JP2924101B2 - 設置物の支持調節装置 - Google Patents
設置物の支持調節装置Info
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- JP2924101B2 JP2924101B2 JP2157951A JP15795190A JP2924101B2 JP 2924101 B2 JP2924101 B2 JP 2924101B2 JP 2157951 A JP2157951 A JP 2157951A JP 15795190 A JP15795190 A JP 15795190A JP 2924101 B2 JP2924101 B2 JP 2924101B2
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- mounting body
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗い場付浴槽、床パン、浴槽等を載置する載
置体等の設置物の支持調節装置に関する。
置体等の設置物の支持調節装置に関する。
従来の技術 近年、洗い場と浴槽載置体を一体に連結し、この浴槽
載置体上に浴槽を載置することで浴槽からの水洩れに対
応した浴室ユニットが、その安全性から注目されてい
る。従来この浴室ユニットに使用する浴槽載置体は第５
図〜第７図に示す構造であった。浴槽載置体１は洗い場
２と一体に連結されている。そして、この浴槽載置体１
は浴槽が載置されるとともに、その外周上端1aに浴室を
構成する壁パネル（図示せず）が設置され、さらに壁パ
ネル上に天井壁が取付けられて浴室ユニットが形成され
る。この浴槽載置体１の表面には脚用ボルト３を取付け
た脚部４が樹脂で接着されてある。脚部４は断面が口の
字形をした角パイプで、固定ナット５が溶接され、その
ナット５に脚用ボルト３が取付けられており、ボルト３
を回すと脚部４からの脚用ボルト３の出しろ長さが変化
し、浴室ユニットの荷重を支え、かつ水平レベルを出
し、さらにドア、窓等で建物との高さ関係を決めるため
に用いられる。
載置体上に浴槽を載置することで浴槽からの水洩れに対
応した浴室ユニットが、その安全性から注目されてい
る。従来この浴室ユニットに使用する浴槽載置体は第５
図〜第７図に示す構造であった。浴槽載置体１は洗い場
２と一体に連結されている。そして、この浴槽載置体１
は浴槽が載置されるとともに、その外周上端1aに浴室を
構成する壁パネル（図示せず）が設置され、さらに壁パ
ネル上に天井壁が取付けられて浴室ユニットが形成され
る。この浴槽載置体１の表面には脚用ボルト３を取付け
た脚部４が樹脂で接着されてある。脚部４は断面が口の
字形をした角パイプで、固定ナット５が溶接され、その
ナット５に脚用ボルト３が取付けられており、ボルト３
を回すと脚部４からの脚用ボルト３の出しろ長さが変化
し、浴室ユニットの荷重を支え、かつ水平レベルを出
し、さらにドア、窓等で建物との高さ関係を決めるため
に用いられる。
上記構成において、脚用ボルト３を回すことによって
浴室ユニットを支え、水平レベルを出しかつ建物との高
さ関係を決めるのである。
浴室ユニットを支え、水平レベルを出しかつ建物との高
さ関係を決めるのである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の浴室ユニットでは、洗い場２と浴槽
載置体１を連結し、浴槽載置体１の高さを調節する際
に、浴槽載置体１の外周側から浴槽載置体の裏面側に身
体をだして脚用ボルト３を回さなければならず、増改築
の時のように回りを家の壁で囲まれている場合に作業が
しづらかった。また、この課題を解決するため、脚用ボ
ルト３を操作できるように第５図及び第６図に示すよう
に浴槽載置体１の底部に、腕がのばせる程度、裏面をの
ぞき込める程度の作業用開口部６を設けたものもある。
しかし、強度上から開口部６の大きさには限度があり、
またその狭い開口から直接目で見にくい脚用ボルト３を
回さなければならず作業性が大幅に良いとは言えないし
開口部６の蓋6aが必要となりコストでも不利である。
載置体１を連結し、浴槽載置体１の高さを調節する際
に、浴槽載置体１の外周側から浴槽載置体の裏面側に身
体をだして脚用ボルト３を回さなければならず、増改築
の時のように回りを家の壁で囲まれている場合に作業が
しづらかった。また、この課題を解決するため、脚用ボ
ルト３を操作できるように第５図及び第６図に示すよう
に浴槽載置体１の底部に、腕がのばせる程度、裏面をの
ぞき込める程度の作業用開口部６を設けたものもある。
しかし、強度上から開口部６の大きさには限度があり、
またその狭い開口から直接目で見にくい脚用ボルト３を
回さなければならず作業性が大幅に良いとは言えないし
開口部６の蓋6aが必要となりコストでも不利である。
さらに、浴槽載置体１の裏面に脚部４を接着する際に
位置決めがむずかしく、治具（図示せず）等が必要とな
る。
位置決めがむずかしく、治具（図示せず）等が必要とな
