該伸縮シ
リンダ81のロッド先端部を揺腕53の長さ方向中間部
に固定している。そして、このクラッチ装置8は、伸縮
シリンダ81が縮小している状態では揺腕53が下動さ
れて可動歯車57が固定歯車58から離間し(図1及び
図3の実線図示状態)、逆に伸縮シリンダ81が伸長す
ると揺腕53が上動されて可動歯車57が固定歯車58
に噛合する(図3及び図5の鎖線図示状態)ようになっ
ている。
【0028】このコンベア駆動装置5は、可動歯車57
が固定歯車58に噛合している状態でモータ51を作動
させると、その動力が動力伝達部材52及び両歯車5
7,58を介して前側ローラ41に伝達されて、ベルト
43をその上面側がドラム2の入口側開口22側から出
口側開口23側に向けて走行させるように作用する。
【0029】この布類ほぐし機には、布類ほぐし作用が
終わった後、ドラム2を所定位置(排出コンベア4を最
下位置)で停止させるための定位置停止装置6が設けら
れている。この定位置停止装置6は、ドラム2の後部側
外周に取付けられた被検出体62と、枠体1側にあって
該被検出体62を検出する位置検出センサー(光電管)
61と、被検出体62に嵌合してドラム2の回動を禁止
するストッパー装置64とを有している。
【0030】被検出体62は、排出コンベア4が下部位
置において水平姿勢になったときに位置検出センサー6
1に対応するように位置決めされている。又、被検出体
62には、その外面側に凹溝63が形成されている。位
置検出センサー61は、ドラム駆動装置3の駆動終了時
において被検出体62の凹溝63部分が該位置検出セン
サー61に出合ったときにドラム駆動装置3のモータ3
1にブレーキをかけるように作用し、それによってドラ
ム2を排出コンベア4が下部位置において水平姿勢とな
る位置で停止させるようになっている。
【0031】ストッパー装置64は、伸縮シリンダ65
のロッド先端部に被検出体62の凹溝63内に嵌入し得
る嵌入体66を設けて構成されている。伸縮シリンダ6
5は、枠体1のフレーム12にドラム2側に向けて横向
きに固定されている。このストッパー装置64は、伸縮
シリンダ65が縮小している状態では嵌入体66が被検
出体62から離間して(図4の実線図示状態)ドラム2
の回動を許容し、伸縮シリンダ65が伸長して嵌入体6
6が被検出体62の凹溝63内に嵌入する(図4の符号
66′の状態)とドラム2の回動を禁止するように作用
する。又、このストッパー装置64は、位置検出センサ
ー61が被検出体62を検出してドラム2を所定位置で
停止させた後、それに続いて伸縮シリンダ65を伸長さ
せるようになっており、そのとき嵌入体66が正確に被
検出体62の凹溝63内に嵌入するようになっている。
【0032】枠体1の前部には、ドラム2の入口側開口
22を小間隔をもって閉塞する前蓋14が固定されてい
る。この前蓋14には、ドラム2の中心部に対応する位
置に処理すべき布類をドラム2内に投入するための投入
口15が形成されている。
【0033】又、枠体1の後部には、ドラム2の出口側
開口23を小間隔をもって開閉する後蓋17が設けられ
ている。この後蓋17は後蓋開閉装置7によって開閉せ
しめられる。この後蓋開閉装置7は、枠体1の上部に架
設された板状の架材16上に後蓋17の上部寄り位置を
左右2つのヒンジ71,71で枢着するとともに、後蓋
17の上端部(ヒンジ位置より上部)を伸縮シリンダ7
2で押し引き操作することによって後蓋17を開閉し得
るようになっている。即ち、伸縮シリンダ72の基端部
は架材16上に固定され、該伸縮シリンダ72のロッド
先端部は後蓋17の上端部に枢着されている。そして、
図3に示すように、伸縮シリンダ72が伸長状態では、
後蓋17が下動位置にあってドラム2の出口側開口23
を小間隔をもって閉塞し、該伸縮シリンダ72が縮小状
態では、後蓋17を符号17′で示すように上動開放す
るようになっている。
【0034】図示の布類ほぐし機では、ドラム駆動装置
3、コンベア駆動装置5、定位置停止装置6、及び後蓋
開閉装置7は次のように作動する。この布類ほぐし機を
作動させる作動開始スイッチは、クラッチ装置8の伸縮
シリンダ81が縮小状態にあり、ドラム駆動装置3のモ
ータ31への通電がOFF状態にあり、定位置停止装置
6の伸縮シリンダ65が縮小状態にあり、後蓋開閉装置
7の伸縮シリンダ72が伸長状態にあるという条件のと
きに、ON操作が可能となる。尚、このとき、位置検出
センサー61はOFF状態にある。そして、作動開始ス
イッチをON操作すると、まずドラム駆動装置3のモー
タ31が作動してドラム2を回転せしめ、所定の設定時
間だけドラム2を回転せしめた後、自動でモータ31へ
の通電がOFFされる(あるいは手動によりモータ31
への通電をOFFする)。このときドラム2は惰力でゆ
っくりと回転している。そして、モータ31への通電が
