JPH115670A - 不定形布片等のワーク展開方法および展開装置 - Google Patents

不定形布片等のワーク展開方法および展開装置

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JPH115670A
JPH115670A JP17119097A JP17119097A JPH115670A JP H115670 A JPH115670 A JP H115670A JP 17119097 A JP17119097 A JP 17119097A JP 17119097 A JP17119097 A JP 17119097A JP H115670 A JPH115670 A JP H115670A
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健一 葛西
Kimiaki Sasaki
君章 佐々木
Yukio Nishiyama
幸夫 西山
Tatsuro Kishimoto
達郎 岸本
Yozo Maejima
洋左右 前嶋
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Railway Technical Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心力によって不定形ワークを展開し、これ
によって実用的な自動化を図ることができる不定形布片
等のワーク展開技術を提供する。 【解決手段】 捩れや撓みなどによって不定形状となっ
ている布片等のワークKを展開するための方法であっ
て、ワークKを容器10内に投入し、その容器10の回
転によりワークKに回転を与える第1工程と、回転して
いるワークKを容器外の空中に投下することにより、そ
のワークKを遠心力で広げる第2工程とを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、捩れや撓みなどに
よって不定形状となっている布片等のワークを展開する
技術に関し、特に、ランドリー工場等におけるアイロン
掛け前の不定形布片等を遠心力により展開して洗濯仕上
げ工程の自動化を図るのに有効利用できる技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ランドリー工場のような工業洗濯におい
て、例えば列車のシートバックカバーやナプキン類のよ
うな大量の布片等(以下ワークと称する)をクリーニン
グする場合、洗濯、脱水、半乾燥、展開、アイロン掛
け、包装等の工程を行うのが普通である。
【0003】従来から、これらの全工程を自動化する試
みが種々行われているが、未だ実現段階に至っていな
い。現行の作業では、ロード作業から洗濯、脱水、半乾
燥に至る作業はほぼ自動化されているものの、スプレッ
ド(展開)からアイロンに至る仕上げ工程についてはほ
とんど自動化されていない。そのため、半乾燥後のワー
クをアイロンにかけられるよう、折り目のない状態に一
枚づつ展開する作業の全てを人手によって行っているの
が実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこう
した工業洗濯工程において必要な作業員の配置割合につ
いて着目してみると、ロード作業から洗濯、半乾燥に至
る作業工程では自動化が進んでいる関係で、全体の数パ
ーセント程度の所要人員で済んでいるのに対し、仕上げ
工程部分に占める作業員は全体の8割前後にも及んでい
る。したがって、この部分の自動化は非常に大きな効果
を挙げ得る。
【0005】しかし、この仕上げ工程部分の自動化を図
るためには、大量のワークを確実に一枚一枚に分離した
後、そのワークをアイロンにかけられるよう、折り目の
無い状態に機械的に展開する技術が必要となる。これら
の作業を人間が行うのは難しいことではないが、対象が
濡れた布であるため装置構成上難しい点が多く、特に、
次のような性質が制約となって自動化が遅れてきたもの
と考えられる。 (1)ワークが柔らかいため、わずかな力で変形する。 (2)摩擦が大きくハンドリングしにくい。 (3)短い時間に大量に展開する必要がある。
【0006】一つの案として、洗濯を行う前の乾燥した
状態で、布片を枠に取り付け、そのままの状態で洗濯か
ら仕上げまでを一貫して行うことが考えられるが、この
方法は既存の処理ラインの抜本的な変更となるので、あ
まり好ましくない。