る。
本発明は上記課題を解決するもので、強度を確保しつ
つ高さ調節が表面からできて作業性が良く、さらに脚部
を接着する際の脚部の位置決めが容易な設置物の支持調
節装置を提供することを目的としている。
つ高さ調節が表面からできて作業性が良く、さらに脚部
を接着する際の脚部の位置決めが容易な設置物の支持調
節装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、脚用ボルトを螺
合した固定ナットを有する脚部と、この脚部を裏面に固
定し、かつ前記脚用ボルトに相対向して脚用ボルトを回
動せしめる治具が通る孔を表面側に臨ました設置物から
なり、上記設置物の孔は裏面側に突出させた突部の下端
に形成し、脚部は前記突部が嵌合する開口を形成した構
成としてある。
合した固定ナットを有する脚部と、この脚部を裏面に固
定し、かつ前記脚用ボルトに相対向して脚用ボルトを回
動せしめる治具が通る孔を表面側に臨ました設置物から
なり、上記設置物の孔は裏面側に突出させた突部の下端
に形成し、脚部は前記突部が嵌合する開口を形成した構
成としてある。
作用 本発明は上記した構成により、設置物の表面側から孔
を通して治具により脚用ボルトを回動させ、支持調節で
きる。また、設置物の裏面側へ突出した突部に脚部の開
口を合わすことで、設置物への脚部の取付位置決めが容
易になる。そして、前記脚部の開口は脚用ボルトに対向
する部位に位置し、突部の下端に開けられた孔から脚用
ボルト端が見え、脚用ボルトを回せる。
を通して治具により脚用ボルトを回動させ、支持調節で
きる。また、設置物の裏面側へ突出した突部に脚部の開
口を合わすことで、設置物への脚部の取付位置決めが容
易になる。そして、前記脚部の開口は脚用ボルトに対向
する部位に位置し、突部の下端に開けられた孔から脚用
ボルト端が見え、脚用ボルトを回せる。
実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第４図をもとに説明
する。７は浴槽等を上にのせる設置物としての浴槽載置
体で、合成樹脂等で形成され、洗い場を脇に一体に連結
するものである。そして、この浴槽載置体７の裏面には
木製の補強材８が接着されている。さらに、浴槽載置体
７の裏面には長手方向に沿って断面口字状の金属パイプ
よりなる２本の脚部９が接着されている。この脚部９の
両端には固定ナット10が溶着され、この固定ナットに脚
用ボルト11が螺合されて取付けられる。一方、浴槽載置
体７にはその裏面側へ突出した突部12が脚用ボルト11に
対向して設けられ、その下端面には脚用ボルト11を回動
させるドライバー13が通る孔14があけられている。15は
突部12に相対向して脚部９に形成した開口で、突部12が
嵌合して脚部９の取付位置をきめる。脚用ボルト11の上
端には切込み11aが設けられ、ドライバー13が入るよう
になっている。
する。７は浴槽等を上にのせる設置物としての浴槽載置
体で、合成樹脂等で形成され、洗い場を脇に一体に連結
するものである。そして、この浴槽載置体７の裏面には
木製の補強材８が接着されている。さらに、浴槽載置体
７の裏面には長手方向に沿って断面口字状の金属パイプ
よりなる２本の脚部９が接着されている。この脚部９の
両端には固定ナット10が溶着され、この固定ナットに脚
用ボルト11が螺合されて取付けられる。一方、浴槽載置
体７にはその裏面側へ突出した突部12が脚用ボルト11に
対向して設けられ、その下端面には脚用ボルト11を回動
させるドライバー13が通る孔14があけられている。15は
突部12に相対向して脚部９に形成した開口で、突部12が
嵌合して脚部９の取付位置をきめる。脚用ボルト11の上
端には切込み11aが設けられ、ドライバー13が入るよう
になっている。
上記構成において、脚用ボルト11の切込み11aは浴槽
載置体７の表面側から孔14を介して見え、第４図のよう
にドライバー13で脚用ボルト11を回すことができる。し
たがって、増改築時のように浴室ユニットが建物側のパ
ネル（図示せず）で囲まれている場合でも浴室ユニット
の設置スペース内で高さ調節が可能である。そして、浴
槽載置体７の床面に従来のような作業用の開口部を設け
る必要がなく、それによる強度低下やコスト高の心配も
なくなる。
載置体７の表面側から孔14を介して見え、第４図のよう
にドライバー13で脚用ボルト11を回すことができる。し
たがって、増改築時のように浴室ユニットが建物側のパ
ネル（図示せず）で囲まれている場合でも浴室ユニット
の設置スペース内で高さ調節が可能である。そして、浴
槽載置体７の床面に従来のような作業用の開口部を設け
る必要がなく、それによる強度低下やコスト高の心配も
なくなる。
また、浴槽載置体７の突部12に脚部９の開口15を合わ
せることで、浴槽載置体17への脚部９の取付位置決めが
容易となり、治具（図示せず）を用いなくても正確に、
す早い作業が可能となる。
せることで、浴槽載置体17への脚部９の取付位置決めが