OFFされると、位置検出センサー61がON状態とな
って、ドラム外周の被検出体62が位置検出センサー6
1に対応したときに該位置検出センサー61からの信号
でモータ31のブレーキをかけて直ちにドラム2を停止
させる。このとき、被検出体62の凹溝63がストッパ
ー装置64の嵌入体66に正確に対応する位置にあり、
且つ排出コンベア4が下部位置で水平姿勢となる。モー
タ31にブレーキがかけられると、次にストッパー装置
64の伸縮シリンダ65が伸長せしめられて、嵌入体6
6が被検出体62の凹溝63内に嵌入し、ドラム2を回
動不能にロックする。又、ドラム2が停止された後に、
後蓋開閉装置7の伸縮シリンダ72が縮小せしめられ
て、後蓋17が図5に示すように開放される。続いて、
クラッチ装置8の伸縮シリンダ81が伸長せしめられて
揺腕53を上動させ、可動歯車57を固定歯車58に噛
合させる。その後、コンベア駆動装置5のモータ51が
所定時間だけ作動されて、ベルト43が所定長さだけ走
行し、このときベルト43上にある布類Yをドラム2の
出口側開口23から外部に排出させる。このとき、ドラ
ム2が停止している状態で布類Yが排出されるので、該
排出される布類が再度ねじれたり相互に絡み合ったりす
ることがない。そして、コンベア駆動装置5のモータ5
1が停止されると、クラッチ装置8の伸縮シリンダ81
が縮小し、ストッパー装置64の伸縮シリンダ65が縮
小し、後蓋開閉装置7の伸縮シリンダ72が伸長して、
それぞれ初期待機状態に戻る。
【0035】この布類ほぐし機は、各装置が順次上記の
ように作動するようになっているので、絡み合った塊状
の布類を前蓋14の投入口15からドラム2内に投入し
た後、作動開始スイッチをON操作するだけで、絡み合
っていた布類をドラム2内でほぐし、続いてそのほぐし
た布類Yを自動でドラム2の出口側開口23から外部に
排出することができ、布類のほぐし作業及び取出し作業
が極めて簡単となる。又、この布類ほぐし機では、布類
をドラム2内に収容した状態でドラム2を回転せしめる
と、布類がドラム内で転動してほぐし作用が生じるとと
もに、ドラム胴部21及び排出コンベア4のベルト43
が通気性を有しているので、布類を乾燥させる作用も生
じる。尚、この実施例では、特別な乾燥手段は設けてい
ないが、必要に応じて温風発生装置等を用いてドラム2
内に温風を送り込み、該温風で布類を強制的に乾燥させ
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる布類ほぐし機の斜視
図である。
【図2】図1の布類ほぐし機のII矢視図である。
【図3】図1の布類ほぐし機のIII矢視図である。
【図4】図1の布類ほぐし機における定位置停止装置部
分の拡大斜視図である。
【図5】図1の布類ほぐし機の中央部縦断面図である。
【符号の説明】
1は枠体、2はドラム、3はドラム駆動装置、4は排出
コンベア、5はコンベア駆動装置、6は定位置停止装
置、7は後蓋開閉装置、8はクラッチ装置、11は底板
(基台)、22は入口側開口、23は出口側開口であ
る。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(11)上に横向き姿勢で回転自在
    に支持した筒状のドラム(2)と、該ドラム(2)を回
    転せしめるドラム駆動装置(3)と、ドラム(2)内の
    内周面に近接した位置にあって該ドラム(2)の一側開
    口(22)付近から他側開口(23)付近に亘って張設
    された排出コンベア(4)と、該排出コンベア(4)を
    駆動するコンベア駆動装置(5)とを備えたことを特徴
    とする布類ほぐし機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ドラム(2)内の排
    出コンベア(4)がドラム底部に位置する状態で該ドラ
    ム(2)を自動で停止せしめる定位置停止装置(6)を
    備えたことを特徴とする布類ほぐし機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、コンベア駆動装置
    (5)は、ドラム(2)外に設けられていてドラム回転
    中には排出コンベア(4)に対して動力伝達部材(5
    2)が分離され、ドラム(2)が定位置停止装置(6)
    によって定位置で停止せしめられたときに排出コンベア
    (4)に対して動力伝達部材(52)が連結されるよう
    なクラッチ装置(8)を備えたことを特徴とする布類ほ
    ぐし機。
JP4318764A 1992-11-27 1992-11-27 布類ほぐし機 Expired - Lifetime JP2925415B2 (ja)

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