JP3132741B2 - 床下配管の点検口構造 - Google Patents

床下配管の点検口構造

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JP3132741B2 JP06201178A JP20117894A JP3132741B2 JP 3132741 B2 JP3132741 B2 JP 3132741B2 JP 06201178 A JP06201178 A JP 06201178A JP 20117894 A JP20117894 A JP 20117894A JP 3132741 B2 JP3132741 B2 JP 3132741B2
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利尚 筒井
義次 増口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床下配管の点検口構
造に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、
水廻り設備への給湯・給水配管系を簡略化することがで
き、省施工が可能であって、しかも配管の点検を容易と
することのできる床下配管の点検口構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の建物には、各種の水
廻り設備が設置されてきている。たとえば図10に例示
したように、浴室(ア)には、浴槽(イ)や洗い場
(ウ)、また、脱衣所(エ)には、化粧洗面台(オ)、
洗濯機(カ)等が設けられている。さらに、トイレ
(キ)には、水洗便器(ク)や手洗い器(ケ)などが設
置されてもいる。
【0003】この他、キッチンには、混合栓等を備え付
けたシンクを有する流し台なども設置されている。たと
えば以上のような各種の水廻り設備は、これに湯水を供
給するために、給湯及び給水側と配管により接続してい
る。しかしながら、従来の水廻り設備への配管接続にお
いては、通常は、設備毎に単独で給湯及び給水側と接続
しているため、給湯・給水の配管系は非常に複雑となっ
ており、その配管作業は、大変手間の掛かるものとなっ
てもいた。
【0004】しかも、万一配管に水漏れなどが発生した
場合には、これを点検するのは容易ではなかった。その
原因の一つとして、上記したように、配管系が複雑にな
っていること、そして、その配管構造が統一されておら
ず、設備によってまちまちであることなどが挙げられ
る。そこで、このような従来の水廻りの設備への配管系
についての欠点を解消し、水廻り設備への給湯・給水配
管系を簡略化することができ、施工性に優れ、しか1配
管の点検を容易に行うことのできる、新しい床下配管構
造として、この発明の発明者は、給湯及び給水側から延
びる配管に接続される接続口と、水廻り設備に配管を介
して接続される接続口とを有するヘッダーが床下に収納
され、その上部床面には点検口が設けられ、かつこの点
検口に床面を形成する開閉自在な蓋体が配設された床下
配管構造をすでに提案した。この床下配管構造では、た
とえば図11に示したように、洗濯機の防水床パン
(サ)が設置される床面に略正方形の点検口としての開
口部(シ)を設け、この開口部(シ)を蓋体(ス)によ
って開閉自在とするとともに、開口部の床組には補強材
(セ)を固定した後に、この補強材(セ)には、前記の
ヘッダー(ソ)が載置された架台(タ)が支持台(チ)
によって床下に吊下げ支持している。図12は、蓋体
(ス)付近の様子を示したものであって、点検口として
の床面開口部の周囲と蓋体(ス)の周囲にはフレーム部
材(ツ)(テ)が取付けられており、蓋体(ス)は、フ
レーム部材(ツ)の水平部(ト)によって支持されるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような床下配管
構造によって、水廻り設備への給湯・給水配管系を簡略
化し、しかも点検を容易にすることが可能とされたが、
依然としてこの構造にも改善すべき点が残されていた。
それと言うのも、前記の構造の場合、点検口としての開
口部(シ)には、現場施工において補強材(セ)を取付
けなければならないことや、この補強材(セ)に支持台
(チ)を釘打ち等によって固定する等の面倒な作業が欠
かせないものとしてあったからである。そしてさらに前
記の構造では、強度の増大のために蓋体(ス)とこの蓋
体(ス)が配置される開口部の周囲にはフレーム部材
(ツ)(テ)を用いなければならないため、その配設の
作業に手間がかかり、補強材(セ)の取付施工ととも