【0007】なお、ワークが方形状布片である場合の展
開工程を自動化する考え方として、例えば、特開平7−
231998号公報に記載のように、複数のチャック装
置を用いて布片の角部やその角部と一辺を共有する角部
を掴んで展開する技術も提案されている。しかし、この
方法は、角部が露呈していない状態に捩れたり撓んだり
している布片には適用できない難点がある上に、機械的
な多数の掴み工程および引っ張り工程を経て展開させる
必要があるために時間もかかる問題がある。したがっ
て、実用化にはほど遠く現実的ではない。
【0008】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、遠心力によって不定形ワークを展開し、こ
れによって実用的な自動化を図ることができる不定形布
片等のワーク展開方法および展開装置を提供することを
目的とする。さらに、本発明では、展開する前の大量の
不定形ワークを確実に一枚一枚分離することができる分
離装置を含む展開装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の方法では、捩れや撓みなどによって不定形
状となっている布片等のワークを展開するための方法で
あって、ワークを容器内に投入し、その容器の回転によ
りワークに回転を与える第1工程と、回転しているワー
クを容器外の空中に投下することにより、そのワークを
遠心力で広げる第2工程とを含む。ここで、容器を鉛直
軸回りに回転させ、ワークを容器外の空中に投下する際
に、そのワークの自重を利用して落下させることにより
投下することもできる。また、本発明の装置では、捩れ
や撓みなどによって不定形状となっている布片等のワー
クを展開するのに用いる装置であって、ワークに回転を
与えるための容器と、その容器を回転させる駆動機構と
を備え、容器は、自身の軸線を中心にして鉛直な軸線回
りに回転可能に配置された筒状の容器本体と、その容器
本体の下部に設けられ、ワークを収容するワーク収容部
とを有し、そのワーク収容部は、ワークを自重により落
下させて空中に投下するための開閉装置を含む構成とし
た。ここで、ワーク収容部は逆円錐状あるいは逆角錐状
であり、開閉装置は、そのワーク収容部の周壁部分を縦
割りして周方向に等分割した形態の複数の可動羽根を備
え、各可動羽根の上端部を容器本体の下部にそれぞれヒ
ンジ結合し、そのヒンジ部を中心に各可動羽根の下端部
を互いに接近および離間する方向に移動可能に構成する
こともできる。また、開閉装置の開動作については、容
器の回転に基づいて可動羽根に生じる遠心力により行わ
せる構成とすることもできる。また、容器本体と可動羽
根との間に、その可動羽根を閉位置に保持しておくため
の保持機構を設けた構成とすることもできる。また、保
持機構は、可動羽根側に固定された永久磁石と、容器本
体側に固定された電磁石とを含み、それら永久磁石およ
び電磁石を相対する位置に配置し、電磁石への通電時に
おいて永久磁石に対して反発する磁力が発生するように
設定することもできる。また、保持機構は、可動羽根側
又は容器本体側の何れか一方に固定された電磁石と、他
方に固定された鉄片とを含み、それら電磁石および鉄片
は相対する位置に配置されている構成とすることもでき
る。さらに、本発明では、不定形布片等のワークの展開
装置において、そのワーク展開装置に投入する前の不定
形ワークどうしの絡みを解きほぐして分離させるための
分離装置を含み、その分離装置は、一端側にワークの投
入口を有し、他端側にワークの出口を有する筒状のドラ
ム本体と、そのドラム本体に回転力を付与する駆動機構
と、ドラム本体内に設けられ、ドラム本体の回転に伴っ
て前記ワークの絡みを解きほぐすための分離板と、ドラ
ム本体に対してその出口側が下方になる傾斜を付与する
ための姿勢制御機構とを備えた構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付の図1〜図10を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明のワーク展開方法を実
現するのに好適な装置の実施の形態を示す正面図であ
り、図2はその平面図、図3は開閉装置部分の断面図、
図4は可動羽根の部分側面図である。
【0011】これらの図から理解できるように、本発明
のワーク展開装置1は、洗濯、脱水、半乾燥、および分
離工程を経て捩れや撓みの生じている方形状の背もたれ