容易となり、治具（図示せず）を用いなくても正確に、
す早い作業が可能となる。
さらに、脚用ボルト11を回す時にドライバー13を用い
る時も、突部12の内面がガイドとなって作業がしやす
い。
る時も、突部12の内面がガイドとなって作業がしやす
い。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば設
置物の表面側に臨ました孔から、その裏面に設けた脚用
ボルトを回して設置物の支持調節ができるので、従来に
比べ極めて作業が容易になるとともに設置物の強度にも
影響を与えることなく安価にできる。
置物の表面側に臨ました孔から、その裏面に設けた脚用
ボルトを回して設置物の支持調節ができるので、従来に
比べ極めて作業が容易になるとともに設置物の強度にも
影響を与えることなく安価にできる。
また、設置物への脚部の取付けの際の位置決めに対し
ても作業性が向上するものである。
ても作業性が向上するものである。
第１図は本発明設置物の支持調節装置の実施例を示す要
部断面図、第２図は同裏面側よりみた分解斜視図、第３
図は同脚部分の斜視図、第４図は同脚部の断面図、第５
図は従来の浴槽載置体の表側よりみた外観斜視図、第６
図は同裏面側よりみた分解斜視図、第７図は同要部の断
面図である。 ７……設置物、９……脚部、10……固定ナット、11……
脚用ボルト、12……突部、14……孔、15……開口。
部断面図、第２図は同裏面側よりみた分解斜視図、第３
図は同脚部分の斜視図、第４図は同脚部の断面図、第５
図は従来の浴槽載置体の表側よりみた外観斜視図、第６
図は同裏面側よりみた分解斜視図、第７図は同要部の断
面図である。 ７……設置物、９……脚部、10……固定ナット、11……
脚用ボルト、12……突部、14……孔、15……開口。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−126935（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−11127（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−21172（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16M 11/24,11/22 A47K 3/16 E03C 1/20
Claims (1)
- 【請求項１】脚用ボルトを螺合した固定ナットを有する
脚部と、この脚部を裏面に固定し、かつ前記脚用ボルト
に相対向して脚用ボルトを回動せしめる治具が通る孔を
表面側に臨ました設置物からなり、上記設置物の孔は裏
面側に突出させた突部の下端に形成し、脚部は前記突部
が嵌合する開口を形成してなる設置物の支持調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2157951A JP2924101B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 設置物の支持調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2157951A JP2924101B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 設置物の支持調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0450595A JPH0450595A (ja) | 1992-02-19 |
| JP2924101B2 true JP2924101B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=15661029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2157951A Expired - Fee Related JP2924101B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 設置物の支持調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2924101B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3282077B2 (ja) * | 1998-09-22 | 2002-05-13 | オーテック有限会社 | 人力駆動機構 |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP2157951A patent/JP2924101B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0450595A (ja) | 1992-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |