JP2913560B2 - 布団乾燥機 - Google Patents

布団乾燥機

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JP2913560B2
JP2913560B2 JP2230607A JP23060790A JP2913560B2 JP 2913560 B2 JP2913560 B2 JP 2913560B2 JP 2230607 A JP2230607 A JP 2230607A JP 23060790 A JP23060790 A JP 23060790A JP 2913560 B2 JP2913560 B2 JP 2913560B2
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博識 田口
完二 後藤
淳一 稲見
篤 梶原
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、布団を乾燥させた後のヒータの加熱制御
に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の布団乾燥機のシステムを示すブロック
図、第5図は従来のコース設定手段の動作を示すフロー
チャート、第6図及び第7図は従来の布団乾燥機の温度
特性図である。
図において、(1)は布団乾燥機本体、(2)はヒー
タ、(3)はファン、(4),(5)はサーミスタで、
その内、サーミスタ(4)は風路(6)内に設置され、
サーミスタ(5)は風路(6)の側壁に設けられた開口
部(図示せず)の近傍に設置されている。(7)は蛇腹
状に形成されて伸縮自在のホース、(8)はマット、
(9)は布団である。
(11)は操作手段で、布団(9)の材質に合わせた
「羽毛・羊毛」キー、「綿」キー、布団乾燥機本体
(1)を停止させる「停止」キー等(図示せず)を有
し、後述するコース設定手段(12)にキーの選択に対応
した信号を送出する。
(12)はコース設定手段で、布団(9)を乾燥させる
だけの「温風」コース、布団乾燥後その布団(9)を送
風して冷やす「自動送風」コース等(図示せず)を備え
ている。布団(9)を温風で乾燥させる布団乾燥時間及
びその布団(9)を送風で冷やす送風時間が予め設定さ
れている。但し、布団乾燥時間に就いては手動でも設定
できるようになっている。また、布団(9)を乾燥させ
るときの温風の温度が布団(9)の材質に合わせて設定
されており、布団(9)が羽毛・羊毛のときには50℃
に、綿のときには65℃に設定し、後述する温風制御手段
(13)に設定温度に対応した温度指令を送出する。これ
らの温度は上述した操作手段(11)の運転キーの選択に
基づく。
(13)は温風制御手段で、コース設定手段(12)の指
令に基づいて、加熱量制御手段(14)を制御してヒータ
(2)を加熱させると共に、送風制御手段(15)を制御
してファン(3)を運転し、温風を発生させる。また同
時に、その温風の温度を、コース設定手段(12)の設定
温度と同一温度になるように加熱量制御手段(14)を制
御する。
(16)は風温測定手段で、風路(6)の温風温度に対
応して得られるサーミスタ(4)の抵抗値に基づいて電
圧を測定する。(17)は風温判定手段で、風温測定手段
(16)の測定電圧に基づいて風路(6)内の温風温度を
判定する。(18)は温風温度の上限が設定されている上
限温度判定手段Aで、風温測定手段(16)の測定電圧に
基づいた温風温度が上限温度より高いとき動作し、温風
制御手段(13)に上限温度検出信号を送出する。
(19)は上限温度測定手段で、風温測定手段(16)と
同様にサーミスタ(5)の抵抗値に対応した電圧を測定
する。(20)は布団乾燥機本体(1)内の温度の上限が
設定されている上限温度判定手段Bで、上限温度測定手
段(19)の測定電圧に基づいた温度が上限温度より高い
とき動作し、温風制御手段(13)に上限温度検出信号を
送出する。
なお、上述した温風が上限温度を越えるときは、マッ
ト(8)は潰れたり、ホース(7)に物が詰まったりし
た時におきる温風の逆流によるものである。
次に、動作を第4図と第5図とに基づいて説明する。
操作手段(11)で運転のキーを選択し、次いでコース設
定手段(12)でコースを設定すると(S1)、そのコース
設定手段(12)は、操作手段(11)の運転キーの選択に
対応した温度を設定すると共に、設定温度に対応する温
度指令を温風制御手段(13)に送出する(S2),(S
3)。この時、予め設定されている布団乾燥時間を設定
し、その時間のカウントを開始する(S4)。温度指令を
入力した温風制御手段(13)は、加熱量制御手段(14)
と送風制御手段(15)とを制御して、ヒータ(2)を加
熱しファン(3)を運転して温風を発生させ、布団
(9)の乾燥を開始する。この時、その温風制御手段
(13)は、発生させた温風がコース設定手段(12)で設
定した温度と同一温度になるように加熱量制御手段(1