カバー(以下ワークと称する)Kに回転を与えるための
容器10と、その容器10を回転させる駆動機構11と
を備える。容器10は、自身の軸線を中心にして鉛直な
軸線回りに回転可能に配置された筒状の容器本体12
と、その容器本体12の下部に設けられ、ワークKを収
容するワーク収容部13とを有する。ワーク収容部13
は、ワークKを自重により落下させて空中に投下するた
めの開閉装置30を含む。
【0012】次いで、これらの詳細について説明する
と、容器本体12は円筒形であり、架台14に対し、上
下2カ所の支持ベアリング機構(スローラー軸受)1
5、16を介して回転可能に支持されている。即ち、架
台14上には厚肉の上下2枚の支持プレート14a、1
4bが相互に間隔をおいて水平に配置され、ボルト14
cや連結板14d等により固定されている。したがっ
て、容器本体12は直接的には支持プレート14a、1
4bにより支持されている。容器本体12の上端および
下端は何れも開口しており、しかも上端には、投入され
るワークKを確実に導くためのホッパー形状の受け口1
8が設けられている。
【0013】また、この容器本体12の上部外周には、
従動側のタイミングプーリとなる従動プーリ19が固定
されている。駆動側のタイミングプーリとなる駆動プー
リ20は駆動モータ21の出力軸22に固定されてい
る。そして、これら従動プーリ19と駆動プーリ20と
の間にタイミングベルト23が巻回され、これにより、
容器10の回転駆動機構11が構成されている。
【0014】容器本体12の下部に設けているワーク収
容部13は、図3の横断面図で示すように、正六角形の
逆角錐状に形成されている。そして、このワーク収容部
13の部分がワークKを空中に投下するための開閉装置
30を兼ねる構成となっている。即ち、ワーク収容部1
3の周壁部分を縦割りして周方向に六等分に分割した形
態の六つの可動羽根31を備えている。
【0015】これら各可動羽根31の上端部は、容器本
体10の下部に対し、軸ピン32を介してそれぞれヒン
ジ結合され、その軸ピン(ヒンジ部)32を中心に各可
動羽根31の下端部が互いに接近および離間する方向に
移動可能に構成されている。これにより、ワーク収容部
13が容器本体10の回転に伴って一体に回転すると、
各可動羽根31に遠心力が働き、その遠心力によって各
可動羽根31が図1において仮想線で示す如く縦回動
し、ワーク収容部13全体が開状態となるように設計さ
れている。また、軸ピン32は可動羽根31の内側に位
置していて偏心しており、遠心力がごく小さくなると、
あるいは容器10の回転が止まると、可動羽根自体の自
重によって閉じるように設計されている。
【0016】さらに、容器本体10と各可動羽根31と
の間には、各可動羽根31を磁力を利用して閉位置に保
持しておくための保持機構33が設けられている。この
保持機構33は、可動羽根31側に固定された永久磁石
35と、容器本体10側に固定された電磁石36とから
なる。それら永久磁石35および電磁石36は相対する
位置に配置されていて、常時は永久磁石35の磁力によ
り可動羽根31を閉位置に保持する作用を発揮するが、
電磁石36への通電時においては、永久磁石35に対し
て反発する磁力が発生するように設定されている。例え
ば、電磁石36と対向する側に永久磁石35のN極が位
置するように配置されている場合、そのN極と反発する
N極が電磁石36に発生するように設定される。これに
より、各可動羽根31の可動タイミング、即ち、ワーク
収容部13を一気に全開状態とするタイミングを電気的
に決定することができるように配慮している。勿論、通
電時に可動羽根31が閉になるように設定することもで
きる。
【0017】電磁石36に通電する方法としては種々の
方法が考えられるが、容器全体が回転する点を考慮し
て、スリップリング37と給電ブラシ38とを用いた給
電方式を採用している。即ち、容器本体12の外周にス
リップリング37を設け、架台側に給電ブラシ38を設
けた構成としている。給電ブラシ38はブラシホルダー
39に保持され、バネ40によってスリップリング37
側へ付勢されている。ブラシホルダー40は支持プレー
ト14b上に固定されている。なお、同様にして、電磁
石36を常時通電するようにすれば、永久磁石を単に鉄
片とした装置も構成することができる。
【0018】上段の支持プレート14a上には、駆動機
構11等の回転する部分を上から覆う形態で保護するた
めの保護プレート41が設けられている。この保護プレ
ート41は複数の取付ボルト43…により上段の支持プ
レート14Bに固定されている。45はモータ21の取
付プレートである。
【0019】このような構成のワーク展開装置1を利用
して、例えば捩れや撓みによって不定形状となっている
方形状の背もたれカバーからなるワークKを展開するに
は、まず、ワーク収容部13を閉に保持した状態で駆動
モータ21により容器1を回転させる。そして、その回
転状態にある容器10の上端開口の受け口18からワー
クKを投入し、ワークKに回転を与える。このとき、投
入されたワークKは自重によりワーク収容部13内に位
置した状態で回転させられる。また、ワーク収容部13
は先すぼまりの逆角錐状となっているため、ワークKは
ワーク収容部13の回転中心に近い中心部へと自動的に
案内されつつ回転させられる。
【0020】次に、ワークKが所要の回転数となってい
る時点で、各電磁石36に一斉に通電して可動羽根31
を同時に開き、ワークKを収容部13から自重により落
下させて空気中に投下する。投下されたワークKは回転
が与えられているためにそれ自体に遠心力が作用し、ワ
ークKは一気に展開して元の方形状カバーの原形に広が
りながら落下する。その際、落下途中のワークKには空
気抵抗も加わることにより、広がりが助長されながら落
下する。
【0021】なお、実験結果によれば、ワークKに生じ
ている捩れや撓みが小さい場合には、ワークKを回転さ
せることにより与える遠心力は比較的小さくても十分に
展開できることが分かった。一方、ワークKの捩れや撓
みが大きい場合には、それに応じた大きな遠心力を与え
れば展開できることも証明された。したがって、ワーク
Kに遠心力を与えるための容器10の回転数制御につい
ては、ワークKの捩れや撓み状態、さらにはワークK自
体の素材や大きさ、並びに乾燥の程度や全体重量などを
考慮して決定されることになる。ちなみに、実験では以
下の条件下において良好な結果が得られた。
【0022】対象ワーク…列車のシートバックカバー。 回転数………330rpm〜350rpm。 形状…………展開はね(可動羽根)下端のはみ出しな
し。自然落下によりワークが入った状態(詰め込まな
い)。 落下高さ……展開はね下端より43cm程度。 定速回転時間…1.9sec程度。
【0023】(実施の形態2)図5は、本発明に係るワ
ーク展開装置1を背もたれカバー仕上げ作業自動化ライ
ンに適用した場合に好適な原理図を示している。この原
理図を参照し、仕上げ作業自動化ラインについて概略的
に説明する。なお、この図5では説明の便宜上側面図と
平面図を併用して表現してある。
【0024】前段の洗濯工程、脱水工程、半乾燥工程を
経た後、絡みをを解きほぐし一枚一枚に分離させた背も
たれカバーからなるワークKを、表面に仕切り51を有
する第1コンベア50にて一次展開装置1へと一枚ずつ
順次移送する。
【0025】この一次展開装置1には、実施の形態1で
説明したワーク展開装置を配置している。したがって、
第1コンベア50により移送されるワークKはこの一次
展開装置1に対して一枚ずつ順次投入され、そこで回転
を与えられ展開したワークKは、下方に配置した広幅の
第2コンベア52上に落下して後段へと移送される。1
Aは投入検知器である。この第2コンベア52の上方に
はワークKの左右位置検知器53を配置しており、第2
コンベア52上におけるワークKの相対位置を検知す
る。
【0026】次に、この第2コンベア52上のワークK
は、左右位置合わせ機能をもつ第3コンベア54へ移送
される。第3コンベア54は、矢印Bで示すように、第
2コンベア52上のワークKの位置に対応して左右に移
動可能であり、左右位置検知器53の出力に基づいて作
動する。第3コンベア53上に移送されたワークKはそ
の移送の途中において、表裏検出器55によりワークK
の表裏を検出され、その検出結果に基づいて選択反転装
置56が作動する。例えば、ワークKが図示のように裏
側を上にして移送されている場合、選択反転装置56が
作動し、ワークKの表側が上になるように反転させてか
ら第4コンベア57へと受け渡す。
【0027】この第4コンベア57上には二次展開装置
60を配置している。この二次展開装置60は、ワーク
Kを後段のアイロンローラ70へと送り出す前の角度整
正および展開機能を有する。即ち、二次展開装置60
は、その下部にワークKに設けているベルベット式ファ