に、コスト増大の大きな要因となっていた。
【0006】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであって、配管系ヘッダーの点検口床下への
配置という特徴を生かしつつ、面倒な作業を必要とせず
に、しかも複雑な構造を採用することなく、低コストで
施工可能な、改善された新しい床下配管の点検口構造を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、給湯及び給水側から延びる配管
に接続される接続口と水廻り設備に配管を介して接続さ
れる接続口とを有するヘッダーが床下に収納され、その
上部床面には点検口が設けられた2重床構造における点
検口であって、2重床を形成する床フレームには点検口
に対応する固定フレームが配設されており、この固定フ
レームには、ヘッダーを載置した架台が吊下げ支持され
ているヘッダー架台支持具が取付けられていることを特
徴とする床下配管の点検口構造を提供する。
【0008】そしてまたこの発明は、上記の点検口を洗
面所の洗濯機防水床パンの下部に設置することをその一
つの態様としてもいる。
【0009】
【作用】この発明においては、上記の通りの2重床構造
における点検口として、2重床を形成する床フレームに
は点検口に対応する固定フレームがあらかじめ配設さ
れ、この固定フレームには、ヘッダーを載置した架台が
吊下げ支持されているヘッダー架台支持具が取付けられ
るようにしているため、従来のように点検口開口部に補
強材を現場施工するという面倒な作業はまったく必要で
はない。
【0010】また、この発明の点検口を洗濯機防水床パ
ンの下部に設ける場合には、点検口開口部を踏むことが
ないため、従来のような蓋体周囲の強度向上のためのフ
レーム部材も必要としない。従って、この発明の構造で
は、省施工で、より簡便な構造として、低コストにより
点検口を構成することを可能とする。
【0011】以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発
明の床下配管の点検口構造について説明する。
【0012】
【実施例】添付の図面の図1および図2は、この発明の
構造の一例を示した断面図および平面図である。たとえ
ばこの図1および図2に例示したように、洗濯機防水床
パン(1)の下部にこの発明の点検口が構成されてい
る。すなわち、床材(2)には点検口に対応する開口部
(3)が設けられており、床材(2)は、2重床構造の
ための床フレーム(4)によって支持され、かつ、開口
部(3)では、その周囲に配置した固定フレーム(5)
が床フレーム(4)によってあらかじめ固定されてい
る。
【0013】床フレーム(4)および固定フレーム
(5)は、たとえば図3の平面図に例示したように配置
することができる。長さの異なるユニット材等からなる
床フレーム(4)はアングル材等として所定の構成で配
置し、床フレーム(4)に取付けたアジャスタボルト
(41)によって床下地面との間の距離を調節できるよ
うにし、点検口を設ける所定の位置には、上記の固定フ
レーム(5)を取付固定しておく。つまり、床フレーム
(4)の組合わせ構成においては、点検口としての開口
部(3)が設けられた床材(2)が載置されるスペース
があらかじめ考慮されており、従来のように床面にフレ
ーム部材で枠を構成する必要はなく、開口部(3)を設
けた床材(2)をのせるだけでよい。
【0014】床の上面には、この例においては洗濯機防
水床パンが配置されるため、足で踏み抜くことはなく、
開口部(3)に特に蓋材を設ける必要はない。設置場所
に応じて、蓋材を配置するようにしてもよいが、この場
合であっても、蓋材の周囲は、固定フレーム(5)によ
って支持されるようにできるため、従来の、たとえば図
12のようにフレーム部材(ツ)(テ)を設ける必要も
ない。
【0015】そして、図1および図2に例示したよう
に、この発明の点検口構造では、上記の固定フレーム
(5)に、給水用ヘッダー(6)および給湯用ヘッダー
(7)を載置した架台(8)が、ヘッダー架台支持具
(9)によって吊下げ支持されている。固定フレーム
(5)へのこのようなヘッダー架台支持具(9)による
吊下げにより、従来のように、床組に補強材を現場施工
する必要はなく、より簡単な構造で、省施工で点検口が
構成されることになる。架台(8)はたとえばC型アン
グル等によって構成できる。
【0016】ヘッダー架台支持具(9)は、この例では
段違いで構成されている。給水用ヘッダー(6)および
給湯用ヘッダー(7)のどちらが上部に配置されてもよ