4)を制御する。そして、カウント時間がタイムアップ
すると(S5)、コース設定手段(12)は、コースが「温
風」であるか「自動送風」であるかを判断し(S6)、
「温風」の場合には、温風制御手段(13)に制御停止指
令を出して(S7)、布団乾燥機本体(1)を停止させ布
団(9)の乾燥を終了する。このコースの設定により第
6図に示すような温度特性となる。
また、コース設定手段(12)で設定したコースが「自
動送風」のときには、布団乾燥終了後に、ヒータ(2)
を停止させる指令を温風制御手段(13)に出すと共に
(S8)、送風時間を設定してその時間のカウントを開始
する(S9)。この時、ヒータ(2)は停止し、ファン
(3)のみが継続運転して布団(9)を冷却する。カウ
ント時間がタイムアップすると(S10)、コース設定手
段(12)は、ファン(3)を停止させる指令を温風制御
手段(13)に出して布団乾燥機本体(1)を停止させ
(S11)、動作を終了する。このときは、第7図に示す
ような温度特性となる。
布団乾燥中に、上限温度判定手段A(18)又は上限温
度判定手段B(20)が上限温度を越える温度を検出した
ときには、温風制御手段(13)に上限温度検出信号を送
出する。その検出信号を入力した温風制御手段(13)
は、過熱量制御手段(14)と送風制御手段(15)とを停
止させて、ヒータ(2)とファン(3)の運転を停止さ
せる。
[発明が解決しようとする課題] 近年、寝る前に布団(9)を乾燥させて床につく利用
者が増えている。睡眠生理学によると、寝床温度は人に
よって若干の差はあるが、体温(約36℃)より5℃〜10
℃位の低い温度が快適に寝られるといわれている。従来
の布団乾燥機でこの寝床温度を得る場合には、室温が26
℃〜31℃位のときは上述した「自動送風」による運転が
条件に適合しているが、それ以外の室温のときは条件を
満たすには困難であった。例えば室温が10℃、20℃の場
合には、第7図に示すように布団乾燥終了後の送風によ
り、室温とほぼ同一温度になってしまうため、快適な寝
床温度は得られず、また、布団乾燥のみの「温風」で布
団乾燥機本体(1)を運転させた場合は、第6図に示す
温度特性になってしまい、直ぐに床に入れる状態ではな
かった。このようなときには、布団(9)の熱気を取り
去るために、「送風」運転をして冷やすか、布団(9)
を持ち上げて熱気を取り去るかの作業がいるという種々
の問題があった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたも
ので、室温に左右されることなく、利用者の要望に応じ
た寝床温度を提供できる布団乾燥機を得ることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この発明に係る布団乾燥機は、少なくとも布団乾燥
後、所定の温度に布団を冷却する自動温風コースを有す
るコース選択スイッチと、前記自動温風コースにおける
布団冷却温度を複数の設定温度の中から一つ選択するた
めの布団冷却温度選択スイッチと、前記コース選択スイ
ッチにより自動温風コースが選択されているときには、
布団乾燥を所定時間行った後、布団乾燥時より低い前記
布団冷却温度選択スイッチで選択された所定温度で布団
を冷却するよう制御温度をシーケンス的に送出する温度
管理手段と、該温度管理手段からの制御温度が入力さ
れ、該制御温度を基準値としてヒータを加熱制御すると
共にファンを運転する温風制御手段とを備えたものであ
る。
[作用] この発明において、自動温風コース及び複数の設定温
度のうち一が選択されていた場合、温度管理手段は、布
団乾燥を所定時間行った後、選択された設定温度で布団
を冷却するよう温風制御手段に制御温度をシーケンス的
に送出する。温風制御手段は、この入力された制御温度
を基準値として、ヒータを加熱制御すると共にファンを
運転する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2
図は第1図のコース設定手段の動作を示すフローチャー
ト、第3図はこの発明の温度特性図である。なお、第4
図で説明した従来例と同一又は相当部分には同じ符号を
付し、説明を省略する。
図において、(12a)はコース設定手段で、従来のコ
ース設定手段(12)と同様の機能を備える外に、「自動
温風」コース(図示せず)と布団冷却温度選択スイッチ
(図示せず)とが設けられている。そのコースを設定す
ると共に、布団冷却温度選択スイッチで例えば「熱
め」、「普通」、「温め」のうちいずれか1つを選択し
た場合には、第3図に示すように布団乾燥時間で布団
(9)を乾燥させ、時間経過後には布団温度制御時間で
スイッチの選択に基づいた制御温度でその布団(9)を
暖めるようになっている。布団乾燥時間と布団温度制御
時間とはこのコース設定手段(12a)に予め設定されて
いると共に、布団冷却温度選択スイッチの選択に対応し
て制御温度が設定されている。
(13a)は温風制御手段で、従来の機能を備える外