スナー(ベルクロ)K1の部分を吸着した状態で上下に
移動可能なターンテーブル61を備え、角度判定装置6
2の判定結果に基づいて作動する構成としている。角度
判定装置62は、例えば画像処理によりワークKの水平
周りの角度を判定する機能をもち、その判定結果に基づ
いてターンテーブル61の回転角度指令信号を出力す
る。
【0028】ターンテーブル61の後段には、さらに、
リムーバー64、展開判定装置65を順に配置してい
る。リムーバー64は、ターンテーブル61に吸着され
ているワークKを後ろ側から両者間に進入するような形
態で突き外して第4コンベア57上へ落とす機能をも
ち、ターンテーブル61の上下移動と協力して行うよう
に構成してある。
【0029】展開判定装置65は、第4コンベア57の
後端近くに位置し、第5コンベア66へと移送されるワ
ークKが正常に展開しているかどうかの判定を行う。こ
こで、正常であれば、第5コンベア66へ移送し、そこ
からアイロンローラー70へ移送してアイロン仕上げを
行う。その際、テンショナー71によってワークKの後
端を引っ張りながらアイロンローラー70に送り出すこ
とで、良好なアイロン仕上げを行えるようにする。
【0030】一方、展開判定装置65によって展開異常
と判定された場合、そのワークKは回収バケット74に
落とされ、最初の第1コンベアへと戻される。したがっ
て、この展開異常のワークはKは再度、一次展開装置1
および二次展開装置60を経てアイロンローラー70へ
と送り出すことになる。
【0031】アイロン仕上げされたワークKは、目視検
査を経てスタッカ71に溜められ、自動包装手段等によ
り適宜に包装される。目視検査にて不良と判断されたワ
ークKも最初の第1コンベアへと戻される。
【0032】このような仕上げ作業自動化ラインを構成
した場合、まず、一次展開装置1によってワークKの展
開工程を行い、二次展開装置60によってアイロン仕上
げする前のワークKの角度整正(姿勢修正)を行うこと
ができる。これにより、仕上げ作業の全自動化を図るこ
とができ、しかも正確で迅速な仕上げ処理を行うことが
できる。
【0033】(実施の形態3)図6〜図10は、脱水工
程や半乾燥工程において絡みの生じている大量のワーク
Kを一枚一枚に解きほぐす分離装置として好適な実施の
形態を示すもので、例えば第1コンベアの前段に配置
し、一次展開装置1と組み合わせて用いることができ
る。以下、この分離装置について説明する。
【0034】この分離装置80は、一端側にワークの投
入口81を有し、他端側にワークの出口82を有する筒
状のドラム本体83と、そのドラム本体83に回転力を
付与する駆動機構84と、ドラム本体83内に設けら
れ、ドラム本体83の回転に伴ってワークの絡みを解き
ほぐすための複数の分離板87と、ドラム本体83に対
してその出口82側が下方になる傾斜を付与するための
姿勢制御機構90とを備えている。
【0035】ドラム本体83の外周板86は、ワークの
水切りおよびワークとの摩擦係数を大きくするための小
さな多数の孔が開いたパンチング板により構成してい
る。この外周板86は、図9に明示するように、周方向
に5等分された単位外周板86Bと、各単位外周板86
Bどうしを連結する連結板86Cとにより構成してい
る。そして各連結板86Cを内側へほぼ90度折り曲げ
た形態とすることによって、ドラム本体83の内側へ突
出する***部86Rを形成している。この***部86R
はドラム本体83の回転に伴ってワークを上方へ持ち上
げる作用を発揮する。なお、連結板86Cは軸カバーも
兼ねている。
【0036】さらに、ドラム本体83内には、その軸方
向に間隔をおいて配置された複数のバッフル板87が設
けられ、分離板を構成している。これらのバッフル板8
7には、図10に示すように中央に孔87Bがあり、こ
れらの孔87Bを介してワークが出口側へと順次移動す
るように構成している。各孔87Bは出口82側へ向か
うほど順次大きくなっている。したがって、投入口81
から投入されたワークは、ドラム本体83の傾斜による
作用、孔87Bの大きさの異なる各バッフル板87の作
用により、ワークの一部を次段に順次通過させること
で、通過量を均一化させ、確率的な分離を行うことがで
きるようになっている。
【0037】ドラム本体83は、軸カバー85で覆われ
た両端の外周部分を姿勢制御機構90の支持ローラ91
によりそれぞれ2点支持されてその軸周りに回転可能で
あり、駆動機構84により一定の速度で回転させられ