い。このヘッダー架台支持具(9)は、左右対称で2個
ペアーに配置してもよいし、これを長くして2個で構成
するようにしてもよい。床フレーム(4)および固定フ
レーム(5)は、金属製のC型チャンネル鋼等により構
成してよく、この金属製の固定フレーム(5)に取付け
られる上記のヘッダー架台支持具(9)も金属製金具と
してよく、固定フレーム(5)へは、たとえばボルト、
ビス等によって固定することができる。
【0017】図4は、この金属製のヘッダー架台支持具
(9)を例示した正面図と側面図である。固定フレーム
(5)への取付穴(91)とともに、その水平部には段
違いに架台(8)としてのC型アングル等を取付けるた
めの架台取付穴(92)が設けられている。図5および
図6は、この発明において前提となる2重床構造のため
の床フレーム(4)の組立てについて例示した斜視図で
ある。E型ハンガー(C型チャンネル鋼)としての床フ
レーム(4)は、アジャスタボルト(41)とアジャス
タナット(42)とによって高さ調節される。床面の不
陸のないようにする。アジャスタナット(42)にはセ
ットボルト(44)が挿入され、高さ調節されることに
なる。そして、床フレーム(4)のチャンネル鋼には、
サドル(43)が挿入され、このサドル(43)によっ
て、配管(10)が係止されるようにしている。サドル
(43)は、図7に例示したように、床フレーム(4)
のチャンネル鋼の折り曲げ片部に係止されて長手方向に
スライド可能としている。
【0018】このサドル(43)の係止については、図
8のように、吊り金具用ナット(45)およびネジ(4
6)を用いてもよいし、図9のように一体型サドル(4
3)として90°ねじることで係止するようにしてもよ
い。もちろんこの発明は以上の例によって限定されるも
のではない。その細部の構成には様々な態様が可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
り、従来のように開口部に現場で補強材を設ける必要は
なく、省施工が可能となり、点検口を低コストで実現す
ることができる。また、上記の例のように、洗濯機防水
床パン下部に点検口を配置する場合には、点検口を踏む
ことがないため、従来のような強度増大のためのフレー
ム材の配置も必要でなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の点検口の構造を例示した断面図であ
る。
【図2】図1に対応する平面図である。
【図3】床フレームと固定フレームの配置例を示した平
面図である。
【図4】ヘッダー架台支持具を例示した正面図と側面図
である。
【図5】床フレームの組立を例示した斜視図である。
【図6】図5に対応する部分拡大斜視図である。
【図7】サドルの取付けを例示した斜視図である。
【図8】サドルの取付け方法を例示した正面図である。
【図9】サドルの取付方法の別の例を示した正面図であ
る。
【図10】従来の水廻り構成について示した斜視図であ
る。
【図11】従来の点検口を例示した断面図である。
【図12】図11の例において蓋体の取付部を例示した
断面図である。
【符号の説明】
1 防水床パン 2 床材 3 開口部 4 フレーム 5 固定フレーム 6 給水用ヘッダー 7 給湯用ヘッダー 8 架台 9 ヘッダー架台支持具 41 アジャスタボルト 42 アジャスタナット 43 サドル 44 セットボルト 45 吊り金具用ナット 46 ネジ 91 固定フレーム取付穴 92 架台取付穴 10 配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/02 E04H 1/02 E04H 1/12 E04F 19/08 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯及び給水側から延びる配管に接続さ
    れる接続口と水廻り設備に配管を介して接続される接続
    口とを有するヘッダーが床下に収納され、その上部床面
    には点検口が設けられた2重床構造おける点検口であっ
    て、2重床を形成する床フレームには点検口に対応する
    固定フレームが配設されており、この固定フレームに
    は、ヘッダーを載置した架台が吊下げ支持されているヘ
    ッダー架台支持具が取付けられていることを特徴とする
    床下配管の点検口構造。
  2. 【請求項2】 洗濯機の防水床パンの下部に点検口が配
    置される請求項1の点検口構造。
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