に、「自動温風」コースの設定と布団冷却温度選択スイ
ッチの選択に基づいて、加熱量制御手段(14)と送風制
御手段(15)とを制御する。
次に、動作を第1図及び第2図に基づいて説明する。
まず、操作手段(11)で運転キーを選択し、次いでコー
ス設定手段(12a)で「自動温風」コースを設定し(S
1)、そして布団冷却温度選択スイッチで例えば「温
め」を選択すると(S2)、そのコース設定手段(12a)
は、操作手段(11)の運転キーの選択に基づいた温度を
設定すると共に、その設定温度に対応する温度指令を温
風制御手段(13a)に送出する(S3)(S4)。また、こ
の時、予め設定されている布団乾燥時間を設定してその
時間のカウントを開始する(S5)。指令を入力した温風
制御手段(13a)は、加熱量制御手段(14)と送風制御
手段(15)とを制御して、ヒータ(2)を加熱させると
共にファン(3)を運転して温風を発生させ、布団
(9)を乾燥させる。この時、この温風制御手段(13
a)は、ヒータ(2)とファン(3)とを運転させて発
生した温風の温度を、コース設定手段(12a)で設定さ
れた温度と同一温度になるように加熱量制御手段(14)
を制御する。コース設定手段(12a)に設定されている
時間がタイムアップすると(S6)、そのコース設定手段
(12a)は、布団冷却温度選択スイッチの選択が「熱
め」、「普通」、「温め」のうちいずれであるかを判断
する(S7)。この場合、「温め」が選択されているた
め、それに対応した制御温度を設定して(S12)、その
設定温度に対応する制御温度指令を温風制御手段(13
a)に送出する(S13)。このとき同時に布団温度制御時
間を設定してその時間のカウントを開始する(S14)。
指令を入力した温風制御手段(13a)は、その指令に基
づいて加熱量制御手段(14)を制御してヒータ(2)の
加熱量を低下させると共に、加熱量の低下により得られ
る風温判定手段(17)からの温風温度を、その制御温度
と同一温度になるようにヒータ(2)の加熱量を逐次制
御する。そして、カウント時間がタイムアップすると
(S15)、コース設定手段(12a)は、温風制御手段(13
a)に制御停止指令を出して(S16)、布団乾燥機本体
(1)を停止させ動作を終了する。この制御により、第
3図に示すような温度特性となる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、自動温風コースのコ
ース選択スイッチが設定されていると共に、複数の布団
冷却温度選択スイッチのうちいずれか1つが選択されて
いると、温度管理手段は、布団を乾燥さた後に布団冷却
温度選択スイッチの選択に基づいた制御温度でその布団
を暖めるようにしたので、利用者の好みに応じた寝床温
度を提供できるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図のコース設定手段の動作を示すフローチャー
ト、第3図はこの発明の温度特性図、第4図は従来の布
団乾燥機のシステムを示すブロック図、第5図は従来の
コース設定手段の動作を示すフローチャート、第6図及
び第7図は従来の布団乾燥機の温度特性図である。 図において、(1)は布団乾燥機本体、(2)はヒー
タ、(3)はファン、(4),(5)はサーミスタ、
(9)は布団、(11)は操作手段、(12a)はコース設
定手段、(13a)は温風制御手段、(14)は加熱量制御
手段、(15)は送風制御手段、(16)は風温測定手段、
(17)は風温判定手段である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲見 淳一 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 梶原 篤 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/00 D06F 58/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも布団乾燥後、所定の温度に布団
    を冷却する自動温風コースを有するコース選択スイッチ
    と、 前記自動温風コースにおける布団冷却温度を複数の設定
    温度の中から一つ選択するための布団冷却温度選択スイ
    ッチと、 前記コース選択スイッチにより自動温風コースが選択さ
    れているときには、布団乾燥を所定時間行った後、布団
    乾燥時より低い前記布団冷却温度選択スイッチで選択さ
    れた所定温度で布団を冷却するよう制御温度をシーケン
    ス的に送出する温度管理手段と、 該温度管理手段からの制御温度が入力され、該制御温度
    を基準値としてヒータを加熱制御すると共にファンを運
    転する温風制御手段と を備えたことを特徴とする布団乾燥機。
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