る。駆動機構84は、基台92上に配置したピニオン9
3付きのモータ94と、ドラム本体83の中央寄りの外
周部分に設けた従動ギヤ95、それらピニオン93およ
び従動ギヤ95間に巻回したチエーン96とを含む構成
である。89Bはバンド部材、89Cはバッフル固定板
W3O示している。
【0038】姿勢制御機構90は、基台92の四隅に設
けたキャスター97の他に、上下移動可能な支持脚98
を四隅近くに備えており、これらの支持脚98の長さ調
整を行うことで、ドラム本体83の姿勢制御を行える構
成としている。図6において、符号100はドラム本体
83の投入口81へワークを供給するのに利用する受け
台を示している。
【0039】この分離装置80では、脱水工程や半乾燥
工程において絡みついている大量のワークを投入口81
から供給することにより、出口82から一枚一枚に分離
されたワークを排出させることができる。したがって、
前述したワーク展開装置10の前段に配置し、そのワー
ク展開装置10と組み合わせて用いた場合に大変有効で
ある。
【0040】以上の各実施の形態では、一次展開に用い
たワーク展開装置1において、各可動羽根31を容器1
の回転に伴う遠心力を利用して開かせるように構成した
例を示したが、機械的あるいは電気的動力源を用いて強
制的に開閉する構成としてもよい。そのようにした場合
には、遠心力で展開するワークの展開スピードよりも早
く可動羽根31を開かせることができるので、空中に投
下した直後のワークが可動羽根の一部に絡みつく恐れを
皆無にすることもできる。
【0041】また、実施の形態では、本発明を主として
背もたれカバーやナプキン等の布片からなるワークに適
用した場合に好適な技術について述べたが、本発明はこ
れに限定されず、他の同様なワークあるいは素材、形状
の相違するワークなどに対しても適用できることは勿論
である。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、捩れや
撓みなどによって不定形状となっている布片等からなる
ワークを容器内に投入し、その容器の回転によりワーク
に回転を与えて容器外の空中に投下することにより、そ
のワークを遠心力で広げるようにしたので、このように
ワークに遠心力を与えて投下するという簡易な方法で瞬
時にワークを展開することができ、これによって、ワー
ク展開のためのより実用的な自動化並びに高速化を図る
ことができる。
【0043】また、容器を鉛直軸回りに回転させ、ワー
クを容器外の空中に投下する際に、そのワークの自重を
利用して落下させることにより投下することによって、
投下のための特別な方法を採用することなく、確実に空
中に投下することができる。
【0044】一方、本発明の装置によれば、ワークに回
転を与えるための容器と、その容器を回転させる駆動機
構とを備え、容器は、自身の軸線を中心にして鉛直な軸
線回りに回転可能に配置された筒状の容器本体と、その
容器本体の下部に設けられ、ワークを収容するワーク収
容部とを有し、そのワーク収容部は、ワークを自重によ
り落下させて空中に投下するための開閉装置を含む構成
としたので、比較的簡単な構造の装置によってワーク展
開のための自動化を図ることができ、併せて作業コスト
の低減を図ることができる。
【0045】また、ワーク収容部は逆円錐状あるいは逆
角錐状であり、開閉装置は、そのワーク収容部の周壁部
分を縦割りして周方向に等分割した形態の複数の可動羽
根を備え、各可動羽根の上端部を容器本体の下部にそれ
ぞれヒンジ結合し、そのヒンジ部を中心に各可動羽根の
下端部を互いに接近および離間する方向に移動可能に構
成することによって、ワーク収容部と開閉装置とを一体
に構成することができ、しかも、逆錐状とすることで、
ワークをそのワーク収容部の中央に自動的に位置させる
ことができ、これにより、偏りの無い状態でワークに回
転を与えながら正確に投下することができる。
【0046】また、開閉装置の開動作については、容器
の回転に基づいて可動羽根に生じる遠心力により行わせ
る構成とすることによって、機械的動力源を不要とし、
その分、装置の簡易化および製作コストの低減化を図る
ことができる。
【0047】また、容器本体と可動羽根との間に、その
可動羽根を閉位置に保持しておくための保持機構を設け
た構成とすることによって、ワークの投入時にそのワー
クをワーク収容部内に保持しておくことができる。
【0048】また、保持機構は、可動羽根側に固定され
た永久磁石と、容器本体側に固定された電磁石とを含
み、それら永久磁石および電磁石を相対する位置に配置
し、電磁石への通電時において永久磁石に対して反発す
る磁力が発生するように設定することによって、各可動
羽根を瞬時にしかも同時に開くことができる。その場
合、磁石どうしが反発するので、各可動羽根に同時に開
方向への力を与えることができる。
【0049】また、保持機構は、可動羽根側又は容器本
体側の何れか一方に固定された電磁石と、他方に固定さ
れた鉄片とを含み、それら電磁石および鉄片は相対する
位置に配置した構成とすることによって、保持機構の簡
素化を図ることができる。その場合、電磁石への通電時
に各可動羽根を閉状態、遮断時に開状態に制御すること
ができる。
【0050】さらに、本発明では、ワークの展開装置に
おいて、そのワーク展開装置に投入する前のワークどう
しの絡みを解きほぐして分離させるための分離装置を含
み、その分離装置は、一端側にワークの投入口を有し、
他端側にワークの出口を有する筒状のドラム本体と、そ
のドラム本体に回転力を付与する駆動機構と、ドラム本
体内に設けられ、ドラム本体の回転に伴ってワークの絡
みを解きほぐすための分離板と、ドラム本体に対してそ
の出口側が下方になる傾斜を付与するための姿勢制御機
構とを備えた構成とすることによって、展開する前の大
量のワークを確実に一枚一枚分離することができ、これ
により、ワーク仕上げ作業の全自動化に寄与することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す展開装置の正面
図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示す展開装置の平面
図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を示す展開装置の要部
の断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1を示す展開装置の部分
側面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2を示す自動化ラインの
原理図である。
【図6】 本発明の実施の形態3を示す分離装置の側面
図である。
【図7】 本発明の実施の形態3を示す分離装置の正面
図である。
【図8】 本発明の実施の形態3を示す分離装置の一部
省略側面図である。
【図9】 本発明の実施の形態3を示すドラム外周板の
断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態3を示す分離装置の概
略図である。
【符号の説明】
1 ワーク展開装置(一次展開装置) K ワーク 10 容器 11 駆動機構 12 容器本体 13 ワーク収容部 14 架台 14a 支持プレート 14b 支持プレート 15、16 支持ベアリング機構 18 受け口 19 従動プーリ 20 駆動プーリ 21 駆動モータ 22 出力軸 23 タイミングベルト 30 開閉機構 31 可動羽根 32 軸ピン 33 保持機構 35 永久磁石 36 電磁石 37 スリップリング 38 給電ブラシ 39 ブラシホルダー 40 バネ 41 保護プレート 50 第1コンベア 51 仕切り 52 第2コンベア 53 左右位置検知装置 54 第3コンベア 55 表裏検出装置 56 選択反転装置 57 第4コンベア 60 二次展開装置 61 ターンテーブル K1 ベルベット式ファスナー(ベルクロ) 62 角度判定装置 64 リムーバ 65 展開判定装置 66 第5コンベア 70 アイロンローラ 71 テンショナー 72 回収バケット 73 スタッカ 80 分離装置 81 投入口 82 出口 83 ドラム本体 84 駆動機構 85 軸カバー 86 外周板 86B 単位外周板 86C 連結板 86R ***部 87 分離板(バッフル板) 87B 孔 90 姿勢制御機構 91 支持ローラ 92 基台 93 ピニオン 94 モータ 95 従動ギヤ 96 チエーン 97 キャスター 98 支持脚 100 受け台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 君章 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 西山 幸夫 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 岸本 達郎 東京都中央区八重洲2丁目10番8号 中央 リネンサプライ株式会社内 (72)発明者 前嶋 洋左右 埼玉県川口市前上町32番24号 東都フォル ダー工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捩れや撓みなどによって不定形状となっ
    ている布片等のワークを展開するための方法であって、
    前記ワークを容器内に投入し、その容器の回転によりワ
    ークに回転を与える第1工程と、回転しているワークを
    容器外の空中に投下することにより、そのワークを遠心
    力で広げる第2工程とを含むことを特徴とする、不定形
    布片等のワーク展開方法。
  2. 【請求項2】 前記容器を鉛直軸回りに回転させ、前記
    ワークを容器外の空中に投下する際に、そのワークの自
    重を利用して落下させることにより投下することを特徴
    とする、請求項1に記載の不定形布片等のワーク展開方
    向。
  3. 【請求項3】 捩れや撓みなどによって不定形状となっ
    ている布片等のワークを展開するのに用いる装置であっ
    て、前記ワークに回転を与えるための容器と、その容器
    を回転させる駆動機構とを備え、前記容器は、自身の軸
    線を中心にして鉛直な軸線回りに回転可能に配置された
    筒状の容器本体と、その容器本体の下部に設けられ、前
    記ワークを収容するワーク収容部とを有し、そのワーク
    収容部は、前記ワークを自重により落下させて空中に投
    下するための開閉装置を含むことを特徴とする、不定形
    布片等のワーク展開装置。
  4. 【請求項4】 前記ワーク収容部は逆円錐状あるいは逆
    角錐状であり、前記開閉装置は、そのワーク収容部の周
    壁部分を縦割りして周方向に等分割した形態の複数の可
    動羽根を備え、各可動羽根の上端部が前記容器本体の下
    部にそれぞれヒンジ結合され、そのヒンジ部を中心に各
    可動羽根の下端部が互いに接近および離間する方向に移
    動可能に構成されていることを特徴とする、請求項3に
    記載の不定形布片等のワーク展開装置。
  5. 【請求項5】 前記開閉装置の開動作は、前記容器の回
    転に基づいて前記可動羽根に生じる遠心力により行わせ
    る構成であることを特徴とする、請求項4に記載の不定
    形布片等の展開装置。
  6. 【請求項6】 前記容器本体と可動羽根との間に、その
    可動羽根を閉位置に保持しておくための保持機構が設け
    られていることを特徴とする、請求項4あるいは5に記
    載の不定形布片等の展開装置。
  7. 【請求項7】 前記保持機構は、前記可動羽根側に固定
    された永久磁石と、容器本体側に固定された電磁石とを
    含み、それら永久磁石および電磁石は相対する位置に配
    置されていて電磁石への通電時において永久磁石に対し
    て反発する磁力が発生するように設定されていることを
    特徴とする請求項6に記載の不定形布片等の展開装置。
  8. 【請求項8】 前記保持機構は、前記可動羽根側又は容
    器本体側の何れか一方に固定された電磁石と、他方に固
    定された鉄片とを含み、それら電磁石および鉄片は相対
    する位置に配置されていることを特徴とする、請求項6
    に記載の不定形布片等の展開装置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の不定形布片等のワーク
    展開装置において、そのワーク展開装置に投入する前の
    前記不定形ワークどうしの絡みを解きほぐして分離させ
    るための分離装置を含み、その分離装置は、一端側にワ
    ークの投入口を有し、他端側にワークの出口を有する筒
    状のドラム本体と、そのドラム本体に回転力を付与する
    駆動機構と、前記ドラム本体内に設けられ、ドラム本体
    の回転に伴って前記ワークの絡みを解きほぐすための分
    離板と、前記ドラム本体に対してその出口側が下方にな
    る傾斜を付与するための姿勢制御機構とを備えているこ
    とを特徴とする、不定形布片等のワーク展開装置。
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